JP3681976B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は遊技球を使用する弾球遊技機、特に遊技球が特定領域を通過することで遊技者にとって極めて有利な特別遊技を実行する弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、弾球遊技機たるパチンコ機には、作動口に入球すると、特定入球口たる普通電動役物を開放し、更に、普通電動役物に入球した遊技球が普通電動役物内の特定領域(Vゾーン)を通過すると特別入球口たる大入賞口を開放して遊技者にとって極めて有利な特別遊技(大当り)を実行するものがある。
【0003】
また一般に、パチンコ機の遊技盤上には、例えば複数の遊技釘や風車等のように遊技盤上に発射された遊技球の進路を不規則に変更する機構が装着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記遊技釘や風車等は単に遊技球の進路を変更するのみで、遊技球を上記作動口や入球口等へ誘導するように配列されておらず、遊技球が作動口や入球口等に接近しても遊技球の入球を邪魔する場合が多い。従って、作動口を狙って遊技球を発射しても簡単に入球せず、次第に遊技者の期待感が薄れたり、入球しないことによる焦燥感が生じ、大当りが発生するまでの遊技が単調なものとなってしまう。そこで本発明は、遊技内容にメリハリがあり、遊技者に期待感とスリル感を持たせる弾球遊技機を提供することを課題としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
遊技盤上に、作動口と、該作動口に遊技球が入球すると開放する特定入球口と、遊技者にとって有利な特別遊技を実行するための特別入球口とを備え、上記特定入球口に入球した遊技球が特定領域を通過すると、上記特別入球口を開放して上記特別遊技を実行する弾球遊技機において、上記遊技盤上に、遊技球が入球する流入口と、遊技球を放出する第1の流出口および第2の流出口と、上記流入口から入球した遊技球を上記第1または第2の流出口へ択一的に振り分ける振分部材とを備えた振分装置を互いに上下位置に複数設ける。そして、複数の振分装置は、相対的に上方に配設した振分装置の上記第1の流出口に対向してその下方位置に、相対的に下方に配設した振分装置の上記流入口を配設して、該流入口へ上記上方に配設してた振分装置の上記第1の流出口から放出された遊技球だけでなく、他の経路からも入球可能に構成し、最下位に配設した振分装置はその第1の流出口を上記作動口の上方位置にこれと対向せしめて配設する(請求項1)。上方の振分装置に入球した遊技球が該振分装置の第1の流出口へ振分けられて第1の流出口から放出されると、その下方位置に配置された振分装置へ入球しやすく、最下位の振分装置に入球した遊技球が該振分装置の第1の流出口へ振分けられて第1の流出口から放出されると作動口に入球しやすいので、大当りとなる可能性が高くなり、遊技者の期待感を向上することができる。特に、遊技球が下方位置の振分装置に入球するほど大当りが期待でき、メリハリのある遊技内容で遊技者に期待感とスリル感を持たせることができる。作動口は入球口、通過口のどちらでもよく、入球口とは入球により賞球を払い出す構成のもの、および払い出さない構成のものを含む。
【0006】
遊技盤上に、作動口と、該作動口に遊技球が入球すると開放する特定入球口と、遊技者にとって有利な特別遊技を実行するための特別入球口とを備え、上記特定入球口に入球した遊技球が特定領域を通過すると、上記特別入球口を開放して上記特別遊技を実行する弾球遊技機において、上記遊技盤上に、遊技球が入球する流入口と、該流入口への入球率を調整するための遊技釘と、遊技球を放出する第1の流出口および第2の流出口と、上記流入口から入球した遊技球を上記第1または第2の流出口へ択一的に振り分ける振分部材とを備えた振分装置を互いに上下位置に複数設け、複数の振分装置は、相対的に上方に配設した振分装置の上記第1の流出口に対向してその下方位置に、相対的に下方に配設した振分装置の上記流入口を配設して、該流入口へ上記上方に配設してた振分装置の上記第1の流出口から放出された遊技球だけでなく、他の経路からも入球可能に構成し、
最下位に配設した振分装置はその第1の流出口を上記作動口の上方位置にこれと対向せしめて配設した(請求項2)。
【0007】
上記振分装置は、上記流入口と上記第1および第2の流出口との間に、遊技球の落下により正逆回転自在に設けた風車形状の振分部材により遊技球を上記第1または第2の流出口へと振り分ける(請求項3)。風車形状の振分部材により遊技球の振り分けられる方向がランダムで意外性があり、ゲーム性が向上する。
