JP5242064B2 - 景品払出機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ店等の遊技店に備えられ、パチンコ玉またはメダルの個数やゲームの得点等の遊技の結果に応じて遊技者に引き渡される景品を払い出して遊技者に引き渡すための、景品払出機に関する。
従来、パチンコ用の特殊景品のようなカード状の景品を払い出す景品払出機(物品投出機)としては、特許第3664774号公報(特許文献1)に記載のものがある。図16に、特許第3664774号公報(特許文献1)に記載された景品払出機(物品投出機)の概略断面図を示す。図16に示されるように、この景品払出機は、カード状の景品101を集積状に収納する複数列の収納部109を有し各収納部の内外を連通する連通部110を有する複数個のカセット111と、前記各収納部109に相当する大きさを有し前記収納部数の小空間に加え1つの収納部に相当する小空間を一体的に有する受入れ空間部112と、中央に位置する小空間に隣接する一対の小空間にそれぞれ設けられ前記連通部110を通じて収納部109内に進入可能とされるとともに小空間の上下方向略全域にわたり上下動可能とされたリフト部材を有する一対のリフト機構114と、中央に位置する小空間に隣接する一対の小空間の上方にそれぞれ設けられ各小空間に位置する収納部109内の景品を最上位の景品101から順に中央の小空間側へ繰出す一対の繰出し手段115と、中央に位置する小空間に設けられ、景品101を受けて上昇する昇降板を有するエレベータ機構125と、前記各繰出し手段115により繰出される景品101を受入れて一時保留する前記昇降板上の保留部と、上昇した前記昇降板上の景品101を水平に押動する投出手段117と、前記受入れ空間部112に受入れられたカセット111を小空間の配列方向に小空間1つ分スライドさせるスライド手段118と、を具備している。
特許第3664774号公報(特許文献1)に記載された景品払出機(物品投出機)は、スペースの利用効率という点で、また、2個のカセットから景品を連続的に投出することができるという点で、極めて優れた装置である。そして、この景品払出機では、カセット内の景品の残量の検知について、エンプティセンサを採用している。しかしながら、エンプティセンサでは、カセット内の景品の残量について、0であるか1以上であるか、しか判別できない。
カセット内の景品の残量を正確に把握することは、景品の補充作業を効率的に行う上で、大変に有用なことである。そこで、本件出願人は、特開2005−131080号公報(特許文献2)に記載された景品払出しシステムを開発した。特開2005−131080号公報(特許文献2)に記載された景品払出しシステムでは、景品を補充する際に、景品が種類別に選別収納される。これにより、カセット内の景品の残量を正確に把握することが可能である。
特許第3664774号公報 特開平2005−211686号公報
前記のように、従来の景品払出機では、カセット内の景品の残量の検知について、エンプティセンサを採用している。しかしながら、エンプティセンサでは、カセット内の景品の残量について、0であるか1以上であるか、しか判別できないため、店員は景品が無くなるまでそのことに気付かず、景品交換処理途中に景品が無くなることが多い。その場合、交換処理を中断して、補充すべき景品の種類を特定し、景品を準備し、補充作業を行うことになるため、遊技客を待たせてしまって、迷惑をかけてしまう。特に、景品交換を希望する遊技客が多くなる閉店間際に景品切れが発生すると、混雑がひどくなる。
また、特開2005−131080号公報(特許文献2)に記載された景品払出しシステムでは、景品を補充する際に、景品が種類別に選別収納されるため、カセット内の景品の残量を正確に把握することができる。しかしながら、当該景品払出しシステムでは、景品を一つずつ選別して収納するために景品の補充作業に時間がかかる。また、運用中に景品詰まりが生じた場合等に、扉を開いて内部の景品を手動で取り出すと、記憶している残量数と実際の残量数とが合わなくなってしまう場合がある。
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたもので、景品の補充作業が短時間で行えて、且つ、カセット内の景品数をある程度正確に把握することができる景品払出機を提供することを目的とする。
本発明は、カード状の景品を複数個重ねて収納できる収納部を有するカセットが装着されるカセット装着部と、前記収納部内に進入可能であって当該収納部内に進入した状態において当該収納部内の上下方向略全域にわたり上下動可能とされたリフト部材を有しており、当該リフト部材によって前記収納部内の景品を持ち上げ可能なリフト機構と、前記リフト機構が前記収納部内の景品を持ち上げる際、当該景品のうち最上位の景品が所定の繰り出し位置に位置決めされるように、前記リフト部材の上昇位置を位置決めする上昇制御手段と、前記所定の繰り出し位置に位置決めされた景品を一つずつ順に繰出す繰出し手段と、前記リフト部材の最下降位置から、前記上昇制御手段によって位置決めされる前記リフト部材の上昇位置までの、当該リフト部材の上昇距離を算出する上昇距離算出手段と、リフト部材の比較参照用距離を記憶する記憶手段と、前記比較参照用距離と前記上昇距離との差に基づいて、当該収納部内に収納されている景品の数を算出する演算手段と、を備え、前記上昇距離算出手段及び前記演算手段は、リセット動作時にのみ機能するようになっていることを特徴とする景品払出機である。
