JP4653293B2 - 浄水機能付きシャワーヘッド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は台所または厨房、洗面所あるいは風呂場等で用いられ、使用時に吐出する水および/または湯を浄化する能力を備えた浄水機能付きシャワーヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、洗面所あるいは風呂場等で用いられる洗面装置やシャワー装置等に取り付けられ、吐出される水、湯または湯水混合水(以下、単に混合水という)の水質浄化能力を備えたシャワーヘッドには、例えば登録実用新案公報第 3007614号記載の塩素除去シャワーヘッドがあった。
この塩素除去シャワーヘッドの実施例のうち、実施例5では、ヘッド内に水質を浄化するための水質浄化材を収容し、シャワー吐出する混合水を浄水または原水に切り換えるための切換弁が設けられ、この切換弁はねじ式の移動機構によりヘッド部全体を軸方向に移動することによって浄水または原水に切り換えるようにしている。
【0003】
〔問題点〕
このような従来のヘッド内に水質浄化材を収容した塩素除去シャワーヘッドにおいては、シャワーヘッド内に設けられる切換弁が、ねじ式の移動機構によって浄水または原水に切り換えられるため、水質を浄水または原水に切り換えるにあたっては、ねじ式の移動機構を回転してヘッド部を軸方向に移動しなければならず、操作性が悪く、迅速に浄水と原水との切換えができないという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来の技術における前記問題点を解消するためのものであり、そのために設定された技術的な課題は、押しボタン式操作機構を有する切換弁を設けて、浄水と原水との切換えを容易且つ迅速にできるようにした浄水機能付きシャワーヘッドを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を達成するため具体的に構成した本発明における請求項1に係る浄水機能付きシャワーヘッドは、シャワー吐出口を有する頭部と、他部品との接続端を備えるとともに直接手で持つことができる大きさに形成された把持部とを備え、前記頭部に、筒状の仕切りで囲まれた水質浄化材を交換可能に収容するとともにこの水質浄化材を通過し水質を浄化して吐出する浄水流路とこの浄水流路の外周に周設され前記水質浄化材を通過せずに吐出する原水流路とを形成し、前記浄水流路と前記原水流路とを切り換える流路切換弁を設け、この流路切換弁の操作機構に設けられた操作端を押しボタンに形成して前記頭部の外部に突出したことを特徴とするものである。
【0006】
また、請求項2に係る浄水機能付きシャワーヘッドにおいては、前記流路切換弁を前記水質浄化材の上流側に配置したことを特徴とする。
また、請求項3に係る浄水機能付きシャワーヘッドにおいては、前記流路切換弁が前記押しボタンによって交互に流路を遮断する浄水用遮断弁と原水用遮断弁とを併設した交互切換式遮断弁に形成されたことを特徴とする。
また、請求項4に係る浄水機能付きシャワーヘッドにおいては、前記交互切換式遮断弁の浄水用遮断弁と原水用遮断弁とがそれぞれ球形弁体を具備した遮断弁として形成されたことを特徴とする。
【0007】
また、請求項5に係る浄水機能付きシャワーヘッドにおいては、前記頭部には前記シャワー吐出口とストレート吐出口とを併設し、前記シャワー吐出口からの吐出と前記ストレート吐出口からの吐出とを切り換える吐出切換弁を組み込んだことを特徴とする。
また、請求項6に係る浄水機能付きシャワーヘッドにおいては、前記吐出切換弁が前記頭部の外側から流路切換可能に形成された操作部を備えた吐出切換弁として形成されたことを特徴とする。
また、請求項7に係る浄水機能付きシャワーヘッドにおいては、前記水質浄化材の下流側で前記原水流路と前記浄水流路とを合流させ、この合流した流路の出口の直下に前記ストレート吐出口を位置させて、前記吐出切換弁の弁体に前記ストレート吐出口を開閉させ、かつ、前記吐出切換弁の弁体を、上面を浅い凹面とし、下面を凸面とする皿状に形成したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明における以下の実施の形態では、頭部の外面から突出した押しボタンを有する流路切換弁を設けた浄水機能付きシャワーヘッドの場合について詳細を説明する。
なお、この実施の形態は、発明の趣旨をより良く理解させるため具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、発明内容を限定するものではない。
【0009】
〔第1実施形態〕
〔構成〕
第1実施形態の浄水機能付きシャワーヘッドは、通常、台所の流しで湯と水とを混合して流す混合水栓に直接または間接的に接続され、押しボタン式操作部を操作することにより原水と浄水との流路を切り換える流路切換弁を水質切換弁としてヘッド部に設けたシャワーヘッドを形成する。
【0010】
このため、浄水機能付きシャワーヘッド100は、図1〜3の外観図に示すように、図示しない混合水栓または混合水栓に設けられたホースに取り付けできる端部を有する把持部110と、この把持部110の混合水栓接続側とは反対側の端部でシャワー吐出することができるようにした頭部120とを備える。
浄水機能付きシャワーヘッド100の内部には、図4,5の全体断面図に示すように、把持部110の内部は空洞のままとし、頭部120の内部には流路切換弁(水質切換弁)140と、この流路切換弁140の下流側に収容される水質浄化材150と、水質浄化材150の下流側に配置される吐出切換弁160とを内蔵する。
【0011】
把持部110は、中間部で頭部120側の筒部111とホース取付側の筒部112とに分け、これらを着脱自在かつ一体的に組み合わせることができるようにするねじ部を有する中継部113を設け、この中継部113の螺合を解除して筒部111と筒部112とを分離することにより、把持部110を2つに分割することができるようにし、そして、混合水栓接続側の端部には厚肉円筒状のホース接続部114を形成し、そのホース接続部114の先端部にホース取付ねじ115を設けて、ホースとの着脱を容易にする。
【0012】
頭部120は、下端部(最下流部)にシャワープレート130を着脱自在に組み付け、流路切換弁140を内蔵し、この流路切換弁140の操作部材である押しボタン141を把持部配置側と正反対の面から突出するようにして、外部から押しボタン141を押圧操作するだけで浄水と原水との切換えができるようにする。
着脱自在に取付けるシャワープレート130にはシャワー吐出口130aを形成する面の中央部にストレート吐出口130bを形成し、そのストレート吐出口130bに接続する円筒状のストレート吐出用流路形成部材131を立設する。
【0013】
流路切換弁140の下流側には、水質浄化材150を収容できる空間120aを形成し、水質浄化材150の収容空間の下流側に吐出切換弁160を配設するとともに、水質浄化材150の下流側の吐出切換弁160の上流側になる位置に混合水がストレート吐出用流路形成部材131の真上から流出するように形成した仕切板170を介装することによって水質浄化材150を交換可能に収容できるようにする。
【0014】
吐出切換弁160は、操作部材である切換レバー161に一体に設けた弁軸162をシャワープレート130を貫通して内部に設けられた弁体163の端部と結合し、弁体163がストレート吐出用流路形成部材131の上端部に出入りすることにより、混合水の流路をシャワー吐出口130aとストレート吐出口130bとのいずれかに分岐できるように形成する。これより、シャワープレート130の外部から切換レバー161を操作してシャワープレート130の内部に設けた弁体163を動作させて、ストレート吐出とシャワー吐出との切換えが容易にできるようになる。
【0015】
頭部120の内部には、図6〜8の拡大部分断面図に示すように、流路切換弁140が弁座下流側に浄水側流路を形成する浄水側遮断弁142と、弁座下流側に原水側流路を形成する原水側遮断弁143との2つの遮断弁とを備え、流路切換弁140に形成される浄水側遮断弁142と原水側遮断弁143とは、それぞれ対応する浄水側弁座開口位置と原水側弁座開口位置とが、押しボタン141の移動方向に対して相対的にずれており、1つの押しボタン141によって同時に浄水側遮断弁142と原水側遮断弁143との2つの遮断弁が操作できるように形成されて、押しボタン141の押込み量によっていずれか一方の弁が閉じられるように配置される。
【0016】
