JP2002143423A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2002143423A JP2000347844A JP2000347844A JP2002143423A JP 2002143423 A JP2002143423 A JP 2002143423A JP 2000347844 A JP2000347844 A JP 2000347844A JP 2000347844 A JP2000347844 A JP 2000347844A JP 2002143423 A JP2002143423 A JP 2002143423A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技内容にメリハリがあり、遊技者に期待感
とスリル感を維持させる弾球遊技機を実現すること。 【解決手段】 遊技盤2上に、作動口6と、これに遊技
球が入球すると開放する特定入球口8と、特別入球口7
とを備え、特定入球口8に入球した遊技球がVゾーン8
3を通過すると特別入球口7を開放して特別遊技を実行
する弾球遊技機において、遊技球が入球する流入口31
と、遊技球を放出する第1および第2の流出口32,3
3と、流入口31から入球した遊技球を第1または第2
の流出口32,33へと振り分ける振分部材35とを備
えた振分装置3A,3B,3Cを互いに上下位置に複数
設け、相対的に上方に配設した振分装置3A(3B)の
第1の流出口32に対向してその下方位置に、相対的に
下方に配設した振分装置3B(3C)の流入口31を配
設し、最下位の振分装置3Cは第1の流出口32を作動
口6の上方位置にこれと対向せしめて配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊技球を使用する弾
球遊技機、特に遊技球が特定領域を通過することで遊技
者にとって極めて有利な特別遊技を実行する弾球遊技機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、弾球遊技機たるパチンコ機には、
作動口に入球すると、特定入球口たる普通電動役物を開
放し、更に、普通電動役物に入球した遊技球が普通電動
役物内の特定領域(Vゾーン)を通過すると特別入球口
たる大入賞口を開放して遊技者にとって極めて有利な特
別遊技(大当り)を実行するものがある。
【0003】また一般に、パチンコ機の遊技盤上には、
例えば複数の遊技釘や風車等のように遊技盤上に発射さ
れた遊技球の進路を不規則に変更する機構が装着されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記遊技釘
や風車等は単に遊技球の進路を変更するのみで、遊技球
を上記作動口や入球口等へ誘導するように配列されてお
らず、遊技球が作動口や入球口等に接近しても遊技球の
入球を邪魔する場合が多い。従って、作動口を狙って遊
技球を発射しても簡単に入球せず、次第に遊技者の期待
感が薄れたり、入球しないことによる焦燥感が生じ、大
当りが発生するまでの遊技が単調なものとなってしま
う。そこで本発明は、遊技内容にメリハリがあり、遊技
者に期待感とスリル感を持たせる弾球遊技機を提供する
ことを課題としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】遊技盤上に、作動口と、
該作動口に遊技球が入球すると開放する特定入球口と、
遊技者にとって有利な特別遊技を実行するための特別入
球口とを備え、上記特定入球口に入球した遊技球が特定
領域を通過すると、上記特別入球口を開放して上記特別
遊技を実行する弾球遊技機において、上記遊技盤上に、
遊技球が入球する流入口と、遊技球を放出する第1の流
出口および第2の流出口と、上記流入口から入球した遊
技球を上記第1または第2の流出口へ択一的に振り分け
る振分部材とを備えた振分装置を互いに上下位置に複数
設ける。そして、複数の振分装置は、相対的に上方に配
設した振分装置の上記第1の流出口に対向してその下方
位置に、相対的に下方に配設した振分装置の上記流入口
を配設し、かつ、最下位に配設した振分装置はその第1
の流出口を上記作動口の上方位置にこれと対向せしめて
配設する(請求項1)。上方の振分装置に入球した遊技
球が該振分装置の第1の流出口へ振分けられて第1の流
出口から放出されると、その下方位置に配置された振分
装置へ入球しやすく、最下位の振分装置に入球した遊技
球が該振分装置の第1の流出口へ振分けられて第1の流
出口から放出されると作動口に入球しやすいので、大当
りとなる可能性が高くなり、遊技者の期待感を向上する
ことができる。特に、遊技球が下方位置の振分装置に入
球するほど大当りが期待でき、メリハリのある遊技内容
で遊技者に期待感とスリル感を持たせることができる。
作動口は入球口、通過口のどちらでもよく、入球口とは
入球により賞球を払い出す構成のもの、および払い出さ
ない構成のものを含む。
【0006】上記振分装置は、上記流入口と上記第1お
よび第2の流出口との間に、遊技球の落下により正逆回
