JP3139748U - 床材剥離装置 - Google Patents
床材剥離装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3139748U JP3139748U JP2007009557U JP2007009557U JP3139748U JP 3139748 U JP3139748 U JP 3139748U JP 2007009557 U JP2007009557 U JP 2007009557U JP 2007009557 U JP2007009557 U JP 2007009557U JP 3139748 U JP3139748 U JP 3139748U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- floor
- floor material
- respect
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Abstract
【課題】 床材が敷設され形成された床面から該床材を容易かつ迅速に剥離することができる床材剥離装置を提供する。
【解決手段】基礎層の上面の少なくとも一部に床材が敷設され形成された床面を走行する走行装置に取り付けられ、該床面に対して移動することで該床材を基礎層から剥離する床材剥離装置であって、走行装置に取り付けられる本体部と、該床材に接触して該床面に対して移動することで該床材を基礎層から剥離する、本体部に支持される刃物と、を備えてなり、走行装置に対する刃物の相対的位置が調節可能なものである、床材剥離装置である。
【選択図】 図1
【解決手段】基礎層の上面の少なくとも一部に床材が敷設され形成された床面を走行する走行装置に取り付けられ、該床面に対して移動することで該床材を基礎層から剥離する床材剥離装置であって、走行装置に取り付けられる本体部と、該床材に接触して該床面に対して移動することで該床材を基礎層から剥離する、本体部に支持される刃物と、を備えてなり、走行装置に対する刃物の相対的位置が調節可能なものである、床材剥離装置である。
【選択図】 図1
Description
本考案は、床材剥離装置に関し、より詳細には、基礎層の上面の少なくとも一部に床材が敷設され形成された床面から該床材を基礎層から効果的に剥離することができる床材剥離装置に関する。
床材は、十分な強度を有する基礎層(例えば、コンクリート層や鋼板)の上面に敷設されることで床面を形成するのに広く用いられてきた(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、「従来より、コンクリート面などの床面に、各種の床材が敷設されている。かかる床材は、その施工方法の観点から、接着剤を介して床面に接着される床材と、接着剤を用いずに床面に置いていく置敷タイプの床材と、に大別できる。置敷タイプの床材は、施工後、床面から容易に引き剥がすことができるが、接着タイプの床材は、施工後、器具を全く用いないで床面から引き剥がすことは困難であ」(特許文献1、段落番号0002)ることに鑑み、「床材や接着剤などの床面付着物を容易に剥離することができるように改良された床面付着物剥離具を提供すること」(特許文献1、段落番号0005)を目的としてなされたものであり、具体的には、「長状部材と、長状部材の先端部に設けられた剥離刃と、長状部材の長手方向中途部に突設された突起部と、を有する床面付着物剥離具」(特許文献1、段落番号0006)であり、これによって「上記床面付着物剥離具は、長状部材の後端部を持ち、長状部材の先端部に設けられた剥離刃を床材等の床面付着物と床面の間に差し込み、突起部を床面に当てながら長状部材の後端部を床面側に押し下げることにより、突起部が支点となって剥離刃を上方に持ち上げることができる。このように剥離刃が持ち上がることにより、床面に対して付着物を剥離する又は付着物を割ることができる。床材等を部分的に剥離した後、床面付着物剥離具の剥離刃を、更に未剥離の付着物と床面の間に進入させ、同様にして、突起部を支点として長状部材の後端部を床面側へ押し下げることにより、未剥離の付着物を連続して剥離できる。尚、長状部材の後端部から突起部までの長さを、突起部から長状部材の先端部までの長さよりも長く形成すれば、梃子の原理により、比較的小さい力で以て剥離刃を持ち上げることができる。」(特許文献1、段落番号0007)ものが開示されている。
特許文献1には、「従来より、コンクリート面などの床面に、各種の床材が敷設されている。かかる床材は、その施工方法の観点から、接着剤を介して床面に接着される床材と、接着剤を用いずに床面に置いていく置敷タイプの床材と、に大別できる。置敷タイプの床材は、施工後、床面から容易に引き剥がすことができるが、接着タイプの床材は、施工後、器具を全く用いないで床面から引き剥がすことは困難であ」(特許文献1、段落番号0002)ることに鑑み、「床材や接着剤などの床面付着物を容易に剥離することができるように改良された床面付着物剥離具を提供すること」(特許文献1、段落番号0005)を目的としてなされたものであり、具体的には、「長状部材と、長状部材の先端部に設けられた剥離刃と、長状部材の長手方向中途部に突設された突起部と、を有する床面付着物剥離具」(特許文献1、段落番号0006)であり、これによって「上記床面付着物剥離具は、長状部材の後端部を持ち、長状部材の先端部に設けられた剥離刃を床材等の床面付着物と床面の間に差し込み、突起部を床面に当てながら長状部材の後端部を床面側に押し下げることにより、突起部が支点となって剥離刃を上方に持ち上げることができる。このように剥離刃が持ち上がることにより、床面に対して付着物を剥離する又は付着物を割ることができる。床材等を部分的に剥離した後、床面付着物剥離具の剥離刃を、更に未剥離の付着物と床面の間に進入させ、同様にして、突起部を支点として長状部材の後端部を床面側へ押し下げることにより、未剥離の付着物を連続して剥離できる。尚、長状部材の後端部から突起部までの長さを、突起部から長状部材の先端部までの長さよりも長く形成すれば、梃子の原理により、比較的小さい力で以て剥離刃を持ち上げることができる。」(特許文献1、段落番号0007)ものが開示されている。
上記した特許文献1に開示の床面付着物剥離具は、「剥離具1の把持部7を持ち、床面に接着剤を介して敷き詰められた床材の目地部分に剥離具1の剥離刃3の先端を嵌め入れ、剥離刃3の先端を床材と床面の間に差し込む。次に、図4(a)に示すように、長状部材2を押し込むことにより、剥離刃3を床材10の接着剤11と床面12の間に深く進入させる。長状部材2は、比較的長く形成され、更に突起部5が設けられているので長状部材2の先端側が重くいため、該床材10と床面12間への押し込みやすい。そして、床面上に突起部5の突出頂部51を当てながら長状部材2の後端部を床面側に押し下げることにより、図4(b)に示すように、突起部5が支点となり、剥離刃3を上方に持ち上げることができる。このように剥離刃3を持ち上げることにより、床面12に対して床材10を剥離する又は床材10を割ることができる。床材10を部分的に剥離した後、更に同様にして長状部材2を押し込み、剥離刃3を未剥離の床材10と床面12の間に進入させ、突起部5を支点として長状部材2の後端部を床面側へ押し下げることにより、未剥離の床材10を連続して剥離できる。」(特許文献1、段落番号0020)といったように、作業員が特許文献1の床面付着物剥離具を手で把持して作業を行うことを要するものであり、やはり難儀で手間のかかる剥離作業を強いるものであった。