収容される水質浄化材150は、粒状、顆粒状あるいは繊維状等の活性炭を主成分とする吸着物質を円柱状に成形した浄化材151と、その浄化材151の両面をそれぞれ被覆するフィルタ152,152と、浄化材151とフィルタ152,152とを収容するケース153とからなり、混合水がフィルタ152を介して浄化材151の一面側から対面側に透過する時に、浮遊している微細な固形物質が濾過されるとともに水中に溶解されている化学成分が吸着される。このため、水質浄化材150を収容している頭部120では、水質浄化材150のケース153の外面側を原水流路の一部とし、ケース153の内部を浄水流路の一部として利用する。
【0017】
頭部120では、図6〜10に示すように、組み込まれた各別の浄水側遮断弁142と原水側遮断弁143との入口(弁入口部)側に把持部110の内部の空洞が連通して原水が流入するようになり、押しボタン141によって同時に操作される流路切換弁140の浄水側遮断弁142と原水側遮断弁143との下流側に形成された流路が浄水流路と原水流路とに分かれる。
浄水側遮断弁142の出口側流路は浄化材151を収容したケース153の内部に連通して混合水を浄化する浄水流路の一部を形成し、原水側遮断弁143の出口側流路は浄化材151を収容したケース153の外側に連通して浄化せずに通過する原水流路の一部を形成する。
浄水側遮断弁142の出口(下流)側には水質浄化材150のケース153の蓋側に形成された円筒状の入口部154が嵌着され、混合水が浄水側遮断弁142を通過した後、入口部154を経由して水質浄化材150の(上流側の)フィルタ152、浄化材151、さらに(下流側の)フィルタ152を通過し、この間に微細な固形物質が濾過され、化学成分が吸着される。
【0018】
この水質浄化材150の下流側には、中央部に集合通過部材171を設けて混合水が周囲から中心部に集合してストレート吐出用流路形成部材131の真上から流出するように形成した仕切板170を配置し、この仕切板170に設けられた集合通過部材171から僅かに隙間をあけた直近の下流にはストレート吐出用流路形成部材131の上端に開口された入口部が位置し、集合通過部材171とストレート吐出用流路形成部材131の入口部との間の隙間に吐出切換弁160の弁体163を配置して、ストレート吐出用流路形成部材131の入口部外周をシャワー吐出口130aの入口部にする。
【0019】
吐出切換弁160は、弁体163を集合通過部材171とストレート吐出用流路形成部材131の入口部との間に設けられた隙間に出入り自在に形成するとともに上面を浅い凹面に形成し、切換レバー161の一端側には指で摘むことができる摘み部を形成するとともに他端側にはシャワー吐出口形成面を貫通して回動自在に設けられる弁軸162を一体に形成し、弁軸162のシャワー吐出口130aの内側に位置する端部には弁体163の取付端を着脱自在に嵌着する。
【0020】
把持部110の筒部111を一体に組付けた頭部120は、図11〜13に示すように、円筒状の上端を外側に凸な曲面により蓋をして側面120cに筒部111の一端部を相貫した形状に形成し、その筒部111が貫入した側壁には筒部111の内側から頭部120の内側に混合水が流入する開口120bを穿設し、側面120cの円筒中心に対して筒部111とは正反対の位置に押しボタン141が貫通する孔120dを穿設し、さらに、上部曲面の内側には孔120dに接近した位置から開口120bに近接した位置に至る直線状に形成した複数のリブ120e,…,120eを突設し、このリブ120e,…,120eの周囲を取り囲むように流路切換弁140における弁箱140aの上部を形成する隔壁120fを形成し、その隔壁120fにより形成された弁内空間には、リブ120e,…,120eを移動時の案内部材として弁体支持部材142b,143b(図7,8または図41参照)の上面を当接するように2つの遮断弁142,143を配設する。
【0021】
浄水側遮断弁142は、図7,9に示すように、押しボタン141の浅い押込み量で弁開となるように弁座144の位置が定められ、その弁座144を環状体に形成し、押しボタン141を深い押込み量の位置まで押圧すると、その環状体の孔部に上流側から鋼球等の硬い球形(ボール)に形成した弁体142aで塞ぐことにより弁閉にする(図62,64参照)。
この浄水側遮断弁142では、箱型の弁体支持部材142bを形成して、その弁体支持部材142bの内部にコイルスプリング142cと弁体142aとを収容し、コイルスプリング142cの押圧力によって弁体142aを弁座144側に押し付ける。
【0022】
原水側遮断弁143は、図8,10に示すように、押しボタン141の浅い押込み量で弁閉となるように弁座145の位置が定められ、その弁座145を環状体に形成し、押しボタン141を深い押込み量の位置まで押圧すると、その環状体の孔部の上流側から鋼球等の硬い球形(ボール)に形成した弁体143aを押し出させることにより弁開にする(図63,65参照)。
この原水側遮断弁143では、箱型の弁体支持部材143bを形成して、その弁体支持部材143bの内部にコイルスプリング143cと弁体143aとを収容し、コイルスプリング143cの押圧力によって弁体143aを弁座145側に押し付ける。
原水側遮断弁143が弁閉になる位置で止まっている場合(図8,10)には、押しボタン141の押込み量が浅いため、浄水側遮断弁142は弁体142aが弁座144の縁の部分で止まっている状態になり(図7,9)、環状体に形成された弁座144の孔部に達しないため、弁開の状態が維持される。
【0023】
各遮断弁142,143を押しボタン141により操作するための操作機構は、図14に示すように、各遮断弁142,143を収容する弁箱140aの下部を形成するとともに操作機構支持枠体を形成する隔壁181aと、隔壁181aの底面を形成するとともに各弁座144,145を取り付ける仕切壁181bと、仕切壁181bの下流側に水質浄化材収容空間を形成する枠体181cとを一体に形成した仕切枠部材181と、この仕切枠部材181に組付けられるプッシュロッド案内部材182と、各弁体支持部材142b,143bに係合して押しボタン141により押されたときに弁体142aと弁体143aとが同時に移動できるようにする2つのプッシュロッド183b,183bを一体に設けた二連プッシュロッド183と、この二連プッシュロッド183の移動距離を変えるための3つの構成部品である切換リング184、第1切換こま185、第2切換こま186を組み合わせたカム機構187と、二連プッシュロッド183に押し戻し側への力を加えるコイルスプリング188と、プッシュロッド案内部材182を仕切枠部材181に組付ける際に取り付けられるOリング189,189とからなる。
【0024】
仕切枠部材181は、図15〜18に示すように、各遮断弁142,143を収容する弁箱140aの下部を形成するとともに操作機構支持枠体を形成する隔壁181aを上部に形成し、隔壁181aの底面を形成するとともに各弁座144,145を取り付ける仕切壁181bと、この仕切壁181bの下流側に位置する下部に水質浄化材収容空間を形成する枠体181cを形成し、枠体181cの略中央部に段差部181dを設けて上部の外周を頭部120の内側に嵌合可能に形成し、段差部181dを頭部120の下端に当接する当接面とし、段差部181dの下方の外周面を頭部120の外周面と面一に形成し、頭部120に仕切枠部材181を一体に組み付けた場合に頭部120と仕切枠部材181との合わせ部の外面に凹凸が生じないようにする(図7,8参照)。
【0025】
仕切枠部材181には、図19〜20に示すように、隔壁181aの正面側に位置する壁面181eを平面状に形成し、その平面状壁面181eの外面側にプッシュロッド案内部材182を取り付けるための座181fを形成し、その座181fが形成されている範囲内に同一高さの中心位置を有する浄水用と原水用との両プッシュロッド挿通孔181g,181hを穿設し、その各プッシュロッド挿通孔181g,181hの穿設位置の中間位置に外面側が凹部に形成されたスプリング配置用の座となる円形凹部181iを形成する。
【0026】
また、仕切壁181bには、図21〜22に示すように、浄水用と原水用との各弁座144,145を下流側から嵌合するための弁座嵌合孔181j,181kを穿設し、その下流側の外周に弁座抑え146,147を嵌合するための弁座抑え嵌合孔181m,181nを形成する。弁座嵌合孔181jと弁座嵌合孔181kとの中心位置は押しボタン141の移動方向に対して弁開と弁閉とのストロークに相当する距離の位置ずれを設け、弁座嵌合孔181jと弁座抑え嵌合孔181mとの中心は同一中心とし、弁座嵌合孔181kと弁座抑え嵌合孔181nとの中心は同一中心とする。
【0027】
さらに、仕切枠部材181に設けられた段差部181dの下方の内周面には雌ねじ181oを形成して仕切板170に形成される上部の雄ねじ170gを螺合できるようにする。枠体181cの内部は、水質浄化材150を入れ、雌ねじ181oに仕切板170の雄ねじ170gを螺合して、仕切板170を取り付けるときに、水質浄化材150が適切に収容される容積を有するものとする。
