以下、発明の実施の形態例を、図面を参照して説明する。図1〜図3に示すように、本発明の実施の形態例に係るパチンコ機Pは、遊技場の島設備に設置される縦長方形状の機枠1と、機枠1に扉状に開閉自在に取り付けられた本体枠2と、本体枠2の内側に収容される遊技盤3(図2において遊技盤3は取り外されている)と、本体枠2の前面に扉状に開閉自在に取り付けられ、中央に大きく開口部8が形成されたガラス扉4と、このガラス扉4の開口部8に取り付けられた透明なガラス板10と、本体枠2の下側に開閉自在に配設され、遊技球を収容する受皿5を有する前面ボード6と、本体枠2の下部に設けられた発射装置9と、前面ボード6に取り付けられたハンドル7と、を具備している。さらに、ガラス扉4の上部にはスピーカ20が左右に1個ずつ取り付けられており、遊技に関する様々な効果音を発している。また、図4に示すように、このパチンコ機Pは、背面側に、主制御処理部100、払出・発射制御処理部105、サブ制御処理部200、賞球払出装置14等を備えている。続いて、図1〜図5を参照して、本実施形態に係るパチンコ機Pの構成を詳しく説明していくことにする。
遊技盤3は、図3に示すように、その盤面に遊技領域31を有しており、遊技領域31は、本体枠2に装着した後、ガラス板10を介して観察することができる。遊技領域31は、遊技球を滑走させるガイドレール32と遊技球規制レール33によって略円形状となるように区画形成されており、発射装置9によって打ち出された遊技球はこの遊技領域31内を流下する。また、遊技領域31内には、演出表示装置34と、センタ役物50と、スルーチャッカ21と、電動チューリップ49と、第1始動入賞口(始動口)37aおよび第2始動入賞口(始動口)37bと、一般入賞口38と、アウト口39と、遊技釘(図示せず)と、風車(図示せず)と、アタッカー装置41等が設けられている。
第1始動入賞口37aは、遊技領域31の左右方向に隔てて設けられる入賞部品であって、上方開口の取り込み口から遊技球を受け入れることが可能である。遊技球が遊技領域31を流下する過程において第1始動入賞口37aに取り込まれると、第1始動入賞口37aの内部に設けられた第1始動入賞口検知センサ(始動検出器)43aによって検出され、主制御処理部100が、当該検出信号に基づいて例えば5個の遊技球を遊技者に対して払い出す制御を払出・発射制御処理部105に要求する。払出・発射制御処理部105は、この要求に従って賞球払出装置14を駆動して賞球を払い出すよう制御する。
第2始動入賞口37bは、2つの第1始動入賞口37aの間に設けられる入賞部品であって、第1始動入賞口37aと同様に上方開口の取り込み口から遊技球を受け入れることが可能である。遊技球が遊技領域31を流下する過程において第2始動入賞口37bに取り込まれると、第2始動入賞口37bの内部に設けられた第2始動入賞口検知センサ(始動検出器)43bによって検出され、主制御処理部100が、当該検出信号に基づいて例えば5個の遊技球を遊技者に対して払出す制御を払出・発射制御処理部105に要求する。払出・発射制御処理部105は、この要求に従って賞球払出装置14を駆動して賞球を払い出すよう制御する。
なお、主制御処理部100は、第1始動入賞口検知センサ43aまたは第2始動入賞口検知センサ43bからの検知信号が入力されると、その入力信号に基づいて特別図柄に係る抽選を行う。この抽選では必ず小当りに当選する。第1始動入賞口37aに遊技球が入賞したことに基づいて小当りに当選すると、主制御処理部100が一対の羽根52を1回開放動作(開放時間0.45秒)するようソレノイドの駆動を制御する。また、第2始動入賞口37bに遊技球が入賞したことに基づいて小当りに当選すると、主制御処理部100が羽根52を2回開放動作(開放時間0.75秒×2回)するようソレノイドの駆動を制御する。
ここで、本実施形態では、始動入賞口37a,37bに遊技球が入賞してから羽根52の開放動作が開始されるまでの時間(特別図柄の変動時間)が複数設けられている。何れの時間とするかは、主制御処理部100による抽選で決定される。よって、本実施形態では、羽根52の開放動作の開始タイミングはランダムである。勿論、羽根52の開閉動作に関して特別図柄に係る抽選を行うことなく、始動入賞口検知センサ43a,43bからの入力に基づいて羽根52を開閉動作させるようにしても良い。
一般入賞口38は、遊技領域31の左右方向に隔てて設けられる入賞部品であって、上方開口の取り込み口から遊技球を受け入れることが可能である。遊技球が遊技領域31を流下する過程において一般入賞口38に取り込まれると、一般入賞口38の内部に設けられた一般入賞口検知センサ44によって検出され、主制御処理部100が、当該検出信号に基づいて例えば10個の遊技球を遊技者に対して払い出す制御を払出・発射制御処理部105に要求する。払出・発射制御処理部105は、この要求に従って賞球払出装置14を駆動して賞球を払い出すよう制御する。なお、遊技球が一般入賞口38に入賞しても羽根52の開放動作は行われない。