転自在に設けた風車形状の振分部材により遊技球を上記
第1または第2の流出口へと振り分ける(請求項2)。
風車形状の振分部材により遊技球の振り分けられる方向
がランダムで意外性があり、ゲーム性が向上する。
【0007】上記振分装置は、上記流入口への入球を検
出する入球検出手段と、遊技球を受け止めて保持する中
立位置、保持した遊技球を上記第1の流出口に誘導する
第1の回転位置、および、保持した遊技球を上記第2の
流出口に誘導する第2の回転位置に変位可能な振分部材
と、上記入球検出手段により入球が検出されると図柄を
停止表示する振分図柄表示手段と、上記振分図柄表示手
段が停止表示した振分図柄に応じて上記振分部材を制御
して、振分部材を上記中立位置から上記第1の回転位置
と上記第2の回転位置のいずれかに変位させる振分制御
手段とを備え、遊技球を上記第1または第2の流出口へ
と振り分ける(請求項3)。振分装置は振分図柄表示手
段を設け、その停止表示した振分図柄により振分方向を
決定するのでゲーム性が向上する。
【0008】遊技盤上に、作動口と、該作動口に遊技球
が入球すると開放する特定入球口と、遊技者にとって有
利な特別遊技を実行するための特別入球口とを備え、上
記特定入球口に入球した遊技球が特定領域を通過する
と、上記特別入球口を開放して上記特別遊技を実行する
弾球遊技機において、上記遊技盤上の上記特定入球口内
に、遊技球が入球する流入口と、遊技球を放出する第1
の流出口および第2の流出口と、上記流入口から入球し
た遊技球を上記第1または第2の流出口へ択一的に振り
分ける振分部材とを備えた振分装置を互いに上下位置に
複数設ける。複数の振分装置は、相対的に上方に配設し
た振分装置の上記第1の流出口に対向してその下方位置
に、相対的に下方に配設した振分装置の上記流入口を配
設し、かつ、最下位に配設した振分装置はその第1の流
出口を上記特定領域の上方位置にこれと対向せしめて配
設する(請求項4)。特定入球口に入球した遊技球が上
方の振分装置に入球し該振分装置の第1の流出口へ振分
けられて第1の流出口から放出されると、その下方位置
に配置された振分装置へ入球しやすく、下方の振分装置
に入球した遊技球が該振分装置の第1の流出口から放出
されると特定領域を通過しやすいので、大当りとなる可
能性が高くなり、遊技者に期待感を持たせることができ
る。特に、遊技球が下方位置の振分装置に入球するほど
大当りが期待でき、メリハリのある遊技内容で遊技者に
期待感とスリル感を持たせることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1ないし図3に基づいて本発明
の第1の実施形態を説明する。パチンコ機1は、外枠1
0、前面枠11、金枠12、ガラス板を支持するガラス
枠13とを備え、前面枠11の上半部中央位置にはガラ
ス枠13で覆った遊技盤2が配設してある。前面枠11
の下部に遊技球を貯めておく上皿14および下皿15
と、下皿15の右側には発射ハンドル16とを備え、発
射ハンドル16を操作して上皿14から供給された遊技
球を遊技盤2の盤面上へ発射するようにしてある。
【0010】図2に示すように、遊技盤2の盤面上に
は、ガイドレール20で囲まれた略円形の領域が遊技領
域21としてある。遊技領域21の左側にはガイドレー
ル20を2重に設けて両レール20間に通路が形成して
あり、上記発射ハンドル16の操作により発射された遊
技球は、上記通路を通って遊技領域21内に入る。
【0011】遊技領域21には、幅方向ほぼ中央位置
に、遊技球を受入れ左右方向に振り分ける上段の振分装
置3A、中段の振分装置3B、および下段の振分装置3
Cが互いに上下方向に間隔をおいて設置してある。各振
分装置3A,3B,3Cは同一構造をなし、上段の振分
装置3Aを中心に説明する。
【0012】振分装置3Aは、逆Y字形をなす透明また
は半透明の合成樹脂のケース30の上面に、上方に向か
って開口し遊技球を受け入れる流入口31が形成してあ
り、ケース30下端の左右両側にはそれぞれ斜め下方へ
向かって開口し遊技球を放出する第1の流出口32およ
び第2の流出口33が形成してある。そして、流入口3
1と第1および第2の流出口32,33とは、ほぼ逆Y
字形で二股に分岐した通路34で連通してある。
【0013】通路34内には分岐部に、遊技球を左右に
振り分ける振分部材35が設けてある。振分部材35
は、回転中心から放射状に等間隔をおいて突出する3片
の仕切り羽を備えた風車で、振分部材35は遊技球の落
下により反時計方向または時計方向に回転自在である。
このように構成した振分装置3Aは、流入口31より遊
技球が入球し、遊技球が振分部材35に当たり、振分部
材35の反時計方向または時計方向への回転により遊技
球を第1の流出口32側または第2の流出口33側へ振
り分け、第1の流出口32または第2の流出口33から
遊技球を放出する。
【0014】上段の振分装置3Aは遊技領域21の上端
部に配設してあり、上段の振分装置3Aの第1の流出口
32側(図の向かって左側)の下方位置には間隔をおい
て中段の振分装置3Bが配設してある。中段の振分装置
