JP3664587B2 - 冷房装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸収器、高温再生器、低温再生器、凝縮器及び蒸発器で構成され、内燃機関の温排熱を投入できるように構成された吸収冷凍機を備えた冷房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8に、従来の例えば臭化リチュウムと水とを媒体に用いた吸収冷凍冷凍機20Aと、例えば冷媒にフロンを用いた(蒸気)圧縮式冷凍機10とを組み合わせた複合冷房装置の構成が示されている。
【0003】
吸収式冷凍機20Aは、吸収器21と、再生器22Aと、第1の凝縮器24と、第1の蒸発器25と、それらの機器を連通或いは循環する第1の冷媒管路L2、とで概略構成されている。
【0004】
吸収器21で気相の冷媒(水蒸気)が吸収剤(臭化リチュウム)に吸収された吸収溶液が、吸収溶液ポンプ27によって途中、溶液熱交換器26で加熱されて再生器22Aに送られる。その再生器22Aには、エンジン1の冷却水ジャケット1a及び排気熱交換器2で暖められた温水(温排水)が排熱回収管路である温水管路L3によって連通或いは導入されて、吸収溶液が加熱される。なお、温水管路L3には、再生器22をバイパスする切換弁8が設けられている。
【0005】
再生器22Aで加熱濃縮された吸収溶液は、前記溶液熱交換器26で供給側の吸収溶液と熱交換を行って吸収器21に戻されている。一方、再生器22A内で蒸発した冷媒(冷媒蒸気)は第1の凝縮器24で冷却凝縮され、第1の蒸発器25で(後述する冷水管路から分岐した冷水分岐管内を流れる)冷水から気化熱を奪って蒸発して、吸収器21に戻される。なお、符号28は、第1の蒸発器25に溜まった液状の冷媒を汲みあげて滴下蒸発させるための冷媒ポンプである。
【0006】
ここで、ラジエータまたはクーリングタワーである冷却装置31から冷却水ポンプ32を介し、吸収器21、第1の凝縮器24を冷却し、冷却装置31に戻る冷却水管路L4が設けられている。
【0007】
圧縮式冷凍機10は、第1の圧縮機11と第2の凝縮器12と膨張弁13と第2の蒸発器14Aとそれらを循環する第2の冷媒管路L1とで構成されている。そして、この例では、圧縮機11を駆動するのに内燃機関であるガスエンジン1が用いられており、その冷却水は、エンジン冷却水ジャケット1a、排気装置との熱交換器2、及びラジエータまたはクーリングタワーである冷却装置3を循環している。なお、符号5は、冷却装置3をバイパスする切換弁またはサーモスタット、符号4は温水ポンプである。
【0008】
また、冷水ポンプ43が介装され、室内機44及び圧縮式冷凍機10の第2の蒸発器14Aを循環する冷水管路L6が設けられており、この管路L6から分岐し、ポンプ46が介装されて吸収式冷凍機20Aの第1の蒸発器25に入り、再び管路L6に戻る管路が設けられている。
【0009】
このような吸収冷凍機としては、例えば、本出願人が先に出願した特願平6−73428号、特願平6−8320号、特願平6−8331号、特願平7−253209号、特願平7−253236号、特願平7−252981号、特願平8−317609号、特願平8−316429号、特願平8−316363号に開示されている吸収冷凍機(或いは吸収冷温水機)がある。
【0010】
空気温調を行う室内機44は、冷水管路L6の冷水を介して圧縮式冷凍機10の第2の蒸発器14Aと熱交換を行うと共に、ポンプ46の運転により吸収式冷凍機20Aの第1の蒸発器25とも熱交換を行っている。
【0011】
図8で示す冷房装置は、圧縮機駆動エンジン1の排熱を利用して省エネルギーの要請に応えてはいる。しかし、空調を行う室内機44は管路L6で水を冷熱源に使うので、水の使えない空間、例えばコンピュータ室等に使うことができない。
【0012】
