JP3666453B2 - 光ピックアップおよびこれを備えた光ディスク装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はディスク媒体にレーザ光を照射することによって情報の記録または再生を行う技術に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、パソコン等の外部情報記憶装置として大容量のリムーバブル媒体である光ディスクを用いる装置が製品化されている。この装置は内部に設けられたローディング機構によりディスク媒体がスピンドルモータに取り付けられ、このディスク媒体に対向して情報記録面に光スポットを照射するための光ピックアップが備えられており、ディスク媒体に光スポットを照射して信号の記録または再生を行うようになっている。上記光ピックアップにはレーザ光源部、レーザ光源部から出射したレーザ光をディスク媒体に照射するプリズム、対物レンズ等の光学素子、光ディスクからの反射光を検出して電気信号に変換する光検出部、光スポットの焦点をディスク記録媒体面の目標位置に制御するための対物レンズ駆動部等が搭載されている。この対物レンズ駆動部は、回転するディスク媒体の面振れ量に応じて対物レンズを光軸方向に微小移動させるとともに、トラック位置ずれ量に応じて対物レンズをディスク媒体のトラック方向に微小移動させるようになっている。このような光ピックアップの対物レンズ駆動部の構成例は特開平6-89448等に開示されている。ここでは図32を用いて従来から用いられてきた光ピックアップの対物レンズ駆動部について以下、説明する。図32において、3201は対物レンズを示しており、レンズホルダ3202の先端部に取付けられている。このレンズホルダ3202の内部には銅線等により巻線が施されたフォーカスコイル3203が、このフォーカスコイル3203の外側には銅線等により巻線が施された2個のトラッキングコイル3204が取付けられている。上記フォーカスコイル3203、トラッキングコイル3204には2個のマグネット3205が所定のギャップをあけて対向しており、これらのマグネット3205は鉄等の磁性体からなるヨーク3206に取付けられている。上記レンズホルダ3202の左右側面には4本のサスペンション3207の一端が取付けられるとともに、上記フォーカスコイル3203、トラッキングコイル3204とが電気的に接続されている。さらに、上記サスペンション3207の他端はサスペンションホルダ3208に取付けられた接続基板3209に対して半田付け等の手段によって取付けられており、このサスペンションホルダ3208の左右側面は接着部3210によりユニットベース3211に固定されている。上記ヨーク3206と上記ユニットベース3211はプレス成形等の手段により一体に形成されており、光ピックアップの筐体3212に設けられた(図示しない)光学系に対して所定の位置、姿勢が決められた後、上記ユニットベース3211の側面と底面は接着部3213によって筐体3212に固定される。この状態で対物レンズ3201を含むレンズホルダ3202は光ディスクの面振れ方向(本図Z方向)および半径方向(本図Y方向)に平行移動可能に支持されており、上記フォーカスコイル3203、トラッキングコイル3204に通電制御すると電磁力による推力が作用して上記レンズホルダ3202がフォーカス方向(本図Z方向)あるいはトラッキング方向(本図Y方向)に駆動するようになっている。
【0003】
上記で説明した光ディスク装置は現在のところ、パソコン等の情報機器とケーブルを介して接続される、あるいはノートパソコン等の情報機器に内蔵される等の形態で主に使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
現在、光ディスク装置は上記従来技術で説明した形態で主に使用される装置となっているが、これに対し、外部音声を録音するためのマイクを内蔵した新しいタイプの光ディスク装置として例えば、デジタル動画・静止画映像を撮影可能な可搬型の光ディスクカメラ装置(ディスク媒体として例えばDVD-RAMを使用)が提案されている。上記光ディスクカメラ装置では、筐体内部に撮像系、録音用マイク、光ディスクドライブ、信号処理回路等のコンポーネントが実装され、装置全体をコンパクトにするために光ディスクドライブに近接して録音用マイクが配置されており、この光ディスクドライブの動作では、(1)録音用マイクに数KHz〜10KHzの周波数帯域でピークをもつ動作音が飛び込み、再生音質が劣化する場合がある。(2)装置の筐体から数KHz〜10KHzの周波数帯域でピークをもつ動作音が漏れ、使用上耳障りとなる場合が発生してしまう。
【0005】
上記動作音の発生原因を検討したところ、上記数KHz〜10KHz帯域の動作音が発生する主要因の1つとして、フォーカス、トラッキング動作モード時にディスク面に対向して配置された従来の光ピックアップの対物レンズ駆動部(図32)において、その構造体であるヨークが微小振動し、この微小振動がフォーカス、トラッキングサーボ制御系のループを経由して対物レンズ駆動ユニットに外乱として入力する状態を繰り返すことによって上記微少振動が増幅されて動作音に現れることがわかった。また、製造上のばらつきに伴って上記従来の光ピックアップの対物レンズ駆動部(図32)では対物レンズを保持するレンズホルダでは微少な回転振動が起こりやすく、この微少な回転振動が上記ヨークを振動させ、フォーカス、トラッキングサーボ制御系のループを経由して増幅されて動作音に現れることがわかった。このときフォーカス、トラッキングサーボ制御系の周波数特性(応答変位、位相特性)ではサーボ制御の上で問題となるような応答乱れは発生しておらず、さらにディスクへの記録および再生は正常に行われる。この結果を踏まえると、ディスクに対する対物レンズの応答すなわちディスク面上での光スポットについては劣化が生じていない状態にあると言える。従来の光ディスク装置では上記のようにフォーカス、トラッキングサーボ制御系の周波数特性(ゲイン、位相特性)においてサーボ制御を行う上で問題となるほどの乱れがなく、ディスクへの記録、再生が正常に行われている状態であれば上記対物レンズ駆動部が動作することによって発生する数KHz〜10KHz帯域の動作音が問題となることはほとんどなかった。
【0006】
以上述べたように、この光ピックアップの対物レンズ駆動部が動作する場合、対物レンズひいては光スポットとしては正常に応答している状態であっても構造体であるヨークから発生する微小振動および製造上のばらつきに伴って対物レンズを保持するレンズホルダで発生する微少回転振動が原因で引き起こされる数KHz〜10KHz帯域の動作音は、録音用マイクを内蔵した光ディスクカメラ装置を実現する上で従来の光ディスク装置ではほとんど考えられていなかった新たな課題であり、この数KHz〜10KHz帯域の動作音を低減するためには上記対物レンズ駆動部の構造体であるヨークからの動作発生音と、製造上のばらつきがあっても対物レンズを保持するレンズホルダの回転振動を低減することが必要となる。
【0007】
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的は光ディスク装置、特に外部音声を録音するためのマイクを内蔵した光ディスク装置において、光ピックアップの対物レンズ駆動部からの動作発生音を抑制し、上記の可搬型用途に対応した低騒音の光ディスク装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では、光ディスク装置に装備された状態において、レーザ光源から出射された光ビームをプリズム、対物レンズ等の光学素子を介してディスク状記録媒体の情報記録面に集光するとともに該情報記録面で反射した光ビームを前記光学素子を介して光検出器に入射させる光学系と、前記対物レンズを保持するとともに巻線を施したコイルを装着したレンズホルダと、該レンズホルダをサスペンションを介し前記ディスク状記録媒体の厚み方向および半径方向へ可動に支持するユニットベースと、前記コイルを貫く磁界を発生させるマグネットおよび該マグネットを取付けるヨークと、該マグネットおよびヨークと前記光学系および前記ユニットベースを装着する筐体から構成される光ピックアップであって、前記コイルの無通電状態にて前記コイルと前記マグネットおよび前記ヨークの対向面をそれぞれ前記対物レンズの光軸に関し略点対称な位置に配置するとともに、前記ヨークと前記ユニットベースをバネ性部材を介して連結し該ユニットベースを前記筐体に取付けた構造としたことを特徴とする光ピックアップとした。
【0009】
前記バネ性部材は前記ヨークに対し前記対物レンズから離間した位置で連結されたことを特徴とする光ピックアップとした。
【0010】
前記バネ性部材は、少なくとも前記対物レンズの光軸方向への変形自由度を有することを特徴とする光ピックアップとした。
【0011】
前記サスペンションは棒状を成しており、前記バネ性部材はその長手方向が前記サスペンションと略平行に配置されたことを特徴とする光ピックアップとした。
【0012】
前記バネ性部材と前記ヨーク部が接する面の隙間と、前記バネ性部材と前記ユニットべースが接する面の隙間の少なくとも一方または両方に樹脂材を充填したことを特徴とする光ピックアップとした。
【0013】
前記ヨークと前記筐体で挟まれた空間と、前記ヨークと前記ユニットベースで挟まれた空間の少なくとも一方または両方にシリコン系樹脂材を充填したことを特徴とする光ピックアップとした。
【0014】
前記ユニットべースと前記バネ性部材の間の空間にシリコン系樹脂が配置されていることを特徴とする光ピックアップとした。
【0015】
前記ヨークは前記ディスク状記録媒体に略平行な方向に所定の厚みを有する第1のヨークと、該第1のヨークと略垂直に曲げられて所定の厚みを有するとともに一端が前記第1のヨークと連続し他端が前記ディスク状記録媒体と対向する第2のヨークから構成され、前記マグネットが該第2のヨークに取付けられた状態であって、前記第1のヨークに別部材を取付けたことを特徴とする光ピックアップとした。
【0016】
前記マグネットと前記第2のヨークは、少なくとも該第2のヨークの一端と他端の近傍で樹脂材を介して結合されたことを特徴とする光ピックアップとした。
【0017】
前記筐体は前記ディスク状記録媒体と対向する面を除き、前記ユニットベースと、該ユニットベースに前記サスペンションを介し支持された前記レンズホルダと、前記バネ性部材を介し連結された前記ヨークおよび前記マグネットが配置された空間を取り囲んだ閉構造としたことを特徴とする光ピックアップとした。
【0018】
前記筐体はアルミダイキャスト材、亜鉛ダイキャスト材あるいはアルミと亜鉛の混合ダイキャスト材により形成されたことを特徴とする光ピックアップとした。
【0019】
前記レンズホルダに装着された前記コイルと、前記ヨークに取付けられた前記マグネットとの相対位置調整構造を備えたことを特徴とする光ピックアップとした。
【0020】
光ディスク装置に装備された状態において、レーザ光源から出射された光ビームをプリズム、対物レンズ等の光学素子を介してディスク状記録媒体の情報記録面に集光するとともに該情報記録面で反射した光ビームを前記光学素子を介して光検出器に入射させる光学系と、前記対物レンズを保持するとともに巻線を施したコイルを装着したレンズホルダと、該レンズホルダをサスペンションを介し前記ディスク状記録媒体の厚み方向および半径方向へ可動に支持するユニットベースと、前記コイルを貫く磁界を発生させるマグネットおよび該マグネットを取付けるヨークと、該マグネットおよびヨークと前記光学系および前記ユニットベースを装着する筐体から構成される光ピックアップであって、前記ユニットベースないしは前記筐体に取付けた接触部材を前記ヨークに接触させる構造としたことを特徴とする光ピックアップとした。
【0021】
前記ヨークは前記ディスク状記録媒体に略平行な方向に所定の厚さを有する第1のヨークと、該第1のヨークと略垂直に曲げられ所定の厚さを有するとともに一端が前記第1のヨークと連続し他端が前記ディスク状記録媒体と対向する第2のヨークから構成され、該第2のヨークに前記マグネットが取付けられた状態であって、前記接触部材は一方が前記第2のヨークの他端近傍に対して該第2のヨークの厚さ方向と平行な方向から付勢されるとともに、他方が前記ユニットベースないしは前記筐体に固定される構造としたことを特徴とする光ピックアップとした。
【0022】
前記ヨークは前記ディスク状記録媒体に略平行な方向に所定の厚さを有する第1のヨークと、該第1のヨークと略垂直に曲げられ所定の厚さを有するとともに一端が前記第1のヨークと連続し他端が前記ディスク状記録媒体と対向する第2のヨークから構成され、該第2のヨークに前記マグネットが取付けられた状態であって、前記接触部材は一方が前記第2のヨークの他端近傍に対し該第2のヨークの厚さ方向と平行な方向から樹脂材を介して結合されるとともに、他方が前記ユニットベースないしは前記筐体に固定される構造としたことを特徴とする光ピックアップとした。
【0023】
前記接触部材はカバーと一体に形成され前記筐体に取付けられた構造としたことを特徴とする光ピックアップとした。
【0024】
前記マグネットと前記第2のヨークは、少なくとも該第2のヨークの一端と他端の近傍で樹脂材を介して結合されたことを特徴とする光ピックアップとした。
【0025】
光ディスク装置に装備された状態において、レーザ光源から出射された光ビームをプリズム、対物レンズ等の光学素子を介してディスク状記録媒体の情報記録面に集光するとともに該情報記録面で反射した光ビームを前記光学素子を介して光検出器に入射させる光学系と、前記対物レンズを保持するとともに巻線を施したコイルを装着したレンズホルダと、該レンズホルダをサスペンションを介し前記ディスク状記録媒体の厚み方向および半径方向へ可動に支持するユニットベースと、前記コイルを貫く磁界を発生させるマグネットおよび該マグネットを取付けるヨークと、該マグネットおよびヨークと前記光学系および前記ユニットベースを装着する筐体から構成される光ピックアップであって、前記コイルの無通電状態にて前記コイルと前記マグネットおよび前記ヨークの対向面をそれぞれ前記対物レンズの光軸に関し略点対称な位置に配置するとともに、前記ヨークと前記ユニットベースをバネ性部材を介し連結して該ユニットベースを前記筐体に取付け、さらに前記筐体に取付けた接触部材を前記ヨークに接触させる構造としたことを特徴とする光ピックアップとした。
【0026】
前記接触部材はカバーを介し前記筐体に取付けられた構造としたことを特徴とする光ピックアップとした。
【0027】
前記接触部材はシリコン系樹脂ないしは制振材で形成されたことを特徴とする光ピックアップとした。
【0028】
前記接触部材はカバーと一体に形成されて前記筐体に取付けられた構造としたことを特徴とする光ピックアップとした。
【0029】
ディスク状記録媒体を用い、レーザ光源から出射された光ビームをプリズム、対物レンズ等の光学素子を介してディスク状記録媒体の情報記録面に集光するとともに該情報記録面で反射した光ビームを前記光学素子を介して光検出器に入射させる光学系と、前記対物レンズを保持するとともに巻線を施したコイルを装着したレンズホルダと、該レンズホルダをサスペンションを介し前記ディスク状記録媒体の厚み方向および半径方向へ可動に支持するユニットベースと、前記コイルを貫く磁界を発生させるマグネットおよび該マグネットを取付けるヨークと、該マグネットおよびヨークと前記光学系および前記ユニットベースを装着する筐体から構成される光ピックアップにおいて、上記記載の光ピックアップと、該光ピックアップを前記ディスク状記録媒体の半径方向に移動させる光ピックアップ送り機構と、前記ディスク状記録媒体を装着して回転駆動するためのディスクモータと、前記光ピックアップと光ピックアップ送り機構および前記ディスクモータを取付けるシャ−シと、信号処理系および制御系を有する電気回路を備えたことを特徴とする光ディスク装置とした。
【0030】
ディスク状記録媒体を用い、レーザ光源から出射された光ビームをプリズム、対物レンズ等の光学素子を介してディスク状記録媒体の情報記録面に集光するとともに該情報記録面で反射した光ビームを前記光学素子を介して光検出器に入射させる光学系と、前記対物レンズを保持するとともに巻線を施したコイルを装着したレンズホルダと、該レンズホルダをサスペンションを介し前記ディスク状記録媒体の厚み方向および半径方向へ可動に支持するユニットベースと、前記コイルを貫く磁界を発生させるマグネットおよび該マグネットを取付けるヨークと、該マグネットおよびヨークと前記光学系および前記ユニットベースを装着する筐体から構成される光ピックアップにおいて、上記記載の光ピックアップと、該光ピックアップを前記ディスク状記録媒体の半径方向に移動させる光ピックアップ送り機構と、前記ディスク状記録媒体を装着して回転駆動するためのディスクモータと、前記光ピックアップと光ピックアップ送り機構および前記ディスクモータを取付けるシャ−シと、信号処理系および制御系を有する電気回路を備えたことを特徴とする光ディスク装置とした。
【0031】
ディスク状記録媒体を用い、レーザ光源から出射された光ビームをプリズム、対物レンズ等の光学素子を介してディスク状記録媒体の情報記録面に集光するとともに該情報記録面で反射した光ビームを前記光学素子を介して光検出器に入射させる光学系と、前記対物レンズを保持するとともに巻線を施したコイルを装着したレンズホルダと、該レンズホルダをサスペンションを介し前記ディスク状記録媒体の厚み方向および半径方向へ可動に支持するユニットベースと、前記コイルを貫く磁界を発生させるマグネットおよび該マグネットを取付けるヨークと、該マグネットおよびヨークと前記光学系および前記ユニットベースを装着する筐体から構成される光ピックアップにおいて、上記記載の光ピックアップと、該光ピックアップを前記ディスク状記録媒体の半径方向に移動させる光ピックアップ送り機構と、前記ディスク状記録媒体を装着して回転駆動するためのディスクモータと、前記光ピックアップと光ピックアップ送り機構および前記ディスクモータを取付けるシャ−シと、信号処理系および制御系を有する電気回路を備えたことを特徴とする光ディスク装置とした。
【0032】
若しくは、上記課題を解決するために、本発明では、レーザ光源と、前記レーザ光源から出射された光ビームを情報記録媒体に集光する対物レンズと、前記対物レンズ及びコイルを有するレンズホルダと、前記コイルを駆動するマグネットと、前記マグネットを固定するマグネット固定部材と、前記レンズホルダを支持するユニットベースとを有する光ピックアップであって、前記ユニットベースに対して前記対物レンズの光軸から遠い位置で、前記マグネット固定部材を弾性部材を用いて前記ユニットベースと接続するようにした。
【0033】
なお、前記マグネット固定部材は、一般にヨークと称されるものも含むが、それのみに限定されるものではなく、マグネットを固定するものであればよい。
【0034】
また、上記課題を解決するために、本発明では、前記レンズホルダに設けられたコイルが前記対物レンズの光軸に関し略点対称な位置に配置され、前記マグネットが前記対物レンズの光軸に関し略点対称な位置に配置されるようにした。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における動作音抑制光ピックアップの実施形態について以下、図面を用いて説明する。まず初めに図1から図10を用いて第1の動作音抑制構造の実施形態について説明する。図1から図3は第1の動作音抑制構造を備えた光ピックアップの全体構成を示しており、図1では上段に上面図、下段に側面からの透視図を、図2では図1のA−A断面図を、図3では裏面から見た図を示す。
【0036】
図1において、(図示しない)レーザ光源から出射し、(図示しない)コリメートレンズ等の光学部品を通過した光ビーム101はプリズム102によって垂直に立上げられた後に対物レンズ103に入射し、この対物レンズ103に所定の間隔で対向するディスク状記録媒体104の情報記録面105に集光される。この情報記録面105で反射した(図示しない)光ビームは対物レンズ103、プリズム102を通過し、(図示しない)光検出器に入射して電気信号に変換され上記ディスク状記録媒体面105の情報が再生される。PPS樹脂、LCP樹脂等のエンジニアリングプラスチック材料により形成されたレンズホルダ106の中央部に上記対物レンズ103が取付けられており、このレンズホルダ106の外周側面には銅線等により巻線が施されたフォーカスコイル107が、このフォーカスコイル107の外側側面には銅線等により巻線が施された4個のトラッキングコイル108が対物レンズ103に関してほぼ前後左右対称な位置に取付けられている。また、上記レンズホルダ106には軽量化のため図の−Z方向に途中まで穴125があけられている。上記フォーカスコイル107、トラッキングコイル108には直方体状のマグネット109が所定のギャップをあけて対向しており、これらのマグネット109は鉄等の磁性体からなるヨーク110(マグネット固定部材)に取付けられている。言い換えると、無通電状態においてフォーカスコイル107、トラッキングコイル108、マグネット109、ヨーク110の対向面がそれぞれ対物レンズ103の光軸111に関して略点対称な位置に配置された構成となっている。上記レンズホルダ106の左右側面には4本のサスペンション112の一端が接着等の手段によって取付けられるとともに、半田付け等の手段により4本のサスペンション112の一端と上記フォーカスコイル107、トラッキングコイル108とが電気的に接続されている。これらのサスペンション112は例えばりん青銅、べリリウム銅等の材料で形成された棒状の細金属線からなり、断面が円形あるいは矩形形状等をしている。上記サスペンション112はサスペンションホルダ113の内部を通り、その他端がサスペンションホルダ113に取付けられた接続基板114に対して半田付け等の手段によって取付けられている。上記接続基板114にはフレキシブルプリントケーブル115が接続されており、このフレキシブルプリントケーブル115は(図示しない)駆動回路と電気的に接続されている。上記サスペンションホルダ113の内部には上記4本のサスペンション112を取り囲むように(図示しない)シリコン系減衰材が充填されており、このサスペンションホルダ113の左右側面は接着部材116によりユニットベース117に固定されている。このユニットベース117は中央部が平板状かつ図のY方向へ伸びた長穴301があけられており、上記サスペンションホルダ113の載置面となっている。また、左右側面部が上記中央部に対して略垂直に(Z方向に)曲げられ、+X方向から見ると略凹字型をしている。上記ユニットベース117は上記ヨーク110とはバネ性部材118(網掛け部分で示す)を介して連結され、接着部材119により筐体120に固定されている。上記サスペンションホルダ113の下面左右には図の−Z方向へ突出したボス部302とこのボス302の内部に+Z方向に途中まであけられた穴部303が設けられている。上記長穴部301と上記ボス部302が勘合した状態で上記サスペンションホルダ113は図のX方向への位置が規制され、上記ユニットベース117に対して図のY方向へ平行移動が可能な構成になっている。この構成により、上記ユニットベース117と上記バネ性部材118を介しつながっているヨーク110、マグネット109と、サスペンション112を介してつながっているフォーカスコイル107の相対位置が調整され、レンズホルダ106がZ方向へ動作する際に発生するモーメント、ひいては対物レンズ103の傾きが抑制される。この調整を行うには例えば、ユニットベース117を(図示しない)専用治具で固定しておき、上記ボス部302の内部に設けられた穴部303を使って外部から(図示しない)専用治具によりサスペンションホルダ113をつかみ、図のY方向への位置を調整する。この調整が終了した後、サスペンションホルダ113の左右側面を接着部材116によりユニットベース117に固定する。ここで、上記バネ性部材118について以下、説明することにする。このバネ性部材118は上記ヨーク110に対しては上記対物レンズ103の光軸111から図のX方向に関して離間した位置にあり、かつ図のY方向に関して上記対物レンズ103を挟み略左右対称な位置にある連結部121により結合されている。一方、上記ユニットべース117に対しては図のY方向に関して対物レンズ103を挟み略左右対称な位置にある連結部122により結合されている。このバネ性部材118は例えばステンレス鋼、りん青銅等の金属材料を用いて1枚の金属薄板からプレス成形を施して製作され、周囲部分が連続しており平行度等の位置精度を確保し、ねじれ等を抑制する。ここで、上記連結部121は上記ヨーク110の底面部123から−Z方向に、上記連結部122は上記ユニットべース117の底面部124から−Z方向に押出すことによって形成される。また、上記バネ性部材118には上記ヨーク110側に穴部304が、ユニットべース側に穴部305が設けられており、上記連結部121と上記穴部304、上記連結部122と上記穴部305が勘合することによって上記ユニットべース117に対する上記ヨーク110の位置が決まるようになっている。上記バネ性部材118と上記ヨーク110、上記ユニットべース117との結合方法としては例えばカシメ加工、スポット溶接等の締結手段を用いることが可能であり、また、接着により結合しても良い。上記のカシメ加工では、カシメ加工実施後、(図示しない)専用治具を用いてユニットべース117に対するヨーク110の姿勢を安定させるように矯正を追加することで姿勢精度をさらに向上させることが可能となる。このようにして結合された上記バネ性部材118は上面、側面、裏面から見るといずれもその長手方向(X方向)が上記サスペンション112と略平行な位置に配置されている。このバネ性部材118は図のX方向の寸法Lで示した部分がバネとして機能する部分であり、上記対物レンズ103の光軸111方向への変形自由度を有するようになっている。ここで、上記バネ性部材118の寸法Lは材料のヤング率、板厚寸法、幅寸法のパラメータと合わせ、上記マグネット109と上記ヨーク110及び上記バネ性部材118からなる振動系において上記対物レンズ103の光軸111方向への1次固有振動数をf1、上記筐体120の最低次固有振動数をF1と表記すると、上記f1の上限値が上記F1の1/√2倍以下となるように設定される。また、図では示していないが、本実施形態の光ピックアップを取り付けるシャーシを支持する防振脚について光軸111方向への1次固有振動数をF2と表記すると、上記f1の下限値が上記F2の√2倍以上となるように設定される。
【0037】
図4は図1から図3で示した上記ユニットべース117、上記ヨーク110、上記バネ性部材118の結合について別の実施形態を示している。本実施形態では図1から図3を用いて説明してきたよように、上記連結部121と上記穴部303および上記連結部122と上記穴部304が勘合して上記ユニットべース117に対する上記ヨーク110の位置を決め、例えばカシメ加工、スポット溶接等の締結手段により結合することに加えて、上記バネ性部材118に対して上記連結部121と勘合する穴部304の脇に穴401を、上記連結部122と勘合する穴部305の脇に穴402を設け、この穴401、402から接着部材403を注入する。上記バネ性部材118と上記ヨーク110との接触面、上記バネ性部材118と上記ユニットべース117との接触面が完全に一致するわけではなく、部分的に隙間が生じているのでこの隙間に上記接着部材403を浸入し、硬化させる。このようにして上記のカシメ加工、スポット溶接等の締結手段に接着を加えて結合する。この場合、上記接着部材403としては接触面の隙間に浸入して硬化させるため、粘性が小さく、かつ嫌気性硬化あるいは熱硬化により硬化することが必要である。また、上記バネ性部材118とヨーク110が接する面、上記バネ性部材118と上記ユニットべース117が接する面のいずれか一方に上記接着部材403を浸入させ、硬化させる方法でも良い。この接着を加えることにより上記バネ性部材118の振動状態をさらに安定させることが可能となる。
【0038】
図5、図6は図1から図3で示した上記バネ性部材118と上記ヨーク110、上記マグネット109からなる振動系に減衰を付加する実施形態を示している。図5では上記ヨーク110に減衰を付加する実施形態を説明する。本図において、第1の付加箇所は上記ヨーク110と筐体120で挟まれた空間にシリコン系樹脂材501を、上記ヨーク110の底面123と筐体120で挟まれた空間にシリコン系樹脂材502を充填する構造である。ここで、上記シリコン系樹脂材501、502の充填はいずれか一方でも良い。第2の付加箇所は上記ヨーク110と上記ユニットべース117で挟まれた空間にシリコン系樹脂材503を充填する構造である。上記第1の付加箇所と上記第2の付加箇所の両方、あるいはいずれか一方を用いることが可能である。ここで、上記シリコン系樹脂材501、502、503は必要とする減衰性能に応じて材料、充填体積、上記ヨーク110と筐体120との接触面積、上記ヨーク110と上記ユニットべース117との接触面積等を設定することになる。また、上記対物レンズ103の光軸111方向への1次固有振動数をf1が必要とする範囲内に入るように上記シリコン系樹脂材501、502、503の剛性を設定する。図6では上記バネ性部材118に減衰を付加する実施形態を説明する。本図において、上記ユニットべース117の底面124には上記連結部122から前方−X方向の位置に穴601があけられ、上面から見ると穴601を通して上記バネ性部材118が見えるようになっており、側面から見ると上記ユニットべース117の底面124と上記バネ性部材118の間でZ方向に空間が設けられている。上方+Y方向からシリコン系樹脂材602を注入すると、上記空間にシリコン系樹脂材602が充填される。ここで、上記シリコン系樹脂材602は必要とする減衰性能に応じて材料、充填体積、上記バネ性部材118との接触面積、この場合特にX方向の距離等を設定することになる。また、上記対物レンズ103の光軸111方向への1次固有振動数をf1が必要とする範囲内に入るように上記シリコン系樹脂材602の剛性を設定する。
【0039】
図7、図8を用いて図1から図3で示した上記ヨーク110の構造および上記マグネット109の接着構造について説明する。図7において、上記ヨーク110は図のXY平面に略平行な方向に所定の厚みをもつ第1のヨーク701と、この第1のヨーク701と略垂直(図のYZ平面に略平行)に曲げられて所定の厚みをもつ第2のヨーク702から構成されている。上記第1のヨーク701には上記光ビーム101を通すため中央部に穴705があけられている。上記マグネット109は上記第2のヨーク702に取付けられており、上記第1のヨーク701から+Z方向に押し出して形成した突起部706に突き当てることでZ方向の位置が決まるようになっている。上記第2のヨーク702には図のZ方向に溝部703が設けられており、その先端部分にテーパ部704が形成されている。上方から上記第2のヨーク702に接着部材707を注入すると、この接着部材707が上記テーパ部704と上記マグネット109で挟まれた略V字の空間に溜まるとともに上記テーパ部704を伝わって上記溝部703に上記接着部材707が流れ込む。この状態で硬化させると上記マグネット109は上記第2のヨーク702に対して強固に接着される。この場合、上記接着部材707は上記溝部703の全面に浸入して硬化させるため、粘性が小さく、かつ嫌気性硬化あるいは熱硬化により硬化することが必要である。図8は上記ヨーク110の構造および上記マグネット109の接着構造に関して図7とは別の実施形態を示している。上記第2のヨーク702の左右側面にZ方向にわたってテーパ部801が形成されており、側面から少なくとも上記第2のヨーク702の一端と他端近傍計8箇所に接着部材803を充填する。この状態で硬化させると上記マグネット109は上記第2のヨーク702に対して強固に接着される。この場合、上記接着部材803としては図7で説明した実施形態と同様に粘性が小さく、かつ嫌気性硬化あるいは熱硬化により硬化する接着材はもちろんのこと、これよりも粘性が大きくかつ紫外線硬化により硬化する接着材を用いることも可能である。
【0040】
図9は図7、図8で説明したヨーク110の構造とは別の実施形態を示している。本実施形態では本図の中段に示すように、上記第1のヨーク701に対して−Z方向から別部材901が取付けられ、補強された構造となっている。この別部材901は裏面(−Z方向)から見ると下段に示すような形状をしており、上記光ビーム101を通すため中央部に穴904があけられ、上記バネ性部材118と結合するため−Z方向に押し出して形成した突起部903が形成されている。また、上記第1のヨーク701には−Z方向に押し出して形成した突起部902が形成されており、この突起部902と上記別部材901の突起部903の反対面に形成された(図示しない)穴部との勘合により上記別部材901の位置が決まる。さらに、上記第1のヨーク701と上記別部材901の間を接着することが可能である。
【0041】
図10は上記バネ性部材118について別の実施形態を示しており、本実施形態のバネ性部材1001では板の前後に穴部1002があけられ、中央部には−Z方向に折曲げられた左右の折曲げ部1003が形成されている。上記バネ性部材1001では上記折曲げ部1003が剛体として作用し、上記穴部1002の左右にあるバネ部1004がバネとして機能する部分となり、上記対物レンズ103の光軸111方向(本図でZ方向)への変形自由度を有するようになっている。その他の構成については図1から図3を用いて説明した実施形態と同一であり、ここでは説明を省略する。図11は上記バネ性部材118についてさらに別の実施形態を示している。本実施形態のバネ性部材1101は側面から見ると上下平行に配置されたバネ部1102、1103と、それらの前後に上記ヨーク110の底面123と連結するための連結部1104、上記ユニットべース117の底面124と連結するための連結部1105が形成されており、これらは例えばプレス成形により一体に製作される。上記バネ性部材1101では上記バネ部1102、1103がバネとして機能する部分となり、上記対物レンズ103の光軸111方向(本図でZ方向)への変形自由度を有するようになっている。その他の構成については図1から図3を用いて説明した実施形態と同一であり、ここでは説明を省略する。
【0042】
これまでは主に上記筐体120の内部構造について説明してきたが、以下、図12、図13を用いて上記筐体120の構造を説明することにする。図12では上面図と側面図を、図13ではA−A断面図と裏面図を示す。点線1201で囲まれた空間にはこれまで説明してきたユニットベース117、このユニットベース117にサスペンション112を介して支持されたレンズホルダ106、バネ性部材118を介し連結されたヨーク110、マグネット109等が配置されている。また、点線1202で囲まれた空間には(図示しない)レーザ光源、(図示しない)コリメートレンズ、(図示しない)光検出器等の光学系が配置されている。上記点線1201で囲まれた空間の周囲は、底板部1203、この底板部1203と連続し垂直な方向に形成された左右側壁部1204、1205および前後側壁部1206、1207とで取り囲まれた閉構造となっている。ここで、上記底板部1203の一部には穴1208があけられており、この穴1208は上記フレキシブルプリントケーブル115を通すとともに裏面から接着部材119を充填してユニットベース117を筐体120の左右側壁部1204、1205に固定するために設けられている。上面部1209には上記ディスク状記録媒体104が対向しており、上記点線1201で囲まれた空間のうち上記対物レンズ103を除いた部分を覆うため、(図示しない)カバーが取付けられている。また、点線1202で囲まれた空間についても周囲が底板部1210、この底板部1210と連続し垂直に形成された前後側壁部1211、1212と左右側壁部1213、1214とで取り囲まれた閉構造となっており、上面部1215には(図示しない)カバーが取付けられている。このように筐体120全体が底板部と、この底板部と連続し垂直に形成された前後側壁部と左右側壁部とで取り囲まれた閉構造となっている。筐体120の前端部、後端部には筐体120全体を上記ディスク状記録媒体104の半径方向に移動させるために設けられた(図示しない)ガイドバーの軸受部1216、1217が形成されている。上記筐体120の材料としては例えばアルミダイキャスト材、亜鉛ダイキャスト材あるいはアルミと亜鉛の混合ダイキャスト材等を用いることができる。
【0043】
次に、図14から図20を用いて第2の動作音抑制構造について以下説明する。図14は第2の動作音抑制構造の一実施形態を示す上面図、側面図、A−A断面図である。本図において、1401はPPS樹脂、LCP樹脂等のエンジニアリングプラスチックで形成されたレンズホルダを示しており、このレンズホルダ1401の中央部には対物レンズ1402が取付けられている。このレンズホルダ1401の外側側面には上記対物レンズ1402を取り囲むようにしてフォーカスコイル1403が巻かれており、このフォーカスコイル1403の外側側面には対物レンズ1402に対し前後左右対称な位置に4個のトラッキングコイル1404が接着固定されている。これらのフォーカスコイル1403、トラッキングコイル1404には所定の間隔をもって2個のマグネット1405が対向しており、これらのマグネット1405はヨーク部1406に取付けられている。上記レンズホルダ1401の左右側面には例えばりん青銅、べリリウム銅等の細い金属線からなる断面が円形あるいは矩形形状等の4本のサスペンション1407の一端が接着等の手段で取り付けられるとともに、上記フォーカスコイル1403、トラッキングコイル1404と半田付け等の手段により電気的に接続された状態になっている。さらに、上記サスペンション1407の他端はサスペンションホルダ1408に取付けられた基板1409に半田付け等の手段により固定され、この基板1409は(図示しない)FPCを通じて(図示しない)駆動回路と電気的に接続されている。上記サスペンションホルダ1408の内部には上記4本のサスペンション1407を取り囲むようにして(図示しない)減衰材が充填されており、このサスペンションホルダ1408はユニットベース1410に接着等の手段で固定される。上記ユニットベース1410は上記ヨーク部1406とプレス成形等によって一体に形成されており、(図示しない)光ピックアップの筐体に設けられた光学系に対して所定の位置、姿勢が決められた後に上記光ピックアップの筐体に接着等の手段で固定される。この状態で上記対物レンズ1402を含む上記レンズホルダ1401は光ディスクの面振れ方向(本図Z方向)および半径方向(本図Y方向)に平行移動可能に支持されており、上記フォーカスコイル1403、トラッキングコイル1404に通電制御すると電磁力による推力が作用して上記対物レンズ1402を保持するレンズホルダ1401がフォーカス方向(本図Z方向)あるいはトラッキング方向(本図Y方向)に駆動する。ここで、本発明の実施形態をわかりやすくするため、図14から主要部分を抜き出して示した図15を用いて以下説明することにする。
【0044】
図15において、上記ヨーク部1406は光ディスク(図示しない)に略平行(本図X方向)で所定の厚みをもつ第1のヨーク1501と、一端が上記第1のヨーク1501と連続し他端が(図示しない)光ディスクに対向するように上記第1のヨーク1501と略垂直(本図Z方向)に曲げられて所定の厚みをもつ第2のヨーク1502から構成されており、この第2のヨーク1502に沿って上記マグネット1405が取付けられている。上記第1のヨーク1501、第2のヨーク1502の外側に振動抑制部材1503が配置されており、この振動抑制部材1503はその一端1504が上記第2のヨーク1502の先端部1505近傍に対し同図の矢印1512の方向(X方向)から接触しており、他端1509が上記ユニットベース1410の前後左右に形成された振動抑制部材取付け部1406に接着等の手段で固定されている。このような構成により第2のヨーク1502の先端部1505は同図のY軸回りの振動変位が抑制されている。ここで、上記振動抑制部材1503にはその一端1504から延びた突出部1507が形成されており、一方、上記第2のヨーク1502の先端部1505には凹部1508が形成され、この凹部1508に上記突出部1507が勘合することにより上記第2のヨーク1502の先端部1505に対して上記振動抑制部材1503の一端1504の位置が容易に決まるようになっている。さらに、振動抑制部材取付け部1506には同図のY方向に突出した位置決めピン1510が形成されており、上記振動抑制部材1503の他端1509には長穴部1511が形成され、この位置決めピン1510に上記長穴部1511が勘合することによって振動抑制部材取付け部1506に対して振動抑制部材1503の他端1509の位置が容易に決まるようになっている。上記振動抑制部材1503の左側の部材を位置決めピン1510の周りに時計方向に回転させ、上記振動抑制部材1503の右側の部材を位置決めピン1510の周りに反時計方向に回転させた後に振動抑制部材取付け部1506に固定する。このようにして、振動抑制部材1503はその一端1504が第2のヨーク1502の先端部1505に対して同図の矢印1512の方向(X方向)に付勢力を与えられた状態で接触する。上記振動抑制部材1503は材質として例えば剛性が高くかつ安価な真鍮、鉄等を用いることができ、プレス等の手段を用いて一体成形して製作可能である。なお、上記振動抑制部材1503の形状としては本実施例の形状に限らず、上記第2のヨーク1502の先端部1505に対して同図の矢印1512の方向(X方向)から接触可能でかつ振動抑制部材取付け部1506に取付け可能な限りどのような形状であっても良く、実装スペース内で適時変形することが可能である。
【0045】
以下、他の実施形態を説明するが、わかりやすくするため図15と同様に主要部分を抜き出した図を用いて説明する。ここでその他の部分は図14と同一である。
【0046】
図16は第2の動作音抑制構造における別の実施形態を示している。本実施形態では上記第1のヨーク1501、第2のヨーク1502の外側に振動抑制部材1503が配置され、この振動抑制部材1503はその一端1504が第2のヨーク1502の先端部1505に向かって同図のX方向から延びている。この状態で振動抑制部材1503の一端1504と第2のヨーク1502の先端部1505は接着材1601によって結合されている。このような構成をとることにより第2のヨーク1502の先端部1505は同図のY軸回りの振動が抑制されている。その他については図14、図15を用いて説明した実施形態と同一であるためここでは説明を省略する。
【0047】
図17は第2の動作音抑制構造におけるさらに別の実施形態を示している。本実施形態では上記第1のヨーク1501、第2のヨーク1502の外側に振動抑制部材1701が配置されており、第2のヨーク1502の先端部1505との間に同図の矢印1512(X方向)の方向に向かって制振部材1702が挿入されている。この制振部材1702は第2のヨーク1502の先端部1505に対して同図のX方向に付勢力を与えられた状態で接触しており、上記制振部材1702としては制振ゴム、減衰性をもつ接着材等を用いることが可能である。このような構成をとることにより第2のヨーク1502の先端部1505は同図のY軸回りの振動変位が抑制されている。その他の構成については図14、図15を用いて説明した実施形態と同一であるためここでは説明を省略する。
【0048】
図18は第2の動作音抑制構造におけるさらに別の実施形態を示している。上記実施形態では、第2のヨーク1502の外側に設けられた振動抑制部材1503が左右に分かれていた構成であったが、本実施形態ではこれらを一体に形成して振動抑制部材1801とし、この他端1802がユニットベース1410の前後左右に形成された振動抑制部材取付け部1506に接着等の手段で固定されている。ここでは上記図15の実施形態を変形した実施形態を示したが、上記図15、図16、図17の実施形態を変形した構成とすることが可能である。その他の構成については上記図14、図15を用いて説明した実施形態と同一であるためここでは説明を省略する。
【0049】
図19は第2の動作音抑制構造におけるさらに別の実施形態を示している。本図では光ピックアップの筐体1901と光学系1902を同時に示した。本実施形態では上記図18の実施形態に加え、一体に形成した振動抑制部材1903の他端1904をユニットベース1410ではなく上記光ピックアップの筐体1901に固定した構成とし、この振動抑制部材1903が上記光ピックアップの筐体1901のカバーとしても機能するようになっている。その他の構成については上記図14、図15を用いて説明した実施形態と同一であるためここでは説明を省略する。
【0050】
図20は第2の動作音抑制構造において、上記第2のヨーク1502に沿って取付けられたマグネット1405の固定方法を示した実施形態である。上記マグネット1405は上下方向(図のZ軸方向)に関して、第2のヨーク1502の先端部1505付近と接着材2001によって結合され、第2のヨーク1502の根元付近と接着材2002によって結合されている。このようにしてマグネット1405は第2のヨーク1502に対して上下左右に計8箇所接着されている。ここでは図14、図15を用いて説明してきた実施形態の場合を示したが、図16から図19を用いて説明してきた実施形態の場合にも適用することが可能である。
【0051】
次に、図21から図22を用いて第3の動作音抑制構造について説明する。この第3の動作音抑制構造は主に図1から図13を用いて説明してきた第1の動作音抑制構造に加え、上記筐体120に取付けた接触部材を上記ヨーク110に接触させる構造としたものである。図21は第3の動作音抑制構造についての実施形態を示す上面図、A−A断面図であり、バネ性部材118を介してヨーク110、マグネット109がユニットべース117と結合されるとともに、接触部材2101がカバー2102を介して上記筐体120に取付けられ、上記ヨーク110と上記マグネット109に対して同図のZ方向から接触した状態となっている。この接触部材2101として例えば、シリコン系樹脂ないしは制振材等を用いることができる。また、上記カバー2102にはこれ自体の剛性を高めるため−Z方向へ絞られた絞り部2103が左右に設けられ、対物レンズ103に入射した光ビーム101を上記ディスク状記録媒体104の情報記録面105に照射するための開口部2104が設けられている。なお、本実施形態では上記接触部材2101、カバー2102、絞り部2103、開口部2104以外の構造については上記図1から図13と同一であるため、ここでは説明を省略することにする。図22は第3の動作音抑制構造について別の実施形態を示す上面図、A−A断面図であり、バネ性部材118を介してヨーク110、マグネット109がユニットべース117と結合されるとともに、接触部材2201がカバー2202と一体に形成されて筐体120に取付けられ、上記ヨーク110、マグネット109に対し同図のZ方向から接触した状態となっている。上記カバー2202にはこれ自体の剛性を高めるため−Z方向へ絞られた絞り部2203が左右に設けられ、対物レンズ103に入射した光ビーム101を上記ディスク状記録媒体104の情報記録面105に照射するための開口部2204が設けられている。なお、本実施形態では上記接触部材2201、カバー2202、絞り部2203、開口部2204以外の構造は図1から図13と同一であるため、ここでは説明を省略することにする。
【0052】
これまでは動作音抑制光ピックアップについて第1の動作音抑制構造、第2の動作音抑制構造、第3の動作音抑制構造の実施形態を示してきたが、これらの動作音抑制光ピックアップを搭載した光ディスク装置の実施形態について図23、図24を用いて説明する。図23において、一点鎖線図2301で囲まれた部分は上記図1から図13を用いて説明してきた第1の動作音抑制構造の光ピックアップを示している。この中で点線1201で囲まれた部分にはこれまで説明してきたユニットベース117、このユニットベース117にサスペンション112を介して支持されたレンズホルダ106、バネ性部材118を介し連結されたヨーク110、マグネット109等が配置されており、点線1202で囲まれた部分には(図示しない)レーザ光源、(図示しない)コリメートレンズ、(図示しない)光検出器等の光学系が配置されており、上記光ピックアップ2301がディスクモータ2302にチャッキングされて回転する光ディスク2303の下面に配置されている。上記ディスクモータ2302はシャーシ2304に固定されており、この光ピックアップ2301には一端に主軸ガイドバー2305が挿入され、与圧部2306を介して送りネジ2307と連結され、他端に副軸ガイドバー2308が挿入された状態で保持されており、これらのガイドバー2305、2308はネジ止め等により上記シャーシ2304に固定されている。パルスモータ等の送りモータ2309により上記送りネジ2307が駆動することにより上記光ピックアップ2301は光ディスク2303の半径方向(同図のR方向)にわたって移動する。なお、上記光ピックアップ2301、光ディスク2303等上記記載の構成部品に近接して本図では図示していないが、外部からの音声を録音するためのマイクが配置されており、上記記載の構成部品およびこれらに信号を送り制御するための電気回路、上記マイクが実装されている。本図では図1から図13を用いて説明してきた第1の動作音抑制構造の光ピックアップ2301を搭載した場合の実施形態を示しているが、図14から図20を用いて説明してきた第2の動作音抑制構造の光ピックアップ、図21から図22を用いて説明してきた第3の動作音抑制構造の光ピックアップを搭載することが可能である。
【0053】
図24は図23とは別の光ディスク装置の実施形態を示している。2401は筐体を示しており、点線1201で囲まれた部分にはこれまで説明してきたユニットベース117、このユニットベース117にサスペンション112を介して支持されたレンズホルダ106、バネ性部材118を介し連結されたヨーク110、マグネット109等が、点線1201で囲まれた部分の外側にミラーキューブ2402が配置されており、上記筐体2401はディスクモータ2302にチャッキングされて回転する光ディスク2303の下面に配置されている。2403は(図示しない)レーザ光源、(図示しない)コリメートレンズ、(図示しない)光検出器等の光学系を示し、シャーシ2404に固定されている。上記光学系2403から出射した光ビーム2405は上記筐体2401に取付けられた上記ミラーキューブ2402により90度曲げられ、対物レンズ103に入射して光ディスク2303に照射される。上記ディスクモータ2302はシャーシ2304に固定されており、上記筐体2401には一端に主軸ガイドバー2305が挿入され、与圧部2306を介して送りネジ2307と連結され、他端に副軸ガイドバー2308が挿入された状態で保持されており、これらのガイドバー2305、2308はネジ止め等により上記シャーシ2404に固定されている。パルスモータ等の送りモータ2309により上記送りネジ2307が駆動することにより上記筐体2401は光ディスク2303の半径方向(同図のR方向)にわたって移動する。なお、上記上記筐体2401、光ディスク2303等上記記載の構成部品に近接して本図では図示していないが、外部からの音声を録音するためのマイクが配置されており、上記記載の構成部品およびこれらに信号を送り制御するための電気回路、上記マイクが実装されている。本図では点線1201で囲まれた部分に図1から図13を用いて説明してきた第1の動作音抑制構造を搭載した場合の実施形態を示しているが、図14から図20を用いて説明してきた第2の動作音抑制構造、図21から図22を用いて説明してきた第3の動作音抑制構造を搭載することが可能である。
【0054】
以上、本発明の各実施形態において構造を述べたが、以下、図25を用いて本発明の第1の動作音抑制構造(図1から図13)による効果について説明する。図25は本発明の第1の動作音抑制構造の光ピックアップを搭載した光ディスク装置において、レンズホルダ106が動作した場合に発生する動作音の周波数特性を録音用マイク位置で測定した結果を示している。横軸に周波数(Hz)を、縦軸に音圧レベル(dBV)をとり、同図の一点鎖線部2501は本発明の実施形態を実施する前の状態を、実線部2502は本発明の実施形態を実施した後の状態を示している。録音用マイクの周波数特性に重要かつ聴感上敏感な帯域10KHzにおいて、本発明の実施形態実施前では一点鎖線部2501に示すように周波数fAからfBの間で多くのピークが発生し許容値をオーバーしていたが、本発明の実施形態実施後では上記周波数fAからfBの間で発生していたピークが実線部2502で示すように大幅に減少し、許容値以下に抑制することが可能となった。また、本図では図示していないが10KHz〜20KHz帯域での音圧レベルも大幅に減少させることが可能となった。同時に、本発明の実施後では光ディスク装置の外部から漏れ出る動作音も実施前と比べて大幅に減少し、許容値以下に抑制することが可能となった。このように、本発明によって20KHz帯域での音圧レベル低減効果が顕著に現れ、録音用マイクの周波数特性に重要かつ聴感上敏感な周波数帯域での音圧レベルを低減できることが確認された。
【0055】
ここで、本発明の第1の動作音抑制構造によって動作時の音圧レベルが低減可能となったメカニズムについて図32で示した従来構造と比較しながら以下説明することにする。
【0056】
図32で示した従来構造では構造上、レンズホルダ3202に作用する駆動力、重心、サスペンション3207の反力の各中心は対物レンズ3201の光軸3214を通らず、上記各中心を設計上では一致させたとしても実際には製造ばらつきによって各中心のずれが発生し、レンズホルダ3202が駆動される際に励起される回転振動成分が出やすい。一方、本発明では図1に示すように、レンズホルダ106に取付けられたフォーカスコイル107、トラッキングコイル108と、マグネット109、ヨーク110の対向面をそれぞれ対物レンズ103の光軸111に関して略点対称な位置に配置し、サスペンション112の取付位置を対物レンズ103の略中心としている。この構成により、レンズホルダ106に作用する駆動力、重心、サスペンション112の反力の各中心がすべて対物レンズ103の光軸111を通ることになり、実際の製造ばらつきがあった場合でも各中心のずれが発生しにくい。そのため、フォーカスコイル107、トラッキングコイル108への通電とマグネット109及びヨーク110によって発生する磁界の作用によってレンズホルダ106が駆動される際、レンズホルダ106に励起される回転振動成分が出にくく、図32で示した従来構造と比べてこの回転振動成分による動作音を低減することが可能となった。
【0057】
図32で示した従来構造ではヨーク3206と筐体3212が接着材3213を介して直結されており、また、構造上、ヨーク3206と筐体3212の固有振動数が比較的接近した状態となっている。このため、レンズホルダ3202が駆動される際に発生する反力によってヨーク3206の固有振動数で振動が励起されると、この振動が筐体3212に伝達されて筐体3212の固有振動数で振動が励起される。フォーカス、トラッキングサーボ制御系のループを経由すると上記ヨーク3206と上記筐体3212が振動の連成を起こして光ピックアップ全体の振動が増幅される。一方、本発明では主に図1から図3で示すように、ヨーク110とユニットベース117を少なくとも対物レンズ103の光軸111方向への変形自由度を有するバネ性部材118を介して連結し、ユニットベース117を筐体120に取付けた構造とした。ここで、上記マグネット109と上記ヨーク110及び上記バネ性部材118からなる振動系において、上記対物レンズ103の光軸111方向への1次固有振動数をf1、上記筐体120の最低次固有振動数をF1と表記すると、上記f1の上限値が上記F1の1/√2倍以下となるように、さらに図では示していないが、本発明の光ピックアップを取り付けるシャーシを支持する防振脚について光軸111方向への1次固有振動数をF2と表記すると、上記f1の下限値が上記F2の√2倍以上となるように設定した。これにより、ヨーク110の固有振動数を筐体120の固有振動数に比べて十分小さくして互いの振動連成を回避し、レンズホルダ106が駆動される際に発生する反力をバネ性部材118によって緩和して筐体120へ伝達される振動成分を低減するとともに、上記防振脚を介して外部からシャーシに加わる振動成分との干渉を回避した。さらに、図12、図13に示すように筐体120をディスク状記録媒体104と対向する面を除き、ユニットベース117と、このユニットベース117にサスペンション112を介し支持されたレンズホルダ106と、バネ性部材118を介し連結されたヨーク110およびマグネット109が配置された空間を取り囲んだ閉構造とし、アルミダイキャスト材、亜鉛ダイキャスト材あるいはアルミと亜鉛の混合ダイキャスト材等により形成することによって筐体120自体の構造を曲げ、ねじり振動が連成しない高剛性構造とした。図26は筐体120から発生する振動振幅を解析した例を示しており、横軸に周波数(〜10KHz)、縦軸に筐体120の振動振幅をとり、一点鎖線2601が本発明の実施前(図25)の状態を、実線2602が本発明の実施後の状態を示している。本図から、本発明の実施によって録音用マイクの周波数特性に重要かつ聴感上敏感な周波数帯域10KHz帯域での振動振幅が一点鎖線2601から実線2602へと大幅に低減できていることがわかる。このようにしてフォーカス、トラッキングサーボ制御系のループを経由したときに筐体120全体から発生する振動成分による動作音を従来構造より低減させることが可能となった。
【0058】
ここで、ヨーク110とユニットベース117をバネ性部材118を介して連結するだけでは上記のように筐体120全体から発生する振動成分による動作音については低減できるが、ヨーク110自身の振動成分による動作音を効果的に低減させることは難しい。そこで、本発明では上記バネ性部材118の長手方向に関して上記対物レンズ103の光軸111から前方(−X方向)に離間した位置を上記ヨーク110と上記バネ性部材118の連結位置とした。この構成により、筐体120の内部に配置されたヨーク110自身から発生する振動成分による動作音について最も効果的に低減することが可能となる。このことについて以下、図27から図29を用いて説明する。図27はヨーク110とバネ性部材118との連結位置が(a)〜(c)で異なる場合を説明している。(a)ではバネ性部材118の長手方向(X方向)に関して対物レンズ103の光軸111から前方(−X方向)に離間して(矢印2710に示す)、ヨーク110とバネ性部材118を連結位置121で結合している。これに対し、(b)ではバネ性部材2703の長手方向(X方向)に関して対物レンズ103の光軸111とほぼ一致させてヨーク2701とバネ性部材2703を連結位置2702で結合している。(c)ではバネ性部材2708の長手方向(X方向)に関して対物レンズ103の光軸111から後方(+X方向)に離間して(矢印2707に示す)、ヨーク2705とバネ性部材2708を連結位置2706で結合している。図28は上記図27の(a)〜(c)の各場合についてヨーク110、2701、2705の振動応答解析を実施した例を示しており、横軸に周波数を、縦軸に振動振幅をとり、Z方向、X方向、Y方向の解析結果を示した。また、図29は振動モード解析を実施した例を示している。まず、Z方向について説明する。周波数f1では(b)の振動振幅が最も大きく、(a)(c)の振動振幅は同程度。周波数f2で(a)(b)(c)の振動振幅は同程度、周波数f3で(c)の振動振幅が最も大きく、(a)(b)の振動振幅は同程度である。このようになっているのは図29に示すように、周波数f1での(b)の場合にはヨーク2701が図のY軸回りに回転する振動モード、周波数f3での(c)の場合にはヨーク2705とユニットべース117が図のY軸回りに互いに逆位相で回転する振動モードの影響を大きく受けているためである。結局、(a)の場合が最も振動振幅が小さいことになる。次に、X方向については、周波数f1では(b)の振動振幅が最も大きく、(a)(c)の振動振幅は同程度、周波数f2から周波数f3の間では(c)の振動振幅が最も大きく、(a)(b)の振動振幅は同程度である。周波数f3では(c)の振動振幅が最も大きく、(a)(b)の振動振幅は同程度である。このようになっているのは上記Z方向について説明した振動モードと同じ振動モードの影響を受けているためである。結局、(a)の場合が最も振動振幅が小さいことになる。次に、Y方向については周波数f4で(a)(b)(c)の振動振幅は同程度、周波数f2から周波数f3の間では(b)の振動振幅が最も大きく、(a)の振動振幅が最も小さい。周波数f5では(c)の振動振幅が最も大きく、(a)の振動振幅が最も小さい。周波数f5での(c)の場合には図29に示すようにヨーク2705とが図のZ軸回りに回転する振動モードの影響を大きく受けているためである。結局、(a)の場合が最も振動振幅が小さいことになる。以上から、X、Y、Zの各方向ともに(a)の場合が最も振動振幅が小さいことになり、ヨーク110自身から発生する振動成分による動作音が最も小さい構成であることがわかる。しかしながら、(b)(c)の場合であっても、場合によっては、製品にて用いることは可能である。
【0059】
次に、図30を用いて本発明の第2の動作音抑制構造(図14から図20)による効果について説明する。図30は第2の動作音抑制構造を搭載した光ディスク装置において、対物レンズ1402を含む可動部が動作した場合に発生する動作音の周波数特性を録音用マイク位置で測定した結果を示している。横軸に周波数(Hz)(100〜20000Hz)を、縦軸に音圧レベル(dBA)をとり、同図の点線部3001は本発明を実施する前の状態を、実線部3002は本発明の第2の動作音抑制構造を実施した後の状態を示している。本発明の実施前は周波数f1からf2の間で音圧のピークがあり許容値をオーバーしていたが、本発明の第2の動作音抑制構造の実施後では周波数f1からf2の間で発生していた音圧のピークが大幅に減少し許容値以下に抑制することが可能となった。このメカニズムについて以下、図31を用いて説明する。図31の上段(A)は本発明の実施前を示しており、フォーカスコイル3101を含む可動部がフォーカス方向(Z方向)に動作する(矢印3102)と、マグネット3103からの磁気力を介してヨーク部3104が反力(矢印3105)を受ける。ここで、ヨーク部3104は(図示しない)光ディスクに略平行(本図X方向)で所定の厚みをもつ第1のヨーク3106と、一端が上記第1のヨーク3106と連続し他端が前記(図示しない)光ディスクに対向するように前記第1のヨーク3106と略垂直に曲げられて(本図Z方向)所定の厚みをもつ第2のヨーク3107から構成されているが、構造的に第2のヨーク3107の先端部3108は図のY軸まわりに振動しやすいモード(矢印3109に示す)をもっている。このモードの影響によって第2のヨーク3107の先端部3108は矢印3109に示すようにY軸まわりに振動するが、この振動を抑制する手段がないため振動エネルギーが減衰することはほとんどない。サーボ制御により可動部が連続して動作すると第2のヨーク3107で発生する振動(矢印3109に示すY軸まわりの振動)が増幅され、ひいてはこの振動の影響を受けて第2のヨーク3107につながっている第1のヨーク3106およびマグネット3103で発生する振動も増幅することになる。この状態が続くと、いわば可動部がスピーカの振動体、ヨーク部3104が共鳴板として作用して20KHZ帯域においてピークを有する顕著な動作音3110が発生することになる。その結果、近接して配置された外部音声録音マイク3111に上記動作音が飛び込み、再生音質が劣化することになる。
【0060】
そこで、図14、図15を用いて説明したように振動抑制部材1503をその一端1504が第2のヨーク1502の先端部1505に対して同図のX方向から付勢力を与えられて接触するように設けた場合、図31の下段(B)に示すようにフォーカスコイル3101を含む可動部がフォーカス方向(Z方向)に動作する(矢印3102)と、上段(A)の場合と同様に、第2のヨーク3107は反力(矢印3105)を受ける。しかし、この際、第2のヨーク3107の先端部3108には振動抑制部材1503がX方向から付勢力を与えられた状態で接触するように設けられているので、第2のヨーク3107について図のY軸まわりの剛性を大幅に向上させることが可能となる。その結果、上段(A)の場合と同じ振動エネルギーが加わったとしても第2のヨーク3107の先端部3108について図のY軸まわりの振動振幅(矢印3109に示す)が上段(A)の場合に比べて抑制され、ヨーク部3104の振動エネルギーが減少する。この作用によって振動体としての可動部の作用があっても、共鳴板としてのヨーク部3104の振動振幅は低減され、動作音の発生(3110に示す)が低減されることになる。その結果、近接して配置された外部音声録音マイク3111へ飛び込む動作音が大幅に減少し、再生音質の劣化がなくなった。これまではフォーカス方向(Z方向)に動作した場合を例にとり述べてきたが、トラッキング方向(Y方向)に動作した場合も同様の作用が働き、動作音の発生は低減されることになる。
【0061】
本発明の第3の動作音抑制構造(図21から図22)では上記第1の動作音抑制構造に上記第2の動作音抑制構造を組合わせたものであり、上記第1の動作音抑制構造より動作音を低減させることが可能となる。