そこで、本考案では、床材が敷設され形成された床面から該床材を容易かつ迅速に剥離することができる床材剥離装置を提供することを目的とする。
本考案の床材剥離装置(以下、「本装置」という。)は、基礎層の上面の少なくとも一部に床材が敷設され形成された床面を走行する走行装置に取り付けられ、該床面に対して移動することで該床材を基礎層から剥離する床材剥離装置であって、走行装置に取り付けられる本体部と、該床材に接触して該床面に対して移動することで該床材を基礎層から剥離する、本体部に支持される刃物と、を備えてなり、走行装置に対する刃物の相対的位置が調節可能なものである、床材剥離装置である。
本装置は、基礎層の上面の少なくとも一部に床材が敷設され形成された床面において、床材を基礎層から剥離するために用いられる。ここに基礎層の上面の少なくとも一部に床材が敷設され形成された床面とは、コンクリート層や鋼板等のような十分な強度を有する基礎層の上面の少なくとも一部(無論、全部でもよい)に床材の下面が面するように該少なくとも一部に床材が敷かれて形成されて形成された床面であればよく、基礎層の上面の該少なくとも一部と床材の下面とが固定されているか否かは問わない(即ち、基礎層の上面の該少なくとも一部と床材の下面とが接着、融着、固定具(例えば、釘、ネジ、ステープラー、面ファスナー等を例示できる。)、互いに嵌合又は係合する凹部と凸部等によって固定等されている場合と、基礎層の上面の該少なくとも一部に床材を単に載置し固定していない場合と、のいずれも含む。)。
本装置は、基礎層の上面の少なくとも一部に床材が敷設され形成された床面を走行する走行装置に取り付けられる。走行装置は、該床面(上面)に沿って走行可能なものであればよく、何ら限定されるものではないが、後述する如く、走行装置に取り付けられる本装置を床面に対して移動させることで床材を基礎層から剥離するための十分な推進力を有することが好ましく、かかる点からは、例えば、ドーザー、ブルドーザー、ユンボ、バックホー、パワーショベル等を例示することができる。
本装置は、基礎層の上面の少なくとも一部に床材が敷設され形成された床面を走行する走行装置に取り付けられる。走行装置は、該床面(上面)に沿って走行可能なものであればよく、何ら限定されるものではないが、後述する如く、走行装置に取り付けられる本装置を床面に対して移動させることで床材を基礎層から剥離するための十分な推進力を有することが好ましく、かかる点からは、例えば、ドーザー、ブルドーザー、ユンボ、バックホー、パワーショベル等を例示することができる。
本装置は、本体部と刃物とを備えてなる。
本体部は、床面を走行する走行装置に取り付けられる。
刃物は、基礎層の上面に敷設された床材に接触した状態で床面に対して移動することで該床材を基礎層から剥離することができるものであればよく何ら限定されるものではないが、例えば、線分に沿って形成された刃先を先端に有する平板状部材を例示することができ、かかる平板状部材であれば該刃先を床材と基礎層との間に挿入して先端方向に向かって床面に対して移動させれば床材を基礎層から剥離することができる。刃物は本体部に支持されるので、本体部が走行装置に取り付けられた状態で走行装置が床面を走行すれば、刃物も床面に対して移動する
そして、本装置においては、走行装置に対する刃物の相対的位置が調節可能であるので、刃物が、床材に接触して床面に対して移動することで床材を基礎層からうまく剥離することができるよう位置するように走行装置に対する刃物の相対的位置を調節することができる。
このように、本装置によれば、本体部を走行装置に取り付け、刃物が床材に接触して床面に対して移動(走行装置の走行に伴う移動)することで床材を基礎層からうまく剥離することができるよう走行装置に対する刃物の相対的位置を調節し、走行装置を床面を走行させることで、本装置が床面に対して移動し、刃物が床材に接触して床面に対して移動し床材を基礎層から効果的に剥離することができる。即ち、本装置は、走行装置の推進力によって、床面から床材を容易かつ迅速に剥離することができる。
本体部は、床面を走行する走行装置に取り付けられる。
刃物は、基礎層の上面に敷設された床材に接触した状態で床面に対して移動することで該床材を基礎層から剥離することができるものであればよく何ら限定されるものではないが、例えば、線分に沿って形成された刃先を先端に有する平板状部材を例示することができ、かかる平板状部材であれば該刃先を床材と基礎層との間に挿入して先端方向に向かって床面に対して移動させれば床材を基礎層から剥離することができる。刃物は本体部に支持されるので、本体部が走行装置に取り付けられた状態で走行装置が床面を走行すれば、刃物も床面に対して移動する
そして、本装置においては、走行装置に対する刃物の相対的位置が調節可能であるので、刃物が、床材に接触して床面に対して移動することで床材を基礎層からうまく剥離することができるよう位置するように走行装置に対する刃物の相対的位置を調節することができる。
このように、本装置によれば、本体部を走行装置に取り付け、刃物が床材に接触して床面に対して移動(走行装置の走行に伴う移動)することで床材を基礎層からうまく剥離することができるよう走行装置に対する刃物の相対的位置を調節し、走行装置を床面を走行させることで、本装置が床面に対して移動し、刃物が床材に接触して床面に対して移動し床材を基礎層から効果的に剥離することができる。即ち、本装置は、走行装置の推進力によって、床面から床材を容易かつ迅速に剥離することができる。
本装置においては、走行装置に対する刃物の相対的位置を調節することにより、床面に対する刃物の高さが調節可能なものであってもよい。
刃物が床材に接触して床面に対して移動することで床材を基礎層から円滑に剥離するためには、床面に対する刃物の高さが重要である(例えば、刃先を床材と基礎層との間にうまく挿入する必要があるような場合)。このため床材を基礎層から円滑に剥離するためには、床面に対する刃物の高さを調節可能にしてもよい。
なお、「床面に対する刃物の高さ」とは、床材を基礎層から剥離するために床材に接触する刃物の部分(通常、刃先)が存する、床面に対する垂直方向の位置をいう。
刃物が床材に接触して床面に対して移動することで床材を基礎層から円滑に剥離するためには、床面に対する刃物の高さが重要である(例えば、刃先を床材と基礎層との間にうまく挿入する必要があるような場合)。このため床材を基礎層から円滑に剥離するためには、床面に対する刃物の高さを調節可能にしてもよい。