3Bはその流入口31を、上段の振分装置3Aの第1の
流出口32に対応してその遊技球放出方向へ向けて配置
してある。一方、上段の振分装置3Aの第2の流出口3
3に対応してその下方位置には間隔をおいて、第2の流
出口33の遊技球放出方向へ向かって開口する普通入賞
口5が配設してある。
【0015】中段の振分装置3Bの第1の流出口32側
(図の向かって右側)の下方位置には間隔をおいて下段
の振分装置3Cが配設してある。下段の振分装置3Cは
その流入口31を、中段の振分装置3Bの第1の流出口
32に対応してその遊技球放出方向へ向けて配置してあ
る。一方、中段の振分装置3Bの第2の流出口33に対
応してその下方位置には間隔をおいて、第2の流出口3
3の遊技球放出方向へ向かって開口する普通入賞口5が
配設してある。
【0016】下段の振分装置3Cの第1の流出口32側
(図の向かって右側)の下方位置には間隔をおいて、第
1の流出口32の遊技球放出方向へ向かって開口する作
動口6が配設してある。一方、下段の振分装置3Cの第
2の流出口33の下方位置には間隔をおいて、第2の流
出口33の遊技球放出方向へ向かって開口する普通入賞
口5が配設してある。尚、上段、中段および下段の振分
装置3A,3B,3Cの流入口31や各普通入賞口5や
作動口6にはそれぞれ開口幅を規制する左右一対の遊技
釘22が設けてある。
【0017】また、遊技領域21のほぼ中央右側寄り位
置には特別入球口たる大入賞装置7が設置してあり、大
入賞装置7は大入賞口70をアタッカー扉71により開
閉するようにしてある。更に、大入賞装置7の下方位置
には特定入球口たる普通電動役物8が設置してある。普
通電動役物8は、上方へ向かって開口するポケット枠8
0の開口部に、左右一対の回動可能な可動部81を備
え、該可動部81が電気的駆動により左右方向に回動し
てポケット枠80の開口部を開閉する。尚、普通電動役
物8はポケット枠80内に入球した遊技球を盤面裏面に
取り込む3つの通過ゲート82が設置してあり、中央の
通過ゲートを特定領域(Vゾーン)83としている。
【0018】遊技領域21には最下部に設けたアウト口
23やその他の図略の風車や遊技釘等が配設してある。
遊技領域21内に発射された遊技球は、各入賞口や入球
口に入球するればセーフ球として盤面裏面に取り込ま
れ、入球しなければアウト口23からアウト球として盤
面裏面に取り込まれる。
【0019】次に、図3に基づいてパチンコ機1の制御
系の遊技球の振り分けに関係する部分を中心に説明す
る。尚、図3に示す以外の構成は周知のパチンコ機と同
様でその説明を省略する。パチンコ機1の制御系は主制
御回路90を中心に構成してあり、主制御回路90は、
遊技プログラムを記憶したROMおよび演算等の作業領
域に使用するRAMを内蔵した8ビットワンチップマイ
コン(以下、マイコンという)を中心とした論理演算回
路で構成してあり、この他に各種回路または各種スイッ
チ類および各種アクチュエータ類との入出力を行なう外
部入出力回路を備えている。
【0020】主制御回路90の入力側には、普通入球ス
イッチ50、作動入球スイッチ60、役物カウントスイ
ッチ85、役物Vスイッチ86、大入賞口カウントスイ
ッチ75、大入賞口Vスイッチ76等が接続してある。
出力側には、役物ソレノイド87、扉開閉ソレノイド7
7、大入賞口Vソレノイド78等が接続してある。
【0021】普通入球スイッチ50は普通入賞口5内
に、作動入球スイッチ60は作動口6内に設けてあり、
これらのスイッチ類は遊技球の入球を検出する。役物カ
ウントスイッチ85は普通電動役物8内に、役物Vスイ
ッチ86は普通電動役物8内のVゾーン83内に設けて
あり、カウントスイッチ85は普通電動役物8内に入球
した全ての遊技球を、Vスイッチ86はVゾーン83を
通過した遊技球を検出する。大入賞口カウントスイッチ
75は大入賞装置7の大入賞口70内に、大入賞口Vス
イッチ76は大入賞口70内に設けた特別領域内に設置
してあり、カウントスイッチ75は大入賞口70内に入
球した全ての遊技球を、Vスイッチ76は大入賞口70
内の上記特別領域を通過した遊技球を検出する。
【0022】また、主制御回路90の出力側に接続され
た役物ソレノイド87は普通電動役物8の可動部81の
開閉を行い、扉開閉ソレノイド77は大入賞口70のア
タッカー扉71の開閉を、大入賞口Vソレノイド78は
大入賞口70内の上記特別領域の開閉を行なう。
【0023】遊技プログラムに基づいて主制御回路90
が実行する遊技進行の主な制御内容を簡単に説明する。
主制御回路90は普通入球スイッチ50から検出信号を
受けると、即ち、普通入賞口5に遊技球が入球すると、
上記入球に対する賞球の払出しを行なう。作動入球スイ
ッチ60から検出信号を受けると、即ち、作動口6に遊
技球が入球すると、主制御回路90は役物ソレノイド8
7に制御コマンドを出力して普通電動役物8の可動部8
1を回動して普通電動役物8を開放する。この場合、普
通電動役物8に遊技球が入球し、普通電動役物8のカウ
ントスイッチ85が入球を2回検出すると、役物ソレノ
イド87を制御して普通電動役物8を閉鎖する。
