JPH08203105A - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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Publication number
JPH08203105A
JPH08203105A JP1068995A JP1068995A JPH08203105A JP H08203105 A JPH08203105 A JP H08203105A JP 1068995 A JP1068995 A JP 1068995A JP 1068995 A JP1068995 A JP 1068995A JP H08203105 A JPH08203105 A JP H08203105A
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JP
Japan
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focusing
tracking
objective lens
movable body
tracking direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP1068995A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiyouji Anzai
穣児 安西
Kanji Wakabayashi
寛爾 若林
Yasumasa Shibata
泰匡 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速で光ディスクの記録面と対物レンズの光
軸との相対的な傾きの補正に際しての回転駆動におい
て、可動部に給電を行う必要がない構成とし、かつ組立
工数や部品点数の削減に伴う低コストと信頼性の向上を
図る。また、対向ヨークをトラッキング方向に分割しな
い回転駆動機構によってフォーカスおよびトラッキング
駆動力の感度の低下や可動範囲の制限のない小型化を図
る。 【構成】 対物レンズ1を保持するレンズホルダー8を
含む可動体のトラッキング方向Xの両端に回転駆動マグ
ネット11a,11bを固着し、前記回転駆動マグネット11
a,11bに対向し所望の距離の位置に回転駆動コイル保持
片12a,12bを配設する。前記回転駆動マグネット11a,1
1bと前記回転駆動コイル保持片12a,12bに巻回の回転駆
動コイル13a,13bとの電磁力を利用し、前記レンズホル
ダー8を含む可動体をフォーカシング方向Zおよびトラ
ッキング方向Xに略垂直な方向を回転中心とする回転方
向に回転駆動させ対物レンズ1を傾動させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体レーザー等の光
源から出射される光ビームを板状記録媒体面上に集光
し、情報を記録再生する光学式記録再生装置等に用いら
れる対物レンズ駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にCDプレーヤ,LDプレーヤ等の
光ディスク装置において、光学ヘッドから光ディスクへ
向けて出射されるレーザー光等の光ビームの光軸が板状
記録媒体である光ディスクの記録面に対して傾いている
と光学的な収差が発生し、信号レベルの低下やフォーカ
ス,トラッキングサーボにオフセットやクロストーク等
の発生を招くという問題が起こる。
【0003】このため、各種の補正手段が提案されてい
る。例えば、特開平4−366429号公報に開示されている
ように、対物レンズの光軸および中心軸を中心にして対
称に複数個の駆動コイルが独立に対物レンズの保持体に
配設されている。このような構成により、対物レンズの
光と板状記録媒体面とが直交されていないときには、複
数の駆動コイルへの電流をそれぞれ制御することによっ
て当該光軸方向を傾動させて、常に直交させることがで
き、これにより、対物レンズから板状記録媒体へ出射さ
れる光ビームを正確に集光する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例のような構成では、対物レンズをフォーカス駆
動,トラッキング駆動および傾動駆動させるためには、
対物レンズの保持体に最低3個以上の独立の駆動コイル
が必要となり、この複数の駆動コイルに給電するための
配線の処理が非常に複雑になる。例えば、この場合、駆
動コイルに給電を行うためには最低でも6本以上の給電
用ワイヤーを支持部材として用いるか、もしくは保持体
に固着されている駆動コイルから直接コイル線を引き出
さなければならない。したがって、コストや信頼性,組
立性の面で問題点を有する。
【0005】また、従来例のような構成では、対向ヨー
クがトラッキング方向に分割されているので対向ヨーク