なお、「床面に対する刃物の高さ」とは、床材を基礎層から剥離するために床材に接触する刃物の部分(通常、刃先)が存する、床面に対する垂直方向の位置をいう。
本装置においては、走行装置に対する刃物の相対的位置を調節することにより、床面に対する刃物の角度が調節可能なものであってもよい。
刃物が床材に接触して床面に対して移動することで床材を基礎層から円滑に剥離するためには、床面に対する刃物の角度が通常重要である(例えば、刃先を床材と基礎層との間に挿入して刃先方向に移動する場合に、床材を剥離させるような力をうまく床材に加えるような刃物の角度とされることが好ましい。)。このため床材を基礎層から円滑に剥離するためには、床面に対する刃物の角度を調節可能にしてもよい。
なお、「床面に対する刃物の角度」とは、走行装置の前進方向と平行であると共に床面に対して垂直な平面に刃物を投影したとき、刃物の重心と刃先とを含む直線が床面に対してなす角度をいう。
刃物が床材に接触して床面に対して移動することで床材を基礎層から円滑に剥離するためには、床面に対する刃物の角度が通常重要である(例えば、刃先を床材と基礎層との間に挿入して刃先方向に移動する場合に、床材を剥離させるような力をうまく床材に加えるような刃物の角度とされることが好ましい。)。このため床材を基礎層から円滑に剥離するためには、床面に対する刃物の角度を調節可能にしてもよい。
なお、「床面に対する刃物の角度」とは、走行装置の前進方向と平行であると共に床面に対して垂直な平面に刃物を投影したとき、刃物の重心と刃先とを含む直線が床面に対してなす角度をいう。
本装置においては、走行装置に対する刃物の相対的位置を調節することにより、床面に対する刃物の高さと、床面に対する刃物の角度と、が調節可能なもの(以下、「高さ角度調節可能本装置」という。)であってもよい。
上述の如く、刃物が床材に接触して床面に対して移動することで床材を基礎層から円滑に剥離するためには、床面に対する刃物の高さと、床面に対する刃物の角度と、が重要である。このため床材を基礎層から一層円滑に剥離するためには、該高さと該角度との両方を調節可能にしてもよい。
上述の如く、刃物が床材に接触して床面に対して移動することで床材を基礎層から円滑に剥離するためには、床面に対する刃物の高さと、床面に対する刃物の角度と、が重要である。このため床材を基礎層から一層円滑に剥離するためには、該高さと該角度との両方を調節可能にしてもよい。
高さ角度調節可能本装置の場合、本体部が、走行装置に取り付けられる取付部と、取付部に対して一端側が回動可能に取り付けられると共に他端側に刃物が取り付けられ、取付部に対する該回動により前記高さと前記角度とが調節可能な回動部と、取付部に対して回動部を回動させる駆動部と、を有してなるものであってもよい。
こうすることで、走行装置に取り付けられた取付部に、回動部の一端側が回動可能に取り付けられる。そして、回動部の他端側に刃物が取り付けられる。駆動部は取付部に対して回動部を該一端側を中心に回動させ、その回動部の取付部に対する回動により、床面に対する刃物の高さと、床面に対する刃物の角度と、が調節できる。このため駆動部による取付部に対する回動部の回動により、該高さと該角度とが簡単かつ確実に調節できる。
こうすることで、走行装置に取り付けられた取付部に、回動部の一端側が回動可能に取り付けられる。そして、回動部の他端側に刃物が取り付けられる。駆動部は取付部に対して回動部を該一端側を中心に回動させ、その回動部の取付部に対する回動により、床面に対する刃物の高さと、床面に対する刃物の角度と、が調節できる。このため駆動部による取付部に対する回動部の回動により、該高さと該角度とが簡単かつ確実に調節できる。
本装置においては、走行装置に対する刃物の相対的位置を調節することにより、走行装置の走行方向に対して横方向への刃物の位置を調節可能なもの(以下、「横方向調節可能本装置」という。)であってもよい。
このように走行装置の走行方向(前進方向)に対して横方向への刃物の位置を調節することで、走行装置の走行位置に対して横方向のどの位置の床材を基礎層から剥離するかを選択することができ便利である。
なお、「走行装置の走行方向に対して横方向」とは、走行装置が真っ直ぐ前進するとき走行装置の重心から床面に下ろした足が描く軌跡である線分に対して垂直な床面に存する直線(以下、「横方向直線」という。)に平行な方向をいう。「走行装置の走行方向に対して横方向への刃物の位置」とは、刃物(刃先)から横方向直線に下ろした足の位置をいう。
このように走行装置の走行方向(前進方向)に対して横方向への刃物の位置を調節することで、走行装置の走行位置に対して横方向のどの位置の床材を基礎層から剥離するかを選択することができ便利である。
なお、「走行装置の走行方向に対して横方向」とは、走行装置が真っ直ぐ前進するとき走行装置の重心から床面に下ろした足が描く軌跡である線分に対して垂直な床面に存する直線(以下、「横方向直線」という。)に平行な方向をいう。「走行装置の走行方向に対して横方向への刃物の位置」とは、刃物(刃先)から横方向直線に下ろした足の位置をいう。
横方向調節可能本装置の場合、本体部が、走行装置に取り付けられる第1部分と、刃物を支持する第2部分と、第1部分と第2部分とのいずれか一方に前記横方向に長手方向が沿うよう取り付けられたスライド支持部材と、スライド支持部材に外嵌され該長手方向にスライド自在な該いずれか他方に取り付けられた外嵌部材と、を有してなるものであってもよい。
こうすることで第1部分が走行装置に取り付けられると共に、第2部分が刃物を支持する。そして、スライド支持部材は前記横方向に長手方向が沿うよう取り付けられ、外嵌部材はスライド支持部材に外嵌されスライド支持部材に対して該長手方向(前記横方向)にスライド自在であるので、スライド支持部材が取り付けられた前記一方に対し、外嵌部材が取り付けられた前記他方は該長手方向(前記横方向)にスライド自在である。前記一方が第1部分であれば前記他方は第2部分であり、逆に、前記一方が第2部分であれば前記他方は第1部分であるので、第1部分が取り付けられる走行装置に対し第2部分が支持する刃物は該長手方向(前記横方向)にスライド自在であり、スライド支持部材とそれに外嵌された外嵌部材という簡単な構成により走行装置の走行方向に対して横方向への刃物の位置を調節できる。
こうすることで第1部分が走行装置に取り付けられると共に、第2部分が刃物を支持する。そして、スライド支持部材は前記横方向に長手方向が沿うよう取り付けられ、外嵌部材はスライド支持部材に外嵌されスライド支持部材に対して該長手方向(前記横方向)にスライド自在であるので、スライド支持部材が取り付けられた前記一方に対し、外嵌部材が取り付けられた前記他方は該長手方向(前記横方向)にスライド自在である。前記一方が第1部分であれば前記他方は第2部分であり、逆に、前記一方が第2部分であれば前記他方は第1部分であるので、第1部分が取り付けられる走行装置に対し第2部分が支持する刃物は該長手方向(前記横方向)にスライド自在であり、スライド支持部材とそれに外嵌された外嵌部材という簡単な構成により走行装置の走行方向に対して横方向への刃物の位置を調節できる。
