JP3677869B2 - 鍵盤楽器における鍵盤蓋の緩衝装置 - Google Patents

鍵盤楽器における鍵盤蓋の緩衝装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鍵盤蓋を閉蓋操作するときの操作性を向上させるようにした鍵盤楽器における鍵盤蓋の緩衝装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般のピアノ、電子ピアノなどの鍵盤楽器においては、非演奏時に鍵盤部の上部を覆う開閉自在な鍵盤蓋を備えている。この鍵盤蓋は、長尺で重く、後端側が蝶番を介して楽器本体側に回動自在に連結されているため、開閉操作時、特に閉じるときにその途中から重心位置が前方へ移動して回転力が増大することにより急激に落下するようになる。そのため、口棒に激しく当たって大きな衝撃音を発したり、誤って指を口棒と鍵盤蓋との間に挟むことがあった。
【0003】
そこで、このような不都合を解決するために従来から種々の緩衝装置を設け、鍵盤蓋が急激に落下しないようにしている。例えば、実開平5−48238号公報には、流体の粘性抵抗を利用した回転型のオイルダンパーと連結具を用いた緩衝装置が開示されている。この緩衝装置によれば、鍵盤蓋を開くときにはオイルの粘性抵抗が少なく、楽に速やかに回動させることができ、閉じるときには下降するにしたがいオイルの粘性抵抗が徐々に大きくなることにより、ゆっくりと回動させて閉じることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の緩衝装置においては、開閉角度が大きい(例えば、120°〜130°程度)鍵盤蓋に適用した場合、操作性という点で問題があった。すなわち、鍵盤蓋の開閉角度はピアノの種類、メーカー等によっても異なるが、グランドピアノの場合は略90°程度、アップライトピアノの場合は略120°〜130°程度とされる。このような鍵盤蓋に緩衝装置を適用した場合、鍵盤蓋の開閉角度が略90°程度の場合は開いた状態から閉じようとするとき制動力が直ちに作用しても何等問題ない。むしろ重心が前方に移動して回転力が増大するため、制動力が働いた方が好ましい。これに対して、開閉角度が略120°〜130°になると、完全に開いた状態において後方に30°〜40°傾いているので垂直な位置に移動させるために大きな操作力を必要とする。このとき緩衝装置による制動力が作用していると、一層大きな操作力を必要とし閉蓋操作時の初期における操作性が悪い。なお、鍵盤蓋は垂直な状態から少し前方側に回動すると、その後は自重で回動するために閉蓋操作のための操作力は必要としない。
【0005】
本発明は上記した従来の問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、開閉角度が90°以上の鍵盤蓋において、閉蓋操作の初期において制動力が作用しないようにすることにより閉蓋操作の初期において大きな操作力を必要とせず操作性を向上させるようにした鍵盤楽器における鍵盤蓋の緩衝装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、流体を封入したケースと、このケース内に嵌挿された回転軸とを備え、閉蓋操作時に前記流体の粘性抵抗により鍵盤蓋を制動する鍵盤楽器における鍵盤蓋の緩衝装置において、前記ケースを鍵盤蓋に固定し、楽器本体に前記回転軸を支持する回動自在な支持部材と、この支持部材を前記鍵盤蓋の閉蓋方向に付勢する付勢部材と、前記支持部材の前記閉蓋方向の回動を制限するストッパを設け、前記付勢部材の力を開蓋操作時における流体の粘性抵抗より大きく設定し、前記鍵盤蓋が完全に開いた状態から垂直な状態になるまでは回転軸をケースと一体的に回動させ、垂直な状態になると支持部材がストッパに当接することにより回転軸を停止させることを特徴とする。
