JP3691284B2 - 浄水機能付きシャワーヘッド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水道水等を浄水化して噴出するシャワーヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般家庭の浴室、洗面台や理容院、美容院等で使用されるシャワーに供給される原水は、通常、水道水であり、この水道水には残留塩素が多く含まれている。この残留塩素を多く含む水道水を使用して頻繁に頭髪や身体をシャワーで洗浄した場合、毛髪の傷みや変色、肌荒れなどの問題が生ずる。
この問題の解決手段として、シャワーに供給される原水中の残留塩素を除去する浄水機能を備えたシャワーヘッド等が提案されている。これら浄水機能付きシャワーヘッドとしては、例えば、亜硫酸カルシウムなどの脱塩素剤を内部に充填したシャワーヘッド等が挙げられる。
【0003】
図10は、従来の浄水機能付きシャワーヘッドの一例を示す断面図である。この浄水機能付きシャワーヘッドは、浄水を噴出する頭部31と、この頭部31内部のネジ受け48にネジ47で固定されている散水板32と、上記頭部31に先端部34がねじ嵌合方式で着脱可能に連結され、シャワーホースに基端部35がねじ嵌合方式で着脱可能に連結されるグリップ33と、このグリップ33内に着脱可能に隙間なく収容され、内部に原水中の残留塩素を除去する浄化材37を収めた浄水カートリッジ36とを有している。頭部31と上記グリップ33との接続部、および上記グリップ33と上記シャワーホースの接続部には、それぞれOリング45およびOリング46が設けられている。そして、浄水カートリッジ36は、浄水の出口となる浄水吐水部39と吐水管40が形成された上蓋部38と、筒部41と、原水の入口となる原水導入部43が形成された底蓋部42と、浄化材37とから構成される。
【0004】
原水は、上記シャワーホースを通り、基端部35から浄水機能付きシャワーヘッドに供給され、底蓋部42の原水導入部43より浄水カートリッジ36内部に導入される。浄水カートリッジ36内に導入された原水は、浄化材37中を通過し、この通過中に原水中の残留塩素が除去される。原水から残留塩素を除去された浄水は、上蓋部38の浄水吐水部39および吐水管40より浄水カートリッジ36外部に吐出されると同時に頭部31に供給され、頭部31内を通過して、散水板32により放射状に噴出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなシャワーヘッドにあっては、グリップ33内に浄水カートリッジ36を収納しているので、必然的に、シャワーヘッドのグリップ33が太くなり、使い勝手が悪く、また、グリップ33の形状も制約を受け、デザインの自由度が小さく、意匠性に乏しい。
また、ホースに取り付けられているフックを浴室等の壁面に設けられているフック留めに掛けてシャワーヘッドを固定しようとすると、グリップ33が長いために、頭部31が浴室の天井等にぶつかったり、また、グリップ33が直線的なために、グリップと壁面との隙間が狭く、シャワーヘッドをフック留めから取り外すときに手が浴室の壁面にぶつかるなどの問題点がある。
また、グリップ33の浄水カートリッジ収容空間の内径と、浄水カートリッジ36の筒部41の外径とがほぼ同じ大きさであり、かつグリップ33の浄水カートリッジ収容空間の長手方向の長さと、浄水カートリッジ36の外壁の長手方向の長さとがほぼ同じ長さで、浄水カートリッジ36の上蓋部38と頭部31の連結端部44とが密着しているため、供給されたすべての原水は浄水カートリッジ36内部を通過する。そのため、供給された原水の水圧のほとんどが浄化材37にかかり、この水圧で浄化材37が潰れてしまうという問題がある。
【0006】
また、上記浄化材37中の脱塩素剤としては、亜硫酸カルシウムが脱塩素能に優れる点から好適に用いられているが、脱塩素剤に亜硫酸カルシウムを用いた場合、浄水中に過剰の脱塩素剤が離脱してしまい、脱塩素剤が有効に使用できないという欠点もある。