本装置においては、本体部が走行装置に着脱自在に取り付けられるもの(以下、「着脱自在本装置」という。)であってもよい。
こうすることで、床材を基礎層から剥離する必要があるときに走行装置に本装置を装着し床材を剥離すると共に、床材を基礎層から剥離する必要がないときに走行装置から本装置を取り外すことができる。このため走行装置を床材を剥離する作業以外にも汎用でき、そして本装置を様々な走行装置に取り付け用いることができる。
こうすることで、床材を基礎層から剥離する必要があるときに走行装置に本装置を装着し床材を剥離すると共に、床材を基礎層から剥離する必要がないときに走行装置から本装置を取り外すことができる。このため走行装置を床材を剥離する作業以外にも汎用でき、そして本装置を様々な走行装置に取り付け用いることができる。
着脱自在本装置の場合、走行装置が、前面に突出するブレードを有する自動車であり、本体部が、該ブレードに着脱自在に取り付けられるものであってもよい。
走行装置としては、床材を基礎層から剥離するための十分な推進力を有することからは、例えば、ドーザー、ブルドーザー、ユンボ、バックホー、パワーショベル等の自動車を例示できるが、これらの自動車は、土砂を押し動かしたり土砂を押し固めるためのブレード(排土板とも呼ばれる)を有することが多い。ブレードは、通常、これらの自動車の前面から突出するよう、十分な強度をもって配設されているので、本装置の本体部をブレードにうまく着脱自在に取り付けることができると共に、床材を基礎層から剥離するのに十分な力を本装置に与えることができる。
走行装置としては、床材を基礎層から剥離するための十分な推進力を有することからは、例えば、ドーザー、ブルドーザー、ユンボ、バックホー、パワーショベル等の自動車を例示できるが、これらの自動車は、土砂を押し動かしたり土砂を押し固めるためのブレード(排土板とも呼ばれる)を有することが多い。ブレードは、通常、これらの自動車の前面から突出するよう、十分な強度をもって配設されているので、本装置の本体部をブレードにうまく着脱自在に取り付けることができると共に、床材を基礎層から剥離するのに十分な力を本装置に与えることができる。
本装置は、それ単独で製造や販売等されてよく、かかる場合には本装置を走行装置に取り付けることで、本装置が走行装置に取り付けられてなる床材剥離機械を構成することができる。また、本装置は走行装置に取り付けられた状態の床材剥離機械として製造や販売等がされてもよい。
本考案の実施の形態を図面を参照して詳述するが、本考案はこれに限定されるものではない。
図1は、一例の本考案の床材剥離装置(本装置)11を示す左側面図であり、図2は本装置11を示す正面図(図1中、矢印A方向から見たところを示している。)であり、そして図3は、本装置11の分解図(図1と同様の方向から見ている。なお、理解を容易にするため、組み立てられた際、対応する代表的位置を点線にて結んでいる。)である。ここでは図1乃至図3は、走行装置(自動車)たる小型ブルドーザー(図示せず)が有する前面に突出するブレード101に取り付けられる本装置11を示している。
図1乃至図3を参照して、本装置11について説明する。
なお、図中、上方向(鉛直上方向)を矢印B1にて、そして下方向(鉛直下方向)を矢印B2にて、それぞれ示した。
図1乃至図3を参照して、本装置11について説明する。
なお、図中、上方向(鉛直上方向)を矢印B1にて、そして下方向(鉛直下方向)を矢印B2にて、それぞれ示した。
走行装置(自動車)たる小型ブルドーザー(図示せず)が前面に突出するように有するブレード101は、排土板として機能するものであり、図3に示すように前面101aは横方向(図3が表す面に対して垂直方向。図2中、矢印Eにて示す。)に長い略長方形をしており、後面101bが支持棒103の先端に取り付けられている。支持棒103の基端は、図示しない該小型ブルドーザー本体により支持されており、支持棒103とその先端に取り付けられたブレード101とによってブレード装置105が形成されている。ブレード101を含めブレード装置105は、該小型ブルドーザー(不図示)の走行(移動)に伴って一緒に移動する。なお、このような該小型ブルドーザーは、種々の用途に応じて多用されているが、一例としては、実開平4−22546号の第1図に示されたような小型ショベル10を例示できる(ブレード101は、この実開平4−22546号の第1図においては排土板13に該当する。)。
ブレード101は、前述のように、横方向に長い略長方形をした前面101aと、上部に凹部101c(図3参照)が形成された後面101bと、を有し、全体としては横方向に長い略直方体形状を有している。
ブレード101は、前述のように、横方向に長い略長方形をした前面101aと、上部に凹部101c(図3参照)が形成された後面101bと、を有し、全体としては横方向に長い略直方体形状を有している。
本装置11は、大まかには、ブレード101に着脱自在に取り付けられる脱着部21と、脱着部21に対して横方向(図2中、矢印Eにて示した)にスライド可能なスライド部41と、スライド部41に回動可能に基端側が取り付けられた支持腕部61と、スライド部41に対して支持腕部61を回動させる油圧シリンダー81と、支持腕部61の先端側に取り付けられた刃物91と、を備えてなる。
脱着部21は、両主表面が略長方形をした背面板23(図2及び図3を参照)と、背面板23の両側に(略直交するよう)取り付けられた一対の側面板25、27と、ブレード101の下面101d(図3参照)に面するよう(当接可能)背面板23及び側面板25、27に取り付けられた下端突出縁部29と、ブレード101の上面101f(図3参照)に面するよう(当接可能)背面板23及び側面板25、27に取り付けられた上端突出縁部31と、上端突出縁部31に刻設された雌ねじ(図示せず)に軸部に刻設された雄ねじが螺合した一対の固定ボルト33と、側面板25と一体に形成された上下一対の棒支持部26a、26bと、側面板27と一体に形成された上下一対の棒支持部28a、28bと、棒支持部26aと棒支持部28aとによって両端が支持された真っ直ぐな丸棒である上部棒35a(長手方向が横方向(図2中、矢印E)に略平行である。)と、棒支持部26bと棒支持部28bとによって両端が支持された真っ直ぐな丸棒である下部棒35b(長手方向が横方向(図2中、矢印E)に略平行である。上部棒35aと略平行である。)と、背面板23、側面板25、27、上端突出縁部31及び下端突出縁部29により取り囲まれて形成される収容空間39(図3参照)にブレード101が収容される際(図1の状態)にブレード101の凹部101cに先端38aが嵌入されるように上端突出縁部31に取り付けられた係合部38と、を有してなる。
