JP6521804B2 - 景品払出装置及び景品払出システム - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機などの遊技機器が設置される遊技店などに設置され特殊景品などの景品を払い出す景品払出装置及び景品払出システムに関する。
例えばパチンコ店などの遊技店では、遊技客がパチンコ機で獲得したパチンコ玉数やスロットマシンで獲得したメダル数に応じて特殊景品を払い出す景品払出装置を設置している。
景品払出装置では、例えば、収納箱内の昇降台上に複数の特殊景品を重積収納し、獲得したパチンコ玉数やメダル数に応じてその昇降台を上昇させ、所定数の特殊景品を払い出している。
この特殊景品の円滑な払い出しや不正防止の観点から、特殊景品は厳重に在庫が管理されている。例えば、特殊景品を計数するためのセンサ部を特殊景品の積層方向にスライドさせることで特殊景品の在庫数を測定する計数装置を備える景品払出装置が知られている。
特許第5426118号
従来の景品払出装置では、計数装置をスライドさせるための機構(例えば、駆動用モータや伝達ギアやガイドレールなど)は、昇降台を昇降させるための機構と別個に備えられている。そのため、景品払出装置の小型化や低コスト化が困難であった。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたもので、景品の在庫を計数する計数装置を備え、小型化及び低コスト化が可能な景品払出装置及び景品払出システムを提供することを目的とする。
実施の形態の景品払出装置は、景品を積層して収納する景品収納部と、前記景品収納部を出入自在に収容する筐体部と、前記景品収納部に収納された前記景品を保持して移動可能な保持部と、前記保持部と着脱可能に設けられ、前記景品収納部に収納された景品を計数する計数部と、前記計数部または、前記計数部に連結された前記保持部を移動させる駆動部を具備する。
実施の形態の景品払出装置によれば、全体として部品数を削減でき、装置の小型化や低コスト化を実現することができる。また、実施の形態の景品払出装置によれば在庫計数にかかる時間を短縮することができる。
一つの実施の形態に係る景品払出システム1全体の構成を示す図である。 景品管理装置(POS)19の機能を示すブロック図である。 景品払出装置17を示す斜視図である。 図3に示した景品払出装置17の裏側を示す斜視図である。 図4に示した景品払出装置17の背面扉109を開いた状態を示す斜視図である。 景品カートリッジ112を示す斜視図である。 下部ユニット113の外側部を説明するための一部拡大斜視図である。 下部ユニット113の内部を示す概略図である。 下部ユニット113内に挿入された景品カートリッジ112の検知について説明するための一部拡大斜視図である。 分離した状態の計数部170及び景品搬送部180を示す斜視図である。 計数部170が景品搬送部180を保持した状態を示す斜視図である。 ロックレバー175が景品搬送部180を保持する前の状態を示す一部断面図である。 ロックレバー175の爪部175cが景品搬送部180の下側に入り込む状態を示す一部断面図である。 ロックレバー175が景品搬送部180を保持可能な状態を示す一部断面図である。 在庫計数時の計数部170及び景品搬送部180が連結している状態を示す平面図である。 景品搬送部180を分離するために、計数部170及び景品搬送部180が下降したところを示す平面図である。 計数部170が上昇するところを示す平面図である。 主制御手段104の機能を示す機能ブロック図である。 レーン制御手段105の機能を示す機能ブロック図である。 景品払出装置17の動作を示すフローチャートである。 景品払出装置17の景品Wの在庫計数の動作を示すフローチャートである。 本発明の変形例を説明する斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の一つの実施の形態に係る景品払出装置及び景品払出システムを説明する。
(景品払出システム1について)
まず、図1を参照して、景品払出システム1について説明する。図1は、実施の形態に係る景品払出システム1全体の構成を示す図である。
景品払出システム1は、図1に示すように、ネットワーク3を介して複数の機器が通信可能に接続されてなる遊技店システムの中で、獲得した遊技媒体数(例えば、パチンコ玉数やメダル数)に応じて払い出される景品W(景品)の払い出しに関するシステムである。
景品払出システム1では、複数のパチンコ機5(遊技機)、このパチンコ機5の間に配置されパチンコ機5とそれぞれ接続される複数の台間機7、複数のスロットマシン9(遊技機)、メダル払い出し用の台間機11がいわゆる「島」を形成し、島コンピュータ13を介してそれぞれネットワーク3に接続されている。
景品払出システム1では、現金や、会員用ICカード15aまたは非会員用ICカード15b(記録媒体)により特定可能な度数(有価価値)によって遊技店と遊技客との間で、遊技媒体の貸借が行われる。
景品払出システム1は、景品Wを払い出すための景品払出装置17を備える。この実施の形態では、景品払出装置17は、景品管理装置(POS)19に専用のケーブルにより接続されており、POS19を介してネットワーク3に接続される。また、例えば景品払出装置17とPOS19とを専用のケーブルではなく、ネットワーク3を介して接続してもよい。
ネットワーク3は、例えば、Local Area Network(LAN)である。ネットワーク3は、有線LANでもよいし無線LANでもよい。また各機器は、専用のケーブルで互いに直接的に接続してもよい。
ネットワーク3には、さらに、遊技媒体の数を計数したり景品払い出し用のカードやレシートなどを発券したりする計数機21が接続されている。計数した玉数またはメダル数に基づく情報を有価情報という。有価情報には、計数した玉数、またはメダル数が変換された貯玉数、または貯メダル数を示す情報も含まれる。計数機21は、カードやレシートにより有価情報を特定できるようにして発券を行う。
ネットワーク3には、さらに、受け入れた会員用ICカード15aまたは非会員用ICカード15bの度数残高を現金で返却する精算機23などが接続されている。
ネットワーク3には、さらに、再プレー受付機27、発券機29、データ表示機31、データ公開機33などが接続されている。
再プレー受付機27は、会員用ICカード15aに記憶されたIDに基づいて、管理装置25の記憶部に記憶された貯玉数または貯メダル数があれば再プレー用の貯玉数または再プレー用の貯メダル数の情報を書き換える旨の要求信号を管理装置25に送信する。この結果、再プレーが行える状態になる。
発券機29は、紙幣を受け入れる。発券機29は、度数を購入するための「購入ボタン」を備え、選択された金額に対応する度数を、会員用ICカード15aにより特定可能にしたり、その金額に対応する度数が特定可能な非会員用ICカード15bを発行したりする。
データ表示機31は、各遊技機の上部に取り付けられ、各遊技機におけるスランプグラフ、スタート回数、大当たり回数などの情報を表示する。
データ公開機33は、各遊技機の、例えば、スランプグラフ、スタート回数、大当たり回数などの情報を検索可能な装置であり、その検索情報を表示部に表示して遊技客に提供する。
上記した各機器からの情報は、ネットワーク3を介して管理装置25に出力され、さらに、プロトコルコンバータ35、モデム37を介して外部の統括情報センタ39が備える統括管理装置39aに送信される。
また、ネットワーク3を介して、管理装置25から各機器に種々の信号(情報)を出力することもできる。「種々の信号(情報)」とは、例えば、景品払出装置17への景品Wの払い出しを指示する払出指示信号、景品Wの在庫の計数を指示する在庫計数指示信号(計数指示信号)、景品Wを積層して保持する景品収納部(後述する景品カートリッジ112)を景品払出装置17から取り出すための取出指示信号である。
これらの信号によって所定枚数の景品Wの払い出しが行われたり、景品Wの在庫が計数されたりする。この払出指示信号、在庫計数指示信号、取出指示信号は、POS19、パーソナルコンピュータ(PC)41などネットワーク3に接続される各機器から景品払出装置17に送信されることもある。
統括管理装置39aには、例えば他の遊技店からも種々情報が送信される。この結果、遊技店ごとの集計や遊技店全体の集計などを行うこともできる。また、統括管理装置39aにおいて集計された各情報は、PC41などで見ることができる。
また、PC41によって、ネットワーク3を介して各機器を制御したり、各機器が管理する情報を利用(情報の表示、編集、印刷)したりすることができる。
(POS19について)
POS19(景品管理装置)は、ICカード挿入口19a、入力用テンキーボード19b、バーコードリーダ19c、表示部19d、景品ボタン19e、一般景品選択部19fを備える。なお、POS19が備える構成のうちの少なくとも一部を例えば、景品払出装置17、管理装置25またはPC41などのネットワーク3を介してPOS19と接続される各機器が有してもよいし、POS19に直接接続される別体として構成してもよい。
POS19では、ICカード挿入口19aにPOS19の操作担当の識別情報(例えば、従業員に固有に付されるIDや氏名)が記憶された従業員カード19g、会員用ICカード15a、非会員用ICカード15bなどが挿入される。以下、会員用ICカード15a及び非会員用ICカード15bをまとめて「遊技者用カード」と称す。
POS19は、カード処理部20bによって操作担当の識別情報が読み取られると、この操作担当の識別情報と、従業員が就業中であることを示す就業中情報とを対応付けて保持する。POS19は、操作担当の識別情報と、従業員が就業中であることを示す就業中情報とを対応付けて管理装置25やPC41に送信することもできる。
POS19は、現在保持している操作担当の識別情報とは異なる操作担当の識別情報がカード処理部20bによって読み取られたことに対応して、景品払出装置17に対して、在庫計数指示信号を送信する。「異なる操作担当の識別情報が読み取られる場合」とは、例えば、POS19や景品払出装置17を操作する従業員のシフト交代時や遊技店の開店準備中である。
なお、POS19は、異なる操作担当の識別情報が読み取られた場合に限らず、カード処理部20bによって操作担当の識別情報が読み取られるたびに在庫計数指示信号を送信するようにしてもよい。この場合、同一の操作担当の識別情報が読み取られた場合でも在庫計数指示信号が送信される。
またPOS19は、従業員の交代時などに行われる種々の操作(例えば、退勤ボタンなどのボタン操作)に対応して、在庫計数指示信号を送信するようにしてもよい。
従業員カード19gをICカード挿入口19aに挿入せずに、バーコードリーダ19cで読み取るようにしてもよい。
POS19は、払出指示信号も景品払出装置17に出力する。POS19は、挿入された遊技者用カードより有価情報を特定し、その玉数またはメダル数により交換可能な景品Wの種類と数の表示を行う。POS19は、払い出す景品Wの種類と数の情報を払出指示信号に含めて景品払出装置17に出力する。
また、POS19において、計数機21で発券されたレシートを用いる場合には、バーコードリーダ19cでレシートに記録されたバーコードから有価情報を特定し、その玉数またはメダル数の範囲内で交換可能な景品Wの情報を含め払出指示信号を景品払出装置17に出力する。
入力用テンキーボード19bは、遊技者用カードの暗証番号の入力、景品払出装置17への動作指示、従業員の交代時などに行われる種々の操作に用いられる入力手段である。
景品ボタン19eは、例えば、大景品(5000円)、中景品(2500円)、小景品(100円)などの景品Wを景品払出装置17から払い出す際に押されるボタンである。景品ボタン19eが押された場合、POS19は、玉数より端玉(景品と交換後の残り玉)を最小にするよう計算し、払い出す景品Wの種類、数を決定し、払出指示信号に含めて景品払出装置17に出力する。メダル数についても同様である。
一般景品選択部19fは、前記の景品W以外の例えば、タバコ、ジュースなどの一般景品と交換する場合に、交換したい景品や個数を選択する入力手段である。一般景品と交換する場合には、従業員などが景品を払い出すことが多いが、一般景品用の景品払出装置などで自動的に払い出すこともできる。