【0008】
上記振分装置は、上記流入口への入球を検出する入球検出手段と、遊技球を受け止めて保持する中立位置、保持した遊技球を上記第1の流出口に誘導する第1の回転位置、および、保持した遊技球を上記第2の流出口に誘導する第2の回転位置に変位可能な振分部材と、上記入球検出手段により入球が検出されると図柄を停止表示する振分図柄表示手段と、上記振分図柄表示手段が停止表示した振分図柄に応じて上記振分部材を制御して、振分部材を上記中立位置から上記第1の回転位置と上記第2の回転位置のいずれかに変位させる振分制御手段とを備え、遊技球を上記第1または第2の流出口へと振り分ける(請求項4)。振分装置は振分図柄表示手段を設け、その停止表示した振分図柄により振分方向を決定するのでゲーム性が向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1ないし図3に基づいて本発明の第1の実施形態を説明する。パチンコ機1は、外枠10、前面枠11、金枠12、ガラス板を支持するガラス枠13とを備え、前面枠11の上半部中央位置にはガラス枠13で覆った遊技盤2が配設してある。前面枠11の下部に遊技球を貯めておく上皿14および下皿15と、下皿15の右側には発射ハンドル16とを備え、発射ハンドル16を操作して上皿14から供給された遊技球を遊技盤2の盤面上へ発射するようにしてある。
【0010】
図2に示すように、遊技盤2の盤面上には、ガイドレール20で囲まれた略円形の領域が遊技領域21としてある。遊技領域21の左側にはガイドレール20を2重に設けて両レール20間に通路が形成してあり、上記発射ハンドル16の操作により発射された遊技球は、上記通路を通って遊技領域21内に入る。
【0011】
遊技領域21には、幅方向ほぼ中央位置に、遊技球を受入れ左右方向に振り分ける上段の振分装置3A、中段の振分装置3B、および下段の振分装置3Cが互いに上下方向に間隔をおいて設置してある。各振分装置3A,3B,3Cは同一構造をなし、上段の振分装置3Aを中心に説明する。
【0012】
振分装置3Aは、逆Y字形をなす透明または半透明の合成樹脂のケース30の上面に、上方に向かって開口し遊技球を受け入れる流入口31が形成してあり、ケース30下端の左右両側にはそれぞれ斜め下方へ向かって開口し遊技球を放出する第1の流出口32および第2の流出口33が形成してある。そして、流入口31と第1および第2の流出口32,33とは、ほぼ逆Y字形で二股に分岐した通路34で連通してある。
【0013】
通路34内には分岐部に、遊技球を左右に振り分ける振分部材35が設けてある。振分部材35は、回転中心から放射状に等間隔をおいて突出する3片の仕切り羽を備えた風車で、振分部材35は遊技球の落下により反時計方向または時計方向に回転自在である。このように構成した振分装置3Aは、流入口31より遊技球が入球し、遊技球が振分部材35に当たり、振分部材35の反時計方向または時計方向への回転により遊技球を第1の流出口32側または第2の流出口33側へ振り分け、第1の流出口32または第2の流出口33から遊技球を放出する。
【0014】
上段の振分装置3Aは遊技領域21の上端部に配設してあり、上段の振分装置3Aの第1の流出口32側(図の向かって左側)の下方位置には間隔をおいて中段の振分装置3Bが配設してある。中段の振分装置3Bはその流入口31を、上段の振分装置3Aの第1の流出口32に対応してその遊技球放出方向へ向けて配置してある。一方、上段の振分装置3Aの第2の流出口33に対応してその下方位置には間隔をおいて、第2の流出口33の遊技球放出方向へ向かって開口する普通入賞口5が配設してある。
【0015】
中段の振分装置3Bの第1の流出口32側(図の向かって右側)の下方位置には間隔をおいて下段の振分装置3Cが配設してある。下段の振分装置3Cはその流入口31を、中段の振分装置3Bの第1の流出口32に対応してその遊技球放出方向へ向けて配置してある。一方、中段の振分装置3Bの第2の流出口33に対応してその下方位置には間隔をおいて、第2の流出口33の遊技球放出方向へ向かって開口する普通入賞口5が配設してある。
【0016】
下段の振分装置3Cの第1の流出口32側(図の向かって右側)の下方位置には間隔をおいて、第1の流出口32の遊技球放出方向へ向かって開口する作動口6が配設してある。一方、下段の振分装置3Cの第2の流出口33の下方位置には間隔をおいて、第2の流出口33の遊技球放出方向へ向かって開口する普通入賞口5が配設してある。尚、上段、中段および下段の振分装置3A,3B,3Cの流入口31や各普通入賞口5や作動口6にはそれぞれ開口幅を規制する左右一対の遊技釘22が設けてある。