の体積が減少し磁束が飽和しやすい構造になるため、磁
気空隙部の磁束密度が減少し、駆動力の感度低下の要因
になる。また、この分割された対向ヨークを取り囲むよ
うに駆動コイルが配設されるため、対向ヨークが分割さ
れていない構成に比べ、トラッキング方向の可動範囲が
制限され小型化には不利である。
【0006】本発明は、このような従来の問題点を解消
し、高速で光ディスクの記録面と対物レンズの光軸との
相対的な傾きの補正に際しての回転駆動において、可動
部に給電を行う必要がない構成とし、かつ組立工数や部
品点数の削減に伴う低コストと信頼性の向上を図ること
を目的とする。
【0007】また、対向ヨークをトラッキング方向に分
割しない回転駆動機構によってフォーカスおよびトラッ
キング駆動力の感度の低下や可動範囲の制限のない小型
化に好適な対物レンズ駆動装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、第1の手段は、板状記録媒体面に光ビーム
を収束する対物レンズを保持するレンズホルダーを含む
可動体と、前記可動体を前記対物レンズの光軸と略平行
なフォーカシング方向と前記光軸と略垂直なトラッキン
グ方向と前記フォーカシング方向および前記トラッキン
グ方向に略垂直な方向を回転中心とする回転方向の3方
向に移動可能に支持する支持手段と、前記支持手段を固
定する固定基台と、前記フォーカシング方向に前記可動
体を駆動するフォーカシング駆動手段と、前記トラッキ
ング方向に前記可動体を駆動するトラッキング駆動手段
と、前記トラッキング方向に磁化され前記可動体の前記
トラッキング方向の両端の少なくとも一方に固着された
永久磁石と前記永久磁石と対向した位置に前記フォーカ
シング方向に巻回軸を持つ回転駆動コイルとからなる回
転駆動手段を有することを特徴とする。
【0009】第2の手段は、板状記録媒体面に光ビーム
を収束する対物レンズを保持するレンズホルダーを含む
可動体と、前記可動体を前記対物レンズの光軸と略平行
なフォーカシング方向と前記光軸と略垂直なトラッキン
グ方向と前記フォーカシング方向および前記トラッキン
グ方向に略垂直な方向を回転中心とする回転方向の3方
向に移動可能に支持する支持手段と、前記支持手段を固
定する固定基台と、前記フォーカシング方向に前記可動
体を駆動するフォーカシング駆動手段と、前記トラッキ
ング方向に前記可動体を駆動するトラッキング駆動手段
と、前記フォーカシング駆動手段のフォーカシング駆動
コイルから所望の距離に設けられた磁性体よりなる電磁
石保持片に保持された前記トラッキング方向に極性を持
つ電磁石よりなる回転駆動手段を有することを特徴とす
る。
【0010】第3の手段は、板状記録媒体面に光ビーム
を収束する対物レンズを保持するレンズホルダーを含む
可動体と、前記可動体を前記対物レンズの光軸と略平行
なフォーカシング方向と前記光軸と略垂直なトラッキン
グ方向と前記フォーカシング方向および前記トラッキン
グ方向に略垂直な方向を回転中心とする回転方向の3方
向に移動可能に支持する支持手段と、前記支持手段を固
定する固定基台と、前記フォーカシング方向および前記
トラッキング方向に略垂直な方向に磁化され前記レンズ
ホルダーに対して前記磁化の方向に併設された永久磁石
と、前記フォーカシング方向に巻回軸を有し前記レンズ
ホルダーの前記永久磁石に対向する位置に固着されたフ
ォーカシング駆動コイルと、磁性体によって形成され前
記フォーカシング駆動コイルの一部を介して前記永久磁
石と対向する位置に配設された対向ヨークと、前記トラ
ッキング方向および前記フォーカシング方向に略垂直な
方向に巻回軸を有し前記レンズホルダーの前記永久磁石
に対向する位置に固着されたトラッキング駆動コイル
と、前記フォーカシング駆動コイルの一部と前記トラッ
キング方向に対向した位置に配設された前記トラッキン
グ方向に極性を持つ1個以上の電磁石とからなることを
特徴とする。
【0011】第4の手段は、板状記録媒体面に光ビーム
を収束する対物レンズを保持するレンズホルダーを含む
可動体と、前記可動体を前記対物レンズの光軸と略平行
なフォーカシング方向と前記光軸と略垂直なトラッキン
グ方向と前記フォーカシング方向および前記トラッキン
グ方向に略垂直な方向を回転中心とする回転方向の3方
向に移動可能に支持する支持手段と、前記支持手段を固
定する固定基台と、前記光軸および前記トラッキング方
向に略垂直な方向に磁化され前記レンズホルダーに対し
て前記磁化の方向に併設された永久磁石と、前記フォー
カシング方向に巻回軸を有し前記レンズホルダーの前記
永久磁石に対向する位置に固着されたフォーカシング駆
動コイルと、前記トラッキング方向および前記フォーカ
シング方向に略垂直な方向もしくは前記トラッキング方
向に巻回軸を有し前記レンズホルダーの前記永久磁石に
対向する位置に固着されたトラッキング駆動コイルと、
