JP2006042845A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 パチンコ機の遊技の面白味や迫力を高めることができるようにする。
【解決手段】 遊技領域12に、センター役物14、入賞装置15、可変入賞装置17等を配置し、この遊技領域12の左右両側方に、サブ遊技を行うための球振分装置23〜25を上下3段に並べて配置する。球振分装置23〜25はガラス枠21の開口部22に対向する範囲内に配置し、最下段の球振分装置25は遊技領域12の下端よりも下方に配置する。そして、センター役物14の図柄表示装置18で当りが成立したときに、入賞装置15の開閉片15aを開放し、この入賞装置15に入賞したパチンコ球を右側又は左側の最上段の球振分装置23に供給する。そのパチンコ球が最上段の球振分装置23と中段の球振分装置24で共にセーフ孔に落下し、更に、最下段の球振分装置25で当り凹部に入って大当りが成立したときに、可変入賞装置17の大入賞口17aを開放する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、球発射装置から発射された遊技球が打ち込まれて転動する遊技領域を備えた遊技機に関するものである。
パチンコ機等の遊技機は、例えば、特許文献1(特開2001−120748号公報)に記載されているように、遊技盤の前面にレール等によって遊技領域を区画形成して、この遊技領域に図柄表示装置、可変入賞装置等を配置し、球発射装置から発射したパチンコ球を遊技領域に打ち込んで、遊技領域を転動するパチンコ球が所定の入賞口に入賞すると、図柄表示装置に表示された複数の図柄を変動させ、変動停止後の図柄の組み合わせが所定の大当りの組み合わせになったときに、可変入賞装置の大入賞口を開放して、通常よりもパチンコ球が入賞しやすくなるようにしたものが多い。
特開2001−120748号公報(第5頁〜第7頁等)
しかしながら、上記従来の遊技機では、遊技者に何らかの特典を与えるための手段が、遊技領域内に配置した図柄表示装置や可変入賞装置等の役物装置しかないので、遊技領域内に配置した役物装置だけにしか遊技者の期待や興味が沸かず、遊技の面白味や迫力が少ないという欠点がある。特に、近年の遊技機は、遊技領域の中央部に配置する図柄表示装置等のセンター役物が大型化して、他の入賞装置や役物装置の配置スペースが狭くなっているため、遊技領域内に配置する入賞装置や役物装置の設計の自由度が小さくなり、斬新な遊技性を開発しにくくなってきている。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、従って本発明の目的は、遊技者の期待や興味の対象を増加させることができて、遊技の面白味や迫力を高めることができる遊技機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の遊技機は、球発射装置から発射された遊技球が打ち込まれて転動する遊技領域を備えたものにおいて、遊技領域以外の場所に、該遊技領域から供給された遊技球又はその他の部材の動作によって遊技を行う遊技手段を配置した構成としたのものである。このようにすれば、遊技領域内に配置した役物装置等と、従来使用されていなかった遊技領域外に配置した遊技手段の両方に対して遊技者の期待や興味を抱かせることができ、遊技領域内外のスペースを有効に使用して遊技の面白味を効果的に高めることができる。しかも、遊技領域周辺に遊技手段を配置して遊技機前面を有効に利用した迫力のある遊技を実現することができる。
この場合、請求項2のように、遊技手段は、遊技領域の前方に設けられたガラス扉の開口部に対向する範囲内に配置するようにすると良い。このようにすれば、ガラス扉の開口部に対向する範囲内に遊技領域と遊技手段の両方を収めて両者に一体感を持たせることができ、遊技者に違和感を感じさせることなく遊技手段を配置することができる。
また、請求項3のように、遊技領域で入賞した遊技球(つまり入賞球)で遊技手段による遊技を行うようにしても良い。このようにすれば、遊技領域で遊技球が入賞することを遊技を行うための条件とすることができ、遊技性を高めることができる。