【0017】
また、遊技領域21のほぼ中央右側寄り位置には特別入球口たる大入賞装置7が設置してあり、大入賞装置7は大入賞口70をアタッカー扉71により開閉するようにしてある。更に、大入賞装置7の下方位置には特定入球口たる普通電動役物8が設置してある。普通電動役物8は、上方へ向かって開口するポケット枠80の開口部に、左右一対の回動可能な可動部81を備え、該可動部81が電気的駆動により左右方向に回動してポケット枠80の開口部を開閉する。尚、普通電動役物8はポケット枠80内に入球した遊技球を盤面裏面に取り込む3つの通過ゲート82が設置してあり、中央の通過ゲートを特定領域(Vゾーン)83としている。
【0018】
遊技領域21には最下部に設けたアウト口23やその他の図略の風車や遊技釘等が配設してある。遊技領域21内に発射された遊技球は、各入賞口や入球口に入球するればセーフ球として盤面裏面に取り込まれ、入球しなければアウト口23からアウト球として盤面裏面に取り込まれる。
【0019】
次に、図3に基づいてパチンコ機1の制御系の遊技球の振り分けに関係する部分を中心に説明する。尚、図3に示す以外の構成は周知のパチンコ機と同様でその説明を省略する。パチンコ機1の制御系は主制御回路90を中心に構成してあり、主制御回路90は、遊技プログラムを記憶したROMおよび演算等の作業領域に使用するRAMを内蔵した8ビットワンチップマイコン(以下、マイコンという)を中心とした論理演算回路で構成してあり、この他に各種回路または各種スイッチ類および各種アクチュエータ類との入出力を行なう外部入出力回路を備えている。
【0020】
主制御回路90の入力側には、普通入球スイッチ50、作動入球スイッチ60、役物カウントスイッチ85、役物Vスイッチ86、大入賞口カウントスイッチ75、大入賞口Vスイッチ76等が接続してある。出力側には、役物ソレノイド87、扉開閉ソレノイド77、大入賞口Vソレノイド78等が接続してある。
【0021】
普通入球スイッチ50は普通入賞口5内に、作動入球スイッチ60は作動口6内に設けてあり、これらのスイッチ類は遊技球の入球を検出する。役物カウントスイッチ85は普通電動役物8内に、役物Vスイッチ86は普通電動役物8内のVゾーン83内に設けてあり、カウントスイッチ85は普通電動役物8内に入球した全ての遊技球を、Vスイッチ86はVゾーン83を通過した遊技球を検出する。大入賞口カウントスイッチ75は大入賞装置7の大入賞口70内に、大入賞口Vスイッチ76は大入賞口70内に設けた特別領域内に設置してあり、カウントスイッチ75は大入賞口70内に入球した全ての遊技球を、Vスイッチ76は大入賞口70内の上記特別領域を通過した遊技球を検出する。
【0022】
また、主制御回路90の出力側に接続された役物ソレノイド87は普通電動役物8の可動部81の開閉を行い、扉開閉ソレノイド77は大入賞口70のアタッカー扉71の開閉を、大入賞口Vソレノイド78は大入賞口70内の上記特別領域の開閉を行なう。
【0023】
遊技プログラムに基づいて主制御回路90が実行する遊技進行の主な制御内容を簡単に説明する。主制御回路90は普通入球スイッチ50から検出信号を受けると、即ち、普通入賞口5に遊技球が入球すると、上記入球に対する賞球の払出しを行なう。作動入球スイッチ60から検出信号を受けると、即ち、作動口6に遊技球が入球すると、主制御回路90は役物ソレノイド87に制御コマンドを出力して普通電動役物8の可動部81を回動して普通電動役物8を開放する。この場合、普通電動役物8に遊技球が入球し、普通電動役物8のカウントスイッチ85が入球を2回検出すると、役物ソレノイド87を制御して普通電動役物8を閉鎖する。
【0024】
普通電動役物8内に入球した遊技球が普通電動役物8内の通過ゲート82を通過すると、遊技球の通過に対する賞球が払出される。普通電動役物8内に入球した遊技球が普通電動役物8内のVゾーン83を通過して普通電動役物8内のVスイッチ86が作動すると、主制御回路90は大入賞装置7の扉開閉ソレノイド77に制御コマンドを出力してアタッカー扉71を開放して遊技者とって極めて有利な特別遊技(大当り)を実行する。この特別遊技は、大入賞装置7の大入賞口70を約30秒間または遊技球が10個入球したことをカウントスイッチ75により検出するまで開放する。このとき大入賞口70内に入球した遊技球が上記特別領域を通過したことをVスイッチ76が検出すると一旦閉鎖した大入賞口70を再び開放し、この開放動作を最大16回繰り返す。通常、遊技球1個の入球に対して15個の賞球が払い出され、遊技者は一回の大当りで約2400(=15×10×16)個の賞球を獲得できる。