磁性体によって形成され前記永久磁石を保持する背面ヨ
ークと、磁性体によって形成され前記フォーカシング駆
動コイルの一部を介して前記永久磁石と対向する位置に
配設された対向ヨークと、前記永久磁石の前記背面ヨー
ク側に前記可動体の重心を含み前記トラッキング方向に
略垂直な面に対し対称に独立して配設された複数個の電
磁石とからなることを特徴とする。
【0012】第5の手段は、板状記録媒体面に光ビーム
を収束する対物レンズを保持するレンズホルダーを含む
可動体と、前記可動体を前記対物レンズの光軸と略平行
なフォーカシング方向および前記光軸と略垂直なトラッ
キング方向および前記フォーカシング方向および前記ト
ラッキング方向に略垂直な方向を回転中心とする回転方
向の3方向に移動可能に支持する支持手段と、前記支持
手段を固定する固定基台と、前記フォーカシング方向お
よび前記トラッキング方向に略垂直な方向に極性を有
し、前記可動体の重心を含み前記トラッキング方向に略
垂直な面に対し対称に独立して併設された複数個の電磁
石と、前記フォーカシング方向に巻回軸を有し前記レン
ズホルダーの前記電磁石の対向する位置に固着されたフ
ォーカシング駆動コイルと、前記トラッキング方向およ
び前記フォーカシング方向に略垂直な方向もしくは前記
トラッキング方向に巻回軸を有し前記レンズホルダーの
前記電磁石の対向する位置に固着されたトラッキング駆
動コイルと、磁性体によって形成され前記フォーカシン
グ駆動コイルの一部を介して前記電磁石と対向する位置
に配設された対向ヨークと、磁性体によって形成され前
記電磁石を保持する背面ヨークとからなることを特徴と
する。
【0013】
【作用】本発明の第1の手段では、回転駆動コイルと可
動体に取り付けられた回転駆動マグネットとの電磁力に
より、対物レンズを載せた可動体をフォーカシング方向
およびトラッキング方向に略垂直な方向を回転中心とす
る回転方向に回転駆動させ対物レンズを傾動させること
ができる。したがって、回転駆動コイルに流れる電流も
しくは電圧を制御することにより、対物レンズの光軸の
傾きを制御することができる。
【0014】本発明の第2ないし第5の手段では、電磁
石とフォーカシング駆動コイルとの電磁力により対物レ
ンズを載せた可動体を、フォーカシング方向およびトラ
ッキング方向に略垂直な方向を回転中心とする回転方向
に回転駆動させ、対物レンズを傾動させることができ
る。したがって、フォーカシング駆動コイルに印加され
ている電流に対して電磁石に流れる電流もしくは電圧を
制御することにより、対物レンズの光軸の傾きを制御す
ることができる。
【0015】その結果として、光ディスクと対物レンズ
の相対傾きを抑制することができ、再生信号の品質およ
び記録時の記録信号の品質を良好にすることができ、デ
ータの記録再生時の誤りも少なくすることができる。
【0016】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例における対物レ
ンズ駆動装置の構成を示す斜視図、図2は図1の平面図
である。図1および図2において、図示せざる板状記録
媒体面に光ビームを収束する対物レンズ1の光軸および
フォーカシング方向をZ方向、トラッキング方向をX方
向、対物レンズ1の光軸方向およびトラッキング方向に
垂直な方向をY方向とする。2は磁性体(板)よりなる固
定基台であるベースであり、このベース2には、その両
端部に直方体状に突き出した磁性体よりなる背面ヨーク
3a,3bが相対向するように設けられている。このそれ
ぞれの背面ヨーク3a,3bにY方向に磁化の方向を持つ
直方体状のマグネット(永久磁石)4a,4bが保持され、
また、このそれぞれの背面ヨーク3a,3bの内側には直
方体状の対向ヨーク5a,5bが一定の間隔を持って設け
られ、フォーカシング駆動用(Z方向)およびトラッキン
グ駆動用(X方向)の磁気回路を構成している。
【0017】前記背面ヨーク3aの外側には4本の直線
状の支持部材6a,6b,6c,6d(6dは図1には表れて
いない)の一端が固着された固定部材7が取り付けら
れ、前記支持部材6a〜6dの他端にはポリフェニレンサ
ルファイド樹脂,エポキシ樹脂等の材料を用いた略方形
状のレンズホルダー8が固着されている。このレンズホ
ルダー8の中央部には対物レンズ1が組み込まれてい
る。前記レンズホルダー8の周囲には、フォーカシング
駆動コイル9が巻回されており、その外周の前記対物レ
ンズ1を中心とした相対する端面に、4つの連結したリ
ング状のトラッキング駆動コイル10が結合され、この両
コイル9,10はマグネット4a,4bと対向ヨーク5a,
5bの間の磁気空隙部に配置される。
【0018】また、レンズホルダー8のトラッキング方
向Xの両端に、図2に示すように回転駆動マグネット11
a,11bを配設している。また、前記回転駆動マグネット
11a,11bに対面し、非磁性の棒状部材からなる回転駆動