また、吸収式冷凍機20Aが付加されるので、この吸収式冷凍機20Aをできるだけ小さくしたい、或いは、さらに省エネルギー化を図りたいという要望がある。しかし、従来の冷房装置は、その様な要望に応えるものではなかった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点に鑑みて提案されたもので、より小型化する事が可能であり、省エネルギー化がさらに効率的に達成できる冷房装置の提供を目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、吸収器、高温再生器、低温再生器、凝縮器及び蒸発器で構成され、内燃機関の温排熱を投入できるように構成された吸収冷凍機を備えた冷房装置において、吸収器と高温再生器と低温再生器と第1の凝縮器と第1の蒸発器とを設け、吸収器から高温再生器或いは低温再生器を経由して吸収器に戻る吸収溶液管路と、高温再生器から低温再生器、第1の凝縮器、第1の蒸発器を経由して吸収器に戻る第1の冷媒管路とを設け、前記高温再生器には冷媒蒸気発生用の高質燃料熱源を設け、前記低温再生器は高温再生器で発生して前記第1の冷媒管路を流過する冷媒蒸気が保有する熱が供給される様に構成されており、内燃機関を冷却して該内燃機関の排気系と熱交換した温水が流過し排熱熱交換器に連通している排熱回収管路を設けている吸収冷凍機を備えると共に、前記第1の蒸発器に連通して前記吸収冷凍機からの冷熱が供給される冷房手段を備え、前記冷房手段は、圧縮式冷凍機及び冷媒分岐管路で構成されており、圧縮式冷凍機は、第1の圧縮機と、第2の凝縮器と、室内機として機能する第2の蒸発器と、これ等の機器を連通する第2の冷媒管路とを含んでおり、前記内燃機関は第1の圧縮機と機械的に接続しており、第2の冷媒管路は、第2の蒸発器の下流側から分岐して、前記第1の蒸発器と熱交換を行い、冷媒液ポンプを介して第2の蒸発器の上流側に合流する冷媒分岐管路を設けてある(図1)。
【0015】
本発明では、吸収器、高温再生器、低温再生器、第1の凝縮器、第1の蒸発器で構成される吸収冷凍機における冷媒(例えば水)と吸収剤(例えば臭化リチュウム)とによる吸収冷凍サイクルにおいて、高温再生器内の燃焼器(高質燃料熱源)で高質燃料の燃焼熱が加えられ、そこで発生した冷媒蒸気が保有する熱量が低温再生器において冷媒蒸気を発生するのに用いられる。従って、熱或いは高質燃料が高効率で利用される。これに加えて、排熱熱交換器を介して吸収溶液に内燃機関の排熱が投入されるので、内燃機関の排熱も有効利用される。その結果、省エネルギーの要請に非常に良く応える事が出来る。
【0016】
ここで、このような排熱回収型吸収冷凍機は、図8で示すような吸収冷凍機に比較して、非常にコンパクトに製造できる事が良く知られている。従って、本発明によれば、小型化或いはコンパクト化という要請にも応える事が出来る。
【0017】
本発明の冷房装置では、吸収冷凍機の第1の蒸発器における冷媒の蒸発によって低熱源が得られる。そして、その低熱源は、冷媒ポンプによって第2の冷媒管路を介して室内機に伝えられて空調が行われるのである。
【0018】
さらに、第2の蒸発器で受熱した冷媒の一部が分岐回路を流過して、第1の蒸発器と熱交換して凝縮し、再び第2の蒸発器の上流に戻っているので、内燃機関の排熱の一部を回収して用いている吸収冷凍機から冷熱を得て室内機による冷房を行う事となる。そのため、少なくとも内燃機関の排熱を利用した吸収冷凍機を利用している分だけ、冷房効率が向上する。
【0019】
また本発明によれば、吸収器、高温再生器、低温再生器、凝縮器及び蒸発器で構成され、内燃機関の温排熱を投入できるように構成された吸収冷凍機を備えた冷房装置において、吸収器と高温再生器と低温再生器と第1の凝縮器と第1の蒸発器とを設け、吸収器から高温再生器或いは低温再生器を経由して吸収器に戻る吸収溶液管路と、高温再生器から低温再生器、第1の凝縮器、第1の蒸発器を経由して吸収器に戻る第1の冷媒管路とを設け、前記高温再生器には冷媒蒸気発生用の高質燃料熱源を設け、前記低温再生器は高温再生器で発生して前記第1の冷媒管路を流過する冷媒蒸気が保有する熱が供給される様に構成されており、内燃機関を冷却して該内燃機関の排気系と熱交換した温水が流過し排熱熱交換器に連通している排熱回収管路を設けている吸収冷凍機を備えると共に、前記第1の蒸発器に連通して前記吸収冷凍機からの冷熱が供給される冷房手段を備え、前記冷房手段は、圧縮式冷凍機及び冷媒分岐管路で構成されており、圧縮式冷凍機は、第1の圧縮機と、第2の凝縮器と、室内機として機能する第2の蒸発器と、これ等の機器を連通する第2の冷媒管路とを含んでおり、第2の冷媒管路は、第2の蒸発器の下流側から分岐して、前記第1の蒸発器と熱交換を行い、冷媒液ポンプを介して第2の蒸発器の上流側に合流する冷媒分岐管路を設けており、前記内燃機関は負荷として発電機と接続しており、前記第1の圧縮機を電動式として前記発電機の出力と電気的に連結している(図2)。
