JP3691118B2 - 物品投出装置 - Google Patents

物品投出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3691118B2
JP3691118B2 JP19531195A JP19531195A JP3691118B2 JP 3691118 B2 JP3691118 B2 JP 3691118B2 JP 19531195 A JP19531195 A JP 19531195A JP 19531195 A JP19531195 A JP 19531195A JP 3691118 B2 JP3691118 B2 JP 3691118B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage
cassette
storage cassette
guide surface
prize
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP19531195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0938328A (ja
Inventor
井 義 浩 櫻
Original Assignee
グローリー工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by グローリー工業株式会社 filed Critical グローリー工業株式会社
Priority to JP19531195A priority Critical patent/JP3691118B2/ja
Publication of JPH0938328A publication Critical patent/JPH0938328A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3691118B2 publication Critical patent/JP3691118B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数個の物品が収納された収納カセットを機体に装填し、投出指示に基づいて収納カセットから物品を投出する物品投出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ用の特殊景品のようなカード状の物品を投出させる投出装置として特開平3−236878号公報に記載のものがある。この公報に開示されている装置は、物品を集積状に収納するストッカが回転軸の周りに放射方向に配置されて全体として環状をなし、このストッカを回転させて所定の投出位置で物品を投出させるようになされており、このストッカを2組並設し、各ストッカから物品を同一箇所に投出させるようになされたものである。
【0003】
また収納部を構成するカセットは、装置後面の扉を開け、補充位置にあるカセット装着部に装着するようになっており、補充位置に位置していないカセット装着部にカセットを装着する際には、操作部の回転指令ボタンを操作してそのカセット装着部を補充位置に移動させたのちカセットを装着するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに上記従来の装置では、垂直面状に開口される装置後面の補給口を通じてその内部にあるカセット装着部にカセットを装着させるものであるため、カセットの装填操作(補充操作)に両手を必要とし、操作性がきわめて悪いという問題点があった。
【0005】
また補充しようとするカセットの装着部が補充位置にないと、そのカセット装着部を補充位置に回転させる必要があるため手数がかかり、複数個のカセットを装着する場合には装着と回動とを繰返して行わねばならず、一層容易でないものとなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、収納カセットの装着の容易性を図ることを課題とし、収納カセットのカセット装着部への装着を機体外で行うことができ、かつカセット装着部に対し位置合わせすることなく迅速確実に装着することができるようしたもので、複数個の物品が収納される収納カセットを機体に装填し、投出命令に基づいて収納カセットから物品を投出する物品投出装置において、複数個の物品を収納する収納部を有する収納カセットを装填するため機体外に引出し可能に支持されたカセット装着部を備え、前記収納カセットは、その上面の重量中心線に対し一側面側に偏った位置に該中心線と平行な軸により把手が回転可能に取付けられており、前記カセット装着部は、前記収納カセットの前記一側面側がそわされる第1ガイド面と、この第1ガイド面に対向して設けられ前記収納カセットの他側面側がそわされる第2ガイド面とを有し、前記第1ガイド面の上端縁が前記第2ガイド面の上端縁より高く形成されてなり、前記収納カセットの装填時に前記一側面側下端が前記第1ガイド面にそって前記第1、第2ガイド面間に装着されるようにしたことにある。
【0007】
こうしたことにより、把手を持って収納カセットを持ち上げると、収納カセットは一側面側が斜め上方を向くように傾いた姿勢となり、その一側面下端を第1ガイド面にそわせた状態で下げれば他側面の下端は自ずと第2ガイド面にそって装着される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施形態を参照して説明する。
図示の実施形態において取扱う物品は、パチンコホール等で利用される換金景品を指し、店内の景品交換所において利用者が獲得したパチンコ玉(またはメダル)と交換して受取り、通常店外の換金所で現金と交換するためのものである。したがって以下この物品を景品1と称して説明することとし、その形態は、やや厚手(2〜3mm程度)のカード状をなし、換金金額に応じて3種類(200円、1000円、5000円相当)または他に1金種加えた4種類があり、外形は同じで色分けされて用意されている。図示の景品投出機2は、パチンコホールの景品交換所のカウンタ3に埋込んで設置され、この投出機2を挟んで店員と客が向かい合って利用されるものである。
【0009】