本発明によれば、リフト部材が位置決めされる所定の上昇位置までの上昇距離に基づいて、収納部内に収納されている景品の積層厚さ(合計厚さ)を把握することができ、それに基づいて、収納部内に収納されている景品の数を正確に把握することができる。また、景品の補充作業に時間がかかるということもない。さらに、前記上昇距離算出手段及び前記演算手段がリセット動作時にのみ機能するようになっているため、景品の残数をチェックしたい時には、リセットをかければよい。
リフト機構は、例えば、リフト部材の上昇のためにステッピングモータを採用し得る。その場合、前記上昇距離は、当該ステッピングモータのパルス数に基づいて得ることができる。もっとも、距離の単位に換算しないで、ステッピングモータのパルス数の値をそのままその後の演算に利用してもよい。それは、上昇距離をパルス数で表示しているということに過ぎず、その場合の「パルス数」は「上昇距離」として解釈されるべきものである(クレームの範囲に含まれるものである)。その場合は、景品の厚みについてもパルス数に換算されて演算に供される。
前記上昇距離と比較される比較参照用距離としては、リフト部材の最下降位置から前記所定の繰り出し位置における景品の上面位置までの距離(設計上の距離)が用いられ得る。このような比較参照用距離と前記上昇距離との差は、収納部内に収納されている景品の積層厚さ(合計厚さ)に対応する。
あるいは、前記上昇距離と比較される比較参照用距離としては、前記リフト部材の最下降位置から、前記収納部内に1個の景品のみが収納されている際に当該景品が所定の繰り出し位置に位置決めされる時の前記リフト部材の上昇位置までの、当該リフト部材の1個時上昇距離に、景品1個あたりの厚みを加えた値、が用いられ得る。このような比較参照用距離と前記上昇距離との差は、やはり、収納部内に収納されている景品の積層厚さ(合計厚さ)に対応する。また、このような比較参照用距離を用いる場合、設計上の距離を用いることもできるが、1個時上昇距離について実際に測定動作を行うことができるので、各景品払出機毎にそのような測定動作を行うことによって、各景品払出機毎の設計値に対するバラツキの影響を排除することができる。これにより、景品の数の算出をより正確に行うことができる。
景品の数は、前記の差、すなわち、収納部内に収納されている景品の積層厚さ(合計厚さ)を、景品1個あたりの厚みで除算することによって得ることができる。
前記演算手段は、前記の差に基づいて景品の数を把握した後、景品の払出動作に応じて、景品の払出動作毎に、払い出された景品の数を減算して、景品の数を把握するようになっていることが好ましい。通常、前記演算手段は、景品の数を表示する表示部に接続される。
あるいは、景品の払出動作に応じて、景品の払出動作毎に、払い出された景品の数を減算して景品の数を把握する第二演算手段が別個に設けられてもよい。この場合、前記演算手段は、前記差に基づいて算出した景品の数を、当該第二演算手段に送るようになっている。この場合、前記第二演算手段は、景品の数を表示する表示部に接続される。
また、前記表示部は、景品の数が多い場合の表示態様と景品の数が少ない場合の表示態様とを異ならせて、景品の数が少ない場合を強調して表示するようになっていることが好ましい。これにより、景品の数が少ないことを、店員により明瞭に認識させることができる。
図1乃至図11を用いて、本発明の一実施の形態の景品払出機について説明する。
本実施の形態における景品1は、パチンコホール等で利用される特殊景品であり、店内の景品交換所において利用者が獲得したパチンコ玉(またはメダル)と交換して受取り、店外の景品買取所で現金と交換するためのものである。具体的には、景品1は、やや厚手(2〜3mm程度)のカード状をなし、買取金額に応じて3種類(200円、1000円、5000円相当)または他に1金種加えた4種類があり、外形は同じで、色分けされて用意されている。
本実施の形態の景品払出機2は、パチンコホールの景品交換所のカウンタ3に埋込んで設置され、この景品払出機2を挟んで店員と客が向かい合って利用されるものである。
図1は、景品払出機2の店員側に位置する扉4,4を開けて内部を現わした斜視図を示している。横長直方体形状の箱形の機体5の上部に、上板6が取付けられている。この上板6の上面の店員側寄りの位置に、表示装置7が配設されており、上板6の中央位置に、景品投出部8が配設されている。尚、扉4,4には(図示されない)開閉検知センサが設けられている。
図1に示されるように、表示装置7は、店員側に面する店員用表示部7aと、客側に面する客用表示部7bと、を有している。店員用表示部7aには、景品1の種類、個数、機体5内に収納されている景品1の残量、トラブル情報等が表示されるようになっている。客用表示部7bには、払い出される(投出される)景品1の種類、個数、投出総額等が表示されるようになっている。
また、本実施の形態では、機体5の内部に7組の投出機構が横方向に並んで設けられており(もっとも、7組に限定されない)、各投出機構は、前後に2個(もっとも、2個に限定されない)のカセット11a、11bが装着されるカセット装着部20を有している。カセット装着部20は、スライドレール19を介して、機体5から引出し可能となっている。また、カセット11a、11bは、カセット装着部20に対して、上方から落し込むようにしてセットされるようになっている。カセット装着部(カセットキャリヤ)20は、スライドレール19にそって垂直に設けられる背板21と、この背板21の下端にあってカセット11a、11bの下端の幅方向両側を支持する受部22、22、22と、を有している。