アウト口39は、前方開口の取り込み孔を有し、遊技領域31を流下する過程において上述の各入賞口37a,37b,38に取り込まれなかった遊技球を回収する。当該アウト口39および上述の各入賞口37a,37b,38から取り込まれた遊技球は、遊技盤3の裏側に配設される図外の誘導路を流下した後に集合樋に集められ、外部に排出される。
スルーチャッカ21は、遊技球が通過可能なゲート構造を成しており、その内部には遊技球が通過したことを検知する磁気センサタイプのスルーチャッカ検知センサ46が内蔵されている。スルーチャッカ21を遊技球が通過すると、主制御処理部100によって普通図柄に係る抽選が行われる。そして、この抽選に当選すると、主制御処理部100は、次に述べる電動チューリップ49を2回開放動作させる。
電動チューリップ49は、第2始動入賞口37bの入口に設けられ、遊技盤3の面に直交する軸を中心に回動する一対の羽根部材を備えており、ソレノイドに通電がなされると一対の羽根部材が互いに離れる方向に回動して、第2始動入賞口37bの入口を拡大するようになっている。そして、電動チューリップ49が開放されることにより、第2始動入賞口37bへの遊技球の入賞が容易となる。
アタッカー装置41は、大当り遊技に移行した場合に所定回数開放される装置であって、水平な軸を中心として前後方向に開閉する板状の蓋部材を備え、ソレノイドを駆動することにより蓋部材が水平軸回りに回動する構成となっている。後述するセンタ役物50に遊技球が入賞し、その入賞に係る遊技球が当り通路(特定領域)68,77を通過したことを特別入賞検知センサ47が検知すると、それを契機として、主制御処理部100が大当り遊技を実行する。この大当り遊技中は、主制御処理部100によって蓋部材が長時間開くよう制御される。
つまり、アタッカー装置41は、常態では蓋部材が下大入賞口42を閉じているため、下大入賞口42に遊技球が入賞することはないが、上記したように、大当り遊技に移行すると、蓋部材が開いて下大入賞口42が露呈されるため、遊技球を下大入賞口42内に入賞させることが可能となる。そして、下大入賞口42に遊技球が入賞すると、下大入賞口42の内部に設けられた下大入賞口検知センサ45bによって検出され、主制御処理部100が、1回の検出信号に基づいて例えば15個の遊技球を遊技者に対して払出す制御を払出・発射制御処理部105に要求する。払出・発射制御処理部105は、この要求に従って賞球払出装置14を駆動して賞球を払い出すよう制御する。
本実施形態では、大当り遊技におけるアタッカー装置41の開放回数は全て12R(ラウンド)としている。具体的には、アタッカー装置41が1回開放されてから下大入賞口検知センサ45bによる検出球数が合計10カウントに達するまで、或いは、アタッカー装置41が作動して30秒経過するまでのいずれか早い条件が成立するまでを1ラウンドとして、これを例えば12ラウンド繰り返すことにより行われる。こうして、遊技者は、大当り遊技中に下大入賞口42に遊技球を入賞させることによって多くの出球を獲得できる。勿論、センタ役物50に入賞した遊技球がハズレ通路(ハズレ領域)59,67,78に入った場合には、大当り遊技は提供されない。なお、大当り遊技中のアタッカー装置41のラウンド数を複数設けるようにしても良いことは言うまでもない。
前面ボード6には遊技球を収容するとともに、外部に排出可能な受皿5が取り付けられている。この受皿5は、遊技者が投入した遊技球を収容するだけでなく、賞球払出装置14から賞球として払い出された遊技球も収容可能となっている。また、遊技球を遊技領域31に向けて発射するための発射装置9が本体枠2の下部に取り付けられており、受皿5に収容されている遊技球がこの発射装置9に1個ずつ供給される。そして、前面ボード6の右下に取り付けられたハンドル7を回動させると、その回動量に応じた発射強度で発射装置9が遊技球を遊技領域31へと発射することができるようになっている。また、図1に示すように、受皿5の側部には、遊技者が押下操作する演出用タッチボタン25が設けられている。
主制御処理部100は、CPU(Central Processing Unit)、予め定められた制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)、生成された処理情報の一時記憶および記憶した情報の削除を行うRAM(Random Access Memory)等により構成されている。このCPUがROMに格納された各種プログラムやデータを読み込んで実行することにより、遊技に関する主要な処理(例えば、センタ役物50の作動を制御する処理、アタッカー装置41を作動して大当り遊技を提供する処理、電動チューリップ49の作動を制御する処理など)が行われる。