【0028】
プッシュロッド案内部材182は、図23〜28に示すように、プッシュロッド挿通孔182a,182aを穿設した板部182bの中間部に、二連プッシュロッド183の有底円筒部材183aを軸方向へ移動自在に内嵌するとともに切換リング184の円筒部184aを内嵌する筒部182cを形成するとともに板部182bを貫通する孔182dを穿設し、この筒部182cの先端部の上下位置に切換リング184の爪部184c,184cを係合する孔182e,182eを穿設し、筒部182cのプッシュロッド挿通孔182a,182aが穿設された側の側面には二連プッシュロッド183の支持部材183c,183cが軸方向へ移動自在に通過できるようにする切欠き部182f,182fを形成する。さらに、筒部182cの外周側には、円柱状支持部材182g,…,182gを板部182bから立設するとともに周面を筒部182cの外周面に接着して、筒部182cの剛性を高め、曲げ強度を強くするとともにプッシュロッド移動時に二連プッシュロッド183に設けられた案内部材183e,183eを側面方向の位置規制ができるようにする。また、背面側には、仕切枠部材181の座181fに当面するための当接面182hを形成して介装するOリング189,189を適正に押圧できるようにする。
【0029】
二連プッシュロッド183は、図29〜33に示すように、中央部には弁側に底部を向けた有底円筒部材183aを配置し、有底円筒部材183aの両脇に2つのプッシュロッド183b,183bを配置し、2つの板状の支持部材183c,183cにより有底円筒部材183aと各プッシュロッド183b,183bをそれぞれ所定の間隔で結合する。
【0030】
各プッシュロッド183b,183bの支持部材結合部の外側の端部には押しボタン141の側面と係合するための爪部材183d,183dをそれぞれ端部に近接離間自在な弾力性を持たせて突出形成し、爪部材183d,183dを設けたそれぞれの端部には各爪部材183d,183dの突出方向に対して垂直な方向に、両プッシュロッド183b,183bの移動方向に対するガイドをする案内部材183e,183e,183e,183eを突出形成する。この各案内部材183e,183e,183e,183eは押しボタン141のリブ141d,141d(図38,39参照)に係合して押しボタン141のがたつぎを防止する。さらに、各プッシュロッド183bの弁側の先端部には、上下に平面183f,183fを形成し、平面形成位置の基部に両側面を縦方向に切り込んだ矩形溝183g,183gを刻設する。また、有底円筒部材183aの外端面の中央部にコイルスプリング188の横擦れ防止用の突起として円柱状の突出部183hを突設し、内端面(底面)の中央部に第1切換こま185の太軸部185bに形成された穴185e(図35参照)が嵌合する円柱状の突出部183iを突設する。
【0031】
切換リング184は、図34(A),…,(E)に示すように、円筒部184aの外周側に鍔部184bを設け、この鍔部184bの上下頂部にプッシュロッド案内部材182と係合して位置固定する爪部184c,184cを突出し、円筒部184aの内径側に溝184dを刻設する。
円筒部184aの内径側に刻設する溝184dは、軸方向に浅い溝184eと軸方向に深い溝184fとが交互に刻設され、その溝が刻設されていない部分の弁配設側に位置する端面には同一方向へ傾いた傾斜面184gが形成され、当接する第1切換こま185に設けられたリブ185cの端部が、形成された傾斜面184gの方向に従って移動し、誘導されて、刻設された浅い溝184eと軸方向に深い溝184fとのいずれかの溝に入り込むようになる。
【0032】
第1切換こま185は、図35(A),…,(E)に示すように、細軸部185aと太軸部185bとに分かれ、太軸部185bに軸方向へ延びたリブ185c,…,185cを周上等ピッチに3個立設する。各リブ185cの切換リング184側に位置する端部には、切換リング184の弁形成側の端面に設けられた傾斜面184gと同じ方向に向いて傾斜する傾斜面185dを形成する。さらに、太軸部185bの中心部に同心的に穴185eを穿設して二連プッシュロッド183に設けられた有底円筒部材183aの内端面に突出した突出部183iに外嵌できるようにし、この太軸部185bの外周面には、リブ185cの立設箇所と反対側の位置( 180度回転した位置)を一部切り取って平面185jを形成する。
【0033】
第2切換こま186は、図36(A),…,(D)に示すように、一端には第1切換こま185の細軸部185aが挿入され、他端には押しボタン141の内側中央部に突出した位置決め支持棒141e(図38,39参照)が挿入される孔186bを有する円筒状の部材186aに、第1切換こま185側に位置する端部には周上等ピッチに6個のリブ186cを立設し、リブ立設側の端部には第1切換こま185に設けたリブ185cの傾斜面185dを有する端部が当接する端面が傾斜した凹部186dを形成し、この凹部186dに当接した第1切換こま185のリブ185cが、その傾斜した凹部186dの傾斜面に沿って移動することにより、第1切換こま185が一定方向へ回転する。
【0034】
押しボタン141は、図37〜39に示すように、中央部がわずかに外方に凸な膨らみを有する端部を丸めた略矩形状の正面形状と後端を直線的に切り取って開口した形状に形成した側面形状および平面形状とを有する中空部材141aとし、側面には二連プッシュロッド183に設けられた各爪部材183d,183dを係合するための矩形孔141b,141bを穿設する。
中空部材141aの内側には、各矩形孔141bの穿設位置から後端面に達する案内溝141cを刻設し、両側壁の内側に適当間隔をあけて各2本づつリブ141d,…,141dを上下両内面から突出し、前壁の裏側にあたる壁面の中央部に断面形状が十文字形で外側端が円柱の外周面を形成する丸みを付けた位置決め支持棒141eを突出して、押しボタン141の押圧中心軸を形成し、第2切換こま186を嵌合して、操作機構を形成する各部材がこの押圧中心軸方向に移動できるようにする。
【0035】
浄水側遮断弁142(原水側遮断弁143)は、図40に示すように、球形に形成された弁体142a(143a)と、弁体142a(143a)を内部に収容して二連プッシュロッド183の先端に取り付けられる箱型に形成された弁体支持部材142b(143b)と、弁体支持部材142b(143b)の中に収容されて弁体142a(143a)を外方へばね付勢するコイルスプリング142c(143c)とからなる。
【0036】
このうち弁体支持部材142b(143b)は、図41,42に示すように、下部を開口した有蓋円筒142d(143d)を形成し、その天蓋部142e(143e)の内部に円筒状のスプリング座142f(143f)を突出するとともにスプリング座142f(143f)の内部に相当する天蓋部142e(143e)の位置を開口して有蓋円筒142d(143d)の内外を流通自在に形成する。そして、有蓋円筒142d(143d)の下端部の外端部に、二連プッシュロッド183の先端に形成された矩形溝183g,183gに入る幅を有する係合部142g(143g)を備えた横断面がT型溝に形成されて正面形状が門型に形成された係合部材142h(143h)を突設する。係合部142g(143g)の下端部には内側に突出する突起142i(143i)を設けて、二連プッシュロッド183の先端に取り付けた場合の抜け防止とする。また、係合部材142h(143h)の突設位置に対して直角方向に側面を平面に形成して移動方向に平行な面を形成する平行側面部142j(142j)を突設する。
【0037】
頭部120の内部を仕切る仕切枠部材181のプッシュロッド挿通孔181g,181hを穿設した壁面181eと、プッシュロッド案内部材182のプッシュロッド挿通孔182a,182aを穿設した板部182bとの間には、各プッシュロッド挿通孔181g,181h,182a,182aの穿設位置の外周にOリング189,189を介装するとともに、各穿設位置の中間に位置する仕切枠部材181の壁面181eに設けられた円形凹部181iにコイルスプリング188を配置介装して、円形凹部181iの底部から二連プッシュロッド183を離間する方向へばね付勢する。
【0038】
コイルスプリング188の付勢力によって二連プッシュロッド183が仕切枠部材181の壁面181eから離間する方向へ移動する場合、切換リング184の深い溝184fに第1切換こま185のリブ185cが入れば、移動を邪魔するものが何もない状態となり、二連プッシュロッド183の有底円筒部材183aに当接している第1切換こま185および第2切換こま186が、切換リング184の円筒部184aに刻設された深い溝184f内を二連プッシュロッド183の移動方向と同じ方向へ摺動し、二連プッシュロッド183に設けた有底円筒部材183aの開口側の端面が切換リング184の鍔部184bに当接して止まるまで移動する。