次に図2を参照してPOS19の機能について詳細に説明する。図2は、POS19の機能を示すブロック図である。
図2に示すように、POS19は、制御部20a、カード処理部20b、レシート処理部20c、選択ボタン検知部20d、景品払出処理部20e、在庫計数指示部20f、通信部20gを備える。なお、制御部20a、カード処理部20b、レシート処理部20c、選択ボタン検知部20d、景品払出処理部20e、在庫計数指示部20f、通信部20gのうちの少なくとも一部を景品払出装置17、管理装置25、PC41などが有してもよい。また、POS19は時間を計時するタイマを備えることもできる。
制御部20aは、演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ROMやRAM内のデータを保持可能なハードディスク(HDD)などで構成される。CPUは、ROM、RAM、HDDに格納されたプログラムやデータなどを用いて各種の演算処理を実行する。
制御部20aは、カード処理部20b、レシート処理部20c、選択ボタン検知部20d、景品払出処理部20e、在庫計数指示部20f、通信部20gを制御する。
カード処理部20bは、例えば、リーダライタなどで構成される。カード処理部20b(識別子読取部)は、ICカード挿入口19aに挿入された従業員カード19gに記憶された操作担当の識別情報を読み取り制御部20aに出力する。この出力された情報は、POS19自身、管理装置25、PC41などで保持される。
カード処理部20bは、遊技者用カードに記憶された例えば、IDや遊技媒体数などの有価情報を特定可能な情報を読み取り制御部20aに出力する。読み取った情報から特定した有価情報は、POS19自身、管理装置25、PC41などで保持される。有価情報は、表示部19d(図1参照)に表示されることもある。カード処理部20bは遊技者用カードに有価情報の書き込み(情報更新)を行ってもよい。
レシート処理部20cは、レシートに記録されたバーコードを読み取り、制御部20aに出力し、有価情報を特定する。
選択ボタン検知部20dは、入力用テンキーボード19b、景品ボタン19e、一般景品選択部19fの選択ボタンなどの押下操作を検知し、その押されたボタンを示す信号を制御部20aに信号を出力する。
景品払出処理部20eは、選択ボタン検知部20dが押下操作を検知したボタン、カード処理部20bやレシート処理部20cが読み取った情報に基づいて特定した有価情報により、景品払出装置17が払い出す景品Wの種類や数を決定する。そして、景品払出処理部20eは、通信部20gを介して景品払出装置17に対して払出指示信号を送信する。
在庫計数指示部20fは、通信部20gを介して景品払出装置17に対し計数指示信号を送信する。
通信部20g(送信部,第2の送信部)には、LANケーブルや景品払出装置17と接続される専用ケーブルが接続される。このことによって、POS19は、ネットワーク3や景品払出装置17と接続される。結果として、POS19から景品払出装置17に対して払出指示信号、在庫計数指示信号、取出指示信号が送信できる。
(景品払出装置17について)
次に図3〜6を用いて景品払出装置17について詳細に説明する。図3は、景品払出装置17を示す斜視図である。図4は、図3に示した景品払出装置17の裏側を示す斜視図である。図5は、図4に示した景品払出装置17の背面扉109を開いた状態を示す斜視図である。図6は、景品カートリッジ112を示す斜視図である。
図3に示すように、景品払出装置17は、筐体100、点灯部103、主制御手段104、レーン制御手段105、表示ユニット106、操作表示パネル107を備える。図4及び図5に示すように、景品払出装置17は、背面扉109、景品払出ユニット110を備える。なお、表示ユニット106及び操作表示パネル107は、POS19に備えつけられることもある。この場合、景品払出装置17は、表示ユニット106及び操作表示パネル107を備えなくてもよい。また、景品払出装置17は、点灯部103を備えないこともある。
景品払出装置17は、遊技の結果として得られる景品Wをレーンごとに払い出す。「レーン」とは、図3及び図5に示すように、それぞれ複数あるうちの1の点灯部103、1のレーン制御手段105、1の景品払出ユニット110、を一組とした単位であり、ここでは景品払出装置17は6つのレーンを備える。
図3に示すように、筐体100は、排出天板100a、正面部100b(遊技客側の面部)及び背面部100c(従業員側の面部)を備える。筐体100の内部には、景品Wが保管されている。
排出天板100aの上面の所定の箇所には、景品Wが排出される景品払出口100dが設けられている。ここでは、景品払出口100dは、6カ所に設けられている。このように景品払出口100dを設けることによって、最大で6箇所から景品Wを同時に排出することが可能となる。景品払出口100dは、6箇所に限られるものではなく、景品Wを一度に排出する量によって設置数を増減させてもよい。
点灯部103は、排出天板100a上の景品払出口100dの近傍に設けられている。点灯部103は、例えばLEDランプを備える。点灯部103は、景品払出口100dと対応する数が設置される。景品Wが排出される景品払出口100dに対応した点灯部103が点灯することによって、遊技客や従業員に景品Wが排出される景品払出口100dの位置を示すことができる。
表示ユニット106は、払い出される景品Wの数などを表示するためのディスプレイ装置であり、例えば液晶モニタなどで構成される。表示ユニット106は、スピーカを備えることもある。この場合、遊技客に対して「いらっしゃいませ」、「景品が出るまでしばらくお待ち下さい」などの音声による情報を発することができる。また、例えばスピーカは景品払出装置17に備えてもよい。
図4に示すように、操作表示パネル107は、景品払出装置17の背面側を向いて設けられている。操作表示パネル107には、表示部107a、エラー発生時点灯部107bが設けられている。
表示部107aは、表示ユニット106と同様に、払い出される景品Wの数などを表示するためのディスプレイ装置であり、例えば液晶モニタなどで構成される。
エラー発生時点灯部107bは、操作表示パネル107の左右の端部に設けられている。エラー発生時点灯部107bは、景品Wの補充要求や搬送不良などのエラー発生時に点灯する。また、エラー発生時の点灯は点灯部103で行っても良い。
さらに操作表示パネル107には、接続されたPOS19の台数を示す併設景品管理装置数点灯部107cが設けられている。この併設景品管理装置数点灯部107cは、例えばLEDランプを備え、POS19が1台併設されている場合にはLEDランプが1つ点灯し、POS19が2台併設されている場合には、2つ点灯する。
また、操作表示パネル107には、併設景品管理装置数点灯部107cに近接して、景品払出装置17のレディ状態を示すレディ点灯部107dが設けられている。このレディ点灯部107dも、例えばLEDランプなどを備える。
操作表示パネル107には、さらにボタン群107eが設けられている。
ボタン群107eは、種々のボタンから構成されている。ボタン群107eは、例えば「在庫確認ボタン」、「景品カートリッジ取り出しボタン」、「テンキー」、「払い出しボタン」などを備えることができる。
在庫確認ボタンが押されることによって景品Wの在庫を計数することができる。景品カートリッジ取り出しボタンが押されることによって、景品Wを積層して保持する景品カートリッジ112を景品払出装置17から取り出すことができる。
また、例えば操作表示パネル107をタッチパネルと液晶にすれば、ボタン群107eや各点灯部103は不要となる。
なお、景品カートリッジ取り出しボタンがPOS19に備えられていた場合、景品カートリッジ取り出しボタンが押されたことに対応して、POS19から景品払出装置17に対して、取出指示信号が送信される。結果として、図5に示した景品カートリッジ112を景品払出装置17から取り出すことができる。なお、景品カートリッジ112については、図6を参照して後述する。
テンキーによって、例えば、払い出す景品Wの枚数を入力することができる。
払い出しボタンによって、例えば、景品Wの種類を入力したり、景品Wの払い出しを開始することができる。このことにより、景品払出口100dから所定の枚数の景品Wを払い出すことができる。すなわち、テンキー及び払い出しボタンを備えることによって、POS19、管理装置25、PC41などから払出指示信号が送信されなくとも景品Wを払い出すことができる。
図4に示すように背面扉109は、筐体100の背面部100cに設けられている。背面扉109は、把持部109a及び施錠機構109bを備える。
背面扉109は、両開きタイプの扉であり、遊技店の従業員は、把持部109aを握って左右の背面扉109を開閉できる。
施錠機構109bは、例えば、鍵孔に鍵を差し込むことで施錠または開錠が可能な構造を有する。但し、施錠機構109bは、この構成に限るものではなく、外部から入力された入力信号などで電気的に施錠または開錠が可能な電子錠タイプのものでもよい。
施錠機構109bは、図3に示した主制御手段104と回線を介して接続されることがある。この場合、主制御手段104は、施錠機構109bの施錠状態、開錠状態を判別することもできる。
図5に示すように、一方の背面扉109の側面には、背面扉開扉検知手段109cが配置される。この背面扉開扉検知手段109cは、例えば、接点スイッチなどで構成される。背面扉開扉検知手段109cは、他方の背面扉109の側面が自身(背面扉開扉検知手段109c)に接触したことを検知する。背面扉開扉検知手段109cは、背面扉109の側面が接触したことを示す検知信号を主制御手段104に送信する。この検知信号によって主制御手段104は、背面扉109の開状態、閉状態を判別することができる。
景品払出ユニット110は、上部ユニット111、景品カートリッジ112、下部ユニット113を備える。景品払出ユニット110は、景品払出装置17の横方向にレーンごとに並列的に配置される。この実施例では、6レーン分の景品払出ユニット110を配置しているが、景品払出ユニット110の配置数は6レーン分に限られるものではなく、その数を増減してもよい。
上部ユニット111は、景品Wを景品払出口100dから排出する装置である。この実施の形態では、上部ユニット111は、景品Wを鉛直方向(排出天板100aの面方向に直交する方向)に持ち上げるようにして払い出す。上部ユニット111は、シャッター部111aを備える。シャッター部111aは、景品Wの排出時以外は、景品払出口100dを閉鎖する蓋である。また、例えばシャッター部111aは筐体100に備えてもよい。
景品カートリッジ112は、景品Wを積層して保持する箱体である。図6に示すように、景品カートリッジ112は、全体として直方体からなり、複数の一列に並べられた直方体空間からなる景品収納列120から構成される。景品カートリッジ112は、下部ユニット113に出し入れ自在に挿入され、かつ下部ユニット113内を移動可能に配置される。
景品カートリッジ112の一方の外側面には、従業員に把持される把持部121が設けられている。把持部121が設置された外側面とは反対側の景品カートリッジ112の外側面には、金属プレート122が配設されている。この実施の形態では、2個の金属プレート122が景品カートリッジ112の外側面の下部に配設されているが、個数及び配置位置はこれに限るものではない。
景品収納列120は、それぞれ景品Wを収納する。例えば、景品Wの厚さが3mmの場合、景品収納列120は、景品Wを150個収納することができる。したがって、3個の景品収納列120で、合計450個の景品Wを収納することができる。この実施の形態では、景品カートリッジ112は、3個の景品収納列120から構成されているが、これに限られるものではなく、景品収納列120の数を増減してもよい。景品収納列120には、それぞれ異なる種類の景品Wを収納させてもよいし、同じ種類の景品Wを収納させてもよい。
景品収納列120の背面及び両側面は壁面で形成されている。景品収納列120は、隣接する景品収納列120の間の側面120aをそれぞれ共有している。
景品収納列120の前面及び天井面は開口されている。景品収納列120の側面前部には、板状のガイド124が景品収納列120に沿って設けられている。