さらに、身体の洗浄ではなく、例えば浴槽等を洗浄する際には、浄水を必要としないにも関わらず、それらをシャワーを使って洗浄しようとすると、浄水で浴槽等を洗浄することになり、不必要に浄化材を用いることとなることから、浄化材の寿命が短くなってしまう。
【0007】
本発明は前記課題を解決するためになされたもので、使い勝手がよく、デザインの自由度も大きく、浄化材の寿命が長い上に、その浄化材を有効利用できる浄水機能付きシャワーヘッドを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の浄水機能付きシャワーヘッドは、頭部に形成されたカートリッジ収容部から水を噴出するシャワーヘッドであって、該カートリッジ収容部には、水を原水のまま噴出させる原水流路と、水を浄水化して噴出させる浄水化流路とが形成され、原水を原水流路と浄水化流路のいずれかに誘導する切換機構が形成され、浄水化流路に、原水が浄水カートリッジの外部を通るバイパス流路と、該バイパス流路を通った水が、浄水カートリッジの内部を通った水と合流する混合部とが形成されていることを特徴とするものである。
カートリッジ収容部内に収容される浄水カートリッジには、亜硫酸カルシウム等の脱離性浄化材を具備させることができる。
カートリッジ収容部の内面と浄水カートリッジの外面のいずれか又は両方に、前記バイパス流路を確保する間隙形成体が形成されていることが望ましい。
同様に、浄水カートリッジ収容部の散水板の内面と前記浄水カートリッジの前面のいずれか又は両方に、前記混合部を確保する空隙形成体が形成されていることが望ましい。
カートリッジ収容部内には、複数個の浄水カートリッジを配備することができる。
浄水カートリッジには、機能付加材を具備させることができる。
また、カートリッジ収容部の少なくとも一部は、透明若しくは半透明部材で形成されていることが望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の浄水機能付きシャワーヘッドを図1〜5に示す一例を参照して詳説する。
図示例のシャワーヘッド10は、図2に示すように、頭部12とグリップ14が一体化されており、頭部12には、カートリッジ収容部16が形成されている。図1に示すように、グリップ14の内部には、その接続端16から頭部12に向けて原水が通過する通水路18が形成されており、接続端16近傍には、ホース等と接続するための連結手段20が形成されている。
カートリッジ収容部16には、円筒状の側板22と、その側板22と一体化した散水板24とで概略構成されるカートリッジケース26が螺着等により着脱自在に設けられている。螺着部には、Oリング13が装着されている。
図3に示すように、散水板24には、多数の細かな孔28が穿設されており、水が散水して噴出し、シャワーとなるようにされている。この散水板24は中央部分一帯の原水散水部23とその周辺の浄水散水部25とからなる。
図1、8、9に示すように、散水板24には、円筒状の筒体27が延出して形成されている。この筒体27は、筒体27の外側と側板22の間の空間が浄水散水部25に穿設されている孔28と連通し、筒体27の内側の空間が原水散水部23に穿設されている孔28と連通する位置に形成されている。また、筒体27の端部の大きさは、後述するプレート55の当接部60の大きさと同等とされている。さらに、この筒体27は、カートリッジケース26内に浄水カートリッジ82を収納した際に、筒体27が僅かに突き出る長さに形成されている。また、筒体27の端部には、パッキン29が取り付けられている。
また、原水散水部23には、延出軸体19が形成されており、ボルト21によって、筒体27に形成されているボルト受け51に固定されている。
【0010】
図1,4に示すように、シャワーヘッド10の頭部12内には、プレート55によって閉塞されて一定容積の空間となる頭部空室30が形成されている。その頭部空室30は通水路18が連通し、グリップ14側から原水が送給される。
本発明のシャワーヘッドでは、後述する原水流路57と浄水化流路59のいずれかに原水を誘導する切換機構が形成されていることを特徴とする。
本例の切換機構では、プレート55と、プレート55の裏面に沿って回動する可動板52と、可動板52を動かすスイッチ54とを有している。
【0011】