払出・発射制御処理部105は、主制御処理部100と相互通信可能に接続されているうえ、CRユニットとも中継基板を介して相互通信可能に接続されていて、賞球払出装置14の払出モータの駆動を制御することにより、所定個数の賞球や貸球の払い出しを行っている。また、払出・発射制御処理部105は、発射ボリュームの値に応じて発射装置9の発射用モータ(発射用ロータリーソレノイドが用いられることもある)の駆動を制御することにより、所定の発射強度で遊技球を発射できるようにしたり、整流器の球送りソレノイドの駆動を制御することにより、遊技球を1個ずつ発射装置9に送り出したりする等の処理も担っている。なお、CRユニットが払出・発射制御処理部105と電気的に接続されていない場合には、発射装置9から遊技球が発射されることはないように制御されている。
また、サブ制御処理部200は、主制御処理部100から指令を受けて各種演出を行うものであって、演出表示装置34の表示を制御する演出制御処理部201と、枠ランプや盤面ランプ等の各種ランプの制御を行うためのランプ制御処理部202と、スピーカ20やサウンドプロセッサ等の制御を行うための音声制御処理部203と、を備えて構成される。
次に、センタ役物50の詳細を説明する。センタ役物50は、遊技球が進入する上大入賞口(大入賞口)51と、上大入賞口51の入口近傍に設けられ、遊技球が当該上大入賞口51に入賞したことを検知する上大入賞口検知センサ45aと、上大入賞口51を開閉する一対の羽根52と、上大入賞口51を通過した遊技球を受け入れる内部空間Rと、内部空間に設けられた複数の当り通路(特定領域)68,77、およびハズレ通路(ハズレ領域)59,67,78と、遊技球を所定の方向へと振り分ける複数の振分け機構A,C,D,Fと、遊技球を所定の方向に振り分けると共に遊技球の流下を遅延させる遊技球振分け遅延機構Bと、遊技球を所定位置まで揚送させる遊技球揚送機構Eと、遊技球を所定の位置へと移送させる遊技球回転移送機構Gと、を備えて構成されている。なお、賞球の払出しは、上大入賞口検知センサ45aの検知信号に基づいて行われる。
まず、シーソー型振分け機構(第1遊技球振分け機構)Aについて説明する。シーソー型振分け機構Aは、上大入賞口51の開放時に同入賞口51に入賞(入球)した遊技球を、演出表示装置34の図中左右側に向かう2つの経路(ノーマルルートNR,スペシャルルートSR)のうちのいずれか一方に振り分ける機構である。シーソー型振分け機構Aは、センタ役物50の奥側に配置され、中央部が軸支されて左右側が交互に上下動(シーソー動作)する振分け板54(図6参照)および振分け板54を駆動するソレノイドを備えて構成されている。
振分け板54は、初期状態(非動作状態)において図6に示す左下がり状態となっており、上大入賞口51が開放動作を開始すると一定時間右下がり状態となり、その後、左下がり状態に戻るようにシーソー動作する。そして、そのシーソー動作の時間は、上大入賞口7に入賞した遊技球が、左側のノーマルルート(第1経路)へは約11/12の確率で、右側のスペシャルルート(第2経路)へは約1/12の確率で、各々振り分けられるような設定となっている。
左側のノーマルルートNRは、遊技球が当り通路に導かれるルートとして、導入口(遊技球導入口)56から落下して遊技球振分け遅延機構Bへと導入され、その後、球突き型振分け機構C、中央回転型振分け機構Dを順次経由して所定の場合に当り通路68の入口を通過する正規ルートと、中央回転型振分け機構Dからさらに遊技球揚送機構E、右回転型振分け機構Fを順次経由して、所定の場合に当り通路77の入口を通過するリプレイルートとの2つのルートがある。一方、右側のスペシャルルートSRは、遊技球が当り通路に導かれるルートとして、遊技球回転移送機構G、右回転型振分け機構Fを順次経由して、所定の場合に当り通路77の入口を通過する特別ルートのみである。なお、詳しくは後述するが、遊技球がノーマルルートNRに振り分けられるよりスペシャルルートSRに振り分けられる方が、大当りとなる確率(当り通路を通過する確率)は高くなっている。