ここで、第1の圧縮機を電動式とした場合には、発電機の余剰出力を他の用途に振り向けることができる。
【0020】
さらに本発明によれば、吸収器、高温再生器、低温再生器、凝縮器及び蒸発器で構成され、内燃機関の温排熱を投入できるように構成された吸収冷凍機を備えた冷房装置において、吸収器と高温再生器と低温再生器と第1の凝縮器と第1の蒸発器とを設け、吸収器から高温再生器或いは低温再生器を経由して吸収器に戻る吸収溶液管路と、高温再生器から低温再生器、第1の凝縮器、第1の蒸発器を経由して吸収器に戻る第1の冷媒管路とを設け、前記高温再生器には冷媒蒸気発生用の高質燃料熱源を設け、前記低温再生器は高温再生器で発生して前記第1の冷媒管路を流過する冷媒蒸気が保有する熱が供給される様に構成されており、内燃機関を冷却して該内燃機関の排気系と熱交換した温水が流過し排熱熱交換器に連通している排熱回収管路を設けている吸収冷凍機を備えると共に、前記第1の蒸発器に連通して前記吸収冷凍機からの冷熱が供給される冷房手段を備え、前記冷房手段は、第1の圧縮機と、第2の凝縮器と、室内機として機能する第2の蒸発器と、これ等の機器を連通する第2の冷媒管路とを含んだ圧縮式冷凍機で構成されており、前記内燃機関は第1の圧縮機と機械的に接続しており、第2の冷媒管路は冷媒分岐管路を設けており、該冷媒分岐管路は、第2の蒸発器の下流側から分岐して、前記第1の蒸発器と熱交換を行い、第2の蒸発器の上流側に合流するように配置されており、第1の蒸発器の上流側に第2の圧縮機が介装されている(図3)。
【0021】
そして本発明によれば、吸収器、高温再生器、低温再生器、凝縮器及び蒸発器で構成され、内燃機関の温排熱を投入できるように構成された吸収冷凍機を備えた冷房装置において、吸収器と高温再生器と低温再生器と第1の凝縮器と第1の蒸発器とを設け、吸収器から高温再生器或いは低温再生器を経由して吸収器に戻る吸収溶液管路と、高温再生器から低温再生器、第1の凝縮器、第1の蒸発器を経由して吸収器に戻る第1の冷媒管路とを設け、前記高温再生器には冷媒蒸気発生用の高質燃料熱源を設け、前記低温再生器は高温再生器で発生して前記第1の冷媒管路を流過する冷媒蒸気が保有する熱が供給される様に構成されており、内燃機関を冷却して該内燃機関の排気系と熱交換した温水が流過し排熱熱交換器に連通している排熱回収管路を設けている吸収冷凍機を備えると共に、前記第1の蒸発器に連通して前記吸収冷凍機からの冷熱が供給される冷房手段を備え、前記冷房手段は、第1の圧縮機と、第2の凝縮器と、室内機として機能する第2の蒸発器と、これ等の機器を連通する第2の冷媒管路とを含んだ圧縮式冷凍機で構成されており、第2の冷媒管路は冷媒分岐管路を設けており、該冷媒分岐管路は、第2の蒸発器の下流側から分岐して、前記第1の蒸発器と熱交換を行い、第2の蒸発器の上流側に合流するように配置されており、第1の蒸発器の上流側に第2の圧縮機が介装されており、前記内燃機関は負荷として発電機と接続しており、前記第1及び第2の圧縮機を電動式として前記発電機の出力と電気的に連結されている(図4)。
【0022】
このような構成の本発明によれば、第2の蒸発器で受熱した冷媒の一部が分岐回路に分岐し、第2の圧縮機で圧縮され、第1の蒸発器と熱交換して凝縮し、再び第2の蒸発器の上流に戻って圧縮冷凍サイクルを形成しているので、少なくとも内燃機関の排熱を利用した吸収冷凍機を利用している分だけ、室内機の冷房効率がさらに向上している。そして、第2の圧縮機を冷媒分岐管路に介装したため、第2の蒸発器と第1の蒸発器とを同程度の温度とする必要が無くなり、その分だけ吸収冷凍機の負荷が軽減される。
ここで、第1の圧縮機を電動式とした場合には、発電機の余剰出力を他の用途に振り向けることができる。
【0023】
また、本発明によれば、前記第2の圧縮機と機械的に接続して駆動する第2の内燃機関を設け、前記排熱回収管路は第1及び第2の内燃機関に連通して、第1及び第2の内燃機関のそれぞれを冷却し且つ排気系と熱交換をした温水が流過するように構成されている(図5)。