【0025】
図2に示すように、パチンコ機1は、遊技盤2上に発射した遊技球が上段の振分装置3Aの流入口31に入球すると、遊技球が上段の振分装置3A内の振分部材35に当って、振分部材35が反時計方向または時計方向に回転して遊技球を第1の流出口32側または第2の流出口33側へ振り分け、遊技球を第1の流出口32または第2の流出口33から下方へ放出する。第1の流出口32から放出された遊技球は第1の流出口32と対向する中段の振分装置3Bの流入口31に入球しやすく、一方、第2の流出口33から放出された遊技球は第2の流出口33と対向する普通入賞口5に入球しやすい。
【0026】
例えば、上段の振分装置3Aの第1の流出口32から放出された遊技球が中段の振分装置3Bの流入口31に入球すると、遊技球は中段の振分装置3B内の振分部材35より中段の振分装置3Bの第1の流出口32側または第2の流出口33側へ振り分けられ、第1の流出口32または第2の流出口33から下方へ放出される。第1の流出口32から放出された遊技球は下段の振分装置3Cの流入口31に入球しやすく、一方、第2の流出口33から放出された遊技球は第2の流出口33と対向する普通入賞口5に入球しやすい。
【0027】
更に、中段の振分装置3Bの第1の流出口32から放出された遊技球が下段の振分装置3Cの流入口31に入球すると、遊技球は下段の振分装置3C内の振分部材35より下段の振分装置3Cの第1の流出口32側または第2の流出口33側へ振り分けられ、第1の流出口32または第2の流出口33から下方へ放出される。第1の流出口32から放出された遊技球は第1の流出口32と対向する作動口6に入球しやすく、一方、第2の流出口33から放出された遊技球は第2の流出口33と対向する普通入賞口5に入球しやすい。
【0028】
このように、上段の振分装置3Aで第1の流出口32へ振り分けられ、中段の振分装置3Bで第1の流出口32へ振り分けられ、下段の振分装置3Cで第1の流出口32へ振り分けられると作動口6へ入球する確率が高く、作動口6へ入球すると普通電動役物8が開放して大当りとなる確率が高くなる。従って、上段の振分装置3A、中段の振分装置3Bおよび下段の振分装置3Cを経由するにしたがって遊技者の期待感が高まり、かつ、上段、中段および下段の振分装置3A,3B,3Cは風車の振分部材35により遊技球をランダムに振り分けるのでスリル感も高く、ゲーム性が向上する。かくして、遊技内容にメリハリがあり、遊技者に期待感とスリル感を維持させることができる。
【0029】
更に、中段および下段の振分装置3B,3Cや作動口6は互いに離間して設置したので、他の経路から入球するなどの意外性もある。また、各上段、中段および下段の振分装置3A,3B,3Cで第2の流出口33に振り分けられても普通入賞口5に入球する可能性が高く遊技者の期待感を低下させない。
【0030】
次に、本発明の第2の実施形態を図4ないし図7に基づいて説明する。本実施形態は上述の第1の実施形態に対して構造および振分制御の異なる振分装置を用いたもので、基本構造は第1の実施形態のそれと同一で相違点を中心に説明する。図4に示すように、本実施形態のパチンコ機の遊技盤2Aには遊技領域21の幅方向ほぼ中央位置に上段の振分装置4A、中段の振分装置4Bおよび下段の振分装置4Cが互いに間隔をおいた上下位置に配設してある。上段、中段および下段の振分装置4A,4B,4Cは同一構造をなし、図5に基づいて上段の振分装置4Aを中心に説明する。
【0031】
図5に示すように、振分装置4Aは、合成樹脂のケース40の上面に上方に向かって開口する流入口41が形成してあり、ケース40の下面の左右両側にはそれぞれ斜め下方へ向かって開口する第1の流出口42および第2の流出口43が形成してある。そして、流入口41と第1および第2の流出口42,43とは、ほぼ逆Y字形で二股に分岐した通路44で連通してある。
【0032】
通路44には流入口41の直下位置に入球検出手段たる入球検出スイッチ47aが配設してあり、入球検出スイッチ47aにより入球した遊技球Pを検出する。また、通路44内には分岐部の中央位置に振分部材45が配設してある。振分部材45はほぼ半割り円筒状で、その内径は遊技球Pの外径よりも若干大きくしてある。振分部材45は遊技盤の盤面に埋設した振分モーター(図略)に回転自在に支持され、上記振分モーターを正逆回転させることで、振分部材45が反時計方向または時計方向へ揺動する。
【0033】