また、請求項4のように、遊技手段を上下複数段に並べて配置し、遊技領域から供給された遊技球又はその他の部材が上段側の遊技手段から下段側の遊技手段へ流下するように構成しても良い。このようにすれば、遊技手段による遊技を上段側から下段側へ一段ずつ順に進めることができ、遊技の面白味を更に向上させることができる。
更に、請求項5のように、遊技手段は、遊技領域の左右両側方に配置するようにしても良い。このようにすれば、遊技領域の左右両側方に遊技手段をバランス良く配置することができる。
また、請求項6のように、遊技領域の下端よりも下方で且つ遊技領域の前方に設けられたガラス扉の開口部に対向する範囲内に、役物及び/又は装飾部材を配置するようにしても良い。このようにすれば、従来にはない斬新なデザインの遊技機を実現することができて、遊技領域の下方に配置された役物や装飾部材に対しても遊技者の期待や興味を抱かせることができ、遊技の面白味を向上させることができると共に、遊技機前面を有効に利用した迫力のある遊技を実現することができる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、図1に基づいてパチンコ機(遊技機)の前面側の概略構成を説明する。パチンコ機の前面側には、遊技盤11が取り付けられ、この遊技盤11の前面に、遊技領域12がレール13、装飾部材26等によって区画形成されている。球発射装置(図示せず)から発射したパチンコ球(遊技球)を遊技領域12に打ち込むことで、パチンコ球が遊技領域12を転動するようになっている。この遊技領域12は、直径300mmの円よりも大きな形状になるように形成されている。この遊技領域12の中央部には、メイン遊技用のセンター役物14が設けられ、このセンター役物14の上部に、サブ遊技用の入賞装置15が設けられ、センター役物14の下方に、始動入賞装置16と可変入賞装置17が設けられている。
センター役物14には、CRT、液晶表示器等で構成された図柄表示装置18が設けられている。この図柄表示装置18には、数字、絵柄等からなる複数の図柄が表示され、これらの図柄の組み合わせが所定の当りの組み合わせになったときに当りが成立する。また、遊技領域12の最下部には、遊技領域12で入賞しなかったパチンコ球(いわゆるアウト球)を回収するアウト球回収口19が設けられ、このアウト球回収口19に流入したパチンコ球は、遊技盤11の裏面側に設けられた球集合樋(図示せず)へ流下するようになっている。
遊技盤11(遊技領域12)の前方には、ガラス扉20が開閉可能に設けられている。このガラス扉20のガラス枠21の中央部には、遊技盤11を見せるための開口部22が形成され、この開口部22に窓ガラスが取り付けられている。
また、遊技領域12の右側方と左側方には、それぞれサブ遊技を行うための球振分装置23〜25(遊技手段)が上下3段に並べて配置されている。各球振分装置23〜25は、ガラス扉20の開口部22(窓ガラス)に対向する範囲内に配置され、最下段の球振分装置25は、遊技領域12の下端よりも下方(つまり、アウト球回収口19よりも下方)に配置されている。これらの球振分装置23〜25を取り囲むように設けられた装飾部材26の側面壁26aによって球振分装置23〜25の配置スペースと遊技領域12とが仕切られている。
図2に示すように、サブ遊技用の入賞装置15に入賞したパチンコ球(つまり入賞球)が流下する球流下路27は、右方に延びる球流下路28と左方に延びる球流下路28とに分岐され、その分岐部に、流路切換弁29が配置されている。この流路切換弁29は、モータ等のアクチュエータ(図示せず)によって駆動され、サブ遊技用の入賞装置15に入賞したパチンコ球を右側の球流下路28へ流下させる位置と、左側の球流下路28へ流下させる位置との間を切換可能に設けられている。
右側及び左側の球流下路28の下端部には、それぞれ最上段の球振分装置23が接続され、右側及び左側の球流下路28の途中には、それぞれ球流下路28を流下するパチンコ球を検出する近接スイッチ等の球検出センサ30が配置されている。