【0024】普通電動役物8内に入球した遊技球が普通
電動役物8内の通過ゲート82を通過すると、遊技球の
通過に対する賞球が払出される。普通電動役物8内に入
球した遊技球が普通電動役物8内のVゾーン83を通過
して普通電動役物8内のVスイッチ86が作動すると、
主制御回路90は大入賞装置7の扉開閉ソレノイド77
に制御コマンドを出力してアタッカー扉71を開放して
遊技者とって極めて有利な特別遊技(大当り)を実行す
る。この特別遊技は、大入賞装置7の大入賞口70を約
30秒間または遊技球が10個入球したことをカウント
スイッチ75により検出するまで開放する。このとき大
入賞口70内に入球した遊技球が上記特別領域を通過し
たことをVスイッチ76が検出すると一旦閉鎖した大入
賞口70を再び開放し、この開放動作を最大16回繰り
返す。通常、遊技球1個の入球に対して15個の賞球が
払い出され、遊技者は一回の大当りで約2400(=1
5×10×16)個の賞球を獲得できる。
【0025】図2に示すように、パチンコ機1は、遊技
盤2上に発射した遊技球が上段の振分装置3Aの流入口
31に入球すると、遊技球が上段の振分装置3A内の振
分部材35に当って、振分部材35が反時計方向または
時計方向に回転して遊技球を第1の流出口32側または
第2の流出口33側へ振り分け、遊技球を第1の流出口
32または第2の流出口33から下方へ放出する。第1
の流出口32から放出された遊技球は第1の流出口32
と対向する中段の振分装置3Bの流入口31に入球しや
すく、一方、第2の流出口33から放出された遊技球は
第2の流出口33と対向する普通入賞口5に入球しやす
い。
【0026】例えば、上段の振分装置3Aの第1の流出
口32から放出された遊技球が中段の振分装置3Bの流
入口31に入球すると、遊技球は中段の振分装置3B内
の振分部材35より中段の振分装置3Bの第1の流出口
32側または第2の流出口33側へ振り分けられ、第1
の流出口32または第2の流出口33から下方へ放出さ
れる。第1の流出口32から放出された遊技球は下段の
振分装置3Cの流入口31に入球しやすく、一方、第2
の流出口33から放出された遊技球は第2の流出口33
と対向する普通入賞口5に入球しやすい。
【0027】更に、中段の振分装置3Bの第1の流出口
32から放出された遊技球が下段の振分装置3Cの流入
口31に入球すると、遊技球は下段の振分装置3C内の
振分部材35より下段の振分装置3Cの第1の流出口3
2側または第2の流出口33側へ振り分けられ、第1の
流出口32または第2の流出口33から下方へ放出され
る。第1の流出口32から放出された遊技球は第1の流
出口32と対向する作動口6に入球しやすく、一方、第
2の流出口33から放出された遊技球は第2の流出口3
3と対向する普通入賞口5に入球しやすい。
【0028】このように、上段の振分装置3Aで第1の
流出口32へ振り分けられ、中段の振分装置3Bで第1
の流出口32へ振り分けられ、下段の振分装置3Cで第
1の流出口32へ振り分けられると作動口6へ入球する
確率が高く、作動口6へ入球すると普通電動役物8が開
放して大当りとなる確率が高くなる。従って、上段の振
分装置3A、中段の振分装置3Bおよび下段の振分装置
3Cを経由するにしたがって遊技者の期待感が高まり、
かつ、上段、中段および下段の振分装置3A,3B,3
Cは風車の振分部材35により遊技球をランダムに振り
分けるのでスリル感も高く、ゲーム性が向上する。かく
して、遊技内容にメリハリがあり、遊技者に期待感とス
リル感を維持させることができる。
【0029】更に、中段および下段の振分装置3B,3
Cや作動口6は互いに離間して設置したので、他の経路
から入球するなどの意外性もある。また、各上段、中段
および下段の振分装置3A,3B,3Cで第2の流出口
33に振り分けられても普通入賞口5に入球する可能性
が高く遊技者の期待感を低下させない。
【0030】次に、本発明の第2の実施形態を図4ない
し図7に基づいて説明する。本実施形態は上述の第1の
実施形態に対して構造および振分制御の異なる振分装置
を用いたもので、基本構造は第1の実施形態のそれと同
一で相違点を中心に説明する。図4に示すように、本実
施形態のパチンコ機の遊技盤2Aには遊技領域21の幅
方向ほぼ中央位置に上段の振分装置4A、中段の振分装
置4Bおよび下段の振分装置4Cが互いに間隔をおいた
上下位置に配設してある。上段、中段および下段の振分
装置4A,4B,4Cは同一構造をなし、図5に基づい
て上段の振分装置4Aを中心に説明する。
【0031】図5に示すように、振分装置4Aは、合成
樹脂のケース40の上面に上方に向かって開口する流入
口41が形成してあり、ケース40の下面の左右両側に
はそれぞれ斜め下方へ向かって開口する第1の流出口4
2および第2の流出口43が形成してある。そして、流
入口41と第1および第2の流出口42,43とは、ほ
ぼ逆Y字形で二股に分岐した通路44で連通してある。
【0032】通路44には流入口41の直下位置に入球
検出手段たる入球検出スイッチ47aが配設してあり、
入球検出スイッチ47aにより入球した遊技球Pを検出
