JP2601580B2 - 可撓性プリント基板の両面実装方法 - Google Patents
可撓性プリント基板の両面実装方法Info
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- JP2601580B2 JP2601580B2 JP3208049A JP20804991A JP2601580B2 JP 2601580 B2 JP2601580 B2 JP 2601580B2 JP 3208049 A JP3208049 A JP 3208049A JP 20804991 A JP20804991 A JP 20804991A JP 2601580 B2 JP2601580 B2 JP 2601580B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed circuit
- circuit board
- flexible printed
- terminal
- reinforcing plate
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3415—Surface mounted components on both sides of the substrate or combined with lead-in-hole components
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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- H05K3/3447—Lead-in-hole components
Landscapes
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、可撓性プリント基板
（ＦＰＣ：Flexible Printed Circuit) の両面に部品を
堅固に取り付け可能にする両面実装方法に関する。
（ＦＰＣ：Flexible Printed Circuit) の両面に部品を
堅固に取り付け可能にする両面実装方法に関する。
【０００２】電子装置の小型化、軽量化指向に伴って、
屈曲性に富んだ薄いフィルムベースの可撓性プリント基
板の使用が増加しているが、スライドスイッチや押しボ
タンスイッチなどの手動操作部品を取り付けるには機械
的強度が不十分であり、ぐらつきや、基板の破損などを
生じやすい。そのため、補強板を用いるなど、機械的強
度を高めるための何らかの工夫が必要とされる。
屈曲性に富んだ薄いフィルムベースの可撓性プリント基
板の使用が増加しているが、スライドスイッチや押しボ
タンスイッチなどの手動操作部品を取り付けるには機械
的強度が不十分であり、ぐらつきや、基板の破損などを
生じやすい。そのため、補強板を用いるなど、機械的強
度を高めるための何らかの工夫が必要とされる。
【０００３】本発明は、特に可撓性プリント基板の両面
に手動操作部品を取り付ける場合の簡単な実装方法を提
供するものである。
に手動操作部品を取り付ける場合の簡単な実装方法を提
供するものである。
【０００４】
【従来の技術】図３は、従来の補強板を用いた可撓性プ
リント基板（ＦＰＣ）への部品実装方法の例を示す。
リント基板（ＦＰＣ）への部品実装方法の例を示す。
【０００５】図３において、１は可撓性プリント基板、
２はプリント配線部、３はコネクタ部、４は部品の端子
を貫挿する端子孔、５は折り曲げ部、６は切欠き部、７
は絶縁材料でできた補強板、８は実装部品のスライドス
イッチ、９は実装部品の押しボタンスイッチ、１０は端
子である。
２はプリント配線部、３はコネクタ部、４は部品の端子
を貫挿する端子孔、５は折り曲げ部、６は切欠き部、７
は絶縁材料でできた補強板、８は実装部品のスライドス
イッチ、９は実装部品の押しボタンスイッチ、１０は端
子である。
【０００６】１枚の可撓性プリント基板１の表裏両面に
それぞれスライドスイッチ８と押しボタンスイッチ９を
取り付けるため、１枚の補強板７が可撓性プリント基板
１に接着され、その表裏両面に部品が搭載される。
それぞれスライドスイッチ８と押しボタンスイッチ９を
取り付けるため、１枚の補強板７が可撓性プリント基板
１に接着され、その表裏両面に部品が搭載される。
【０００７】可撓性プリント基板１は、折り曲げ部５に
おいて折り曲げられ、補強板７を両側から狭むように延
在している。しかし押しボタンスイッチ９を取り付ける
際に邪魔にならないように、押しボタンスイッチ９の取
り付け領域に対応する切欠き部６が設けられている。
おいて折り曲げられ、補強板７を両側から狭むように延
在している。しかし押しボタンスイッチ９を取り付ける
際に邪魔にならないように、押しボタンスイッチ９の取
り付け領域に対応する切欠き部６が設けられている。
【０００８】実装されるスライドスイッチ８と押しボタ
ンスイッチ９の各端子１０は、それぞれ補強板７中に設
けられている図示されていない端子孔を通して可撓性プ
リント基板の端子孔４中に貫挿され、プリント配線部２
のランドにハンダ付けされる。
ンスイッチ９の各端子１０は、それぞれ補強板７中に設
けられている図示されていない端子孔を通して可撓性プ
リント基板の端子孔４中に貫挿され、プリント配線部２
のランドにハンダ付けされる。
【０００９】補強板７は、装置のフレーム等にネジ止め
されることによって全体が堅固に保持され、スライドス
イッチ８や押しボタンスイッチ９のぐらつきをなくすと
ともに、可撓性プリント基板１の破損を防止している。
されることによって全体が堅固に保持され、スライドス
イッチ８や押しボタンスイッチ９のぐらつきをなくすと
ともに、可撓性プリント基板１の破損を防止している。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】従来の補強板を使用す
る可撓性プリント基板の両面部品実装方法では、１枚の
可撓性プリント基板を折り曲げる必要があり、また実装
部品の点数が多くなると切欠き部の数や面積が増加する
ため、可撓性プリント基板の形状が複雑化して、プリン
ト配線パターンの設計が困難になった。
る可撓性プリント基板の両面部品実装方法では、１枚の
可撓性プリント基板を折り曲げる必要があり、また実装
部品の点数が多くなると切欠き部の数や面積が増加する
ため、可撓性プリント基板の形状が複雑化して、プリン
ト配線パターンの設計が困難になった。
【００１１】また可撓性プリント基板への補強板の接着
では精度を出すのが困難である上に、折り曲げ部の飛び
出し寸法の考慮が必要であり、さらに折り曲げの応力に
よる接着のはがれが生じやすいという問題があった。
では精度を出すのが困難である上に、折り曲げ部の飛び
出し寸法の考慮が必要であり、さらに折り曲げの応力に
よる接着のはがれが生じやすいという問題があった。
【００１２】本発明は、可撓性プリント基板への部品の
両面実装において、設計および製造を容易にするととも
に、信頼性を向上させることを目的としている。
両面実装において、設計および製造を容易にするととも
に、信頼性を向上させることを目的としている。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明は、可撓性プリン
ト基板に折り曲げ部や大きな切欠き部を設けることなし
に容易に部品の両面実装を可能にするもので、そのため
補強板を可撓性プリント基板の各面別々に設けるもので
ある。しかし基板の両面に補強板を設けると、実装部品
の端子ハンダ付け面が隠れるため、補強板に適当な窓孔
を設けて、端子ハンダ付け面が露出されるようにする。
ト基板に折り曲げ部や大きな切欠き部を設けることなし
に容易に部品の両面実装を可能にするもので、そのため
補強板を可撓性プリント基板の各面別々に設けるもので
ある。しかし基板の両面に補強板を設けると、実装部品
の端子ハンダ付け面が隠れるため、補強板に適当な窓孔
を設けて、端子ハンダ付け面が露出されるようにする。
【００１４】図１は、本発明の原理説明図であり、本発
明による可撓性プリント基板の両面実装方法を例示的方
法で示したものである。図１において、１は、可撓性プ
リント基板である。
明による可撓性プリント基板の両面実装方法を例示的方
法で示したものである。図１において、１は、可撓性プ
リント基板である。
【００１５】２は、プリント基板上に形成されたプリン
ト配線部であり、両面に設けられている。３は、コネク
タ部である。
ト配線部であり、両面に設けられている。３は、コネク
タ部である。
【００１６】７、７′は、それぞれ可撓性プリント基板
１の表裏各面用の補強板であり、絶縁材料でつくられ、
プリント基板の各側に接着される。８は、実装部品の例
のスライドスイッチである。
１の表裏各面用の補強板であり、絶縁材料でつくられ、
プリント基板の各側に接着される。８は、実装部品の例
のスライドスイッチである。
【００１７】９は、実装部品の例の押しボタンスイッチ
である。１０は、各スイッチ８および９の端子である。
１１、１１′は、それぞれ補強板７、７′に設けられた
端子孔であり、スイッチ８、９の各端子１０が貫挿され
る。
である。１０は、各スイッチ８および９の端子である。
１１、１１′は、それぞれ補強板７、７′に設けられた
端子孔であり、スイッチ８、９の各端子１０が貫挿され
る。
【００１８】１２、１２′は、それぞれ補強板７、７′
に設けられた窓孔であり、可撓性プリント基板１のプリ
ント配線部２に押しボタンスイッチ９の端子１０および
スライドスイッチ８の端子１０をハンダ付け接続するの
を可能にする。
に設けられた窓孔であり、可撓性プリント基板１のプリ
ント配線部２に押しボタンスイッチ９の端子１０および
スライドスイッチ８の端子１０をハンダ付け接続するの
を可能にする。
【００１９】
【作用】図１に示されるように、可撓性プリント基板の
両側に実装される部品は、各側の補強板上に取り付けら
れる。一方の側の補強板上の部品の取り付け領域に対向
する他側の補強板の領域には窓孔が設けられている。各
部品の端子は、補強板中の端子孔を通ってプリント基板
の反対側に突き抜け、そこでプリント配線部にハンダ付
けされる。
両側に実装される部品は、各側の補強板上に取り付けら
れる。一方の側の補強板上の部品の取り付け領域に対向
する他側の補強板の領域には窓孔が設けられている。各
部品の端子は、補強板中の端子孔を通ってプリント基板
の反対側に突き抜け、そこでプリント配線部にハンダ付
けされる。
【００２０】本発明によれば、補強板は、プリント基板
の両側に設けられるため、従来方法のようにプリント基
板自体を折り曲げて補強板の両側に延在させたり、プリ
ント基板に切欠き部を設ける必要はなくプリント配線パ
ターン設計上の制約は著しく減少する。
の両側に設けられるため、従来方法のようにプリント基
板自体を折り曲げて補強板の両側に延在させたり、プリ
ント基板に切欠き部を設ける必要はなくプリント配線パ
ターン設計上の制約は著しく減少する。
【００２１】
【実施例】図２により本発明の実施例を説明する。図２
の（ａ）ないし（ｃ）は、図１に示した本発明による実
施方法の例に対応するもので、図２（ａ）は上面図、図
２（ｂ）は下面図、図２（ｃ）は図２（ａ）および
（ｂ）の１点鎖線Ａ−Ａにおける破断断面図である。
の（ａ）ないし（ｃ）は、図１に示した本発明による実
施方法の例に対応するもので、図２（ａ）は上面図、図
２（ｂ）は下面図、図２（ｃ）は図２（ａ）および
（ｂ）の１点鎖線Ａ−Ａにおける破断断面図である。
【００２２】図２（ａ）に示されるように、窓孔１２に
は、図２（ｂ）の押しボタンスイッチ９の端子１０とそ
のハンダ付け部１３が露出されている。同様に、図２
（ｂ）の窓孔１２′には、図２（ａ）のスライドスイッ
チ８の端子１０とそのハンダ付け部１３とが露出されて
いる。
は、図２（ｂ）の押しボタンスイッチ９の端子１０とそ
のハンダ付け部１３が露出されている。同様に、図２
（ｂ）の窓孔１２′には、図２（ａ）のスライドスイッ
チ８の端子１０とそのハンダ付け部１３とが露出されて
いる。
【００２３】また図２（ｃ）に示されるように、補強板
７と補強板７′とは、それぞれ接着層１４、１４′によ
って可撓性プリント基板１に固着されている。各補強板
７、７′と可撓性プリント基板１との間の位置決めは、
折り曲げ部が存在しないため各面ごとに独立して位置決
めすればよく、高い位置決め精度が容易に得られる。
７と補強板７′とは、それぞれ接着層１４、１４′によ
って可撓性プリント基板１に固着されている。各補強板
７、７′と可撓性プリント基板１との間の位置決めは、
折り曲げ部が存在しないため各面ごとに独立して位置決
めすればよく、高い位置決め精度が容易に得られる。
【００２４】実装部品としては手動スイッチのほか任意
のものを適用することができ、その個数も任意とするこ
とができる。補強材に設ける窓孔は、ハンダ付け工程が
円滑に実行できる大きさであればよく、いくつかの部品
のものをまとめたり、あるいは分割したりすることがで
きる。それらは補強材の加工性や機械的強度等を考慮し
て適当な大きさおよび形状に設定することができる。
のものを適用することができ、その個数も任意とするこ
とができる。補強材に設ける窓孔は、ハンダ付け工程が
円滑に実行できる大きさであればよく、いくつかの部品
のものをまとめたり、あるいは分割したりすることがで
きる。それらは補強材の加工性や機械的強度等を考慮し
て適当な大きさおよび形状に設定することができる。
【００２５】
【発明の効果】本発明によれば、従来の仕様の可撓性プ
リント基板に２枚の補強板を付加するだけで両面実装を
簡単に実現することができる。特に従来の実装方法にく
らべて可撓性プリント基板の形状を単純化できるため配
線パターンの引きまわしが容易となり、また折り曲げが
不要となるため位置決め精度が向上し、信頼性が改善さ
れるとともに、コストの低減が可能となる。
リント基板に２枚の補強板を付加するだけで両面実装を
簡単に実現することができる。特に従来の実装方法にく
らべて可撓性プリント基板の形状を単純化できるため配
線パターンの引きまわしが容易となり、また折り曲げが
不要となるため位置決め精度が向上し、信頼性が改善さ
れるとともに、コストの低減が可能となる。
【図１】本発明の原理説明図である。
【図２】本発明実施例の説明図である。
【図３】従来の実装方法の説明図である。
１ 可撓性プリント基板 ２ プリント配線部 ３ コネクタ部 ７、７′ 補強板 ８ スライドスイッチ ９ 押しボタンスイッチ １０ 端子 １１ １１′ 端子孔 １２ １２′ 窓孔
Claims (1)
- 【請求項１】 両面にプリント配線を有する１枚の可撓
性プリント基板の各面に、少なくともその面の部品取り
付け領域を覆うように補強板を接着し、 前記補強板は、取り付け部品の端子を貫挿するための端
子孔と、可撓性プリント基板の他面に取り付けられる部
品の取り付け領域に対応する大きさの窓孔とを有するも
のであり、 前記可撓性プリント基板の各面に接着された補強板のそ
れぞれに設けられた端子孔に定められた部品の端子を貫
挿し、他面の補強板に設けられた対向する窓孔内に突出
する前記部品の端子と当該面のプリント配線とをハンダ
付け接続することを特徴とする可撓性プリント基板の両
面実装方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3208049A JP2601580B2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 可撓性プリント基板の両面実装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3208049A JP2601580B2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 可撓性プリント基板の両面実装方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0548238A JPH0548238A (ja) | 1993-02-26 |
| JP2601580B2 true JP2601580B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=16549800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3208049A Expired - Lifetime JP2601580B2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 可撓性プリント基板の両面実装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2601580B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3677869B2 (ja) * | 1996-05-30 | 2005-08-03 | ヤマハ株式会社 | 鍵盤楽器における鍵盤蓋の緩衝装置 |
| US5942702A (en) * | 1997-08-06 | 1999-08-24 | Yamaha Corporation | Keyboard musical instrument having fall-board assembled with case by means of oldham's coupling |
| JP2004133085A (ja) | 2002-10-09 | 2004-04-30 | Yamaha Corp | 鍵盤楽器における鍵盤蓋の係止装置 |
| US10080282B2 (en) | 2016-02-16 | 2018-09-18 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Flexible printed circuit and electronic apparatus |
| JP6611203B2 (ja) * | 2017-10-20 | 2019-11-27 | Ｎｅｃプラットフォームズ株式会社 | モジュール、サーバ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59181593A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-16 | 株式会社リコー | フレキシブルプリント板への部品実装構造 |
-
1991
- 1991-08-20 JP JP3208049A patent/JP2601580B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0548238A (ja) | 1993-02-26 |
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