JP2000222755A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JP2000222755A
JP2000222755A JP11021855A JP2185599A JP2000222755A JP 2000222755 A JP2000222755 A JP 2000222755A JP 11021855 A JP11021855 A JP 11021855A JP 2185599 A JP2185599 A JP 2185599A JP 2000222755 A JP2000222755 A JP 2000222755A
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coil
lens holder
optical pickup
pickup device
focus
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JP11021855A
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Hideo Yamaguchi
秀雄 山口
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクの反りや湾曲にかかわらず対物レ
ンズの光軸を光ディスクの記録面に垂直に保つことので
きる光ピックアップ装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 レンズホルダー10をフォーカス方向及
びトラッキング方向に移動させるムービングコイルタイ
プとして形成される光ピックアップのアクチュエータ装
置において、対物レンズ1を光ディスクのラジアル方向
の傾きに追従させて傾かせるように前記レンズホルダー
10に新たな第2のマグネット8を設け、当該第2のマ
グネット8と対向する位置に第2のコイル3,4を設
け、前記第2のマグネット8と第2のコイル3,4との
相互作用により対物レンズ1を傾かせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高密度ディスク、
コンパクトディスク等の光ディスクにおける記録再生に
使用される光ピックアップ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の光ピックアップ装置につい
て図10に基づいて説明する。図10は従来の光ピック
アップ装置の斜視図であり、図11〜図14は従来のア
クチュエータ装置がフォーカス方向およびトラッキング
方向に移動する際に発生する対物レンズの傾きを説明す
るための動作説明図であり、図11は図10の磁気回路
部の拡大図であり、図12は図11のA−A線断面によ
るトラッキング動作の説明図、図13は図11のA−A
線断面によるフォーカス・トラッキング動作の説明図で
ある。また、図14は図10のピックアップ装置の図1
3に基づく傾きを説明する図である。
【0003】図10に示すように従来の光ピックアップ
装置は、光ディスクに光を集光させる対物レンズ1と、
この対物レンズ1を保持し、この対物レンズ1が接着等
の手段により取り付いているレンズホルダ2と、レンズ
ホルダー2をフォーカス方向に移動させ、レンズホルダ
ー2に接着して取付けられるフォーカスコイル3と、ト
ラッキング方向に移動させ、レンズホルダー2に接着に
より取り付けられるトラッキングコイル4と、フォーカ
スコイル3及びトラッキングコイル4に電流を給電する
役割を担っているとともにレンズホルダー2を中立位置
に支持している4本のワイヤ5と、ワイヤ5からフォー
カスコイル3及びトラッキングコイル4に電流を給電す
る中継を行い接着などによりレンズホルダー2に取り付
けられている中継基板6と、レンズホルダー2を中立位
置に支持している4本のワイヤ5が固定されているサス
ペンションベース7と、フォーカスコイル3およびトラ
ッキングコイル4に磁場を与え、ヨーク9に接着などに
より固定されているマグネット8と、サスペンションベ
ース7に接着もしくはネジなどにより固定されているヨ
ーク9とを備える構成である。
【0004】これらの構成からなるピックアップ装置
は、対物レンズ1の光軸の調整を行った後、図示してい
ないキャリッジに接着もしくは半田付け等により精度よ
く固定される。フォーカスコイル3およびトラッキング
コイル4に流す電流の大きさおよび向きを変えることに
よりフレミングの左手の法則によりフォーカスコイル3
およびトラッキングコイル4を保持しているレンズホル
ダー2がフォーカス方向およびトラッキング方向に動作
できる構成になっている。
【0005】以上のような従来のアクチュエータ装置で
は2方向(フォーカス方向、トラッキング方向)しかレ