図2は、図1の景品払出機の内部構造を示している。具体的には、図2は、景品払出機2の機体5の長手方向に直交する概略断面図で、カセット装着部20が引出された状態を示している。図1及び図2に示されるように、カセット装着部20に装着される各カセット11a、11bは、景品1を複数個上下方向に重ねて(集積状に)収納できる2列の(2列に限定されない)収納部9と、各収納部9の内外を連通する上下方向にスリット状に開口された連通部10と、を有している。2列の収納部9は、中央の仕切板11c(図1参照)によって区分されており、1つの収納部は満杯で125枚程度の特殊景品を収納できる大きさを有するものとする。また、各カセット11a、11bの上面には、把手23を有する蓋体24が設けられていて、開閉自在となっている。蓋体24は、例えば景品1の装填作業時に、カセット11a、11bの背面側に開けることができるようになっている。
図3及び図4は、図1の景品払出機2の、カセット装着部20のスライド機構の構成及び作用を示す正面図である。図2乃至図4から分かるように、各投出機構に対応して、機体5の内部には、装着される2個のカセット11a、11bに相当する空間に更に1本分の収納部9に相当する空間が(図1の前後方向=図2乃至図4の左右方向に)並列的に加えられた受入れ空間部12が形成されている。すなわち、受入れ空間部12は、5本分の収納部9に相当する空間が(図1の前後方向=図2乃至図4の左右方向に)並列配置されるように形成されている。
そして、図2に示すように、受入れ空間部12内の、5本の並列配置された仮想上の収納部相当空間のうちの2本目と4本目の位置に(中央の収納部相当空間(小空間)に隣接する2つの収納部相当空間(小空間)に)、カセット11a、11bのそれぞれに対応して、リフト機構14a、14bが設けられている。また、中央の収納部相当空間(小空間)には、エレベータ機構25が設けられ、エレベータ機構25の上方には、後述する繰出し装置15によって繰出される景品を受入れて一時保留する保留部16が設けられている。
その他、図2に示すように、図1の景品払出機2は、保留部16に保留された景品を外部へ投出する投出装置17と、カセット装着部20に装着されて受入れ空間12に受入れられたカセット11a及び11bを収納部相当空間(小空間)1つ分だけスライドさせるスライド機構18と、を備えている。スライド機構18は、カセット11a、11bの各収容部9を、(リフト機構14a、14bが設けられた)5本の並列配置された仮想上の収納部相当空間のうちの2本目と4本目の位置に、それぞれ位置決めできるように構成されている。
本実施の形態のスライド機構18は、図3及び図4に示すように、カセット装着部20の下面に固設されたラック部材26とロック部材27とを有している。機体5側には、ラック部材26に噛合してカセット装着部20をスライドさせるギヤ28と、このギヤ28を駆動するためのモータ29と、ラック部材26の突起30が接触することによってその位置を検知する位置検知センサS1、S2と、ロック部材27の第1および第2ロック用穴31a、31bに係脱してカセット装着部20の停止状態を維持するロックピン32と、このロックピン32を上下方向に作動させるリンク機構33と、前記位置検知センサS1、S2の検知信号に基づいて作動して前記リンク機構33を作動させるソレイノド34と、で構成されている。
従って、ラック部材26に噛合うギヤ28が回転することによってカセット装着部20がスライドして、位置検知センサS1またはS2が突起30を検知することによってカセット装着部20が所定の位置に到達したと判断されると、ロックピン32がソレノイド34の作動によりロック用穴31aまたは31bに挿入されて、カセット装着部20の位置がロックされる。これにより、各カセットの2つの収納部9のいずれかが、景品払出(投出)可能な位置に位置決めされる。
各リフト機構14a、14bは、図5に示すように、収納部9内に進入可能とされるとともに当該リフト機構14a、14bが位置する収納部相当空間の上下方向略全域にわたり上下動可能とされたリフト部材13を有している。図5は、図1の景品払出機のリフト機構14a、14bの構造を示す側面図である。また、図6は、図1の景品払出機のリフト機構14a、14bの構造を示す平面図である。本実施の形態では、リフト部材13は、ステッピングモータ38を駆動することによって上昇及び下降されるようになっている。また、リフト部材13の上下移動行程は、図示されない上ストッパ及び下ストッパによって、物理的に制限されている。
各リフト機構14a、14bは、図5及び図6に示すように、受入れ空間12の上下方向略全域にわたる範囲で駆動ベルト35が上下のプーリー36,37間に巻装された構成を有している。下部のプーリー37が駆動用のステッピングモータ38によって駆動されて、駆動ベルト35が無端回動されるようになっている。このベルト35に、移動体39が固着されている。当該移動体39の上下部に、ガイドローラ40,40が設けられており、垂直方向に固設されたガイドレール41にガイドローラ40,40が係合されることによって、移動体39の上下移動が案内されるようになっている。