プレート55は、例えば図5に示すように円板状のもので、その中心に穿設された原水用口56と、原水用口56と離間して穿設された浄水用口58とが形成されている。これら原水用口56と浄水用口58とはほぼ等しい大きさとされている。さらに、これら原水用口56と浄水用口58は、プレート55を頭部12内の所定位置に取り付けた際に、後述する可動板52の軸体72から等距離の位置に形成される。また、プレート55においては、原水用口56の周部に環状に突き出た当接部60が形成されている。プレート55を頭部12内に配備し、さらにカートリッジケース26を頭部12に装着した際に、この当接部60には、カートリッジケース26の筒体27のパッキン29が液密に当接するようになる。
さらに、プレート55の周縁には、当接部60と同様に突出したフランジ61が形成されている。
このプレート55は、頭部空室30を液密に仕切るように頭部12内に設けられ、その周面には、Oリング62が付設されている。また、プレート55の周面には外方に僅かに突出し、頭部12に穿設された穴(図示略)に嵌合する凸起64も形成されており、頭部12に対して、常に所定の向きで取り付けられるようになっている。
【0012】
図1、4に示すように、可動板52は、弁66と、弁ケース68とを有している。
弁ケース68には弁66を保持する保持部70と軸体72が形成されており、この軸体72を中心に回動するように頭部12に配備される。軸体72にもOリング73が取り付けられている。
弁66にはOリング67が設けられている。そのOリング67はプレート55に穿設されている原水用口56及び浄水用口58の周縁にほぼ等しい大きさの環状のものとされている。この弁66は、スプリング等の弾性部材76が取り付けられた状態で保持部70内に配備され、プレート55側に付勢されており、Oリング67とプレート55は摺動自在に密接している。
【0013】
スイッチ54は、作動板78とスイッチカバー80とからなり、頭部12に回動自在に、かつ、スイッチカバー80が頭部12の表面から突出するように配備される。作動板78と、弁ケース68の軸体72とは嵌合して固定され、作動板78の回動に応じて弁ケース68の軸体72も回動するようになっている。
その結果、本例の切換機構においては、スイッチ54を操作する(所定位置を押す)ことにより、弁ケース68が回動し、同時に弁ケース68に保持されている弁66の位置も移動する。例えば図4において二点鎖線で示されている位置に移動する。そして、プレート55が頭部12に取り付けられている状態においては、弁66は、プレート55に穿設されている原水用口56の位置と、浄水用口58の位置とを往復するように移動し、原水用口56と浄水用口58のいずれか一方を閉塞するようになる。
従って、グリップ14内の通水路18から頭部空室30内に流入した原水は、切換機構の操作に応じて、原水用口56または浄水用口58のいずれかを通ることでプレート55を通過するようになる。
また、図4に示すように、本例の切換機構においては、可動板52の下方側先端には、摺動体69が形成されており、また、その下方には板バネ71が中心部が上方に盛り上がるように配備され、摺動体69は板バネ71上を摺動するようになっている。その結果、摺動体69は、中央部に止まることなく右方または左方のいずれかに付勢されて寄るようになるので、弁66はプレート55の原水用口56または浄水用口58のいずれかの位置に停止し、原水用口56または浄水用口58のいずれかを閉塞して固定されるようになる。
尚、切換機構としては、原水を原水流路と浄水化流路のいずれかに誘導できるものであれば、上述した機構に限定されるものではない。
【0014】
カートリッジ収容部16内には、浄水カートリッジ82が収容される。
浄水カートリッジ82の形状は、カートリッジ収容部16内の形状によって設定されるものであり、特に限定はされないが、強度や装着の容易性等の点で円筒状のものが好ましい。
浄水カートリッジ82は、浄化材83と浄化材83を収納する浄化材ケース86とで概略構成される。
