JP2000093636A - 遊技媒体貸出機 - Google Patents

遊技媒体貸出機

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JP2000093636A
JP2000093636A JP10286095A JP28609598A JP2000093636A JP 2000093636 A JP2000093636 A JP 2000093636A JP 10286095 A JP10286095 A JP 10286095A JP 28609598 A JP28609598 A JP 28609598A JP 2000093636 A JP2000093636 A JP 2000093636A
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Japan
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ball
game
game medium
bill
machine
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JP10286095A
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English (en)
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Masahito Shimizu
雅人 清水
Masaharu Hata
真晴 畑
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Sayama Precision Ind Co Ltd
Original Assignee
Sayama Precision Ind Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不正を防止すると共に背中合わせに機能が異
なる遊技媒体貸出機を設置しても上部の紙幣投入口(紙
幣識別機)の取付高さを同一にし、投入された紙幣を一
台の紙幣搬送装置にて回収することが出来る遊技媒体貸
出機を提供することにある。 【解決手段】 遊技台間に設置され、上部に投入された
紙幣を識別する紙幣識別機と中部付近に該紙幣識別機の
識別結果に基づいて遊技媒体を貸出す貸出す貸玉計数手
段と該貸玉計数手段により所定数計数された遊技媒体を
払い出す遊技媒体貸出機であって、前記貸玉計数手段に
導く遊技媒体供給通路の終端部の背面受入部を本体部背
面側に設け、上部供給元より背面受入部を介して前記貸
玉計数手段に導く構成としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台並設された
遊技台間に設置され、紙幣を受け入れて所定数の遊技媒
体を貸出す遊技媒体貸出機に係わり、さらに詳しくは、
上部供給元から本体部背面側の突出部に設けた背面受入
部を介して貸玉計数手段に導く構成により、本体部上部
部分に新らたな部品スペースを確保し、該部品スペース
に紙幣投入口及び紙幣識別機を配置した構成の遊技媒体
貸出機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、遊技店の遊技島における貨幣専用
の遊技台間には貨幣(千円紙幣)を受け入れて遊技媒体
を貸出す遊技媒体貸出機が設置され、さらに、五千円紙
幣や万券紙幣による貸出も可能な遊技媒体貸出機も提供
されている。昨今、島端のカード販売機にて所定金額の
カードを購入し、該カード専用の遊技台にて遊技するカ
ード遊技媒体貸出機も設置されている。さらに、近時に
おいては、上部の紙幣投入口から紙幣を投入することに
よりカードがその場で購入できる新しいタイプのカード
遊技媒体貸出機も提供されてきている。
【0003】上記、千円紙幣を受け入れて遊技媒体(パ