前記移動体39に、アーム42を介して、リフト部材13が水平姿勢に取付けられている。このリフト部材13は、カセット11a、11bの収納部9内に進入して上下移動可能である(カセット11a、11bの連通部10内をアーム42が通過する)。リフト部材13は、制御部38aによるステッピングモータ38の制御によって、カセット11a、11bの下端より更に下位である待機位置から、景品1を後述する繰り出し位置に到達させる上昇位置まで、上昇(昇降)されるようになっている。
また、図7及び図8は、リフト部材13によって所定の繰り出し位置に位置決めされた景品1を一つずつ順に繰出す繰出し装置15の構成及び作用を示す側面図である。図7に示すように、各リフト機構14a、14bについて、積層された景品1の上方(リフト部材13の上下移動行程の上方)に、圧力検知センサ55が設けられている。この圧力検知センサ55に最上位の景品1が当接することによって、制御部38aの制御によりステッピングモータ38の駆動が停止するようになっている。すなわち、圧力検知センサ55が、制御部38aと協働して、リフト部材13の上昇位置を位置決めする上昇制御装置として機能するようになっている。
圧力検知センサ55に最上位の景品1が当接した状態が、繰り出し装置15の作動可能状態である。すなわち、圧力検知センサ55に当接した景品1が占める位置が、所定の繰り出し位置である。
図7及び図8に示すように、繰出し装置15は、繰出し位置の上方に配設されたガイドロッド50と、ガイドロッド50にスライド自在に支持された繰出し部材51と、繰出し部材51を往復移動させる繰出し用モータ52と、このモータ52により回転するアーム53に一端が連結され他端が前記繰出し部材51に連結されたリンク54と、を備えている。圧力検知センサ55は、基部が機体5に枢支されており、先端部が圧力検知部となっている。圧力検知部がリフト機構14のリフト部材13により持ち上げられた景品1の上面に接触することにより、当該景品1が繰り出し位置に至ったことを感知できるようになっている。
図7及び図8に示すように、繰出し部材51の押出し部51aの先端下面に、景品1の厚みより若干小なる段差部51bが形成されている。この段差部51bによって、景品1を1枚ずつ、エレベータ機構25の昇降板43上の保留部16へと送入するようになっている。
図9は、エレベータ機構25を示す側面図である。図9に示すように、ベルト46が、保留部16の上部位置側方から下部位置側方にわたって上下のプーリー44,45間に巻装されている。このベルト46に移動体47が固着されており、当該移動体47から垂直に立上がるアーム48の上端に、昇降板43が水平姿勢に取付けられている。昇降板43は、図9の待機位置Aから最上昇位置Bまで、エレベータ駆動モータ49によって昇降されるようになっている。
再び図7及び図8を参照して、保留部16の景品受入れ側の面には、1枚の景品1のみが通過可能な上下幅および横幅を有し、且つ、押出し部51aの進入を許容するような、凸形の通孔56を有するゲート部材57が設けられている。ゲート部材57の当該通孔56を塞ぐように、揺動板58がその上端を軸59によって枢支されて設けられている。揺動板58は、景品1の進入時に揺動して景品1の保留部16内への進入を許容する一方、景品1の進入後は不図示のバネの付勢力によって垂直姿勢を維持して前記通孔56を塞ぐようになっている。
図10及び図11は、投出装置17の構成及び作用を示す側面図である。図10に示すように、保留部16の直上位置の上板6に、投出空間60が設けられている。この投出空間60の側方に、投出装置17が配設されている。投出装置17は、水平方向にプーリー61,62間に巻装され投出駆動モータ63により駆動されるベルト64と、このベルト64に移動体65を介して固定され前記投出空間60の上部を横切る方向に移動する投出部材66と、で構成されている。この投出部材66は、投出空間60の上面を閉鎖し得る大きさを有していて投出空間60のシャッタを兼ねる景品押動部67と、前記移動体65の下部に取付けられ後述する昇降板ロック部材68,68のロックを解除させるための押圧部材69と、を有している。
ロック部材68,68は、ピン70と長孔71とによって、投出空間60に出入自在な部材として設けられている。そして、一方のロック部材68の下部に固定されたスライド部材72が、押圧部材69の先端に正対する位置へ延びている。レバー74の中間部が上板6側に軸73により枢支され、レバー74の一端が前記スライド部材72の中間部にピン75により枢支され、レバー74の他端が他方のロック部材68に固定された連結部材76にピン77により連結されている。そして、常時はバネ78の付勢により、ロック部材68が投出空間60内へ突出する習性が与えられている。
その他、機体5には、1組以上の投出機構を駆動して景品の投出(払出し)を行うことを指示する投出指示装置が付帯されている。この投出指示装置は、例えば、店員用表示部7aに並設される操作部7d(例えば、テンキーを含むボタン類)によって構成され得る。例えば景品の種類(金額)と枚数を操作部7dに入力すれば、該当する投出機構(1組以上)が駆動されて、該当する景品が払い出される。また、動作確認等のために特定の投出機構のみを駆動させることも可能となっている。
但し、通常においては、景品払出機2に接続される景品管理機90(図12参照)によって、投出の指示が自動的になされる。客が景品交換所に持ち込んだパチンコ玉を計数し、そのうち例えば48800円に相当する特殊景品を払い出すことになった場合、最も適切な景品パターン(最も合計枚数が少なくてすむパターン、すなわち5000円景品を9枚、1000円景品を3枚、200円景品を4枚)が算出されて、各景品の払出しが指示される。
さて、本発明の一実施の形態としての景品払出機2の説明を以下に続ける。図12は、景品払出機2に装着されたカセット11a、11bの各収納部9における景品の数を獲得する(測定する)ための構成を抜き出した構成概略図である。
図12に示されるように、本実施の形態では、ステッピングモータ38のパルス数に基づいて、制御部38aに接続された上昇距離算出装置81が、リフト部材13の待機位置(最下降位置)から前記圧力検出センサ55(上昇制御手段)によって位置決めされるリフト部材13の上昇位置までの、リフト部材13の上昇距離を算出できるようになっている(もっとも、距離の単位に換算しないで、ステッピングモータのパルス数の値をそのままその後の演算に利用してもよい。それは、上昇距離をパルス数で表示しているということに過ぎず、その場合の「パルス数」は「上昇距離」として解釈される。その場合は、景品1の厚みについてもパルス数に換算されて演算される)。上昇距離算出装置81は、具体的には、景品払出機2内に設けられた制御基板上のマイコン(CPU)等によって構成され得る。
一方、制御基板上に設けられたメモリからなる記憶装置82が、リフト部材13の比較参照用距離を予め記憶している。本実施の形態では、リフト部材13の待機位置から景品1の所定の繰り出し位置における上面位置までの装置設計上の距離の値を記憶している。
そして、上昇距離算出装置81及び記憶装置82に接続された演算装置83が、前記比較参照用距離と前記上昇距離との差を演算し、当該差の値に基づいて、収納部9内に収納されている景品1の数を算出するようになっている。具体的には、前記差の値を景品1の1個あたりの厚みで除算することによって、収納部9内に収納されている景品1の数を算出するようになっている。演算装置83も、具体的には、景品払出機2内に設けられた制御基板上のマイコン(CPU)等によって構成され得る。上昇距離算出装置81と一体化されていてもよい。
演算装置83は、景品1の払出動作に応じて景品1の残数を演算する第二演算装置84に接続されている。第二演算装置84も、具体的には、景品払出機2内に設けられた制御基板上のマイコン(CPU)等によって構成され得る。また、第二演算装置84は、払い出される景品1の数に関する情報を受信すべく、景品管理機90及び/または操作部7dに接続されており、また、演算後の景品1の残数を表示するために店員用表示部7aに接続されている。
なお、本実施の形態では、上昇距離算出装置81及び演算装置83は、リセット動作時にのみ機能するようになっている。また、上昇距離算出装置81、記憶装置82、演算装置83及び第二演算装置84の一部または全部は、各ステッピングモータ38(リフト機構14)毎に設けられてもよいが、各投出機構毎に共通に設けられてもよいし、更には、複数の投出機構についても共通に設けられてもよい(この場合、適宜接続が切り換えられて利用される)。
次に、本実施の形態の景品払出機2の作用を説明する。
景品払出機2は、景品交換所においてパチンコ玉計数機(カードリーダ、バーコードリーダでも可)および景品管理機90と電気的に接続されて設置される。
そして、景品払出機2内にある7組の投出機構のうち、例えば3組には5000円相当の景品、2組には1000円相当の景品、残る2組には200円相当の景品が装填されて使用される。これら景品の収納量は、店員表示部7aに表示され、投出可能な状態におかれる。
客が持ち込んだパチンコ玉をパチンコ玉計数機によって計数し、景品管理機90により例えば48800円に相当する特殊景品を払い出すよう指示がなされたとすると、5000円相当の景品が収納されている投出機構から5000円の景品が繰出し機構15によって9枚繰出され、保留部16内の昇降板43上に集積され、1000円の景品が収納されている投出機構から1000円相当の景品が3枚、200円相当の景品の投出機構から200円の景品が4枚それぞれ繰出され、同様に昇降板43上に集積される。
客用表示部7bには、投出される景品の種類、個数および総額が表示され、店員表示部7aには投出される景品の種類、個数が表示される。
払い出されるべき景品のすべてが昇降板43上に集積されると、昇降板43が上昇し、最上昇位置に到達すると投出装置17の景品押動部67が前進して昇降板43上の景品1群を一括して上板6の客側へ押動するとともに、景品押動部67が投出空間60の上面を塞ぐ。この閉塞完了と同時に、昇降板43は待機位置へ下降し、次の投出に備える。
各投出機構による景品の投出に伴って、一組の投出機構による景品の払い出しが終了する(景品の残量が0になる)と、次の投出機構からの投出に切換わる。例えば、2組の投出機構(カセットの収納部9は合計8個)に同一の景品が収納されている場合、その投出順序は、例えば、(1)第1番目の投出機構のリフト機構14a、14bが配置されている収納部相当空間に位置する収納部9、9、(2)当該投出機構のスライド機構18が作動してカセット11a、11bが1つの収納部相当空間分だけ移動して、リフト機構14a、14bの位置に移動された収納部相当空間に位置する収納部9、9、(3)第2番目の投出機構のリフト機構14a、14bが配置されている収納部相当空間に位置する収納部9、9、(4)当該投出機構のスライド機構18が作動してカセット11a、11bが1つの収納部相当空間分だけ移動して、リフト機構14a、14bの位置に移動された収納部相当空間に位置する収納部9、9、である。
次に、本実施の形態の景品払出機2のリセット動作について説明する。本実施の形態では、リセット動作時に、各収納部9における景品1の数の獲得(測定)動作が実施される。リセット動作の指令入力は、景品払出機の電源投入や扉の開閉動作(特に閉鎖時)に伴って自動的に行われたり、店員用表示部7aに並設される操作部7dを介してなされ得る。
リセット動作の指令入力がなされると、制御部38aによってステッピングモータ38が制御されて、リフト部材13が待機位置(最下降位置)に位置決めされる。その状態から、測定対象の収納部9に収納されている景品1の最上位の景品1が圧力検出センサ55(上昇制御手段)に当接するまで、すなわち、繰り出し位置に到達するまで、ステッピングモータ38が駆動されてリフト部材13が上昇される。そして、その間のステッピングモータ38のパルス数のデータが、ステッピングモータ38あるいは制御部38aから上昇距離算出装置81に送られて、上昇距離算出装置81において当該パルス数に相当する上昇距離が算出される。
続いて、演算装置83が、当該上昇距離と記憶装置82に予め記憶されている比較参照用距離との差を演算する。この差の値は、測定対象の収納部9に収納されている景品1の積層厚さ(合計厚さ)に相当する。従って、演算装置83は、当該差を景品1の1個あたりの厚みで除算することによって、収納部9内に収納されている景品1の数を算出する。算出した値は、第二演算装置84に送られる。第二演算装置84は、当該収納部9の景品の数の算出データが演算装置83から送られると、当該データによって自身の対応するデータを上書きする。
以上の工程により、収納部9内に収納されている景品1の数を従来よりもかなり正確に把握することができる。他の収納部9に対する景品数の獲得(測定)動作も、同様の工程を経て実施される。具体的には、始めに、リフト機構位置にある2個の収納部(例えば、図3における左から1番目と3番目)について、上記工程によって景品の残数が確認される。リフト部材13が待機位置(最下降位置)に戻った後、スライド機構18が駆動されて、残りの収納部(例えば、図3における左から2番目と4番目)がリフト機構位置に移動され、上記工程を繰り返すことで当該収納部の景品の残数が確認される。得られた4つの収納部における景品の残数を合計することにより、当該投出機構内に収納された景品の残数を算出することができる(最大で500枚程度(125枚×4))。また、エンプティセンサ(不図示)が併用される場合においてカセットあるいは収納部の残景品数が0であることが検知されている際には、そのようなカセットないし収納部についての前記獲得(測定)工程は省略され得る。
なお、リセット動作が実施された後は、第二演算装置84は、次のリセット動作まで、景品の払出動作毎に、払い出した景品の数だけ減算処理を行う。
以上のように、本実施の形態によれば、リフト部材13が位置決めされる所定の上昇位置までの上昇距離に基づいて、収納部9内に収納されている景品1の積層厚さ(合計厚さ)を把握(測定)することができ、それに基づいて、収納部9内に収納されている景品1の数を正確に把握(測定)することができる。また、景品1の補充作業に時間がかかるということもない。
なお、本実施の形態では、上昇距離算出装置81及び演算装置83はリセット動作時にのみ機能するようになっているが、これに限定されない。例えば、上昇距離算出装置81及び演算装置83を定期的に動作させて、景品の残数を定期的にチェックする態様も採用可能である。
また、本実施の形態では、ステッピングモータ38のパルス数に基づく演算を行う上昇距離算出装置81及び演算装置83と、景品の払出動作毎に演算を行う第二演算装置84とを、別個の装置として設けているが(図12参照)、それらは一体化されていてもよい。例えば、第二演算装置84が用いられず、演算装置83が、ステッピングモータ38のパルス数に基づいて景品1の数を把握(測定)した後、景品の払出動作に応じて景品の払出動作毎に払い出された景品の数を減算して、景品の数を把握するようになっていてもよい。
また、本実施の形態では、比較参照用距離として、リフト部材13の待機位置から景品1の所定の繰り出し位置における上面位置までの装置設計上の距離の値を用いているが、これに限定されない。例えば、比較参照用距離として、リフト部材13の待機位置(最下降位置)から、収納部9内に1個の景品のみが収納されている際に当該景品が所定の繰り出し位置に位置決めされる時のリフト部材13の上昇位置までの、当該リフト部材13の1個時上昇距離に、景品1個あたりの厚みを加えた値、が用いられ得る。このような比較参照用距離と前記上昇距離との差は、やはり、収納部9内に収納されている景品の積層厚さ(合計厚さ)に対応する。