景品収納列120の底面には、中央部及び前面部の一部が切り欠きされ、ほぼC字型に形成された景品ストッパ125が固着されている。景品ストッパ125は、景品収納列120内に積層される景品Wを支持する。
次に図7〜9を用いて下部ユニット113について詳細に説明する。図7は、下部ユニット113の外側部を説明するための一部拡大斜視図である。図8は、下部ユニット113の内部を示す概略図である。図9は、下部ユニット113内に挿入された景品カートリッジ112の検知について説明するための一部拡大斜視図である。
図7に示すように下部ユニット113(筐体部)は、筐体113a、カートリッジ挿入口扉113b、ロック機能部113c及び接点スイッチ113dを備える。
筐体113aは、中空の箱体であり、景品カートリッジ112を出入自在に収容する。筐体113aには、筐体113aの外部に開口する景品カートリッジ挿入口113eが形成され、この景品カートリッジ挿入口113eから景品カートリッジ112が出し入れされる。
カートリッジ挿入口扉113b、ロック機能部113c及び接点スイッチ113dは、それぞれ景品カートリッジ挿入口113eの近傍に配置される。接点スイッチ113dは、カートリッジ挿入口扉113bの開閉を検知するために設けられている。
ロック機能部113c及び接点スイッチ113dは、レーン制御手段105と回線を介して接続されることがある。この場合、レーン制御手段105は、カートリッジ挿入口扉113bの開状態や閉状態や施錠状態、開錠状態を判別することができる。
カートリッジ挿入口扉113bは、景品カートリッジ挿入口113eを閉鎖可能な開閉扉として機能する。カートリッジ挿入口扉113bの一端側は、例えば、蝶番などの回動支持部材113fによって筐体113aに固定されている。この回動支持部材113fを設けることによって、回動支持部材113fを軸としてカートリッジ挿入口扉113bを開閉することができる。
また、カートリッジ挿入口扉113bの固定側とは反対側の縁部には、係止開口部113gが設けられている。係止開口部113gは、ロック機能部113cと対応する位置に設置される。係止開口部113gは、カートリッジ挿入口扉113bが閉められたときに、ロック機能部113cによって係止される。結果として、カートリッジ挿入口扉113bは、ロック機能部113cによってロックされる。
カートリッジ挿入口扉113bには、図5に示すように、扉把持部113hが設置されている。
下部ユニット113の筐体113aの上部には、図8に示すように、上部ユニット111及び排出天板100aが配置される。筐体113aの天井面には、上部ユニット111と連通する開口部113jが設けられている。
開口部113jを介して、景品Wが上部ユニット111内に搬送され、最終的に景品払出口100dから払い出される。
図8に示すように下部ユニット113は、ガイド部130、リフト機構140(駆動部)、計数部初期位置センサ151、景品搬送部初期位置センサ152、上限センサ153、支持ピン160、支持台161、計数部170、景品搬送部180を収容する。
ガイド部130は、ガイドレール131、ガイドローラ132、カートリッジ設置板133、キャッチ手段134、マグネット135、位置検出用突起136、位置検知センサ137、カートリッジ移動機構138を備える。
ガイドレール131は、景品カートリッジ挿入口113eの下端位置の両側に、かつ景品カートリッジ挿入口113eから景品カートリッジ挿入口113eの反対側である筐体113aの奥に渡って帯状に設置されている。ガイドレール131の一部は、景品搬送部180の一部が、上下方向(ガイドレール131の配設方向に直交する方向)に通り抜けることが可能なように切り欠きされている。ガイドレール131は、挿入された景品カートリッジ112の移動方向をガイドする。
ガイドローラ132は、ガイドレール131の一方の壁面から他方の壁面間に渡って複数本設置される。ガイドローラ132が回転することによって、カートリッジ設置板133が、ガイドローラ132上をガイドレール131に沿って移動する。
カートリッジ設置板133は、ガイドローラ132上に配置される。カートリッジ設置板133は、景品カートリッジ挿入口113eから挿入された景品カートリッジ112を受けて景品カートリッジ112を支持する。カートリッジ設置板133は、景品カートリッジ112と一体的にガイドレール131の配設方向に移動する。
図9に示すように、カートリッジ設置板133には、景品カートリッジ112の景品ストッパ125の切り欠きに対応する切欠部133aが設けられている。切欠部133aは、ガイドレール131と同様に、景品搬送部180の一部が、上下方向に通り抜けることが可能な形状に切り欠きされている。
キャッチ手段134は、カートリッジ設置板133において、景品カートリッジ挿入口113eの奥側の端部に設けられ、カートリッジ設置板133と一体的に移動する。キャッチ手段134は、マグネット135及び位置検出用突起136を保持する。
キャッチ手段134は、後述する主制御手段104の制御部104aとともに下部ユニット113に景品カートリッジ112が入れられたことを検知する検知部として機能する。
キャッチ手段134は、主制御手段104またはレーン制御手段105と電気的に接続される磁気センサ(例えば、ホール素子)を備えることができる。磁気センサが、マグネット135の磁界の変化を検知することによって、主制御手段104またはレーン制御手段105は、景品カートリッジ挿入口113eに挿入された景品カートリッジ112が適切なものであるか否かを判定することができる。景品カートリッジ挿入口113eに挿入された景品カートリッジ112が適切でない場合には、例えば、ブザーをならすことで、従業員に知らせることができる。
景品カートリッジ挿入口113eからカートリッジ設置板133上の所定の位置(例えば、キャッチ手段134と接触する位置)まで景品カートリッジ112が挿入されことでカートリッジ設置板133上への景品カートリッジ112の挿入及び載置が完了する。
このとき、マグネット135と、景品カートリッジ112の外側面に配設された金属プレート122とが磁気的に接続する。そしてこのとき、カートリッジ設置板133の切欠部133aと、景品カートリッジ112の景品ストッパ125の切り欠きは、その位置が対応する。
位置検出用突起136は、キャッチ手段134において、マグネット135が取り付けられた面とは反対側の面に設けられている。位置検出用突起136は、位置検知センサ137によって検知される。
図8に示すように、位置検知センサ137は、筐体113aの内壁面の所定の位置に配設される。ここでは、3個の位置検知センサ137が所定の間隔を空けて配設されている。位置検知センサ137は、例えば、発光部と受光部が対向配置されたフォトセンサであり、発光部の光が遮断されることにより位置検出用突起136を検知する。位置検知センサ137は、検知結果をレーン制御手段105に出力する。このことによって、カートリッジ設置板133の筐体113a内での位置がレーン制御手段105によって検知できる。
カートリッジ移動機構138は、それぞれ筐体113aの底部に設置されたステッピングモータ138a及びタイミングベルト138bを備える。カートリッジ移動機構138は、ステッピングモータ138aとタイミングベルト138bを接続する所定のギア比のギア部を備えることもできる。
ステッピングモータ138aは、レーン制御手段105によって正逆回転される。ステッピングモータ138aの回転軸には、カートリッジ設置板133上に設置された景品カートリッジ112の移動位置を検知するために回転の有無を検出するためのエンコーダを設けることもできる。
タイミングベルト138bは、ステッピングモータ138aからの動力をカートリッジ設置板133に伝達するための伝達手段である。ステッピングモータ138aが駆動することによって、タイミングベルト138bが駆動する。結果的にカートリッジ設置板133が、ガイドローラ132上を移動する。
(リフト機構140について)
リフト機構140は、ステッピングモータ141、ギア群142、スパイラルシャフト143、リニアシャフト144、クラッチ145を備える。
リフト機構140は、ステッピングモータ141が正常に回転しているかを検知するためのエンコーダを備えることもある。リフト機構140は、計数部170単体または、計数部170とこの計数部170に保持(連結)された景品搬送部180を昇降させる。なお、図8では計数部170と景品搬送部180は分離状態である。
ステッピングモータ141、ギア群142、スパイラルシャフト143、リニアシャフト144、クラッチ145は、筐体113aの底面部に配置されている。
ステッピングモータ141は計数部170単体、または連結された計数部170及び景品搬送部180(保持部)を昇降させるための駆動源であり、レーン制御手段105によって正逆回転される。
ギア群142は、ステッピングモータ141の動力をスパイラルシャフト143に伝達する。なお、タイミングベルト138bのようなベルト機構やこの他にもチェーン機構によって、ステッピングモータ141の動力をスパイラルシャフト143に伝達させてもよい。
スパイラルシャフト143(搬送棒)及びリニアシャフト144(ガイド棒)は、互いに所定の間隔を空けて並行に配置されている。スパイラルシャフト143及びリニアシャフト144は、筐体113aの底面部から開口部113jが開口する天井面に渡って設置されている。
スパイラルシャフト143は、ステッピングモータ141に対してギア群142及びクラッチ145を介して接続されており、ステッピングモータ141から動力を供給されて回転する。スパイラルシャフト143の回転によって計数部170単体、または連結された計数部170及び景品搬送部180が昇降する。
リニアシャフト144は、計数部170及び景品搬送部180の昇降をガイドする。
クラッチ145は、例えば双方向クラッチである。クラッチ145の入力軸は、ステッピングモータ141側のギア群142と接続され、クラッチ145の出力軸は、スパイラルシャフト143側のギア群142に接続される。クラッチ145では、ステッピングモータ141が正転または逆転した場合のどちらの場合においても入力軸と出力軸が回転する。つまり、正転または逆転のどちらの場合であってもステッピングモータ141の動力は、ギア群142とともにスパイラルシャフト143に伝わる。
ただしクラッチ145は、ステッピングモータ141にとっては外乱となるスパイラルシャフト143側からの力(例えば、回転力)を受けると、出力軸がロックする。この結果、この力は、ステッピングモータ141側には伝わらない。
例えば、計数部170単体、または連結された計数部170及び景品搬送部180がスパイラルシャフト143によって昇降しているときに、ステッピングモータ141の駆動が止まった場合、計数部170単体、または連結された計数部170及び景品搬送部180の重量によって、スパイラルシャフト143には、計数部170単体、または連結された計数部170及び景品搬送部180が下降する方向に働く不要な回転力が生じる。
このとき、クラッチ145の出力軸がロックすることでスパイラルシャフト143は回転せず、計数部170単体、または連結された計数部170及び景品搬送部180は、スパイラルシャフト143上で停止し、待機状態となる。
このことを利用して、計数部170単体、または連結された計数部170及び景品搬送部180をスパイラルシャフト143上の任意の位置で停止させたい場合には、ステッピングモータ141の駆動を停止させればよい。結果として、電力の消費を抑制できる。
また、仮に計数部170単体、または連結された計数部170及び景品搬送部180の昇降中にステッピングモータ141への電力の供給が絶たれてしまった場合、計数部170単体、または連結された計数部170及び景品搬送部180は、電源の供給が絶たれる直前の位置で待機状態となるため、電力供給が復旧した後の動作の影響を低減できる。例えば、計数部170単体、または連結された計数部170及び景品搬送部180の上昇中で有った場合には、待機位置から上昇を再開することになるので、上昇が完了するまでの時間を短縮することができる。
クラッチ145を備えない場合には、電源の供給が絶たれると、計数部170単体、または連結された計数部170及び景品搬送部180は、筐体113aの底部まで自然に下降してしまうので、上昇が完了するまでに時間がかかってしまったり、下降の衝撃で故障してしまう怖れがある。クラッチ145を備えることによってこのようなことを防止することができる。