図6に示すように、浄化材ケース86は、前方部84と後方部85とに分割可能になっており、螺着方式、或いはインロウ構造等によりそれぞれに凹凸を形成して連結される。これら前方部84と後方部85とを分割した状態で所定の浄化材83をセットし、前方部84と後方部85を組み合わせて浄化材83を収納する。浄水カートリッジ82内に水が進入する後面93と浄水カートリッジ82から水が排出される前面95における浄化材ケース86は、図7に示すように、格子状となっており、水が自由に浄化材ケース86内に進入及び排出できるようになっている。
さらに、浄水カートリッジ82は、その中心に貫通孔87が形成された円筒状のもので、浄水カートリッジ82をこのシャワーヘッド10内に収容する際には、貫通孔87をカートリッジケース26に形成されている筒体27に嵌め合わせて、浄水カートリッジ82をカートリッジケース26に装着する。
【0015】
浄化材83としては、原水中の残留塩素等を除去するものであればよく、特に限定はされないが、例えば、粒状の脱塩素剤と合成繊維とを混合し、円筒状に成形したもの、粉末の脱塩素剤を2枚の、不織布などの通水性を有するシートで包み、このシート体をロール状に巻いたもの、脱塩素剤を球状、顆粒状、円柱状、錠剤状等に成形したものなどが挙げられる。中でも、流出した固形の脱塩素剤による目詰まりの防止や、浄化材の交換のしやすさなどの点で、粒状の脱塩素剤と合成繊維とを円筒状に成形したもの、脱塩素剤を不織布シートで包んだものが好適である。
【0016】
上記脱塩素剤としては、原水中の残留塩素を除去するものであればよく、特に限定されないが、例えば、活性炭の他、亜硫酸カルシウム、アスコルビン酸などが挙げられる。中でも、塩素除去能などの点で亜硫酸カルシウムが好適に用いられる。また、亜硫酸カルシウムを用いることにより、活性炭を用いた場合に比べ塩素除去の効果を長く維持することができる。さらに、亜硫酸カルシウムに活性炭を混合したものを用いると、残留塩素に加えて、かび臭、イヤな臭い、有機物(トリハロメタン等)等を低減させることができ、好ましい。
【0017】
浄水カートリッジ82が装着されたカートリッジケース26を頭部12に取り付けて固定した状態においては、カートリッジケース26の筒体27の先端に取り付けられているパッキン29と、プレート55の当接部60とが液密に当接するようになっていることから、当接部60内に形成されている原水用口56は、筒体27内と連通し、原水用口56から筒体27内を経由して原水散水部23へと続く原水流路57が形成される。
また同時に、プレート55に穿設されている浄水用口58から、筒体27の外側を経由して浄水散水部25へと続く浄水化流路59が形成される。
【0018】
シャワーヘッドのグリップ14や頭部12、カートリッジケース26、浄化材ケース86等の材質としては、加工性等を考慮して、プラスチック類を用いることが好ましい。
また、給湯器から供給される80℃以上の高温の湯を直接利用することができる点で、ポリプロピレン、ポリフェニレンエーテル、ポリオキシメチレン、ポリカーボネート、ABS、ASA、PMP樹脂などの軟化点が80℃以上の耐熱性のプラスチックを用いることがより好ましい。
【0019】
浄化材ケース86は、浄化材83の汚れ、潰れ等の状態を確認することができるように、透明もしくは半透明部材で形成されることが好ましい。
また、カートリッジ収容部16のカートリッジケース26の全体またはその一部も、カートリッジケース26を外さなくても浄水カートリッジ82の状態を確認することができるように、透明もしくは半透明部材で形成されることが好ましい。
【0020】
上述した浄水機能付きシャワーヘッドを使用するには、ホース等に接続されたグリップ14内の通水路18に水(湯を含む)を送給する。この浄化処理されていない原水は、そのまま、頭部12内の頭部空室30内に流入する。
ここで、シャワーとして浄水を利用するのであれば、スイッチ54を操作して、弁66で原水用口56を閉塞する。すると、頭部空室30内に流入した原水は浄水用口58を通過して浄水化流路59に誘導される。即ち、浄水用口58を通過した原水は、浄水カートリッジ82内に進入し、浄化材83によって浄化され、浄水散水部25から浄水が外方へ噴出される。