チンコ玉)を貸出す遊技媒体貸出機としては、例えば、
本出願人が先に開示した特開昭63−29680号(以
下、従来文献という)がある。該従来文献における遊技
媒体貸出機は、上部に上部供給元から本体部内に遊技媒
体を導く遊技媒体供給通路(玉通路)を傾斜した状態で
取付け、さらにコイン連続投入機機構と、コイン識別装
置と、釣り銭払出し機構と、コイン分岐機構と、コイン
振分機構と、下部に紙幣投入口及び紙幣識別装置と、釣
り銭払出制御処理手段及び貸玉計数機構等を配設した構
成から成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来文
献の遊技媒体貸出機を遊技店に設置した場合において
は、紙幣投入口が下部にあるため、遊技者が投入し易い
反面、人影に隠れてしまい、不正(不正紙幣投入や誤操
作等)に投入されても発見し難く、不正防止をすること
が難しかった。これらの不正を防止するため、下部の紙
幣投入口を本体部上部に移行するにあたっては、上記し
たように上部のスペースにはコイン連続投入機機構や上
部供給元から本体部内に供給する遊技媒体供給通路(玉
通路)を傾斜した状態で取付けられた他の部品との配置
で組み込まれるスペースとなっているため、従来文献の
構成から成る遊技媒体貸出機では対応することが出来な
かった。
【0005】また、上部の紙幣投入口から紙幣を投入す
ることによりカードがその場で購入できる新しいタイプ
のカード遊技媒体貸出機(カード専用島)と、紙幣によ
る遊技媒体貸出機(貨幣専用島)とを背中合わせに併設
して遊技媒体貸出機を設置した遊技島においては、別々
の紙幣搬送装置により紙幣を回収しなくては成らなかっ
た。つまり、相互の遊技媒体貸出機における上部の紙幣
投入口(紙幣識別機)の高さは各々(製造メーカーによ
って異なり統一化されていない)高さが異なる位置に設
けられているため、共有して紙幣を搬送することが出来
ず、その結果、遊技店にとっては設備費用が膨大とな
り、施工するにあたって取付る手間や時間がかかってし
まっていた。また、遊技島内に設置した別々の紙幣搬送
装置により各々紙幣搬送装置で紙幣詰まりが頻繁に発生
してしまい、そのための修復作業に多くなり、店員の負
担となっていた。
【0006】本発明の目的は、上部供給元から本体部背
面側に設けた背面受入部を介して貸玉計数手段に導く構
成により、本体部上部部分に新らたな部品スペースを確
保し、該部品スペースに紙幣投入口及び紙幣識別機を配
置して不正を防止すると共に、背中合わせに機能が異な
る遊技媒体貸出機を設置しても上部の紙幣投入口(紙幣
識別機)の取付高さを同一にし、投入された紙幣を一台
の紙幣搬送装置にて回収することが出来る遊技媒体貸出
機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記、目的を達成するた
め請求項1記載の遊技媒体貸出機は、遊技台間に設置さ
れ、上部に投入された紙幣を識別する紙幣識別機と、中
部付近に該紙幣識別機の識別結果に基づいて遊技媒体を
貸出す貸玉計数手段と、該貸玉計数手段により所定数計
数された遊技媒体を払い出す遊技媒体貸出機であって、
前記貸玉計数手段に導く遊技媒体供給通路を本体部背面
側に設けて前記貸玉計数手段に導く構成としたものであ
る。
【0008】上記、目的を達成するため請求項2記載の
遊技媒体貸出機は、遊技台間に設置され、上部に投入さ
れた紙幣を識別する紙幣識別機と、中部付近に該紙幣識
別機の識別結果に基づいて遊技媒体を貸出す貸玉計数手
段と、該貸玉計数手段により所定数計数された遊技媒体
を払い出す遊技媒体貸出機であって、前記貸玉計数手段
に導く遊技媒体供給通路の終端部の背面受入部を本体部
背面側に設け、上部供給元から背面受入部を介して前記
貸玉計数手段に導く構成としたものである。
【0009】請求項1又は請求項2記載の構成によれ
ば、お客が上部の紙幣投入口から投入した紙幣は、紙幣
識別機で正、偽が判断され、正と判断の場合、貸出され