次に、遊技球振分け遅延機構(遅延手段)Bは、遊技球を所定の方向に振り分けると共に、遊技球を所定の時間だけ遅延させた後に球突き型振分け機構Cに向けて流下させるための機構である。具体的には、遊技球振分け遅延機構Bは、図8〜図13に示すように、遊技球の流下方向の上流側に設けられる上側回転体(第1回転体)80と、遊技球の流下方向の下流側に設けられる下側回転体(第2回転体)90と、これらの回転体80,90を駆動するモータ(駆動手段)62と、回転体80,90とモータ62とを連結する複数のギア63b〜kと、を備えている。なお、上側回転体80および下側回転体90は、センタ役物50の羽根52の開閉動作と関係なく、パチンコ機Pの電源投入時から遮断時までの間、一定方向(図6および図8の矢印オ、カの方向)に一定速度で常時回転している。
上側回転体80は、図8、図10および図11等に示すように、回転軸(軸)81を中心として回転する円筒状の構造体であり、本体部82と、この本体部82の周壁(外周面)を二等分するように切り欠いて形成された2つの切欠き部87,88と、これら2つの切欠き部87,88と隣り合う2つの周壁面83a,83bと、回転軸81を挿入する軸穴86と、を有している。なお、本体部82として、円筒状ではなく円柱状の構造体を用いても良いことは言うまでもない。
切欠き部87は、その回転方向(矢印オの方向)における下流側に形成された遊技球保持部84aと、この遊技球保持部84aから連続して回転方向(矢印オの方向)の上流側まで形成された平坦面85aと、を有している。遊技球保持部84aは、遊技球の半径よりやや大きな半径で描かれた曲面から成り、その曲面に遊技球を1個保持可能に構成される。平坦面85aは、凹凸のない滑らかな面である。なお、遊技球保持部84aは、図13に示すように、上側回転体80の中心線CLから回転方向の下流側(同図の左側)に幅L1の大きさで形成され、平坦面85aは、中心線CLから回転方向の上流側(同図の右側)に、幅L1より大きい幅L2の大きさで形成されている。本実施形態では、L1はパチンコ球の半径と略等しい大きさとなっている。
切欠き部88は、その回転方向(矢印オの方向)における下流側に形成された遊技球保持部84bと、この遊技球保持部84bから連続して回転方向(矢印オの方向)の上流側まで形成された平坦面85bと、を有している。なお、遊技球保持部84bおよび平坦面85bの形状は、切欠き部87の遊技球保持部84aおよび平坦面85aと同じであるため、ここでの説明は省略する。
一方、下側回転体90は、回転軸91を中心として回転する円筒状の構造体であり、本体部92と、この本体部92の周壁を三等分するように切り欠いて形成された3つの切欠き部94a,94b,94cと、これら3つの切欠き部94a,94b,94cと隣り合う周壁面93a,93b,93cと、回転軸91を挿入する軸穴96と、を備えている。切欠き部94a,94b,94cは、遊技球が1個出入り可能な程度の大きさで形成されている。なお、本体部92として、円筒状ではなく円柱状の構造体を用いても良いことは言うまでもない。
上側回転体80は、その回転軸81が遊技盤3の盤面に直交する方向に向けられるようにして、遊技盤3に取り付けられる。同じく、下側回転体90は、その回転軸91が遊技盤3の盤面に直交する方向に向けられるようにして、遊技盤3に取り付けられる。ただし、下側回転体90は、上側回転体80の下側で、中心がやや上側回転体80より左側に寄った位置(図9参照)で、かつ、上側回転体80よりやや手前側の位置(図11参照)に取り付けられている。また、上側回転体80は、図14等に示すように、導入口(遊技球導入口)56の中心から正面視で右方向に距離L3だけオフセットされた位置に取り付けられる。
そして、上側回転体80と下側回転体90とは、後述する中央回転型振分け機構Dの中央回転体65と同じ駆動源によって駆動される。具体的には、図8に示すように、モータ62の軸にギア63bが連結されており、ギア63bとギア63aとが噛み合うことにより、回転軸64を介して中央回転体65が矢印アの方向に回転する。また、上側回転体80は、ギア63b〜63iおよびギア63kが噛み合うことにより、矢印オの方向に回転する。下側回転体90は、ギア63b〜63iおよび63jが噛み合うことにより、矢印カの方向に回転する。
このように構成された遊技球振分け遅延機構Bは、導入口56から導入された遊技球に対し、異なる遅延時間だけ遊技球の流下を妨げた後に、球突き型振分け機構Cに遊技球を流下させる。どのようにして遅延時間が異なるようになるのかについて、図14〜図17を用いて、以下詳しく説明する。
図14に示すように、上側回転体80の周壁83bが導入口56の真下に到達するような回転位置にあるときに、遊技球が導入口56から落下すると、遊技球は上側回転体80の周壁83bに衝突して、すぐ左側に振り分けられる。そして、左側に振り分けられた遊技球は、下流側にある球突き型振分け機構Cに向かって流下する。よって、図14の場合には、遊技球の流下は、遊技球が周壁83baに衝突した分だけ遅延する。この遅延時間は、本発明の「第1遅延時間」に相当し、本実施形態において例えば0.2秒程度である。