計数部初期位置センサ151、景品搬送部初期位置センサ152、上限センサ153は、例えば、発光部と受光部が対向配置されたフォトセンサである。発光部の光が遮断されることにより物体の有無を検知できる。計数部初期位置センサ151、景品搬送部初期位置センサ152、上限センサ153として超音波センサ、磁気センサ、赤外線センサなど種々のセンサを用いることもできる。
計数部初期位置センサ151は、筐体113aにおいて景品搬送部初期位置センサ152よりも上の方に位置する。計数部初期位置センサ151は、計数部170の初期位置である筐体113aの下部に配置され、計数部170がこの初期位置に位置したことを検知する。
景品搬送部初期位置センサ152は、筐体113aにおいて計数部初期位置センサ151よりも下の方に位置する。景品搬送部初期位置センサ152は、景品搬送部180の初期位置である筐体113aの下部に配置され、景品搬送部180がこの初期位置に位置したことを検知する。
上限センサ153は、計数部170の上昇の上限位置に配置され、計数部170がこの上限位置に位置したことを検知する。ここでは、上限センサ153は、筐体113aの天井面に配置されている。上限センサ153の位置まで計数部170が上昇することによって、景品収納列120に景品Wが満載されていても、最上の景品Wまで計数することができる。
計数部初期位置センサ151、景品搬送部初期位置センサ152、上限センサ153は、それぞれ検知結果をレーン制御手段105に出力する。このことによりレーン制御手段105は、計数部170または景品搬送部180がそれぞれ初期位置または上限位置にあるか否かを判別できる。
支持ピン160(回転防止部)は、先端部が先細ったほぼ円柱形状を有する。この形状により、嵌合性が向上する。支持ピン160は、景品搬送部180が初期位置にセットされたとき、景品搬送部180に設けられた貫通孔181eに先端部が挿入される。支持ピン160が景品搬送部180の貫通孔181eに挿入されることで、景品搬送部180が計数部170に保持される際に、リニアシャフト144を回転軸として景品搬送部180が計数部170から逃げることを防止することができる。
支持ピン160の先端部以外の部位の直径は、貫通孔181eの直径よりも大きく(長く)形成されることが望ましい。このことによって、初期位置にある景品搬送部180は支持ピン160に乗っかる形になり、安定性が増す。
支持台161は、ほぼ円柱形状を有する。支持台161は、景品搬送部180が初期位置にあるとき、景品搬送部180が乗っかる。このことによって支持ピン160とともに景品搬送部180を安定させる。なお、支持台161を景品搬送部180に設けてもよいし、形状を円筒状ではなく薄板状としてもよい。
(計数部170について)
次に図10、図11、12Aを参照して計数部170及び景品搬送部180について詳細に説明する。図10は、分離した状態の計数部170及び景品搬送部180を示す斜視図である。図11は、計数部170が景品搬送部180を保持した状態を示す斜視図である。図12Aは、ロックレバー175が景品搬送部180を保持する前の状態を示す一部断面図である。
図10及び図11に示すように、計数部170は、本体部171、センサ部172、ソレノイド収容部173、ソレノイド174、ロックレバー175、ばね体176、連結分離検知センサ177、ガイドピン178、シャフト接続部179a、179bを備える。
計数部170は、景品搬送部180の上方に位置する。計数部170は、ステッピングモータ141の駆動によって、スパイラルシャフト143及びリニアシャフト144に沿って昇降し、景品カートリッジ112に積層された景品W(例えば、図7参照)の在庫を計数する装置である。
計数部170は、ロックレバー175によって景品搬送部180を下方向から持ち上げて景品搬送部180と一体的に昇降する。すなわち、計数部170は景品搬送部180を保持する。この状態を計数部170と景品搬送部180が連結した状態という。
本体部171は、薄板を数カ所に折り曲げた形状を有し、上面部171a、底面部171b、第1側面部171c、第2側面部171d、孔部171eを備える。
上面部171a、底面部171b、第1側面部171c、第2側面部171dは、長さは異なるがそれぞれ略長方形状に形成されている。
上面部171aの両端部には、シャフト接続部179a,179bがそれぞれ設けられており、スパイラルシャフト143及びリニアシャフト144が貫通している。
上面部171aと底面部171bは互いに所定の間隔を空けて対向配置されており、第1側面部171cは、上面部171aと底面部171bを接続している。
上面部171aにおける、上面部171aのシャフト接続部179bと第2側面部171dの間の部位は、その一部が、スリット状に切り欠かれている。このスリット状に切り欠きされた上面部171aの一部及び第2側面部171dは、計数部170が、初期位置または上昇の上限に位置されたことを図8に示した計数部初期位置センサ151または上限センサ153が検知するための検知板171fとして機能する。
検知板171fは、計数部170が、初期位置に位置された際に、図8に示した計数部初期位置センサ151の発光部と受光部との間に介在し、発光部から受光部への光を遮断する。この結果として、計数部170が初期位置に位置されたことをレーン制御手段105が検知できる。
同様に、検知板171fは、計数部170が、上昇の上限に位置された際に、図8に示した上限センサ153の発光部と受光部との間に介在し、発光部から受光部への光を遮断する。この結果として、計数部170が上昇の上限に位置されたことをレーン制御手段105が検知できる。
孔部171eは、底面部171bの一端側に配置され、底面部171bの表面(上面部171aと対向する面)から裏面(景品搬送部180と対向する面)を貫通する。
センサ部172は、景品有無センサ172a、172b、計数センサ172c、これらを保持する保持板172dを有する。
景品有無センサ172a、172b、計数センサ172cは、景品有無センサ172a、172bが計数センサ172cを挟むようにして、それぞれスパイラルシャフト143の長手方向に沿って一直線状に配置されている。
景品有無センサ172a、172b、計数センサ172cは、例えば、発光部と受光部が並列に並んで配置されたフォトセンサであり、所定の物体に当たって反射した発光部の光が受光部に入光することによりその物体を検知する。
景品有無センサ172a、172b、計数センサ172cは、景品Wの側面と対向するように配置され、光の照射先に景品Wがある場合、景品Wの側面で反射した光が、受光部に入光する。
景品有無センサ172a、172b、計数センサ172cは、受光部が受けた光量に対応した所定のレベルの信号をレーン制御手段105に出力する。積層されたうちの一の景品Wと、この一の景品Wと隣接する直上または直下の景品Wとの境界部では、レベルが下がる。このことにより、レーン制御手段105は、景品Wの枚数を計数することができる。
ここで、景品有無センサ172a、172b、計数センサ172cから出力される信号は交流波形(矩形波状、スパイク状、サイン波状など)である。景品有無センサ172a、172b、計数センサ172cから出力される信号はアナログ値でもよいしデジタル値でもよい。
景品有無センサ172a、172b、計数センサ172cのうち少なくとも計数センサ172cは、景品有無センサ172a、172bと異なる波長の光を照射することが望ましい。異なる波長の光を用いることで、景品Wの誤検知を防止することができる。
景品有無センサ172a、172bは、赤外線センサであることが望ましく、計数センサ172cは、可視光センサであることが望ましい。
可視光を用いると、景品Wの検知性がよい。「検知性がよい」とは、景品Wを誤検知する確率が低下することを指す。
景品有無センサ172aは、下方から上方に向かって景品Wの枚数を計数する場合に、進行方向に景品Wが有るか無いか検知するために設けられている。
景品有無センサ172bは、上方から下方向に景品Wの枚数を計数する場合に、進行方向に景品Wが有るか無いか検知するために設けられている。
景品有無センサ172a、172bによる景品Wの有無の検知に対応して、計数部170の昇降速度を可変させることが望ましい。この場合、景品有無センサ172aまたは172bが景品を有と検知した場合には、昇降速度を遅くし、景品有無センサ172aまたは172bが景品を無と検知した場合には、昇降速度を速くすることが望ましい。
このように景品Wが無い場合に昇降速度を速くすることで、計数にかかる時間を短縮でき、景品Wがある場合に遅くすることで景品Wの枚数計測の正確性が向上する。
保持板172dは、ほぼ直方体形状の板材であり、上面部171aからほぼ垂直に立ち上がるように、かつ上面部171aの景品Wに近い位置に設けられている。
ソレノイド収容部173は、センサ部172が設けられた面とは反対側の上面部171aの面に取り付けられ、上面部171aと底面部171bとの間に配置される。
ソレノイド収容部173は、ソレノイド174及びばね体176を保持する。
ソレノイド174、ロックレバー175及びばね体176は、計数部170が、景品搬送部180を着脱可能に連結するための保持機構である。
図12Aに示すように、ソレノイド174は、本体部174a、可動鉄心174b、コイル174c、固定鉄心174d、ガイド174eを備える。なお、図12Aでは、図面を見やすくするためにばね体176を波線で示している。
ソレノイド174は、ロックレバー175と並んで配置されている。ソレノイド174として、プッシュ型、プッシュ・プル型、プル型のどれを用いてもよいが、この実施の形態では、プル型のソレノイドを用いている。したがって、ソレノイド174は、レーン制御手段105によってコイル174cに電流が流されると、可動鉄心174bが、ガイド174eにガイドされながら、固定鉄心174dに引き付けられる。
可動鉄心174bは、固定鉄心174dとの間に、所定の長さの空間を空けて配置される。可動鉄心174bの一端部は、ロックレバー175を互いに相対的に回動可能に取り付けるための取付部174fとして機能する。取付部174fの構造は、特に限定されないが、例えば、取付部174fに設けられた貫通孔とこの貫通孔よりも径の小さい円筒状の軸部とで構成できる。円筒状の軸部は貫通孔に挿入され、端部はロックレバー175に固定される。この結果、可動鉄心174bは、ロックレバー175に対して円筒状の軸部が回転軸となるように取り付けられる。
図11に示すように、ロックレバー175は、レバー本体部175a、腕部175b及び爪部175cを有する。ロックレバー175は、本体部171と相対的に回動可能なように、レバー本体部175aの一部が本体部171に取り付けられており、支点fを回転軸として開状態となるように回動(図中の矢印A1参照)し、または閉状態となるように回動(図中の矢印A2参照)する。
このようにロックレバー175を本体部171に取り付けるために、第2側面部171dから底面部171bにかけて、ここでは図示を省略した板状の支持部材を設けたり、ソレノイド収容部173を延設してもよい。
レバー本体部175aは、中空の箱体であり、内部には、可動鉄心174b及びばね体176が挿入される。
腕部175bは、ほぼ四角柱状に形成され、レバー本体部175aの一端部から、本体部171の底面部171bを超えて配設されている。
爪部175cは、ガイドピン178側に向けて凸となるように、腕部175bから延設されている。爪部175cの先端面175dは、下方に向かうにつれ、ガイドピン178から離れるように傾斜している。
ばね体176は、弾性部材であり、この実施の形態では、トーションばねを用いている。ばね体176は、特に限定されず、コイルばねや板ばねなどでもよい。ばね体176は、矢印A2方向にロックレバー175を付勢するように、レバー本体部175aに圧力をかけている。なお例えば、上記のソレノイド174、ロックレバー175及びばね体176などを景品搬送部180側に設け、景品搬送部180が、計数部170を着脱可能に連結するための保持機構として備えてもよい。
