JP2001067695A - 光ピックアップ - Google Patents
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- JP2001067695A JP2001067695A JP24701399A JP24701399A JP2001067695A JP 2001067695 A JP2001067695 A JP 2001067695A JP 24701399 A JP24701399 A JP 24701399A JP 24701399 A JP24701399 A JP 24701399A JP 2001067695 A JP2001067695 A JP 2001067695A
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- optical pickup
- damper base
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0925—Electromechanical actuators for lens positioning
- G11B7/0932—Details of sprung supports
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0925—Electromechanical actuators for lens positioning
- G11B7/093—Electromechanical actuators for lens positioning for focusing and tracking
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 レンズホルダを対物レンズのフォーカシング
方向に動かした時の対物レンズの光軸の傾角変化を防止
できる光ピックアップを提供すること。 【解決手段】 ダンパベース2と、ダンパベース2にそ
れぞれ一端を固定された対のサスペンションワイヤ3,
4と、対のサスペンションワイヤ3,4の他端に取り付
けられ、対のサスペンションワイヤ3,4によって揺動
自在且つ所定位置に復帰するように支持されたレンズホ
ルダ5と、レンズホルダ5に保持された対物レンズ6
と、レンズホルダ5に設けられたフォーカシングコイル
7と、フォーカシングコイル7のダンパベース側部分と
交差する第1の磁気回路8と、フォーカシングコイル7
のダンパベース側と反対側の部分と交差する第2の磁気
回路9とを含む光ピックアップ1において、第1の磁気
回路8の磁束密度と、第2の磁気回路9の磁束密度とが
異なっていることを特徴とする。
方向に動かした時の対物レンズの光軸の傾角変化を防止
できる光ピックアップを提供すること。 【解決手段】 ダンパベース2と、ダンパベース2にそ
れぞれ一端を固定された対のサスペンションワイヤ3,
4と、対のサスペンションワイヤ3,4の他端に取り付
けられ、対のサスペンションワイヤ3,4によって揺動
自在且つ所定位置に復帰するように支持されたレンズホ
ルダ5と、レンズホルダ5に保持された対物レンズ6
と、レンズホルダ5に設けられたフォーカシングコイル
7と、フォーカシングコイル7のダンパベース側部分と
交差する第1の磁気回路8と、フォーカシングコイル7
のダンパベース側と反対側の部分と交差する第2の磁気
回路9とを含む光ピックアップ1において、第1の磁気
回路8の磁束密度と、第2の磁気回路9の磁束密度とが
異なっていることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクドライ
ブ装置の光学系部である光ピックアップに関し、更に詳
しくは、光ディスクに焦点を合わせる際の対物レンズの
光軸の傾きを防止することが可能な光ピックアップに関
する。
ブ装置の光学系部である光ピックアップに関し、更に詳
しくは、光ディスクに焦点を合わせる際の対物レンズの
光軸の傾きを防止することが可能な光ピックアップに関
する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の光ピックアップの一例の要
部の断面図、図3は図2に示す光ピックアップの要部の
光軸の傾角変化を示し、(a)は光軸の上側がダンパベ
ースの方へ傾く例の側面図、(b)は光軸の上側が
(a)と逆の方へ傾く例の側面図である。
部の断面図、図3は図2に示す光ピックアップの要部の
光軸の傾角変化を示し、(a)は光軸の上側がダンパベ
ースの方へ傾く例の側面図、(b)は光軸の上側が
(a)と逆の方へ傾く例の側面図である。
【0003】図2及び図3を参照して、従来の光ピック
アップ1は、一般に、ダンパベース2と、このダンパベ
ース2にそれぞれ一端を固定された2対のサスペンショ
ンワイヤ3,4(各図において、2対のサスペンション
ワイヤの内、それぞれ、片側のサスペンションワイヤだ
けしか図示していない)と、この2対のサスペンション
ワイヤ3,4の他端に取り付けられ、この2対のサスペ
ンションワイヤ3,4によって揺動自在且つ所定位置に
復帰するように支持されたレンズホルダ5と、このレン
ズホルダ5に保持された対物レンズ6と、レンズホルダ
5に設けられたフォーカシングコイル7と、このフォー
カシングコイル7のダンパベース側部分と交差する第1
の磁気回路8と、フォーカシングコイル7のダンパベー
ス側と反対側の部分と交差する第2の磁気回路9とを含
んで構成されている。
アップ1は、一般に、ダンパベース2と、このダンパベ
ース2にそれぞれ一端を固定された2対のサスペンショ
ンワイヤ3,4(各図において、2対のサスペンション
ワイヤの内、それぞれ、片側のサスペンションワイヤだ
けしか図示していない)と、この2対のサスペンション
ワイヤ3,4の他端に取り付けられ、この2対のサスペ
ンションワイヤ3,4によって揺動自在且つ所定位置に
復帰するように支持されたレンズホルダ5と、このレン
ズホルダ5に保持された対物レンズ6と、レンズホルダ
5に設けられたフォーカシングコイル7と、このフォー
カシングコイル7のダンパベース側部分と交差する第1
の磁気回路8と、フォーカシングコイル7のダンパベー
ス側と反対側の部分と交差する第2の磁気回路9とを含
んで構成されている。
【0004】そして、従来の光ピックアップ1の場合、
第1の磁気回路8の磁束密度と、第2の磁気回路9の磁
束密度とは同じであり、従って、第1の磁気回路8とフ
ォーカシングコイル7との間に生じる力F1と、第2の
磁気回路9とフォーカシングコイル7との間に生じる力
F2とは、同じ強さであった。
第1の磁気回路8の磁束密度と、第2の磁気回路9の磁
束密度とは同じであり、従って、第1の磁気回路8とフ
ォーカシングコイル7との間に生じる力F1と、第2の
磁気回路9とフォーカシングコイル7との間に生じる力
F2とは、同じ強さであった。
【0005】尚、光ピックアップ1は、上述のダンパベ
ース2、サスペンションワイヤ3,4、レンズホルダ
5、対物レンズ6、フォーカシングコイル7、第1の磁
気回路8、第2の磁気回路9以外に、トラッキングコイ
ル、光学ベース、レーザーダイオード、偏光ビームスプ
リッタ、コリメータレンズ、立上げミラー、フォトダイ
オード(いずれも図示せず)等も含むが、これらは、本
発明の要旨と関わりが無いので、この欄での説明を省略
する。
ース2、サスペンションワイヤ3,4、レンズホルダ
5、対物レンズ6、フォーカシングコイル7、第1の磁
気回路8、第2の磁気回路9以外に、トラッキングコイ
ル、光学ベース、レーザーダイオード、偏光ビームスプ
リッタ、コリメータレンズ、立上げミラー、フォトダイ
オード(いずれも図示せず)等も含むが、これらは、本
発明の要旨と関わりが無いので、この欄での説明を省略
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の光ピックアップ
1では、レンズホルダ5を対物レンズ6のフォーカシン
グ方向(タンジェンシャル方向)FCに動かした場合
に、対物レンズ6の光軸O方向が鉛直方向と平行な状態
を保つように設計されている。しかしながら、実際は、
数々の要因により、レンズホルダ5を対物レンズ6のフ
ォーカシング方向FCに動かした場合、図3に示す2つ
のタイプの内のどちらかの動きになることが多く、対物
レンズ6の光軸Oが傾角変化を起こすことが多かった。
図3(a)は、レンズホルダ5が所定位置から上方へシ
フトした時に、対物レンズ6の光軸O(の上側)がダン
パベース2の方へ傾き、レンズホルダ5が所定位置から
下方へシフトした時に、対物レンズ6の光軸O(の上