コイル保持片12a,12bが設けられ、この回転駆動コイル
保持片12a,12bには回転駆動コイル13a,13bが巻回され
ている。
【0019】したがって上記構成から、可動体は、対物
レンズ1、マグネット4a,4b、レンズホルダー8、フ
ォーカシング駆動コイル9、トラッキング駆動コイル1
0、回転駆動マグネット11a,11bで構成される。
【0020】また、支持体は、支持部材6a〜6d、固定
部材7およびレンズホルダー8で構成される。また、前
記支持部材6a〜6dを固定する固定基台はベース2で構
成される。
【0021】さらに、フォーカシング駆動手段は、マグ
ネット4a,4bと対向ヨーク5a,5bおよびフォーカシ
ング駆動コイル9から構成され、トラッキング駆動手段
は、マグネット4a,4bと対向ヨーク5a,5bおよびト
ラッキング駆動コイル10とから構成される。
【0022】また、回転駆動手段は、回転駆動マグネッ
ト11a,11bと回転駆動コイル保持片12a,12bに巻回され
た回転駆動コイル13a,13bから構成されている。
【0023】このような構成により、図示せざる光ディ
スク面に対する光ビームの焦点ずれと、光ディスクのト
ラック溝に対する光ビームのトラック溝ずれを検知し、
その検知信号によってフォーカシング駆動コイル9,ト
ラッキング駆動コイル10に電流を印加して、マグネット
4a,4bと対向ヨーク5a,5bが対向する磁気空隙部の
磁束により電磁力を受け、対物レンズ1などでなる可動
体を対物レンズ1の光軸方向であるフォーカシング方向
Zに上下動させるとともに、対物レンズ1の光軸方向と
垂直な方向であるトラッキング方向Xに平行に駆動する
ことによって、対物レンズ1の位置を制御している。
【0024】また、傾き検出器(図示せず)からの検知信
号によって回転駆動コイル13a,13bに電流を印加して、
回転駆動マグネット11a,11bと回転駆動コイル13a,13b
とに発生する電磁力により、対物レンズ1をX−Z平面
内の回転方向に傾け、光ディスクと対物レンズ1の光軸
との傾きを補正することができる。
【0025】図3は図1の他の回転駆動手段の例を示す
部分斜視図であって、図3に示すように前記対物レンズ
1等の可動体を覆うカバー14の脚部14aを回転駆動コイ
ル保持片とし、この回転駆動コイル保持片14aに回転駆
動コイル13a,13bを回転駆動マグネット11a,11bの対面
する位置に設けても同様の効果が得られる。
【0026】図4は本発明の第2の実施例における対物
レンズ駆動装置の構成を示す斜視図である。ここで、前
記第1の実施例の図1ないし図2と同じ機能を有する構
成部材には同じ符号を付記し、その説明を省略する。
【0027】前記第1の実施例(図1および図2)の構成
と異なる点は、回転駆動手段が、フォーカシング駆動コ
イル9と、このフォーカシング駆動コイル9から所望の
距離にベース2の両端部に直方体状に突き出した磁性体
よりなる電磁石保持片15a,15bに保持された前記トラッ
キング方向に極性を持つ電磁石16a,16bにより構成され
ている点である。
【0028】このような構成により、傾き検出器(図示
せず)からの検知信号とフォーカシング駆動コイル9に
印加されている電流とから、電磁石16a,16bに電流を印
加して、フォーカシング駆動コイル9と電磁石16a,16b
とに発生する電磁力により対物レンズ1をX−Z平面内
の回転方向に傾け、光ディスクと対物レンズ1の光軸と
の傾きを補正することができる。
【0029】図5は本発明の第3の実施例における対物
レンズ駆動装置の構成を示す斜視図、図6は図5のレン
ズホルダーの一部断面を表した拡大斜視図、図7は図6
の磁性板の要部斜視図である。ここで、前記第1および
第2の各実施例の図1,図2,図4と同じ機能を有する
構成部材には同じ符号を付記し、その説明を省略する。
【0030】前記第2の実施例(図4)の構成と異なる点
は、図5に示すように磁性板17a,17bをフォーカシング
駆動コイル9を挟み込むように電磁石16a,16bに対面さ
せ配設する。また、磁性板17a,17bは、電磁石16a,16b
と対向した面、および支持手段である棒状弾性の支持部
材6A〜6D(6Dは図5,図6には表れていない)の長
手方向と略垂直な二面を持つL字型の形状を有し、かつ
棒状弾性の支持部材6A〜6Dの長手方向に略垂直な面
に棒状弾性の支持部材6A〜6Dの一端を位置決めする
ための図7に示す切り欠き(もしくは貫通穴)17aa〜17dd
(17cc,17ddは図7の17aaと同じ形状)を有する。また、
磁性板17a,17bには、フォーカシング駆動コイル9とト
ラッキング駆動コイル10への給電のための中継回路基盤
18a,18b(図6参照)が固着されている。また、前記磁性
板17a,17bはレンズホルダー8と一体成型である。
【0031】したがって、磁性板17a,17bは電磁石16
a,16bからの磁束を有効にフォーカシング駆動コイル9