図1は上記景品投出機2の店員側に位置する扉4,4を開けて内部を現わした斜視図を示しており、横長直方体形状の箱形の機体5の上部に上板6が取付けられ、この上板6の上面の店員側寄りの位置には表示装置7が、また中央位置には物品投出部8がそれぞれ配設されている。
【0010】
上記表示装置7は、店員側に面する店員用表示部7aと客側に面する客用表示部7bとを有し、店員用表示部7aには景品1の種類、個数、機体5内に収納されている景品1の残量、トラブル情報等が表示され、客用表示部7bには投出された景品1の種類、個数、投出総額等が表示される。
【0011】
機体5の内部には、図示の例では7組の投出装置が設けられている。
【0012】
この投出装置は、景品1が集積状に収納される複数列の収納部9,9(図示の例では2列)を有し各収納部9,9の内外を連通するスリット状に開口された連通部10,10を有する複数個(図では2個)の第1の収納カセット111 および第2の収納カセット112 と、前記各収納部9,9に相当する大きさを有し前記収納部数の小空間に加え1つの収納部9に相当する小空間を一体的に有する受入れ空間部12と、中央に位置する小空間に隣接する小空間に設けられ前記連通部10,10を通じて収納部9,9内に進入可能とされるとともに小空間の上下方向略全域にわたり上下動可能とされたリフト部材13を有するリフト機構141 ,142 と、中央に位置する小空間に隣接する小空間の上方にそれぞれ設けられ各小空間に位置する収納部9,9内の景品を最上位の景品から順に中央の小空間側へ繰出す繰出し手段15,15と、中央に位置する小空間の上方に設けられ前記繰出し手段15により繰出される景品を受入れて一時保留する保留部16と、この保留部16に保留された景品を外部へ投出する投出手段17と、前記受入れ空間12に受入れられた収納カセット111 ,112 を小空間の配設方向に小空間1つ分スライドさせるスライド手段18とからなっている。
【0013】
前記収納カセット111 ,112 は、機体5にスライドレール19を介して引出し可能に設けられたカセット装着部20に上方から落し込むようにしてセットするようになっている。このカセット装着部20は、スライドレール19にそってスライド自在で垂直に設けられる第1ガイド面211 と、この第1ガイド面211 の下端にあって収納カセット111 ,112 の下端の幅方向両側を支持する受部22,22,22と、この受部22の反対側に第1ガイド面211 に対向して立設され該第1ガイド面211 より高さの低い第2ガイド面212 とで構成されている。
【0014】
上記収納カセット111 ,112 は、前述のように景品1が集積状とされて2列収納できるよう中央に仕切板11aがあり、一側面にスリット状の連通部10,10が開口され、上端は上面に把手23を有する蓋体24により開閉されるようになっており、景品1の装填および収納カセット111 ,112 をカセット装着部20を介して装入するときは蓋体24を収納カセット111 ,112 の上面から退避させるようになっている。
【0015】
上記収納カセット(符号11で総称する)の上面を構成する蓋体24に取付けられる把手23は、図12(B),(C)に示すように、収納カセット11の重量中心線W−W(両側の重量がバランスする中心線)に対し一側面11b(前記連通部10,10が開口している面とは反対側の側面)側に偏った位置に前記重量中心線W−Wと平行な軸23aを中心として回転可能に取付けられている。したがって上記把手23に手を掛けて持ち上げたとき、図14(A)のように前記一側面11b側が斜め上方を向く方向に傾くようになっている。
【0016】
この蓋体24は、図示の例では機体5内で占めるスペースを削減するため、蓋体24を開けたとき収納カセット11の一側面11b側に格納されるようになされている。すなわち図13に示すように、蓋体24の一側縁にガイド片24aが軸24bにより折曲自在に連結されており、このガイド片24aの両端の突部24cが収納カセット11の一側面11bの上方部両側に固設の左右の蓋体カバー11dの対向面に形成され上下端にストッパ11e,11eを有する縦方向のガイド溝11fにスライド自在に嵌合され、蓋体24の閉止時には図13(A)のようにガイド片24aが上昇して蓋体24が収納カセット11の上面を閉鎖し、ロック機構24c(図12(A)示)によりロックされる。蓋体24を開けるときは、ロック機構24cを外し、図13(B)のように軸24bを中心に回動させて直立させたのちガイド片24aをガイド溝11fにそって下降させれば、図13(C)のように左右の蓋体カバー11d間に垂直状態に格納される。
【0017】
図2は機体5の内部構造を示し、機体5の長手方向に直交する略示断面図で、カセット装着部20を引出した状態を示している。
【0018】
上記第1および第2の収納カセット111 ,112 を受入れる受入れ空間12の前後方向中央位置にはエレベータ機構25が、その前後には前述の第1の収納カセット用および第2の収納カセット用の第1リフト機構141 、第2リフト機構142 が配設されており、カセット装着部20の下部位置には収納カセット111 ,112 の投出すべき景品が収容されている収納部9,9を投出可能位置へ位置合わせするためのスライド機構18が設けられている。
【0019】
上記スライド機構18は、図3,図4に示すように、カセット装着部20の下面に固設されたラック部材26とロック部材27とを有し、機体5側には前記ラック部材26に噛合してカセット装着部20をスライドさせるギヤ28、およびこのギヤ28を駆動するためのモータ29と、前記ラック部材26の突起30が接触することによりその位置を検知する位置検知センサS1 ,S2 と、前記ロック部材27の第1および第2ロック用穴311 ,312 に係脱しカセット装着部20の停止状態を維持するロックピン32、およびこのロックピン32を上下方向に作動させるリンク機構33と、前記位置検知センサS1 ,S2 の検知信号に基づいて作動し前記リンク機構33を作動させるソレイノド34とで構成されている。
【0020】
したがってラック部材26に噛合うギヤ28が回転することによりカセット装着部20がスライドし、位置検知センサS1 またはS2 が突起30を検知するとカセット装着部20が所定の位置に到達したと判断してロック用穴311 または312 にロックピン32がソレノイド34の作動により挿入されてその位置にロックされる。これにより収納カセットのいずれか2つの収納部9,9が投出可能な位置に位置決めされる。