る遊技媒体は上部供給元から本体部背面側に設けられた
背面受入部に供給され、遊技媒体供給通路より貸玉計数
手段に導かれ、該貸玉計数手段により投入金額に応じた
遊技媒体が所定数計数され、払い出されるのである。本
体部上部部分に新らたな部品スペースを確保し、該部品
スペースに紙幣投入口及び紙幣識別機を配置することが
可能に成ったため不正を防止することが出来る。
【0010】加えて、新たに生じた上部の部品スペース
に縦型の紙幣投入口(紙幣識別機)を配置した遊技媒体
貸出機としたことにより、背中合わせに遊技媒体貸出機
の機能が異なる遊技島(例えば、貨幣専用の遊技台に隣
接された遊技媒体貸出機と、紙幣投入によりカードがそ
の場で購入できる遊技台に隣接されカード遊技媒体貸出
機)にしても、遊技媒体貸出機の紙幣識別機と前記カー
ド遊技媒体貸出機の紙幣識別機との取付高さが同じに成
るため、両側の紙幣識別機から排出された紙幣は一台の
紙幣搬送装置内に送り込まれ、所定位置まで紙幣を搬送
し回収することが出来るため、遊技店にとっては設備費
用が低減となり、施工するにあたって取付る手間や時間
も容易に短時間で行える。また、遊技島内に設置した紙
幣搬送装置が共有となりので紙幣詰まり箇所も少なくな
り、そのための修復作業における店員の負担を軽減する
ことが出来る。
【0011】また、上記目的を達成するため、請求項3
記載の遊技媒体貸出機は、遊技台間に設置され、上部に
投入された紙幣を識別する紙幣識別機と、中部付近に該
紙幣識別機の識別結果に基づいて遊技媒体を貸出す貸玉
計数手段と、該貸玉計数手段により所定数計数された遊
技媒体を払い出す遊技媒体貸出機であって、前記貸玉計
数手段に導く遊技媒体供給通路の終端部の背面受入部を
本体部背面側の突出部に設け、上部供給元より流下する
遊技媒体は突出部に供給され、遊技媒体供給通路を介し
て前記貸玉計数手段に導く構成としたものである。
【0012】請求項3記載の構成によれば、お客が上部
の紙幣投入口から投入した紙幣は、紙幣識別機で正、偽
が判断され、正と判断の場合、貸出される遊技媒体は上
部供給元から本体部背面側の突出部に設けられた背面受
入部に供給され、遊技媒体供給通路より貸玉計数手段に
導かれ、該貸玉計数手段により投入金額に応じた遊技媒
体が所定数計数され、払い出されるのである。本体部上
部部分に新らたな部品スペースを確保し、該部品スペー
スに紙幣投入口及び紙幣識別機を配置することが可能に
成ったため不正を防止することが出来る。
【0013】加えて、新たに生じた上部の部品スペース
に縦型の紙幣投入口(紙幣識別機)を配置した遊技媒体
貸出機としたことにより、背中合わせに遊技媒体貸出機
の機能が異なる遊技島(例えば、貨幣専用の遊技台に隣
接された遊技媒体貸出機と、紙幣投入によりカードがそ
の場で購入できる遊技台に隣接されカード遊技媒体貸出
機)にしても、遊技媒体貸出機の紙幣識別機と前記カー
ド遊技媒体貸出機の紙幣識別機との取付高さが同じに成
るため、両側の紙幣識別機から排出された紙幣は一台の
紙幣搬送装置内に送り込まれ、所定位置まで紙幣を搬送
し回収することが出来るため、遊技店にとっては設備費
用が低減となり、施工するにあたって取付る手間や時間
も容易に短時間で行える。また、遊技島内に設置した紙
幣搬送装置が共有となりので紙幣詰まり箇所も少なくな
り、そのための修復作業における店員の負担を軽減する
ことが出来る。
【0014】また、上記目的を達成するため、請求項4
記載の遊技媒体貸出機は、遊技台間に設置され、上部に
投入された紙幣を識別する紙幣識別機と、中部付近に該
紙幣識別機の識別結果に基づいて遊技媒体を貸出す貸玉
計数手段と、該貸玉計数手段に導く突出部を背面側に設
けた本体部と、背面側に供給突部を設け、該供給突部の
上端に遊技媒体玉止め手段を設けコの字状から成るフレ
ームとから成り、前記本体部とフレームとを装着自在と
成した遊技媒体貸出機であって、該フレームの供給突部