この様に構成すると、第2の圧縮機の駆動に要した排熱(すなわち、第2の内燃機関の温排熱)をも回収して吸収冷凍機に投入するので、効率がさらに向上する。
【0024】
そして本発明において、第2の冷媒管路の第2の凝縮器の下流側が、吸収冷凍機の第1の蒸発器に連通して過冷却熱交換器を構成して、第2の蒸発器の上流側に戻るのが好ましい(図6)。
この様に構成すれば、圧縮式冷凍機の第2の凝縮器の下流で第1の蒸発器の過冷却熱交換器に導かれ、熱交換されて過冷却状態で冷媒が第2の蒸発器に入っており、第2の蒸発器下流の分岐管路と共に第2の蒸発器(室内機)の冷房効率を向上させる事が出来る。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、図8で説明した従来技術と同一構成の部品は、同じ符号を付けて重複説明は省略する。
【0026】
図1において、吸収式冷凍機20は、吸収器21と高温再生器22と低温再生器23と第1の凝縮器24と第1の蒸発器25とが設けられ、吸収器21から吸収液ポンプ27が介装されて、高温再生器22を経て低温再生器23から吸収器21に戻る吸収溶液管路L2aが設けられている。そして、吸収器21から高温再生器22に連通する管路には、低温再生器23の下流の高濃度溶液と熱交換する低温溶液熱交換器26と、温水管路L3のガスエンジン(内燃機関の一例)の排熱を回収する排熱熱交換器63と、高低温再生器22、23間の中間濃度溶液と熱交換する高温溶液熱交換器29とが介装されている。
【0027】
また、高温再生器22から低温再生器23で熱交換して第1の凝縮器24に、低温再生器23から第1の凝縮器24にそれぞれ連通し、第1の凝縮器24から第1の蒸発器25へ、さらに第1の蒸発器25から吸収器21へ連通する第1の冷媒管路L2bが設けられている。
【0028】
そして、高温再生器22内部には燃料燃焼器61(高質燃料熱源)が設けられ、燃料供給装置62を介して高質燃料Gが供給されて吸収溶液が加熱され、前記の熱交換器26、63、29と共に熱供給手段が構成されている。
【0029】
なお、冷却水管路L4は、前記図8で説明した従来技術と同様である。
また、エンジン1は、高質燃料を使用するガスエンジンとされている。
本実施形態では、エンジン1の排熱は、冷却水ジャケット1a及び排気装置2で熱交換されて排熱交換管路L3内を流れる温水として、排熱熱交換器63で熱交換が為されるのである。なお、排熱熱交換器63は、吸収器21から高温再生器22へ向かう吸収溶液管路の、低温溶液熱交換器26と高温溶液熱交換器29の間の領域に介装されている。
【0030】
吸収溶液は、吸収器21から吸収液ポンプ27によって高温再生器22に送られており、途中、低温溶液熱交換器26で低温再生器23から吸収器21に戻る吸収溶液と、そして前記排熱熱交換器63でエンジン排熱と、さらに高温溶液熱交換器29で高・低温再生器22、23間の溶液と、それぞれ熱交換する。そして、高温再生器22内の燃料燃焼器61で加熱され、低温再生器23を経て吸収器21に戻されている。
【0031】
高温再生器22で発生した冷媒蒸気は、低温再生器23で溶液と熱交換して第1の凝縮器24に送られ、低温再生器23で発生した冷媒蒸気と共に凝縮されて第1の蒸発器25へ送られている。
【0032】
第1の蒸発器25では冷媒が蒸発して、第2の冷媒管路L1の冷媒から気化熱を奪って、該冷媒を凝縮する。換言すれば、第1の蒸発器25は第2の冷媒管路L1における凝縮器として機能する。第1の蒸発器25において冷やされ、或いは凝縮させされた冷媒は、冷媒液ポンプ51によって第2の蒸発器14に送られる。
【0033】
図1に示す実施形態では、エンジン1で駆動される第1の圧縮機11と、第2の凝縮器12と、膨張弁13と、第2の蒸発器14と、これらを循環する第2の冷媒管路L1とにより、圧縮式冷凍機10が構成されている。そして、第2の冷媒管路L1からは冷媒分岐管路L5が分岐・合流している。
【0034】
この冷媒分岐管路L5は、第2の蒸発器14の下流の分岐点Aから分岐しており、吸収冷凍機10の第1の蒸発器25と熱交換し、その際に管路L5内を流れる冷媒は凝縮される。そして、冷媒分岐管路L5は冷媒液ポンプ51を介装し、第2の蒸発器14の上流の合流点Bで合流している。ここで、前記第2の蒸発器14が室内機の機能を有して空調を行っている。