また、本発明は、流体を封入したケースと、このケース内に嵌挿された回転軸とを備え、閉蓋操作時に前記流体の粘性抵抗により鍵盤蓋を制動する鍵盤楽器における鍵盤蓋の緩衝装置において、前記ケースを前記鍵盤蓋と楽器本体との間に装着し、前記回転軸に部材を設け、この部材を付勢部材によって前記鍵盤蓋の開蓋方向に付勢し、前記鍵盤蓋が完全に開いた状態から垂直な状態になるまでは回転軸をケースの内部構造または前記部材により停止させ、垂直な状態を過ぎると前記鍵盤蓋が回転軸を前記付勢部材に抗して流体の粘性抵抗が大きくなる方向に回動させることを特徴とする。
【0007】
ケースを鍵盤蓋に固定した緩衝装置において、鍵盤蓋を開けるとき、水平状態から垂直な状態になるまでは、付勢部材の力が流体の粘性抵抗より大きいので、支持部材は回動しない。そのため、回転軸も回動せず、ケースのみが鍵盤蓋と一体に回動する。垂直な状態を過ぎると、ケースが回転軸を付勢部材に抗して回動させる。このとき、ケースと回転軸は一体的に回動するため流体の移動は生じず、緩衝装置は鍵盤蓋に対して何等機能しない。
一方、閉蓋操作時においては上記とは反対の動作をする。すなわち、鍵盤蓋が完全に開いた状態から垂直な状態になるまでは、ケースと回転軸が一体的に回動し、垂直な状態になると支持部材がストッパに当接することにより回転軸を停止させる。一方、ケースは鍵盤蓋と一体に回動するので、流体の粘性抵抗が徐々に大きくなり鍵盤蓋を制動する。
【0008】
ケースを鍵盤蓋と楽器本体との間に装着した緩衝装置において、鍵盤蓋を開くとき水平状態から垂直な状態になるまでは、鍵盤蓋、部材および回転軸が一体に回動する。このときの流体の粘性抵抗は小さい。垂直な状態を過ぎると、ケースまたは部材ストッパとして機能し回転軸を停止させる。したがって、流体の移動は生じず、緩衝装置は鍵盤蓋に対して何等機能しない。
一方、閉蓋操作時において、完全に開いた状態から垂直な状態になるまでは鍵盤蓋のみが回動する。そのため、緩衝装置は鍵盤蓋に対して何等機能しない。垂直な状態を過ぎると、回転軸は鍵盤蓋により付勢部材に抗して回動する。この回動方向は流体の粘性抵抗が大きくなる方向であるため、緩衝装置は鍵盤蓋を制動しゆっくり回動させる。
付勢部材としては、例えば引張りコイルばね、ねじりコイルばね等が用いられる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る緩衝装置を備えたアップライトピアノの外観斜視図、図2は開蓋状態の鍵盤蓋の斜視図、図3は支持部材の取付構造を示す正面図である。図1において、アップライトピアノ1は、楽器本体2を構成する左右一対の親板3,3、各親板3,3に突設された一対の腕木4,4、これらの腕木4,4間に横架された棚板5、この棚板5の上面前端部に設けられた口棒6、上前板7、下前板8、天板9、図示しない底板等を備え、棚板5上に例えば88鍵からなる鍵盤10と、左右一対の拍子木11,11が配設されている。また、棚板5の上方には鍵盤部を覆う開閉自在な鍵盤蓋12が設けられている。この鍵盤蓋12は、後端が図示しない蝶番により鍵盤蓋奥14に上下方向に回動自在に枢着されることにより開閉角度が例えば130°程度で、閉蓋状態において前端部下面が口棒6の上面に当接することにより略水平な状態に保持され、最大角度開くと、前端部表面が前記上前板7に当接して支持される。
【0010】
