JP2604364B2 - 遊技設備用貸出又は販売装置 - Google Patents

遊技設備用貸出又は販売装置

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JP2604364B2
JP2604364B2 JP61268875A JP26887586A JP2604364B2 JP 2604364 B2 JP2604364 B2 JP 2604364B2 JP 61268875 A JP61268875 A JP 61268875A JP 26887586 A JP26887586 A JP 26887586A JP 2604364 B2 JP2604364 B2 JP 2604364B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、横方向に並設されるスロットマシン等の遊
技台の隣接間に配設される遊技メダル又は遊技球の貸出
機などの遊技設備用貸出又は販売装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の遊技設備用貸出又は販売装置では、横方向に並
設された遊技台の隣接間に配設されるケーシングの前面
に硬貨投入口とつり銭硬貨の払出し口とを形成するとと
もに、前記ケーシング内には、硬貨投入口から投入され
た硬貨の所定枚数を貯留する貯留部、この貯留部内の硬
貨を払い出す払出し手段、この払出し手段から払い出さ
れた硬貨を前記払出し口に案内するつり銭払出し用通
路、前記貯留部でオーバーフローした硬貨をケーシング
の後面に形成した開口を通して遊技台列の背面に沿って
設けられた硬貨搬送装置に供給案内する硬貨回収用通路
とを形成していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述の従来の遊技設備用貸出又は販売装置による場合
では、営業終了時等において、前記貯留部でオーバーフ
ローした硬貨を硬貨回収通路及び遊技台列の背面に設け
た硬貨搬送装置を介して自動的に回収することができる
ものの、前記貯留部内に貯留された硬貨の回収に際して
は、遊技台の隣接間に配設された各貸出又は販売装置の
前面に順次移動して、前記払出し手段を作動操作し、前
記貯留部内に貯留されている硬貨の全てをつり銭払出し
用通路を通してケーシング前面の払出し口に払い出させ
たのち、この払出された硬貨を手で一々回収しなければ
ならないため、その貯留硬貨の回収作業に多くの労力と
時間を要する問題があった。
そこで、上述のような貯留硬貨の回収作業上の問題点
を改善する方法として、例えば、特開昭58−94087号公
報に記載されている技術を利用して、前記払出し手段か
らの硬貨をその表裏両面のうちの一方が滑降面となる姿
勢で滑降案内して硬貨回収用通路に合流案内させる連絡
通路を形成するとともに、前記連絡通路と、前記払出し
手段から払い出された硬貨をその表裏両面のうちの一方
が滑降面となる姿勢で前記払出し口に滑降案内するつり
銭払出し用通路との接続部内に、このつり銭払出し用通
路の硬貨滑降案内面の始端部に貫通形成されている長孔
を通して下方側から通路切替部材の先端側を挿入し、こ
の通路切替部材を前記長孔の範囲内でつり銭払出し用通
路の長手方向に沿って横軸芯周りで揺動させることによ
り、前記連絡通路を閉止して払出し手段から払い出され
た硬貨をつり銭払出し用通路側に移動案内する第1状態
と、前記つり銭払出し用通路を閉止して払出し手段から
払い出された硬貨を連絡通路側に移動案内する第2状態
とに切り替える通路切替機構を設けることが考えられ
る。
これによる場合は、前記貯留部でオーバーフローした
硬貨の硬貨回収用通路を利用して、前記貯留部内の硬貨
をも回収することができるものの、前記払出し手段から
払い出された硬貨が、つり銭払出し用通路及び連絡通路
においてその表裏両面のうちの一方が滑降面となる姿勢