【0035】
この実施形態では、第2の蒸発器14で受熱した第2の冷媒管路L1の冷媒は、その一部が分岐点Aから分岐管路L5に入り、第1の蒸発器25で熱交換して凝縮或いは液化し、冷媒液ポンプ51で合流点Bに戻されることにより、吸収冷凍機20から冷熱を得ることが出来るので、第2の蒸発器(室内機)14の冷房効率を向上させている。
【0036】
また、図2に示す実施形態では、前記図1の実施形態における第1の圧縮機が電動式圧縮機11Aであって、エンジン1は発電機70を駆動し、その発電電力で第1の圧縮機11Aが運転され、発電機70の余剰発電電力は他の外部負荷Pに流用することができる。
【0037】
図3に示す実施形態では、前記図1に示した実施形態のように冷媒分岐管路L5を有している。この冷媒分岐管路L5は、第2の蒸発器14の下流の分岐点Aから分岐し、第1の蒸発器25を経て、第2の蒸発器14の上流の合流点Bに合流する。ここで、図3の冷媒分岐管路L5では、冷媒液ポンプを用いず、第2の圧縮機52を第1の蒸発器25の上流に介装している。
【0038】
したがって、この実施形態では、第2の蒸発器14で受熱した第2の冷媒管路L1の冷媒は、その一部が分岐点Aから分岐管路L5に入って第2の圧縮機52で圧縮され、第1の蒸発器25で熱交換して液化し、合流点Bから第2の冷媒管路L1に戻って第2の蒸発器14で気化する圧縮冷凍サイクルを形成し、冷房効率を向上させている。
【0039】
それと同時に、第2の圧縮機52を設けた事により、吸収冷凍機20の第1の蒸発器25の温度を第2の蒸発器14程の低温とする必要が無くなるので、吸収冷凍機20の負荷を少なくする事が出来るのである。
【0040】
なお、膨張弁13、53は、第2の冷媒管路L1、分岐管路L5の合流点B上流にそれぞれ設け、分岐管路L5側を低圧として第2の圧縮機52を低揚程仕様としてもよい。
【0041】
また、図4に示す実施形態では、前記図3の実施形態における第1、第2の圧縮機がそれぞれ電動式圧縮機11A、52Aであって、エンジン1は発電機70を駆動し、その発電電力で圧縮機11A及び52Aが運転され、余剰発電電力は他の外部負荷Pに流用されている。
【0042】
図5に示す実施形態では、第2のエンジン6(第2の内燃機関)を設け、第2の圧縮機52(図7で説明した実施形態でも示されている)が、第2のエンジン6で駆動されている。ここで、第2のエンジン6の冷却水ジャケット6aからの冷却水は、排気装置7で熱交換を行い、前例同様の第1のエンジン1の冷却水と合流して温水管路L3が形成されている。
この実施形態では、第2の圧縮機52を駆動する排熱をも回収することができる。
【0043】
さらに、図6に示す実施形態では、圧縮式冷凍機10の第2の冷媒管路L1は、第2の凝縮器12の下流が第1の蒸発器25に連通し、或いは導かれて過冷却熱交換器25aを構成し、再び合流点Bの上流に戻されている。その他の構成については図3の実施形態と同様である。図6に示す実施形態における第2の冷媒管路L1の構成は、図1乃至図5の各実施形態にも適用することが出来る。
【0044】
この実施形態では、圧縮冷房装置10の第1の圧縮機11・第2の凝縮器14・第2の蒸発器14の圧縮冷凍サイクルにおいて、第2の凝縮器14の下流で第1の蒸発器25の過冷却熱交換器25aに導かれて過冷却状態まで冷却されており、冷房効率が向上されている。
【0045】
図7に示す実施形態では、第2のエンジン6(第2の内燃機関)を設け、第2の圧縮機52(図7で説明した実施形態でも示されている)が、第2のエンジン6で駆動されている。ここで、第2のエンジン6の冷却水ジャケット6aからの冷却水は、排気装置7で熱交換を行い、前例同様の第1のエンジン1の冷却水と合流して温水管路L3が形成されている。
この実施形態では、第2の圧縮機52を駆動する排熱をも回収することができる。
【0046】