に導くとともに、このフォーカシング駆動コイル9およ
びトラッキング駆動コイル10の給電用中継回路基盤とし
ても作用し、また棒状弾性の支持部材6A〜6Dの位置
決め手段としても兼用される。したがって、対物レンズ
1などの可動体がフォーカシング方向Zおよびトラッキ
ング方向Xに移動しても回転駆動力の感度の低下は少な
い。また、棒状弾性の支持部材6A〜6Dの位置決め精
度も向上することができる。
【0032】このような構成により、傾き検出器(図示
せず)からの検知信号とフォーカシング駆動コイル9に
印加されている電流とから、電磁石16a,16bに電流を印
加して、フォーカシング駆動コイル9と電磁石16a,16b
とに発生する電磁力により対物レンズ1をX−Z平面内
の回転方向に傾け、光ディスクと対物レンズ1の光軸と
の傾きを補正することができる。
【0033】図8は本発明の第4の実施例における対物
レンズ駆動装置の構成を示す斜視図、図9は図8の平面
図である。ここで、前記第1ないし第3の各実施例の図
1,図2,図4ないし図6と同じ機能を有する構成部材
には同じ符号を付記し、その説明を省略する。
【0034】前記第1ないし第3の実施例の構成と異な
る点は、図8および図9に示すように、対物レンズ1な
どの可動体の重心を含みトラッキング方向Xに略垂直な
面に対し対称に電磁石19aと19b,19cと19dおよびマグネ
ット4a,4bとを保持する背面ヨーク3a,3bを、フォ
ーカシング駆動コイル9の対向する位置に独立に配設す
る。また、トラッキング駆動コイル10の巻回軸の方向
は、図8に示すようにX方向もしくはY方向のいずれで
もよい。
【0035】このような構成により、傾き検出器(図示
せず)からの検知信号と、フォーカシング駆動コイル9
に印加されている電流とから、電磁石19a〜19dに電流を
印加して、フォーカシング駆動コイル9と電磁石19a〜1
9dとに発生する電磁力により、対物レンズ1をX−Z平
面内の回転方向に傾け、図示せざる光ディスクと対物レ
ンズ1の光軸との傾きを補正することができる。また、
フォーカシング駆動力もしくはトラッキング駆動力の感
度の低下の際には、電磁石19a〜19dに均等に電流もしく
は電圧を印加することにより感度の向上を図ることがで
きる。
【0036】図10は本発明の第5の実施例における対物
レンズ駆動装置の構成を示す斜視図、図11は図10の平面
図である。ここで、第1ないし第4の各実施例の図1な
いし図9と同じ機能を有する構成部材には同じ符号を付
記し、その説明を省略する。
【0037】前記第1ないし第4の各実施例の構成と異
なる点は、Y方向に極性を持つ電磁石20a〜20d(図10に
は20c,20dは表れていない)が、対物レンズ1などの可
動体の重心を含みトラッキング方向Xに略垂直な面に対
して対称に背面ヨーク3a,3bに独立に配設されてい
る。また、トラッキング駆動コイル10の巻回軸の方向
は、図10,図11に示すようにX方向もしくはY方向のい
ずれでもよい。したがって、電磁石20a〜20dおよび対向
ヨーク5a,5bおよびフォーカシング駆動コイル9によ
り、フォーカシング駆動およびトラッキング駆動および
回転駆動を行う。
【0038】このような構成により、まず中立状態にお
いてはフォーカシング駆動およびトラッキング駆動に必
要な磁束を得るために電磁石20a〜20dには一定の電流を
印加しておく。そして、動作時には傾き検出器(図示せ
ず)からの検知信号とフォーカシング駆動コイル9に印
加されている電流とから、電磁石20a〜20dに更に電流を
印加して、フォーカシング駆動コイル9と電磁石20a〜2
0dとに発生する電磁力により、対物レンズ1をX−Z平
面内の回転方向に傾け、図示せざる光ディスクと対物レ
ンズ1の光軸との傾きを補正することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
〜3記載の発明に係る第1の手段では、トラッキング方
向に磁化され可動体のトラッキング方向の両端の少なく
とも一方に固着された永久磁石と前記永久磁石と対向し
た位置に前記フォーカシング方向に巻回軸を持つ回転駆
動用コイルを設けたことにより、高速で光ディスクの記
録面と対物レンズの光軸との相対的な傾きを補正するこ
とができる。
【0040】また、本発明の請求項4記載の発明に係る
第2の手段では、回転駆動手段がフォーカシング駆動コ
イルと、このフォーカシング駆動コイルから所望の距離
に設けられた磁性体よりなる電磁石保持片に保持された
電磁石を設けたことにより、高速で光ディスクの記録面
と対物レンズの光軸との相対的な傾きを補正することが
できる。
【0041】また、本発明の請求項5〜8記載の発明に
係る第3の手段では、フォーカシング駆動コイルの一部
とトラッキング方向に対向した位置に配設されたトラッ
キング方向に極性を持つ1個以上の電磁石を設けること