このような比較参照用距離を用いる場合でも、設計上の距離を利用することができるが、1個時上昇距離については各収納部9毎に実際に測定動作を行って取得することができるので、各収納部9毎、各投出機構17毎あるいは各景品払出機2毎にそのような測定動作を行うことによって、各収納部9毎、各投出機構17毎あるいは各景品払出機2毎の設計値に対するバラツキの影響を排除することができる。これにより、景品の数の算出をより正確に行うことができる。
図13に、このような比較参照用距離を取得する際のフローチャートを示す。図13に示すように、まず、各収納部9に1個ずつ景品が装填される(STEP1)。そして、必要に応じてスライド機構18が作動されて、対象とする収納部9及びリフト部材13の位置決めが行われる(STEP2)。リフト部材13は、ステッピングモータ38の制御により、待機位置(最下降位置)にて待機する(STEP3)。
その状態から、当該収納部9に収納されている1個の景品1が圧力検出センサ55(上昇制御手段)に当接するまで、すなわち、繰り出し位置に到達するまで、ステッピングモータ38が駆動されてリフト部材13が上昇される(STEP4)。そして、その間のステッピングモータ38のパルス数のデータが、ステッピングモータ38あるいは制御部38aから上昇距離算出装置81に送られて、上昇距離算出装置81において当該パルス数に相当する1個時上昇距離が算出される(STEP5)。ここで、好ましくは、算出された1個時上昇距離が、設計上の数値と比較される(STEP6)。算出された1個時上昇距離が設計上の数値から大きく外れている場合には、STEP3に戻って再試行される(再試行を2回繰り返しても設計上の数値から大きく外れてしまう場合には、エラーダウンと判定して処理が終了される)。算出された1個時上昇距離が設計上の数値から大きく外れていない場合には、当該算出された1個時上昇距離に、景品1個あたりの厚みが加えられ(STEP7:この演算も、演算装置83によって行われることが好ましい)、その値が当該収納部9(及び対応するリフト機構)における比較参照用距離として記憶装置82に記憶される。その後、次の測定対象の収納部9について同様の工程が繰り返される(すでに景品1個の装填が行われている場合には、STEP1は省略される)。
前記のように「実測された1個時上昇距離+景品1個の厚み」を比較参照用距離として記憶する他、同様に、「実測された2個時上昇距離+景品2個の厚み」や「実測された3個時上昇距離+景品3個の厚み」等を比較参照用距離として記憶しておいても差し支えない。もっとも、「実測された1個時上昇距離+景品1個の厚み」を採用する場合が、景品1の装填作業が容易である。
また、「0個時上昇距離」を直接的に比較参照用距離として測定することも、装置構成によっては採用され得る。但し、収納部9の景品1の残数が0である場合には当該収納部9内をリフト部材13が上下移動できないような構成が一般的に採用されており、そのような装置構成の場合には「0個時上昇距離」を直接的に測定することができないということに留意が必要である。
また、本実施の形態によれば、従来よりも正確に景品の残数を把握することができるので、店員用表示部7aにおける残数の表示態様について種々工夫することが効果的である。とりわけ、景品の数が多い場合の表示態様と景品の数が少ない場合の表示態様とを異ならせて、景品の数が少ない場合を強調して表示するようになっていることが好ましい。これにより、景品の数が少ないことを、より明瞭に認識させることができる。
具体的には、図14に示すように、残数が所定値以上であればバーの長さにて残数を表示する一方、残数が所定値以下になった後はバーの長さに加えて残数表示をも行うことが好ましい。もっとも、図15に示すように、バー表示との重なり部分に白抜き文字を利用することにして、残数の如何に関わらず残量表示を行う態様も効果的ではある。
あるいは、バー表示のバーの減少割合を、残数に依存して変更することも効果的である。例えば、残個数が250個以上であれば20個の景品減少毎に1目盛り分だけバー表示を減少させ、残個数が100〜250個であれば15個の景品減少毎に1目盛り分だけバー表示を減少させ、残個数が100個以下であれば10個の景品減少に応じて1目盛り分だけバー表示を減少させる、ということが効果的である。
また、他の表示態様としては、残数が所定枚数(例えば100枚)を下回ったものについて、それまでと異なる色で表示したり、点滅表示させることにより、店員に補充作業の実行を促すようにしてもよい。
これらの表示を見た店員が、景品の残数が少なくなっていることに気付けば、補充すべき景品を予め準備しておくことにより、補充作業を短時間で完了することが可能となり、取引の中断時間を最小限に抑えることができる。更には、確認された残量に基づいて景品切れの発生を予測できるので、取引の合間や、閉店間際の混雑する時間帯になる前に、補充作業を実行すれば、取引の途中で景品切れが発生することがなくなり、遊技客に迷惑をかけない運用が可能となる。