連結分離検知センサ177は、例えば、発光部と受光部が、孔部171eを挟んで対向配置されたフォトセンサであり、受光部への光の照射が遮られることにより物体の有無を検知する。連結分離検知センサ177は、検知結果をレーン制御手段105に出力する。この結果、レーン制御手段105は、計数部170が景品搬送部180と連結可能か否か、計数部170と景品搬送部180とが連結された状態か否かを判別することができる。
ガイドピン178(回転防止部)は、支持ピン160と同様に、計数部170がロックレバー175によって景品搬送部180を保持する際に、リニアシャフト144を回転軸として景品搬送部180が計数部170から逃げることを防止する。
ガイドピン178は、先端部が先細ったほぼ円柱形状を有しており、先端部が景品搬送部180に向かうように、底面部171bの景品搬送部180との対向面に設けられている。
シャフト接続部179aは、スクリューナットである。シャフト接続部179aは、スパイラルシャフト143が貫通する貫通孔(第2の貫通孔)を有する筒体であり、この貫通孔には、スパイラルシャフト143と螺合する溝(2の溝部)が螺刻されている。スパイラルシャフト143が回転することによって、シャフト接続部179aが、スパイラルシャフト143と相対的に移動する。この結果として、計数部170が筐体113a内を昇降する。
シャフト接続部179bは、リニアシャフト144が貫通する貫通孔(第1の貫通孔)を有する筒体である。この貫通孔は、リニアシャフト144よりも径が大きく形成されており、スパイラルシャフト143の回転によって計数部170が筐体113a内を昇降する際、シャフト接続部179bは、リニアシャフト144とわずかに接触しながら、このリニアシャフト144上を移動する(摺動する)。
(景品搬送部180について)
景品搬送部180は、本体部181、支柱部182、景品支持台183、分離連結検知板184、下限センサ検知板185、シャフト接続部186を備える。景品搬送部180は、計数部170の下方に位置する。景品搬送部180は、計数部170のロックレバー175に保持されて、ステッピングモータ141の駆動によって、リニアシャフト144に沿って昇降し、景品払出ユニット110に積層された景品W(図5参照)を上部ユニット111まで搬送する装置である。景品搬送部180は、スパイラルシャフト143には接続されない。
本体部181は、薄板形状を有する。本体部181は、ほぼ直方体形状の第1の部位181aと、この第1の部位181aの一端部に、第1の部位181aとほぼ直角をなして形成された第2の部位181bと、この第2の部位181bに接続し、第2の部位181bよりも幅広の第3の部位181cを有する。
第1の部位181aにおける第2の部位181bとは反対側の端部にはシャフト接続部186が設けられており、リニアシャフト144が貫通している。第1の部位181aにおける第2の部位181b側は、計数部170のロックレバー175によって下側から持ち上げられる。第1の部位181aの第2の部位181b側には、計数部170のガイドピン178が出し入れ自在に挿入される貫通孔181dが設けられている。
第2の部位181b及び第3の部位181cは、図8に示した筐体113aのガイドレール131及びカートリッジ設置板133の切欠部133aを通り抜ける。第3の部位181cのほぼ中央部には、支持ピン160の先端部が、出し入れ自在に挿入される貫通孔181eが設けられている。
この貫通孔181eと上記した貫通孔181dとは第4の貫通孔である。貫通孔181eは、支持ピン160の先端部よりも径が大きいが、先端部以外の部分よりも径が小さい。この結果、貫通孔181eに支持ピン160の先端部が挿入された場合、計数部170は、支持ピン160の径が大きい部分によって安定して支持される。
支柱部182は、第3の部位181cに、貫通孔181dを挟んで並列に設けられている。支柱部182は、景品カートリッジ112に積層されたうちの最下の景品Wが、上部ユニット111内に確実に搬送されるように所定の高さ(リニアシャフト144に沿う方向の長さ)を有している。支柱部182は、景品支持台183を保持する。
景品支持台183は、平板で構成され、ガイドレール131及びカートリッジ設置板133の切欠部133aを通り抜けることが可能な位置に配設され、かつ通り抜けることが可能な大きさに形成される。景品支持台183は、景品カートリッジ112に積層された景品Wを下方向から持ち上げる。
分離連結検知板184は、平板で構成され、第1の部位181aにおいて、計数部170の孔部171eに出し入れ自在に挿入可能な位置に配設される。分離連結検知板184は、第1の部位181aがロックレバー175に保持されているとき、孔部171eに挿入されて計数部170の連結分離検知センサ177の発光部及び受光部の間に介在し、発光部から受光部への光を遮断する。
下限センサ検知板185は、平板で構成され、第1の部位181aにおける、図8に示した景品搬送部初期位置センサ152の発光部から受光部への光を遮断可能な位置に配設される。下限センサ検知板185は、景品搬送部180が、初期位置に移動された際に、景品搬送部初期位置センサ152の発光部及び受光部の間に介在し、受光部への光を遮断する。下限センサ検知板185の配設位置は、景品搬送部初期位置センサ152の発光部から受光部への光を遮断可能な位置であればどこでもよく、例えば、検知板171fのように第1の部位181aを切り欠くことよって下限センサ検知板185を形成することもできる。
シャフト接続部186は、計数部170のシャフト接続部179bと同様にリニアシャフト144が貫通する貫通孔(第3の貫通孔)を有する筒体である。この貫通孔は、リニアシャフト144よりも径が大きく形成されており、第1の部位181aを保持した計数部170が筐体113a内を昇降する際、シャフト接続部186は、リニアシャフト144とわずかに接触しながら、このリニアシャフト144上を移動する(摺動)。
(ロックレバー175の動作1:保持)
次に図12A〜図12Cを参照して、ロックレバー175が景品搬送部180を保持する動作について説明する。図12Aは、ロックレバー175が景品搬送部180を保持する前の状態を示す一部断面図である。図12Bは、ロックレバー175の爪部175cが景品搬送部180の下側に入り込む状態を示す一部断面図である。図12Cは、ロックレバー175が景品搬送部180を保持可能な状態を示す一部断面図である。
以下の説明では、図10及び図11と同じ構成には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。ここでは、景品搬送部180は、景品搬送部初期位置センサ152が設けられた初期位置にセットされているものとする。
図12Aに示すように、計数部170が景品搬送部180を保持するために景品搬送部180に向かって下降していくと、図12Bに示すように、まずガイドピン178が、貫通孔181dに挿入される。この結果、景品搬送部180が回転して計数部170から逃げてしまうことが防止される。そして、このとき、ロックレバー175は爪部175cの先端面175dが、景品搬送部180の第1の部位181aの一端部に当接する。
この状態で、さらに計数部170が下降すると、支点fを回転軸としてロックレバー175は回動する(図中の矢印A1参照)。ばね体176は、ロックレバー175内壁面に押されて縮む。可動鉄心174bは、取付部174fによって、ロックレバー175と相対的に回動しながら、本体部174a内に押し込まれる。
図12Cに示すように、さらに計数部170が下降していき、爪部175cが第1の部位181aの一端部を乗り越えると、ばね体176の弾性力により、ロックレバー175の内壁面が押されて、支点fを回転軸としてロックレバー175は、元の状態に復帰するように回動する(図中の矢印A1参照)。この結果、爪部175cが第1の部位181aの下限センサ検知板185が設けられた面を保持可能に接触して、ロックレバー175が景品搬送部180を保持した状態になる。
またこのとき、分離連結検知板184は孔部171eに挿入され、連結分離検知センサ177は、この連結検知板184を検知する。
(ロックレバー175の動作2:解除)
以上がロックレバー175による景品搬送部180の保持についての説明である。この保持状態を解除する場合について、図12C、図12B、図12Aを順に参照して説明する。
まずレーン制御手段105が、コイル174cに電流を流す。この結果、可動鉄心174bが、固定鉄心174dに引き付けられ、取付部174fによって、ロックレバー175も引き付けられる。
このとき、ロックレバー175は、取付部174fによって可動鉄心174bと相対的に回動しながら、支点fを回転軸として爪部175cが第1の部位181aから完全に離れるように回動する(図12Cの矢印A1とは逆の方向に回動する)。このとき、ばね体176はロックレバー175内壁面に押されて縮む。
そして、レーン制御手段105が、計数部170を上昇させると、爪部175cが第1の部位181aから完全に離れた状態なので、計数部170だけが上昇し、景品搬送部180は、セットされた位置から動かない。なおここで、レーン制御手段105は、コイル174cへの電流を停止させてもよい。レーン制御手段105が、コイル174cへの電流を停止させると、可動鉄心174bを引き付ける力が消える。
例えば、図12Bに示す位置で、コイル174cへの電流を停止させると、ばね体176の弾性力によりロックレバー175は、元の状態に復帰するように回動するので、先端面175dが第1の部位181aと接触する。しかし、このときすでに、爪部175cのもっとも突出する先端部が第1の部位181aを通り越しているため、何も問題はなく、計数部170は、先端面175dと第1の部位181aが接触しながら上昇を続ける。
引き続き計数部170が上昇していくと分離連結検知板184が孔部171eから抜去される。やがて、図12Aに示すように、ガイドピン178も貫通孔181dから抜去される。なお、レーン制御手段105は、図12Aに示すように計数部170と景品搬送部180が完全に分離した後で、コイル174cへの電流を停止させるようにしてもよい。このことにより、計数部170と景品搬送部180の分離の確実性が増す。
(在庫計数時の計数部170及び景品搬送部180の移動について)
次に図13A〜図13Cを参照して、在庫計数時の計数部170及び景品搬送部180の移動について説明する。図13Aは、在庫計数時の計数部170及び景品搬送部180が連結している状態を示す平面図である。図13Bは、景品搬送部180を分離するために、計数部170及び景品搬送部180が下降したところを示す平面図である。図13Cは、計数部170が上昇するところを示す平面図である。
図13A〜図13Cでは、図を見やすくするために、図8に示したガイド部130、景品カートリッジ112、ギア群142の一部などの図示を省略している。また、以下の説明では、既に説明した構成には対応する符号をつけ詳細な説明は省略する。
ここでは一例として、遊技店が開店しており、遊技客に対してある程度景品Wの払い出しが行われた状態から景品Wの在庫計数を行う場合を説明する。
遊技店が開店しているときは、景品Wの払い出しが優先されるため、景品Wを速やかに払い出すため計数部170及び景品搬送部180は通常状態として連結しており、前回払い出しのために上昇した景品収納列120の所定位置で待機している(例えば、図6に示した景品カートリッジ112の左端の景品収納列120の途中)。
この状態から景品Wの在庫計数を行う場合、計数部170と景品搬送部180を分離させる必要があるので、上記の待機位置から計数部170及び景品搬送部180が下降する(図13A参照)。
下降した計数部170及び景品搬送部180は、図13Bに示すように計数部初期位置センサ151を通り過ぎて、景品搬送部初期位置センサ152が景品搬送部180を検知する位置である景品搬送部180の初期位置で停止する。
この位置において、景品搬送部180の貫通孔181dには、支持ピン160が挿入され、かつ本体部181が支持台161に接触することにより景品搬送部180は安定する。計数部170及び景品搬送部180が停止すると、レーン制御手段105に制御されてロックレバー175が開状態となり計数部170が上昇する。
このとき、ロックレバー175が開状態なので、景品搬送部180は計数部170よって持ち上げられることなく、景品搬送部180の初期位置で待機状態となり、図13Cに示すように計数部170だけが計数部170の初期位置である計数部初期位置センサ151の位置まで上昇して分離動作は終了となる。この結果、計数部170による景品Wの在庫計数が行える。