に設けた遊技媒体玉止め手段は、本体部の背面側に設け
た突出部により装着時に遊技媒体玉止め手段を解除可能
にしたものである。
【0015】そのため、遊技島の各遊技台に隣接した位
置にフレームを取付け、該フレームに本体部に装着(押
し込む)する場合、該本体部の背面側に設けた突出部が
フレームの供給突部に設けた遊技媒体玉止め手段の押出
片に当接することで開口部が開口して供給可能と成って
玉止めが解除し、上部供給元から背面受入部を介して貸
玉計数手段内に遊技媒体が導かれるのである。また、本
体部内の部品(例えば、紙幣識別機付近での紙幣詰まり
等)にトラブルが生じて該本体部をフレームから脱着
(引き出す)する場合、遊技媒体玉止め手段の押出片が
付勢されることにより開口部が塞がれる。よって、開口
部から遊技媒体がこぼれることがない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の遊技媒体
貸出機の内部構成を示す側面状態図であり、図2は本発
明の遊技媒体貸出機の本体部とフレームとを示す側面状
態図であり、図3は貸玉計数手段を示す要部拡大斜視図
である。
【0017】始めに、本発明の遊技媒体貸出機1は、遊
技台11を背中合わせに複数台設置した遊技島10の遊
技台11毎に隣接して設置されている。該遊技媒体貸出
機1に投入された紙幣又は硬貨は、遊技島10内部の上
方位置に設けられた紙幣搬送装置13と下方位置に設け
られた硬貨搬送装置14によって島端の貨幣回収処理装
置12まで搬送される。搬送されてきた紙幣Sは貨幣回
収処理装置12内に設けた紙幣貯留装置12aにて計数
し、積層状態で貯留される。一方、搬送されてきた硬貨
は貨幣回収処理装置12内に設けた硬貨貯留装置12b
にて計数され貯留される。図6及び図7における遊技媒
体貸出機1は、機能の異なる遊技媒体貸出機1が設置さ
れている。ここで例えば手前側に設置した遊技媒体貸出
機1Aは紙幣Sによる貨幣専用島と成し、背面側に設置
したカード遊技媒体貸出機1Bはその場でカードCが購
入できるカード専用島と成っている。尚、遊技媒体貸出
機1A及びカード遊技媒体貸出機1Bの外形ともそれぞ
れ約40mm幅と成っている。
【0018】先ず、貨幣専用島に設置された遊技媒体貸
出機1Aの構成について説明する。遊技媒体貸出機1A
は、図2に示すように本体部10Aとコの字状のフレー
ム10Bとから成している。該フレーム10Bと本体部
10Aとは装着自在と成していて各遊技台11に隣接し
た位置にフレーム10Bを取付け、該フレーム10Bに
本体部10Aを装着するのである。仮に、本体部10A
内の部品(例えば、紙幣識別機2a付近での紙幣詰まり
等)にトラブルが生じた場合は、フレーム10Bから本
体部10Aを脱着(引き出す)することが出来る。尚、
この時、フレーム10Bの供給突部4に設けた遊技媒体
玉止め手段5(バネ5bに付勢された押出片5a)によ
り開口部1dが塞がれる。よって、開口部1dから遊技
媒体がこぼれることがない。
【0019】上記した遊技媒体貸出機1Aの本体部10
A内の構成について説明する。上部に縦型の紙幣投入口
2が設けられ、該紙幣投入口2に連接して紙幣識別機2
aが設けられている。該紙幣識別機2aにて正・偽紙幣
か否か及び金種等が識別される。前記紙幣投入口2の下
部にも縦型の硬貨投入口3が設けられていて、該硬貨投
入口3に連接して硬貨投入通路3aが設けられ、該硬貨
投入通路3aの下方に連接した位置に硬貨識別機3bが
設けられている。該硬貨識別機3bにて正・偽硬貨か否
か及び金種等が識別される。前記紙幣投入口2から投入
された紙幣(例えば、千円紙幣)は紙幣識別機2aにて
識別され、正紙幣であれば、紙幣識別機2aに連接され
た遊技島10内の紙幣搬送装置13内へ送り込むと同時
に後述する貸玉計数手段7によって所定数(250発)
の遊技媒体(以下、貸玉という)を玉壷20から玉供給
樋20aを介して直接遊技台11の上皿11a内に払い