通常、振分部材45は上向きの姿勢で、流入口41から流入した遊技球Pを受け止めてこれを保持する中立位置をなし、振分部材45は遊技球Pを保持した後に反時計方向または時計方向へ揺動して遊技球Pを第1の流出口42側または第2の流出口43側へ振り分け、第1の流出口42または第2の流出口43から遊技球Pを放出する。尚、振分部材45はその回転中心と保持した遊技球Pの中心とを略一致させた構造で、振分部材45の揺動領域は小さい領域ですむ。
【0034】
振分装置4Aのケース40の表面には、振分図柄として一桁の数字を変動し、停止表示する振分図柄表示手段たる7セグメントLEDからなる表示器46aが設置してある。
【0035】
図4に示すように、上段の振分装置4A、中段の振分装置4Bおよび下段の振分装置4Cの配置は、上段の振分装置4Aを遊技領域21の上端中央部に配設するとともに、上段の振分装置4Aの第1の流出口42側(図の向かって左側)の下方位置に、上下に間隔をおいて中段の振分装置4Bを、その流入口41を上段の振分装置4Aの第1の流出口42の遊技球放出方向へ向けて設置し、中段の振分装置4Bの第1の流出口42側(図の向かって右側)の下方位置に、上下に間隔をおいて下段の振分装置4Cを、その流入口41を中段の振分装置4Bの第1の流出口42の遊技球放出方向へ向けて設置している。
【0036】
上段の振分装置4Aの第2の流出口43の下方位置、および、中段の振分装置4Bの第2の流出口43の下方位置にはそれぞれ、上下に間隔をおいて各第2の流出口42の遊技球放出方向へ向かって開口する普通入賞口5が配設してある。そして、下段の振分装置4Cの第1の流出口42側(図の向かって右側)の下方位置には、上下に間隔をおいて第1の流出口42の遊技球放出方向へ向かって開口する作動口6が配設してあり、一方、第2の流出口43の下方位置には、上下に間隔をおいて第2の流出口43の遊技球放出方向へ向かって開口する普通入賞口5が配設してある。
【0037】
遊技領域21のほぼ中央右側寄り位置には大入賞装置7と、大入賞装置7の下方位置には普通電動役物8とが設置してある。また、遊技領域21には最下部にアウト口23や、その他の図略の風車や遊技釘等が配設してある。
【0038】
図6に本実施形態のパチンコ機の遊技球の振り分けに関係する制御系のブロック図を示し、主制御回路90の入力側には、上段、中段および下段の振分装置4A,4B,4Cの各入球検出スイッチ47a,47b,47cがそれぞれ入力回路92a,92b,92cを介して接続してある。一方、主制御回路90の出力側には、上段、中段および下段の振分装置4A,4B,4Cの各振分モーター48a,48b,48cがそれぞれ駆動回路93a,93b,93cを介し、各表示器46a,46b,46cがそれぞれ表示制御回路94a,94b,94cを介して接続してある。
【0039】
主制御回路90は、上段、中段および下段の振分装置4A,4B,4Cに対応して、0から所定の数値(例えば249)まで昇順にかつ繰り返しカウントする第1、第2および第3のカウンタ91a,91b,91cを備えている。通常、主制御回路90は各カウンタ91a,91b,91cのカウント値を各表示制御回路94a,94b,94cに送信しており、各表示制御回路94a,94b,94cは、各カウント値の下一桁に対応する数値を上段、中段および下段の振分装置4A,4B,4Cの各表示器46a,46b,46cにそれぞれ変動表示させている。
【0040】
例えば、上段の振分装置4Aに遊技球が入球して入球検出スイッチ47aから検出信号が発信されると、これを受けた主制御回路90は上記検出信号に起因するタイミングで第1のカウンタ91aのカウント値を抽出し、これを表示制御回路94aに送信する。そして、表示制御回路94aは上記カウント値の下一桁に対応する数値を上段の振分装置4Aの表示器46aに停止表示せしめる。中段および下段の振分装置4B,4Cに入球があった場合も、抽出した各カウンタ91b,91cのカウント値の下一桁に対応する数値を中段および下段の振分装置4B,4Cの各表示器46b,46cにそれぞれ停止表示せしめる。各入球検出スイッチ47a,47b,47cのそれぞれ検出信号に起因して抽出される各カウンタ91a,91b,91cのカウント値は、上段、中段および下段の振分装置4A,4B,4Cへの入球のタイミングが予測できないので実質的に乱数となっている。
【0041】
図7に、各振分装置4A,4B,4Cを制御するための振分処理に関するフローチャートを示し、これに基づいて上段の振分装置4Aの振分作動を説明する。尚、中段および下段の振分装置4B,4Cの振分作動は実質的に上段の振分装置4Aの振分作動と同様で説明を省略する。振分処理では、主制御回路90は、まず入球検出スイッチ47aからの入球検出信号が入力されているか否か、即ち、上段の振分装置4Aの流入口41から遊技球が入球し、入球検出スイッチ47aを通過して振分部材45に受け入れられているか否かを判断する(ステップS100)。