再び計数部170が景品搬送部180を保持して連結する場合は、図13Bに示すように、計数部170が、計数部初期位置センサ151を通り過ぎて、連結分離検知センサ177が分離連結検知板184を検知するまで下降する。連結分離検知センサ177が分離連結検知板184を検知するまで下降することによって、ロックレバー175によって景品搬送部180が持ち上げ可能な状態となる。この状態のとき、計数部170が上昇することで、景品搬送部180も一体的に上昇する。この結果、再び、景品Wを払い出せる状態になる。
(主制御手段104について)
次に図14を参照して主制御手段104の機能について説明する。図14は、主制御手段104の機能を示す機能ブロック図である。
図14に示すように、主制御手段104は、制御部104a、タイマ部104b、ボタン検知部104c、指示信号生成部104d、払出指示部104e、在庫計数指示部104f、通信部104gを備える。なお、制御部104a、タイマ部104b、ボタン検知部104c、指示信号生成部104d、払出指示部104e、在庫計数指示部104f、通信部104gのうちの少なくとも一部をPOS19、管理装置25、PC41が有してもよい。
主制御手段104は、レーン制御手段105よりも上流の制御装置であり、レーン制御手段105に対して制御信号を送信して、景品Wの払い出しや在庫の計数などの種々の制御を行わせる。主制御手段104は、点灯部103、表示ユニット106及び操作表示パネル107なども制御できる。
主制御手段104は、通信部104gを介して管理装置25、POS19、PC41などから種々の信号を送受信する。例えば、払出指示信号、在庫計数指示信号などを受信する。主制御手段104は、取出指示信号を受信することもある。
主制御手段104は、計数した景品Wの枚数を示す情報を管理装置25、POS19、PC41などに出力することもできる。
制御部104a(制御部,第2の制御部,第3の制御部,検知部)は、演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)から主に構成され、CPUでは、ROMやRAMに格納されたプログラムやデータなどを用いて各種の演算処理を実行する。
制御部104aは、タイマ部104b、ボタン検知部104c、指示信号生成部104d、払出指示部104e、在庫計数指示部104f、通信部104gを制御する。
制御部104aは、図4、図5に示した施錠機構109b、背面扉開扉検知手段109cなどと接続されており、施錠機構109bが解錠されているか否かや背面扉109の開閉状態を判別することができる。
制御部104aは、図8に示したキャッチ手段134と接続されており、各レーンにおいて、景品カートリッジ112が景品カートリッジ挿入口113eに適切に挿入されているかを判定することができる。景品カートリッジ112が景品カートリッジ挿入口113eに適切に挿入されていることが判定されていなかった場合、制御部104aは、そのレーンの景品Wの払い出しや在庫計数を行わないようレーン制御手段105を制御する。なおこの判定を、レーン制御手段105が行ってもよい。
タイマ部104bは、時間を計時する。タイマ部104bは、例えば、グリニッジ標準時に基づく時分秒を計時できる。タイマ部104bが計時する時間によって、毎日決まった時間に景品Wの在庫を計数することができる(定期計数)。定期計数を行う時間の情報(例えば、何時何分何秒に計数を行うかを示す情報)は、制御部104aを構成するメモリに保持される。
ボタン検知部104c及び指示信号生成部104dは、下部ユニット113から景品カートリッジ112を出し入れするための操作を検知する操作検知部として機能する。この「出し入れするための操作」は、例えば、ボタン群107eのうちの景品カートリッジ取り出しボタンの押下操作、背面扉109の開閉操作、施錠機構109bの解錠操作である。
ボタン検知部104cは、ボタン群107eの各ボタンの操作を検知する。
指示信号生成部104dは、払出指示信号または在庫計数指示信号を制御部104aに出力する。指示信号生成部104dは、例えば、ボタン群107eのうちのテンキー及び払い出しボタンが押下操作されたことに対応して払出指示信号を出力する。
指示信号生成部104dは、例えば、ボタン群107eのうちの在庫確認ボタンが押されたり、上記した景品カートリッジ112を取り出すための操作が行われたことに対応して在庫計数指示信号を出力する。指示信号生成部104dは、上記取り出すための操作のうちのいずれか1つを検知した時点で在庫計数指示信号を出力してもよいし、全ての操作を検知しないと在庫計数指示信号を出力しないようにしてもよい。
指示信号生成部104dは、タイマ部104bが計時した時間とメモリに保持された設定時間を比較でき、これらが一致した場合に、在庫計数指示信号を出力する。
この他にも指示信号生成部104dは、図7に示したロック機能部113cによりカートリッジ挿入口扉113bがロックされた場合やカートリッジ挿入口扉113bが閉められたこと、キャッチ手段134において下部ユニット113に景品カートリッジ112が入れられたことを検知した場合などに在庫計数指示信号を出力することができる。
在庫計数指示部104fは、指示信号生成部104d、POS19、管理装置25、PC41などから出力された在庫計数指示信号を制御部104aが受信したことに対応してレーン制御手段105を制御して景品Wの在庫の計数を行わせる。
払出指示部104eは、指示信号生成部104d、POS19、管理装置25、PC41などから出力された払出指示信号を制御部104aが受信したことに対応してレーン制御手段105を制御して景品Wを遊技客に払い出させる。
通信部104g(受信部,第2の受信部)には、LANケーブルやPOS19と接続される専用ケーブル、レーン制御手段105及び各種センサなどとの配線が接続される。このことによって、主制御手段104は、ネットワーク3、POS19、レーン制御手段105などと接続され、種々の信号が送受信できる。
(レーン制御手段105について)
次に図15を参照してレーン制御手段105の機能について説明する。図15は、レーン制御手段105の機能を示す機能ブロック図である。
図15に示すように、レーン制御手段105は、制御部105a、搬送制御部105b、昇降制御部105c、計数演算部105d、ソレノイド制御部105e、通信部105fを備える。なお、制御部105a、搬送制御部105b、昇降制御部105c、計数演算部105d、ソレノイド制御部105e、通信部105fのうちの少なくとも一部を主制御手段104、POS19、管理装置25、PC41などが有してもよい。
レーン制御手段105は、主制御手段104に制御されて、景品Wの払い出しや在庫の計数などを行う。
制御部105aは、演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)から主に構成され、CPUでは、ROMやRAMに格納されたプログラムやデータなどを用いて各種の演算処理を実行する。
制御部105aは、搬送制御部105b、昇降制御部105c、計数演算部105d、ソレノイド制御部105e、通信部105fを制御する。
制御部105aは、図7に示したロック機能部113cや接点スイッチ113dと接続されており、カートリッジ挿入口扉113bが閉められているか否か、ロック機能部113cによりロックされているか否かを検知することができる。
制御部105aは、例えば、ロック機能部113cによりカートリッジ挿入口扉113bがロックされていない場合、景品Wの在庫計数や払い出しを行わない。なお、この制御は、主制御手段104の制御部104aが行ってもよい。
搬送制御部105bは、図8に示したステッピングモータ138aや位置検知センサ137と接続される。搬送制御部105bは、ステッピングモータ138aに取り付けられたエンコーダと接続されることもある。
搬送制御部105bは、位置検知センサ137が出力した位置検出用突起136の検知結果を受信することによって、キャッチ手段134に最も近い景品収納列120の筐体113aでの位置を判別することができる。
搬送制御部105bは、この景品収納列120の位置の判別に基づいて、ステッピングモータ138aを制御して、景品カートリッジ112を所定の位置に移動させる。「所定の位置」とは例えば、ガイドレール131の切り欠きと、1つの景品収納列120が一致する位置である。この位置に1つの景品収納列120が停止することで、この位置に停止した景品収納列120に積層された景品Wが景品搬送部180によって搬送され、景品払出口100dから払い出される。
昇降制御部105cは、図8に示したステッピングモータ141、計数部初期位置センサ151、景品搬送部初期位置センサ152、上限センサ153、連結分離検知センサ177、景品有無センサ172a、172bと接続されている。昇降制御部105cは、ステッピングモータ141に取り付けられたエンコーダと接続され、それぞれ制御する。
昇降制御部105cは、ステッピングモータ141を駆動させることによりスパイラルシャフト143を回転させて、計数部170単体、または連結された計数部170及び景品搬送部180を昇降させる。
昇降制御部105cは、連結分離検知センサ177が出力した検知結果に基づいて、計数部170と景品搬送部180が連結状態であるか否かを判定する。昇降制御部105cは、計数部170と景品搬送部180が連結する際に連結分離検知センサ177が分離連結検知板184を検知したことに基づいて計数部170の下降を停止させる。
昇降制御部105cは、計数部初期位置センサ151、景品搬送部初期位置センサ152による位置検知に基づいて、計数部170及び景品搬送部180をそれぞれの初期位置にセットする。
昇降制御部105cは、上限センサ153による位置検知に基づいて、計数部170の上昇を停止させる。昇降制御部105cは、景品有無センサ172a、172bによる景品Wの有無の検知に基づいて、計数部170の昇降速度を可変できる。
計数演算部105dは、図10に示した計数センサ172cと接続している。計数演算部105dは、計数センサ172cから出力された景品W側面の反射光に対応する信号に基づいて景品Wの枚数を算出する。
例えば、景品Wの側面の中央部では光の反射量が多くなり、計数センサ172cの検知信号のレベルがピークになる。景品Wが存在しない場合や隣接する景品Wとの境界部では、光の反射量が小さくなるので、検知信号のレベルが低下する。計数演算部105dは、積層する景品Wの、1の景品W毎に繰り返し発生するレベルの上昇、及び低下を検知することにより景品Wの枚数としてカウントしてもよいし、もしくは検知信号と閾値とを比較し、検知信号が閾値を超えた回数を、景品Wの枚数としてカウントしてもよい。
また、計数演算部105dは、検知信号のうちの1のレベルの最低値、この1の最低値の次にくる1のレベルの最高値、この1の最低値から1の最高値に達するまでの時間に基づいて、1の最低値から1の最高値に達するまで一定時間以上の時間がかかっていた場合に、景品立ちなどのイレギュラーが起きていると判定する。景品立ちとは、景品収納列120内で景品Wが斜めになったり反ったりして正常に積層されていない状態を指す。
計数演算部105dは、計数センサ172cから出力された検知信号に対応する値をメモリに一時的に保持させることができる。
ソレノイド制御部105eは、図12Aに示したソレノイド174と接続される。ソレノイド制御部105eは、コイル174cへの電流をONまたはOFF制御し、可動鉄心174bを本体部174aに出し入れさせる。
通信部105fには、LANケーブルや制御用の信号線を接続することができ、このことによって、レーン制御手段105及び計数部初期位置センサ151などの各センサ、ステッピング駆動モータ136aなどの各モータ、エンコーダなどがそれぞれ接続されて、種々の制御信号や検知信号が送受信される。
(動作説明)
次に図16Aを参照して、景品払出装置17の動作について説明する。図16Aは、景品払出装置17の動作を示すフローチャートである。
(1)判定処理(ステップS101〜S105)