このような脱着部21は、背面板23、側面板25、27、上端突出縁部31及び下端突出縁部29により取り囲まれて形成される収容空間39に、図1に示すようにブレード101の前面部分をうまく収容できる形状及び寸法とされている。収容空間39に収容されたブレード101は、これら背面板23、側面板25、27、上端突出縁部31及び下端突出縁部29に当接することに加え、ブレード101の凹部101cに係合部38の先端38aが嵌入され、固定ボルト33の軸部の先端(ここでは下端)が上面101fに当接するよう固定ボルト33を締め付けることにより、図1に示す如く脱着部21に十分な強度で着脱自在に取り付けられる。
このような脱着部21は、背面板23、側面板25、27、上端突出縁部31及び下端突出縁部29により取り囲まれて形成される収容空間39に、図1に示すようにブレード101の前面部分をうまく収容できる形状及び寸法とされている。収容空間39に収容されたブレード101は、これら背面板23、側面板25、27、上端突出縁部31及び下端突出縁部29に当接することに加え、ブレード101の凹部101cに係合部38の先端38aが嵌入され、固定ボルト33の軸部の先端(ここでは下端)が上面101fに当接するよう固定ボルト33を締め付けることにより、図1に示す如く脱着部21に十分な強度で着脱自在に取り付けられる。
スライド部41は、両主表面が略長方形をした背面板43(図2及び図3を参照)と、背面板43の両側に(背面板43に対して略直交するよう)取り付けられた一対の側面板45、47と、一対の側面板45、47によって両端が支持された真っ直ぐな丸棒である回動軸棒49(長手方向が横方向(図2中、矢印E)に略平行である。)と、油圧シリンダー81の一端(ここでは上端)を軸支する一端軸支部51(背面板43の上部に取り付けられた一対の支持板53a、53bと、支持板53a、53bによって両端が支持された真っ直ぐな丸棒である支持棒53c(長手方向が横方向(図2中、矢印E)に略平行である。)と、を含んで構成されている。)と、を有してなる。側面板45は、上部棒35aをスライド自在に貫通させる上部貫通穴45h1(図3参照)と、下部棒35bをスライド自在に貫通させる下部貫通穴45h2(図3参照)と、を有しており、これにより上部棒35a及び下部棒35bに対して横方向(図2中、矢印E)にスライド自在である。側面板45と同様に、側面板47は、上部棒35aをスライド自在に貫通させる上部貫通穴(図にあらわれない)と、下部棒35bをスライド自在に貫通させる下部貫通穴(図にあらわれない)と、を有しており、これにより上部棒35a及び下部棒35bに対して横方向(図2中、矢印E)にスライド自在である。これにより図2に示したようにスライド部41を上部棒35a及び下部棒35bはスライド自在に貫通しているので(側面板45及び側面板47の上部貫通穴を上部棒35aはスライド自在に貫通すると共に、側面板45及び側面板47の下部貫通穴を下部棒35bはスライド自在に貫通する。)、スライド部41は脱着部21に対して横方向(図2中、矢印E)にスライド可能である(なお、このスライドは不意に生じないよう、スライドを禁止する手段(不図示)が設けられている。)。
支持腕部61は、スライド部41の回動軸棒49が回動自在に貫通する貫通孔62(図3参照。なお、腕本体部63bに形成された貫通孔は図に現れないが、図3の腕本体部63aと同様に形成されている。)を基端側に有する一対の板状部材である腕本体部63a、63bと、腕本体部63a、63bを架橋し補強するよう腕本体部63a、63bに両端が取り付けられた補強部材65(図2参照)と、を有してなる。
これにより腕本体部63a、63bの貫通孔62に回動軸棒49が回動自在に内嵌された状態(図1及び図2)においては、支持腕部61はスライド部41に対して回動軸棒49を中心に回動自在(回動方向を図1中、矢印Kにて示す。)である。
これにより腕本体部63a、63bの貫通孔62に回動軸棒49が回動自在に内嵌された状態(図1及び図2)においては、支持腕部61はスライド部41に対して回動軸棒49を中心に回動自在(回動方向を図1中、矢印Kにて示す。)である。
刃物91は、両主表面とも略長方形をした板状の部材から形成されており、その両主表面のうち一方(下面93)が形成する該略長方形の一辺に沿って刃先95が形成されている。刃物91は、刃先95が横方向(図2中、矢印E)と略平行となるよう支持腕部61の腕本体部63a、63bの先端側に上面97が取り付けられている。刃物91は、床面201(図1参照)に対する刃物91の角度Pが所定の角度を保った状態で前進(図1及び図2中、矢印J方向)すると床面201に貼着された床材203を基礎層205(ここではコンクリート層)から剥離することができるものである。
一方、刃物91の上面97には、油圧シリンダー81の他端(ここでは下端)を軸支する他端軸支部98が形成されている。他端軸支部98は、刃先95に近い上面97に取り付けられた一対の支持板98a、98bと、支持板98a、98bによって両端が支持された真っ直ぐな丸棒である支持棒98c(長手方向が横方向(図2中、矢印E)に略平行である。)と、を含んで構成されている。
一方、刃物91の上面97には、油圧シリンダー81の他端(ここでは下端)を軸支する他端軸支部98が形成されている。他端軸支部98は、刃先95に近い上面97に取り付けられた一対の支持板98a、98bと、支持板98a、98bによって両端が支持された真っ直ぐな丸棒である支持棒98c(長手方向が横方向(図2中、矢印E)に略平行である。)と、を含んで構成されている。
油圧シリンダー81は、油圧ユニット(不図示)から油圧チューブ(不図示)を経て供給される加圧油により、一端83(上端)と他端85(下端)との間が伸縮する。具体的には、該油圧ユニットからの加圧油の圧力を高めることで一端83(上端)と他端85(下端)との間が伸びると共に、該油圧ユニットからの加圧油の圧力を下げることで一端83(上端)と他端85(下端)との間が縮まる。
油圧シリンダー81の一端83には、支持棒53cを回動自在に内嵌する嵌入孔83h(図3参照)が穿設されていると共に、油圧シリンダー81の他端85には、支持棒98cを回動自在に内嵌する嵌入孔85h(図3参照)が穿設されている。
嵌入孔83hに支持棒53cを内嵌すると共に嵌入孔85hに支持棒98cを内嵌することで油圧シリンダー81は取り付けられており、油圧シリンダー81に供給する加圧油の圧力を増減させることで(一端83(上端)と他端85(下端)との間を伸縮させ)スライド部41に対して支持腕部61を回動させることができる。
油圧シリンダー81の一端83には、支持棒53cを回動自在に内嵌する嵌入孔83h(図3参照)が穿設されていると共に、油圧シリンダー81の他端85には、支持棒98cを回動自在に内嵌する嵌入孔85h(図3参照)が穿設されている。