【0021】
前記リフト機構141 ,142 は、図5に正面を、図6に平面を示すように、受入れ空間12の上下方向略全域にわたる範囲に駆動ベルト35が上下のプーリー36,37間に巻装され、駆動用モータ38により下部のプーリー37を駆動して駆動ベルト35が無端回動されるようになっており、このベルト35に移動体39が固着されている。この移動体39は上下にガイドローラ40,40を有し、垂直に固設されたガイドレール41に上記ガイドローラ40,40が係合されて上下移動が案内される。
【0022】
上記移動体39にはアーム42を介して前述のリフト部材13が水平姿勢に取付けられており、このリフト部材13は収納カセット111 ,112 の連通部10,10から収納部9,9内を上下動可能とされるもので、このリフト部材13は収納カセット111 ,112 の下端より下位に位置する待機位置と、上方の繰出し手段15,15に近接する上昇位置とにわたり昇降されるようになっている。
【0023】
上記リフト機構は、例えば収納カセット111 ,112 の一方の収納部9,9内の景品1の残量が所定量以下になると、モータ38が駆動してリフト部材13が待機位置まで下降し、次いで前記スライド機構18のソレノイド34が励磁されてロックピン32が抜けるとともにモータ29が駆動してギヤ28、ラック部材26を介しカセット装着部20を移動させ、各カセット111 ,112 の他方の収納部9,9が投出位置へ移行し、その位置で再びロックピン32によりロックされる。その後リフト機構141 ,142 が再起動し、そのリフト部材13が景品1を押し上げ、繰出し態勢をとる。
【0024】
前記エレベータ機構25は、機体5の前後方向中央位置の小空間に設けられるもので、その上方の投出空間へ上昇して景品1を受ける昇降板43を有し、この昇降板43は図7に示すように保留部16の上部位置側方および下部位置側方にわたり上下のプーリー44,45間に巻装されたベルト46に固着の移動体47の垂直に立上がるアーム48の上端に水平姿勢に取付けられており、この昇降板43は図7の待機位置aから最上昇位置bにわたりエレベータ駆動モータ49により昇降されるようになっている。
【0025】
繰出し手段15は、図8、図9に片側のみ示しているように、収納カセット111 ,112 の景品1を取出すべき収納部9の直上位置にある繰出し部15aの上方位置に配設されたガイドロッド50と、このガイドロッド50にスライド自在に支持された繰出し部材51と、この繰出し部材51を往復移動させる繰出し用モータ52と、このモータ52により回転するアーム53に一端が連結され他端が前記繰出し部材51に連結されたリンク54と、基部が機体5に枢支され先端が前記リフト機構14のリフト部材13上の景品1の上面に接触し景品1の上昇を感知する圧力検知センサ55とからなっており、前記繰出し部材51の押出し部51aの先端下面には景品1の厚みより若干小なる段差部51bが形成されていて、この段差部51bにより景品1を1枚ずつ前記エレベータ機構25の昇降板43上の保留部16へ送入するように構成されている。
【0026】
上記保留部16の景品受入れ側の面には1枚の景品1のみが通過可能な上下幅および横幅を有しかつ前記押出し部51aが進入し得る凸形を有する通孔56が形成されたゲート部材57があり、このゲート部材57の通孔56を塞ぐように揺動板58がその上端を軸59により枢支して設けられ、景品1の進入により揺動して保留部16内への景品1の進入を許容し、進入後は図示しないバネの付勢により垂直姿勢になって前記通孔56を塞ぐようになっている。
【0027】
前記保留部16の直上位置の上板6には投出空間60が設けられ、この投出空間60の側方には投出手段17が配設されている。この投出手段17は、水平方向にプーリー61,62間に巻装され投出駆動モータ63により駆動されるベルト64と、このベルト64に移動体65を介して固定され前記投出空間60の上部を横切る方向に移動する投出部材66とで構成され、この投出部材66は、投出空間60の上面を閉鎖し得る大きさを有していて投出空間60のシャッタを兼ねる景品押動部67と、前記移動体65の下部に取付けられ後述する昇降板ロック部材68,68のロックを解除させるための押圧部69が設けられている。
【0028】
上記ロック部材68,68は、ピン70と長孔71とで前記投出空間60に出入自在に設けられており、一方のロック部材68の下部にスライド部材72が固定されて前記押圧部69の先端に正対する位置へ延びており、中間部が上板6側に軸73により枢支されたレバー74の一端が前記スライド部材72の中間部にピン75により枢支され、このレバー74の他端は他方のロック部材68に固定の連結部材76にピン77により連結されていて、常時はバネ78の付勢によりロック部材68が投出空間60内へ突出する習性が与えられている(図10)。
【0029】
前記機体5には、1組以上の投出装置を駆動して景品の投出を指示するための投出指示手段(図示せず)が付帯されている。この投出指示手段による投出指示は、店員用表示部7aに並設される操作部(テンキーを含むボタン類)によって入力することにより行われる。例えば景品の種類(金額)と枚数を入力すれば、該当する投出装置(1組以上)が駆動され、景品が投出される。また動作確認等のために特定の投出装置のみ駆動させることも可能である。
【0030】
但し通常においては、投出機に接続される景品管理機によって投出の指示がなされ、客が景品交換所に持ち込んだパチンコ玉を計数し、そのうち例えば48800円分を景品によって支払うことになった場合、最も適切な景品パターン(最も合計枚数が少なくてすむパターン、すなわち5000円景品を9枚、1000円景品を3枚、200円景品を4枚)が算出され、各景品の投出が指示される。
【0031】
次に作用を説明する。
上記景品投出機2は、景品交換所においてパチンコ玉計数機(カードリーダ、バーコードリーダでも可)および景品管理機と電気的に接続されて設置される。
【0032】
機体5内の受入れ空間部12内に収納カセット111 ,112 を収納するときは、機体5の後面の扉4,4を開け、装填しようとする位置のカセット装着部20を引出す(図1、図2示)。ついで予め各収納部9,9に景品1を集積状に収納した収納カセット111 ,112 をカセット装着部20の各受部22,22間に装入する。