次に、図15に示すように、上側回転体80の遊技球保持部84aが導入口56の真下にちょうど到達した回転位置か、あるいはそれよりやや遊技球保持部84aが回転方向の下流側に位置している回転位置(別言すれば、平坦面85aが水平よりやや左下がりに傾いた位置)になったときに、導入口56から遊技球が落下すると、その遊技球が遊技球保持部84aに乗ったまま上側回転体80が回転する。そして、図16に示すように、遊技球保持部84aが所定の位置まで回転すると、遊技球は、遊技球保持部84aから落下して左側に振り分けられ、下流側にある球突き型振分け機構Cに向かって流下する。よって、図15および図16の場合には、遊技球の流下は、遊技球が遊技球保持部84aに保持されている時間だけ遅延する。この遅延時間は、本発明の「第3遅延時間」に相当し、本実施形態において、例えば1.5秒程度である。
なお、上側回転体80が図16の位置にあるタイミングで、遊技球が導入口56から落下してきた場合には、平坦面85aと衝突して左側へ跳ね、遊技球保持部84aとも多少は衝突してから左側に振り分けられるが、このとき、遊技球は遊技球保持部84aに殆ど保持されていない。よって、この場合の遅延時間は、上記した0.2秒または1.5秒とも異なる時間となる。即ち、上側回転体80によって左側に振り分けられる場合の遅延時間は上側回転体80の回転位置に応じて様々な時間となる(ランダムになる)。
次に、図17に示すように、上側回転体80の遊技球保持部84aが導入口56の真下に到達するよりやや回転方向の上流側に位置するような回転位置(別言すると、平坦面85aが水平となる位置あるいはやや右下がりに傾いた位置)になったときに、遊技球が導入口56から落下すると、遊技球は落下の勢いで平坦面85aを転がって、右側に振り分けられる。右側に振り分けられた遊技球は、下側回転体90に向かって流下し、図8に示す下側回転体90の切欠き部94a,94b,94cの何れかに導入される。その後、遊技球は、下側回転体90が所定の回転位置になるまで、切欠き部94a,94b,94cの中に入ったまま保持される。そして、下側回転体90が所定の回転位置になると、遊技球は、下側回転体90の切欠き部94a,94b,94cから落下し、球突き型振分け機構Cに向けて流下する。この場合、遊技球は、上側回転体80によって右側に振り分けられ、下側回転体90で保持されている時間だけ遅延することになる。この遅延時間は、本発明の「第2遅延時間」に相当し、本実施形態において例えば2.5秒程度である。
なお、遊技球が下側回転体90へと導かれた場合であっても、下側回転体90の回転位置によって、遊技球がすぐに切欠き部94a,94b,94cに入る場合もあれば、しばらく待たされる場合もある。そのため、本実施形態では、上側回転体80によって右側に振り分けられる場合の遅延時間も、バラツキが生じるようになっている。
このように、本実施形態では、導入口56から落下した遊技球を、遊技球振分け遅延機構Bによって左側と右側とに振り分けると共に、その振り分けに伴って、遊技球が例えば、0.2秒、1.5秒、2.5秒など異なる遅延時間だけ遅延した後に、下流側に向けて転動する。そのため、ノーマルルートNRに振り分けられた遊技球が球突き型振分け機構Cに到達するまでの時間がバラつくことになる。球突き型振分け機構Cに到達する時間がバラつくということは、中央回転型振分け機構Dに遊技球が導入されるタイミングが異なるということなので、遊技球がノーマルルートNRに振り分けられた時点では、その遊技球が中央回転体65のV穴(s1)に入るか否かを予測することは極めて困難となる。
そのため、従来は、遊技球がノーマルルートNRに振り分けられた時点で大当り/ハズレの予測ができたので、遊技への興味が失われていたが、本実施形態によれば、遊技球の遅延時間がバラバラなので、遊技球がセンタ役物50に入ってからの楽しみや期待感が増し、遊技の趣向性が高まる。
さらに、本実施形態では、上側回転体80に遊技球保持部84a,84bと平坦面85a,85bを設けているから、上側回転体80が一方向にしか回転していないにも拘らず、遊技球を左側と右側とに振り分けることが可能である。そして、一方向に回転しながら異なる方向に遊技球を振り分けることができるから、後述する中央回転体65の駆動と、上側回転体80および下側回転体90の駆動とを1つのモータ62で行うことができる。
なお、上側回転体80は、導入口56から距離L3だけ右側にオフセットされた位置に設けられているから、上側回転体80が導入口56と同一中心線上に配置されている場合に比べて、遊技球は左側に振り分けられる確率は高くなる。これに対して、遊技球が右側に振り分けられる確率を高くしたい場合には、上側回転体80を導入口56から左側にオフセットした位置に設ければ良い。勿論、上側回転体80が導入口56と同一中心線上に配置されるようにしても良い。要するに、導入口56と上側回転体80との位置関係は、遊技球をどのように振り分けたいかという設計的思想に応じて、好適な位置に配置すれば良い。