【0042】
入球検出信号が入力されていれば(ステップS100:YES)、ステップS101において表示器46aの振分図柄を停止させる。即ち、上述のように入球検出信号に起因するタイミングで第1のカウンタ91aのカウント値を抽出し、このカウント値の下一桁に対応する数値を表示器46aに停止表示せしめる。次に、停止表示せしめた振分図柄が予め設定された当り数値(例えば7)か否かを判定する(ステップS102)。
【0043】
判定が当りであれば(ステップS102:YES)、主制御回路90は、駆動回路93aに第1の流出口42側への制御コマンドを出力し、駆動回路93aが振分モーター48aを制御して振分部材45を第1の流出口42側へ向けて揺動変位せしめる。これにより、振分部材45が保持していた遊技球が第1の流出口42から放出される(ステップS103)。
【0044】
一方、上記判定がはずれであれば(ステップS102:NO)、主制御回路90は、駆動回路93aに第2の流出口43側への制御コマンドを出力し、駆動回路93aは振分モーター48aを制御して振分部材45を第2の流出口43側へ向けて揺動変位せしめる。これにより、振分部材45が保持していた遊技球が第2の流出口43から放出される(ステップS104)。ステップS103またはステップS104の処理後、表示器46aの変動を再開させて(ステップS105)、この処理からリターンする。
【0045】
本実施形態のパチンコ機は、遊技球が上段の振分装置4Aに入球すると、上段の振分装置4Aは表示器46aの振分図柄を停止表示し、振分図柄に基づいて遊技球を第1の流出口42または第2の流出口43から下方へ放出する。第1の流出口42から放出された遊技球は中段の振分装置4Bの流入口41に入球しやすい。
【0046】
上段の振分装置4Aの第1の流出口42から放出された遊技球が中段の振分装置4Bに入球すると、中段の振分装置4Bは表示器46bの振分図柄を停止表示し、振分図柄に基づいて遊技球を第1の流出口42または第2の流出口43から下方へ放出する。第1の流出口42から放出された遊技球は下段の振分装置4Cの流入口41に入球しやすい。
【0047】
中段の振分装置4Bの第1の流出口42から放出された遊技球が下段の振分装置4Cに入球すると、下段の振分装置4Cは表示器46cの振分図柄を停止表示し、振分図柄に基づいて遊技球を第1の流出口42または第2の流出口43から下方へ放出する。第1の流出口42から放出された遊技球は作動口6に入球しやすい。
【0048】
本パチンコ機によれば、上述の第1の実施形態と同様に、上段の振分装置4Aで第1の流出口42へ振り分けられ、中段の振分装置4Bで第1の流出口42へ振り分けられ、下段の振分装置4Cで第1の流出口42へ振り分けられると作動口6へ入球する確率が高く、作動口6へ入球すると普通電動役物8が開放して大当りとなる確率が高くなる。従って、遊技球が上段、中段および下段の振分装置4A,4B,4Cを経由するにしたがって遊技者の期待感が高まり、かつ、各振分装置4A,4B,4Cは各表示器46a,46b,46cの停止表示した振分図柄に基づいて遊技球をランダムに振り分けるのでスリル感も高く、ゲーム性が向上する。かくして、遊技内容にメリハリがあり、遊技者に期待感とスリル感を持続させることができる。更に、中段および下段の振分装置4B,4Cや作動口6には他の経路から入球するなどの意外性もあり、また、各振分装置4A,4B,4Cで第2の流出口43側に振り分けられても普通入賞口5に入球する可能性が高く遊技者の期待感を低下させない。
【0049】
次に、図8および図9に基づいて本発明の第3の実施形態を説明する。本実施形態は、大型の普通電動役物8Aにより区画された区画領域85を形成し、区画領域85内の普通電動役物8Aへの入球部とVゾーン83との間に上述の第2の実施形態で用いた振分装置と同型の複数の振分装置4A,4Bを設けて、これらにより普通電動役物8Aから入球した遊技球を振り分けるようにしたもので、基本構造は第2の実施形態のそれと同一で相違点を中心に説明する。図8に示すように、本実施形態のパチンコ機の遊技盤2Bには遊技領域21のほぼ中央位置に、普通電動役物8Aの周壁80aにより囲まれて遊技領域21から区画された区画領域85が形成してある。普通電動役物8Aは、周壁80a上端部の開口部に左右一対の開閉回動可能な可動部81を備え、該可動部81が左右方向に開放して、区画領域85内に遊技球が入球できるようにしている。
【0050】