ンズホルダー2を動かすことができず、傾きをもった光
ディスクの読みとり・書き込みの場合、チルト角(光軸
とディスク面の垂直線との角度)が発生し、読みとり・
書き込みが不安定になるという問題点があった。
【0006】また、次に従来のピックアップ装置のフォ
ーカス・トラッキング動作について説明する。図10の
磁気回路とフォーカス、トラッキング両コイルを抽出し
たものの3面図である図11において、A−A線断面図
を用いて以下にレンズホルダー2の挙動を示す。図12
(a)、(b)及び図13(a)、(b)においてはレ
ンズホルダー2の挙動はフォーカスコイル3とトラッキ
ングコイル4により示すことができるのでレンズホルダ
ー2は省略した構成となっている。
【0007】図12(a)において例としてマグネット
8とヨーク9から構成される磁界の向きとして紙面の表
から裏へと仮定してレンズホルダー2の挙動を考える。
図12(a)に示すようにレンズホルダー2の上下の動
きの方向をフォーカス方向、また左右の動きの方向をト
ラッキング方向と言う。ここで、図12(b)に示すよ
うにトラッキングコイル4に矢印の方向へ電流を流すと
フレミングの左手の法則によりレンズホルダー2は図に
示すようにトラッキング方向の左側に動くことになる。
次に、図13(a)に示すように、図12(b)の状態
からフォーカスコイル3に図13(a)に示すような矢
印の方向に電流を流すと、上記と同様にフレミングの左
手の法則によりレンズホルダー2はフォーカス方向の上
側に動くことになる。しかし、ここで図13(b)に示
すように、フォーカス方向に移動した結果、磁界の存在
する領域(図中の斜線領域)に存在するフォーカスコイ
ルの電流の方向のバランスがくずれるので、レンズホル
ダー2は水平にフォーカス方向に動くのではなく、図1
3(b)に示すように反時計方向に回転し、斜めに傾く
ことになる。レンズホルダー2のフォーカス方向の移動
量およびトラッキング方向の移動量が増すにつれてこの
傾きは大きくなる。図14はレンズホルダー2のフォー
カスおよびトラッキング方向移動時の傾きを示した図で
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の光ピックアップ
装置は以上のように構成されていたことから、従来の光
ディスクの場合に無視できた光ディスクのタンジェンシ
ャルスキュー、ラジアルスキューが高密度光ディスクの
録再には検出信号の信頼性の点から無視できなくなって
きている。例えばDVD等はレーザの短波長化、光学系
の高NA(開口数)化に対応してダイナミックスキュー
マージンが減少するため、光ディスクを回転させるスピ
ンドルモータをスキューさせる、または光ピックアップ
を支持する支持シャフト及びガイドシャフトを用いてス
キューさせるなどの構成をとっており、その調整しろが
薄型化を阻害している要因となっている。また、現在市
場では多種のメーカから規格外の光ディスクも氾濫して
きており、これら各種の光ディスクに適正に対応するこ
とが困難になってきていた。
【0009】本発明は、光ディスクと対物レンズとのス
キュー調整用の簡単な駆動手段を設けて、光ピックアッ
プのスキュー調整を行うことにより、対物レンズの光軸
を光ディスクの記録面に垂直に保つことのできる光ピッ
クアップ装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の光ピックアップ
は、ムービングコイルタイプの光ピックアップ装置に
て、可動部側にチルト駆動用のマグネットを設け、対向
する位置に駆動用のコイルを設けることにより、対物レ
ンズを搭載しているレンズホルダーをダイナミックに傾
けて常に最適な信号読取りスキューに調整できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、対物レンズを保持するレンズホルダーをサスペンシ
ョンバネを介して支持し、別途に設けた磁界中にレンズ
ホルダーに設けられたフォーカスコイルとトラッキング
コイルを配置することによって、レンズホルダーをフォ
ーカス方向及びトラッキング方向に移動させるムービン
グコイルタイプとして機能する光ピックアップ装置であ
って、レンズホルダーに新たな第2のマグネットを設
け、当該第2のマグネットと対向する位置に第2のコイ
ルを設け、第2のマグネットと第2のコイルとの相互作
用により対物レンズを傾かせるものである。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、第2の
マグネットがレンズホルダーのフォーカス方向における
重心を合わせる部材としての機能を兼ねるものである。
【0013】本発明の請求項3に記載の発明は、第2の
コイルがレンズホルダーを支持するサスペンションベー
ス上に設けられるものである。
【0014】本発明の請求項4に記載の発明は、第2の
コイルが光ピックアップの筐体となるキャリッジに設け
られるものである。
【0015】本発明の請求項5に記載の発明は、レンズ
ホルダーを支持するサスペンションバネを介してフォー
カスコイルおよびトラッキングコイルに電流を給電し、
当該サスペンションバネをサスペンションベースに取付
ける半田付けを行う面と同一面に、第2のコイルの給電
線を半田付けするものである。
【0016】本発明の請求項6に記載の発明は、第2の
コイルの内部に鉄芯を配置し、当該鉄芯が第2のマグネ
ットの対向面に対して一部突出する突部を備える構成と
するものである。
【0017】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。
【0018】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態における光ピックアップ装置の斜視図である。図1に
示すように、光ディスクに光を集光させる対物レンズ1
と、この対物レンズ1を保持し、この対物レンズ1が接
着等の手段により取り付いているレンズホルダー10
と、対物レンズ1を搭載したレンズホルダー10をフォ
ーカス方向に移動させ、レンズホルダー10に接着して
取付けられるフォーカスコイル3と、トラッキング方向
に移動させ、レンズホルダー10に接着により取付けら
れるトラッキングコイル4と、フォーカスコイル3及び
トラッキングコイル4に電流を給電する役割を担ってい
るとともにレンズホルダー10を中立位置にキープして
いる4本のワイヤ5と、ワイヤ5からフォーカスコイル
3及びトラッキングコイル4に電流を給電する中継を行
う接着などによりレンズホルダー10に取り付けられて
いる中継基板6と、レンズホルダー10を中立位置にキ
ープしている4本のワイヤ5が固定され、ネジ12によ
りサスペンションベース13により固定されている基板
11と、フォーカスコイル3およびトラッキングコイル
4に磁場を与え、ヨーク9に接着などにより固定されて
いるマグネット8と、サスペンションベース13に接着
もしくはネジなどにより固定されているヨーク9とを備
える構成である。本実施の形態1に係る光ピックアップ
装置は、構成に加え、対物レンズ1を搭載したレンズホ
ルダー10に接着により固定される2個のチルト用マグ
ネット14a,14bと、これらチルト用マグネット1
4a,14bと対向する位置に配設されるチルト用コイ
ル15a,15bとを備える構成である。
【0019】図2は、図1の光ピックアップ装置の可動
部の斜視図である。図3は図1の固定部の斜視図であっ
て、図4は図3の分解斜視図である。これら各図におい
て、2個のチルト用コイル15a,15bは樹脂により
成形・加工されたおのおののチルト用コイルボビン16
a,16bに巻かれている。このチルト用コイルボビン
16a,16bに接着もしくは一体成形により鉄芯17
a,17bが固定され、この鉄芯17a,17bはチル
ト用コイル15a,15bに電流を流した際にできる磁
場を作ることとなる。チルト用コイルボビン16a,1
6bは精度よくサスペンションベース13に固定されて
いる。
【0020】次に、本発明の実施の形態1に係る光ピッ
クアップ装置が対物レンズ1を駆動させる動作について
説明する。まず、4本のワイヤ5でレンズホルダー10
を中立位置に支持すると共に、このワイヤ5を介してフ
ォーカスコイル3およびトラッキングコイル4に電流を
流し、この電流の大きさおよび向きを変化させることに
より対物レンズ1を搭載したレンズホルダー10がフォ
ーカス方向、トラッキング方向に動作できるようになっ
ている。この動作は従来のアクチュエータ装置の動作と
同様である。本実施の形態1に係る光ピックアップ装置
では、レンズホルダー10のチルト角を補正できるよう
に傾かせる動作が付加されている。チルト用コイル15
a,15bに、例えば図4に示すような向きに電流を流
すとそれぞれのチルト用コイル15a,15bの内部に
存在する鉄芯17a,17bが図4に示す磁極の向きに
磁化される。よって、磁化された鉄芯17a,17bと
レンズホルダー10に取り付けられたチルト用マグネッ
ト14a,14bの磁気の吸引・反発により図2中の矢
印に示すようにレンズホルダー10に力が作用し、レン
ズホルダー10が傾くように動作し、光ディスクの反り
などにより発生するチルト角を補正することが可能であ
る。当然、チルト用コイル15a,15bに流す電流の
向きおよび大きさを変えることにより対物レンズ1を搭
載しているレンズホルダー10の傾きの向きおよび傾き
角度を変えることが可能である。
【0021】このように従来のアクチュエータ装置のフ
ォーカスおよびトラッキング動作に及ぼすコイルとは別
に新たな駆動用のチルト用コイル15a,15bを設け
ることによりチルト動作を行う。従って、駆動用のドラ
イバのばらつきを考慮することなく、また、通常の動作
(チルト動作をしない動作)では、従来のアクチュエー
タ装置の動作と同様であるのでアクチュエータ装置の諸
特性に悪影響を及ぼすことがない。
【0022】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
係る光ピックアップ装置を図5に基づいて説明する。図
5は本発明の実施の形態2における基板の正面図であ
る。本実施の形態2に係る光ピックアップ装置は、実施
の形態1と同様に構成され、この構成のうち基板11の
構成を異にする。この基板11は、4本のワイヤ5が固
定されており、それぞれ4つの基板端部11a,11
b,11c,11dに4本のワイヤ5が半田付けされて
いる構成である。チルト動作を行うためにチルト用コイ
ル15aへ電流を流す2本の給電線が基板中間部11
e,11fに半田付けされており、同様にチルト用コイ
ル15bへ流す2本の給電線が基板中間部11g、11
h部に半田付けされている。また、それぞれのコイル
(フォーカスコイル3、トラッキングコイル4、チルト
用コイル15a,15b)に流すための給電線は図示し
ていないフレキシブル導電線などにより外部から給電さ
れる。このように従来の4本のワイヤを半田付けする面
と同一面にチルト用コイル15a,15bを半田付けを
することにより組立作業における半田付けの作業性が向
上する。
【0023】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
係る光ピックアップ装置を図6に基づいて説明する。図
6は本発明の実施の形態3におけるチルト駆動部の分解
斜視図であって、従来のアクチュエータ装置に今回新た
に付加した本発明の構成要素を示すものである。本実施
の形態3に係る光ピックアップ装置は、チルト動作をさ
せるために新たに付加した鉄芯17a,17bの形状を
工夫することにより、従来のアクチュエータ装置で問題
となっていたフォーカスシング動作時、トラッキング動
作時に発生するチルトを抑える構成である。
【0024】本実施の形態3に係る光ピックアップ装置
は、鉄芯18a,18b(図4においては17a,17
bに相当)の形状が図6に示すように上部及び下部を断
面略L字状とし、中間部分をこのL字状の突起を切除し
た形状となっている鉄芯18a,18bを用いている。
【0025】次に、レンズホルダー10の挙動について
図7〜図9を基に説明する。図7は図6の磁気回路部の
拡大図であって、チルト用マグネット14a,14bと
鉄芯18a,18bのみを抜き出した3面図である。レ
ンズホルダー10の動きはチルト用マグネット14a,
14bの動きと同じであるのでレンズホルダーは図示し
ていない。図7に示すようにレンズホルダー10の上下
の動きの方向をフォーカス方向、また左右の動きの方向
をトラッキング方向である。
【0026】図8は図7のトラッキング動作の説明図で
ある。図8(a)は初期状態であり、フォーカスコイル
3およびトラッキングコイル4に電流を流しておらずレ
ンズホルダー10は中立位置にある。次に図8(b)に
示すように、トラッキングコイル4に電流を流しレンズ
ホルダー10(チルト用マグネット14a,14b)が
トラッキング方向に動いた状態である。
【0027】図9は図7のフォーカス・トラッキング動
作の説明図である。図9(a)は図8(b)の状態から
レンズホルダー10が図7に示すようなフォーカス方向
である上方向に動くようにフォーカスコイル3に電流を
流す。この電流を流した場合のレンズホルダー10の状
態を図9(b)に示す。同図においてチルト用マグネッ
ト14a,14bは鉄芯18a,18bにより吸引され
ている。吸引の度合いが2個のおのおののチルト用マグ
ネット14a,14bにて同一であればレンズホルダー
10は水平の状態にてフォーカス方向に動くが、図9
(a)に示すようにレンズホルダー10がトラッキング
方向に移動することによりその吸引の度合いが左右のチ
ルト用マグネット14a,14bにて変化し、差が生じ
る。図9(a)の斜線部はチルト用マグネット14a,
14bが鉄芯により吸引をうけやすい領域を示してお
り、この図9(a)では、右側の方が左側より吸引が強
いことがわかる。すなわち、吸引が強いことはフォーカ
ス方向にレンズホルダー10を移動させようとしても右
側の方が左側に比べて動かないことを意味する。よっ
て、図9(b)に示すようにレンズホルダー10が傾い
てしまう。この方向の傾きは、従来のアクチュエータ装
置の挙動にて問題であったレンズホルダー10の傾きを
キャンセルする方向であり(図13(b)を参照)、こ
のように実施の形態1にて付加する鉄芯18a,18b
(図4においては17a,17b)の形状を工夫するこ
とにより従来のアクチュエータ装置にて問題であった発
生するチルトを低減できる。従来にて問題であった発生
するチルトはフォーカスの移動量を大きくすると増加す
るので、その増加分をもキャンセルできるようにするた
めに、図7に示すように本発明の鉄芯18a,18bの
形状として上下の一側端部分に突部を設けて略L字状と
し、中間部分は突部を設けることなく断面方形状として
いる。
【0028】なお、他の形状の例として図9(C)に示
すように、鉄芯18a,18bの上下中間部共に突部を
連説し、略L字状断面形状としても、同様の作用、効果
を奏することができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、光ディス
クのそりなどにより発生するチルト角を補正できること
になり、常に最適な信号読取スキューに調整することが
できるため光ディスクの読取性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における光ピックアップ装
置の斜視図
【図2】図1の光ピックアップ装置の可動部の斜視図
【図3】図1の固定部の斜視図
【図4】図3の分解斜視図
【図5】本発明の実施の形態2における基板の正面図
【図6】本発明の実施の形態3におけるチルト駆動部の
分解斜視図
【図7】図6の磁気回路部の拡大図
【図8】図7のトラッキング動作の説明図
【図9】図7のフォーカス・トラッキング動作の説明図
【図10】従来の光ピックアップ装置の斜視図
【図11】図10の磁気回路部の拡大図
【図12】図11のA−A線断面によるトラッキング動
作の説明図
【図13】図11のA−A線断面によるフォーカス・ト
ラッキング動作の説明図
【図14】図10のピックアップ装置の図13に基づく
傾きを説明する図
【符号の説明】
1 対物レンズ 2,10 レンズホルダー 3 フォーカスコイル 4 トラッキングコイル 5 ワイヤ 6 中継基板 7,13 サスペンションベース 8 マグネット 9 ヨーク 11 基板 12 ネジ 14a,14b チルト用マグネット 15a,15b チルト用コイル 16a,16b チルト用コイルボビン 17a,17b,18a,18b 鉄芯

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対物レンズを保持するレンズホルダーをサ
    スペンションバネを介して支持し、別途に設けられた磁
    界中に前記レンズホルダーに設けられたフォーカスコイ
    ルとトラッキングコイルを配置することによって、前記
    レンズホルダーをフォーカス方向及びトラッキング方向
    に移動させるムービングコイルタイプとして機能する光
    ピックアップ装置であって、前記レンズホルダーに新た
    な第2のマグネットを設け、当該第2のマグネットと対
    向する位置に第2のコイルを設け、前記第2のマグネッ
    トと第2のコイルとの相互作用により対物レンズを傾か
    せることを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】前記第2のマグネットが前記レンズホルダ
    ーのフォーカス方向における重心を合わせる部材として
    の機能を兼ねることを特徴とする請求項1に記載の光ピ
    ックアップ装置。
  3. 【請求項3】前記第2のコイルがレンズホルダーを支持
    するサスペンションベース上に設けられることを特徴と
    する請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  4. 【請求項4】前記第2のコイルが光ピックアップの筐体
    となるキャリッジに設けられることを特徴とする請求項
    1に記載の光ピックアップ装置。
  5. 【請求項5】前記レンズホルダーを支持するサスペンシ
    ョンバネを介してフォーカスコイルおよびトラッキング
    コイルに電流を給電し、当該サスペンションバネをサス
    ペンションベースに取付ける半田付けを行う面と同一面
    に、前記第2のコイルの給電線を半田付けすることを特
    徴とする請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  6. 【請求項6】第2のコイルの内部に鉄芯を配置し、当該
    鉄芯が前記第2のマグネットの対向面に対して一部突出
    する突部を備える構成とすることを特徴とする請求項1
    記載の光ピックアップ装置。
JP11021855A 1999-01-29 1999-01-29 光ピックアップ装置 Pending JP2000222755A (ja)

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