【0062】
なお、上記で説明したバネ性部材は、振動を伝え難いものであれば良く、弾性部材、粘性部材等を用いるものであっても良い。
【0063】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば光ピックアップにおいて、コイルへの通電とマグネット及びヨークによって発生する磁界の作用によってレンズホルダが駆動される際に励起される動作音を従来より大幅に低減することが可能となる。その結果、動作発生音を低減した光ディスク装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の動作音抑制構造を備えた光ピックアップの全体構成を示す上面図、側面からの透視図
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図1を裏面から見た図。
【図4】図1から図3で示したユニットべース117、ヨーク110、バネ性部材118の結合について別の実施形態を示ず図。
【図5】図1から図3で示したバネ性部材118とヨーク110、マグネット109からなる振動系に減衰を付加する実施形態を示す図。
【図6】図1から図3で示したバネ性部材118とヨーク110、マグネット109からなる振動系に減衰を付加する実施形態を示す図。
【図7】図1から図3で示したヨーク110の構造を説明する図。
【図8】図1から図3で示したマグネット109の接着構造を説明する図。
【図9】図7で説明したヨーク110の構造と別の実施形態を示す図。
【図10】図1から図3で説明したバネ性部材118について別の実施形態を示す図。
【図11】図1から図3で説明したバネ性部材118についてさらに別の実施形態を示す図。
【図12】筐体120の構造を示す上面図と側面図。
【図13】筐体120の構造を示すA−A断面図と裏面図。
【図14】第2の動作音抑制構造の一実施形態を示す上面図、側面図、A−A断面図。
【図15】図14から主要部分を抜き出して示した図。
【図16】第2の動作音抑制構造における別の実施形態を示す図。
【図17】第2の動作音抑制構造におけるさらに別の実施形態を示す図。
【図18】第2の動作音抑制構造におけるさらに別の実施形態を示す図。
【図19】第2の動作音抑制構造におけるさらに別の実施形態を示す図。
【図20】第2の動作音抑制構造において、第2のヨーク1502に沿って取付けられたマグネット1405の固定方法を示す図。
【図21】第3の動作音抑制構造についての実施形態を示す上面図、A−A断面図。
【図22】第3の動作音抑制構造について別の実施形態を示す上面図、A−A断面図。
【図23】動作音抑制光ピックアップを搭載した光ディスク装置の実施形態を示す図。
【図24】動作音抑制光ピックアップを搭載した光ディスク装置の別の実施形態を示す図。
【図25】本発明の第1の動作音抑制構造(図1から図13)による効果について説明する図。
【図26】筐体120から発生する振動振幅を解析した例を示す図。
【図27】ヨーク110とバネ性部材118との連結位置を示す図。
【図28】図27の(a)〜(c)の各場合についてヨーク110、2701、2705の振動応答解析を実施した例を示す図。
【図29】振動モード解析を実施した例を示す図。
【図30】第2の動作音抑制構造を搭載した光ディスク装置において、対物レンズ1402を含む可動部が動作した場合に発生する動作音の周波数特性を録音用マイク位置で測定した結果を示す図。
【図31】第2の動作音抑制構造において、音圧を抑制するメカニズムを説明する図。
【図32】従来から用いられてきた光ピックアップの対物レンズ駆動部を示す図。
【符号の説明】
101…第1の動作音抑制構造における光ビーム
102…第1の動作音抑制構造におけるプリズム
103…第1の動作音抑制構造における対物レンズ
104…第1の動作音抑制構造において、対物レンズ103に所定の間隔で対向するディスク状記録媒体
105…ディスク状記録媒体104の情報記録面
106…第1の動作音抑制構造におけるレンズホルダ
107…第1の動作音抑制構造におけるフォーカスコイル
108…第1の動作音抑制構造におけるトラッキングコイル108
109…第1の動作音抑制構造におけるマグネット
110…第1の動作音抑制構造におけるヨーク
111…第1の動作音抑制構造における対物レンズ103の光軸
112…第1の動作音抑制構造における4本のサスペンション
113…第1の動作音抑制構造におけるサスペンションホルダ
114…第1の動作音抑制構造における接続基板
115…第1の動作音抑制構造におけるフレキシブルプリントケーブル
116…第1の動作音抑制構造における接着部材
117…第1の動作音抑制構造におけるユニットベース
118…第1の動作音抑制構造におけるバネ性部材
119…第1の動作音抑制構造における接着部材
120…第1の動作音抑制構造における筐体
121…第1の動作音抑制構造におけるヨーク110に対するバネ性部材118連結部
122…第1の動作音抑制構造におけるユニットべース117に対するバネ性部材118の連結部
123…第1の動作音抑制構造におけるヨーク110の底面部
124…第1の動作音抑制構造におけるユニットべース117の底面部
125…第1の動作音抑制構造において、レンズホルダ106に図の−Z方向に途中まであけられた穴
301…第1の動作音抑制構造におけるユニットベース117にあけられた長穴部
302…第1の動作音抑制構造におけるサスペンションホルダ113に図の−Z方向へ突出したボス部
303…第1の動作音抑制構造において、ボス部302の内部に+Z方向に途中まであけられた穴部
304…第1の動作音抑制構造において、バネ性部材118のヨーク110側にあけられた穴部
305…第1の動作音抑制構造において、バネ性部材118のユニットべース117側にあけられた穴部
401…第1の動作音抑制構造において、バネ性部材118の穴部304の脇にあけられた穴
402…第1の動作音抑制構造において、バネ性部材118の穴部305の脇にあけられた穴
403…第1の動作音抑制構造において、穴401、402に注入する接着部材
501…第1の動作音抑制構造において、ヨーク110と筐体120で挟まれた空間に充填するシリコン系樹脂材
502…第1の動作音抑制構造において、ヨーク110の底面123と筐体120で挟まれた空間に充填するシリコン系樹脂材
503…第1の動作音抑制構造において、ヨーク110とユニットべース117で挟まれた空間に充填するシリコン系樹脂材
601…第1の動作音抑制構造において、ユニットべース117にあけられた穴
602…第1の動作音抑制構造において、穴601に充填するシリコン系樹脂材
701…第1の動作音抑制構造における第1のヨーク
702…第1の動作音抑制構造において、第1のヨーク701と略垂直(図のYZ平面に略平行)に曲げられて所定の厚みをもつ第2のヨーク
703…第1の動作音抑制構造において、第2のヨーク702に設けられた溝部
704…第1の動作音抑制構造において、第2のヨーク702に設けられたテーパ部
705…第1の動作音抑制構造における穴
706…第1の動作音抑制構造における突起部
707…第1の動作音抑制構造における接着部材
801…第1の動作音抑制構造におけるテーパ部
803…第1の動作音抑制構造における接着部材
901…第1の動作音抑制構造において、第1のヨーク701に対して−Z方向から取付けられた別部材
902…第1の動作音抑制構造において、第1のヨーク701に−Z方向に押し出して形成した突起部
903…第1の動作音抑制構造において、−Z方向に押し出して形成した突起部
904…第1の動作音抑制構造において、別部材901の中央部にあけられた穴
1001…第1の動作音抑制構造において、図10の実施形態でのバネ性部材
1002…第1の動作音抑制構造において、図10の実施形態で前後にあけられた穴部
1003…第1の動作音抑制構造において、図10の実施形態で−Z方向に折曲げられた左右の折曲げ部
1004…第1の動作音抑制構造において、図10の実施形態で穴部1002の左右にあるバネ部
1101…第1の動作音抑制構造において、図11の実施形態でのバネ性部材
1102…第1の動作音抑制構造において、図11の実施形態でのバネ部
1103…第1の動作音抑制構造において、図11の実施形態でのバネ部
1104…第1の動作音抑制構造において、図11の実施形態でヨーク110の底面123と連結するための連結部
1105…第1の動作音抑制構造において、図11の実施形態でユニットべース117の底面124と連結するための連結部
1201…第1の動作音抑制構造において、ユニットベース117、このユニットベース117にサスペンション112を介して支持されたレンズホルダ106、バネ性部材118を介し連結されたヨーク110、マグネット109等が配置された空間
1202…第1の動作音抑制構造において、(図示しない)レーザ光源、(図示しない)コリメートレンズ、(図示しない)光検出器等の光学系が配置された空間
1203…第1の動作音抑制構造において、筐体120の底板部。
1204…第1の動作音抑制構造において、筐体120の底板部1203と連続し垂直な方向に形成された左側壁部
1205…第1の動作音抑制構造において、筐体120の底板部1203と連続し垂直な方向に形成された右側壁部
1206…第1の動作音抑制構造において、筐体120の前側壁部
1207…第1の動作音抑制構造において、筐体120の後側壁部
1208…第1の動作音抑制構造において、筐体120の底板部1203の一部にあけられた穴
1209…第1の動作音抑制構造において、筐体120の上面部
1210…第1の動作音抑制構造において、筐体120の底板部
1211…第1の動作音抑制構造において、筐体120の底板部1210と連続し垂直に形成された前側壁部
1212…第1の動作音抑制構造において、筐体120の底板部1210と連続し垂直に形成された後側壁部
1213…第1の動作音抑制構造において、筐体120の左側壁部
1214…第1の動作音抑制構造において、筐体120の右側壁部
1215…第1の動作音抑制構造において、筐体120の上面部
1216…第1の動作音抑制構造において、筐体120のガイドバー軸受部
1217…第1の動作音抑制構造において、筐体120のガイドバー軸受部
1401…第2の動作音抑制構造におけるレンズホルダ
1402…第2の動作音抑制構造における対物レンズ
1403…第2の動作音抑制構造におけるフォーカスコイル
1404…第2の動作音抑制構造におけるトラッキングコイル
1405…第2の動作音抑制構造におけるマグネット
1406…第2の動作音抑制構造におけるヨーク部
1407…第2の動作音抑制構造における4本のサスペンション
1408…第2の動作音抑制構造におけるサスペンションホルダ
1409…第2の動作音抑制構造における基板
1410…第2の動作音抑制構造におけるユニットベース
1501…第2の動作音抑制構造における第1のヨーク
1502…第2の動作音抑制構造における第2のヨーク
1503…第2の動作音抑制構造における振動抑制部材
1504…第2の動作音抑制構造における振動抑制部材1503の一端
1505…第2の動作音抑制構造における第2のヨーク1502の先端部
1506…第2の動作音抑制構造における振動抑制部材取付け部
1507…第2の動作音抑制構造において、振動抑制部材1503の一端1504から延びた突出部
1508…第2の動作音抑制構造において、第2のヨーク1502の先端部1505に形成された凹部
1509…第2の動作音抑制構造において、振動抑制部材1503の他端
1510…第2の動作音抑制構造において、Y方向に突出した位置決めピン
1511…第2の動作音抑制構造において、振動抑制部材1503の他端1509に設けられた長穴部
1512…第2の動作音抑制構造において、X方向から接触する方向を示す矢印
1601…第2の動作音抑制構造において、振動抑制部材1503の一端1504と第2のヨーク1502の先端部1505に充填された接着材
1701…第2の動作音抑制構造において、第1のヨーク1501、第2のヨーク1502の外側に配置された振動抑制部材
1702…第2の動作音抑制構造における制振部材
1801…第2の動作音抑制構造において、一体に形成した振動抑制部材
1802…第2の動作音抑制構造において、振動抑制部材1801の他端
1901…第2の動作音抑制構造において、光ピックアップの筐体
1902…第2の動作音抑制構造における光ピックアップの光学系
1903…第2の動作音抑制構造において、一体に形成した振動抑制部材
1904…第2の動作音抑制構造において、振動抑制部材1903の他端
2001…第2の動作音抑制構造において、マグネット1405と第2のヨーク1502の先端部1505付近を結合する接着材
2002…第2の動作音抑制構造において、マグネット1405と第2のヨーク1502の根元付近を結合する接着材
2101…第3の動作音抑制構造における接触部材
2102…第3の動作音抑制構造におけるカバー
2103…第3の動作音抑制構造において、カバー2102に設けられた絞り部
2104…第3の動作音抑制構造における開口部
2201…第3の動作音抑制構造における接触部材
2202…第3の動作音抑制構造におけるカバー
2203…第3の動作音抑制構造におけるカバー2202に設けられた絞り部
2204…第3の動作音抑制構造における開口部
2301…光ディスク装置の実施形態において、図1から図13を用いて説明してきた第1の動作音抑制構造の光ピックアップ
2302…光ディスク装置の実施形態におけるディスクモータ
2303…光ディスク装置の実施形態における光ディスク
2304…光ディスク装置の実施形態におけるシャーシ
2305…光ディスク装置の実施形態における主軸ガイドバー
2306…光ディスク装置の実施形態における与圧部
2307…光ディスク装置の実施形態における送りネジ
2308…光ディスク装置の実施形態における副軸ガイドバー
2309…光ディスク装置の実施形態における送りモータ
2401…光ディスク装置の別の実施形態における筐体
2402…光ディスク装置の別の実施形態におけるミラーキューブ
2403…光ディスク装置の別の実施形態における光学系
2404…光ディスク装置の別の実施形態におけるシャーシ
2405…光ディスク装置の別の実施形態における光ビーム
2501…第1の動作音抑制構造の効果を説明する図25において、本発明の実施形態を実施する前の状態
2502…第1の動作音抑制構造の効果を説明する図25において、本発明の実施形態を実施した後の状態
2601…筐体120から発生する振動振幅の解析例において、本発明の実施前(図25)の振動振幅を示す図
2602…筐体120から発生する振動振幅の解析例において、本発明の実施後の振動振幅を示す図。
2701…図27(b)におけるヨーク
2702…図27(b)におけるヨーク2701とバネ性部材2703の連結位置
2703…図27(b)におけるバネ性部材
2704…図27(b)において、バネ性部材2703とユニットべース117の連結位置
2705…図27(c)におけるヨーク
2706…図27(c)において、ヨーク2705とバネ性部材2708の連結位置
2707…図27(c)において、バネ性部材2708の長手方向(X方向)に関して対物レンズ103の光軸111から後方(+X方向)に離間する方向を示す矢印
2708…図27(c)におけるバネ性部材
2709…図27(c)において、バネ性部材2708とユニットべース117の連結位置
2710…図27(a)において、バネ性部材118の長手方向(X方向)に関して対物レンズ103の光軸111から前方(−X方向)に離間する方向を示す矢印
3001…第2の動作音抑制構造の効果を説明する図30において、本発明を実施する前の状態
3002…第2の動作音抑制構造の効果を説明する図30において、本発明の第2の動作音抑制構造を実施した後の状態
3101…第2の動作音抑制構造のメカニズムを説明する図31におけるフォーカスコイル
3102…第2の動作音抑制構造のメカニズムを説明する図31において、可動部がフォーカス方向(Z方向)に動作する方向を示す矢印
3103…第2の動作音抑制構造のメカニズムを説明する図31におけるマグネット
3104…第2の動作音抑制構造のメカニズムを説明する図31におけるヨーク部
3105…第2の動作音抑制構造のメカニズムを説明する図31において、ヨーク部3104が反力を受ける方向を示す矢印
3106…第2の動作音抑制構造のメカニズムを説明する図31における第1のヨーク
3107…第2の動作音抑制構造のメカニズムを説明する図31における第2のヨーク
3108…第2の動作音抑制構造のメカニズムを説明する図31において、第2のヨーク3107の先端部
3109…第2の動作音抑制構造のメカニズムを説明する図31において、Y軸まわりに振動しやすいモードの方向を示す矢印
3110…第2の動作音抑制構造のメカニズムを説明する図31における動作音
3111…第2の動作音抑制構造のメカニズムを説明する図31における外部音声録音マイク
3201…従来から用いられてきた光ピックアップの対物レンズ駆動部(図32)における対物レンズ
3202…従来から用いられてきた光ピックアップの対物レンズ駆動部におけるレンズホルダ
3203…従来から用いられてきた光ピックアップの対物レンズ駆動部におけるフォーカスコイル
3204…従来から用いられてきた光ピックアップの対物レンズ駆動部におけるトラッキングコイル
3205…従来から用いられてきた光ピックアップの対物レンズ駆動部におけるマグネット
3206…従来から用いられてきた光ピックアップの対物レンズ駆動部におけるヨーク
3207…従来から用いられてきた光ピックアップの対物レンズ駆動部における4本のサスペンション
3208…従来から用いられてきた光ピックアップの対物レンズ駆動部におけるサスペンションホルダ
3209…従来から用いられてきた光ピックアップの対物レンズ駆動部における接続基板
3210…従来から用いられてきた光ピックアップの対物レンズ駆動部における接着部
3211…従来から用いられてきた光ピックアップの対物レンズ駆動部におけるユニットベース
3212…従来から用いられてきた光ピックアップの対物レンズ駆動部における光ピックアップの筐体
3213…従来から用いられてきた光ピックアップの対物レンズ駆動部における接着部

Claims (6)

  1. レーザ光源と、前記レーザ光源から出射された光ビームを集光する対物レンズと、前記対物レンズとフォーカスコイル及びトラッキングコイルを有するレンズホルダと、前記フォーカスコイル及びトラッキングコイルを駆動するマグネットと、前記マグネットを固定するマグネット固定部材と、前記レンズホルダを支持するユニットベースと、前記ユニットベースを保持する筐体を有する光ピックアップであって、
    弾性部材の一端を前記ユニットベースと連結し、前記対物レンズの中心を基準として略点対称の位置で、前記弾性部材の他端を前記マグネット固定部材と連結したことを特徴とする光ピックアップ。
  2. 請求項1記載の光ピックアップにおいて、
    前記マグネット、前記レンズホルダに設けられたフォーカスコイルまたはトラッキングコイルが、前記対物レンズの中心を基準として略点対称の位置に他のマグネット、フォーカスコイルまたはトラッキングコイルと対向するように配置され、
    前記レンズホルダを支持するサスペンションと前記レンズホルダの連結位置が、前記対向するフォーカスコイルまたはトラッキングコイルの中心線を基準として、線対称の位置に配置されることを特徴とする光ピックアップ。
  3. 請求項1、請求項2に記載の光ピックアップと、
    該光ピックアップを前記ディスク状記録媒体の半径方向に移動させる光ピックアップ送り機構と、
    前記ディスク状記録媒体を装着して回転駆動するためのディスクモータと、
    前記光ピックアップと光ピックアップ送り機構および前記ディスクモータを取付けるシャ−シと、
    信号処理系および制御系を有する電気回路を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  4. レーザ光源と、前記レーザ光源から出射された光ビームを情報記録媒体に集光する対物レンズと、前記対物レンズとフォーカスコイル及びトラッキングコイルを有するレンズホルダと、前記フォーカスコイル及びトラッキングコイルを駆動するマグネットと、前記マグネットを固定するマグネット固定部材と、前記レンズホルダを支持するユニットベースと、前記ユニットベースを保持する筐体を有し、光ディスク装置に用いられる光ピックアップであって、
    弾性部材の一端を前記ユニットベースと連結し、前記情報記録媒体の回転中心と前記対物レンズの光軸を通る軸線を挟んで前記弾性部材の一端と反対側の位置で前記弾性部材の他端を前記マグネット固定部材と連結したことを特徴とする光ピックアップ。
  5. 請求項4記載の光ピックアップにおいて、
    前記マグネットと、前記レンズホルダに設けられたフォーカスコイル及びトラッキングコイルが前記情報記録媒体の回転中心と前記対物レンズの光軸を通る軸線に対してそれぞれ線対称な位置に配置し、前記レンズホルダを支持するサスペンションと前記レンズホルダの連結位置を前記軸線上に配置したことを特徴とする光ピックアップ。
  6. 請求項4及び請求項5に記載の光ピックアップと、
    該光ピックアップを前記ディスク状記録媒体の半径方向に移動させる光ピックアップ送り機構と、
    前記ディスク状記録媒体を装着して回転駆動するためのディスクモータと、
    前記光ピックアップと光ピックアップ送り機構および前記ディスクモータを取付けるシャ−シと、
    信号処理系および制御系を有する電気回路を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
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