また、鍵盤蓋12の両側面後端部には、図2および図3に示すように回転型の緩衝装置15がそれぞれ配設され、その回転軸17が支持部材18によって回転不能に支持されている。前記緩衝装置15は流体の粘性抵抗を利用したもので、図4に示すように円筒ケース19と、この円筒ケース19内に回動自在に配設された前記回転軸17とを備えている。円筒ケース19の内部は、2つの室、すなわち第1、第2の緩衝室20A,20Bに仕切られるとともに、非圧縮性のダンピングオイル21が封入されている。第1、第2の緩衝室20A,20Bは、円筒ケース19の内周面に中心に向かって設けた半径方向の仕切壁22と、回転軸17の周面に設けられ前記仕切壁22が挿入されるV字状の溝23によって形成されている。また、第1の緩衝室20Aと第2の緩衝室20Bは、仕切壁22に設けた連通孔25を介して互いに連通しダンピングオイル21の流通を可能にしている。ただし、ダンピングオイル21は、連通孔25に設けた逆止弁26によって第2の緩衝室20Bから第1の緩衝室20Aへの流通のみを許容され、第1の緩衝室20Aから第2の緩衝室20Bへの流通を阻止されている。
【0011】
前記回転軸17は、円筒ケース19内に水密性を保って嵌挿され、内端部が円筒ケース19の内径より僅かに小さい外径を有している。溝23の底部には、回転軸17の中心Oを中心とする円弧状の突部27が一体に突設されており、この突部27と前記仕切壁22の先端面との間に絞り流体通路28が形成されている。この流体通路28の断面積は、前記連通孔25の断面積より十分小さい。
【0012】
図4(a)に示す状態において、ケース19が時計方向または回転軸17が反時計方向に回動すると、第1の緩衝室20Aが負圧になり逆止弁26を開くので、第2の緩衝室20B内のダンピングオイル21は、その殆どが連通孔25を通って第1の緩衝室20A内に移動する。このとき、絞り流体通路28を通るダンピングオイル21の量は少ないので、粘性抵抗は小さい。反対に同図(c)の状態において、ケース19が反時計方向または回転軸17が時計方向に回動すると、第1の緩衝室20Aの容積が減少し、第2の緩衝室20Bが負圧になるため、第1の緩衝室20A内のダンピングオイル21は、絞り流体通路28を通って第2の緩衝室20B内に移動する。このとき、逆止弁26は開かないので、ダンピングオイル21の粘性抵抗は大きい。なお、図4(a)は鍵盤蓋12が完全に閉じた水平な状態における断面図で、この状態においては第1の緩衝室20Aの容積が殆ど零で、第2の緩衝室20B内にダンピングオイル21が移動している。同図(b)は、鍵盤蓋12が水平な状態と垂直な状態の中間に位置するときの断面図、同図(c)は鍵盤蓋12が垂直な状態における断面図で、このとき第2の緩衝室20Bの容積は殆ど零で、第1の緩衝室20A内にダンピングオイル21が移動している。同図(d)は鍵盤蓋が完全に開いた状態における断面図である。
【0013】
図3において、前記支持部材18は、上面に前記回転軸17を支持するU字状溝30を有し、腕木4の内側面に突設した水平な支持軸31によって回動自在に軸支されている。回転軸17の外端部は、支持部材18に対して遊転しないように長円形に形成されている。また、支持部材18は、引張りコイルばね32によって鍵盤蓋12の閉蓋方向(図3において反時計方向)に付勢されており、閉蓋時において腕木4の内側面に設けたストッパ33に当接している。引張りコイルばね32は、腕木4の内側面に形成した前後方向に長い長溝34内に配設されている。引張りコイルばね32のばね力は、開蓋操作時におけるダンピングオイル21の粘性抵抗より大きく設定されている。
【0014】
次に、このような構造からなる緩衝装置15の動作について説明する。
鍵盤蓋12の開閉角度は略130°で、閉蓋時に略水平な状態に保持されている。この状態において、回転軸17は図4(a)に示す状態に保持されることにより第1の緩衝室20Aの容積が略零で、第2の緩衝室20Bの容積は最大でダンピングオイル21を収容している。また、支持部材18は図3に示すようにストッパ33に圧接されている。
【0015】
この状態より鍵盤蓋12を徐々に開いていくと、ケース19は鍵盤蓋12と一体に図4(b)に示すように時計方向に回動する。ケース19が回動すると、第1の緩衝室20A内は負圧になり逆止弁26を開く。そのため、第2の緩衝室20B内のダンピングオイル21は連通孔25を通って第1の緩衝室20A内に移動するが、このときのダンピングオイル21の粘性抵抗は小さいので、緩衝装置15の鍵盤蓋12に対する制動力も小さい。一方、回転軸17は、支持部材18が前記粘性抵抗より大きなばね力を有する引張りコイルばね32によって鍵盤蓋12の開蓋方向とは反対方向に付勢されていることから回動せず、停止した状態を保持する。
【0016】
鍵盤蓋12が垂直な位置まで回動すると、ケース19は、図4(c)に示すように仕切壁22が回転軸17に設けた溝23の第2の緩衝室20B側溝壁に当接する。鍵盤蓋12を垂直な状態よりさらに後方に回動させると、ケース19も一体に回動して仕切壁22が第2の緩衝室20B側溝壁を押圧する。そのため、回転軸17は支持部材18を付勢している引張りコイルばね32のばね力に抗してケース19と一体に図4(d)に示すように時計方向に回動する。このとき、ケース19と回転軸17との相対位置関係は変化しないので、ダンピングオイル21の移動を生じず、緩衝装置15の鍵盤蓋12に対する制動力は零となる。そして、鍵盤蓋12は後方に所定角度傾くと、上前板7に当接して支持される。
【0017】
一方、緩衝装置15は閉蓋操作時において上記とは反対の動作をする。すなわち、図4(d)は鍵盤蓋12が完全に開いているときの状態を示す。この状態において、鍵盤蓋12を垂直な位置まで回動させると、ケース19は鍵盤蓋12と一体に反時計方向に回動するため、仕切壁22による回転軸17の係止状態を解除する。しかし、支持部材18は引張りコイルばね32の力により付勢されているため、回転軸17と一体にケース19と同方向に回動する。このとき、回転軸17とケース19の相対位置関係は変化せず、緩衝装置15は鍵盤蓋12に対して何等作用しない。したがって、垂直な状態になるまでは緩衝装置15が鍵盤蓋12に対して大きな負荷とならず、通常のピアノと同程度の力で回動させることができる。
【0018】
鍵盤蓋12が垂直な位置まで回動すると、支持部材18はストッパ33に当接することによりそれ以上の回動を阻止される。このため、回転軸17も回転を阻止される。一方、ケース19は鍵盤蓋12と一体に図4(b)の反時計方向に回動するため、第2の緩衝室20Bが負圧になり、第1の緩衝室20A内のダンピングオイル21が絞り流体通路28を通って第2の緩衝室20Bに移動する。このときの粘性抵抗は大きいので、緩衝装置15が大きな制動力で鍵盤蓋12を制動する。この場合、鍵盤蓋12は垂直な状態を過ぎると自重によって急速に回動落下しようとするが、大きな制動力が作用しているとゆっくりと回動し、口棒6との衝撃を小さくする。
【0019】
このように本発明による緩衝装置15にあっては、閉蓋操作時において鍵盤蓋12が完全に開いた状態から垂直な状態になるまでは回転軸17とケース19を一体に回動させることにより、鍵盤蓋12を制動しないようにしているので、大きな操作力を必要とせず、通常のピアノの鍵盤蓋と同様に軽く操作することができ、操作性を向上させることができる。また、垂直な状態を過ぎると、回転軸17を停止させ、ケース19のみを鍵盤蓋12と一体に回動させて大きな制動力を発生させるようにしているので、鍵盤蓋12は自重によって加速されずゆっくり回動して閉じ、口棒6に当接して大きな衝撃音を発することがない。
【0020】
図5〜図8は本発明の他の実施の形態を示す図で、図5は鍵盤蓋の側面図、図6は同鍵盤蓋の斜視図、図7は緩衝装置の側面図、図8は同緩衝装置の斜視図である。
この実施の形態においては、回転型緩衝装置15のケース19を楽器本体の一部を構成する鍵盤奥14の前端面両側部に固定し、鍵盤蓋12の開閉操作時に回転軸17を鍵盤蓋12が水平な状態から垂直な状態またはその逆の状態になるまでの期間だけ回動させるようにしている。そのため、回転軸17の突出端に部材40を固定し、この部材40を捩りコイルばね41によって鍵盤蓋12の開蓋方向に付勢し、その当接部40aを鍵盤蓋12の後端面に圧接している。