嵌入孔83hに支持棒53cを内嵌すると共に嵌入孔85hに支持棒98cを内嵌することで油圧シリンダー81は取り付けられており、油圧シリンダー81に供給する加圧油の圧力を増減させることで(一端83(上端)と他端85(下端)との間を伸縮させ)スライド部41に対して支持腕部61を回動させることができる。
以上説明した本装置11を用い、床面201に貼着された床材203を基礎層205(ここではコンクリート層)から剥離する方法を簡単に説明する。
第1に、図1及び図2に示すよう、走行装置たる小型ブルドーザーが前面に突出するように有するブレード101に本装置11を取り付ける。具体的には、本装置11の脱着部21が有する収容空間39に、図1に示すようにブレード101の前面部分を収容する。このときブレード101の凹部101cに係合部38の先端38aが嵌入された状態で、固定ボルト33の軸部の先端(下端)が上面101fに当接するよう固定ボルト33を締め付け、ブレード101に脱着部21を確実に取り付ける。
第2に、スライド部41を脱着部21に対して横方向(図2中、矢印E)にスライドさせ、剥離したい床材203に刃物91(刃先95)が位置するよう横方向(図2中、矢印E)の刃物91(刃先95)の位置を調節する(横方向調整)。
第3に、油圧シリンダー81に供給する加圧油の圧力を増減させ(一端83(上端)と他端85(下端)との間を伸縮させ)、スライド部41に対して支持腕部61を回動(矢印K)させて床面201に対する刃物91の高さと刃物91の角度Pとを調節する(高さ角度調整)。
第4に、走行装置たる該小型ブルドーザーを前進(図1及び図2中、矢印J方向)させることで、床面201に対して刃物91を前進(図1及び図2中、矢印J方向)させて床材203を基礎層205から剥離する。
なお、剥離作業が終了した場合は、固定ボルト33を緩めてブレード101から本装置11を取り外すことができる。
また、ここでは本装置11は、理解及び図示を容易にするため、補強のための部材等は適宜省略して図示している。
第1に、図1及び図2に示すよう、走行装置たる小型ブルドーザーが前面に突出するように有するブレード101に本装置11を取り付ける。具体的には、本装置11の脱着部21が有する収容空間39に、図1に示すようにブレード101の前面部分を収容する。このときブレード101の凹部101cに係合部38の先端38aが嵌入された状態で、固定ボルト33の軸部の先端(下端)が上面101fに当接するよう固定ボルト33を締め付け、ブレード101に脱着部21を確実に取り付ける。
第2に、スライド部41を脱着部21に対して横方向(図2中、矢印E)にスライドさせ、剥離したい床材203に刃物91(刃先95)が位置するよう横方向(図2中、矢印E)の刃物91(刃先95)の位置を調節する(横方向調整)。
第3に、油圧シリンダー81に供給する加圧油の圧力を増減させ(一端83(上端)と他端85(下端)との間を伸縮させ)、スライド部41に対して支持腕部61を回動(矢印K)させて床面201に対する刃物91の高さと刃物91の角度Pとを調節する(高さ角度調整)。
第4に、走行装置たる該小型ブルドーザーを前進(図1及び図2中、矢印J方向)させることで、床面201に対して刃物91を前進(図1及び図2中、矢印J方向)させて床材203を基礎層205から剥離する。
なお、剥離作業が終了した場合は、固定ボルト33を緩めてブレード101から本装置11を取り外すことができる。
また、ここでは本装置11は、理解及び図示を容易にするため、補強のための部材等は適宜省略して図示している。
以上の通り本装置11は、基礎層205の上面の少なくとも一部に床材203が敷設され形成された床面201を走行する走行装置(ここでは図示しない小型ブルドーザー)に取り付けられ、該床面201に対して移動することで該床材203を基礎層205から剥離する床材剥離装置であって、走行装置(小型ブルドーザー)に取り付けられる本体部(ここでは脱着部21とスライド部41と支持腕部61と油圧シリンダー81とを有して構成される。)と、該床材203に接触して該床面201に対して移動することで該床材203を基礎層205から剥離する、本体部(脱着部21とスライド部41と支持腕部61と油圧シリンダー81とを有して構成される。)に支持される刃物91と、を備えてなり、走行装置(小型ブルドーザー)に対する刃物91の相対的位置が調節可能(スライド部41の脱着部21に対する横方向(図2中、矢印E)へのスライドや、スライド部41に対する支持腕部61の回動(矢印K)による。)なものである、床材剥離装置である。
そして、走行装置(小型ブルドーザー)に対する刃物91の相対的位置を調節(スライド部41の脱着部21に対する横方向(図2中、矢印E)へのスライドや、スライド部41に対する支持腕部61の回動(矢印K)による。)することにより、床面201に対する刃物91の高さが調節可能(スライド部41に対する支持腕部61の回動(矢印K)による。)なものである。
走行装置(小型ブルドーザー)に対する刃物91の相対的位置を調節(スライド部41の脱着部21に対する横方向(図2中、矢印E)へのスライドや、スライド部41に対する支持腕部61の回動(矢印K)による。)することにより、床面201に対する刃物91の角度が調節可能(スライド部41に対する支持腕部61の回動(矢印K)による。)なものである。
即ち、本装置11は、走行装置(小型ブルドーザー)に対する刃物91の相対的位置を調節(スライド部41の脱着部21に対する横方向(図2中、矢印E)へのスライドや、スライド部41に対する支持腕部61の回動(矢印K)による。)することにより、床面201に対する刃物91の高さと、床面201に対する刃物91の角度と、が調節可能なものである。
走行装置(小型ブルドーザー)に対する刃物91の相対的位置を調節(スライド部41の脱着部21に対する横方向(図2中、矢印E)へのスライドや、スライド部41に対する支持腕部61の回動(矢印K)による。)することにより、床面201に対する刃物91の角度が調節可能(スライド部41に対する支持腕部61の回動(矢印K)による。)なものである。
即ち、本装置11は、走行装置(小型ブルドーザー)に対する刃物91の相対的位置を調節(スライド部41の脱着部21に対する横方向(図2中、矢印E)へのスライドや、スライド部41に対する支持腕部61の回動(矢印K)による。)することにより、床面201に対する刃物91の高さと、床面201に対する刃物91の角度と、が調節可能なものである。
さらに、本装置11においては、本体部(脱着部21とスライド部41と支持腕部61と油圧シリンダー81とを有して構成される。)が、走行装置(小型ブルドーザー)に取り付けられる取付部(脱着部21とスライド部41とを有して構成される。)と、取付部(脱着部21とスライド部41)に対して一端側(基端側)が回動可能(矢印K)に取り付けられると共に他端側(先端側)に刃物91が取り付けられ、取付部(脱着部21とスライド部41)に対する該回動(矢印K)により前記高さと前記角度とが調節可能な回動部たる支持腕部61と、取付部(脱着部21とスライド部41)に対して回動部たる支持腕部61を回動(矢印K)させる駆動部たる油圧シリンダー81と、を有してなる。