球突き型振分け機構Cは、シーソー型振分け機構AによってノーマルルートNRに振り分けられ、遊技球振分け遅延機構Bを経由して連絡通路57を通ってきた遊技球を、中央回転型振分け機構Dに向かう誘導路60またはハズレ通路(ハズレ領域)59の入口のいずれかに振り分ける機構である。球突き型振分け機構Cは、球突き板58と、この球突き板58を駆動するソレノイドと、を備えて構成されている。
センタ役物50の羽根51が開閉動作すると、球突き板58が所定の進退動作をする。球突き板58が図6の矢印キの方向へ移動して、連絡通路57に進出した位置に保持されると、連絡通路57上を奥側から手前側に転動してきた遊技球が、球突き板58によって堰き止められる。このとき、遊技球は球突き板58によって誘導路60へと案内され、誘導路60を転動して中央回転型振分け機構Dへと導入される(図6,7参照)。一方、球突き板58が図6の矢印クの方向へ移動して、連絡通路57から退避すると、遊技球を堰き止めるものがなくなるので、遊技球は連絡通路57から手前側のハズレ通路59の入口に進入する。そして、その遊技球は、ハズレ通路59から外部へと排出される。
なお、球突き型振分け機構Cは、遊技球を中央回転型振分け機構D側へは約2/5の確率で、ハズレ通路59側へは約3/5の確率で、各々振り分けられるように、弾き動作(進退動)の時間間隔が設定されている。この弾き動作の時間間隔は、上大入賞口51に入賞した遊技球がシーソー型振分け機構AによってノーマルルートNRに振り分けられた場合に、同遊技球が上大入賞口51の入賞時点(上大入賞口検知センサ45aのON時)から球突き板58の進退する位置に到達するまでの平均的な時間を実験等によって求め、その時間に基づいて設定される。
中央回転型振分け機構(第2遊技球振分け機構)Dは、球突き型振分け機構Cによって導かれた遊技球を、当り通路68、導入通路69、またはハズレ通路67の何れかに振り分けるための機構であり、図7および図10に示すように、矢印アの方向に常時回転する中央回転体65と、この中央回転体65を駆動するモータ62と、を備えて構成される。中央回転体65は、演出表示装置34(図3参照)の下方側に位置し、鉛直方向を軸として回転自在な円盤体であって、円周方向に沿って均等に間隔を空けて8つの穴が設けられており、それらの穴は、突条66によって互いに仕切られている。8つの穴のうち1つはV穴(s1)、別の1つはリプレイ穴(s5)、その他の残りは全てハズレ穴(s2〜s4,s6〜s8)である。
中央回転体65の取付け面には、当り通路(特定領域)68の入口、およびハズレ通路(ハズレ領域)67の入口が設けられており、中央回転体65の回転位置に応じて、V穴(s1)は当り通路68の入口と、ハズレ穴(s2〜s4,s6〜s8)はハズレ通路67の入口と、リプレイ穴(s5)は導入通路69と、それぞれ連通するように構成されている。勿論、V穴(s1)がハズレ通路67の入口および導入通路69と連通することはなく、ハズレ穴(s2〜s4,s6〜s8)が当り通路68の入口および導入通路69と連通することはなく、リプレイ穴(s5)が当り通路68の入口およびハズレ通路67の入口と連通することはない。
V穴(s1)に遊技球が入ると、その遊技球はV穴(s1)内に保持されたまま中央回転体65の回転に伴って移動し、当り通路68の入口と連通したときに、当り通路68の入口から通路内を通過して、外部へ排出される。このとき、当り通路68内に設けられた特別入賞検知センサ47が遊技球の通過を検知し、主制御処理部100に検知信号を出力する。その検知信号を受けた主制御処理部100は大当り遊技を提供する。
一方、リプレイ穴(s5)に遊技球が入ると、その遊技球は、リプレイ穴(s5)内に保持されたまま中央回転体65の回転に伴って移動し、導入通路69と連通したときに、導入通路69へと流下する。また、ハズレ穴(s2〜s4、s6〜s8)に遊技球が入ると、その遊技球はハズレ穴(s2〜s4、s6〜s8)内に保持されたまま中央回転体65の回転に伴って移動し、ハズレ通路67の入口と連通したときに、ハズレ通路67の入口から通路内を通過して外部に排出される。このとき、ハズレ通路67内に設けられたハズレ球検知センサ48によって遊技球の通過が検知され、その検知信号は主制御処理部100に入力される。主制御処理部100は、この検知信号によって、遊技球が外部に排出されたことを確認する。