この場合、部材40と、鍵盤蓋12の前記当接部40aが当接する部位および捩りコイルばね41は、上記した実施の形態における支持部材18、ストッパ33および引張りコイルばね32にそれぞれ相当する。鍵盤蓋12は、後端が蝶番43に回動自在に枢着されている。その他の構成は上記した実施の形態と同一である。
【0021】
このような構造においても、上記した実施の形態と同様な効果が得られる。すなわち、緩衝装置15は、鍵盤蓋12の閉蓋状態において、図9(a)に示す状態に保持されている。鍵盤蓋12を徐々に開いていくと、部材40が捩りコイルばね41の力により鍵盤蓋12と一体的に回動するため、回転軸17もこの部材40と一体に図9(b)に示すように反時計方向に回動する。このとき、逆止弁26が開き、ダンピングオイル21が連通孔25を通って第1の緩衝室20Aに移動するため、粘性抵抗は小さい。鍵盤蓋12が垂直な状態になると、図9(c)に示すように仕切壁22が回転軸17に対してストッパとして機能するため、回転軸17はそれ以上の回動を阻止される。したがって、緩衝装置15は鍵盤蓋12に対して何等作用しない。一方、鍵盤蓋12は更に回動して最大角度位置に移動する。鍵盤蓋12が完全に開いた状態において、緩衝装置15は図9(c)に示す状態を保持する。
【0022】
一方、閉蓋操作時においては上記とは反対の動作をするため、鍵盤蓋12が垂直な状態になるまでは回転軸17が回動せず、垂直な状態を過ぎると鍵盤蓋12の後端面が部材40の当接部40aに当接して部材40および回転軸17を図9(b)において時計方向に回動させる。したがって、第1の緩衝室20A内のダンピングオイル21が絞り流体通路28を通って第2の緩衝室20B内に移動して緩衝装置15の鍵盤蓋12に対する制動力が大きくなり、鍵盤蓋12をゆっくり回動させる。
【0023】
図10は本発明の更に他の実施の形態を示す緩衝装置の斜視図である。
この実施の形態においては、回転型緩衝装置15の鍵盤蓋が閉じた位置から垂直な位置に移動したときケース19の側端面に設けた切欠からなる係止部45によって部材40の反時計方向の回動を阻止するようにしている。その他の構成は上記した実施の形態と全く同一である。そのため、部材40は、図示しないばねによって反時計方向に付勢されており、閉蓋時においては当接部40aが鍵盤蓋12の後端面が圧接されている。
このような構造においても、上記した実施の形態と同様な効果が得られることは明らかであろう。
【0024】
なお、上記した実施の形態においては、いずれも鍵盤蓋12を蝶番43によって回動自在に枢支した例を示したが、蝶番43を用いず、緩衝装置15の回転軸17によって鍵盤蓋12を回動自在に軸支するようにしてもよい。
また、緩衝装置15に用いられる流体としてはダンピングオイル21に限らず、鍵盤蓋12が軽い場合は空気を用いてもよい。また、支持部材18、部材40を付勢する付勢部材として引張りコイルばねと、捩りコイルばねを用いたが、圧縮コイルばね、さらにはゴム等の弾性部材を用いてもよい。
さらに、上記した実施の形態においては、いずれもアップライトピアノ1の鍵盤蓋12に適用したが、グランドピアノ、電子ピアノ等の鍵盤楽器で開閉角度が90°以上の鍵盤蓋にもそのまま適用することができる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る鍵盤楽器における鍵盤蓋の緩衝装置は、流体を封入したケースと、このケース内に嵌挿された回転軸とを備え、閉蓋操作時に前記流体の粘性抵抗により鍵盤蓋を制動する鍵盤楽器における鍵盤蓋の緩衝装置において、前記ケースを鍵盤蓋に固定し、楽器本体に前記回転軸を支持する回動自在な支持部材と、この支持部材を前記鍵盤蓋の閉蓋方向に付勢する付勢部材と、前記支持部材の前記閉蓋方向の回動を制限するストッパを設け、前記付勢部材の力を開蓋操作時における流体の粘性抵抗より大きく設定し、前記鍵盤蓋が完全に開いた状態から垂直な状態になるまでは回転軸をケースと一体的に回動させ、垂直な状態になると支持部材がストッパに当接することにより回転軸を停止させるようにしたので、鍵盤蓋を閉じるとき垂直な状態になるまでは鍵盤蓋を制動せず、そのため通常のピアノと同様に小さな操作力で操作することができ、垂直な状態を過ぎると、制動するため鍵盤蓋が自重によって加速されず静かに閉じ、口棒に激しく当接したり、指を挟んだりするおそれがなく、操作性を向上させることができる。