また、シャワーとして原水のまま利用するのであれば、スイッチ54を操作して、弁66で浄水用口58を閉塞する。すると、頭部空室30内に流入した原水は原水用口56を通過して原水流路57内に誘導される。即ち、原水用口56を通過した原水は、筒体27の内部を通過して原水散水部23から原水のまま外方へ噴出される。
尚、原水を浄水化流路59に誘導した際、プレート55に、浄水カートリッジ82側に突出したフランジ61及び当接部60が形成されていることから、プレート55と浄水カートリッジ82の間に一定の空間が設けられており、浄水用口58を通過した原水は、その空間を経由した後、浄水カートリッジ82内に進入することになるので、浄水用口58から出た水は凡そ均一に浄水カートリッジ82内に進入するようになる。
【0021】
このシャワーヘッドでは、浄水カートリッジ82は、グリップ14ではなく、頭部12内に収容されるので、グリップ14の形状を自由に設定できるようになり、シャワーヘッドのデザインに多様性を持たせることができる。従って、グリップを掴みやすいように細くすることができ、また、このグリップ部分を湾曲させることが可能になるので、浴室の天井にぶつからず、フックから取り外しやすくなるなど、シャワーヘッドの使い勝手を向上できる。
また、原水を噴出させる原水流路と浄水を噴出させる浄水化流路を有し、簡易な操作により、原水をいずれかの流路に誘導することができるので、必要な時にのみ浄水を噴出させることができる。その結果、浄化材の寿命を延ばすことができる。
また、浄水カートリッジの交換作業は、カートリッジケース26を取り外して浄水カートリッジを交換し、再び、カートリッジケース26を螺着等により取り付けるだけでよく、きわめて簡単である。
【0022】
さらに、図8に示すように、浄水カートリッジ82と筒体27の間、及び又は、浄水カートリッジ82とカートリッジケース26の側板22の間に、水が通過しうる僅かな間隙であるバイパス流路88が形成されている。またこの際、浄水カートリッジ82の前面95と、カートリッジケース26の散水板24の浄水散水部25との間に間隙を形成し、バイパス流路88を流れてきた原水と、浄水カートリッジ82の内部を通過してきた浄水とが合流する混合部90が形成されている。
【0023】
バイパス流路88に関しては、一定のパイパス流路を確保する為に、カートリッジ収容部のカートリッジケース26の内面、及び又は、浄水カートリッジ82の浄化材ケース86に、凹凸等からなる間隙形成体を形成しておくことが望ましい。例えば、図6〜8に示すように、浄化材ケース86の周面上に、凸条に突起した間隙形成体92を形成しておくことにより、カートリッジケース26の内面と浄水カートリッジ82の間に間隙形成体92に応じた僅かな隙間であるバイパス流路88が形成される。
間隙形成体92は、この凸条形状のものに限られるものではなく、水の所定方向への流動を妨げるものでなければ、どのような形状のものでもよく、例えば、円柱、角柱等からなる突起が挙げられるが、原水が円滑に前方に流動するような平行する凸条が、強度保持などの点においても好ましい。また、切欠き等によって隙間を形成する手段等も採用されうる。
この間隙形成体92は、浄水カートリッジ82の側面上に少なくとも1箇所以上設けることが望ましく、浄水カートリッジ82とカートリッジ収容部の内面との間に均一な幅の間隙を形成させるためには、各間隙形成体92の間隔が均等になるように、3箇所以上設けることが好ましく、より好ましくは6箇所以上である。
【0024】
また、上記間隙形成体92の高さ、すなわち浄水カートリッジ82とカートリッジ収容部の内面との間隙の幅は、バイパス流路88が形成される幅があればよく、特に限定はされないが、例えば、0.1〜1mmの範囲とされる。間隙の幅が0.1mm未満では、十分な流路が確保できず、1mmを越えると浄水カートリッジ82外部を流れる原水の流量が多くなりすぎるため好ましくない。好ましくは0.1〜0.5mmの範囲である。
【0025】
間隙形成体92は、カートリッジ収容部の内面に、浄水カートリッジ82に当接する突起等を形成することにより、浄水カートリッジ82との間にバイパス流路を確保するようにしてもよい。この場合においても、その突起等の形状は、カートリッジ収容部の内面と浄水カートリッジ82の間にバイパス流路を形成するものであればよく、例えば、円柱、角柱等からなる突起、原水の流動方向と平行する凸条状の突起などが挙げられる。中でも凸条の突起が、突起の強度保持や浄水カートリッジの装着の容易性等の点で好ましい。