図7には、図1−図6の実施形態で使用されている吸収冷凍機20の吸収冷凍サイクルを示すデューリング線図(横軸が温度、縦軸が圧力)と、図8で示す従来技術で使用されている吸収冷凍機20Aの吸収冷凍サイクルを示すデューリング線図とが、比較して示されている。図中、実線は圧縮機52を用いた場合で、aは吸収器21出口、b〜c間は排熱交換器63での熱交換、d〜eは高温再生器22での加熱、f〜gは低温再生器24での熱交換、hは吸収器21入口、jは凝縮器24、kは蒸発器25のそれぞれの状態を示している。そして、破線は圧縮機のない場合で、a′〜k′は前記a〜kのそれぞれの対応する状態を示している。すなわち、kとk′で示されている様に、高温での蒸発が可能になり、濃度の幅(図中にDで示す)を増加することができて効率が向上し、また低濃度で熱交換するので、熱回収が容易といったメリットを生じる。
【0047】
図9は、図1の実施形態の変形にかかる実施形態である。図9では、圧縮式冷凍機側の第1の冷媒管路L1と、吸収冷凍機側の冷媒分岐管路L5との間に、中間冷媒管路L17が形成されている。そして、中間冷媒管路L17に分岐点A及び合流点Bが設けられており、且つ、室内機として作用する第3の蒸発器80が介装されている。ここで、符号82は中間冷媒管路L17に介装され、該管路L17を流過する冷媒を凝縮する第3の凝縮器であり、符号84は管路L17内に冷媒を流過させるための冷媒用ポンプである。
その他の構成及び作用効果については、図5の実施形態と概略同様であるので、重複説明は省略する。
【0048】
図10は図1の実施形態を更に変形したものである。図10において、第1の圧縮機11は電動圧縮機であり、駆動電力はガスエンジン1に直結された発電機70で発生し、ケーブルL10を介して伝達されている。その他については図9の実施形態と同一であるので、重複説明は省略する。
【0049】
図11は、図3の実施形態の変形にかかる実施形態である。図11では、圧縮式冷凍機側の第1の冷媒管路L1に介装された第1の圧縮機11は、その駆動軸11Dがエンジン1に機械的に接続されている。それと共に、吸収冷凍機側の冷媒分岐管路L5に介装された第2の圧縮機52の駆動軸52Dも、回転伝達系90を介してエンジン1と機械的に接続されている。
【0050】
より詳細に説明すると、回転伝達系90は、第1の圧縮機11の駆動軸11Dに設けられたスプロケット92と、第2の圧縮機52の駆動軸52Dに設けられたスプロケット94と、スプロケット92及び94を連結するチェーン96とから成っている。明確には図示されていないが、駆動軸11Dはエンジン1の出力軸と機械的に連結されているので、図11の実施形態によれば、エンジン1を駆動すれば、エンジン1の出力軸及び駆動軸11Dを介して第1の圧縮機11が駆動する。また、駆動軸11D、スプロケット92、チェーン96、スプロケット94によりエンジン1の出力軸の回転は第2の圧縮機52の駆動軸52Dに伝達さらに、第1の圧縮機11と同時に第2の圧縮機52を駆動する事が出来るのである。
なお、スプロケット92、94を共にプーリとして、チェーン96をVベルトに置換して、回転伝達系90を構成しても良い。
【0051】
図12は、図6の実施形態の変形にかかる実施形態である。ここで、図5に比較して変形した箇所については、図11で示すのと同一である。すなわち、圧縮式冷凍機側の第1の冷媒管路L1に介装された第1の圧縮機11は、その駆動軸11Dがエンジン1に機械的に接続されている。それと共に、吸収冷凍機側の冷媒分岐管路L5に介装された第2の圧縮機52の駆動軸52Dも、回転伝達系90を介してエンジン1と機械的に接続されている。そして、回転伝達系90は、第1の圧縮機11の駆動軸11Dに設けられたスプロケット92と、第2の圧縮機52の駆動軸52Dに設けられたスプロケット94と、スプロケット92及び94を連結するチェーン96とから成っている。明確には図示されていないが、駆動軸11Dはエンジン1の出力軸と機械的に連結されている。但し、スプロケット92、94を共にプーリとして、チェーン96をVベルトに置換して、回転伝達系90を構成しても良い。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨ではない。
【0052】