また、右側及び左側の最上段の球振分装置23の下方には、それぞれ第1セーフ球流下路31と第1アウト球流下路32が設けられ、第1セーフ球流下路31の下端部に、中段の球振分装置24が接続されている。第1セーフ球流下路31には、該第1セーフ球流下路31を流下するパチンコ球を検出する近接スイッチ等の第1セーフ球検出センサ33が配置され、第1アウト球流下路32には、該第1アウト球流下路32を流下するパチンコ球を検出する近接スイッチ等の第1アウト球検出センサ34が配置されている。
更に、右側及び左側の中段の球振分装置24の下方には、それぞれ第2セーフ球流下路35と第2アウト球流下路36が設けられ、第2セーフ球流下路35の下端部に、最下段の球振分装置25が接続されている。第2セーフ球流下路35には、該第2セーフ球流下路35を流下するパチンコ球を検出する近接スイッチ等の第2セーフ球検出センサ37が配置され、第2アウト球流下路36には、該第2アウト球流下路36を流下するパチンコ球を検出する近接スイッチ等の第2アウト球検出センサ38が配置されている。
更に、右側及び左側の最下段の球振分装置25の下方には、それぞれ当り球流下路39と第3アウト球流下路40が設けられている。当り球流下路39には、該当り球流下路39を流下するパチンコ球を検出する近接スイッチ等の当り球検出センサ41が配置され、第3アウト球流下路40には、該第3アウト球流下路40を流下するパチンコ球を検出する近接スイッチ等の第3アウト球検出センサ42が配置されている。
次に、図3及び図4を用いて、右側及び左側の最上段の球振分装置23と中段の球振分装置24の構成を説明する。右側の最上段の球振分装置23と中段の球振分装置24、左側の最上段の球振分装置23と中段の球振分装置24は、ほぼ同じ構成であるため、同一の図面(図3及び図4)を用いて説明する。
図3及び図4に示すように、最上段の球振分装置23(又は中段の球振分装置24)には、それぞれ円形凹面状の球振分転動部43が設けられている。この球振分転動部43には、所定数のセーフ孔44と所定数のアウト孔45が同心円上に形成されている。球流下路28(又は第1セーフ球流下路31)から排出されたパチンコ球は、円形の球振分転動部43に対してほぼ接線方向に流入する。これにより、球振分転動部43に流入したパチンコ球が円形凹面上を旋回し、そのときのパチンコ球の流れ具合によってパチンコ球がいずれかの孔に落下して、パチンコ球の流下先が振り分けられる。その際、セーフ孔44に落下したパチンコ球は、第1セーフ球流下路31(又は第2セーフ球流下路35)を通って次の球振分装置へ流下し、アウト孔45に落下したパチンコ球は、第1アウト球流下路32(又は第2アウト球流下路36)を通って球集合樋へ流下するようになっている。
本実施例では、右側の最上段の球振分装置23と中段の球振分装置24は、球振分転動部43に、1つのセーフ孔44と2つのアウト孔45が形成され、パチンコ球がセーフ孔44に落下する確率が約1/3になるように設定されている。一方、左側の最上段の球振分装置23と中段の球振分装置24は、球振分転動部43に、2つのセーフ孔44と1つのアウト孔45が形成され、パチンコ球がセーフ孔44に落下する確率が約2/3になるように設定されている。
次に、図5及び図6を用いて、右側及び左側の最下段の球振分装置25の構成を説明する。右側の最下段の球振分装置25と左側の最下段の球振分装置25は、ほぼ同じ構成であるため、同一の図面(図5及び図6)を用いて説明する。
図5及び図6に示すように、最下段の球振分装置25には、それぞれ円盤状の球振分回転体46が水平方向に対して傾斜した状態で配置されている。この球振分回転体46の後方には、球振分回転体46を駆動するモータ47が配置され、このモータ47の回転力がギヤ機構48等を介して球振分回転体46に伝達されるようになっている。球振分回転体46の外周部には、所定数の当り凹部49と所定数のアウト凹部50が形成され、当り凹部49には、パチンコ球が第3アウト球流下路40へ流下するのを阻止するストッパ51が設けられている。第2セーフ球流下路35から排出されたパチンコ球は、回転する球振分回転体46へ向かって流下し、そのときの球振分回転体46の回転位置によってパチンコ球がいずれかの凹部に受け入れられて、パチンコ球の流下先が振り分けられる。その際、当り凹部49に入ったパチンコ球は、当り球流下路39を通って球集合樋へ流下し、アウト凹部50に入ったパチンコ球は、第3アウト球流下路40を通って球集合樋へ流下するようになっている。