またこの場合にも、カートリッジ収容部の内面の表面上に少なくとも1箇所以上設けることがよく、カートリッジ収容部の内面と浄水カートリッジ82との間に均一な幅の空隙を形成させるためには、各突起の間隔が均等になるように3箇所以上設けることが好ましく、より好ましくは6箇所以上である。
また、その突起の高さ、すなわちカートリッジ収容部の内面と浄水カートリッジ82との間隙の幅は、バイパス流路が形成される幅があればよく、特に限定はされないが、例えば、0.1〜1mmの範囲とされる。間隙の幅が0.1mm未満では、十分な流路が確保できず、1mmを越えると浄水カートリッジ82外部を流れる原水の流量が多くなりすぎるため好ましくない。好ましくは0.1〜1mmの範囲である。
【0026】
混合部90に関しては、一定の混合部を確保する為に、カートリッジ収容部のカートリッジケース26の散水板24の内面、及び又は、浄水カートリッジ82の浄化材ケース86に、凹凸等からなる空隙形成体を形成しておくことが望ましい。例えば、図8、9に示すように、散水板24の内面上に、突起した空隙形成体94を形成しておくことにより、カートリッジケース26内に浄水カートリッジ82を収納した際、浄水カートリッジ82の前面が空隙形成体94に突き当たることで、カートリッジケース26の散水板24の内面と浄水カートリッジ82の前面95の間に空隙形成体94に応じた僅かな隙間である混合部90が形成される。
この空隙形成体の形状は、散水板24と浄水カートリッジ82との間に混合部を形成するものであればよく、特に限定はされない。例えば、散水板24の内面の縁部に浄水カートリッジ82が当接するリム状の環を設け、このリム状の環に切り欠き等の溝を設けることにより、バイパス流路88から水が流入する混合部90を確保することが可能となる。
散水板24の内面と浄水カートリッジ82の間に均一な幅の混合部を形成させるためには、空隙形成体は、その間隔が均等になるように3箇所以上設けることが好ましく、より好ましくは6箇所以上である。
【0027】
また、空隙形成体94の高さ、すなわち混合部90における散水板24の浄水散水部25の内面と浄水カートリッジ82の前面95の距離は、即ち、混合部90の幅は、例えば、0.1〜2mmの範囲が好適である。空隙の幅が0.1mm未満では、十分な流路、および原水と浄水の混合空間が確保できず、2mmを越えると浄水カートリッジの収容効率が減少するため好ましくない。好ましくは0.1〜1mmの範囲である。
【0028】
このようなバイパス流路88及び混合部90が形成されたシャワーヘッドであると、浄水用口58を通過して浄水化流路に誘導された原水は、殆どは浄水カートリッジ82内に進入することになるが、原水の一部は浄水カートリッジ82内に進入することなくバイパス流路88を通過してそのまま混合部90に流れることになる。
【0029】
ところで、亜硫酸カルシウム等の浄化材は、上述したように一定形状に固形化して使用されるが、その中に水を流動させることによって、僅かながら水中に溶出またはその粉末が離脱して流出する脱離性浄化材である。このような脱離性浄化材において、浄水カートリッジから脱離した分は、通常、浄化作用に寄与しない。
しかしながら、上述したように、バイパス流路88及び混合部90の形成されたシャワーヘッドにおいては、浄水カートリッジ82から脱離した未反応の浄化材は浄水の流動にのって混合部90に誘導され、その混合部90において、バイパス流路88を通過してきた原水と接触することとなり、脱離した分の浄化材も浄化作用を発揮するようになる。従って、浄水化流路に誘導された原水は全て浄水化された後に、浄水散水部25から噴出されるようになる。
従って、このバイパス流路及び混合部が形成されたシャワーヘッドであると、浄化材として脱離性浄化材を用いた場合にも、その全量を浄化作用を発揮させるように有効利用でき、使用効率を高めることができ、無駄を削減できる。さらに、バイパス流路88を形成して、一部の水を浄水カートリッジ82から回避できるようにしたことで、浄水カートリッジ82に係る圧力損失が減少し、浄化材5の潰れを防止し、浄水カートリッジの寿命を延ばすことができる。さらに、流動抵抗が小さくなるので、散水板24から噴出する浄水の流量を増加できる。