例えば、図示の実施形態では、所謂「シリーズフロータイプ」の吸収冷凍機が示されているが、「パラレルフロータイプ」、「リバースフロータイプ」の吸収冷凍機を本発明の実施に際して採用しても良い。さらに、本出願人が先に出願した特願平6−73428号、特願平6−8320号、特願平6−8331号、特願平7−253209号、特願平7−253236号、特願平7−252981号、特願平8−317609号、特願平8−316429号、特願平8−316363号に開示されている全ての吸収冷凍機(或いは吸収冷温水機)であっても、本発明を好適に実施する事が出来る。
【0053】
また、吸収冷凍機としては一重二重効用(例えば、一重側を排熱焚きにしたもの)であっても良いし、一重二重効用以外の排熱吸収タイプの吸収冷凍機であっても良い。
さらに、図示の実施形態では水冷の吸収冷凍機が示されているが、これを空冷タイプにして、冷却水配管を省略する事も可能である。
また、冷却塔については空冷のタイプが図示されているが、冷却塔に連通する冷却水配管を設けて、水冷とする事も出来る。
【0054】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した様に構成され、エンジンの排熱が吸収冷凍機に投入されて省エネルギー化が図れ、吸収冷凍機の再生器を高温・低温再生器に分離することで小形化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の構成を示すブロック図。
【図2】 本発明の第2の実施形態の構成を示すブロック図。
【図3】 本発明の第3の実施形態の構成を示すブロック図。
【図4】 本発明の第4の実施形態の構成を示すブロック図。
【図5】 本発明の第5の実施形態の構成を示すブロック図。
【図6】 本発明の第6の実施形態の構成を示すブロック図。
【図7】 本発明と従来技術とを比較説明するデューリング線図。
【図8】 従来の複合冷房装置の構成を示すブロック図。
【図9】 本発明の第1実施形態の変形例を示すブロック図。
【図10】 本発明の第1実施形態の他の変形例を示すブロック図。
【図11】 本発明の第3実施形態の変形例を示すブロック図。
【図12】 本発明の第6実施形態の変形例を示すブロック図。
【符号の説明】
1・・・第1の内燃機関
1a・・・エンジン冷却水ジャケット
2、7・・・排気装置
3、66・・・冷却装置
6・・・第2の内燃機関
6a・・・エンジン冷却水ジャケット
10・・・圧縮式冷凍機
11、11A・・・第1の圧縮機
12・・・第2の凝縮器
13・・・膨張弁
14、14A・・・第2の蒸発器
20、20A・・・吸収冷凍機
21・・・吸収器
22・・・高温再生器
23・・・低温再生器
24・・・第1の凝縮器
25・・・第1の蒸発器
25a・・・過冷却熱交換器
26・・・低温溶液熱交換器
29・・・高温溶液熱交換器
44・・・室内機
51・・・冷媒液ポンプ
52、52A・・・第2の圧縮機
61・・・燃料燃焼器(高質燃料熱源)
63・・・第1の排熱熱交換器
64・・・第2の排熱熱交換器
70・・・発電機
L1・・・第2の冷媒管路
L2a・・・吸収溶液管路
L2b・・・第1の冷媒管路
L3・・・温水管路(排熱回収管路)
L4・・・冷却水管路
L5・・・冷媒分岐管路
L6・・・冷水管路
L7・・・高温水管路
L17・・・中間冷媒管路

Claims (6)

  1. 吸収器、高温再生器、低温再生器、凝縮器及び蒸発器で構成され、内燃機関の温排熱を投入できるように構成された吸収冷凍機を備えた冷房装置において、吸収器と高温再生器と低温再生器と第1の凝縮器と第1の蒸発器とを設け、吸収器から高温再生器或いは低温再生器を経由して吸収器に戻る吸収溶液管路と、高温再生器から低温再生器、第1の凝縮器、第1の蒸発器を経由して吸収器に戻る第1の冷媒管路とを設け、前記高温再生器には冷媒蒸気発生用の高質燃料熱源を設け、前記低温再生器は高温再生器で発生して前記第1の冷媒管路を流過する冷媒蒸気が保有する熱が供給される様に構成されており、内燃機関を冷却して該内燃機関の排気系と熱交換した温水が流過し排熱熱交換器に連通している排熱回収管路を設けている吸収冷凍機を備えると共に、前記第1の蒸発器に連通して前記吸収冷凍機からの冷熱が供給される冷房手段を備え、前記冷房手段は、圧縮式冷凍機及び冷媒分岐管路で構成されており、圧縮式冷凍機は、第1の圧縮機と、第2の凝縮器と、室内機として機能する第2の蒸発器と、これ等の機器を連通する第2の冷媒管路とを含んでおり、前記内燃機関は第1の圧縮機と機械的に接続しており、第2の冷媒管路は、第2の蒸発器の下流側から分岐して、前記第1の蒸発器と熱交換を行い、冷媒液ポンプを介して第2の蒸発器の上流側に合流する冷媒分岐管路を設けていることを特徴とする冷房装置。