【0033】
この装入に際し収納カセット11の把手23を持って持ち上げると、図14(A)に示すように収納カセット11が角度θだけ傾いてその一側面11b側が斜め上向きの状態に傾斜し、その一側面11bの下端11pをカセット装着部20の第1ガイド面211 に当てるようにして矢印aのように下降させれば、収納カセット11は第1ガイド面211 にそって進入し、他側面11cは第2ガイド面212 にそうようになって受部22上に載置される(図14(B))。装着完了後は、第1、第2ガイド面211 ,212 間で収納カセット11は倒れることなく安定して正しい位置に保持される。ついで蓋体24のロック機構24cを外して開け、蓋体カバー11d間に格納することにより収納部9,9内の景品1が投出可能な状態となる(図14(C))。
【0034】
この場合、上記景品投出機2内にある7組の投出装置のうち、例えば3組の収納カセット11には5000円の景品、2組には1000円の景品、残る2組には200円の景品を装填して使用される。これら景品の収納量は店員表示部7aに表示され、投出可能な状態におかれる。
【0035】
客が持ち込んだパチンコ玉をパチンコ玉計数機によって計数し、景品管理機により例えば48800円分の景品を投出するよう指示がなされたとすると、5000円の景品が収納されている投出装置から5000円の景品が繰出し機構15によって9枚繰出され、保留部16内の昇降板43上に集積され、1000円の景品が収納されている投出装置から1000円の景品が3枚、200円の景品の投出装置から200円の景品が4枚それぞれ繰出され、同様に昇降板43上に集積される。
【0036】
客用表示部7bには、投出される景品の種類、個数および総額が表示され、店員表示部7aには投出される景品の種類、個数が表示される。
【0037】
投出すべき景品のすべてが昇降板43上に集積されると、昇降板43が上昇し、最上昇位置に到達すると投出手段17の景品押動部67が前進して昇降板43上の景品1群を一括して上板6の客側へ押動するとともに景品押動部67が投出空間60の上面を塞ぐ。この閉塞完了と同時に昇降板43は待機位置へ下降し、次の投出に備える。
【0038】
上記各投出装置に収納されている景品の投出に伴い、一組の投出装置内の景品数が所定数以下になると次の投出装置からの投出に切換わる。また各投出装置に収納されている景品数の減少に伴い、各投出装置に対応して店員表示部7bの残量表示部の表示残量が減少し、その残量が店員に知らされる。また景品詰り等が発生した場合もその旨が知らされる。
【0039】
上記景品の投出において、その投出順序の一例を示す。
【0040】
例えば2組の投出装置(カセットの収納部9は合計8個)に同一の景品が収納されている場合、その投出順序は、▲1▼第1番目の投出装置のリフト機構141 ,142 が配置されている小空間に位置する収納部9の一方、▲2▼同、収納部9の他方の順に行われ、次いでその投出装置のスライド機構18が作動してカセット111 ,112 が1つの小空間分移動し、▲3▼リフト機構141 ,142 のある小空間に位置した収納部9の一方、▲4▼同、収納部9の他方の順に行われる。
【0041】
その投出が終わると、▲5▼第2番目の投出装置のカセット111 ,112 の収納部9の一方、▲6▼同、他方、▲7▼カセット111 ,112 がスライドしたのちの収納部9の一方、▲8▼同、他方の順に行われる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、物品投出機のカセット装着部を機体から引出し可能に構成し、このカセット装着部を引出した状態で収納カセットを装着することができるので作業がしやすいうえ、収納カセットの把手が収納カセットの上面の重量中心線に対し一側面側に偏った位置にあるので、把手を持って収納カセットを持ち上げたときその一側面が斜め上方を向くように傾き、そのため上記一側面の下端をカセット装着部の第1ガイド面にそわせやすく、これが基準となって容易に装着に導くことができる。
【0043】
またカセット装着部は、収納カセットの前記下端が当る第1ガイド面が他側の第2ガイド面より高く形成されているので、上記下端をそわせやすく、これらが相俟って収納カセットの装填作業を片手で、しかも機器を破損させることなく迅速確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の扉を開けた状態を示す店員側からみた斜視図。
【図2】同、断面図。
【図3】カセットのスライド機構の一例を示す正面図。
【図4】同、作動状態を示す正面図。
【図5】リフト機構の一例を示す正面図。
【図6】同、平面図。
【図7】エレベータ機構の一例を示す正面図。
【図8】繰出し手段の一例を示す側面図。
【図9】同、作動状態を示す側面図。
【図10】投出手段の一例を示す側面図。
【図11】同、作動状態を示す側面図。
【図12】(A)〜(C)は本発明における収納カセットを示し、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は平面図。
【図13】(A)〜(C)は収納カセットの蓋体の取付け構造例を示し、(A)は蓋体閉止時、(B)は開放途中時、(C)は格納時の状態を示す断面図。
【図14】(A)〜(C)は図12の収納カセットをカセット装着部へ装着する過程を示す説明図。
【符号の説明】
1 景品(物品)
2 景品投出機(物品投出機)
3 カウンタ
5 機体
6 上板
7 表示装置
8 物品投出機構
9 収納部
10 連通部
11(111 ,112 ) 収納カセット
12 受入れ空間部
13 リフト部材
14(141 ,142 ) リフト機構
15 繰出し手段
16 保留部
17 投出手段
18 スライド手段
19 スライドレール
20 カセット装着部
211 第1ガイド面
222 第2ガイド面
22 受部
23 把手
24 蓋体
25 エレベータ機構
26 ラック部材
27 ロック部材
311 ,312 ロック用孔
32 ロックピン
33 リンク機構
35 駆動ベルト
39 移動体
43 昇降板
46 ベルト
47 移動体
51 繰出し部材
55 圧力検知センサ
56 通孔
57 ゲート部材
58 揺動板
60 投出空間
64 ベルト
66 投出部材
67 景品押動部
68 昇降板ロック部材
69 押圧部