【0030】
尚、上述した例では、シャワーヘッド内に、1つの浄水カートリッジ82を収納しているが、必要に応じて、2個以上の複数の浄水カートリッジを収納して配備することもできる。
【0031】
また、浄水カートリッジ82内には、脱塩素剤等の浄化材の他に、機能付加材を具備させることもできる。
そのような機能付加材としては、例えば、臭気除去剤、保湿剤、清涼剤、芳香剤などの種々の機能を発揮させる薬剤等が挙げられる。
臭気除去剤は、原水に含まれる不快臭の元であるジオスミン、2−メチルイソボルネオール等のカビ臭などを除去するものであり、入浴の際の臭気による不快感を解消することができる。このような臭気除去剤としては、例えば、活性炭、ジビニルベンセン系ポリマー等が挙げられるが、温水中で使用することを考慮すると、ジビニルベンセン系ポリマーを使用するのが好ましい。
臭気除去剤は、浄化材に対して5〜25重量%の配合が好適である。
【0032】
保湿剤は、入浴の際、皮膚に保湿効果を与え、冬季等の空気が乾燥する時期に、皮膚の乾燥を防ぐものである。このような保湿剤としては、使用時に少量の保湿剤が体内に摂取されることを考慮して、安全面で問題がないもので、かつ少量で十分な保湿効果が期待できるものであればよく、例えば、桃の葉、アロエ、甘草、カミツレ等の植物エキス、ホホバオイル、スクワラン等の油脂類、米発酵エキス、γ−オリザノール、フェルラ酸、米糠エキス等の米抽出物、ヒアルロン酸、コラーゲンなどが挙げられる。これらは、使用に際しては、浄水中に徐放させることが好ましいことから、カプセル化、適当な担体への担持、錠剤化等の処理を施しておくことが望ましい。
【0033】
清涼剤は、夏季等の暑い時期などの入浴の際、爽快感を与えるものである。このような清涼剤としては、例えば、メントール、炭酸水素ナトリウム、硫酸ナトリウム、ミョウバンなどが挙げられる。これらも、使用に際しては、浄水中に徐放させることが好ましいことから、カプセル化、適当な担体への担持、錠剤化等の処理を施しておくことが望ましい。
芳香剤としては、アロマテラピーとしての美容、健康、精神的リラックス効果などが期待できるものであればよく、例えば、ローズウッド、ジャスミン、ラベンダー等のハーブ系の植物から抽出されるエッセンシャルオイル等が挙げられる。
【0034】
これら機能付加材は、適宜組み合わせて、脱塩素剤を含有する浄化材と、同一の浄水カートリッジ内に収容することもできるが、浄水カートリッジを複数個収納するシャワーヘッドにあっては、それぞれ独立に、あるいは2つ以上を組み合わせて2個以上のカートリッジに収納し、これら2個以上のカートリッジをカートリッジ収納部内に収納することも可能である。
【0035】
上述したシャワーヘッドにおいては、頭部12とグリップ14とは一体化したものであるが、これらは、着脱自在に分離可能なものとすることもできる。着脱には、螺着や嵌合等の種々の手段を適宜利用できる。
【0036】
【発明の効果】
本発明のシャワーヘッドであれば、浄水カートリッジは、グリップではなく、頭部内に収容されるので、グリップの形状を自由に設定できるようになり、シャワーヘッドのデザインに多様性を持たせることができる。従って、グリップを掴みやすいように細くすることができ、また、このグリップ部分を湾曲させることが可能になるので、浴室の天井にぶつからず、フックから取り外しやすくなるなど、シャワーヘッドの使い勝手を向上できる。
しかも、原水を噴出させる原水流路と浄水を噴出させる浄水化流路を有し、簡易な操作により、原水をいずれかの流路に誘導することができるので、必要な時にのみ浄水を噴出させることができる。その結果、浄化材の寿命を延ばすことができる。
【0037】
浄化材として亜硫酸カルシウムを用いると、高い塩素除去効果を長く維持することができる。
また、亜硫酸カルシウム等の脱離性浄化材を用いた場合でも、浄水化流路に、バイパス流路と混合部が形成されているので、その脱離した浄化材も有効に利用することができる。