【0039】
仕切枠部材181の仕切壁181bに設けられる弁座144(または145)は、図43に示すように、円板の中央部に流量を規定する大きさの孔144a(145a)を穿設した環状の部材で、仕切枠部材181の仕切壁181bに設けられた弁座嵌合孔181j(または181k)に下流側から内嵌する形状と大きさとを有する外形を形成した上部144b(145b)と、その下方には弁座嵌合孔181j(または181k)の下方に形成された弁座抑え嵌合孔181m(または181n)に下流側から内嵌する形状と大きさとを有する外形を形成した下部144c(または145c)と、弁体当接面に形成した上面144d(または145d)と、平面に形成した下面144e(または145e)とを有し、下面の孔側には弁座抑え146(または147)の上部を内嵌するための拡径部144f(または145f)を座ぐりにより形成する。
【0040】
浄水側の弁座抑え146は、図44に示すように、弁座144の中央部に穿設された孔144aと同じ径の孔146aを穿設した環状の部材で、弁座144の拡径部144fに嵌合するため最上端に突出した円環状の上流側接続部146bと、上端に上流側接続部146bを突出するとともに仕切枠部材181の仕切壁181bに設けられた弁座抑え嵌合孔181mに内嵌する形状と大きさとを有する外形を形成した仕切壁側嵌合部146cと、水質浄化材150のケース153に設けられた入口部154を内嵌するための嵌合孔146dを内面側に形成した円環状の下流側接続部146eと、平面に形成した下面146fとを有する。
【0041】
原水側の弁座抑え147は、図45に示すように、弁座145の中央部に穿設された孔145aと同じ径の孔147aを穿設した環状の部材で、弁座145の拡径部145fに嵌合するため最上端に突出した円環状の上流側接続部147bと、上端に上流側接続部147bを突出するとともに仕切枠部材181の仕切壁181bに設けられた弁座抑え嵌合孔181nに内嵌する形状と大きさとを有する外形を形成した仕切壁側嵌合部147cと、平面に形成した下面147dとを有する。
【0042】
水質浄化材150のケース153は、図46に示すように、蓋153aを円板状の終端縁から下方に環状の突出縁153cを突設するとともに中心から放射方向に浄水側の弁座嵌合孔181jが穿設された位置と同じ距離にある位置にフランジ付きの短い管状に形成された入口部154を突設した形状に形成する。
そして、図47に示すように、ケース本体153bを有底円筒形状に形成し、その底面153dには均一な間隔で多数の孔153eを穿設して、浄化材151(図7参照)を透過した浄水が容易に流出できるように形成する。
【0043】
仕切枠部材181の下端部に螺合されて頭部120に組み付けられる仕切板170は、図48,49に示すように、円盤状仕切板170aの各面側の外周縁に短い円筒状の環状部材170b,170cを突設し、円盤状仕切板170aの中央部にはシャワー吐出側またはストレート吐出側への入口部へ移行するための集合通過部材171(図50,51参照)を嵌合する嵌合孔170dを穿設し、円盤状仕切板170aの嵌合孔穿設位置の外周側に水質浄化材150のケース本体153bに穿設された多数の孔153eの外周よりも大きな径を有する環状のリブ170eを突出し、そのリブ170eの上部に周上等間隔の4ヶ所にケース本体153bを載置させるための突出部170f,…,170fを突設する。
【0044】
そして、外周縁の上側の環状部材170bには、仕切枠部材181の下端部に形成された雌ねじ181oに螺合する雄ねじ170gを外周面に形成し、ねじ形成箇所の下側にOリング溝170hを形成し、また、外周縁の下側の環状部材170cには、外周面に条数2の多条雄ねじ170iを形成してシャワープレート130を螺合できるようにし、ねじ形成箇所の上部にはOリング溝170jを形成して漏れ止めできるようにする。
嵌合孔170dは、径が2段に分けられて、上部には円形の軸方向に対して同一径の孔が形成され、下部には軸方向下方に向けて縮径される孔に形成され、それらの中間には段差を設けて上方から集合通過部材171を嵌め込めるように形成する。
【0045】
集合通過部材171は、図50〜52に示すように、鍔側の端面を浅く削り込んで外縁付き平面形にした有鍔円柱の円柱部171aに、環状の溝171bを鍔側の浅く削り込んだ端面から軸方向に深くかつ貫通しない程度に刻設し、環状の溝171bの外周に外側の先端部が鍔部171dにまで達する多数の光芒171cを刻設し、この光芒171cを有する環状の溝171bを設けた円柱部171aの外径を鍔部171dの外径よりも小さくして、光芒171cの外側の下端部が側方に開口した形状に形成する。
この集合通過部材171は円柱部171aと鍔部171dの外形寸法を仕切板170の嵌合孔170dに嵌め込むことができる外径にし、円柱部171aの側面に形成された開口が仕切板170の嵌合孔170dに形成された下方に縮径される孔の位置に達するように軸方向の寸法を調節して、開口から径方向外下方へ流出する原水または浄水を縮径される孔により中心部下方に集中するように流出させる。
【0046】
仕切板170の下側の環状部材170cに螺着する吐出面形成部材としてのシャワープレート130は、図53〜56に示すように、平板状の円板部130cとその外周縁を立ち上げて形成した張出部130dを形成し、円板部130cの中央部にストレート吐出口130bを穿設し、このストレート吐出口130bに隣接して吐出切換弁160の弁軸162(図58参照)を貫通させて軸支する軸孔130eを穿設し、ストレート吐出口130bと軸孔130eとを除いた面のストレート吐出口130bの周囲にシャワー吐出口130aとなる小孔を多数個略均等な間隔で穿設する。
【0047】
このシャワープレート130は、各孔を穿設した円板部130cの張出部形成側を混合水の流入側(上流側)とし、張出部130dの内周面側には条数が2の多条雌ねじ130fを形成して、仕切板170に設けた多条雄ねじ170iに螺合できるようにする。
また、張出部130dの上端部の内側には拡径した段差部130gを設けてOリング溝を被う押圧面を形成し、仕切板170のOリング溝170jに取り付けたOリング(図4参照)を外側から押圧して仕切板170との螺合時に漏止めができるようにする。
さらに、ストレート吐出口130bの上部には、ストレート吐出用流路形成部材131(図57参照)を嵌合させる凹部130hを設け、シャワープレート中央部にストレート吐出用流路形成部材131を立設して、ストレート吐出側の流路(ストレート吐出流路131a)とシャワー吐出側の流路(シャワー吐出面上流側空間130i)とを仕切ることができるようにする。
【0048】
さらにまた、張出部130dの外周面には、軸孔130eを設けた位置の外周側に、軸孔穿設位置の外周面を挟むように2つの突出部130j,130jを突設し、吐出切換弁160の弁軸162が軸孔130eを貫通して軸支されて切換レバー161が2つの突出部130j,130jの間に設けられたとき、切換レバー161の操作範囲を2つの突出部130j,130jの間隔によって与えられた回動角に規制できるようにする。
【0049】
ストレート吐出用流路形成部材131は、図57(A),(B)に示すように、上端縁が内面側に縮径された端部を有する円筒形状に形成され、円筒部の内部がストレート吐出流路131aとして利用される。
上端に形成された開口部131bの開口径が円筒部分の内径よりも小さくなるように形成して、吐出切換弁160の弁体163に形成された皿部163a(図59参照)を載置し易くする。また、下端部の外径はシャワープレート130の中央部に形成された凹部130hの内径側に嵌合できる大きさを有し、嵌合後にシャワープレート130の中央部に立設できるように嵌合状態が緊密になるように形成する。
【0050】
吐出切換弁160は、シャワープレート130の円板部130cを貫通した軸回りに回動自在に支持される弁軸162を一体に設けた切換レバー161(図58)と、集合通過部材171とストレート吐出用流路形成部材131との間に設けられた隙間に配置できるように上面を浅い凹面に形成した薄い皿状に形成した弁体163(図59)とに分割される。
【0051】
弁軸162と一体化された切換レバー161は、図58(A)〜(E)に示すように、弁軸162に対して垂直な方向にレバー部161bを延設し、その操作片であるレバー部161bの先端にレバー回動方向に対して略垂直な面を形成する指掛け部161cには両面側にそれぞれ凹部161dを形成して指の係止を容易にする。弁軸162の先端には、弁体側に形成された嵌合孔163d(図59参照)に挿入して弁体163と結合し、結合後の抜けを防止するための拡張側に付勢されている断面が矩形に形成された弾性係止部162a,162aを突出させる。