さらに、本装置11においては、走行装置(小型ブルドーザー)に対する刃物91の相対的位置を調節(スライド部41の脱着部21に対する横方向(図2中、矢印E)へのスライドや、スライド部41に対する支持腕部61の回動(矢印K)による。)することにより、走行装置(小型ブルドーザー)の走行方向(前進(図1及び図2中、矢印J方向))に対して横方向(図2中、矢印E)への刃物91の位置を調節可能(スライド部41の脱着部21に対する横方向(図2中、矢印E)へのスライドによる。)なものである。
そして、本装置11においては、本体部(脱着部21とスライド部41と支持腕部61と油圧シリンダー81とを有して構成される。)が、走行装置(小型ブルドーザー)に取り付けられる第1部分たる脱着部21と、刃物91を支持する第2部分(ここではスライド部41と支持腕部61と油圧シリンダー81とを有して構成される。)と、第1部分(脱着部21)と第2部分(スライド部41と支持腕部61と油圧シリンダー81)とのいずれか一方(ここでは第1部分たる脱着部21)に前記横方向(図2中、矢印E)に長手方向が沿うよう取り付けられたスライド支持部材(上部棒35a及び下部棒35b)と、スライド支持部材(上部棒35a及び下部棒35b)に外嵌され該長手方向にスライド自在な該いずれか他方(ここでは第2部分(スライド部41と支持腕部61と油圧シリンダー81))に取り付けられた外嵌部材(ここでは上部貫通穴及び下部貫通穴を有する側面板45、47)と、を有してなる。
そして、本装置11においては、本体部(脱着部21とスライド部41と支持腕部61と油圧シリンダー81とを有して構成される。)が、走行装置(小型ブルドーザー)に取り付けられる第1部分たる脱着部21と、刃物91を支持する第2部分(ここではスライド部41と支持腕部61と油圧シリンダー81とを有して構成される。)と、第1部分(脱着部21)と第2部分(スライド部41と支持腕部61と油圧シリンダー81)とのいずれか一方(ここでは第1部分たる脱着部21)に前記横方向(図2中、矢印E)に長手方向が沿うよう取り付けられたスライド支持部材(上部棒35a及び下部棒35b)と、スライド支持部材(上部棒35a及び下部棒35b)に外嵌され該長手方向にスライド自在な該いずれか他方(ここでは第2部分(スライド部41と支持腕部61と油圧シリンダー81))に取り付けられた外嵌部材(ここでは上部貫通穴及び下部貫通穴を有する側面板45、47)と、を有してなる。
さらに、本装置11においては、本体部(脱着部21とスライド部41と支持腕部61と油圧シリンダー81とを有して構成される。)が走行装置(小型ブルドーザー)に着脱自在に取り付けられるものである。
そして、走行装置(小型ブルドーザー)が、前面に突出するブレード101を有する自動車であり、本体部(脱着部21とスライド部41と支持腕部61と油圧シリンダー81とを有して構成される。)が、該ブレード101に着脱自在に取り付けられるものである。
本装置11は走行装置(小型ブルドーザー)に取り付けられることで床材剥離機械を形成する。
そして、走行装置(小型ブルドーザー)が、前面に突出するブレード101を有する自動車であり、本体部(脱着部21とスライド部41と支持腕部61と油圧シリンダー81とを有して構成される。)が、該ブレード101に着脱自在に取り付けられるものである。
本装置11は走行装置(小型ブルドーザー)に取り付けられることで床材剥離機械を形成する。
11 本装置
21 脱着部
23 背面板
25、27 側面板
26a、26b 棒支持部
28a、28b 棒支持部
29 下端突出縁部
31 上端突出縁部
33 固定ボルト
35a 上部棒
35b 下部棒
38 係合部
38a 先端
39 収容空間
41 スライド部
43 背面板
45、47 側面板
45h1 上部貫通穴
45h2 下部貫通穴
49 回動軸棒
51 一端軸支部
53a、53b 支持板
53c 支持棒
61 支持腕部
62 貫通孔
63a、63b 腕本体部
65 補強部材
81 油圧シリンダー
83 一端
83h 嵌入孔
85h 嵌入孔
85 他端
91 刃物
93 下面
95 刃先
97 上面
98 他端軸支部
98a、98b 支持板
98c 支持棒
101 ブレード
101a 前面
101b 後面
101c 凹部
101d 下面
101f 上面
103 支持棒
105 ブレード装置
201 床面
203 床材
205 基礎層
21 脱着部
23 背面板
25、27 側面板
26a、26b 棒支持部
28a、28b 棒支持部
29 下端突出縁部
31 上端突出縁部
33 固定ボルト
35a 上部棒
35b 下部棒
38 係合部
38a 先端
39 収容空間
41 スライド部
43 背面板
45、47 側面板
45h1 上部貫通穴
45h2 下部貫通穴
49 回動軸棒
51 一端軸支部
53a、53b 支持板
53c 支持棒
61 支持腕部
62 貫通孔
63a、63b 腕本体部
65 補強部材
81 油圧シリンダー
83 一端
83h 嵌入孔
85h 嵌入孔
85 他端
91 刃物
93 下面
95 刃先
97 上面
98 他端軸支部
98a、98b 支持板
98c 支持棒
101 ブレード
101a 前面
101b 後面
101c 凹部
101d 下面
101f 上面
103 支持棒
105 ブレード装置
201 床面
203 床材
205 基礎層
Claims (10)
- 基礎層の上面の少なくとも一部に床材が敷設され形成された床面を走行する走行装置に取り付けられ、該床面に対して移動することで該床材を基礎層から剥離する床材剥離装置であって、
走行装置に取り付けられる本体部と、
該床材に接触して該床面に対して移動することで該床材を基礎層から剥離する、本体部に支持される刃物と、を備えてなり、
走行装置に対する刃物の相対的位置が調節可能なものである、床材剥離装置。 - 走行装置に対する刃物の相対的位置を調節することにより、床面に対する刃物の高さが調節可能なものである、請求項1に記載の床材剥離装置。
- 走行装置に対する刃物の相対的位置を調節することにより、床面に対する刃物の角度が調節可能なものである、請求項1に記載の床材剥離装置。
- 走行装置に対する刃物の相対的位置を調節することにより、床面に対する刃物の高さと、床面に対する刃物の角度と、が調節可能なものである、請求項1に記載の床材剥離装置。
- 本体部が、
走行装置に取り付けられる取付部と、
取付部に対して一端側が回動可能に取り付けられると共に他端側に刃物が取り付けられ、取付部に対する該回動により前記高さと前記角度とが調節可能な回動部と、
取付部に対して回動部を回動させる駆動部と、