により、高速で光ディスクの記録面と対物レンズの光軸
との相対的な傾きを補正することができる。
【0042】また、フォーカシング駆動コイルの一部と
トラッキング方向に対向した位置に配設されたトラッキ
ング方向に極性を持つ1個以上の電磁石と、フォーカシ
ング駆動コイルおよび前記トラッキング駆動コイルへの
給電を行う中継回路基盤を固着し、また、前記磁性板に
支持部材である棒状弾性の支持部材を位置決めする切り
欠きもしくは貫通穴を有し、レンズホルダーに一体成型
され電磁石と対向したフォーカシング駆動コイルの一部
を電磁石と挟み込むように設けられた磁性板により、電
磁石からの磁束を有効にフォーカシング駆動コイルに導
くとともに、フォーカスコイルおよびトラッキング駆動
コイルの給電用中継回路基盤としても作用し、また棒状
弾性の支持部材の位置決め手段としても兼用される。
【0043】したがって、高速で光ディスクの記録面と
対物レンズの光軸との相対的な傾きを補正することがで
きる。また、棒状弾性の支持部材の位置決め手段を具備
した磁性板をレンズホルダーと一体成型によって設けて
いるため組立精度の向上が図られる。
【0044】また、本発明の請求項9記載の発明に係る
第4の手段では、フォーカシング方向およびトラッキン
グ方向に略垂直な方向に磁化され、レンズホルダーに対
して磁化の方向に併設された永久磁石の背面ヨーク内の
フォーカシング駆動コイルの対向する位置に可動体の重
心を含み、トラッキング方向に略垂直な面に対し対称に
独立して配設された複数個の電磁石を設けることによ
り、高速で光ディスクの記録面と対物レンズの光軸との
相対的な傾きを補正することができる。
【0045】また、請求項10記載の発明に係る第5の手
段では、フォーカシング方向およびトラッキング方向に
略垂直な方向に極性を持つ複数個の電磁石が可動体の重
心を含みトラッキング方向に略垂直な面に対して対称に
背面ヨークに独立に配設され、フォーカシング駆動およ
びトラッキング駆動および回転駆動をすべて電磁石から
発生する磁束により行うので、駆動用のマグネットが不
要になる。
【0046】以上の各手段に共通な利点として、高速で
光ディスクの記録面と対物レンズの光軸との相対的な傾
きの補正に際しての回転駆動において、可動部に給電を
行う必要がない。したがって、組立工数や部品点数の削
減および配線処理の不要等により、製品におけるコスト
の低減および信頼性の面で優れている。
【0047】また、対向ヨークをトラッキング方向に分
割することなく回転駆動手段を構成しているため、回転
駆動手段を設けたことによるフォーカシング駆動力およ
びトラッキング駆動力の感度の低下や可動範囲の制限も
なく小型化にも適している。その結果として、再生信号
の品質および記録時の記録信号の品質を良好にすること
ができ、データの記録再生時の誤りも少なくすることが
でき、低コストで小型の対物レンズ駆動装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における対物レンズ駆動
装置の構成を示す斜視図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の他の回転駆動手段の例を示す部分斜視図
である。
【図4】本発明の第2の実施例における対物レンズ駆動
装置の構成を示す斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施例における対物レンズ駆動
装置の構成を示す斜視図である。
【図6】図5のレンズホルダーの一部断面を表した拡大
斜視図である。
【図7】図6の磁性板の要部斜視図である。
【図8】本発明の第4の実施例における対物レンズ駆動
装置の構成を示す斜視図である。
【図9】図8の平面図である。
【図10】本発明の第5の実施例における対物レンズ駆
動装置の構成を示す斜視図である。
【図11】図10の平面図である。
【符号の説明】
1…対物レンズ、 2…ベース、 3a,3b…背面ヨー
ク、 4a,4b…マグネット(永久磁石)、 5a,5b…
対向ヨーク、 6a,6b,6c,6d…支持部材、6A,
6B,6C,6D…棒状弾性の支持部材、 7…固定部
材、 8…レンズホルダー、 9…フォーカシング駆動
コイル、 10…トラッキング駆動コイル、11a,11b…回
転駆動マグネット、 12a,12b…回転駆動コイル保持
片、 13a,13b…回転駆動コイル、 14…カバー、 14
a…脚部(回転駆動コイル保持片)、15a,15b…電磁石保
持片、 16a,16b,19a,19b,19c,19d,20a,20b,20
c,20d…電磁石、 17a,17b…磁性板、 17aa〜17dd…
切り欠き、 18a,18b…中継回路基盤。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状記録媒体面に光ビームを収束する対