する。また、通路44内には分岐部の中央位置に振分部
材45が配設してある。振分部材45はほぼ半割り円筒
状で、その内径は遊技球Pの外径よりも若干大きくして
ある。振分部材45は遊技盤の盤面に埋設した振分モー
ター(図略)に回転自在に支持され、上記振分モーター
を正逆回転させることで、振分部材45が反時計方向ま
たは時計方向へ揺動する。
【0033】通常、振分部材45は上向きの姿勢で、流
入口41から流入した遊技球Pを受け止めてこれを保持
する中立位置をなし、振分部材45は遊技球Pを保持し
た後に反時計方向または時計方向へ揺動して遊技球Pを
第1の流出口42側または第2の流出口43側へ振り分
け、第1の流出口42または第2の流出口43から遊技
球Pを放出する。尚、振分部材45はその回転中心と保
持した遊技球Pの中心とを略一致させた構造で、振分部
材45の揺動領域は小さい領域ですむ。
【0034】振分装置4Aのケース40の表面には、振
分図柄として一桁の数字を変動し、停止表示する振分図
柄表示手段たる7セグメントLEDからなる表示器46
aが設置してある。
【0035】図4に示すように、上段の振分装置4A、
中段の振分装置4Bおよび下段の振分装置4Cの配置
は、上段の振分装置4Aを遊技領域21の上端中央部に
配設するとともに、上段の振分装置4Aの第1の流出口
42側(図の向かって左側)の下方位置に、上下に間隔
をおいて中段の振分装置4Bを、その流入口41を上段
の振分装置4Aの第1の流出口42の遊技球放出方向へ
向けて設置し、中段の振分装置4Bの第1の流出口42
側(図の向かって右側)の下方位置に、上下に間隔をお
いて下段の振分装置4Cを、その流入口41を中段の振
分装置4Bの第1の流出口42の遊技球放出方向へ向け
て設置している。
【0036】上段の振分装置4Aの第2の流出口43の
下方位置、および、中段の振分装置4Bの第2の流出口
43の下方位置にはそれぞれ、上下に間隔をおいて各第
2の流出口42の遊技球放出方向へ向かって開口する普
通入賞口5が配設してある。そして、下段の振分装置4
Cの第1の流出口42側(図の向かって右側)の下方位
置には、上下に間隔をおいて第1の流出口42の遊技球
放出方向へ向かって開口する作動口6が配設してあり、
一方、第2の流出口43の下方位置には、上下に間隔を
おいて第2の流出口43の遊技球放出方向へ向かって開
口する普通入賞口5が配設してある。
【0037】遊技領域21のほぼ中央右側寄り位置には
大入賞装置7と、大入賞装置7の下方位置には普通電動
役物8とが設置してある。また、遊技領域21には最下
部にアウト口23や、その他の図略の風車や遊技釘等が
配設してある。
【0038】図6に本実施形態のパチンコ機の遊技球の
振り分けに関係する制御系のブロック図を示し、主制御
回路90の入力側には、上段、中段および下段の振分装
置4A,4B,4Cの各入球検出スイッチ47a,47
b,47cがそれぞれ入力回路92a,92b,92c
を介して接続してある。一方、主制御回路90の出力側
には、上段、中段および下段の振分装置4A,4B,4
Cの各振分モーター48a,48b,48cがそれぞれ
駆動回路93a,93b,93cを介し、各表示器46
a,46b,46cがそれぞれ表示制御回路94a,9
4b,94cを介して接続してある。
【0039】主制御回路90は、上段、中段および下段
の振分装置4A,4B,4Cに対応して、0から所定の
数値(例えば249)まで昇順にかつ繰り返しカウント
する第1、第2および第3のカウンタ91a,91b,
91cを備えている。通常、主制御回路90は各カウン
タ91a,91b,91cのカウント値を各表示制御回
路94a,94b,94cに送信しており、各表示制御
回路94a,94b,94cは、各カウント値の下一桁
に対応する数値を上段、中段および下段の振分装置4
A,4B,4Cの各表示器46a,46b,46cにそ
れぞれ変動表示させている。
【0040】例えば、上段の振分装置4Aに遊技球が入
球して入球検出スイッチ47aから検出信号が発信され
ると、これを受けた主制御回路90は上記検出信号に起
因するタイミングで第1のカウンタ91aのカウント値
を抽出し、これを表示制御回路94aに送信する。そし
て、表示制御回路94aは上記カウント値の下一桁に対
応する数値を上段の振分装置4Aの表示器46aに停止
表示せしめる。中段および下段の振分装置4B,4Cに
入球があった場合も、抽出した各カウンタ91b,91
cのカウント値の下一桁に対応する数値を中段および下
段の振分装置4B,4Cの各表示器46b,46cにそ
れぞれ停止表示せしめる。各入球検出スイッチ47a,
47b,47cのそれぞれ検出信号に起因して抽出され
る各カウンタ91a,91b,91cのカウント値は、
上段、中段および下段の振分装置4A,4B,4Cへの
入球のタイミングが予測できないので実質的に乱数とな
っている。
【0041】図7に、各振分装置4A,4B,4Cを制
御するための振分処理に関するフローチャートを示し、
これに基づいて上段の振分装置4Aの振分作動を説明す
る。尚、中段および下段の振分装置4B,4Cの振分作