さらに、そのバイパス流路が形成されているものであると、浄水カートリッジに係る水圧が減少するので、浄化材の潰れを防止し、浄水カートリッジの寿命を延ばすことができる。
また、間隙形成体及び又は空隙形成体を形成したものであると、一定のバイパス流路及び又は混合部を安定して確保することができる。
【0038】
また、浄水カートリッジ内に、脱塩素剤等の浄化材の他に、機能付加材を具備させたものであると、必要に応じて、臭気除去、保湿、清涼感、芳香付与などを発揮できる。
また、複数の浄水カートリッジを収容させるようにしたものであると、適宜、その内の寿命に達した浄水カートリッジのみを交換したり、また、種々の機能付加材を具備した浄水カートリッジを適宜選択して用いることができる。
また、カートリッジ収容部の少なくとも一部を透明もしくは半透明部材で形成することにより、浄水カートリッジの状態、例えば、浄化材の汚れや潰れ等の状態を確認できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シャワーヘッドの側断面図である。
【図2】 シャワーヘッドの側面図である。
【図3】 シャワーヘッドの散水板を示す正面図である。
【図4】 図1のIV−IV断面図である。
【図5】 プレートの正面図である。
【図6】 浄水カートリッジの側面図である。
【図7】 図1のVII−VII断面図である。
【図8】 カートリッジ収容部の拡大断面図である。
【図9】 カートリッジケースの裏面図である。
【図10】 従来例のシャワーヘッドを示す側断面図である。
【符号の説明】
10 シャワーヘッド
12 頭部
14 グリップ
16 カートリッジ収容部
23 原水散水部
25 浄水散水部
26 カートリッジケース
27 筒体
30 頭部空室
33 グリップ
36 浄水カートリッジ
37 浄化材
52 可動板
54 スイッチ
55 プレート
56 原水用口
57 原水流路
58 浄水用口
59 浄水化流路
60 当接部
66 弁
68 弁ケース
71 板バネ
82 浄水カートリッジ
83 浄化材
86 浄化材ケース
88 バイパス流路
90 混合部
92 間隙形成体
94 空隙形成体

Claims (8)

  1. 浄水カートリッジを収容するカートリッジ収容部が頭部に形成され、該カートリッジ収容部から水を噴出するシャワーヘッドであって、
    該カートリッジ収容部には、水を原水のまま噴出させる原水流路と、水を浄水化して噴出させる浄水化流路とが形成され、原水を原水流路と浄水化流路のいずれかに誘導する切換機構が形成され、
    前記浄水化流路に、原水が浄水カートリッジの外部を通るバイパス流路と、該バイパス流路を通った水が、浄水カートリッジの内部を通った水と合流する混合部とが形成されていることを特徴とする浄水機能付きシャワーヘッド。
  2. 前記浄水カートリッジが、脱離性浄化材を具備することを特徴とする請求項1記載の浄水機能付きシャワーヘッド。
  3. 前記カートリッジ収容部の内面と前記浄水カートリッジの外面のいずれか又は両方に、前記バイパス流路を確保する間隙形成体が形成されていることを特徴とする請求項1記載の浄水機能付きシャワーヘッド。
  4. 前記浄水カートリッジ収容部の散水板の内面と前記浄水カートリッジの前面のいずれか又は両方に、前記混合部を確保する空隙形成体が形成されていることを特徴とする請求項1記載の浄水機能付きシャワーヘッド。
  5. 前記脱離性浄化材が亜硫酸カルシウムであることを特徴とする請求項2記載の浄水機能付きシャワーヘッド。
  6. 前記カートリッジ収容部内に、複数個の浄水カートリッジが配備されることを特徴とする請求項1記載の浄水機能付きシャワーヘッド。
  7. 浄水カートリッジが機能付加材を具備していることを特徴とする請求項1または6記載の浄水機能付きシャワーヘッド。
  8. 前記カートリッジ収容部の少なくとも一部が、透明若しくは半透明部材で形成されていることを特徴とする請求項1記載の浄水機能付きシャワーヘッド。
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