区画領域85内には、普通電動役物8Aの直下位置に上下に間隔をおいて上段の振分装置4Aが配設してあり、上段の振分装置4Aはその流入口41を普通電動役物8Aの開口部へ向けて配置している。上段の振分装置4Aの第1の流出口42側(図の向かって左側)の下方位置には上下に間隔をおいて、下段の振分装置4Bを、その流入口41を上段の振分装置4Aの第1の流出口42の遊技球放出方向へ向けて配設してある。
【0051】
区画領域85の下端部には幅方向ほぼ全幅にわたって遊技球を盤面裏面へ取り込む通過ゲート82が設けてある。そして、通過ゲート82の左端には、下段の振分装置4Bの第1の流出口42(図の向かって左側)の遊技球放出方向に対応する位置にVゾーン83が形成してある。
【0052】
遊技領域21には、区画領域85周辺の左側や下方位置に複数の普通入賞口5や作動口6が配設してあり、区画領域85周辺の右側位置に大入賞装置7が配設してある。尚、遊技領域21や区画領域85には図略の複数の風車や遊技釘等が配設してあり、遊技領域21の下端部にはアウト口23が設けてある。
【0053】
図9に本実施形態のパチンコ機の遊技球の振り分けに関係する制御系のブロック図を示し、主制御回路90の入力側には、上段および下段の振分装置4A,4Bの各入球検出スイッチ47a,47bがそれぞれ入力回路92a,92bを介して接続してある。一方、主制御回路90の出力側には、上段および下段の振分装置4A,4Bの各振分モーター48a,48bがそれぞれ駆動回路93a,93bを介し、各表示器46a,46bがそれぞれ表示制御回路94a,94bを介して接続してある。
【0054】
本実施形態のパチンコ機は、作動口6に遊技球が入球すると、普通電動役物8Aの可動部81が回動して普通電動役物8Aが開放される。尚、普通電動役物8Aは2個の遊技球が入球すると閉鎖する。普通電動役物8A内に入球した遊技球が通過ゲート82を通過すると、遊技球の通過に対する賞球が払出され、Vゾーン83を通過すると大入賞装置7のアタッカー扉71を開放して遊技者とって極めて有利な特別遊技(大当り)を実行する。
【0055】
普通電動役物8Aが開放して普通電動役物8A内に入球した遊技球が上段の振分装置4Aに入球すると、上段の振分装置4Aは表示器46aの振分図柄を停止表示し、振分図柄に基づいて遊技球を第1の流出口42または第2の流出口43から下方へ放出する。第1の流出口42から放出された遊技球は下段の振分装置4Bの流入口41に入球しやすい。
【0056】
上段の振分装置4Aの第1の流出口42から放出された遊技球が下段の振分装置4Bに入球すると、下段の振分装置4Bは表示器46bの振分図柄を停止表示し、振分図柄に基づいて遊技球を第1の流出口42または第2の流出口43から下方へ放出する。第1の流出口42から放出された遊技球はVゾーン83に入球しやすい。
【0057】
本パチンコ機によれば、普通電動役物8Aに入球した遊技球が、上段の振分装置4Aで第1の流出口42へ振り分けられ、下段の振分装置4Bで第1の流出口42へ振り分けられるとVゾーン83へ入球して、大当りとなる確率が高くなる。従って、遊技球が普通電動役物8Aに入球し、上段および下段の振分装置4A,4Bを経由するにしたがって遊技者の期待感が高まり、かつ、各振分装置4A,4Bは各表示器46a,46bの停止表示した振分図柄に基づいて遊技球をランダムに振り分けるのでスリル感も高く、ゲーム性が向上する。かくして、遊技内容にメリハリがあり、遊技者に期待感とスリル感を持続させることができる。更に、下段の振分装置4Bには他の経路から入球するなどの意外性もある。
【0058】
尚、本発明の弾球遊技機は、上述の第1、第2および第3の実施形態に限定されるものではない。遊技盤上の遊技領域に、特定入球口(普通電動役物)のVゾーンを遊技球が通過して大当りの権利が発生したときに有効となる始動口(第3種始動口)を設け、上記権利が発生した後に、上記始動口に入球すると大入賞口が開放するようにしてもよい。また、本発明はアレンジボール式パチンコ機に適用してもよい。
【0059】
【発明の効果】
本発明の弾球遊技機によれば、入球した遊技球を複数の流出口へ択一的に振り分ける振分装置を互いに間隔をおいて上下位置に複数設け、かつ、最下位の振分装置の一方の流出口を作動口や特定領域へ臨ませるように設置したので、各振分装置の振分方向によっては遊技球を作動口や特定領域へ導く経路が形成され、遊技者にとって有利な特別遊技が実行される確率が高くなるので、遊技内容にメリハリがあり、遊技者の期待感やスリル感を持続させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した弾球遊技機の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の弾球遊技機の遊技盤の正面図である。