本実施例では、右側の最下段の球振分装置25は、球振分回転体46に、1つの当り凹部49と5つのアウト凹部50が形成され、パチンコ球が当り凹部49に入る確率が約1/6になるように設定されている。一方、左側の最下段の球振分装置25は、球振分回転体46に、2つの当り凹部49と4つのアウト凹部50が形成され、パチンコ球が当り凹部49に入る確率が約1/3になるように設定されている。
以上のように構成したパチンコ機の遊技内容を説明する。
パチンコ機の制御回路(図示せず)は、遊技領域12を転動するパチンコ球が、始動入賞装置16に入賞したときに、図柄表示装置18に表示された3列の図柄を変動させ、変動停止後の図柄の組み合わせが所定の当りの組み合わせになったとき(同じ図柄が横方向に3つ並んだとき)に、サブ遊技用の入賞装置15の開閉片15aを開いて、サブ遊技用の入賞装置15にパチンコ球が入賞しやすくなるようにする。更に、図柄表示装置18に表示された図柄(当りの組み合わせになった図柄)に応じて流路切換弁29の切換位置を制御してサブ遊技用の入賞装置15に入賞したパチンコ球の流下方向を設定すると共に、センター役物14に設けた表示部(図示せず)又は図柄表示装置18によってサブ遊技用の入賞装置15に入賞したパチンコ球の流下方向を表示する。
その後、遊技領域12を転動するパチンコ球が、サブ遊技用の入賞装置15に入賞すると、その入賞したパチンコ球が、流路切換弁29の切換位置に応じて右側又は左側の最上段の球振分装置23へ流下する。その際、パチンコ機の制御回路は、右側又は左側の球検出センサ30の出力に基づいて図柄表示装置18を制御してパチンコ球の流下方向に応じた画像演出を図柄表示装置18で表示する。
最上段の球振分装置23では、球振分転動部43によってパチンコ球の流下先が振り分けられ、パチンコ球がセーフ孔44に落下して第1セーフ球流下路31へ流下するか又はアウト孔45に落下して第1アウト球流下路32へ流下する。その際、パチンコ機の制御回路は、第1セーフ球検出センサ33又は第1アウト球検出センサ34の出力に基づいて図柄表示装置18を制御して最上段の球振分装置23における抽選結果を図柄表示装置18で表示する。
最上段の球振分装置23でパチンコ球がセーフ孔44に落下して第1セーフ球流下路31へ流下した場合には、そのパチンコ球が中段の球振分装置24へ流下する。中段の球振分装置24では、球振分転動部43によってパチンコ球の流下先が振り分けられ、パチンコ球がセーフ孔44に落下して第2セーフ球流下路35へ流下するか又はアウト孔45に落下して第2アウト球流下路36へ流下する。その際、パチンコ機の制御回路は、第2セーフ球検出センサ37又は第2アウト球検出センサ38の出力に基づいて図柄表示装置18を制御して中段の球振分装置24における抽選結果を図柄表示装置18で表示する。
中段の球振分装置24でパチンコ球がセーフ孔44に落下して第2セーフ球流下路35へ流下した場合には、そのパチンコ球が最下段の球振分装置25へ流下する。最下段の球振分装置25では、球振分回転体46によってパチンコ球の流下先が振り分けられ、パチンコ球が当り凹部49に入って当り球流下路39へ流下するか又はアウト凹部50に入って第3アウト球流下路40へ流下する。この最下段の球振分装置25で、パチンコ球が当り凹部49に入って当り球流下路39へ流下すると、そのパチンコ球が当り球検出センサ41で検出されて大当りが成立する。その際、パチンコ機の制御回路は、当り球検出センサ41又は第3アウト球検出センサ42の出力に基づいて図柄表示装置18を制御して最下段の球振分装置25における抽選結果を図柄表示装置18で表示する。