    物レンズを保持するレンズホルダーを含む可動体と、前
    記可動体を前記対物レンズの光軸と略平行なフォーカシ
    ング方向と前記光軸と略垂直なトラッキング方向と前記
    フォーカシング方向および前記トラッキング方向に略垂
    直な方向を回転中心とする回転方向の3方向に移動可能
    に支持する支持手段と、前記支持手段を固定する固定基
    台と、前記フォーカシング方向に前記可動体を駆動する
    フォーカシング駆動手段と、前記トラッキング方向に前
    記可動体を駆動するトラッキング駆動手段と、前記トラ
    ッキング方向に磁化され前記可動体の前記トラッキング
    方向の両端の少なくとも一方に固着された永久磁石と前
    記永久磁石と対向した位置に前記フォーカシング方向に
    巻回軸を持つ回転駆動コイルとからなる回転駆動手段を
    有することを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記回転駆動手段は、前記トラッキング
    方向に磁化され前記可動体の前記トラッキング方向の両
    端の少なくとも一方に固着された永久磁石と、前記固定
    基台の前記永久磁石と対向した位置に配設され前記フォ
    ーカシング方向に長手方向を有する非磁性の棒状部材
    と、前記棒状部材の周りに巻回され前記フォーカシング
    方向に巻回軸を持つ回転駆動コイルとからなることを特
    徴とする請求項1記載の対物レンズ駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記回転駆動手段は、前記トラッキング
    方向に磁化され前記可動体の前記トラッキング方向の両
    端の少なくとも一方に固着された永久磁石と、前記可動
    体を覆うカバーと、前記カバーの前記永久磁石と対向し
    た位置に固着され前記フォーカシング方向に巻回軸を持
    つ回転駆動コイルとからなることを特徴とする請求項1
    記載の対物レンズ駆動装置。
  4. 【請求項4】 板状記録媒体面に光ビームを収束する対
    物レンズを保持するレンズホルダーを含む可動体と、前
    記可動体を前記対物レンズの光軸と略平行なフォーカシ
    ング方向と前記光軸と略垂直なトラッキング方向と前記
    フォーカシング方向および前記トラッキング方向に略垂
    直な方向を回転中心とする回転方向の3方向に移動可能
    に支持する支持手段と、前記支持手段を固定する固定基
    台と、前記フォーカシング方向に前記可動体を駆動する
    フォーカシング駆動手段と、前記トラッキング方向に前
    記可動体を駆動するトラッキング駆動手段と、前記フォ
    ーカシング駆動手段のフォーカシング駆動コイルから所
    望の距離に設けられた磁性体よりなる電磁石保持片に保
    持された前記トラッキング方向に極性を持つ電磁石より
    なる回転駆動手段を有することを特徴とする対物レンズ
    駆動装置。
  5. 【請求項5】 板状記録媒体面に光ビームを収束する対
    物レンズを保持するレンズホルダーを含む可動体と、前
    記可動体を前記対物レンズの光軸と略平行なフォーカシ
    ング方向と前記光軸と略垂直なトラッキング方向と前記
    フォーカシング方向および前記トラッキング方向に略垂
    直な方向を回転中心とする回転方向の3方向に移動可能
    に支持する支持手段と、前記支持手段を固定する固定基
    台と、前記フォーカシング方向および前記トラッキング
    方向に略垂直な方向に磁化され前記レンズホルダーに対
    して前記磁化の方向に併設された永久磁石と、前記フォ
    ーカシング方向に巻回軸を有し前記レンズホルダーの前
    記永久磁石に対向する位置に固着されたフォーカシング
    駆動コイルと、磁性体によって形成され前記フォーカシ
    ング駆動コイルの一部を介して前記永久磁石と対向する
    位置に配設された対向ヨークと、前記トラッキング方向
    および前記フォーカシング方向に略垂直な方向に巻回軸
    を有し前記レンズホルダーの前記永久磁石に対向する位
    置に固着されたトラッキング駆動コイルと、前記フォー
    カシング駆動コイルの一部と前記トラッキング方向に対
    向した位置に配設された前記トラッキング方向に極性を
    持つ1個以上の電磁石とからなることを特徴とする対物
    レンズ駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記フォーカシング駆動コイルの前記電
    磁石と対向した一部を前記電磁石と挟み込むように磁性
    板を可動体に設けたことを特徴とする請求項5記載の対
    物レンズ駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記磁性板を前記フォーカシング駆動コ
    イルおよび前記トラッキング駆動コイルへの給電を行う
    中継回路基盤と兼用することを特徴とする請求項5また
    は6記載の対物レンズ駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記支持手段は複数本の棒状弾性の支持
    部材からなり、前記磁性板は前記電磁石と対向した面お
    よび前記棒状弾性の支持部材の長手方向と略垂直な二面
    を持つL字型の形状を有し、前記棒状弾性の支持部材の
    長手方向に略垂直な面に前記棒状弾性の支持部材を位置
    決めするための切り欠きもしくは貫通穴を有し、前記レ
    ンズホルダーに一体成型で設けられたことを特徴とする
    請求項5,6または7記載の対物レンズ駆動装置。
  9. 【請求項9】 板状記録媒体面に光ビームを収束する対
    物レンズを保持するレンズホルダーを含む可動体と、前
    記可動体を前記対物レンズの光軸と略平行なフォーカシ
    ング方向と前記光軸と略垂直なトラッキング方向と前記
    フォーカシング方向および前記トラッキング方向に略垂
    直な方向を回転中心とする回転方向の3方向に移動可能
    に支持する支持手段と、前記支持手段を固定する固定基
    台と、前記光軸および前記トラッキング方向に略垂直な
    方向に磁化され前記レンズホルダーに対して前記磁化の
    方向に併設された永久磁石と、前記フォーカシング方向
    に巻回軸を有し前記レンズホルダーの前記永久磁石に対
    向する位置に固着されたフォーカシング駆動コイルと、
    前記トラッキング方向および前記フォーカシング方向に
    略垂直な方向もしくは前記トラッキング方向に巻回軸を
    有し前記レンズホルダーの前記永久磁石に対向する位置
    に固着されたトラッキング駆動コイルと、磁性体によっ
    て形成され前記永久磁石を保持する背面ヨークと、磁性
    体によって形成され前記フォーカシング駆動コイルの一
    部を介して前記永久磁石と対向する位置に配設された対
    向ヨークと、前記永久磁石の前記背面ヨーク側に前記可
    動体の重心を含み前記トラッキング方向に略垂直な面に
    対し対称に独立して配設された複数個の電磁石とからな
    ることを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  10. 【請求項10】 板状記録媒体面に光ビームを収束する
    対物レンズを保持するレンズホルダーを含む可動体と、
    前記可動体を前記対物レンズの光軸と略平行なフォーカ
    シング方向および前記光軸と略垂直なトラッキング方向
    および前記フォーカシング方向および前記トラッキング
    方向に略垂直な方向を回転中心とする回転方向の3方向
    に移動可能に支持する支持手段と、前記支持手段を固定
    する固定基台と、前記フォーカシング方向および前記ト
    ラッキング方向に略垂直な方向に極性を有し、前記可動
    体の重心を含み前記トラッキング方向に略垂直な面に対
    し対称に独立して併設された複数個の電磁石と、前記フ
    ォーカシング方向に巻回軸を有し前記レンズホルダーの
    前記電磁石に対向する位置に固着されたフォーカシング
    駆動コイルと、前記トラッキング方向および前記フォー
    カシング方向に略垂直な方向もしくは前記トラッキング
    方向に巻回軸を有し前記レンズホルダーの前記電磁石に
    対向する位置に固着されたトラッキング駆動コイルと、
    磁性体によって形成され前記フォーカシング駆動コイル
    の一部を介して前記電磁石と対向する位置に配設された
    対向ヨークと、磁性体によって形成され前記電磁石を保
    持する背面ヨークとからなることを特徴とする対物レン
    ズ駆動装置。
JP1068995A 1995-01-26 1995-01-26 対物レンズ駆動装置 Pending JPH08203105A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09231595A (ja) * 1996-02-23 1997-09-05 Nec Corp 傾き補正付きレンズアクチュエータ
JP2000222755A (ja) * 1999-01-29 2000-08-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ピックアップ装置
KR100269144B1 (ko) * 1997-12-29 2000-10-16 윤종용 광픽업용액츄에이터

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