を有してなる、請求項4に記載の床材剥離装置。 - 走行装置に対する刃物の相対的位置を調節することにより、走行装置の走行方向に対して横方向への刃物の位置を調節可能なものである、請求項1乃至5のいずれか1に記載の床材剥離装置。
- 本体部が、
走行装置に取り付けられる第1部分と、
刃物を支持する第2部分と、
第1部分と第2部分とのいずれか一方に前記横方向に長手方向が沿うよう取り付けられたスライド支持部材と、
スライド支持部材に外嵌され該長手方向にスライド自在な該いずれか他方に取り付けられた外嵌部材と、
を有してなる、請求項6に記載の床材剥離装置。 - 本体部が走行装置に着脱自在に取り付けられるものである、請求項1乃至7のいずれか1に記載の床材剥離装置。
- 走行装置が、前面に突出するブレードを有する自動車であり、
本体部が、該ブレードに着脱自在に取り付けられるものである、請求項8に記載の床材剥離装置。 - 請求項1乃至9のいずれか1に記載の床材剥離装置が走行装置に取り付けられてなる、床材剥離機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007009557U JP3139748U (ja) | 2007-12-12 | 2007-12-12 | 床材剥離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007009557U JP3139748U (ja) | 2007-12-12 | 2007-12-12 | 床材剥離装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3139748U true JP3139748U (ja) | 2008-02-28 |
Family
ID=43289935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007009557U Expired - Fee Related JP3139748U (ja) | 2007-12-12 | 2007-12-12 | 床材剥離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3139748U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017095906A (ja) * | 2015-11-19 | 2017-06-01 | 範多機械株式会社 | 乗用式剥がし機 |
JP2019073927A (ja) * | 2017-10-18 | 2019-05-16 | Nty工業株式会社 | 表層材剥離装置及び表層材剥離方法 |
JP7427184B1 (ja) | 2023-05-27 | 2024-02-05 | 株式会社インテリア河野 | スクレーパー用刃 |
-
2007
- 2007-12-12 JP JP2007009557U patent/JP3139748U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017095906A (ja) * | 2015-11-19 | 2017-06-01 | 範多機械株式会社 | 乗用式剥がし機 |
JP2019073927A (ja) * | 2017-10-18 | 2019-05-16 | Nty工業株式会社 | 表層材剥離装置及び表層材剥離方法 |
JP7034455B2 (ja) | 2017-10-18 | 2022-03-14 | Nty工業株式会社 | 表層材剥離装置 |
JP7427184B1 (ja) | 2023-05-27 | 2024-02-05 | 株式会社インテリア河野 | スクレーパー用刃 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7389878B2 (ja) | 土木機器に固設された地面係合摩耗部品のためのハンドリングシステム | |
CA2819576C (en) | Grout removal and masonry trenching tool | |
JP2000054315A (ja) | パワ―機械用のアタッチメント及びスキッドステアロ―ダ | |
US20130168983A1 (en) | Handheld, integrated multifunction shovel | |
JP3139748U (ja) | 床材剥離装置 | |
WO2007033054A3 (en) | Impact handle for hand tools | |
WO2013061491A1 (ja) | 定規を用いずに操作することのできるシート用溝切りカッター | |
BE1020587A5 (nl) | Verbeterd vloerstrip toestel. | |
US20090290966A1 (en) | Thumb Accessory for Extendable Dipper Stick | |
JP4528294B2 (ja) | 走行型ドーザ除雪機 | |
US8826544B1 (en) | Sealant removal tool | |
US7028584B1 (en) | Shingle remover with replacement blade | |
JP2019073927A (ja) | 表層材剥離装置及び表層材剥離方法 | |
JP3052653U (ja) | コンクリ−トカッタ− | |
JP4552186B2 (ja) | 建材剥ぎ取り用スクレーパ装置 | |
JP2020193466A (ja) | 電動式スクレーパーの替刃 | |
GB2228759A (en) | Surface smoothing tool or scraper | |
EP3000945B1 (en) | Mountable/dismountable-component mounting structure for a working machine | |
US20220095521A1 (en) | Material relocation device and method for relocation of materials | |
JP2011149167A (ja) | シーリング材切除補助具及びシーリング材の切除方法 | |
JP3131483U (ja) | 床材剥離機 | |
JP2008095380A (ja) | 切削装置および切削機 | |
JP7460161B2 (ja) | シート体用カッター及びシート体切断装置 | |
JP2006233737A (ja) | 穴掘り工具 | |
CN201424666Y (zh) | 基材剥离装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110206 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |