JP3667442B2 - 電解イオン水供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電解槽にて生成したアルカリ性イオン水と酸性イオン水を各導水管を通して各貯水タンクに貯えた後に、各貯水タンクに付設した各注水手段により給水可能とした電解イオン水供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の電解イオン水供給装置は、例えば実開昭64−32797号公報に示されていて、同公報の電解イオン水供給装置においては、電解槽にて生成したアルカリ性イオン水と酸性イオン水を各貯水タンクに導く各導水管の途中に排水(ドレイン)可能な電磁式の三方弁がそれぞれ介装されており、これら各三方弁の作動が電解槽への電圧印加極性を反転させるコントローラによって制御されるようになっていて、コントローラが電解槽への電圧印加極性を反転させて電解槽内に付着したスケールを除去する場合には、電解槽にて生成したアルカリ性イオン水と酸性イオン水が各三方弁を通して系外に排出されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報の電解イオン水供給装置においては、コントローラが電解槽への電圧印加極性を反転させて電解槽内に付着したスケールを除去する場合、通常時にアルカリ性イオン水が流れる導水管の三方弁に至る部位に付着しているカルシウム、マグネシウム等のスケールをも酸性イオン水により溶解除去することができるものの、通常時にアルカリ性イオン水が流れる三方弁より下流の導水管および貯水タンク並びに注出管に付着しているカルシウム、マグネシウム等のスケールは除去できず、長期間の使用により特に各管の内壁に付着して堆積するスケールにより管路抵抗が順次増大するといった問題が生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記した問題に対処すべくなされたものであり、電解槽にて生成したアルカリ性イオン水と酸性イオン水を各導水管を通して各貯水タンクに貯えた後に、各貯水タンクに付設した各注水手段により給水可能とした電解イオン水供給装置において、前記各貯水タンクに同タンク内の各イオン水を全量排出可能な排水手段を設け、前記電解槽の通電制御装置に同電解槽への電圧印加極性を正状態または逆状態とする極性切換手段を設け、前記各注水手段の注出口に近接して前記各注水手段により供給される各イオン水の種別を前記電解槽への電圧印加極性に基づいて報知する報知手段を設けて、前記極性切換手段によって前記電解槽への電圧印加極性が切り換えられるとき、前記各貯水タンクから各イオン水が前記排水手段により全量排出された後に、前記電解槽から前記各貯水タンクに逆性イオン水(逆性イオン水とは酸性イオン水に対してアルカリ性イオン水でありアルカリ性イオン水に対して酸性イオン水である)がそれぞれ供給されるようにした。
【0005】
【発明の作用効果】
本発明による電解イオン水供給装置においては、極性切換手段によって電解槽への電圧印加極性を正状態または逆状態とすることが可能であり、しかも電圧印加極性が正状態から逆状態またはその逆に切り換えられるとき、前記各貯水タンクから各イオン水が排水手段により全量排出された後に、極性切換手段により電圧印加極性を切り換えられた電解槽から各貯水タンクに逆性イオン水がそれぞれ供給されるとともに、電解槽への電圧印加極性に基づいて各注水手段の注出口に近接して設けた報知手段が各注水手段により供給される各イオン水の種別を報知する。
【0006】
したがって、極性切換手段によって電解槽への電圧印加極性が切り換えられるときには、その切換前にアルカリ性イオン水が流れていた部位には酸性イオン水が流れ、また酸性イオン水が流れていた部位にはアルカリ性イオン水が流れることとなり、切換前にアルカリ性イオン水が流れていた部位に付着しているカルシウム、マグネシウム等のスケールを酸性イオン水により溶解除去でき、長期間の使用に際しても電解槽から各注水手段の注出口に至る間の各管の内壁にスケールが設定値以上に付着堆積することはなく、各管の管路抵抗が異常に増大するのを防止することが可能である。
【0007】
また、このとき(極性切換手段によって電解槽への電圧印加極性が切り換えられるとき)にも、電解槽への電圧印加極性に基づいて各注水手段の注出口に近接して設けた報知手段が各注水手段により供給される各イオン水の種別を報知するため、切換前にアルカリ性イオン水が供給される注水手段によって酸性イオン水が供給されるとともに、切換前に酸性イオン水が供給される注水手段によってアルカリ性イオン水が供給されることを使用者に知らせることができ、各注出口から供給される各イオン水の誤使用を未然に防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明による電解イオン水供給装置を示していて、この電解イオン水供給装置は、給水装置10を通して各流入口21,22に供給される原水を電気分解してアルカリ性イオン水と酸性イオン水を生成し各流出口23,24から流出させる通水式の電解槽20を備えるとともに、この電解槽20の各流出口23,24に各導水管31,32を介して接続された一対の貯水タンク40,50を備えていて、各貯水タンク40,50の給水口41,51には各注水装置60,70が接続され、また各貯水タンク40,50の排水口42,52には各排水装置80,90が接続されている。
【0009】
給水装置10は、水道管(図示省略)に接続されるとともに電解槽20の各流入口21,22に接続される給水管11と、この給水管11に介装した給水バルブ12によって構成されている。給水バルブ12は、常閉型の電磁開閉式バルブであり、制御装置100からの開信号によって開状態とされ閉信号によって閉状態とされるようになっている。
【0010】
電解槽20は、一対の流入口21,22と一対の流出口23,24を有する槽本体25と、この槽本体25内に対向配設した第1及び第2の電極26,27と、これら両電極26,27間に配設されて各電極26,27を収容する各電極室R1,R2を形成する隔膜28によって構成されていて、電極室R1には流入口21と流出口23が連通し、電極室R2には流入口22と流出口24が連通している。各電極26,27は、極性切換装置101を介して直流電源102に接続されている。極性切換装置101は、両電極26,27への電圧印加極性を正状態(電極26をプラスとし電極27をマイナスとする状態)または逆状態(電極26をマイナスとし電極27をプラスとする状態)とするものであり、制御装置100からの正信号によって正状態とされ逆信号によって逆状態とされるようになっている。直流電源102は、制御装置100によってON−OFFを制御されるようになっていて、制御装置100からのON信号によってON状態(通電可能状態)とされOFF信号によってOFF状態(通電不能状態)とされるようになっている。
【0011】
貯水タンク40は、導水管31を通して供給されるイオン水を貯えるものであり、給水口41と排水口42を備えるとともに、オーバーフロー排水管43を備えていて、所定の低水位を検出する低水位センサ44が設けられるとともに、所定の高水位を検出する高水位センサ45が設けられている。一方、貯水タンク50は、導水管32を通して供給されるイオン水を貯えるものであり、給水口51と排水口52を備えるとともに、オーバーフロー排水管53を備えていて、所定の低水位を検出する低水位センサ54が設けられるとともに、所定の高水位を検出する高水位センサ55が設けられている。各水位センサ44,45,54,55は電気制御装置100に検出信号を出力するようになっている。
【0012】
注水装置60は、貯水タンク40の給水口41に接続された注出管61と、この注出管61に介装した注出バルブ62によって構成されている。注出バルブ62は、常閉型の電磁開閉式バルブであり、制御装置100からの開信号によって開状態とされ閉信号によって閉状態とされるようになっている。また、注出管61の注出口61aに近接して酸表示の赤ランプL1とアルカリ表示の青ランプL2が配設されていて、各ランプL1,L2は制御装置100からのON信号によって点灯状態とされOFF信号によって消灯状態とされるようになっている。
【0013】
一方、注水装置70は、貯水タンク50の給水口51に接続された注出管71と、この注出管71に介装した注出バルブ72によって構成されている。注出バルブ72は、常閉型の電磁開閉式バルブであり、制御装置100からの開信号によって開状態とされ閉信号によって閉状態とされるようになっている。また、注出管71の注出口71aに近接して酸表示の赤ランプL3とアルカリ表示の青ランプL4が配設されていて、各ランプL3,L4は制御装置100からのON信号によって点灯状態とされOFF信号によって消灯状態とされるようになっている。
【0014】
排水装置80は、貯水タンク40の排水口42に接続されるとともにオーバーフロー排水管43の途中に接続された排水管81と、この排水管81に介装した排水バルブ82によって構成されている。排水バルブ82は、常閉型の電磁開閉式バルブであり、制御装置100からの開信号によって開状態とされ閉信号によって閉状態とされるようになっている。一方、排水装置90は、貯水タンク50の排水口52に接続されるとともにオーバーフロー排水管53の途中に接続された排水管91と、この排水管91に介装した排水バルブ92によって構成されている。排水バルブ92は、常閉型の電磁開閉式バルブであり、制御装置100からの開信号によって開状態とされ閉信号によって閉状態とされるようになっている。
【0015】
制御装置100は、上記した給水バルブ12と各水位センサ44,45,54,55と各注出バルブ62,72と各排水バルブ82,92と各ランプL1,L2,L3,L4と極性切換装置101と直流電源102に接続されるとともに、始動−停止用のON−OFFスイッチ103と極性切換用の切換スイッチ104と一対の注出用の押しボタンスイッチ(ON−OFFスイッチ)105,106に接続されていて、各スイッチ103,104,105,106の操作によって以下に説明する各作動が得られるようになっている。
【0016】
上記のように構成した本実施形態の電解イオン水供給装置においては、切換スイッチ104が正または逆状態とされている状態にて、ON−OFFスイッチ103をOFF(給水バルブ12と各排水バルブ82,92が閉じた状態に維持され、また直流電源102がOFF状態、すなわち電極26,27に所定の直流電圧を印加しない状態とされている)からONに操作すると、以下に示す▲1▼及び▲2▼の各作動が順次得られるとともに、▲3▼の作動が繰り返し得られて、両貯水タンク40,50内の水位が低水位(低水位センサ44,54によって検出される水位)と高水位(高水位センサ45,55によって検出される水位)間に維持される。
【0017】
▲1▼両排水バルブ82,92が開き設定時間保持された後に閉じる(これによって両貯水タンク40,50内のイオン水が全て排出される)とともに、両低水位センサ44,54のOFFを条件に両注出バルブ62,72が開き所定時間後に閉じ(これによって両注出管61,71内のイオン水が全て排出される)、その後に両注出バルブ62,72が作動不能状態(各注出用の押しボタンスイッチ105,106をON操作しても各注出バルブ62,72が作動しない状態)に維持される。
【0018】
▲2▼次いで給水バルブ12が開くとともに直流電源102がON状態(電極26,27に所定の直流電圧を印加する状態)となり、電解槽20にて各イオン水が生成されて各導水管31,32を通して各貯水タンク40,50へと導かれ、各貯水タンク40,50に各イオン水が貯えられる。かくして、各貯水タンク40,50内の水位が低水位まで上昇して、両低水位センサ44,54がONとなると、両注水バルブ62,72の作動不能状態が解除されて作動可能状態(各注出用の押しボタンスイッチ105,106をON操作すると各注出バルブ62,72が作動する状態)となるとともに、切換スイッチ104の状態に応じて各ランプL1またはL2とL3またはL4が点灯する。すなわち、切換スイッチ104が正状態であるときには、貯水タンク40に酸性イオン水が貯えられるとともに貯水タンク50にアルカリ性イオン水が貯えられるため、青ランプL2と赤ランプL3が消灯した状態で赤ランプL1と青ランプL4が点灯し、また切換スイッチが逆状態であるときには、貯水タンク40にアルカリ性イオン水が貯えられるとともに貯水タンク50に酸性イオン水が貯えられるため、赤ランプL1と青ランプL4が消灯した状態で青ランプL2と赤ランプL3が点灯する。
【0019】
▲3▼また、両高水位センサ45,55がONとなると、給水バルブ12が閉じるとともに直流電源102がOFFとなり電解槽20での各イオン水の生成が中断する。ところで、各貯水タンク40,50内のイオン水が使用により減少して何れか一方の低水位センサ44,54がOFFになると、給水バルブ12が開くとともに直流電源102がONとなり、電解槽20にて各イオン水が再び生成されて各貯水タンク40,50へと導かれる。
【0020】
また、上記したON−OFFスイッチ103のON状態にて、電解槽20への電圧印加極性を切り換えるべく切換スイッチ104を正から逆または逆から正状態に切り換え操作すると、電解イオン水の生成作動時であれば給水バルブ12が閉じるとともに直流電源102がOFFとなって電解槽20での各イオン水の生成が中断した状態とされ、また電解イオン水の生成中断時であればその状態が維持され、かかる生成中断状態にて極性切換装置101により電圧印加極性が反転され、また両排水バルブ82,92が開き設定時間保持された後に閉じる(これによって貯水タンク40,50内のイオン水が全て排出される)とともに、両低水位センサ44,54のOFFを条件に注出バルブ62,72が開き所定時間後に注出バルブ62,72が閉じ(これによって注出管61,71内のイオン水が全て排出される)、その後に両注出バルブ62,72が作動不能状態に維持されるとともに全てのランプL1,L2,L3,L4が消灯される。次いで上記▲2▼及び▲3▼の各作動が同様に得られる。なお、上記した電圧印加極性の反転動作は、両排水バルブ82,92が開いた後に閉じるとともに、両注出バルブ62,72が開いた後に閉じるという作動の後に行われるようにして、実施することも可能である。
【0021】
また、当該電解イオン水供給装置を停止すべくON−OFFスイッチ103をONからOFFに操作すると、電解イオン水の生成作動時であれば給水バルブ12が閉じるとともに直流電源102がOFFとなり電解槽20での各イオン水の生成が中断した状態とされ、また電解イオン水の生成中断時であればその状態が維持され、また各ランプL1,L2,L3,L4の点灯消灯状態が維持される。かかる状態では、各注出用の押しボタンスイッチ105,106をON操作すると各注出バルブ62,72が開く状態(作動可能状態)であるため、各貯水タンク40,50内の各イオン水を使用することが可能であるものの、各貯水タンク40,50内のイオン水が使用により減少して何れか一方の低水位センサ44,54がOFFになると、両注出バルブ62,72が作動不能状態とされて維持されるとともに全てのランプL1,L2,L3,L4が消灯される。
【0022】
以上の説明から明らかなように、本実施形態においては、電圧印加極性が正状態から逆状態またはその逆に切り換えられるとき、各貯水タンク40,50から各イオン水が排水装置80,90により全量排出された後に、極性切換装置101により電圧印加極性を切り換えられた電解槽20から各貯水タンク40,50に逆性イオン水がそれぞれ供給されるとともに、電解槽20への電圧印加極性に基づいて各注水装置60,70の注出口61a,71aに近接して設けた各ランプL1,L2,L3,L4が各注水装置60,70により供給される各イオン水の種別を報知する。
【0023】
したがって、極性切換装置101によって電解槽20への電圧印加極性が切り換えられるときには、その切換前にアルカリ性イオン水が流れていた部位には酸性イオン水が流れ、また酸性イオン水が流れていた部位にはアルカリ性イオン水が流れることとなり、切換前にアルカリ性イオン水が流れていた部位に付着しているカルシウム、マグネシウム等のスケールを酸性イオン水により溶解除去でき、長期間の使用に際しても電解槽20から各注水装置60,70の注出口61a,71aに至る間の各管の内壁にスケールが設定値以上に付着堆積することはなく、各管の管路抵抗が異常に増大するのを防止することが可能である。
【0024】
また、このとき(極性切換装置101によって電解槽20への電圧印加極性が切り換えられるとき)にも、電解槽20への電圧印加極性に基づいて各注水装置60,70の注出口61a,71aに近接して設けた各ランプL1,L2,L3,L4が各注水装置60,70により供給される各イオン水の種別を報知するため、切換前にアルカリ性イオン水が供給される注水装置60または70によって酸性イオン水が供給されるとともに、切換前に酸性イオン水が供給される注水装置70または60によってアルカリ性イオン水が供給されることを使用者に知らせることができ、各注出口61a,71aから供給される各イオン水の誤使用を未然に防止することができる。
【0025】
上記実施形態においては、各注出バルブ62,72と排水バルブ82,92が電気制御装置100によって制御されるように構成して、極性切換装置101によって電解槽20への電圧印加極性が切り換えられるとき、各貯水タンク40,50及び各注出管61,71から各イオン水が自動的に排出されるようにしたが、各注出バルブ62,72と各排水バルブ82,92を手動バルブとして、極性切換装置101によって電解槽20への電圧印加極性が切り換えられるときに、各注出バルブ62,72と各排水バルブ82,92を手動にて開いて各貯水タンク40,50及び各注出管61,71から各イオン水を排出するようにして本発明を実施することも可能である。なお、この場合には、押しボタンスイッチ105,106が不要であり、また切換スイッチ104を操作する前にON−OFFスイッチ103をOFF操作し、その後に各注出バルブ62,72と各排水バルブ82,92を手動にて開いて各貯水タンク40,50及び各注出管61,71から各イオン水を排出し、その後に切換スイッチ104を操作して電解槽20への電圧印加極性を切り換え、各貯水タンク40,50及び各注出管61,71から各イオン水が全量排出された後に各注出バルブ62,72と各排水バルブ82,92を手動にて閉じ、最後にON−OFFスイッチ103をON操作する必要がある。なお、各貯水タンク40,50及び各注出管61,71から各イオン水が全量排出された後の各注出バルブ62,72及び各排水バルブ82,92の手動による閉止動作後に、切換スイッチ104を操作して電解槽20への電圧印加極性を切り換え、最後にON−OFFスイッチ103をON操作するようにして実施することも可能である。
【0026】
また、上記実施形態においては、電気制御装置100によって作動を制御される各排水バルブ82,92によって各貯水タンク40,50内のイオン水を全量排水するように構成したが、各排水バルブ82,92に代えて電気制御装置100によって作動を制御される電動排水ポンプを採用し、これら電動排水ポンプの作動により各貯水タンク40,50内のイオン水を全量排水するように構成して実施することも可能である。
【0027】
また、上記実施形態及び変形実施形態(各注出バルブ62,72と各排水バルブ82,92を手動バルブとした実施形態)においては、各注出バルブ62,72を開くことにより各注出口61a,71aから各イオン水を給水可能としたが、各注出口61a,71aの配設位置が例えば各貯水タンク40,50より高い位置にある場合のように、各注出バルブ62,72を開くだけでは各注出口61a,71aから各イオン水を的確に給水できない場合には、各注出バルブ62,72に代えて電動ポンプを採用して実施するか、または各注出管61,71に各注出バルブ62,72の開閉に連動する電動ポンプを介装して実施すればよい。
【0028】
また、上記実施形態及び変形実施形態においては、各注出口61a,71aに近接して配置した各ランプL1,L2,L3,L4の点灯消灯によって各イオン水の誤使用を防止するようにしたが、各ランプL1とL3またはL2とL4を無くして、何れか一方のイオン水の表示のみを行って本発明を実施することも可能である。また、各ランプL1,L2,L3,L4の点灯消灯表示による報知に代えて、音声(例えば、「右側の注出口から酸性イオン水が給水され、左側の注出口からアルカリ性イオン水が供給されます」との音声)での報知によって本発明を実施することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電解イオン水供給装置の一実施形態を示す全体構成図である。
【符号の説明】
10…給水装置、11…給水管、12…給水バルブ、20…電解槽、21,22…流入口、23,24…流出口、26,27…電極、28…隔膜、31,32…導水管、40,50…貯水タンク、60,70…注水装置、61,71…注出管、61a,71a…注出口、62,72…注出バルブ、80,90…排水装置、81,91…排水管、82,92…排水バルブ、100…電気制御装置、101…極性切換装置、102…直流電源、103…ON−OFFスイッチ、104…切換スイッチ、105,106…押しボタンスイッチ、L1〜L4…ランプ(報知手段)。

Claims (1)

  1. 電解槽にて生成したアルカリ性イオン水と酸性イオン水を各導水管を通して各貯水タンクに貯えた後に、各貯水タンクに付設した各注水手段により給水可能とした電解イオン水供給装置において、前記各貯水タンクに同タンク内の各イオン水を全量排出可能な排水手段を設け、前記電解槽の通電制御装置に同電解槽への電圧印加極性を正状態または逆状態とする極性切換手段を設け、前記各注水手段の注出口に近接して前記各注水手段により供給される各イオン水の種別を前記電解槽への電圧印加極性に基づいて報知する報知手段を設けて、前記極性切換手段によって前記電解槽への電圧印加極性が切り換えられるとき、前記各貯水タンクから各イオン水が前記排水手段により全量排出された後に、前記電解槽から前記各貯水タンクに逆性イオン水がそれぞれ供給されるようにしたことを特徴とする電解イオン水供給装置。
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