Claims (2)

  1. 複数個の物品が収納される収納カセットを機体に装填し、投出命令に基づいて収納カセットから物品を投出する物品投出装置において、
    複数個の物品を収納する収納部を有する収納カセットを装填するため機体外に引出し可能に支持されたカセット装着部を備え、
    前記収納カセットは、その上面の重量中心線に対し一側面側に偏った位置に該中心線と平行な軸により把手が回転可能に取付けられており、
    前記カセット装着部は、前記収納カセットの前記一側面側がそわされる第1ガイド面と、この第1ガイド面に対向して設けられ前記収納カセットの他側面側がそわされる第2ガイド面とを有し、前記第1ガイド面の上端縁が前記第2ガイド面の上端縁より高く形成されてなり、
    前記収納カセットの装填時に前記一側面側下端が前記第1ガイド面にそって前記第1、第2ガイド面間に装着されるようにしたことを特徴とする物品投出装置。
  2. 前記カセット装着部は、機体の横幅方向に複数列として設けられ、機体の前後方向に引出し可能に支持されるとともにその引出し方向に複数の収納カセットが装着可能とされている請求項1記載の物品投出装置。
JP19531195A 1995-07-31 1995-07-31 物品投出装置 Expired - Fee Related JP3691118B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19531195A JP3691118B2 (ja) 1995-07-31 1995-07-31 物品投出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19531195A JP3691118B2 (ja) 1995-07-31 1995-07-31 物品投出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0938328A JPH0938328A (ja) 1997-02-10
JP3691118B2 true JP3691118B2 (ja) 2005-08-31