出される。偽紙幣であれば返却して受け付けない。ま
た、前記硬貨投入口3から投入された硬貨(例えば、5
00円硬貨)は硬貨識別機3bにて識別され、正硬貨で
あれば、硬貨識別機3bに連接された硬貨投入通路3a
から硬貨回収通路14aを介して遊技島10内の硬貨搬
送装置14内へと流下していくと同時に後述する貸玉計
数手段7によって所定数(125発)の貸玉が玉壷20
から玉供給樋20aを介して直接遊技台11の上皿11
a内に払い出される。偽硬貨であれば硬貨返却通路3c
を介して返却口21に返却して受け付けない。尚、23
はコントロール制御部で本機の全自動制御機能が集約さ
れている。24は、返却レバーである。
【0020】また、遊技媒体貸出機1Aの本体部背面側
1cの略中央付近に突出部1bを形成し、該突出部1b
は略長方形状から成し、上方先端に切欠け1fを設ける
と共に、開口部1dを有した背面受入部1aとから成し
ている。該背面受入部1aの開口部1dと遊技媒体供給
通路8の終端部の受入端部8bとが接続され貸玉計数手
段7へと導くように成している。尚、突出部1bの上方
先端に切欠け1fを形成することにより、本体部10A
をフレーム10Bから引き出す際、遊技媒体供給通路8
の終端部に貸玉が残っていても切欠け1fよりこぼれ落
ちるため引き出す際トラブルが解消する。よって、遊技
媒体供給樋部22(上部供給元)より流下する貸玉は蛇
腹状の遊技媒体供給樋部22からフレーム10Bの背面
の供給突部4に設けた遊技媒体玉止め手段5(この時の
接続具5cの押出片5aは解除状態)を通過し、本体部
10Aの背面受入部1aから本体内に流下し、傾斜する
遊技媒体媒体供給通路8内を介して貸玉計数手段7に導
くように成っている。
【0021】また、遊技媒体貸出機1Aのフレーム10
Bの背面側の略中央付近に内部が空洞状で長方形から成
る供給突部4が設けられている。該供給突部4は、上記
した本体部10Aの背面側に設けた突出部1bと同じ位
置に設けられている。上記したように、フレーム10B
から本体部10Aを脱着(引き出す)する場合、供給突
部4に設けた遊技媒体玉止め手段5(バネ5bに付勢さ
れた押出片5a)により開口部1dが塞がれる。よっ
て、開口部1dから貸玉がこぼれることがない。尚、本
実施例では本体部背面側1cの突出部1bと供給突部4
とを略中央位置に突出状態に形成したが、この場所に特
定されず、本体部上方背面側や本体部背面側の位置のど
こにでも突出状態に形成しても良く、さらに平滑状に形
成して背面受入部1aを切欠けて開口して設けたもの
で、直接上部供給元から背面受入部1aを介して遊技媒
体供給通路8より貸玉計数手段7に導く構成としても良
い。
【0022】そして、再度本体部10Aをフレーム10
Bに装着(押し込む)する場合、該本体部10Aの背面
側に設けた突出部1bがフレーム10Bの供給突部4に
設けた遊技媒体玉止め手段5の押出片5aに当接するこ
とで開口部1dが開口して供給可能と成って玉止めが解
除し、上部供給元から背面受入部1aから遊技媒体供給
通路8を介して貸玉計数手段7内に貸玉が導かれるので
ある。
【0023】フレーム10Bの背面の供給突部4に設け
た遊技媒体玉止め手段5の接続具5cは、円筒形状に形
成され、蛇腹状の遊技媒体供給樋状部22と着脱自在に
嵌合可能に成している。また、接続具5cの下部が円筒
であるため、回動自在と成り、どちらの向きにも対応す
ることが出来る。該接続具5cと遊技媒体供給樋状部2
2の終端部とが着脱して連結し、遊技島10の上部供給
元から貸玉が順次流下し、本体部10Aの背面受入部1
aから本体内に流下し、傾斜する遊技媒体媒体供給通路
8内を介して貸玉計数手段7に導くように成っている。
【0024】次に、貸玉計数手段7について説明する。
本体部10Aの中部付近に設けられた該貸玉計数手段7
は長方形状から成るケース内に、貸玉Pの半径に対応す
る凹状の歯を円周上に配設し回転自在に固着したスプロ
ケットホイール7aと、該スプロケットホイール7aに