尚、右側と左側のうちの一方側の球振分装置23〜25でサブ遊技が行われている最中に、更にパチンコ球がサブ遊技用の入賞装置15に入賞して、他方側の球振分装置23〜25でサブ遊技が開始された場合には、図柄表示装置18の表示部を左右に二分割して、表示部の右側部で右側の球振分装置23〜25における抽選結果を表示し、表示部の左側部で左側の球振分装置23〜25における抽選結果を表示する。
また、確率変動機能を備えている場合には、最下段の球振分装置25で大当りが成立した後、確率変動(いわゆる確変)に入るか否かの抽選を図柄表示装置18を用いて行う。本実施例では、右側の球振分装置25で大当りが成立した場合には、確率変動に入る確率が3/4になるように設定され、左側の球振分装置25で大当りが成立した場合には、確率変動に入る確率が1/5になるように設定されている。
最下段の球振分装置25で大当りが成立した場合には、次のようにして大当りに対する特別遊技を行う。遊技領域12に配置された可変入賞装置17の大入賞口17aを開放して、可変入賞装置17の大入賞口17aにパチンコ球が入賞しやすくなるようにし、大入賞口17aに入賞したパチンコ球の数が規定個数(例えば10個)に達したとき又は大入賞口17aを開放してから所定時間(例えば30秒)が経過したときに大入賞口17aを閉鎖する。このような可変入賞装置17の開放動作を1ラウンドとして、可変入賞装置17の開放動作を所定ラウンド数(例えば15ラウンド)を上限として繰り返すが、もし、1ラウンド中に可変入賞装置17内の図示しない特定入賞口(いわゆるVゾーン)にパチンコ球が1個も入賞しなかったときには、そのラウンドで可変入賞装置17の開放動作を終了する。尚、大当りに対する特別遊技中に、更に最下段の球振分装置25で大当りが成立した場合には、その分、可変入賞装置17の開放動作のラウンド数が加算されるようになっている。
以上説明した本実施例では、遊技領域12以外の場所に、パチンコ球でサブ遊技を行う球振分装置23〜25を配置するようにしたので、遊技領域12内に配置した図柄表示装置18、可変入賞装置17等と遊技領域12外に配置した球振分装置23〜25の両方に対して遊技者の期待や興味を抱かせることができ、遊技領域12の内外のスペースを有効に利用して遊技の面白味を効果的に高めることができる。しかも、遊技領域12の左右両側方に球振分装置23〜25を配置するようにしたので、球振分装置23〜25をバランス良く配置することができると共に、パチンコ機前面を有効に利用した迫力のある遊技を実現することができる。
また、本実施例では、球振分装置23〜25を、ガラス枠21の開口部22(窓ガラス)に対向する範囲内に配置するようにしたので、ガラス枠21の開口部22に対向する範囲内に遊技領域12と球振分装置23〜25の両方を収めて両者に一体感を持たせることができ、遊技者に違和感を感じさせることなく球振分装置23〜25を配置することができる。しかも、最下段の球振分装置25を、遊技領域12の下端よりも下方(つまり、アウト球回収口19よりも下方)に配置するようにしたので、従来にはない斬新なデザインのパチンコ機を実現することができる。
また、本実施例では、遊技領域12で入賞装置15に入賞したパチンコ球(つまり入賞球)で球振分装置23〜25によるサブ遊技を行うようにしたので、遊技領域12でパチンコ球が入賞することをサブ遊技を行うための条件とすることができ、遊技性を高めることができる。
更に、本実施例では、球振分装置23〜25を上下3段に並べて配置し、パチンコ球が最上段の球振分装置23→中段の球振分装置24→最下段の球振分装置25の順に流下するようにしたので、球振分装置23〜25によるサブ遊技を上段側から下段側へ一段ずつ順に進めることができ、遊技の面白味を更に向上させることができる。
尚、上記実施例では、遊技手段として配置する球振分装置23〜25は、円形凹面状の球振分転動部43や円盤状の球振分回転体46でパチンコ球の流下先を振り分ける構成としたが、球振分装置の構成は、適宜変更しても良く、例えば、平面状のステージからパチンコ球が転がり落ちる位置によってパチンコ球の流下先を振り分ける構成としたり、可動翼片でパチンコ球の流下先を振り分ける構成としても良い。