この構成によると、中央回転型振分け機構Dに達した遊技球は、1/8の確率(第1の確率)でV穴(s1)に導入され、同じく1/8の確率でリプレイ穴(s5)に導入され、6/8の確率でハズレ穴(s2〜s4,s6〜s8)に導入されることになる。
遊技球揚送機構Eは、中央回転型振分け機構Dのリプレイ穴(s5)に導入されて、導入通路69を流下してきた遊技球を、右回転型振分け機構Fへと揚送させる機構である。遊技球揚送機構Eは、遊技球を保持しながら図6の矢印ウの方向および矢印エの方向に上下動する可動体70と、この可動体70を駆動するモータと、可動体70の移動を案内するガイド(図示せず)と、を備えて構成されている。
可動体70は、最下端の位置において導入通路69を流下してきた遊技球を受け入れ、その遊技球を保持したまま最上端の位置まで矢印ウの方向に上昇し、最上端の位置で、遊技球を右回転型振分け機構Fの側方入口74bへ送り出すように動作する。そして、遊技球を側方入口74bまで揚送した後には、可動体70は、最下端の位置まで矢印エの方向に下降する。
右回転型振分け機構(第3遊技球振分け機構)Fは、シーソー型振分け機構AによってスペシャルルートSRに振り分けられ、後述する遊技球回転移送機構Gから導入された遊技球と、上記したように遊技球揚送機構Eによって揚送され、側方入口74bへと導入された遊技球とを、それぞれ当り通路77またはハズレ通路78へと振り分ける機構である。
右回転型振分け機構Fは、回転軸方向に交差する一端面がパチンコ機正面側に向けられた右回転体75と、この右回転体75を駆動するモータと、を備えて構成される。右回転体75は、モータによって図6の矢印イの方向に一定の速度で常時回転している。右回転体75には、V穴76aと、2つのハズレ穴76b,76cとが、互いに等間隔で設けられている。各穴76a,76b,76cは、遊技球が1個出入り可能な程度の大きさで形成されている。
遊技球がV穴76aに入ると、当り通路(特定領域)77の入口へ導かれる。当り通路77と通過した遊技球は、特別入賞検知センサ47によって検知され、その検知信号が主制御処理部100に入力される。すると、主制御処理部100が大当り遊技を提供する。一方、遊技球がハズレ穴76b,76cに入ると、ハズレ通路(ハズレ領域)78の入口へ導かる。ハズレ通路78を通過した遊技球は、ハズレ球検知センサ48によって検知され、主制御処理部100はその検知信号に基づき、遊技球が外部に排出されたことを確認する。
なお、図示しないが、当り通路68と当り通路77とは途中で合流して1つの当り通路となっており、合流した当り通路内に特別入賞検知センサ47が設けられている。同様に、ハズレ通路59とハズレ通路67とハズレ通路78とは途中で合流して1つのハズレ通路となっており、合流したハズレ通路内にハズレ球検知センサ48が設けられている。
この構成によると、右回転型振分け機構Fに進入した遊技球は、1/3の確率(第2の確率)でV穴76aに振り分けられ、2/3の確率でハズレ穴76b,76cへと振り分けられる。よって、ノーマルルートNRから中央回転体65のV穴(s1)に遊技球が入って大当りとなる確率が1/8であったのに対して、スペシャルルートSRから右回転体75のV穴76aに遊技球が入って大当りとなる確率は1/3であることから、スペシャルルートSRの方が遊技者に有利である。
遊技球回転移送機構Gは、シーソー型振分け機構AによりスペシャルルートSRに振り分けられた遊技球を、遊技盤3の奥側から手前側(遊技者側)に移動させながら右回転型振分け機構Fの上方にある上方入口74aへと導くための機構である。遊技球回転移送機構Gは、遊技盤3の盤面に直交する方向を軸にして回転する2つの装飾回転体71,72と、これらの装飾回転体71,72をモータとを備えて構成されている。装飾回転体71,72は、それぞれ、遊技球を1個保持可能な切欠き部が複数設けられている。スペシャルルートSRに振り分けられた遊技球は、まず、装飾回転体71の切欠き部に保持されながら図6の矢印ケの方向に所定の回転位置まで移送された後、装飾回転体72へと送り出される。次に、遊技球は、装飾回転体72の切欠き部に保持されながら図6の矢印コの方向に所定の回転位置まで移送された後、上方入口74aへと導かれる。
なお、詳しくは図示しないが、2つの装飾回転体71,72と、上記した右回転体75とは、複数のギアを介して1つのモータと連結していて、このモータによって3つの回転体が所定の方向に常時回転している。具体的には、装飾回転体71は図6の矢印ケの方向に回転し、装飾回転体72は矢印コの方向に回転し、右回転体75は矢印イの方向に回転している。そして、これら複数のギアの歯数の最小公倍数が大きくなるような値(例えば、素数)になっている。これは、回転体71,72,75の回転位置を判別し、有利な遊技状態になり得る(V穴76a内に遊技球を導入させ得る)回転体71,72,75の回転角の周期(法則)を推測しにくくするためである。