連動回転するはカウント歯車7bと、該カウント歯車7
bの回転を規制制御する玉切りソレノイド7cと連接さ
れた停止爪7dとから成っている。ここで例えば、紙幣
投入口2から投入された紙幣を紙幣識別機2aにて識別
し、正紙幣であれば、貸玉計数手段7が作動を開始す
る。先ず、玉切りソレノイド7cが励磁されると停止爪
7dとカウント歯車7bとの噛み合いが外れて、スプロ
ケットホイール7aが回転し始め貸玉が流下し、投入金
額に応じた所定数の貸玉が遊技媒体媒体供給通路8内の
供給端部8aを流下して計数して玉壷20内に払い出さ
れる。所定数計数後は、玉切りソレノイド7cが消磁さ
れて停止爪7dがカウント歯車7bに噛み合って、その
回転を停止させ、その結果、スプロケットホイール7a
の回転も停止し、遊技玉の流下が終了するように成って
いる。尚、該スプロケットホイール7aの歯は、縦型の
遊技媒体供給通路8内の供給端部8aに突出していて玉
切りソレノイド7cが励磁しない限り回転は阻止されて
いる。
【0025】次に、カード専用島に設置されたカード遊
技媒体貸出機1Bの構成について説明する。カード遊技
媒体貸出機1Bも、上記した遊技媒体貸出機1Aと略同
様の構成となっているで詳細な説明は省く。カード遊技
媒体貸出機1Bの本体部10A内の構成について説明す
る。上部に縦型の紙幣投入口32が設けられ、該紙幣投
入口32に連接して紙幣識別機32aが設けられてい
る。該紙幣識別機32aにて正・偽紙幣か否か及び金種
等が識別される。前記紙幣投入口32の下方位置には収
納式のカードリーダ(図示せず)が設けられている。前
記紙幣投入口32から投入された紙幣(例えば、千円紙
幣のみ)は紙幣識別機32aにて識別され、正紙幣であ
れば、紙幣識別機32aに連接された遊技島10内の紙
幣搬送装置13内へ送り込むと同時に前記カードリーダ
で投入金額が書き込まれたカードがその場で発行され払
い出される。そして、遊技者が該カードCを挿入し、遊
技台11の玉貸しボタン(図示せず)を操作すると、遊
技台11内に設けた貸玉計数手段によって所定数の貸玉
が直接遊技台11の上皿11a内に払い出される。
【0026】次に、上記した遊技媒体貸出機1Aと機能
の異なる他のカード遊技媒体貸出機1Bとを背中合わせ
に設置された遊技島10について説明する。図6に示す
ように遊技媒体貸出機1Aと、機能の異なる他の遊技媒
体貸出機(ここではその場で紙幣を投入してカードが購
入できるカード遊技媒体貸出機1B)とを背中合わせに
設置する遊技島10の場合においては、相互の遊技媒体
貸出機における上部の紙幣投入口2又は紙幣投入口32
(紙幣識別機2a又は紙幣識別機32a)の高さは各々
(製造メーカーによって異なり統一化されていない)高
さが異なる位置に設けられているため、共有して紙幣S
を搬送することが出来なかったが、本発明の遊技媒体貸
出機1Aによれば、新たに生じた上部の部品スペースに
縦型の紙幣投入口2(紙幣識別機2a)を配置すること
が可能に成り、遊技媒体貸出機1Aの紙幣識別機2aと
前記カード遊技媒体貸出機1Bの紙幣識別機32aとの
取付高さが同じに成るため、両側の紙幣識別機2a、紙
幣識別機32aから排出された紙幣Sは一台の紙幣搬送
装置13内に送り込まれ、島端の所定位置まで紙幣Sを
搬送し回収することが出来るように成る。
【0027】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
請求項1又は請求項2記載の遊技媒体貸出機によれば、
お客が上部の紙幣投入口から投入した紙幣は、紙幣識別
機で正、偽が判断され、正と判断の場合、貸出される遊
技媒体は上部供給元から本体部背面側に設けられた背面
受入部に供給され、遊技媒体供給通路より貸玉計数手段
に導かれ、該貸玉計数手段により投入金額に応じた遊技
媒体が所定数計数され、払い出されるのである。本体部
上部部分に新らたな部品スペースを確保し、該部品スペ
ースに紙幣投入口及び紙幣識別機を配置することが可能
に成ったため不正を防止することが出来る効果を有して
いる。
【0028】加えて、新たに生じた上部の部品スペース
に縦型の紙幣投入口(紙幣識別機)を配置した遊技媒体
貸出機としたことにより、背中合わせに遊技媒体貸出機
の機能が異なる遊技島(例えば、貨幣専用の遊技台に隣
接された遊技媒体貸出機と、紙幣投入によりカードがそ
の場で購入できる遊技台に隣接されカード遊技媒体貸出
機)にしても、遊技媒体貸出機の紙幣識別機と前記カー
ド遊技媒体貸出機の紙幣識別機との取付高さが同じに成
るため、両側の紙幣識別機から排出された紙幣は一台の
紙幣搬送装置内に送り込まれ、所定位置まで紙幣を搬送
し回収することが出来るため、遊技店にとっては設備費
用が低減となり、施工するにあたって取付る手間や時間
も容易に短時間で行える。また、遊技島内に設置した紙
幣搬送装置が共有となりので紙幣詰まり箇所も少なくな
り、そのための修復作業における店員の負担を軽減する
ことが出来る効果は顕著である。
【0029】また、請求項3記載の遊技媒体貸出機によ
れば、お客が上部の紙幣投入口から投入した紙幣は、紙
幣識別機で正、偽が判断され、正と判断の場合、貸出さ
れる遊技媒体は上部供給元から本体部背面側の突出部に
設けられた背面受入部に供給され、遊技媒体供給通路よ
り貸玉計数手段に導かれ、該貸玉計数手段により投入金
額に応じた遊技媒体が所定数計数され、払い出されるの
である。本体部上部部分に新らたな部品スペースを確保
し、該部品スペースに紙幣投入口及び紙幣識別機を配置
することが可能に成ったため不正を防止することが出来
る効果を有している。
【0030】加えて、新たに生じた上部の部品スペース
に縦型の紙幣投入口(紙幣識別機)を配置した遊技媒体
貸出機としたことにより、背中合わせに遊技媒体貸出機
の機能が異なる遊技島(例えば、貨幣専用の遊技台に隣
接された遊技媒体貸出機と、紙幣投入によりカードがそ
の場で購入できる遊技台に隣接されカード遊技媒体貸出
機)にしても、遊技媒体貸出機の紙幣識別機と前記カー
ド遊技媒体貸出機の紙幣識別機との取付高さが同じに成
るため、両側の紙幣識別機から排出された紙幣は一台の
紙幣搬送装置内に送り込まれ、所定位置まで紙幣を搬送
し回収することが出来るため、遊技店にとっては設備費
用が低減となり、施工するにあたって取付る手間や時間
も容易に短時間で行える。また、遊技島内に設置した紙
幣搬送装置が共有となりので紙幣詰まり箇所も少なくな
り、そのための修復作業における店員の負担を軽減する
ことが出来る効果は顕著である。
【0031】また、請求項4記載の遊技媒体貸出機によ
れば、遊技島の各遊技台に隣接した位置にフレームを取
付け、該フレームに本体部に装着(押し込む)する場
合、該本体部の背面側に設けた突出部がフレームの供給
突部に設けた遊技媒体玉止め手段の押出片に当接するこ
とで開口部が開口して供給可能と成って玉止めが解除
し、上部供給元から背面受入部を介して貸玉計数手段内
に遊技媒体が導かれるのである。また、本体部内の部品
(例えば、紙幣識別機付近での紙幣詰まり等)にトラブ
ルが生じて該本体部をフレームから脱着(引き出す)す
る場合、遊技媒体玉止め手段の押出片が付勢されること
により開口部が塞がれる。よって、開口部から遊技媒体
がこぼれることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊技媒体貸出機の内部構成を示す側面
状態図である。
【図2】本発明の遊技媒体貸出機の本体部とフレームと
を示す側面状態図である。
【図3】本発明の遊技媒体貸出機の貸玉計数手段を示す
要部拡大斜視図である。
【図4】本発明の遊技媒体貸出機の正面図である。
【図5】本発明の遊技媒体貸出機の背面図である。
【図6】本発明の遊技媒体貸出機と機能の異なるカード
遊技媒体貸出機とを背中合わせに設置した遊技島の側面
状態図である。
【図7】本発明の遊技媒体貸出機と機能の異なるカード