また、上記実施例では、遊技領域12で入賞したパチンコ球でサブ遊技を行う構成としたが、遊技領域12からワープ通路等を介して供給されたパチンコ球やパチンコ機外には排出されない封入球でサブ遊技を行う構成にしたり、パチンコ球とは異なる球部材でサブ遊技を行う構成にしても良い。更に、遊技領域12外に配置するサブ遊技手段は、球振分装置に限定されず、パチンコ球、他の球部材、コイン、サイコロ等で遊技を行う構成としても良い。
また、上記実施例では、遊技領域12の左右両側方に、それぞれ遊技手段(球振分装置23〜25)を上下3段に並べて配置したが、例えば、遊技領域12の右側方と左側方のうちの一方に複数又は1つの遊技手段を配置したり、遊技領域12の上方と下方の少なくとも一方に複数又は1つの遊技手段を配置しても良い等、遊技手段の位置や数は適宜変更しても良い。
また、上記実施例では、ガラス枠21の開口部22に対向する範囲内に、遊技手段(球振分装置23〜25)を配置する構成としたが、ガラス枠21の開口部22に対向する範囲外(例えばガラス枠21や前枠の前面)に、遊技手段を配置する構成としても良い。
また、上記実施例では、遊技領域12の下端よりも下方(つまり、アウト球回収口19よりも下方)で且つガラス枠21の開口部22に対向する範囲内に、最下段の球振分装置25を配置したが、遊技領域12の下端よりも下方で且つガラス枠21の開口部22に対向する範囲内に、他の役物(例えば図柄表示装置等)や装飾部材(例えばイルミネーション部材等)を配置するようにしても良い。
また、本発明の適用範囲は、一般のパチンコ機に限定されず、アレンジ式のパチンコ機等、球発射装置から発射された遊技球が打ち込まれて転動する遊技領域を備えた種々の遊技機に本発明を適用しても良い。
本発明の一実施例におけるパチンコ機上部の正面図である。 球振分装置及びその周辺部の正面図である 最上段の球振分装置の縦断側面図である。 球振分転動部の平面図である。 最下段の球振分装置の縦断側面図である。 球振分回転体の平面図である。
符号の説明
11…遊技盤、12…遊技領域、14…センター役物、15…サブ遊技用の入賞装置、16…始動入賞装置、17…可変入賞装置、18…図柄表示装置、20…ガラス扉、21…ガラス枠、22…開口部、23〜25…球振分装置(遊技手段)、29…流路切換弁、43…球振分転動部、44…セーフ孔、45…アウト孔、46…球振分回転体、49…当り凹部、50…アウト凹部

Claims (6)

  1. 球発射装置から発射された遊技球が打ち込まれて転動する遊技領域を備えた遊技機において、
    前記遊技領域以外の場所に、該遊技領域から供給された遊技球又はその他の部材の動作によって遊技を行う遊技手段が配置されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記遊技手段は、前記遊技領域の前方に設けられたガラス扉の開口部に対向する範囲内に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記遊技領域で入賞した遊技球で前記遊技手段による遊技を行うように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記遊技手段が上下複数段に並べて配置され、前記遊技領域から供給された遊技球又はその他の部材が上段側の遊技手段から下段側の遊技手段へ流下するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 前記遊技手段は、前記遊技領域の左右両側方に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の遊技機。
  6. 球発射装置から発射された遊技球が打ち込まれて転動する遊技領域を備えた遊技機において、
    前記遊技領域の下端よりも下方で且つ前記遊技領域の前方に設けられたガラス扉の開口部に対向する範囲内に、役物及び/又は装飾部材が配置されていることを特徴とする遊技機。
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