で滑降案内されるため、これら両通路の遊技台並設方向
での横幅が硬貨の直径よりも大となり、かつ、前記通路
切替機構の通路切替部材を第1状態と第2状態とに切り
替えるためには、該通路切替部材を少なくとも硬貨の直
径以上のストロークで作動させなければならないため、
通路切替機構の設置スペースが大きくなり、その結果、
つり銭払出し用通路と連絡通路の側脇、並びに、通路切
替機構の設置スペース周辺における他の機器や配線等の
設置スペースが減少するため、ケーシングの遊技台並設
方向での幅が大きくなり易く、その分だけ遊技台の並設
台数が減少する問題がある。
更に、前記つり銭払出し用通路の硬貨滑降案内面の始
端部には、前記通路切替部材の切替揺動を許容する長孔
が貫通形成されているため、前記通路切替部材を前記第
1状態に切り替えて、前記払出し手段から払い出された
硬貨をつり銭払出し用通路側に移動案内させる際、移動
案内される硬貨が傾動したり起立したりすると、この硬
貨が前記長孔に引っ掛ったり落ち込んだりして、該長孔
形成箇所で硬貨の詰まりを誘発する虞れがある。
本発明は、上述の実情に鑑みて為されたものであっ
て、その目的は、前記貯留部内の硬貨の回収作業を、前
記貯留部でオバーフローした硬貨の硬貨回収用通路を利
用して能率良く簡便に回収することができるようにし乍
らも、硬貨の回収及び払出し系と通路切替機構の改良を
もって、ケーシングの遊技台並設方向での薄形化を促進
することができるとともに、通路内での硬貨の詰まり発
生を抑制することができる遊技設備用貸出又は販売装置
を提供する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による遊技設備用貸出又は販売装置は、横方向
に並設された遊技台の隣接間に配設されるケーシングの
前面に硬貨投入口とつり銭硬貨の払出し口とを形成する
とともに、前記ケーシング内には、硬貨投入口から投入
された硬貨の所定枚数を貯留する貯留部、この貯留部内
の硬貨を払い出す払出し手段、この払出し手段から払い
出された硬貨をその表裏両面が上下方向及び前後方向に
沿う姿勢で前記払出し口に案内するつり銭払出し用通
路、前記貯留部でオーバーフローした硬貨をその表裏両
面が上下方向及び前後方向に沿う姿勢でケーシングの後
面に形成した開口を通して遊技台列の背面に沿って設け
られた硬貨搬送装置に供給案内する硬貨回収用通路とを
形成してある遊技設備用貸出又は販売装置であって、前
記ケーシング内には、前記払出し手段からの硬貨をその
表裏両面が上下方向及び前後方向に沿う姿勢で転動案内
して硬貨回収用通路に合流案内させる連絡通路を、その
硬貨転動案内面の始端部が前記払出し手段の排出口の直
下位置に臨む状態で形成するとともに、この連絡通路と
つり銭払出し用通路との接続部で、かつ、前記払出し手
段の排出口と硬貨転動案内面の始端部との間の中間位置
に、前記払出し手段から払い出された硬貨をつり銭払出
し用通路側に移動案内する通路切替部材を硬貨の板厚方
向から出退させることにより、前記連絡通路とつり銭払
出し用通路とを択一的に使用切り替えする通路切替機構
を設けてある点に特徴を有する。
〔作 用〕
営業時において、前記貯留部内に貯留されている硬貨
をつり銭として払い出す場合には、前記通路切替機構の
通路切替部材を通路側に突出させることにより、前記払
出し手段の排出口から払い出された硬貨をつり銭払出し
用通路側に移動案内することができる。また、営業終了
時等において、前記貯留部内に貯留された硬貨を回収す
るときには、前記通路切替機構の通路切替部材を通路外
に退避させることにより、前記払出し手段の排出口から
払い出された硬貨がそれの直下に位置する連絡通路の硬
貨転動案内面の始端部に落下供給され、該硬貨転動案内
面に沿って転動案内されながら硬貨回収用通路に合流さ
れたのち、硬貨搬送装置を通して所定箇所に回収され
る。
この時、前記通路切替部材が、前記払出し手段の排出
口と連絡通路の硬貨転動案内面の始端部との間の中間位