動は実質的に上段の振分装置4Aの振分作動と同様で説
明を省略する。振分処理では、主制御回路90は、まず
入球検出スイッチ47aからの入球検出信号が入力され
ているか否か、即ち、上段の振分装置4Aの流入口41
から遊技球が入球し、入球検出スイッチ47aを通過し
て振分部材45に受け入れられているか否かを判断する
(ステップS100)。
【0042】入球検出信号が入力されていれば(ステッ
プS100:YES)、ステップS101において表示
器46aの振分図柄を停止させる。即ち、上述のように
入球検出信号に起因するタイミングで第1のカウンタ9
1aのカウント値を抽出し、このカウント値の下一桁に
対応する数値を表示器46aに停止表示せしめる。次
に、停止表示せしめた振分図柄が予め設定された当り数
値(例えば7)か否かを判定する(ステップS10
2)。
【0043】判定が当りであれば(ステップS102:
YES)、主制御回路90は、駆動回路93aに第1の
流出口42側への制御コマンドを出力し、駆動回路93
aが振分モーター48aを制御して振分部材45を第1
の流出口42側へ向けて揺動変位せしめる。これによ
り、振分部材45が保持していた遊技球が第1の流出口
42から放出される(ステップS103)。
【0044】一方、上記判定がはずれであれば(ステッ
プS102:NO)、主制御回路90は、駆動回路93
aに第2の流出口43側への制御コマンドを出力し、駆
動回路93aは振分モーター48aを制御して振分部材
45を第2の流出口43側へ向けて揺動変位せしめる。
これにより、振分部材45が保持していた遊技球が第2
の流出口43から放出される(ステップS104)。ス
テップS103またはステップS104の処理後、表示
器46aの変動を再開させて(ステップS105)、こ
の処理からリターンする。
【0045】本実施形態のパチンコ機は、遊技球が上段
の振分装置4Aに入球すると、上段の振分装置4Aは表
示器46aの振分図柄を停止表示し、振分図柄に基づい
て遊技球を第1の流出口42または第2の流出口43か
ら下方へ放出する。第1の流出口42から放出された遊
技球は中段の振分装置4Bの流入口41に入球しやす
い。
【0046】上段の振分装置4Aの第1の流出口42か
ら放出された遊技球が中段の振分装置4Bに入球する
と、中段の振分装置4Bは表示器46bの振分図柄を停
止表示し、振分図柄に基づいて遊技球を第1の流出口4
2または第2の流出口43から下方へ放出する。第1の
流出口42から放出された遊技球は下段の振分装置4C
の流入口41に入球しやすい。
【0047】中段の振分装置4Bの第1の流出口42か
ら放出された遊技球が下段の振分装置4Cに入球する
と、下段の振分装置4Cは表示器46cの振分図柄を停
止表示し、振分図柄に基づいて遊技球を第1の流出口4
2または第2の流出口43から下方へ放出する。第1の
流出口42から放出された遊技球は作動口6に入球しや
すい。
【0048】本パチンコ機によれば、上述の第1の実施
形態と同様に、上段の振分装置4Aで第1の流出口42
へ振り分けられ、中段の振分装置4Bで第1の流出口4
2へ振り分けられ、下段の振分装置4Cで第1の流出口
42へ振り分けられると作動口6へ入球する確率が高
く、作動口6へ入球すると普通電動役物8が開放して大
当りとなる確率が高くなる。従って、遊技球が上段、中
段および下段の振分装置4A,4B,4Cを経由するに
したがって遊技者の期待感が高まり、かつ、各振分装置
4A,4B,4Cは各表示器46a,46b,46cの
停止表示した振分図柄に基づいて遊技球をランダムに振
り分けるのでスリル感も高く、ゲーム性が向上する。か
くして、遊技内容にメリハリがあり、遊技者に期待感と
スリル感を持続させることができる。更に、中段および
下段の振分装置4B,4Cや作動口6には他の経路から
入球するなどの意外性もあり、また、各振分装置4A,
4B,4Cで第2の流出口43側に振り分けられても普
通入賞口5に入球する可能性が高く遊技者の期待感を低
下させない。
【0049】次に、図8および図9に基づいて本発明の
第3の実施形態を説明する。本実施形態は、大型の普通
電動役物8Aにより区画された区画領域85を形成し、
区画領域85内の普通電動役物8Aへの入球部とVゾー
ン83との間に上述の第2の実施形態で用いた振分装置
と同型の複数の振分装置4A,4Bを設けて、これらに
より普通電動役物8Aから入球した遊技球を振り分ける
ようにしたもので、基本構造は第2の実施形態のそれと
同一で相違点を中心に説明する。図8に示すように、本
実施形態のパチンコ機の遊技盤2Bには遊技領域21の
ほぼ中央位置に、普通電動役物8Aの周壁80aにより
囲まれて遊技領域21から区画された区画領域85が形
成してある。普通電動役物8Aは、周壁80a上端部の
開口部に左右一対の開閉回動可能な可動部81を備え、
該可動部81が左右方向に開放して、区画領域85内に
遊技球が入球できるようにしている。
【0050】区画領域85内には、普通電動役物8Aの
直下位置に上下に間隔をおいて上段の振分装置4Aが配
設してあり、上段の振分装置4Aはその流入口41を普