主制御手段104は、POS19、管理装置25、PC41などから在庫計数指示信号または払出指示信号を受信したか否か(ステップS101及びS102)、景品カートリッジ112(図16A中の「カートリッジ」)の出し入れ操作がされたか否か(ステップS103)、ボタン群107eの在庫確認ボタンが操作されたか否か(ステップS104)、タイマ部104bによる計時時間が、定期計数を行う時間か否か(ステップS105)を判定している。
ここで、ステップS103の「景品カートリッジ112の出し入れ操作」とは、指示信号生成部104dが在庫計数指示信号を出力する所定の操作である。
(2)景品払い出し処理(ステップS106及びS107)
POS19、管理装置25、PC41から払出指示信号を受信した場合(ステップS102のYes)、主制御手段104は、払出指示信号に含まれる景品Wの種類と数の情報に対応させて、該当する景品Wを払い出し可能なレーンを選定し、このレーンに該当するレーン制御手段105を制御して景品Wを払い出しさせる(ステップS106)。ここでは図示を省略したが、ボタン群107払い出しボタンが押下されることでもステップS106が実行される。
景品払出装置17では、景品Wの払い出しが終わるまで、ステップS102のYes,ステップS106を繰り返す。
(3)景品払い出しの優先処理(ステップS101のYes〜S105のYes,ステップS107のYes)
例えば、景品Wの払い出しが完了する前に、POS19、管理装置25、PC41から在庫計数指示信号を受信したり(ステップS101のYes)、景品カートリッジ112の出し入れ操作がされたり(ステップS103のYes)、ボタン群107eの在庫確認ボタンが操作されたり(ステップS104Yes)、タイマ部104bによる計時時間が、定期計数を行う時間であった場合(ステップS105のYes)、主制御手段104は、景品Wの払い出しが完了しているか否かを判定する(ステップS107)。主制御手段104は、景品Wの払い出しが完了していなかった場合(ステップS107のYes)景品Wの払い出しを続行させる。
(4)在庫計数処理(ステップS107のNo、ステップS108)
主制御手段104は、ステップS101、S103〜S105のいずれかがYesで、かつ景品Wの払い出しが完了している場合またはそもそも景品Wの払い出しは行われておらず、景品払出装置17が次に景品Wの払い出しを行うために待機状態だった場合(ステップS107のNo)、各レーンのレーン制御手段105を制御して景品Wの在庫計数を行わせる(ステップS108)。
(在庫計数の動作)
次に図16Bを参照してステップS108の景品払出装置17の景品Wの在庫計数の動作について詳細に説明する。図16Bは、景品払出装置17の景品Wの在庫計数の動作を示すフローチャートである。
(1)正常性の確認(ステップS201)
レーン制御手段105は、連結分離検知センサ177の出力に基づいて、計数部170と景品搬送部180が連結しているか否かを判定する。この実施の形態の景品払出装置17では、計数部170と景品搬送部180は、在庫計数中以外は常に連結しているので、レーン制御手段105は、連結分離検知センサ177が景品搬送部180の分離連結検知板184を検知していない場合、故障と判定し、景品Wの在庫計数の動作を終了する(ステップS201のNo)。このとき、例えば、表示ユニット106などに故障を示す旨の情報を表示させたり、ブザーを鳴らしたりしてもよい。
(2)計数部170及び景品搬送部180の分離(ステップS202〜S204)
ステップS201において、Yesと判定した場合、レーン制御手段105は、ステッピングモータ141を制御して、連結された計数部170及び景品搬送部180を景品搬送部初期位置センサ152の位置まで下降させる(ステップS202及びS203)。そして、レーン制御手段105は、ソレノイド174を制御してロックレバー175を景品搬送部180から離し、ステッピングモータ141を制御して、計数部170だけを計数部初期位置センサ151の位置まで上昇させる(ステップS204)。
(3)カートリッジ移動処理(ステップS205)
レーン制御手段105は、図8に示したステッピングモータ138aを制御して、在庫計数を行う景品カートリッジ112の景品収納列120がガイドレール131の切り欠きと対応するようにカートリッジ設置板133を移動させる。この結果として、カートリッジ設置板133とともに景品カートリッジ112(ステップS205中の「カートリッジ」)が移動する。
この実施の形態では、景品Wの有無にかかわらず、3列全ての景品収納列120に対して在庫計数処理を行うので、レーン制御手段105は、まずキャッチ手段134に一番近い景品収納列120(図6に示した3列の景品収納列120の内の金属プレート122に一番近い景品収納列120)をガイドレール131の切り欠きに対応させる。
(4)計数部170の移動制御(ステップS206〜S210)
レーン制御手段105は、ステッピングモータ141を制御して、計数部170を上昇させる(ステップS206)。このとき、レーン制御手段105は、図10に示した景品有無センサ172aが、最下の景品Wを検知するまで、計数部170の上昇速度を速くしてもよい。この「速く」とは、景品Wの側面を計数センサ172cで読み取っているときの昇降の速度に比べて速いことを意味する。
景品有無センサ172a(図16BのステップS207の「センサ172a」)が、景品W(同図中の「景品W」)を検知すると、レーン制御手段105は、計数センサ172cから出力された信号に対応する値をメモリに保持させる(ステップS207のYes及びステップS208)。
レーン制御手段105は、この状態のまま、上限センサ153(同図中の「センサ153」)が計数部170を検知するまで、計数部170を上昇させる(ステップS209のNo)。
上限センサ153が計数部170を検知するまでの間に、景品有無センサ172aが景品Wを無と検知した場合には、レーン制御手段105は、計数部170の上昇速度を速くしてもよい。
上限センサ153が計数部170を検知したことに対応して、レーン制御手段105は、ステッピングモータ141の回転を停止させ、計数部170を上限センサ153の位置で停止させる(ステップS210)。
(5)景品枚数演算処理(ステップS211)
計数部170が上限センサ153の位置で停止したということは、キャッチ手段134に一番近い景品収納列120内の景品Wの側面を全て読み取ったことを意味するので、レーン制御手段105は、メモリ内に保持された計数センサ172cから出力された信号に対応する値に基づいてキャッチ手段134に一番近い景品収納列120内の景品Wの枚数を算出する。
ここで、レーン制御手段105は、算出した景品Wの枚数を示す情報をメモリに保持させたり、POS19管理装置25、PC41などに出力したりする。このとき、レーン制御手段105は、自分のレーン番号や3列あるうちのどの景品収納列120内の景品Wの枚数であるかを示す情報を景品Wの枚数を示す情報に対応付けて保持または出力することもできる。
ここで、レーン制御手段105またはPOS19、管理装置25、PC41は、前回の在庫計数の結果と実際に払いだされた景品Wの枚数から算出される景品Wの予測在庫数と、今回実際に在庫計数した枚数とを照合して、在庫計数にエラーがあるか否かを照合することができる。ここで「前回」とは、上記ステップS201を実行する前に行われた景品Wの在庫計数のことを指す。在庫計数にエラーが有った場合、レーン制御手段105は、在庫計数をやり直すように構成してもよい。
(6)繰り返し処理1(ステップS212のNo及びステップS205〜S211)
全ての景品収納列120に対して在庫計数処理が行われていない場合、レーン制御手段105は、上記したステップS205〜S211を繰り返す。例えば、レーン制御手段105は、ステップS205において、図6に示した3列の景品収納列120の内の中央の景品収納列120をガイドレール131の切り欠きに対応させる。
そして、レーン制御手段105は、ステップS206において、上限センサ153の位置から計数部170を下降させる。このとき、レーン制御手段105は、図10に示した景品有無センサ172b(ステップS207の「センサ172b」)が、最上の景品Wを検知するまで計数部170の下降速度を速くしてもよい。
景品有無センサ172bが、景品Wを検知するまで、レーン制御手段105は、ステップS206及びS207の処理を繰り返す(ステップS207のNo)。
景品有無センサ172bが、景品Wを検知すると、レーン制御手段105は、計数センサ172cから出力された信号に対応する値をメモリに保持させる(ステップS207のYes及びステップS208)。
レーン制御手段105は、この状態のまま、計数部初期位置センサ151(ステップS209の「センサ151」)が計数部170を検知するまで、計数部170を下降させる(ステップS209のNo)。計数部初期位置センサ151が計数部170を検知したことに対応して、レーン制御手段105は、ステッピングモータ141の回転を停止させ、計数部170を計数部初期位置センサ151の位置で停止させる(ステップS210)。
(7)2回目の景品枚数演算処理(ステップS211)
計数部170が計数部初期位置センサ151の位置で停止したということは、中央の景品収納列120内の景品Wの側面を全て読み取ったことを意味するので、レーン制御手段105は、メモリ内に保持された計数センサ172cから出力された信号に対応する値に基づいて中央の景品収納列120内の景品Wの枚数を算出する。
レーン制御手段105は、キャッチ手段134に一番近い景品収納列120を在庫計数したときと同様に、算出した景品Wの枚数を示す情報をメモリに保持させたり、POS19、管理装置25、PC41に出力したりする。
(8)繰り返し処理2(ステップS212のNo及びステップS205〜S211)
レーン制御手段105は、残りの景品収納列120についても同様に景品Wの在庫計数を行う。
(9)在庫計数終了処理(ステップS212のYes〜S215)
全ての景品収納列120について景品Wの在庫計数が終了した場合(ステップS212のYes)、レーン制御手段105は、計数部170と景品搬送部180を再度連結させるために、ステッピングモータ141を制御して計数部170を景品搬送部180の位置まで下降させる。
この実施の形態では、最後の景品収納列120の在庫計数処理時に計数部170は、ステップS209及びS210において上限センサ153の位置で停止しているので、この上限センサ153の位置から景品搬送部180まで下降する。このとき、下降する速度は速くてよい。レーン制御手段105は、計数部170に景品搬送部180を保持させて、計数部170及び景品搬送部180を待機させる(ステップS214及びS215)。
例えば、遊技店の開店中に景品Wの在庫計数が行われた場合、ステップS215において、景品カートリッジ112は、在庫計数が行われる前の位置に移動される。そして、連結された計数部170及び景品搬送部180は、在庫計数が行われる前に挿入されていた景品収納列120に再度挿入され、即座に景品Wの払い出しを行える位置で待機状態となる。
例えば、遊技店の閉店処理中または開店処理中に景品Wの在庫計数が行われた場合、計数部170及び景品搬送部180は、連結した位置で待機状態となる。但し、計数部170及び景品搬送部180は、計数部初期位置センサ151の位置で待機状態としてもよい。
以上が景品払出装置17の景品Wの在庫計数の動作の説明であるが、在庫計数方法はこれに限定されず、種々の変更が可能である。
例えば、上記の説明では3列全ての景品収納列120に対して在庫計数処理を行ったが既に空になっている景品収納列120に対する在庫計数は行わなくともよい。このことによって、在庫計数にかかる時間を短縮することができる。
この場合、景品収納列120が空になっているか否かは、例えば主制御手段104、レーン制御手段105、POS19、管理装置25、PC41のいずれかが判定する。景品収納列120ごとの景品Wの在庫数から、景品収納列120ごとの実際に払い出した景品Wの枚数を減算することにより各景品収納列120が空か否かを判定することができる。
また、上記の説明では、上限センサ153が計数部170を検知するまで計数部170を上昇させたが、景品有無センサ172aまたは景品有無センサ172bによる景品Wの有無の検知に基づいて、これらのセンサにより景品Wが無と検知された場合に計数部170をその場所で停止させ、そのままの位置で、次回の景品Wの在庫計数まで待機させてもよい。