【0052】
弁体163は、図59(A)〜(E)および図60に示すように、上面を浅い凹面に形成した薄い皿状に形成し、下面を板厚分長くした曲率半径により湾曲した凸面に形成した皿部163aと、この皿部163aから一方向へ延設したアーム部163bと、このアーム部163bの先端部に弁軸側の弾性係止部162a,162aを挿入して内嵌する矩形断面の嵌合孔163dを穿設した軸結合部163cとからなる。
弁軸162側の弾性係止部162a,162aを軸結合部163cの嵌合孔163dに挿入する際、シャワープレート130に形成された軸孔130eに外方(下流側)から弾性係止部162a,162aを挿入して、軸孔130eに弁軸162を嵌合し、その後、弁体163側の嵌合孔163dに弾性係止部162a,162aを抜け防止可能になるまで挿入して、弁体163と切換レバー161とをシャワープレート130に組み付けるとともに吐出切換弁160を一体に結合する。
【0053】
〔作用効果〕
このように構成した実施の形態においては、頭部120に組み込まれている押しボタン141を操作することにより、押しボタン141が頭部120より突き出ている状態(浅い押込量)では浄化された混合水が流出し、押しボタン141が頭部120に入り込んで突き出ている量が少なくなっている状態(深い押込量)では原水が流出する。
【0054】
まず、浄化された混合水が流出している時、さらに押しボタン141を押すと、押しボタン141に当接している第2切換こま186が第1切換こま185を押し、第1切換こま185から二連プッシュロッド183へ押圧力を伝達して、コイルスプリング188の付勢力に抗して二連プッシュロッド183を仕切枠部材181の壁面181eに近接する方向へ移動していく。
この時、第1切換こま185が切換リング184の溝184dを抜ける方向へ摺動して、その溝184dから外れるまで移動すると、第2切換こま186に押されている第1切換こま185は第2切換こま186と第1切換こま185との当接部の形状に従って密着する向きに変わるように動いて結果として回転し、第1切換こま185と切換リング184との相対的な位置を変更するとともに、浄水側遮断弁142を閉じ、原水側遮断弁143を開いて、図61〜65に示すように、非浄化混合水の流出に切り換える。
流出する混合水が非浄化混合水になると、コイルスプリング188の付勢力によって遊び分だけ二連プッシュロッド183を戻し、第1切換こま185に設けられたリブ185cの端部が切換リング184に刻設された浅い溝184e側に当接して位置固定する。
【0055】
また、押しボタン141を押して、押しボタン141に当接している第2切換こま186から第1切換こま185、さらに二連プッシュロッド183へ押圧力を伝達することにより、再度、コイルスプリング188の付勢力に抗して二連プッシュロッド183を仕切枠部材181の壁面181eに近接する方向へ移動させると、第1切換こま185に設けられたリブ185cの端部が切換リング184に刻設された浅い溝184eとの係合を外し、第2切換こま186に押されている第1切換こま185が、第2切換こま186と第1切換こま185との当接部の形状に従って密着する向きに変わるように動いて結果として回転し、第1切換こま185と切換リング184との相対的な位置を変更する。
【0056】
これにより、切換リング184の軸方向に深い溝184fに第1切換こま185に設けられたリブ185cが入り、コイルスプリング188の付勢力によって、第1切換こま185に設けられたリブ185cを切換リング184の深い溝184fに沿って仕切枠部材181の壁面181eから離間する方向へ摺動させることになり、第1切換こま185に当接している二連プッシュロッド183を仕切枠部材181の壁面181eから離間する方向へ移動させて、原水側遮断弁143を閉じ、浄水側遮断弁142を開いて、図6〜10に示すように、浄化混合水の流出に切り換える。
【0057】
また、シャワー吐出している場合に、押しボタン141の操作とは独立に、切換レバー161を操作して弁軸162を中心に回動すると、弁体163がストレート吐出用流路形成部材131の開口部131bから外れ、集合通過部材171からでる混合水がストレート吐出用流路形成部材131の開口部131bへ流入し、ストレート吐出口130bから流出するようになる。
さらに、ストレート吐出している場合に、切換レバー161を反対方向へ操作して、弁軸162を中心に逆回りに回動すると、弁体163がストレート吐出用流路形成部材131の開口部131bに覆い被さり、集合通過部材171からでる混合水がストレート吐出用流路形成部材131の開口部131bへ流入することを阻止して、シャワー吐出面上流側空間130iへ流入し、シャワー吐出するようになる。
【0058】
このような実施の形態では、水質を切り換えるための遮断弁142,143からなる流路切換弁の制約を頭部120に組込可能な範囲まで広げることができて、流路切換弁140の大きさの制約が大幅に緩和でき、頭部120側で流路切換弁140の操作が可能になったことにより操作性を良くすることができる。また、簡易な浄水型シャワーヘッドとして、頭部120と把持部110とが共に形良く成形でき、また、利用性の高い構造にすることができる。
【0059】
流路切換弁140は、浄水側遮断弁142と原水側遮断弁143とが同じ押しボタン141によって交互に流路を遮断する交互切換式遮断弁となっているため、頭部120に突出した押しボタン141を押すことにより、浄化混合水と非浄化混合水とを切り換えて使用でき、操作性が向上する。
また、交互切換式遮断弁の浄水側遮断弁142と原水側遮断弁143とがそれぞれ球状弁体142a,143aであるため、弁閉時には、球状弁体142a,143aに加えられる水圧が、コイルスプリング142c,143cの付勢力とともに、球状弁体142a,143aを弁座144,145に押し付けるように作用して、確実にシールすることができるようになる。
【0060】
吐出切換弁160が、レバー操作の遮断弁に形成されているため、浄水側遮断弁142と原水側遮断弁143とのどちらが開いた場合であっても、シャワー吐出とストレート吐出とを選択でき、利便性を向上することができる。
この浄水機能付きシャワーヘッド100は、台所の他、洗面所や風呂場等でも用いることができ、汎用性が非常に高いものとなる。
【0061】
〔第2実施形態〕
第1実施形態の浄水機能付きシャワーヘッド100は浄水と原水とを切り換える流路切換弁と、ストレート吐出とシャワー吐出とを切り換える吐出切換弁とを備えているが、この第2実施形態の浄水機能付きシャワーヘッド200では、図66〜68に示すように、吐出切換弁を省略して流路切換弁のみ備え、吐出には浄水側と原水側とで専用の吐出口を備えるように構成している点が異なる。
以下の説明では、流路の構成に係る部材以外の個々の部材については第1実施例と同じ構成にして、頭部120に設けた押しボタン141を操作することによって浄水と原水とを切り換えるシャワーヘッドを形成するため、第1実施形態における部材と同じ構成の部材については同じ番号または数字の下2桁を合わせるように付して説明を省略する。
【0062】
〔構成〕
この浄水機能付きシャワーヘッド200は、図69〜70に示すように、把持部210が頭部220側に位置する筒部211と、ホース接続側の筒部212と、これらを着脱自在かつ一体的に組み合わせるねじ部を有する中継部213とを有し、流路切換弁を内蔵する頭部220には押しボタン241を突出し、把持部210の混合水栓接続側にホース接続部214を形成し、ホース接続部214の先端部にホース取付ねじ215を設けてホースとの着脱を容易にし、ホース接続部214の外周側には軸方向に沿って突出した板状の突起部214aを突出する。また、シャワープレート230のシャワー吐出側には吐出切換弁が設けられていないため操作部材は突出しない。
そして、頭部220には、下流側に浄水流路と原水流路とを各別に接続する浄水側遮断弁242と原水側遮断弁243とを備えた流路切換弁(水質切換弁)240を内蔵し、押しボタン241により流路切換弁240の浄水側遮断弁242と原水側遮断弁243とを同時に操作できるようにしている。
【0063】
流路切換弁240の下流側には、浄水側遮断弁242の下流側に水質浄化材250を配置し、この水質浄化材250の下流側に仕切板270を設け、仕切板270の中央部に集合通過部材271を設け、仕切板270の集合通過部材271の下流側にストレート吐出路231を垂下して、水質浄化材250を透過した混合水が集合通過部材271を介してストレート吐出路231に流出し、シャワープレート230に形成されたストレート吐出口230bから外部へ流出する流路を形成し、そして、原水側遮断弁243の下流側に、水質浄化材250の下流側に設けた仕切板270の水質浄化材250の配置位置の外周側に対応する周辺部に複数個の孔272を穿設して、水質浄化材250の外周側に形成された空間220aとシャワー吐出路230iとを連通し、原水側遮断弁243から流出する混合水が水質浄化材250の外周側の空間220aを通過して仕切板270の周辺部に穿設された複数個の孔272を介してシャワー吐出路230iに流出し、シャワープレート230に形成されたシャワー吐出口230aから外部へ流出する流路を形成する。