置において、硬貨の厚み方向から通路内に出退自在に設
けられているから、硬貨転動案内面には転動案内される
硬貨が引っ掛かったり、落ち込むような貫通孔が全く存
在せず、落下供給された硬貨を常に確実、スムースに転
動案内することができる。
しかも、前記硬貨切替部材を出退させるための作動ス
トロークとしても、少なくとも硬貨の厚みにほぼ相当す
る小さな作動ストロークに構成することが可能であるか
ら、通路切替機構の遊技台並設方向での取付け幅の縮小
化を図り易く、更に、前記つり銭払出し用通路及び硬貨
回収用通路のみならず連絡通路が、共に硬貨をそれの表
裏両面が上下方向及び前後方向に沿う姿勢で案内するよ
うに構成されているから、それら各通路における遊技台
並設方向での取付けスペースを減少することができる。
〔発明の効果〕
従って、前記貯留部内の硬貨の回収作業を、前記貯留
部でオーバーフローした硬貨の硬貨回収用通路を利用し
て能率良く簡便に行うことができるばかりでなく、硬貨
回収系及びつり銭払出系の何れにおいても硬貨を詰まり
のない状態で確実、スムースに移動案内することがで
き、しかも、通路切替機構の遊技台並設方向での取付け
幅の縮小化と各通路における遊技台並設方向での取付け
スペースの減少との相乗により、ケーシングの遊技台並
設方向での薄形化を促進して、遊技台の並設台数の増加
を図ることができる。
〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第10図は遊技設備の一例を示し、これは、島構成用フ
レーム(1)に、遊技台の一例である複数個のスロット
マシン(2)を横方向に一列状態で並設し、このスロッ
トマシン(2)群の、二台置きに位置する隣接間には、
貸出又は販売装置の一例で、硬貨又は紙幣の投入信号に
基づいて所定数のメダルを払い出すメダル貸出機(3)
を配設してある。
また、前記島構成用フレーム(1)の上部には、事務
所に集約配設されたメダル供給装置から送られてくるメ
ダルをスロットマシン(2)の並設方向に沿って搬送す
る第1搬送装置(4)と、この第1搬送装置(4)の終
端部から送り出されてくるメダルを該第1搬送装置
(4)の下部を通してメダル供給装置に戻し搬送する第
2搬送装置(5)とを架設するとともに、前記第1搬送
装置(4)の、前記各メダル貸出機(3)の上部相当箇
所には、このメダル貸出機(3)に設けた収納メダル数
検出用センサからのメダル補給信号に基づいて搬送メダ
ルを横側方に払い出す払出し装置(6)と、この払出し
装置(6)にて払い出されたメダルをメダル貸出機
(3)に供給案内する筒状ガイド部材(7)とを設けて
ある。
前記各メダル貸出機(3)に投入された千円札及び百
円硬貨を夫々背中合せ状態にあるスロットマシン
(2),(2)間を通して事務所まで回収する紙幣搬送
装置(8)と硬貨搬送装置(9)とを配設してある。
前記メダル貸出機(3)は次の如く構成されている。
第1図、第2図に示すように、縦方向に細長の長方形
状に構成されたケーシング(10)の前面に、千円札用の
紙幣投入口(11)、百円玉用の硬貨投入口(12)、硬貨
返却口(13)、つり銭硬貨の払出し口(14)、メダルの
払出し口(15)を形成するとともに、百円・五百円・千
円と言った具合に貸出し金額を選択する選択スイッチ
(16a),(16b),(16c)と硬貨返却用スイッチ(1
7)とを付設してある。
前記ケーシング(10)内には、紙幣投入口(11)から
投入された千円札の良否を識別する識別機(18)、硬貨
投入口(12)から投入された百円硬貨(K)の良否を識
別する識別機(19)、この識別機(19)を通過した
「良」の百円硬貨(K)の所定枚数を貯留する貯留部
(20)、この貯留部(20)内の硬貨を最下位のものから
一枚宛順次払い出す払出し手段(21)、前記筒状ガイド
部材(7)に沿って流下案内されてくるメダルの所定枚
数を貯留する貯留部(22)、この貯留部(22)内のメダ