本パチンコ機Pにおいて、センタ役物50に遊技球が入賞した場合の遊技球の流下経路をまとめると、次の通りとなる。なお、図7の矢印は、遊技球の流下する方向を示している。
「ノーマルルートNRに振り分けられた場合」:
(パターン1)
遊技球が上大入賞口51に入賞→シーソー型振分け機構AによってノーマルルートNRへ振分→遊技球振分け遅延機構Bによってランダムに遅延→球突き振分け機構Cでハズレ通路59の入口に誘導→センタ役物50の外部に排出。
(パターン2)
遊技球が上大入賞口51に入賞→シーソー型振分け機構AによってノーマルルートNRへ振分→遊技球振分け遅延機構Bによってランダムに遅延→球突き振分け機構Cによって中央回転型振分け機構Dへ誘導→ハズレ穴(s2〜s4,s6〜s8)に入ってハズレ通路67の入口に誘導→センタ役物50の外部に排出。
(パターン3:正規ルートでの大当り)
遊技球が上大入賞口51に入賞→シーソー型振分け機構AによってノーマルルートNRへ振分→遊技球振分け遅延機構Bによってランダムに遅延→球突き振分け機構Cによって中央回転型振分け機構Dに誘導→V穴(s1)に入って当り通路68の入口に誘導→センタ役物50の外部に排出(大当り遊技提供)。
(パターン4:リプレイルートでの大当り)
遊技球が上大入賞口51に入賞→シーソー型振分け機構AによってノーマルルートNRへ振分→遊技球振分け遅延機構Bによってランダムに遅延→球突き振分け機構Cによって中央回転型振分け機構Dに誘導→リプレイ穴(s5)に入って遊技球揚送機構Eに誘導→側方入口74bから右回転型振分け機構Fに誘導→V穴76aに入って当り通路77の入口に誘導→センタ役物50の外部に排出(大当り遊技提供)。
(パターン5:リプレイルートでのハズレ)
遊技球が上大入賞口51に入賞→シーソー型振分け機構AによってノーマルルートNRへ振分→遊技球振分け遅延機構Bによってランダムに遅延→球突き振分け機構Cによって中央回転型振分け機構Dに誘導→リプレイ穴(s5)に入って遊技球揚送機構Eに誘導→側方入口74bから右回転型振分け機構Fに誘導→ハズレ穴76b,76cに入ってハズレ通路78の入口に誘導→センタ役物50の外部に排出。
「スペシャルルートSRに振り分けられた場合」:
(パターン6:特別ルートによる大当り)
遊技球が上大入賞口51に入賞→シーソー型振分け機構AによってスペシャルルートSRへ振分→遊技球回転移送機構Gによって右回転型振分け機構Fに移送→V穴76aに入って当り通路77の入口に誘導→センタ役物50の外部に排出(大当り遊技提供)。
(パターン7)
遊技球が上大入賞口51に入賞→シーソー型振分け機構AによってスペシャルルートSRへ振分→遊技球回転移送機構Gによって右回転型振分け機構Fに移送→ハズレ穴76b,76cに入ってハズレ通路78の入口に誘導→センタ役物50の外部に排出。
以上、説明したように本発明の実施の形態例に係るパチンコ機Pによれば、遊技球振分け遅延機構Bの上側回転体80の回転位置に応じて、遊技球の遅延時間が異なるようになっているので、上大入賞口51から進入してノーマルルートNRへと振り分けられた遊技球が当り通路68または当り通路77を通過出来るか否かの予測が困難となる。よって、遊技者の大当りへの期待感を煽ることができる。また、上側回転体80と下側回転体90とにより様々な遅延時間が生じるから、より一層予測が困難となり、遊技性が向上する。
また、本実施形態に用いられる遊技球振分け遅延機構Bは、1つの上側回転体80のみによって、異なる方向(左右方向)に遊技球を振り分けることができるから、当該遊技球振分け遅延機構Bの構造を簡素化できるうえ、部品点数を低減できるから、小型化および低コスト化を図ることができる。
また、上側回転体80には、遊技球保持部84a,84bと平坦面85a,85bとが設けられていて、常時一定方向に回転しているから、回転位置によって、遊技球を左右に振り分けられるだけでなく、遅延時間にバラツキを持たせることができる。よって、遊技球の向かう先の予測が困難である。また、上側回転体80と導入口56の中心位置がオフセットされているから、遊技球を一の方向へ振り分ける確率を他の方向へ振り分ける確率より高くすることができる。
なお、本発明は上記した実施の形態例に限定されるものではなく、適宜変更して実施することができる。例えば、球突き振分け機構Cを設けずに、遊技球振分け遅延機構Bからいきなり中央回転型振分け機構Dに遊技球を流下させるようにしても良い。このように構成しても、遊技球振分け遅延機構Bによって遊技球が中央回転型振分け機構Dに到達するまでの時間がバラつくから、中央回転体65のV穴(s1)に入るか否かの予測が困難となり、上記と同様の効果を奏し得る。