【0064】
頭部220の内部には、図71〜75の拡大部分断面図に示すように、流路切換弁240が弁座下流側に浄水側流路を形成する浄水側遮断弁242と、弁座下流側に原水側流路を形成する原水側遮断弁243との2つの遮断弁を備え、流路切換弁240に形成される浄水側遮断弁242と原水側遮断弁243とは、それぞれ対応する浄水側弁座開口位置と原水側弁座開口位置とが、押しボタン241の移動方向に対して相対的にずらし、1つの押しボタンによって同時に浄水側遮断弁242と原水側遮断弁243との2つの遮断弁が操作できるように形成し、押しボタン241の押込み量によっていずれか一方の弁が閉じられるように配置される。
【0065】
この頭部220では、組み込まれた浄水側遮断弁242と原水側遮断弁243との入口(弁入口部)側に把持部210の内部の空洞が連通して原水が流入するようになり、押しボタン241によって同時に操作される流路切換弁240の浄水側遮断弁242と原水側遮断弁243との下流側に形成された流路が浄水流路と原水流路とに分かれる。
浄水側遮断弁242の出口側流路は浄化材251を収容したケース253の内部に連通して混合水を浄化する浄水流路の一部を形成し、原水側遮断弁243の出口側流路は浄化材251を収容したケース253の外側に形成された流路に連通して浄化せずに通過する原水流路の一部を形成する。
浄水側遮断弁242の出口(下流)側には水質浄化材250のケース253の蓋側に形成された入口部254が嵌着され、混合水が浄水側遮断弁242を通過した後、入口部254を経由して水質浄化材250の(上流側の)フィルタ252、浄化材251、さらに(下流側の)フィルタ252を通過し、この間に微細な固形物質が濾過され、化学成分が吸着される。
【0066】
水質浄化材250の下流側には、中央部に集合通過部材271を設けて混合水が周囲から中心部に集合してストレート吐出路231の真上から流出するように形成した仕切板270を配置し、この仕切板270が設けられた下流にはストレート吐出路231が垂下し、集合通過部材271を流出した浄水がストレート吐出路231の入口部を通過してストレート吐出口230bから外部へ流出する。
また、原水側遮断弁243の下流側には、水質浄化材250のケース253を頭部220の内面よりも小さくして間隙が生じるように形成してケース253の外側を通過する流路を形成し、仕切板270の周辺部に周上等間隔に孔272,…,272を穿設して、原水側遮断弁243から流出した原水がケース253の外側から孔272,…,272を通過してシャワー吐出路230iに流出できるように形成する。
【0067】
水質浄化材250のケース253は、円板状の蓋253aと有底円筒状のケース本体253bとからなり、蓋253aには終端縁から下方に環状の突出縁を突設するとともに中心から放射方向に浄水側の弁座嵌合孔が穿設された位置と同じ距離にある位置にフランジ付きの短い管状に形成された入口部254を突設した形状に形成する。
そして、ケース本体253bは、図76,77に示すように、有底円筒形状に形成し、その底面253dには均一な間隔で多数の孔253eを穿設し、仕切板270に形成された嵌合リング270f(図79参照)に内嵌する外径を有する嵌合部253fを下面側に突出し、その外周面にOリング溝253gを刻設して、浄化材251を透過した浄水が容易に仕切板270の上面側に流出できるように形成する。
【0068】
頭部220の吐出側と切換弁組込側との境界を仕切る仕切板270は、図78〜80に示すように、円板状仕切板270aを形成し、この円板状仕切板270aの各面側の外周縁に短い円筒状の環状部材270b,270cを突設し、上面側に水質浄化材のケース本体253bの下端部を内嵌する嵌合リング270fを突設し、円板状仕切板270aの中央部にはストレート吐出側へ移行するための入口部となる集合通過部材271の嵌合孔270dを穿設し、この嵌合孔270dの穿設位置の下面側にシャワープレート230のストレート吐出口上面の嵌合部に下端を嵌合するストレート吐出路231を垂下し、環状部材270cと嵌合リング270fとの間に円板状仕切板270aを貫通する孔272を周上等間隔に多数個穿設する。
嵌合孔270dは、径が2段に分けられて、上部には円形の軸方向に対して同一径の孔が形成され、下部には軸方向下方に向けて縮径される孔に形成され、それらの中間には段差を設けて上方から集合通過部材271を嵌め込めるように形成する。
【0069】
仕切板270の下端部に螺着する吐出面形成部材としてのシャワープレート230は、図81,82に示すように、平板状の円板部230cとその外周縁を立ち上げて形成した張出部230dを形成し、円板部230cの中央部にストレート吐出口230bを穿設し、このストレート吐出口230bの周囲にシャワー吐出口230aとなる小孔を多数個略均等な間隔で穿設する。
このシャワープレート230は、各孔を穿設した円板部230cの張出部形成側を混合水の流入側(上流側)とし、仕切板270の下端部に螺着できるようにする。
さらに、ストレート吐出口230bの上部には、ストレート吐出路231を嵌合させる凹部230hを設け、シャワープレート中央部にストレート吐出路231を立設して、ストレート吐出側とシャワー吐出側との流路を仕切ることができるようにする。
【0070】
〔作用効果〕
このように構成した第2実施形態においては、頭部220に組み込まれている押しボタン241を操作することにより、押しボタン241が頭部220より突き出ている状態(浅い押込量)では浄化された混合水が流出し、押しボタン241が頭部220に入り込んで突き出ている量が少なくなっている状態(深い押込量)では原水が流出する。
【0071】
まず、浄水が流出している時、さらに押しボタン241を押すと、図83〜87に示すように、浄水側遮断弁242を閉じ、原水側遮断弁243を開いて、原水の流出に切り換える。流出する混合水が原水に切り換わると、押しボタン241を位置固定する。
また、押しボタン241を押して、図71〜75に示すように、原水側遮断弁243を閉じ、浄水側遮断弁242を開いて、浄水の流出に切り換える。
【0072】
このような第2実施形態では、ストレート吐出口230bが浄水吐出口を形成し、シャワー吐出口230aが原水吐出口を形成しているため、浄水吐出と原水吐出との区別が容易にでき、また、浄水吐出では吐出切換を行うことなく吐出でき、識別性、視認性および操作性が向上する。
さらに、流路切換弁240の浄水側遮断弁242と原水側遮断弁243とが同じ押しボタン241によって交互に流路を遮断する交互切換式遮断弁となっており、かつ、浄水・原水吐出での押しボタン241の押込位置を異ならせているため、頭部220に突出した押しボタン241を押すことにより、浄水と原水とが混同することなく利用でき、操作性を一層向上させることができる。
また、交互切換式遮断弁の浄水側遮断弁242と原水側遮断弁243とがそれぞれ球状弁体242a,243aであるため、弁閉時には、球状弁体242a,243aに加えられる水圧が、コイルスプリング242c,243cの付勢力とともに、球状弁体242a,243aを弁座244,245に押し付けるように作用して、確実にシールすることができる。
【0073】
【発明の効果】
以上のように本発明における請求項1に係る浄水機能付きシャワーヘッドでは、シャワー吐出口を有する頭部と、他部品との接続端を備えるとともに直接手で持つことができる大きさに形成された把持部とを備え、前記頭部に、水質浄化材を交換可能に収容するとともにこの水質浄化材を通過し水質を浄化して吐出する浄水流路と前記水質浄化材を通過せずに吐出する原水流路とを形成し、前記浄水流路と前記原水流路とを切り換える流路切換弁を設け、この流路切換弁の操作機構に設けられた操作端を押しボタンに形成して前記頭部の外部に突出したことにより、頭部の外部から押しボタンを操作して流路切換弁を動作させて、容易かつ迅速に浄水と原水との吐出を切換えることができ、操作性を向上することができる。
また、筒状の仕切りで囲まれた水質浄化材を通過する浄水路と、この浄水流路の外周に周設され前記水質浄化材を通過せずに吐出する原水流路とを形成したことにより、浄水流路および原水流路が形成される頭部をコンパクトにすることができる。
【0074】
また、請求項2に係る浄水機能付きシャワーヘッドでは、前記流路切換弁を前記水質浄化材の上流側に配置したことにより、構成を簡素化でき、各部品を効果的に配置できて、製造を容易にし、コストを低減化することができる。