ルを最下位のものから一枚宛順次払い出す払出し手段
(23)、異常状態が発生したとき硬貨投入口(12)から
識別機(19)への硬貨投入通路(24)内に突出して硬貨
(K)の投入を阻止するブロッカー(25)を配設してあ
る。
前記硬貨用払出し手段(21)から払い出された硬貨
(K)をその表裏両面が上下方向及び前後方向に沿う姿
勢で払出し口(14)に移動案内するつり銭払出し用通路
(26)と、前記硬貨用貯留部(20)でオーバーフローし
た硬貨(K)をその表裏両面が上下方向及び前後方向に
沿う姿勢でケーシング(10)の後面に形成した開口を通
してスロットマシン(2)列の背面に沿って設けられた
前記硬貨搬送装置(9)に供給案内する硬貨回収用通路
(27)、ならびに前記メダル用払出し手段(23)からメ
ダルを払出し口(15)に移動案内するメダル払出し用通
路(28)とを形成するとともに、前記つり銭払出し用通
路(26)を硬貨回収用通路(27)とに渡って、硬貨用払
出し手段(21)からの硬貨(K)をその表裏両面が上下
方向及び前後方向に沿う姿勢で転動案内して硬貨回収用
通路(27)に合流案内させる連絡通路(29)を、その硬
貨転動案内面(A)の始端部が前記硬貨用払出し手段
(21)の排出口(21d)の直下位置に臨む状態で形成さ
れている。この連絡通路(29)とつり銭払出し用通路
(26)との接続部で、かつ、前記硬貨用払出し手段(2
1)の排出口(21d)と硬貨転動案内(A)の始端部との
間の中間位置には、前記硬貨用払出し手段(21)から払
い出された硬貨(K)をつり銭払出し用通路(26)側に
移動案内する後述する通路切替部材(30b)を硬貨
(K)の板厚方向から出退させることにより、前記連絡
通路(29)とつり銭払出し用通路(26)とを択一的に使
用切り替えする通路切替機構(30)を設けてある。
前記硬貨用貯留部(20)は、第3図乃至第5図に示す
ように、百円硬貨(K)を例えば42枚位貯留可能な断面
円形状の貯留筒体(20a)の上端部に、この貯留筒体(2
0a)の中心を通る延長線(Y)上に位置する百円硬貨用
の供給口(20b)と、前記延長線(Y)に対して一側方
に偏位した位置において、前記硬貨回収用通路(27)に
連通する排出口(20c)とを形成してあるボックス(20
d)を連設し、このボックス(20d)に、供給口(20b)
を通過した百円硬貨(K)をほぼ縦姿勢のまま前記の延
長線(Y)に対して排出口(20c)とは反対側に偏位し
た位置に向かって降下案内する第1ガイド面(20e)
と、降下した百円硬貨(K)を横向き姿勢に変更しなが
ら貯留筒体(20a)の入口に流下案内する第2ガイド面
(20f)、ならびに、前記貯留筒体(20a)が満杯となっ
たとき、それ以上の百円硬貨(K)を排出口(20c)に
向かって流下案内する円弧状の第3ガイド面(20g)と
を形成してある。
尚、この硬貨用貯留部(20)は、百円及び五百円の両
方の硬貨を使用するタイプにも適用することができるよ
うに、前記ボックス(20d)には、五百円硬貨用の供給
口(20h)と、この供給口(20h)を通過した五百円硬貨
を所定箇所に回収する為の通路(20i)とを形成してあ
る。
前記硬貨用払出し手段(21)は、第8図に示すよう
に、前記硬貨用貯留部(20)の貯留筒体(20a)の下端
に、それらの対向間に百円硬貨(K)の板厚よりも僅か
に大なる間隙(C)を形成する上下一対の部材(21
a),(21b)を取付け、そのうち、上部の部材(21b)
には、前記貯留筒体(20a)に連通する供給孔(21c)を
形成する一方、下部の部材(21b)には、前記貯留筒体
(20a)の中心線に対して水平方向に偏位した位置にお
いて、前記つり銭払出し用通路(26)に連通する前記排
出口(21d)を形成してある。
前記両部材(21a),(21b)間の間隙(C)内には、
百円硬貨(K)よりも僅かに大径の貫通孔(21e)を備
え、かつ、前記貯留筒体(20b)内に貯留された硬貨