この場合、前回の在庫計数の結果と実際に払いだされた景品Wの枚数から算出される景品Wの予測在庫数と、今回実際に在庫計数した枚数とが異なっていた場合の再在庫計数において、停止した位置から再度在庫計数を始めればよいので、再度在庫計数を行うのにかかる時間を短縮することができる。
同様に、最後の景品収納列120の在庫計数を行った後、前回の在庫計数の結果と実際に払いだされた景品Wの枚数から算出される景品Wの予測在庫数と、今回実際に在庫計数した枚数との照合が終わるまで、上限センサ153の位置で停止させておいてもよい。この場合にも今回実際に在庫計数した枚数とが異なっていた場合、上限センサ153の位置から再在庫計数を始めることができるので、再度在庫計数を行うのにかかる時間を短縮することができる。
また、特に最後の景品収納列120の在庫計数を行う場合において、景品有無センサ172aまたは景品有無センサ172bによる景品Wの有無の検知に基づいて、これらのセンサにより景品Wが無と検知された場合に、計数部170をその位置から、計数部170と景品搬送部180との連結位置または計数部初期位置センサ151の位置まで下降させてもよい。この場合においても在庫計数にかかる時間を短縮することができる。
以上説明したように、この実施の形態の景品払出装置17によれば、計数部170及び景品搬送部180をリニアシャフト144上に上下に配列し、景品搬送部180を昇降させるときには、計数部170と景品搬送部180が連結する。
この結果、計数部170を昇降させる機構と景品搬送部180を昇降させる機構であるステッピングモータ141、ギア群142、スパイラルシャフト143及びリニアシャフト144、クラッチ145を計数部170と景品搬送部180が共有することができる。このため、景品払出装置17全体として部品数を削減でき、景品払出装置17の小型化や低コスト化を実現することができる。
また、この実施の形態の景品払出装置17によれば計数部170が上昇下降のどちらでも景品Wを計数することが可能なので、在庫計数にかかる時間を短縮できる。
(変形例)
以上、第1の実施の形態に係る景品払出装置17について説明したが、本発明はこの形態に限定されず、種々の変形が可能である。
以下、図17を参照して、景品払出装置17の変形例について説明する。図17は、本発明の変形例を説明する斜視図である。
図17に示すように、計数部170及び景品搬送部180がソレノイド174及びロックレバー175の替わりにプッシュタイプのラッチ機構200を備えてもよい。
ラッチ機構200は、一対の腕部の先端部が互いに遠のく、または近づくように開閉するアーム部200aを備え、このアーム部200aが、先端部が球状のポール部200bを保持する。この結果、計数部170及び景品搬送部180が連結する。
ラッチ機構200は、図示を省略したカム機構やばね体を備え、アーム部200aが開いている状態(開状態:図17中の破線で示す符号200aの状態)または閉じている状態(閉状態:図17中の実線で示す符号200aの状態)のどちらか一方の状態が維持されるように付勢される。
ラッチ機構200はポール部200bによって、アーム部200aが底面部171bに向かって一定量押されることによって開状態から閉状態、または閉状態から開状態に付勢状態が変更される。この動作により計数部170と景品搬送部180の連結及び分離が制御できる。
例えば、計数部170と景品搬送部180が分離状態の場合は、アーム部200aは開状態となっている。この状態の場合、計数部170が景品搬送部180と連結するときには、ポール部200bがアーム部200aを一定量押すまで計数部170が景品搬送部180に向かって下降する。このとき、筐体113aの底部の所定の位置には、下降量を昇降制御部105cが制御するためのセンサが配設されていることが望ましい。
計数部170が下降すると、ポール部200bによってアーム部200aが押されて、アーム部200aは、開状態から閉状態に遷移する。このとき、アーム部200aの先端部が、ポール部200bの球状の先端部を挟み込むようにして閉状態となる。この状態のときに計数部170が上昇すると、アーム部200aがポール部200bの球状の先端部に引っかかるので、景品搬送部180も一体的に上昇する。
計数部170から景品搬送部180を分離する場合は、筐体113aの底部においてポール部200bがアーム部200aを一定量押すまで、連結された計数部170及び景品搬送部180が下降する。下降した結果、筐体113aの底部においてポール部200bによってアーム部200aが押され、アーム部200aが閉状態から開状態に遷移する。この結果、アーム部200aの先端部が、ポール部200bの球状の先端部から離れるので、計数部170が上昇すると、計数部170だけが上昇する。
1…景品払出システム、3…ネットワーク、5…パチンコ機、7…台間機、9…スロットマシン、11…台間機、13…島コンピュータ、15a…会員用ICカード、15b…非会員用ICカード、17…景品払出装置、19…POS、21…計数機、23…精算機、25…管理装置、27…再プレー受付機、29…発券機、31…データ表示機、33…データ公開機、35…プロトコルコンバータ、37…モデム、39…統括情報センタ、100…筐体、103…点灯部、104…主制御手段、105…レーン制御手段、106…表示ユニット、107…操作表示パネル、109…背面扉、110…景品払出ユニット、111…上部ユニット、112…景品カートリッジ、113…下部ユニット、120…景品収納列、121…把持部、122…金属プレート、124…ガイド、125…景品ストッパ、130…ガイド部、131…ガイドレール、132…ガイドローラ、133…カートリッジ設置板、134…キャッチ手段、135…マグネット、136…位置検出用突起、137…位置検知センサ、138…カートリッジ移動機構、140…リフト機構、141…ステッピングモータ、142…ギア群、143…スパイラルシャフト、144…リニアシャフト、145…クラッチ、151…計数部初期位置センサ、152…景品搬送部初期位置センサ、153…上限センサ、160…支持ピン、161…支持台、170…計数部、171…本体部、172…センサ部、173…ソレノイド収容部、174…ソレノイド、175…ロックレバー、176…ばね体、177…連結分離検知センサ、178…ガイドピン、179a,179b シャフト接続部、180…景品搬送部、181…本体部、182…支柱部、183…景品支持台、184…分離連結検知板、185…下限センサ検知板、186…シャフト接続部、200…ラッチ機構。

Claims (13)

  1. 景品を積層して収納する景品収納部と、
    前記景品収納部を出入自在に収容する筐体部と、
    前記景品収納部に収納された前記景品を保持して移動可能な保持部と、
    前記保持部と着脱可能に設けられ、前記景品収納部に収納された景品を計数する計数部と、
    前記計数部または、前記計数部に連結された前記保持部を移動させる駆動部と
    を具備することを特徴とする景品払出装置。
  2. 前記計数部と前記保持部を着脱可能に連結するための連結機構を備えること
    を特徴とする請求項1に記載の景品払出装置。
  3. 前記計数部と前記保持部は、前記景品を計数するときに分離すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の景品払出装置。
  4. 前記計数部及び前記保持部の移動方向をガイドするガイド棒と、
    前記ガイド棒と並行に設けられ、外周面に螺旋状に形成された溝部を有し、前記駆動部によって回転して前記計数部を前記ガイド棒に沿って移動させる搬送棒と、
    をさらに具備し、
    前記計数部が、当該ガイド棒が貫通し前記ガイド棒と摺動する第1の貫通孔と、前記搬送棒が貫通し前記溝部と螺合する第2の溝部有する第2の貫通孔を備え、
    前記保持部が、当該ガイド棒が貫通し前記ガイド棒と摺動する第3の貫通孔を備えること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の景品払出装置。
  5. 前記計数部または筐体部の少なくとも一方が、前記ガイド棒を回転軸として前記保持部が回転することを防止する回転防止部を有し、
    前記保持部が、前記回転防止部が出し入れ自在に挿入される第4の貫通孔をさらに有すること
    を特徴とする請求項4に記載の景品払出装置。
  6. 時間を計測するタイマ部と、
    前記タイマ部が計測した時間に基づいて、前記計数部に前記景品を計数させる制御部と
    をさらに具備することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の景品払出装置。
  7. 前記筐体部に前記景品収納部が入れられたことを検知する検知部と、
    前記検知部による検知に基づいて、前記計数部に前記景品を計数させる第2の制御部と
    をさらに具備することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の景品払出装置。
  8. 前記筐体部から前記景品収納部を取り出すための操作を検知する操作検知部と、
    前記操作検知部が前記景品収納部を取り出すための操作を検知したことに基づいて、前記計数部に前記景品を計数させる第3の制御部と
    をさらに具備すること特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載の景品払出装置。
  9. 景品を払い出す景品払出装置と、当該景品払出装置と通信可能に接続され前記景品の在庫を管理する景品管理装置を具備する景品払出システムにおいて、
    前記景品管理装置は、
    前記景品払出装置に収納された景品の計数を指示する計数指示信号を前記景品払出装置に送信する送信部
    を具備し、
    前記景品払出装置は、
    前記景品を積層して収納する景品収納部と、
    前記景品収納部を出入自在に収容する筐体部と、
    前記景品収納部に収納された前記景品を保持して移動可能な保持部と、
    前記計数指示信号を受信する受信部と、
    前記保持部と着脱可能に設けられ、前記計数指示信号を受信したことに対応して前記景品収納部に収納された景品を計数する計数部と
    前記計数部または、前記計数部に連結された前記保持部を移動させる駆動部と
    を具備すること
    を特徴とする景品払出システム。
  10. 前記景品管理装置は、時間を計測するタイマ部をさらに具備し、
    前記送信部は、前記タイマ部が計測した時間に基づいて、前記計数指示信号を前記景品払出装置に送信すること
    を特徴とする請求項9に記載の景品払出システム。
  11. 前記景品管理装置は、前記景品払出装置の前記筐体部に前記景品収納部が入れられたことを検知する検知部をさらに具備し、
    前記送信部は、前記検知部の検知に基づいて、前記計数指示信号を前記景品払出装置に送信すること
    を特徴とする請求項9または10に記載の景品払出システム。
  12. 前記景品管理装置は、
    前記景品払出装置の筐体部から前記景品収納部を取り出すための操作を検知する操作検知部と、
    前記操作検知部が前記景品収納部を取り出すための操作を検知したことに基づいて、前記景品払出装置に、前記景品収納部を取り出すための取出指示信号を送信する第2の送信部と
    をさらに具備し、
    前記景品払出装置は、
    前記取出指示信号を受信する第2の受信部と
    前記第2の受信部が前記取出指示信号を受信したことに基づいて、前記計数部に前記景品を計数させる制御部と
    をさらに具備すること
    を特徴とする請求項9ないし11のいずれか一項に記載の景品払出システム。
  13. 前記景品管理装置は、
    従業員を識別するための識別子が記録された記録媒体から前記識別子を読み取る識別子読取部をさらに具備し、
    前記識別子読取部が前記識別子を読み取ったことに基づいて前記計数指示信号を前記景品払出装置に送信すること
    を特徴とする請求項9ないし12のいずれか一項に記載の景品払出システム。
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