また、請求項3に係る浄水機能付きシャワーヘッドでは、前記流路切換弁が前記押しボタンによって交互に流路を遮断する浄水用遮断弁と原水用遮断弁とを併設した交互切換式遮断弁に形成されたことにより、押しボタン操作によって浄水か原水のいずれか一方が吐出し、切換えを容易且つ確実に行うことができる。
また、請求項4に係る浄水機能付きシャワーヘッドでは、前記交互切換式遮断弁の浄水用遮断弁と原水用遮断弁とがそれぞれ球形弁体を具備した遮断弁として形成されたことにより、弁体と弁座との間のシールがより確実に行われるようになるとともに切換操作が軽快にでき、操作力が小さくても容易に切り換えることができる。
【0075】
また、請求項5に係る浄水機能付きシャワーヘッドでは、前記頭部には前記シャワー吐出口とストレート吐出口とを併設し、前記シャワー吐出口からの吐出と前記ストレート吐出口からの吐出とを切り換える吐出切換弁を組み込んだことにより、浄水と原水とのいずれについてもシャワー吐出とストレート吐出とが選択でき、吐出形態の選択幅を広げ、利便性を向上することができる。
また、請求項6に係る浄水機能付きシャワーヘッドでは、前記吐出切換弁が前記頭部の外側から切換可能に形成された操作部を備えた吐出切換弁として形成されたことにより、頭部の外側から操作部を操作して吐出切換弁を容易に切り換えることができ、操作性を向上することができる。
また、請求項7に係る浄水機能付きシャワーヘッドでは、前記水質浄化材の下流側で前記原水流路と前記浄水流路とを合流させ、この合流した流路の出口の直下に前記ストレート吐出口を位置させて、前記吐出切換弁の弁体に前記ストレート吐出口を開閉させ、かつ、前記吐出切換弁の弁体を、上面を浅い凹面とし、下面を凸面とする皿状に形成したことにより、吐出切換弁を簡素化してコンパクトにするとともに、ストレート吐出口を確実に開閉して、シャワー吐出とストレート吐出とを確実に切り換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における浄水機能付きシャワーヘッドを示す正面図である。
【図2】同上浄水機能付きシャワーヘッドを示す側面図である。
【図3】同上浄水機能付きシャワーヘッドを示す平面図である。
【図4】同上浄水機能付きシャワーヘッドを示す側面断面図(図1のA−A矢視図)である。
【図5】同上浄水機能付きシャワーヘッドを示す平面断面図(図4のB−B矢視図)である。
【図6】同上浄水機能付きシャワーヘッドの浄水吐出状態における頭部を示す拡大平面断面図である。
【図7】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部を浄水側遮断弁の位置で示す拡大側面断面図(図6のC−C矢視図)である。
【図8】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部を原水側遮断弁の位置で示す拡大側面断面図(図6のD−D矢視図)である。
【図9】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部を浄水側遮断弁の位置で示す拡大斜め正面断面図(図6のE−E矢視図)である。
【図10】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部を原水側遮断弁の位置で示す拡大斜め正面断面図(図6のF−F矢視図)である。
【図11】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部単体を示す拡大下平面図である。
【図12】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部単体を示す拡大側面断面図(図11のG−G矢視図)である。
【図13】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部単体を示す拡大正面断面図(図11のH−H矢視図)である。
【図14】同上浄水機能付きシャワーヘッドの流路切換弁の操作機構を示す分解斜視図である。
【図15】同上浄水機能付きシャワーヘッドの仕切枠部材を示す拡大正面図である。
【図16】同上浄水機能付きシャワーヘッドの仕切枠部材を示す拡大側面図である。
【図17】同上浄水機能付きシャワーヘッドの仕切枠部材を示す拡大上平面図である。
【図18】同上浄水機能付きシャワーヘッドの仕切枠部材を示す拡大下平面図である。
【図19】同上浄水機能付きシャワーヘッドの仕切枠部材をプッシュロッド軸芯位置で示す拡大平面断面図(図15のI−I矢視図)である。
【図20】同上浄水機能付きシャワーヘッドの仕切枠部材を押しボタン中心位置で示す拡大側面断面図(図17のJ−J矢視図)である。
【図21】同上浄水機能付きシャワーヘッドの仕切枠部材を浄水側遮断弁の中心位置で示す拡大側面断面図(図17のK−K矢視図)である。
【図22】同上浄水機能付きシャワーヘッドの仕切枠部材を原水側遮断弁の中心位置で示す拡大側面断面図(図17のL−L矢視図)である。
【図23】同上浄水機能付きシャワーヘッドのプッシュロッド案内部材を示す拡大正面図である。
【図24】同上浄水機能付きシャワーヘッドのプッシュロッド案内部材を示す拡大右側面図である。
【図25】同上浄水機能付きシャワーヘッドのプッシュロッド案内部材を示す拡大平面図である。
【図26】同上浄水機能付きシャワーヘッドのプッシュロッド案内部材を示す拡大背面図である。
【図27】同上浄水機能付きシャワーヘッドのプッシュロッド案内部材を示す拡大平面断面図(図23のM−M矢視図)である。
【図28】同上浄水機能付きシャワーヘッドのプッシュロッド案内部材を示す拡大側面断面図(図25のN−N矢視図)である。
【図29】同上浄水機能付きシャワーヘッドの二連プッシュロッドを示す拡大正面図である。
【図30】同上浄水機能付きシャワーヘッドの二連プッシュロッドを示す拡大側面図である。
【図31】同上浄水機能付きシャワーヘッドの二連プッシュロッドを示す拡大平面図である。
【図32】同上浄水機能付きシャワーヘッドの二連プッシュロッドを示す拡大背面図である。
【図33】同上浄水機能付きシャワーヘッドの二連プッシュロッドを示す拡大平面断面図(図29のO−O矢視図)である。
【図34】同上浄水機能付きシャワーヘッドの切換リングを示す拡大説明図であり、(A)は側面図、(B)は正面図、(C)は背面図、(D)は上平面図、(E)は下平面図である。
【図35】同上浄水機能付きシャワーヘッドの第1切換こまを示す拡大説明図であり、(A)は側面図、(B)は正面図、(C)は背面図、(D)は上平面図、(E)は下平面図である。
【図36】同上浄水機能付きシャワーヘッドの第2切換こまを示す拡大説明図であり、(A)は側面図、(B)は正面図、(C)は背面図、(D)は平面図である。
【図37】同上浄水機能付きシャワーヘッドの押しボタンを示す拡大説明図であり、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は平面図である。
【図38】同上浄水機能付きシャワーヘッドの押しボタンを示す拡大背面図である。
【図39】同上浄水機能付きシャワーヘッドの押しボタンを示す拡大平面断面図(図37(A)のP−P矢視図)である。
【図40】同上浄水機能付きシャワーヘッドの流路切換弁における弁を示す拡大分解斜視図である。
【図41】同上浄水機能付きシャワーヘッドの弁体支持部材を示す拡大説明図であり、(A)は側面図、(B)は正面図、(C)は背面図、(D)は上平面図、(E)は下平面図である。
【図42】同上浄水機能付きシャワーヘッドの弁体支持部材を示す拡大側面断面図(図41(B)のQ−Q矢視図)である。
【図43】同上浄水機能付きシャワーヘッドの弁座を示す拡大説明図であり、(A)は平面図、(B)は側面断面図(図43(A)のR−R矢視図)である。
【図44】同上浄水機能付きシャワーヘッドの浄水側の弁座抑えを示す拡大説明図であり、(A)は平面図、(B)は側面断面図(図44(A)のS−S矢視図)である。
【図45】同上浄水機能付きシャワーヘッドの原水側の弁座抑えを示す拡大説明図であり、(A)は平面図、(B)は側面断面図(図45(A)のT−T矢視図)である。
【図46】同上浄水機能付きシャワーヘッドの水質浄化材のケースにおける蓋を示す拡大説明図であり、(A)は平面図、(B)は側面断面図(図46(A)のU−U矢視図)である。
【図47】同上浄水機能付きシャワーヘッドの水質浄化材のケース本体を示す拡大説明図であり、(A)は平面図、(B)は側面断面図(図47(A)のV−V矢視図)である。
【図48】同上浄水機能付きシャワーヘッドの仕切板を示す拡大平面図である。
【図49】同上浄水機能付きシャワーヘッドの仕切板を示す拡大側面断面図(図48のW−W矢視図)である。
【図50】同上浄水機能付きシャワーヘッドの集合通過部材を示す拡大上平面図である。