(K)のうち、最下部に位置する硬貨(K)を供給孔
(21c)を通して貫通孔(21e)内に取り入れる第1姿勢
と、この貫通孔(21e)内の硬貨(K)を排出口(21d)
を通してつり銭払出し用通路(26)に払い出す第2姿勢
とにスライド切替自在な払出し部材(21f)を設けると
ともに、前記上部の部材(21b)にはモータ(21g)を取
付けてある。
このモータ(21g)の回転軸(21h)に固着された回転
体(21i)の、前記回転軸(21h)の回転軸芯には、前記
払出し部材(21f)に形成した長孔(21j)内に係入する
ピン(21k)を固着して、モータ(21g)の回転運動を払
出し部材(21f)のスライド運動に変更すべく構成して
ある。
前記メダル用払出し手段(23)も上述の硬貨用払出し
手段と同一構造に構成されており、その説明は省略す
る。
また、第6図、第7図に示すように、前記つり銭払出
し用通路(26)と硬貨回収用通路(27)ならびに連絡通
路(29)とは合成樹脂製のガイド部材(31)にて構成さ
れていて、このガイド部材(31)を、前記連絡通路(2
9)を形成する第1筒状ガイド部(31a)とつり銭払出し
用通路(26)を形成する第2筒状ガイド部(31b)との
継ぎ部で、かつ、その最下端に位置する部分(31c)
を、つり銭払出し用通路(26)の入口部(26a)よりも
払出し口(14)側に偏位した位置において、前記第1筒
状ガイド部(31a)の始端部分よりも入口部(26a)側に
突出形成してある。このように構成した場合には、営業
終了時等において、前記硬貨用貯留部(22)の貯留筒体
(20a)内の百円硬貨(K)を連絡通路(29)及び硬貨
搬送装置(9)を通して事務所に自動回収する際、払出
し手段(21)からつり銭払出し用通路(26)の入口部
(26a)を通して第1筒状ガイド部(31a)の始端部、つ
まり、前記連絡通路(29)の硬貨転動案内面(A)の始
端部に落下する硬貨(K)の姿勢が変化しても、この硬
貨(K)がつり銭払出し用通路(26)に飛び出すことが
なく、貯留硬貨(K)の回収作業を確実に行うことがで
きる利点がある。
前記通路切替機構(30)は、第7図に示すように、前
記ガイド部材(31)に連設したブラケット(30a)に、
第1筒状ガイド部(31a)と第2筒状ガイド部(31b)と
の継ぎ部、つまり、前記連絡通路(29)とつり銭払出し
用通路(26)との接続部で、かつ、前記硬貨用払出し手
段(21)の排出口(21d)と連絡通路(29)の硬貨転動
案内面(A)の始端部との間の中間位置に形成した長孔
(31d)を通して硬貨(K)の板厚方向から出退自在な
前記通路切替部材(30b)を係止保持させ、この通路切
替部材(30b)の遊端部とブラケット(30a)とに渡っ
て、通路切替部材(30b)をガイド部材(31)内に突出
する状態、つまり、つり銭払出し用通路(26)を使用す
る状態に付勢するコイルバネ(30c)を張設するととも
に、前記ブラケット(30a)には、通路切替部材(30b)
をコイルバネ(30c)の弾性付勢力に抗して通路を形成
するガイド部材(31)外に退避させる状態、つまり、連
絡通路(29)を使用する状態に切り替えるソレノイド
(30d)を取付けて構成してある。
前記紙幣搬送装置(8)は、第9図でも示すように、
第1平ベルト(8a)とこれに対向配設された複数の第2
平ベルト(8b)との間に紙幣の挟持搬送経路を構成する
とともに、前記紙幣用識別機(18)の送出しガイド部材
(18a)から送出されてくる紙幣を第2平ベルト(8
b),(8b)の隣接間を通して前記挟持搬送経路に送込
み案内する一対の送込みガイド部材(8c),(8d)を設
けてある。また、前記第2平ベルト(8b)の搬送終端部
を巻回するガイド軸(8e)の径を、これに隣接する他の
第2平ベルト(8b)の搬送始端部を巻回すべく、駆動軸
(8f)に固着されたローラ(8g)の径よりも小に構成し
て、前記第1平ベルト(8a)と、紙幣合流部の搬送上手