本発明の一実施の形態に係る景品払出機の、店員側に位置する扉を開けて内部を現わした状態での、斜視図である。 図1の景品払出機の、機体の長手方向に直交する概略断面図である。 図1の景品払出機のカセット装着部のスライド機構の構成及び作用を示す正面図である。 図1の景品払出機のカセット装着部のスライド機構の構成及び作用を示す正面図である。 図1の景品払出機のリフト機構の構成を示す側面図である。 図1の景品払出機のリフト機構の構成を示す平面図である。 図1の景品払出機の繰出し装置の構成及び作用を示す正面図である。 図1の景品払出機の繰出し装置の構成及び作用を示す正面図である。 図1の景品払出機のエレベータ機構の構成及び作用を示す正面図である。 図1の景品払出機の投出装置の構成及び作用を示す正面図である。 図1の景品払出機の投出装置の構成及び作用を示す正面図である。 図1の景品払出機の各収納部における景品の数を獲得する(測定する)ための構成を抜き出した構成概略図である。 比較参照用距離の一例を取得(測定)するためのフローチャートである。 店員用表示部における残数表示の好適な表示態様の一例を示す図である。 店員用表示部における残数表示の好適な表示態様の他の一例を示す図である。 特許第3664774号公報(特許文献1)に記載された景品払出機(物品投出機)の概略断面図である。
符号の説明
1 景品
2 景品払出機
3 カウンタ
5 機体
6 上板
7 表示装置
7a 店員用表示部
7b 客用表示部
7d 操作部
8 投出機構
9 収納部
10 連通部
11a、11b カセット
12 受入れ空間部
13 リフト部材
14a、14b リフト機構
15 繰出し装置
16 保留部
17 投出装置
18 スライド機構
19 スライドレール
20 カセット装着部
23 把手
24 蓋体
25 エレベータ機構
26 ラック部材
27 ロック部材
31a、31b ロック用孔
32 ロックピン
33 リンク機構
35 駆動ベルト
38 ステッピングモータ
38a 制御部(上昇制御手段)
39 移動体
43 昇降板
46 ベルト
47 移動体
51 繰出し部材
55 圧力検知センサ(上昇制御手段)
56 通孔
57 ゲート部材
58 揺動板
60 投出空間
64 ベルト
66 投出部材
67 景品押動部
68 昇降板ロック部材
69 押圧部材
81 上昇距離算出装置
82 記憶装置
83 演算装置
84 第二演算装置
90 景品管理機

Claims (9)

  1. カード状の景品を複数個重ねて収納できる収納部を有するカセットが装着されるカセット装着部と、
    前記収納部内に進入可能であって当該収納部内に進入した状態において当該収納部内の上下方向略全域にわたり上下動可能とされたリフト部材を有しており、当該リフト部材によって前記収納部内の景品を持ち上げ可能なリフト機構と、
    前記リフト機構が前記収納部内の景品を持ち上げる際、当該景品のうち最上位の景品が所定の繰り出し位置に位置決めされるように、前記リフト部材の上昇位置を位置決めする上昇制御手段と、
    前記所定の繰り出し位置に位置決めされた景品を一つずつ順に繰出す繰出し手段と、
    前記リフト部材の最下降位置から、前記上昇制御手段によって位置決めされる前記リフト部材の上昇位置までの、当該リフト部材の上昇距離を算出する上昇距離算出手段と、
    リフト部材の比較参照用距離を記憶する記憶手段と、
    前記比較参照用距離と前記上昇距離との差に基づいて、当該収納部内に収納されている景品の数を算出する演算手段と、
    を備え
    前記上昇距離算出手段及び前記演算手段は、リセット動作時にのみ機能するようになっている
    ことを特徴とする景品払出機。
  2. 前記記憶手段は、前記比較参照用距離として、
    前記リフト部材の最下降位置から、前記所定の繰り出し位置における景品の上面位置まで、の距離を記憶している
    ことを特徴とする請求項1に記載の景品払出機。
  3. 前記記憶手段は、前記比較参照用距離として、
    前記リフト部材の最下降位置から、前記収納部内に1個の景品のみが収納されている際に当該景品が所定の繰り出し位置に位置決めされる時の前記リフト部材の上昇位置までの、当該リフト部材の1個時上昇距離に、景品1個あたりの厚みを加えた値を記憶していることを特徴とする請求項1に記載の景品払出機。
  4. 前記演算手段は、前記差を景品1個あたりの厚みで除算することによって、前記収納部内に収納されている景品の数を算出するようになっている
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の景品払出機。
  5. 前記演算手段は、更に、景品の払出動作に応じて景品の残数を演算するようになっている
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の景品払出機。
  6. 前記演算手段は、景品の数を表示する表示部に接続されている
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の景品払出機。
  7. 景品の払出動作に応じて景品の残数を演算する第二演算手段を更に備えており、
    前記演算手段は、前記差に基づいて算出した景品の数を、当該第二演算手段に送るようになっている
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の景品払出機。
  8. 前記第二演算手段は、景品の数を表示する表示部に接続されている
    ことを特徴とする請求項7に記載の景品払出機。
  9. 前記表示部は、景品の数が多い場合の表示態様と景品の数が少ない場合の表示態様とを異ならせて、景品の数が少ない場合を強調して表示するようになっている
    ことを特徴とする請求項6または8に記載の景品払出機。
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