【図51】同上浄水機能付きシャワーヘッドの集合通過部材を示す拡大側面断面図(図50のX−X矢視図)である。
【図52】同上浄水機能付きシャワーヘッドの集合通過部材を示す拡大下平面図である。
【図53】同上浄水機能付きシャワーヘッドのシャワープレートを示す拡大正面図である。
【図54】同上浄水機能付きシャワーヘッドのシャワープレートを示す拡大上平面図である。
【図55】同上浄水機能付きシャワーヘッドのシャワープレートを示す拡大下平面図である。
【図56】同上浄水機能付きシャワーヘッドのシャワープレートを示す拡大側面断面図(図53のY−Y矢視図)である。
【図57】同上浄水機能付きシャワーヘッドのストレート吐出用流路形成部材を示す拡大説明図であり、(A)は平面図、(B)は縦断面図である。
【図58】同上浄水機能付きシャワーヘッドの吐出切換弁における切換レバーを示す拡大説明図であり、(A)は側面図、(B)は正面図、(C)は背面図、(D)は上平面図、(E)は下平面図である。
【図59】同上浄水機能付きシャワーヘッドの吐出切換弁における弁体を示す拡大説明図であり、(A)は側面図、(B)は正面図、(C)は背面図、(D)は上平面図、(E)は下平面図である。
【図60】同上浄水機能付きシャワーヘッドの吐出切換弁における弁体を示す拡大側面断面図(図59のZ−Z矢視図)である。
【図61】同上浄水機能付きシャワーヘッドの原水吐出状態における頭部を示す拡大平面断面図である。
【図62】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部を浄水側遮断弁の位置で示す拡大側面断面図(図61のC−C矢視図)である。
【図63】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部を原水側遮断弁の位置で示す拡大側面断面図(図61のD−D矢視図)である。
【図64】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部を浄水側遮断弁の位置で示す拡大斜め正面断面図(図61のE−E矢視図)である。
【図65】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部を原水側遮断弁の位置で示す拡大斜め正面断面図(図61のF−F矢視図)である。
【図66】本発明の第2実施形態における浄水機能付きシャワーヘッドを示す側面図である。
【図67】同上浄水機能付きシャワーヘッドを示す平面図である。
【図68】同上浄水機能付きシャワーヘッドを示す正面図である。
【図69】同上浄水機能付きシャワーヘッドを示す側面断面図(図68のA−A矢視図)である。
【図70】同上浄水機能付きシャワーヘッドを示す平面断面図(図69のB−B矢視図)である。
【図71】同上浄水機能付きシャワーヘッドの浄水吐出状態における頭部を示す拡大平面断面図である。
【図72】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部を浄水側遮断弁の位置で示す拡大側面断面図(図71のC−C矢視図)である。
【図73】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部を原水側遮断弁の位置で示す拡大側面断面図(図71のD−D矢視図)である。
【図74】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部を浄水側遮断弁の位置で示す拡大斜め正面断面図(図71のE−E矢視図)である。
【図75】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部を原水側遮断弁の位置で示す拡大斜め正面断面図(図71のF−F矢視図)である。
【図76】同上浄水機能付きシャワーヘッドの水質浄化材のケース本体を示す拡大縦断面図(図77のV−V矢視図)である。
【図77】同上浄水機能付きシャワーヘッドの水質浄化材のケース本体を示す拡大下平面図である。
【図78】同上浄水機能付きシャワーヘッドの仕切板を示す拡大上平面図である。
【図79】同上浄水機能付きシャワーヘッドの仕切板を示す拡大側面断面図(図78のW−W矢視図)である。
【図80】同上浄水機能付きシャワーヘッドの仕切板を示す拡大下平面図である。
【図81】同上浄水機能付きシャワーヘッドのシャワープレートを示す拡大上平面図である。
【図82】同上浄水機能付きシャワーヘッドのシャワープレートを示す拡大側面断面図(図81のY−Y矢視図)である。
【図83】同上浄水機能付きシャワーヘッドの原水吐出状態における頭部を示す拡大平面断面図である。
【図84】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部を浄水側遮断弁の位置で示す拡大側面断面図(図83のC−C矢視図)である。
【図85】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部を原水側遮断弁の位置で示す拡大側面断面図(図83のD−D矢視図)である。
【図86】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部を浄水側遮断弁の位置で示す拡大斜め正面断面図(図83のE−E矢視図)である。
【図87】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部を原水側遮断弁の位置で示す拡大斜め正面断面図(図83のF−F矢視図)である。
【符号の説明】
100,200 浄水機能付きシャワーヘッド
110,210 把持部
111,112,211,212 筒部
113,213 中継部
120,220 頭部
130,230 シャワープレート
130a,230a シャワー吐出口
130b,230b ストレート吐出口
130i,230i シャワー吐出路
131,231 ストレート吐出用流路形成部材
140,240 流路切換弁(水質切換弁)
141,241 押しボタン
142,242 浄水側遮断弁
142a,143a 弁体
142b,143b 弁体支持部材
142c,143c コイルスプリング
143,243 原水側遮断弁
144,145 弁座
150,250 水質浄化材
151,251 浄化材
152,252 フィルタ
153,253 ケース
154,254 入口部
154,254 入口部
160 吐出切換弁
161 切換レバー
163 弁体
170,270 仕切板
170e リブ
170f 突出部
171,271 集合通過部材
181 仕切枠部材
182 プッシュロッド案内部材
183 二連プッシュロッド
184 切換リング
185 第1切換こま
186 第2切換こま
187 カム機構
188 コイルスプリング
272 孔
Claims (7)
- シャワー吐出口を有する頭部と、他部品との接続端を備えるとともに直接手で持つことができる大きさに形成された把持部とを備え、前記頭部に、筒状の仕切りで囲まれた水質浄化材を交換可能に収容するとともにこの水質浄化材を通過し水質を浄化して吐出する浄水流路とこの浄水流路の外周に周設され前記水質浄化材を通過せずに吐出する原水流路とを形成し、前記浄水流路と前記原水流路とを切り換える流路切換弁を設け、この流路切換弁の操作機構に設けられた操作端を押しボタンに形成して前記頭部の外部に突出したことを特徴とする浄水機能付きシャワーヘッド。
- 前記流路切換弁を前記水質浄化材の上流側に配置したことを特徴とする請求項1記載の浄水機能付きシャワーヘッド。
- 前記流路切換弁が前記押しボタンによって交互に流路を遮断する浄水用遮断弁と原水用遮断弁とを併設した交互切換式遮断弁に形成されたことを特徴とする請求項1記載の浄水機能付きシャワーヘッド。
- 前記交互切換式遮断弁の浄水用遮断弁と原水用遮断弁とがそれぞれ球形弁体を具備した遮断弁として形成されたことを特徴とする請求項3記載の浄水機能付きシャワーヘッド。
- 前記頭部には前記シャワー吐出口とストレート吐出口とを併設し、前記シャワー吐出口からの吐出と前記ストレート吐出口からの吐出とを切り換える吐出切換弁を組み込んだことを特徴とする請求項1記載の浄水機能付きシャワーヘッド。
- 前記吐出切換弁が前記頭部の外側から切換可能に形成された操作部を備えた吐出切換弁として形成されたことを特徴とする請求項5記載の浄水機能付きシャワーヘッド。
- 前記水質浄化材の下流側で前記原水流路と前記浄水流路とを合流させ、
この合流した流路の出口の直下に前記ストレート吐出口を位置させて、前記吐出切換弁の弁体に前記ストレート吐出口を開閉させ、
かつ、前記吐出切換弁の弁体を、上面を浅い凹面とし、下面を凸面とする皿状に形成したことを特徴とする請求項4記載の浄水機能付きシャワーヘッド。
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