遊技媒体貸出機とを背中合わせに設置した遊技島の斜視
図である。
【符号の説明】
1A 遊技媒体貸出機 1B カード遊技媒体貸出機 1a 背面受入部 1b 突出部 1c 本体部背面側 2 紙幣投入口 4 供給突部 5 遊技媒体玉止め手段 7 貸玉計数手段 8 遊技媒体供給通路 10A 本体部 10Bフレーム 13 紙幣搬送装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技台間に設置され、上部に投入され
    た紙幣を識別する紙幣識別機と、中部付近に該紙幣識別
    機の識別結果に基づいて遊技媒体を貸出す貸玉計数手段
    と、該貸玉計数手段により所定数計数された遊技媒体を
    払い出す遊技媒体貸出機であって、前記貸玉計数手段に
    導く遊技媒体供給通路を本体部背面側に設けて前記貸玉
    計数手段に導く構成としたことを特徴とする遊技媒体貸
    出機。
  2. 【請求項2】 遊技台間に設置され、上部に投入され
    た紙幣を識別する紙幣識別機と、中部付近に該紙幣識別
    機の識別結果に基づいて遊技媒体を貸出す貸玉計数手段
    と、該貸玉計数手段により所定数計数された遊技媒体を
    払い出す遊技媒体貸出機であって、前記貸玉計数手段に
    導く遊技媒体供給通路の終端部の背面受入部を本体部背
    面側に設け、上部供給元から背面受入部を介して前記貸
    玉計数手段に導く構成としたことを特徴とする遊技媒体
    貸出機。
  3. 【請求項3】 遊技台間に設置され、上部に投入され
    た紙幣を識別する紙幣識別機と、中部付近に該紙幣識別
    機の識別結果に基づいて遊技媒体を貸出す貸玉計数手段
    と、該貸玉計数手段により所定数計数された遊技媒体を
    払い出す遊技媒体貸出機であって、前記貸玉計数手段に
    導く遊技媒体供給通路の終端部の背面受入部を本体部背
    面側の突出部に設け、上部供給元より流下する遊技媒体
    は突出部に供給され、遊技媒体供給通路を介して前記貸
    玉計数手段に導く構成としたことを特徴とする遊技媒体
    貸出機。
  4. 【請求項4】 遊技台間に設置され、上部に投入され
    た紙幣を識別する紙幣識別機と、中部付近に該紙幣識別
    機の識別結果に基づいて遊技媒体を貸出す貸玉計数手段
    と、該貸玉計数手段に導く突出部を背面側に設けた本体
    部と、背面側に供給突部を設け、該供給突部の上端に遊
    技媒体玉止め手段を設けコの字状から成るフレームとか
    ら成り、前記本体部とフレームとを装着自在と成した遊
    技媒体貸出機であって、該フレームの供給突部に設けた
    遊技媒体玉止め手段は、本体部の背面側に設けた突出部
    により装着時に遊技媒体玉止め手段を解除可能にしたこ
    とを特徴とする遊技媒体貸出機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006296846A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Glory Ltd 遊技媒体貸出装置
JP2014076332A (ja) * 2013-09-24 2014-05-01 Universal Entertainment Corp 遊技媒体貸出装置
JP2015120077A (ja) * 2015-04-01 2015-07-02 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技媒体貸出装置
JP2015120078A (ja) * 2015-04-01 2015-07-02 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技媒体貸出装置
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