側)がダンパベース2から離れる方へ傾くタイプであ
り、図3(b)は、レンズホルダ5が所定位置から上方
へシフトした時に、対物レンズ6の光軸O(の上側)が
ダンパベース2から離れる方へ傾き、レンズホルダ5が
所定位置から下方へシフトした時に、対物レンズ6の光
軸O(の上側)がダンパベース2の方へ傾くタイプであ
る。
1では、レンズホルダ5を対物レンズ6のフォーカシン
グ方向(タンジェンシャル方向)FCに動かした場合
に、対物レンズ6の光軸O方向が鉛直方向と平行な状態
を保つように設計されている。しかしながら、実際は、
数々の要因により、レンズホルダ5を対物レンズ6のフ
ォーカシング方向FCに動かした場合、図3に示す2つ
のタイプの内のどちらかの動きになることが多く、対物
レンズ6の光軸Oが傾角変化を起こすことが多かった。
図3(a)は、レンズホルダ5が所定位置から上方へシ
フトした時に、対物レンズ6の光軸O(の上側)がダン
パベース2の方へ傾き、レンズホルダ5が所定位置から
下方へシフトした時に、対物レンズ6の光軸O(の上
側)がダンパベース2から離れる方へ傾くタイプであ
り、図3(b)は、レンズホルダ5が所定位置から上方
へシフトした時に、対物レンズ6の光軸O(の上側)が
ダンパベース2から離れる方へ傾き、レンズホルダ5が
所定位置から下方へシフトした時に、対物レンズ6の光
軸O(の上側)がダンパベース2の方へ傾くタイプであ
る。
【0007】このように、対物レンズの光軸が傾角変化
を起こすと、光ピックアップの特性が劣化してしまう。
を起こすと、光ピックアップの特性が劣化してしまう。
【0008】それ故に、本発明の課題は、レンズホルダ
を対物レンズのフォーカシング方向に動かした場合に、
対物レンズの光軸の傾角変化を防止でき、これにより、
光ピックアップの特性の劣化を防止することができる光
ピックアップを提供することにある。
を対物レンズのフォーカシング方向に動かした場合に、
対物レンズの光軸の傾角変化を防止でき、これにより、
光ピックアップの特性の劣化を防止することができる光
ピックアップを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
れば、ダンパベース(2)と、該ダンパベース(2)に
それぞれ一端を固定された対のサスペンションワイヤ
(3,4)と、該対のサスペンションワイヤ(3,4)
の他端に取り付けられ、該対のサスペンションワイヤ
(3,4)によって揺動自在且つ所定位置に復帰するよ
うに支持されたレンズホルダ(5)と、該レンズホルダ
(5)に保持された対物レンズ(6)と、前記レンズホ
ルダ(5)に設けられたフォーカシングコイル(7)
と、該フォーカシングコイル(7)の前記ダンパベース
側部分と交差する第1の磁気回路(8)と、前記フォー
カシングコイル(7)の前記ダンパベース側と反対側の
部分と交差する第2の磁気回路(9)とを含む光ピック
アップ(1)において、前記第1の磁気回路(8)の磁
束密度と、前記第2の磁気回路(9)の磁束密度とが異
なっていることを特徴とする光ピックアップ(1)が得
られる。
れば、ダンパベース(2)と、該ダンパベース(2)に
それぞれ一端を固定された対のサスペンションワイヤ
(3,4)と、該対のサスペンションワイヤ(3,4)
の他端に取り付けられ、該対のサスペンションワイヤ
(3,4)によって揺動自在且つ所定位置に復帰するよ
うに支持されたレンズホルダ(5)と、該レンズホルダ
(5)に保持された対物レンズ(6)と、前記レンズホ
ルダ(5)に設けられたフォーカシングコイル(7)
と、該フォーカシングコイル(7)の前記ダンパベース
側部分と交差する第1の磁気回路(8)と、前記フォー
カシングコイル(7)の前記ダンパベース側と反対側の
部分と交差する第2の磁気回路(9)とを含む光ピック
アップ(1)において、前記第1の磁気回路(8)の磁
束密度と、前記第2の磁気回路(9)の磁束密度とが異
なっていることを特徴とする光ピックアップ(1)が得
られる。
【0010】請求項2記載の発明によれば、前記第1の
磁気回路(8)の磁束密度を、前記第2の磁気回路
(9)の磁束密度よりも高くしてあることを特徴とする
請求項1記載の光ピックアップ(1)が得られる。
磁気回路(8)の磁束密度を、前記第2の磁気回路
(9)の磁束密度よりも高くしてあることを特徴とする
請求項1記載の光ピックアップ(1)が得られる。
【0011】請求項3記載の発明によれば、前記第1の
磁気回路(8)の磁束密度を、前記第2の磁気回路
(9)の磁束密度よりも低くしてあることを特徴とする
請求項1記載の光ピックアップが得られる。
磁気回路(8)の磁束密度を、前記第2の磁気回路
(9)の磁束密度よりも低くしてあることを特徴とする
請求項1記載の光ピックアップが得られる。
【0012】尚、本発明の各構成部分に付された括弧内
の符号は、本発明の理解を容易にするために、図示実施
形態の各構成部分に対応させて付したものであり、従っ
て、上記括弧内の符号は、各構成部分の一例を示すもの
であり、各構成部分は、図示されたものに限定されな
い。
の符号は、本発明の理解を容易にするために、図示実施
形態の各構成部分に対応させて付したものであり、従っ
て、上記括弧内の符号は、各構成部分の一例を示すもの
であり、各構成部分は、図示されたものに限定されな
い。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態に係る
光ピックアップの断面図である。図1を参照して、本実
施形態の光ピックアップ1は、ダンパベース2と、2対
のサスペンションワイヤ3,4(上側の対のサスペンシ
ョンワイヤ3と下側の対のサスペンションワイヤ4は、
共に対の内の一方しか図示されていない)と、レンズホ
ルダ5と、対物レンズ6と、フォーカシングコイル7
と、第1の磁気回路8と、第2の磁気回路9と含んでい
る。更に、この光ピックアップ1は、トラッキングコイ
ル(図示せず)、光学ベース11と、レーザーダイオー
ド12と、偏光ビームスプリッタ13と、コリメータレ
ンズ14と、立上げミラー15と、フォトダイオード
(図示せず)等も含んで構成されている。
光ピックアップの断面図である。図1を参照して、本実
施形態の光ピックアップ1は、ダンパベース2と、2対
のサスペンションワイヤ3,4(上側の対のサスペンシ
ョンワイヤ3と下側の対のサスペンションワイヤ4は、
共に対の内の一方しか図示されていない)と、レンズホ
ルダ5と、対物レンズ6と、フォーカシングコイル7
と、第1の磁気回路8と、第2の磁気回路9と含んでい
る。更に、この光ピックアップ1は、トラッキングコイ
ル(図示せず)、光学ベース11と、レーザーダイオー
ド12と、偏光ビームスプリッタ13と、コリメータレ
ンズ14と、立上げミラー15と、フォトダイオード
(図示せず)等も含んで構成されている。
【0014】ダンパベース2は、略直方体状であり、2
対のサスペンションワイヤ3,4の一端を受け入れ、保
持するための穴(図示せず)を有している。ダンパベー
ス2は、後述する光学ベース11の後壁111に回動自
在に取り付けられている。
対のサスペンションワイヤ3,4の一端を受け入れ、保
持するための穴(図示せず)を有している。ダンパベー
ス2は、後述する光学ベース11の後壁111に回動自
在に取り付けられている。
【0015】2対のサスペンションワイヤ3,4は、そ
れぞれ、その一端が、ダンパベース2の穴に挿通され、
この穴の中で接着剤(図示せず)により固定されてい
る。
れぞれ、その一端が、ダンパベース2の穴に挿通され、
この穴の中で接着剤(図示せず)により固定されてい
る。
【0016】レンズホルダ5は、レンズ保持部51と、
巻枠部52とを有している。レンズ保持部51は、略円
筒状ある。巻枠部52は、略円筒状であり、レンズ保持
部51を取り囲んでおり、且つ、レンズ保持部51と同
軸である。レンズ保持部51と巻枠部52とは、連結片
(図示せず)で互いに連結され、これらの間には、空隙
53が構成されている。このレンズホルダ5の巻枠部5
2に、2対のサスペンションワイヤ3,4の他端が挿入
され、接着剤等により固定されている。これにより、レ
ンズホルダ5は、2対のサスペンションワイヤ3,4に
よって、揺動自在且つ所定位置に復帰するように支持さ
れている。このレンズホルダ5には、図示しないが、ト
ラッキングコイルが取り付けられている。このトラッキ
ングコイルにより、レンズホルダ5は、図1において、
紙面と直交する方向に移動自在に成っている。
巻枠部52とを有している。レンズ保持部51は、略円
筒状ある。巻枠部52は、略円筒状であり、レンズ保持
部51を取り囲んでおり、且つ、レンズ保持部51と同
軸である。レンズ保持部51と巻枠部52とは、連結片
(図示せず)で互いに連結され、これらの間には、空隙
53が構成されている。このレンズホルダ5の巻枠部5
2に、2対のサスペンションワイヤ3,4の他端が挿入
され、接着剤等により固定されている。これにより、レ
ンズホルダ5は、2対のサスペンションワイヤ3,4に
よって、揺動自在且つ所定位置に復帰するように支持さ
れている。このレンズホルダ5には、図示しないが、ト
ラッキングコイルが取り付けられている。このトラッキ
ングコイルにより、レンズホルダ5は、図1において、
紙面と直交する方向に移動自在に成っている。
【0017】対物レンズ6は、レンズホルダ5のレンズ
保持部51の上端部内に収容され保持されている。
保持部51の上端部内に収容され保持されている。
【0018】フォーカシングコイル7は、レンズホルダ
5の巻枠部52に巻回されている。このフォーカシング
コイル7により、レンズホルダ5は、タンジェンタル方
向、即ち、対物レンズ6の光軸O方向に沿って移動自在
に成っている。
5の巻枠部52に巻回されている。このフォーカシング
コイル7により、レンズホルダ5は、タンジェンタル方
向、即ち、対物レンズ6の光軸O方向に沿って移動自在
に成っている。
【0019】第1の磁気回路8は、第1のヨーク81
と、第1の永久磁石82とから成り、フォーカシングコ
イル7のダンパベース2側部分と交差するように成って
いる。第1のヨーク81は、後述する光学ベース11の
両側壁112間に架設されている。また、第1のヨーク
81の中央部分は、断面形状が略コ字状に成っており、
この中央部分の第1の突片81aは、レンズホルダ5の
空隙53内に挿入されている。第1の永久磁石82は、
フォーカシングコイル7のダンパベース2側部分に対向
するように、第1のヨーク81の中央部分に形成された
第2の突片81bの内側面に固定されている。
と、第1の永久磁石82とから成り、フォーカシングコ
イル7のダンパベース2側部分と交差するように成って
いる。第1のヨーク81は、後述する光学ベース11の
両側壁112間に架設されている。また、第1のヨーク
81の中央部分は、断面形状が略コ字状に成っており、
この中央部分の第1の突片81aは、レンズホルダ5の
空隙53内に挿入されている。第1の永久磁石82は、
フォーカシングコイル7のダンパベース2側部分に対向
するように、第1のヨーク81の中央部分に形成された
第2の突片81bの内側面に固定されている。
【0020】第2の磁気回路9は、第2のヨーク91
と、第2の永久磁石92とから成り、フォーカシングコ
イル7のダンパベース2側と反対側の部分と交差するよ
うに成っている。第2のヨーク91は、光学ベース11
の両側壁112間に架設されている。また、第2のヨー
ク91の中央部分は、断面形状が略コ字状に成ってお
り、この中央部分の第2の突片91aは、レンズホルダ
5の空隙53に挿入されている。第2の永久磁石92
は、フォーカシングコイル7のダンパベース2側と反対
側部分に対向するように、第2のヨーク91の中央部分
に形成された第2の突片91bの内側面に固定されてい
る。
と、第2の永久磁石92とから成り、フォーカシングコ
イル7のダンパベース2側と反対側の部分と交差するよ
うに成っている。第2のヨーク91は、光学ベース11
の両側壁112間に架設されている。また、第2のヨー
ク91の中央部分は、断面形状が略コ字状に成ってお
り、この中央部分の第2の突片91aは、レンズホルダ
5の空隙53に挿入されている。第2の永久磁石92
は、フォーカシングコイル7のダンパベース2側と反対
側部分に対向するように、第2のヨーク91の中央部分
に形成された第2の突片91bの内側面に固定されてい
る。
【0021】光学ベース11は、後壁111と、側壁1
12とを有している。上述のように、後壁111には、
ダンパベース2が回動自在に取り付けられている。ま
た、両側壁112には、第1及び第2のヨーク81,9
1が架設されている。
12とを有している。上述のように、後壁111には、
ダンパベース2が回動自在に取り付けられている。ま
た、両側壁112には、第1及び第2のヨーク81,9
1が架設されている。
【0022】この光学ベース11上に、レーザーダイオ
ード12と、偏光ビームスプリッタ13と、コリメータ
レンズ14と、立上げミラー15と、フォトダイオード
(図示せず)等が配置されている。
ード12と、偏光ビームスプリッタ13と、コリメータ
レンズ14と、立上げミラー15と、フォトダイオード
(図示せず)等が配置されている。
【0023】上述のように、第1の磁気回路8と第2の
磁気回路9は、それぞれ、フォーカシングコイル7の巻
線に対して直交しているので、フォーカシングコイル7
に電流を流すと、フォーカシングコイル7と第1及び第
2の磁気回路8,9との間に力が発生し、この力よっ
て、レンズホルダ5は、対物レンズ6の光軸O方向に沿
って移動するように成っている。
磁気回路9は、それぞれ、フォーカシングコイル7の巻
線に対して直交しているので、フォーカシングコイル7
に電流を流すと、フォーカシングコイル7と第1及び第
2の磁気回路8,9との間に力が発生し、この力よっ
て、レンズホルダ5は、対物レンズ6の光軸O方向に沿
って移動するように成っている。
【0024】一方、第1の磁気回路8と第2の磁気回路
9とでは、磁束密度を違えてある。本実施形態の光ピッ
クアップ1は、図3(a)に示すタイプの光軸の傾角変
化に対処するための構成と成っており、具体的には、第
1の磁気回路8の磁束密度を第2の磁気回路9の磁束密
度よりも高くしてある。従って、レンズホルダ5をシフ
トする力をFとすると、Fは、第1及び第2の磁気回路
8,9で発生する力F1とF2の合力である。ここで、
フォーカシングコイル7に流す電流が同じなら、発生す
る力F1,F2は、磁束密度に比例する。よって、本実
施形態では、上述のように、第1の磁気回路8の磁束密
度を第2の磁気回路9の磁束密度よりも高くしてあるの
で、F1がF2よりも大きくなり、図3(a)に示すタ
イプの光軸Oの傾角変化を防止できる。
9とでは、磁束密度を違えてある。本実施形態の光ピッ
クアップ1は、図3(a)に示すタイプの光軸の傾角変
化に対処するための構成と成っており、具体的には、第
1の磁気回路8の磁束密度を第2の磁気回路9の磁束密
度よりも高くしてある。従って、レンズホルダ5をシフ
トする力をFとすると、Fは、第1及び第2の磁気回路
8,9で発生する力F1とF2の合力である。ここで、
フォーカシングコイル7に流す電流が同じなら、発生す
る力F1,F2は、磁束密度に比例する。よって、本実
施形態では、上述のように、第1の磁気回路8の磁束密
度を第2の磁気回路9の磁束密度よりも高くしてあるの
で、F1がF2よりも大きくなり、図3(a)に示すタ
イプの光軸Oの傾角変化を防止できる。
【0025】このように、本実施形態の光ピックアップ
1は、図3(a)に示すタイプの光軸Oの傾角変化に対
処するための構成と成っているが、勿論、本発明の光ピ
ックアップは、図3(b)に示すタイプの光軸Oの傾角
変化に対処する構成とすることもできる。具体的には、
第1の磁気回路8の磁束密度を第2の磁気回路9の磁束
密度よりも低くすれば良い。
1は、図3(a)に示すタイプの光軸Oの傾角変化に対
処するための構成と成っているが、勿論、本発明の光ピ
ックアップは、図3(b)に示すタイプの光軸Oの傾角
変化に対処する構成とすることもできる。具体的には、
第1の磁気回路8の磁束密度を第2の磁気回路9の磁束
密度よりも低くすれば良い。
【0026】尚、磁束密度を異なるようにする方法は、
違う残留磁束密度のマグネットを用いたり、マグネット
とヨークのギャップを変えたり、わざと磁束を漏洩させ
るヨークを作ったりする等の方法が考えられる。
違う残留磁束密度のマグネットを用いたり、マグネット
とヨークのギャップを変えたり、わざと磁束を漏洩させ
るヨークを作ったりする等の方法が考えられる。
【0027】
【発明の効果】本発明の光ピックアップは、レンズホル
ダを対物レンズのフォーカシング方向に動かした場合
に、対物レンズの光軸の傾角変化を防止でき、この結
果、本発明の光ピックアップは、その特性の劣化を防止
することができる。
ダを対物レンズのフォーカシング方向に動かした場合
に、対物レンズの光軸の傾角変化を防止でき、この結
果、本発明の光ピックアップは、その特性の劣化を防止
することができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る光ピックアップの断
面図である。
面図である。
【図2】従来の光ピックアップの一例の要部の断面図で
ある。
ある。
【図3】図2に示す光ピックアップの要部の光軸の傾角
変化を示し、(a)は光軸の上側がダンパベースの方へ
傾く例の側面図、(b)は光軸の上側が(a)と逆の方
へ傾く例の側面図である。
変化を示し、(a)は光軸の上側がダンパベースの方へ
傾く例の側面図、(b)は光軸の上側が(a)と逆の方
へ傾く例の側面図である。
1 光ピックアップ 2 ダンパベース 3 サスペンションワイヤ 4 サスペンションワイヤ 5 レンズホルダ 51 レンズ保持部 52 巻枠部 53 空隙 6 対物レンズ 7 フォーカシングコイル 8 第1の磁気回路 81 第1のヨーク 82 第1の永久磁石 9 第2の磁気回路 91 第2のヨーク 92 第2の永久磁石
Claims (3)
- 【請求項1】 ダンパベースと、該ダンパベースにそれ
ぞれ一端を固定された対のサスペンションワイヤと、該
対のサスペンションワイヤの他端に取り付けられ、該対
のサスペンションワイヤによって揺動自在且つ所定位置
に復帰するように支持されたレンズホルダと、該レンズ
ホルダに保持された対物レンズと、前記レンズホルダに
設けられたフォーカシングコイルと、該フォーカシング
コイルの前記ダンパベース側部分と交差する第1の磁気
回路と、前記フォーカシングコイルの前記ダンパベース
側と反対側の部分と交差する第2の磁気回路とを含む光
ピックアップにおいて、前記第1の磁気回路の磁束密度
と、前記第2の磁気回路の磁束密度とが異なっているこ
とを特徴とする光ピックアップ。 - 【請求項2】 前記第1の磁気回路の磁束密度を、前記
第2の磁気回路の磁束密度よりも高くしてあることを特
徴とする請求項1記載の光ピックアップ。 - 【請求項3】 前記第1の磁気回路の磁束密度を、前記
第2の磁気回路の磁束密度よりも低くしてあることを特
徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24701399A JP2001067695A (ja) | 1999-09-01 | 1999-09-01 | 光ピックアップ |
US09/652,498 US6362927B1 (en) | 1999-09-01 | 2000-08-31 | Optical pickup capable of preventing tilting variation of an optical axis of an objective lens during movement thereof |
EP00307572A EP1081690A3 (en) | 1999-09-01 | 2000-09-01 | Optical pickup capable of preventing tilting variation of an optical axis of an objective lens during movement thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24701399A JP2001067695A (ja) | 1999-09-01 | 1999-09-01 | 光ピックアップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001067695A true JP2001067695A (ja) | 2001-03-16 |
Family
ID=17157106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24701399A Withdrawn JP2001067695A (ja) | 1999-09-01 | 1999-09-01 | 光ピックアップ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6362927B1 (ja) |
EP (1) | EP1081690A3 (ja) |
JP (1) | JP2001067695A (ja) |
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JP3666453B2 (ja) * | 2001-12-21 | 2005-06-29 | 株式会社日立製作所 | 光ピックアップおよびこれを備えた光ディスク装置 |
CN100361206C (zh) * | 2003-01-22 | 2008-01-09 | 松下电器产业株式会社 | 光头和光盘装置 |
KR100522232B1 (ko) * | 2003-12-24 | 2005-10-17 | 엘지전자 주식회사 | 슬림형 광 픽업 액츄에이터 |
WO2005066950A1 (en) * | 2004-01-09 | 2005-07-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Information reproducing device |
KR20070028533A (ko) * | 2004-06-16 | 2007-03-12 | 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. | 광 픽업 헤드에서 주사 빔을 발생하는 장치 및 방법, 소형광 픽업 헤드와, 소형 픽업 헤드를 구비한 광학 저장시스템 |
US7187506B2 (en) * | 2004-07-02 | 2007-03-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Actuator device, optical disk device, and information playback device |
US11119333B2 (en) * | 2018-09-26 | 2021-09-14 | Apple Inc. | Damper arrangement for actuator damping |
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JPH04366429A (ja) * | 1991-06-14 | 1992-12-18 | Toshiba Corp | 対物レンズ駆動装置 |
US5488603A (en) * | 1993-06-21 | 1996-01-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical information recording reproducing apparatus with first and second electrokinetic transducers at respective distances |
JPH07105550A (ja) * | 1993-10-01 | 1995-04-21 | Sharp Corp | 対物レンズ駆動装置 |
US5461896A (en) * | 1994-02-18 | 1995-10-31 | Abbey Etna Machine Company | Automated changeover tube mill |
US5724197A (en) * | 1996-08-14 | 1998-03-03 | Eastman Kodak Company | Actuator which compensates for compact disk tilt error |
JP2000215483A (ja) * | 1999-01-27 | 2000-08-04 | Mitsumi Electric Co Ltd | 光ピックアップおよびその組立方法 |
-
1999
- 1999-09-01 JP JP24701399A patent/JP2001067695A/ja not_active Withdrawn
-
2000
- 2000-08-31 US US09/652,498 patent/US6362927B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-09-01 EP EP00307572A patent/EP1081690A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1081690A2 (en) | 2001-03-07 |
US6362927B1 (en) | 2002-03-26 |
EP1081690A3 (en) | 2002-02-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061107 |