側に位置する第2平ベルト(8b)、ならびに、搬送上手
側の送込みガイド部材(8c)との間に形成されるほぼ三
角形状の非搬送領域(a)が極力小さくなるように、前
記ガイド軸(8e)とローラ(8g)とを近接配設してあ
る。
前記硬貨搬送装置(9)は、搬送支持フレーム(9a)
に枢支された複数のローラ(9b)に渡って、前記ガイド
部材(31)から送り出されてくる硬貨(K)を載置搬送
する無端ベルト(9c)を巻回して構成してある。
尚、図中(32)は、前記ケーシング(10)前面の下端
に位置するブラケット(33)に枢支されたメダル受け皿
であって、水平のメダル受け姿勢とメダル払出し口(1
5)を閉じる格納姿勢とに切替自在に構成されている。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る貸出又は販売装置の実施例を示し、
第1図はメダル貸出機の縦断側面図、第2図はメダル貸
出機の正面図、第3図は硬貨貯留部の縦断面図、第4図
は第3図のIV−IV線断面図、第5図は第3図のV−V線
矢視図、第6図は硬貨ガイド部材の縦断面図、第7図は
第6図のVII−VII線断面図、第8図は硬貨払出し部の縦
断面図、第9図は紙幣搬送装置の要部の横断面図、第10
図は遊技設備の正面図である。 (2)……遊技台、(9)……硬貨搬送装置、(10)…
…ケーシング、 (12)……硬貨投入口、(14)……払出し口、(20)…
…貯留部、 (21)……払出し手段、(21d)……排出口、(26)…
…つり銭払出し用通路、 (27)……硬貨回収用通路、(29)……連絡通路、(3
0)……通路切替機構、 (30b)……通路切替部材、(A)……硬貨転動案内
面。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】横方向に並設された遊技台(2)の隣接間
    に配設されるケーシング(10)の前面に硬貨投入口(1
    2)とつり銭硬貨の払出し口(14)とを形成するととも
    に、前記ケーシング(10)内には、硬貨投入口(12)か
    ら投入された硬貨の所定枚数を貯留する貯留部(20)、
    この貯留部(20)内の硬貨を払い出す払出し手段(2
    1)、この払出し手段(21)から払い出された硬貨をそ
    の表裏両面が上下方向及び前後方向に沿う姿勢で前記払
    出し口(14)に案内するつり銭払出し用通路(26)、前
    記貯留部(20)でオーバーフローした硬貨をその表裏両
    面が上下方向及び前後方向に沿う姿勢でケーシング(1
    0)の後面に形成した開口を通して遊技台(2)列の背
    面に沿って設けられた硬貨搬送装置(9)に供給案内す
    る硬貨回収用通路(27)とを形成してある遊技設備用貸
    出又は販売装置であって、前記ケーシング(10)内に
    は、前記払出し手段(21)からの硬貨をその表裏両面が
    上下方向及び前後方向に沿う姿勢で転動案内して硬貨回
    収用通路(27)に合流案内させる連絡通路(29)を、そ
    の硬貨転動案内面(A)の始端部が前記払出し手段(2
    1)の排出口(21d)の直下位置に臨む状態で形成すると
    ともに、この連絡通路(29)とつり銭払出し用通路(2
    6)との接続部で、かつ、前記払出し手段(21)の排出
    口(21d)と硬貨転動案内面(A)の始端部との間の中
    間位置に、前記払出し手段(21)から払い出された硬貨
    をつり銭払出し用通路(26)側に移動案内する通路切替
    部材(30b)を硬貨の板厚方向から出退させることによ
    り、前記連絡通路(29)とつり銭払出し用通路(26)と
    を択一的に使用切り替えする通路切替機構(30)を設け
    てある遊技設備用貸出又は販売装置。
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