Family

ID=16339050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19531195A Expired - Fee Related JP3691118B2 (ja) 1995-07-31 1995-07-31 物品投出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3691118B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4914640B2 (ja) * 2006-04-28 2012-04-11 Jcmシステムズ株式会社 景品払出装置
JP4914639B2 (ja) * 2006-04-28 2012-04-11 Jcmシステムズ株式会社 景品払出装置
JP2008073169A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Glory Ltd 景品払出機
JP5937818B2 (ja) * 2011-12-16 2016-06-22 グローリー株式会社 景品カセットおよび景品払出機
JP6310001B2 (ja) * 2016-05-12 2018-04-11 グローリー株式会社 景品払出機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0938328A (ja) 1997-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3874998B2 (ja) 包装硬貨投出装置
JP3664774B2 (ja) 物品投出装置およびこれを備えた物品投出機
EP1135318B1 (en) Bill stacker with an observation window
JP3691118B2 (ja) 物品投出装置
JP3705845B2 (ja) 物品投出機における物品の一時保留装置
JP2009297402A (ja) 景品払出装置
JPH09737A (ja) 景品自動払出機
JP5063067B2 (ja) 景品払出機
JP3722878B2 (ja) 景品投出装置およびこれを備えた景品投出機
JP5715170B2 (ja) 賞品払出装置
JP5283519B2 (ja) 景品払出ユニット、景品払出装置および景品払出システム
JP5242064B2 (ja) 景品払出機
JP6560318B2 (ja) 景品払出装置
JP2604364B2 (ja) 遊技設備用貸出又は販売装置
JP6240740B2 (ja) 景品払出装置
JP7430401B2 (ja) 物品収納容器および物品送出装置
JP5714279B2 (ja) 景品払出装置および景品管理システム
JP3305697B2 (ja) 紙幣搬送装置
JP4364821B2 (ja) 遊技機
JPH0810827Y2 (ja) 貨幣払出機
JPH0643073Y2 (ja) 紙幣束投出装置
JPH04449Y2 (ja)
JP6521804B2 (ja) 景品払出装置及び景品払出システム
JP5417657B2 (ja) 景品払出機
JP6521805B2 (ja) 景品払出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050114

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050520

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050615

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080624

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090624

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090624

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100624

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110624

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110624

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120624

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees