JPH11104909A - 動力工具の作業用治具 - Google Patents

動力工具の作業用治具

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JPH11104909A
JPH11104909A JP26869897A JP26869897A JPH11104909A JP H11104909 A JPH11104909 A JP H11104909A JP 26869897 A JP26869897 A JP 26869897A JP 26869897 A JP26869897 A JP 26869897A JP H11104909 A JPH11104909 A JP H11104909A
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JP
Japan
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power tool
drill
shaped member
rod
switch
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Application number
JP26869897A
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English (en)
Inventor
Akihiro Suganuma
晃広 菅沼
Shingo Goto
真吾 後藤
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Central Japan Railway Co
Original Assignee
Central Japan Railway Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動力工具を下から上に押し上げて作業する際
に作業者にかかる負担が著しく軽減される動力工具の作
業用治具を提供する。 【解決手段】 ドリル作業用治具のペダル15を押し下
げると、棒状部材21は支持部材31によってガイドさ
れて上方向に移動する。この棒状部材21の上端にはエ
アドリル40が支持されているため、棒状部材21が上
方向に移動するとエアドリル40も上方向に移動する。
そして、グリップハンドル37により操作ロープ38を
介して押し込み式スイッチ41を操作しつつペダル15
を押し下げていくと、エアドリル40のドリル刃42が
天井の鉄骨91及び補強板92に穴を開ける。この作業
用治具によれば、エアドリル40を下から上に押し上げ
て作業する際、作業者はエアドリル40を手に持ってそ
の手を上にあげて作業をする必要がないため、作業者に
かかる負担が著しく軽減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動力工具を下から
上に押し上げて作業する際に用いる動力工具の作業用治
具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば図8及び図9に示すよ
うに、新幹線などの鉄道車両の天井の鉄骨91、91が
交差した部分に亀裂の発生を防止する等の目的で、この
交差部分に略十字型の補強板92を取り付ける作業が行
われている。補強板92には予めφ1.2mmの元穴9
3が1枚当たり57個設けられており、作業者はこの元
穴93にエアドリル40のドリル刃42の刃先を位置合
わせし、下から押し上げるようにして補強板92及び鉄
骨91を貫通させてφ4.9mmの穴を開ける。なお、
このような穴は、鉄道車両一両当たり約400個開ける
必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、鉄道車
両の天井は高さが2m前後あり、作業者は図9に示すよ
うに床上に立てた脚立94にのって顔を上向きにして腕
を上に伸ばした姿勢を長時間強いられるため、作業者に
大きな負担がかかるという問題があった。
【0004】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、動力工具を下から上に押し上げて作業する際に作業
者にかかる負担が著しく軽減される動力工具の作業用治
具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するため、本発明の動力工具の作業用治具は、支
え台上の揺動軸に揺動自在に支持され、一端が力点、他
端が作用点として機能する揺動部材と、前記揺動部材の
作用点側にて前記揺動軸と略平行の平行軸に揺動自在に
取り付けられ、前記揺動部材の力点が押し下げられると
それに伴って上方に移動する棒状部材と、前記支え台上
に設けられ、前記棒状部材を上下動可能に支持する支持
部材と、前記棒状部材の上端側に設けられた動力工具ホ
ルダと、前記動力工具ホルダよりも下方に設けられ、該
動力工具ホルダに支持された動力工具のスイッチを操作
する操作部材とを備えたことを特徴とする。
【0006】本発明の動力工具の作業用治具の揺動部材
の力点を押し下げると、この揺動部材は揺動軸回りに揺
動して作用点が上方に移動する。すると、この揺動部材
の作用点側に平行軸を介して取り付けられた棒状部材
は、平行軸回りに揺動しつつ支持部材によってガイドさ
れて上方向に移動する。この棒状部材の上端には動力工
具ホルダが設けられ、この動力工具ホルダには動力工具
(例えばモータによって駆動されるドリル、グライン
ダ、ドライバなど)が支持されているため、棒状部材が
上方向に移動すると動力工具も上方向に移動する。そし
て、操作部材により動力工具のスイッチを操作しつつ揺
動部材の力点を押し下げていくと、動力工具が駆動しつ
つ上から下に押し上げられることにより作業位置におい
て作業を行う。
【0007】本発明の動力工具の作業用治具によれば、
動力工具を下から上に押し上げて作業する際、作業者は
動力工具を手に持ってその手を上にあげて作業をする必
要がないため、作業者にかかる負担が著しく軽減される
という効果が得られる。本発明において、前記棒状部材
は、少なくとも2本のパイプから成り、一方のパイプが
他方のパイプに差し込まれると共に該差し込み量が調整
可能な構造を有していることが好ましい。この場合、パ
イプの差し込み量を調整することにより棒状部材の長さ
調整が可能となり、動力工具の作業位置の高さ調整が可
能になるという効果が得られる。
【0008】このとき、前記棒状部材を構成する2本の
パイプの一方には上下位置の異なる複数の貫通穴が設け
られ、この複数の貫通穴から任意に選択された貫通穴と
前記2本のパイプの他方に設けられた貫通穴とを固定ピ
ンで貫通させることにより棒状部材の長さが決められる
ことが好ましい。この場合、棒状部材の長さを調整する
機構を上述のように両パイプの貫通穴同士に固定ピンを
通す構造としたため、動力工具を下から上に押し上げて
作業を行う際に棒状部材に加わる下向きの力によって棒
状部材の長さ調整機構が耐えきれずに長さが変わってし
まうといった事態を招くおそれがない。
【0009】また、本発明において、前記動力工具のス
イッチは押し込み量に応じて該動力工具の駆動量が調節
されるスイッチであり、前記操作部材は前記動力工具の
スイッチに連結部材を介して連結されたグリップハンド
ルであり、該グリップハンドルの回転量に応じて前記動
力工具のスイッチの押し込み量が変化するように構成す
ることが好ましい。この場合、操作部材がグリップハン
ドル(例えばバイクのスロットルハンドルなどを使用
可)なので回転量を微妙に調整できる。このため、動力
工具のスイッチの押し込み量を微妙に調整でき、動力工
具に無理な力が加わることなく適切に動作させることが
でき、動力工具の耐久性(例えばドリル刃やキリなどの
耐久性)が向上する。
【0010】さらに、本発明において、前記動力工具と
して、下から上に押し上げて穴開けを行うドリルを採用
することができる。従来よりドリルを下から上に押し上
げて穴開けを行う作業は作業者にとって負担が大きいも
のであったが、本発明の動力工具としてドリルを適用す
れば、そのような負担を解消することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。本実施形態は天井に穴開け
を行う際のドリル作業用治具に関するものであり、図1
はドリル作業用治具の全体斜視図、図2はパイプ受けの
組立斜視図、図3はドリル作業用治具の下部拡大図、図
4は棒状部材の長さ調整機構の説明図、図5はドリル作
業用治具の上部拡大図である。
【0012】本実施形態のドリル作業用治具は、図1に
示すように、揺動部材11と、棒状部材21と、支持部
材31と、動力工具ホルダとしてのドリルホルダ35
と、操作部材としてのグリップハンドル37とを備えて
いる。揺動部材11は、図1に示すように略平行に並べ
られた2枚の長板12、12を支え台13上の揺動軸1
4に揺動自在に取り付けたものであり、ペダル15を備
えた前方端部11aが力点、後方端部11bが作用点と
して機能する。この揺動部材11はペダル15が押し下
げられると、床面に略平行な揺動軸14の回りに揺動し
て後方端部11bが上昇する。
【0013】棒状部材21は、図1に示すようにパイプ
受け22、下部パイプ24、上部パイプ26から構成さ
れ、上部パイプ26の下端が下部パイプ24に差し込ま
れると共にその差し込み量が調整可能に構成されてい
る。パイプ受け22は、下部パイプ24を受けるための
有底筒状部材であり、図2及び図3に示すように揺動部
材11の後方端部11bにおいて2枚の長板12、12
の間に平行軸23、23を介して揺動自在に取り付けら
れている。なお、平行軸23、23は揺動軸14と略平
行に設けられた軸である。
【0014】下部パイプ24は、図1に示すように筒状
の支持部材31に挿通された状態で下端がパイプ受け2
2に差し込まれている。この下部パイプ24の上端側に
はパイプ側面を貫通する複数の貫通穴25a〜dが設け
られている。貫通穴25a〜dはそれぞれ高さ位置が異
なっており、本実施形態では約10mmずつ高さ位置が
異なっている。
【0015】上部パイプ26は、外径が下部パイプ24
の内径と略一致するものであり、図1に示すように下端
側が下部パイプ24に差し込まれている。この上部パイ
プ26の下端側には、図4に示すようにパイプ側面を貫
通する1つの貫通穴27が設けられている。そして、こ
の貫通穴27は下部パイプ24の複数の貫通穴25a〜
dのいずれか一つと略一致させた状態で固定ピン28が
貫通されることにより下部パイプ24に固定され、棒状
部材21の高さが決められている。なお、図4(a)は
棒状部材21の長さを短くした場合、図4(b)は棒状
部材21の長さを長くした場合を表す。
【0016】支持部材31は、図1に示すように下部パ
イプ24を上下動可能に支持する筒状の部材であり、支
え台13上に設けた支え棒32、32に支えられてい
る。この支持部材31の側面には水平前方に向かって略
リング状に形成された移動用取っ手33が設けられてい
る。
【0017】ドリルホルダ35は、図1に示すように上
部パイプ26の上端側に設けられ、エアドリル40を包
み込むような形状、具体的にはエアドリル40の外観よ
りもやや小さな形状であってエアドリル40の押し込み
式スイッチ41を外部に露出できるような切れ目36を
有した形状に形成されている。
【0018】なお、エアドリル40は、エアホース46
からの圧縮空気によりロータ(図示せず)が回転するこ
とにより駆動力が発生するエアモータ(図示せず)を動
力源とするドリルであり、押し込み式スイッチ41の押
し込み量に応じてドリル刃42の回転駆動量が変化す
る。つまり押し込み式スイッチ41の押し込み量が大き
いほどドリル刃42は高回転となる。
【0019】グリップハンドル37は、図1及び図5に
示すようにドリルホルダ35よりも下方位置にて上部パ
イプ26に取り付けられている。このグリップハンドル
37はバイクのスロットルハンドルと同様、手で握って
軸回転させることができ、握っていた手を離すと元の位
置に戻るものである。このグリップハンドル37にはエ
アドリル40の押し込み式スイッチ41を操作するため
の操作ロープ38の一端38aが固定可能である。例え
ばグリップハンドル37に凸部を設け、この凸部に操作
ロープ38の一端38aを巻き付けて固定してもよい。
なお、操作ロープ38の他端38bは予めドリルホルダ
35の直下にて固着されている。
【0020】次に、本実施形態のドリル作業用治具の使
用方法について、図8及び図9に示したように鉄道車両
の天井の鉄骨91、91が交差した部分に略十字型の補
強板92を取り付ける作業を行う場合を例に挙げて、図
6に基づいて説明する。 (1)まずエアドリル40をドリルホルダ35にセット
し、エアホース46をドリル40のグリップエンドに取
り付ける。ドリルホルダ35はエアドリル40の外観形
状よりもやや小さくしかも切れ目36を有しているた
め、エアドリル40をドリルホルダ35にセットする
と、ドリルホルダ35はエアドリル40をしっかりと保
持する。なお、より確実に保持させるために、ベルト等
の締付部材によりエアドリル40をドリルホルダ35に
締め付けて固定してもよい。
【0021】(2)次に操作ロープ38をエアドリル4
0の押し込み式スイッチ41に巻き付け、操作ロープ3
8の一端38aをグリップハンドル37に固定する。こ
のとき、操作ロープ38は押し込み式スイッチ41を押
下していない状態である。 (3)次に固定ピン28を外し、上部パイプ26を引き
上げるか又は引き下げて補強板92及び鉄骨91、91
に穴開けを行うことができる高さにエアドリル40のド
リル刃42の刃先を合わせ、その位置で固定ピン28を
下部パイプ24の貫通穴25a〜dのいずれかと上部パ
イプ26の貫通穴27とに貫通させて上部パイプ26を
固定する。具体的にはドリル刃42の刃先が補強板92
から5mm程度下方に位置するように高さ調整を行う。
【0022】(4)次にこのドリル作業用治具の移動用
取っ手33を掴んでやや上に持ち上げ、実際に穴開けを
行う箇所の真下に移動させる。そして、ペダル15を足