【図3】上記弾球遊技機の制御系の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施形態の弾球遊技機の遊技盤の正面図である。
【図5】上記弾球遊技機の振分装置の正面図である。
【図6】上記弾球遊技機の制御系の構成を示すブロック図である。
【図7】上記弾球遊技機の振分処理に関するフローチャートである。
【図8】本発明の第3の実施形態の弾球遊技機の遊技盤の正面図である。
【図9】上記弾球遊技機の制御系の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
2,2A,2B 遊技盤
3A,3B,3C 振分装置
31 流入口
32 第1の流出口
33 第2の流出口
35 振分部材
4A,4B,4C 振分装置
41 流入口
42 第1の流出口
43 第2の流出口
45 振分部材
46a,46b,46c 振分図柄表示手段(表示器)
47a,47b,47c 入球検出手段(入球検出スイッチ)
6 作動口
7 特別入球口(大入賞装置)
8,8A 特定入球口(普通電動役物)
83 特定領域(Vゾーン)
90 振分制御手段(主制御回路)

Claims (4)

  1. 遊技盤上に、作動口と、該作動口に遊技球が入球すると開放する特定入球口と、遊技者にとって有利な特別遊技を実行するための特別入球口とを備え、上記特定入球口に入球した遊技球が特定領域を通過すると、上記特別入球口を開放して上記特別遊技を実行する弾球遊技機において、
    上記遊技盤上に、遊技球が入球する流入口と、遊技球を放出する第1の流出口および第2の流出口と、上記流入口から入球した遊技球を上記第1または第2の流出口へ択一的に振り分ける振分部材とを備えた振分装置を互いに上下位置に複数設け、
    複数の振分装置は、相対的に上方に配設した振分装置の上記第1の流出口に対向してその下方位置に、相対的に下方に配設した振分装置の上記流入口を配設して、該流入口へ上記上方に配設してた振分装置の上記第1の流出口から放出された遊技球だけでなく、他の経路からも入球可能に構成し、
    最下位に配設した振分装置はその第1の流出口を上記作動口の上方位置にこれと対向せしめて配設したことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 遊技盤上に、作動口と、該作動口に遊技球が入球すると開放する特定入球口と、遊技者にとって有利な特別遊技を実行するための特別入球口とを備え、上記特定入球口に入球した遊技球が特定領域を通過すると、上記特別入球口を開放して上記特別遊技を実行する弾球遊技機において、
    上記遊技盤上に、遊技球が入球する流入口と、該流入口への入球率を調整するための遊技釘と、遊技球を放出する第1の流出口および第2の流出口と、上記流入口から入球した遊技球を上記第1または第2の流出口へ択一的に振り分ける振分部材とを備えた振分装置を互いに上下位置に複数設け、
    複数の振分装置は、相対的に上方に配設した振分装置の上記第1の流出口に対向してその下方位置に、相対的に下方に配設した振分装置の上記流入口を配設して、該流入口へ上記上方に配設してた振分装置の上記第1の流出口から放出された遊技球だけでなく、他の経路からも入球可能に構成し、
    最下位に配設した振分装置はその第1の流出口を上記作動口の上方位置にこれと対向せしめて配設したことを特徴とする弾球遊技機。
  3. 上記振分装置は、上記流入口と上記第1および第2の流出口との間に、遊技球の落下により正逆回転自在に設けた風車形状の振分部材により遊技球を上記第1または第2の流出口へと振り分ける請求項1または2に記載の弾球遊技機。
  4. 上記振分装置は、上記流入口への入球を検出する入球検出手段と、遊技球を受け止めて保持する中立位置、保持した遊技球を上記第1の流出口に誘導する第1の回転位置、および、保持した遊技球を上記第2の流出口に誘導する第2の回転位置に変位可能な振分部材と、
    上記入球検出手段により入球が検出されると図柄を停止表示する振分図柄表示手段と、
    上記振分図柄表示手段が停止表示した振分図柄に応じて上記振分部材を制御して、振分部材を上記中立位置から上記第1の回転位置と上記第2の回転位置のいずれかに変位させる振分制御手段とを備え、遊技球を上記第1または第2の流出口へと振り分ける請求項1または2に記載の弾球遊技機。
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