【0026】
また、本発明は、流体を封入したケースと、このケース内に嵌挿された回転軸とを備え、閉蓋操作時に前記流体の粘性抵抗により鍵盤蓋を制動する鍵盤楽器における鍵盤蓋の緩衝装置において、前記ケースを鍵盤蓋と楽器本体との間に装着し、前記回転軸に部材を設け、この部材を付勢部材によって前記鍵盤蓋の開蓋方向に付勢し、前記鍵盤蓋が完全に開いた状態から垂直な状態になるまでは回転軸をケースの内部構造または前記部材により停止させ、垂直な状態を過ぎると前記鍵盤蓋が回転軸を前記付勢部材に抗して流体の粘性抵抗が大きくなる方向に回動させるようにしたので、上記した発明と同様な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る鍵盤蓋開閉装置を備えたアップライトピアノの外観斜視図である。
【図2】 開蓋状態の鍵盤蓋の斜視図である。
【図3】 支持部材の取付構造を示す正面図である。
【図4】 (a)〜(d)は緩衝装置の動作を説明するための図である。
【図5】 本発明の他の実施の形態を示す鍵盤蓋の側面図である。
【図6】 同鍵盤蓋の斜視図である。
【図7】 緩衝装置の側面図である。
【図8】 同緩衝装置の斜視図である。
【図9】 (a)〜(c)は緩衝装置の動作を説明するための図である。
【図10】 本発明の更に他の実施の形態を示す緩衝装置の斜視図である。
【符号の説明】
1…アップライトピアノ、2…楽器本体、3…親板、4…腕木、5…棚板、6…口棒、10…鍵盤、12…鍵盤蓋、14…鍵盤蓋奥、15…回転型緩衝装置、17…回転軸、18…支持部材、19…ケース、20A,20B…第1、第2の緩衝室、21…ダンピングオイル、22…仕切壁、23…溝、25…連通孔、26…逆止弁、28…絞り流体通路、32…引張りコイルばね、33……ストッパ、40…部材、41…捩りコイルばね。

Claims (2)

  1. 流体を封入したケースと、このケース内に嵌挿された回転軸とを備え、閉蓋操作時に前記流体の粘性抵抗により鍵盤蓋を制動する鍵盤楽器における鍵盤蓋の緩衝装置において、
    前記ケースを鍵盤蓋に固定し、楽器本体に前記回転軸を支持する回動自在な支持部材と、この支持部材を前記鍵盤蓋の閉蓋方向に付勢する付勢部材と、前記支持部材の前記閉蓋方向の回動を制限するストッパを設け、前記付勢部材の力を開蓋操作時における流体の粘性抵抗より大きく設定し、前記鍵盤蓋が完全に開いた状態から垂直な状態になるまでは回転軸をケースと一体的に回動させ、垂直な状態になると支持部材がストッパに当接することにより回転軸を停止させることを特徴とする鍵盤楽器における鍵盤蓋の緩衝装置。
  2. 流体を封入したケースと、このケース内に嵌挿された回転軸とを備え、閉蓋操作時に前記流体の粘性抵抗により鍵盤蓋を制動する鍵盤楽器における鍵盤蓋の緩衝装置において、
    前記ケースを前記鍵盤蓋と楽器本体との間に装着し、前記回転軸に部材を設け、この部材を付勢部材によって前記鍵盤蓋の開蓋方向に付勢し、前記鍵盤蓋が完全に開いた状態から垂直な状態になるまでは回転軸をケースの内部構造または前記部材により停止させ、垂直な状態を過ぎると前記鍵盤蓋が回転軸を前記付勢部材に抗して流体の粘性抵抗が大きくなる方向に回動させることを特徴とする鍵盤楽器における鍵盤蓋の緩衝装置。
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