で踏み込んで押し下げる(図3の2点鎖線を参照)。す
ると、揺動部材11の後方端部11bに平行軸23、2
3を介して取り付けられた棒状部材21は、平行軸2
3、23を中心として揺動しつつ支持部材31によって
ガイドされて上方向に移動し、エアドリル40も上方向
に移動する。そして、その状態でドリル刃42の刃先が
穴開け位置に合うように移動用取っ手33を掴んでドリ
ル作業用治具をずらし、セッティングを行う。
【0023】(5)そして、うまくセッティングできる
まで上記(3)、(4)の作業を繰り返す。図6はセッ
ティングが終了したときの斜視図である。セッティング
終了後、グリップハンドル37を手で握り、ゆっくりと
操作ロープ38を巻き上げる方向に軸回転させる。する
と、操作ロープ38の巻き上げ量すなわちグリップハン
ドル37の回転量に応じてエアドリル40の押し込み式
スイッチ41の押し込み量が変化し、それに応じてドリ
ルは42の回転駆動量が変化する。
【0024】(6)続いてグリップハンドル37を軸回
転させてエアドリル40の押し込み式スイッチ41を押
した状態で、ペダル15を徐々に踏み込み、ドリル刃4
2の刃先を上昇させて補強板92及び鉄骨91に穴を開
ける。ここで、本実施形態ではドリル刃42の回転数は
グリップハンドル37の回転量に応じて変化し、しかも
グリップハンドル37の回転量は微妙に調節できるた
め、穴開け初期においてはゆっくりとドリル刃42を回
転させ、その後徐々に回転数を上げていく操作を容易に
行うことができる。このため、ドリル刃42を無用に傷
めることがなく長く使用することができる。また、ペダ
ル15の踏み込み量も微調整が容易なため、ドリル刃4
2に大きな負担をかけることなく穴開けを行うことがで
きる。
【0025】以上詳述したように本実施形態のドリル作
業用治具によれば、エアドリル40を下から上に押し上
げて作業する際、作業者はエアドリル40を手に持って
その手を上にあげて作業をする必要がないため、作業者
にかかる負担が著しく軽減されるという効果が得られ
る。
【0026】また、棒状部材21は上部パイプ26が下
部パイプ24に差し込まれると共に該差し込み量が調整
可能な構造を有しているため、パイプ差し込み量を調整
することにより棒状部材21の長さ調整つまりエアドリ
ル40のドリル刃42の高さ調整が可能となり、作業位
置が異なる場合であっても簡単に対処できるという効果
が得られる。ここで、棒状部材21の長さを調整する機
構として、下部パイプ24の貫通穴25a〜dのいずれ
かと上部パイプ26の貫通穴27とを固定ピン28で貫
通させる構造としたため、エアドリル40を下から上に
押し上げて作業を行う際に棒状部材21に下向きの力が
加わったとしても、棒状部材21の長さ調整機構が耐え
きれずに長さが変わってしまうといった事態を招くおそ
れがない。
【0027】また、グリップハンドル37でエアドリル
40の押し込み式スイッチ41の押し込み量を微妙に調
整してドリル刃42の回転数を調整できるため、ドリル
刃42に無理な力が加わることなく適切に動作させるこ
とができ、ドリル刃42の耐久性が向上する。
【0028】尚、本発明の実施の形態は、上記実施形態
に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に
属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもな
い。例えば、上記実施形態において、エアドリル40の
穴開け作業を行う前のセッティング(上記(1)〜
(4))については適宜順番を入れ替えて行ってもよ
い。また、持ち運ぶ際には固定ピン28を外して上部パ
イプ26を引き抜いた状態で持ち運んでもよいし、さら
にパイプ受け22から外部パイプ24を引き抜いた状態
で持ち運んでもよいし、あるいは支え台13にキャスタ
を付けて転がして運べるようにしてもよい。さらに、棒
状部材21の長さを変更する際には外部パイプ24を長
さの異なるものに交換してもよい。
【0029】また、上記実施形態では、揺動部材11の
ペダル15が押し下げられると、揺動部材11の後方端
部11bは揺動軸14を中心とした円弧軌道に沿って上
昇するのに対して、下部パイプ24は支持部材31にガ
イドされつつ略垂直に上昇するため、両者は相対的に前
後に移動することになる。しかし、上記実施形態では特
に平行軸23、23がこの相対移動を緩衝するような構
成は採用しなかった。これは、本実施形態では、下部パ
イプ24を上昇させるストロークが10mm程度と短い
ので相対的に前後に移動したときの移動量が小さいこ
と、下部パイプ24は撓むためその撓みによって上記移
動量を吸収できること、などから特に問題はないからで
ある。但し、平行軸23、23が上記相対移動を緩衝す
るように設けられていてもよい。例えば、図7に示すよ
うに平行軸23、23がパイプ受け22の側面に立設さ
れている場合には、長板12、12に前後方向に延びる
長穴を設けてそこに平行軸23、23を挿通させ、上記
相対移動に伴って平行軸23、23が長穴を前後方向に
移動するように構成してもよい。
【0030】さらに、操作部材はグリップハンドル37
以外に例えば自転車のブレーキタイプのハンドルを設
け、ハンドルを握ると操作ロープ38が引っ張られてエ
アドリル40の押し込み式スイッチ41が押されるよう
に構成してもよい。但し、グリップハンドル37の方が
容易に微調整できるため好ましい。
【0031】さらにまた、棒状部材21は、上記実施形
態のように貫通穴25a〜d、貫通穴27及び固定ピン
28を利用して長さ調整を可能とする以外に、他の調整
機構を採用してもよい。例えば、棒状部材21の下部パ
イプ24の上端側に締付リング(締め付けると下部パイ
プ24のパイプ径が縮み、緩めると元のパイプ径に戻
る)を取り付けて、この締付リングを緩めた状態で上部
パイプ26を適当量差し込み、その後締付リングを締め
ることで長さを調整してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のドリル作業用治具の全体斜視図
である。
【図2】 本実施形態のパイプ受けの組立斜視図であ
る。
【図3】 本実施形態のドリル作業用治具の下部拡大図
である。
【図4】 本実施形態の棒状部材の長さ調整機構の説明
図である。
【図5】 本実施形態のドリル作業用治具の上部拡大図
である。
【図6】 セッティング終了後の全体斜視図である。
【図7】 他のパイプ受けの組立斜視図である。
【図8】 天井の鉄骨と補強板の関係を表す説明図であ
る。
【図9】 従来の天井穴開け作業の説明図である。
【符号の説明】
11・・・揺動部材、11a・・・前方端部、11b・
・・後方端部、14・・・揺動軸、15・・・ペダル、
21・・・棒状部材、22・・・パイプ受け、23・・
・平行軸、24・・・下部パイプ、25a〜d・・・貫
通穴、26・・・上部パイプ、27・・・貫通穴、28
・・・固定ピン、31・・・支持部材、35・・・ドリ
ルホルダ、37・・・グリップハンドル、38・・・操
作ロープ、40・・・エアドリル、41・・・押し込み
式スイッチ、42・・・ドリル刃、46・・・エアホー
ス、91・・・鉄骨、92・・・補強板。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支え台上の揺動軸に揺動自在に取り付け
    られ、一端が力点、他端が作用点として機能する揺動部
    材と、 前記揺動部材の作用点側にて前記揺動軸と略平行の平行
    軸に揺動自在に取り付けられ、前記揺動部材の力点が押
    し下げられるとそれに伴って上方に移動する棒状部材
    と、 前記支え台上に設けられ、前記棒状部材を上下動可能に
    支持する支持部材と、 前記棒状部材の上端側に設けられた動力工具ホルダと、 前記動力工具ホルダよりも下方に設けられ、該動力工具
    ホルダに支持された動力工具のスイッチを操作する操作
    部材とを備えたことを特徴とする動力工具の作業用治
    具。
  2. 【請求項2】 前記棒状部材は、少なくとも2本のパイ
    プから成り、一方のパイプが他方のパイプに差し込まれ
    ると共に該差し込み量が調整可能な構造を有しているこ
    とを特徴とする請求項1記載の動力工具の作業用治具。
  3. 【請求項3】 前記棒状部材を構成する2本のパイプの
    一方には上下位置の異なる複数の貫通穴が設けられ、こ
    の複数の貫通穴から任意に選択された貫通穴と前記2本
    のパイプの他方に設けられた貫通穴とを固定ピンで貫通
    させることにより前記棒状部材の長さが決められている
    請求項2記載の動力工具の作業用治具。
  4. 【請求項4】 前記動力工具のスイッチは押し込み量に
    応じて該動力工具の駆動量が調節されるスイッチであ
    り、前記操作部材は前記動力工具のスイッチに連結部材
    を介して連結されたグリップハンドルであり、該グリッ
    プハンドルの回転量に応じて前記動力工具のスイッチの
    押し込み量が変化する請求項1〜3のいずれかに記載の
    動力工具の作業用治具。
  5. 【請求項5】 前記動力工具は、下から上に押し上げて
    穴開けを行うドリルである請求項1〜4のいずれかに記
    載の動力工具の作業用治具。
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