通電動役物8Aの開口部へ向けて配置している。上段の
振分装置4Aの第1の流出口42側(図の向かって左
側)の下方位置には上下に間隔をおいて、下段の振分装
置4Bを、その流入口41を上段の振分装置4Aの第1
の流出口42の遊技球放出方向へ向けて配設してある。
【0051】区画領域85の下端部には幅方向ほぼ全幅
にわたって遊技球を盤面裏面へ取り込む通過ゲート82
が設けてある。そして、通過ゲート82の左端には、下
段の振分装置4Bの第1の流出口42(図の向かって左
側)の遊技球放出方向に対応する位置にVゾーン83が
形成してある。
【0052】遊技領域21には、区画領域85周辺の左
側や下方位置に複数の普通入賞口5や作動口6が配設し
てあり、区画領域85周辺の右側位置に大入賞装置7が
配設してある。尚、遊技領域21や区画領域85には図
略の複数の風車や遊技釘等が配設してあり、遊技領域2
1の下端部にはアウト口23が設けてある。
【0053】図9に本実施形態のパチンコ機の遊技球の
振り分けに関係する制御系のブロック図を示し、主制御
回路90の入力側には、上段および下段の振分装置4
A,4Bの各入球検出スイッチ47a,47bがそれぞ
れ入力回路92a,92bを介して接続してある。一
方、主制御回路90の出力側には、上段および下段の振
分装置4A,4Bの各振分モーター48a,48bがそ
れぞれ駆動回路93a,93bを介し、各表示器46
a,46bがそれぞれ表示制御回路94a,94bを介
して接続してある。
【0054】本実施形態のパチンコ機は、作動口6に遊
技球が入球すると、普通電動役物8Aの可動部81が回
動して普通電動役物8Aが開放される。尚、普通電動役
物8Aは2個の遊技球が入球すると閉鎖する。普通電動
役物8A内に入球した遊技球が通過ゲート82を通過す
ると、遊技球の通過に対する賞球が払出され、Vゾーン
83を通過すると大入賞装置7のアタッカー扉71を開
放して遊技者とって極めて有利な特別遊技(大当り)を
実行する。
【0055】普通電動役物8Aが開放して普通電動役物
8A内に入球した遊技球が上段の振分装置4Aに入球す
ると、上段の振分装置4Aは表示器46aの振分図柄を
停止表示し、振分図柄に基づいて遊技球を第1の流出口
42または第2の流出口43から下方へ放出する。第1
の流出口42から放出された遊技球は下段の振分装置4
Bの流入口41に入球しやすい。
【0056】上段の振分装置4Aの第1の流出口42か
ら放出された遊技球が下段の振分装置4Bに入球する
と、下段の振分装置4Bは表示器46bの振分図柄を停
止表示し、振分図柄に基づいて遊技球を第1の流出口4
2または第2の流出口43から下方へ放出する。第1の
流出口42から放出された遊技球はVゾーン83に入球
しやすい。
【0057】本パチンコ機によれば、普通電動役物8A
に入球した遊技球が、上段の振分装置4Aで第1の流出
口42へ振り分けられ、下段の振分装置4Bで第1の流
出口42へ振り分けられるとVゾーン83へ入球して、
大当りとなる確率が高くなる。従って、遊技球が普通電
動役物8Aに入球し、上段および下段の振分装置4A,
4Bを経由するにしたがって遊技者の期待感が高まり、
かつ、各振分装置4A,4Bは各表示器46a,46b
の停止表示した振分図柄に基づいて遊技球をランダムに
振り分けるのでスリル感も高く、ゲーム性が向上する。
かくして、遊技内容にメリハリがあり、遊技者に期待感
とスリル感を持続させることができる。更に、下段の振
分装置4Bには他の経路から入球するなどの意外性もあ
る。
【0058】尚、本発明の弾球遊技機は、上述の第1、
第2および第3の実施形態に限定されるものではない。
遊技盤上の遊技領域に、特定入球口(普通電動役物)の
Vゾーンを遊技球が通過して大当りの権利が発生したと
きに有効となる始動口(第3種始動口)を設け、上記権
利が発生した後に、上記始動口に入球すると大入賞口が
開放するようにしてもよい。また、本発明はアレンジボ
ール式パチンコ機に適用してもよい。
【0059】
【発明の効果】本発明の弾球遊技機によれば、入球した
遊技球を複数の流出口へ択一的に振り分ける振分装置を
互いに間隔をおいて上下位置に複数設け、かつ、最下位
の振分装置の一方の流出口を作動口や特定領域へ臨ませ
るように設置したので、各振分装置の振分方向によって
は遊技球を作動口や特定領域へ導く経路が形成され、遊
技者にとって有利な特別遊技が実行される確率が高くな
るので、遊技内容にメリハリがあり、遊技者の期待感や
スリル感を持続させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した弾球遊技機の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の弾球遊技機の遊技盤
の正面図である。
【図3】上記弾球遊技機の制御系の構成を示すブロック
図である。
【図4】本発明の第2の実施形態の弾球遊技機の遊技盤
の正面図である。
【図5】上記弾球遊技機の振分装置の正面図である。
【図6】上記弾球遊技機の制御系の構成を示すブロック
図である。
【図7】上記弾球遊技機の振分処理に関するフローチャ
ートである。
【図8】本発明の第3の実施形態の弾球遊技機の遊技盤
の正面図である。
【図9】上記弾球遊技機の制御系の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
2,2A,2B 遊技盤 3A,3B,3C 振分装置 31 流入口 32 第1の流出口 33 第2の流出口 35 振分部材 4A,4B,4C 振分装置 41 流入口 42 第1の流出口 43 第2の流出口 45 振分部材 46a,46b,46c 振分図柄表示手段(表示器) 47a,47b,47c 入球検出手段(入球検出スイ
ッチ) 6 作動口 7 特別入球口(大入賞装置) 8,8A 特定入球口(普通電動役物) 83 特定領域(Vゾーン) 90 振分制御手段(主制御回路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鵜飼 俊雄 愛知県名古屋市中川区太平通1丁目3番地 株式会社高尾内 (72)発明者 巽 正吾 愛知県名古屋市中川区太平通1丁目3番地 株式会社高尾内 Fターム(参考) 2C088 AA43 AA48 EB14 EB29 EB48 EB50 EB52 EB56 EB73 EB74

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤上に、作動口と、該作動口に遊技
    球が入球すると開放する特定入球口と、遊技者にとって
    有利な特別遊技を実行するための特別入球口とを備え、
    上記特定入球口に入球した遊技球が特定領域を通過する
    と、上記特別入球口を開放して上記特別遊技を実行する
    弾球遊技機において、 上記遊技盤上に、遊技球が入球する流入口と、遊技球を
    放出する第1の流出口および第2の流出口と、上記流入
    口から入球した遊技球を上記第1または第2の流出口へ
    択一的に振り分ける振分部材とを備えた振分装置を互い
    に上下位置に複数設け、 複数の振分装置は、相対的に上方に配設した振分装置の
    上記第1の流出口に対向してその下方位置に、相対的に
    下方に配設した振分装置の上記流入口を配設し、かつ、
    最下位に配設した振分装置はその第1の流出口を上記作
    動口の上方位置にこれと対向せしめて配設したことを特
    徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 上記振分装置は、上記流入口と上記第1
    および第2の流出口との間に、遊技球の落下により正逆
    回転自在に設けた風車形状の振分部材により遊技球を上
    記第1または第2の流出口へと振り分ける請求項1に記
    載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 上記振分装置は、上記流入口への入球を
    検出する入球検出手段と、遊技球を受け止めて保持する
    中立位置、保持した遊技球を上記第1の流出口に誘導す
    る第1の回転位置、および、保持した遊技球を上記第2
    の流出口に誘導する第2の回転位置に変位可能な振分部
    材と、 上記入球検出手段により入球が検出されると図柄を停止
    表示する振分図柄表示手段と、 上記振分図柄表示手段が停止表示した振分図柄に応じて
    上記振分部材を制御して、振分部材を上記中立位置から
    上記第1の回転位置と上記第2の回転位置のいずれかに
    変位させる振分制御手段とを備え、遊技球を上記第1ま
    たは第2の流出口へと振り分ける請求項1に記載の弾球
    遊技機。
  4. 【請求項4】 遊技盤上に、作動口と、該作動口に遊技
    球が入球すると開放する特定入球口と、遊技者にとって
    有利な特別遊技を実行するための特別入球口とを備え、
    上記特定入球口に入球した遊技球が特定領域を通過する
    と、上記特別入球口を開放して上記特別遊技を実行する
    弾球遊技機において、 上記遊技盤上の上記特定入球口内に、 遊技球が入球する流入口と、遊技球を放出する第1の流
    出口および第2の流出口と、上記流入口から入球した遊
    技球を上記第1または第2の流出口へ択一的に振り分け
    る振分部材とを備えた振分装置を互いに上下位置に複数
    設け、 複数の振分装置は、相対的に上方に配設した振分装置の
    上記第1の流出口に対向してその下方位置に、相対的に
    下方に配設した振分装置の上記流入口を配設し、かつ、
    最下位に配設した振分装置はその第1の流出口を上記特
    定領域の上方位置にこれと対向せしめて配設したことを
    特徴とする弾球遊技機。
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JP2006340990A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Takao:Kk 弾球遊技機
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