  2. 吸収器、高温再生器、低温再生器、凝縮器及び蒸発器で構成され、内燃機関の温排熱を投入できるように構成された吸収冷凍機を備えた冷房装置において、吸収器と高温再生器と低温再生器と第1の凝縮器と第1の蒸発器とを設け、吸収器から高温再生器或いは低温再生器を経由して吸収器に戻る吸収溶液管路と、高温再生器から低温再生器、第1の凝縮器、第1の蒸発器を経由して吸収器に戻る第1の冷媒管路とを設け、前記高温再生器には冷媒蒸気発生用の高質燃料熱源を設け、前記低温再生器は高温再生器で発生して前記第1の冷媒管路を流過する冷媒蒸気が保有する熱が供給される様に構成されており、内燃機関を冷却して該内燃機関の排気系と熱交換した温水が流過し排熱熱交換器に連通している排熱回収管路を設けている吸収冷凍機を備えると共に、前記第1の蒸発器に連通して前記吸収冷凍機からの冷熱が供給される冷房手段を備え、前記冷房手段は、圧縮式冷凍機及び冷媒分岐管路で構成されており、圧縮式冷凍機は、第1の圧縮機と、第2の凝縮器と、室内機として機能する第2の蒸発器と、これ等の機器を連通する第2の冷媒管路とを含んでおり、第2の冷媒管路は、第2の蒸発器の下流側から分岐して、前記第1の蒸発器と熱交換を行い、冷媒液ポンプを介して第2の蒸発器の上流側に合流する冷媒分岐管路を設けており、前記内燃機関は負荷として発電機と接続しており、前記第1の圧縮機を電動式として前記発電機の出力と電気的に連結していることを特徴とする冷房装置。
  3. 吸収器、高温再生器、低温再生器、凝縮器及び蒸発器で構成され、内燃機関の温排熱を投入できるように構成された吸収冷凍機を備えた冷房装置において、吸収器と高温再生器と低温再生器と第1の凝縮器と第1の蒸発器とを設け、吸収器から高温再生器或いは低温再生器を経由して吸収器に戻る吸収溶液管路と、高温再生器から低温再生器、第1の凝縮器、第1の蒸発器を経由して吸収器に戻る第1の冷媒管路とを設け、前記高温再生器には冷媒蒸気発生用の高質燃料熱源を設け、前記低温再生器は高温再生器で発生して前記第1の冷媒管路を流過する冷媒蒸気が保有する熱が供給される様に構成されており、内燃機関を冷却して該内燃機関の排気系と熱交換した温水が流過し排熱熱交換器に連通している排熱回収管路を設けている吸収冷凍機を備えると共に、前記第1の蒸発器に連通して前記吸収冷凍機からの冷熱が供給される冷房手段を備え、前記冷房手段は、第1の圧縮機と、第2の凝縮器と、室内機として機能する第2の蒸発器と、これ等の機器を連通する第2の冷媒管路とを含んだ圧縮式冷凍機で構成されており、前記内燃機関は第1の圧縮機と機械的に接続しており、第2の冷媒管路は冷媒分岐管路を設けており、該冷媒分岐管路は、第2の蒸発器の下流側から分岐して、前記第1の蒸発器と熱交換を行い、第2の蒸発器の上流側に合流するように配置されており、第1の蒸発器の上流側に第2の圧縮機が介装されていることを特徴とする冷房装置。
  4. 吸収器、高温再生器、低温再生器、凝縮器及び蒸発器で構成され、内燃機関の温排熱を投入できるように構成された吸収冷凍機を備えた冷房装置において、吸収器と高温再生器と低温再生器と第1の凝縮器と第1の蒸発器とを設け、吸収器から高温再生器或いは低温再生器を経由して吸収器に戻る吸収溶液管路と、高温再生器から低温再生器、第1の凝縮器、第1の蒸発器を経由して吸収器に戻る第1の冷媒管路とを設け、前記高温再生器には冷媒蒸気発生用の高質燃料熱源を設け、前記低温再生器は高温再生器で発生して前記第1の冷媒管路を流過する冷媒蒸気が保有する熱が供給される様に構成されており、内燃機関を冷却して該内燃機関の排気系と熱交換した温水が流過し排熱熱交換器に連通している排熱回収管路を設けている吸収冷凍機を備えると共に、前記第1の蒸発器に連通して前記吸収冷凍機からの冷熱が供給される冷房手段を備え、前記冷房手段は、第1の圧縮機と、第2の凝縮器と、室内機として機能する第2の蒸発器と、これ等の機器を連通する第2の冷媒管路とを含んだ圧縮式冷凍機で構成されており、第2の冷媒管路は冷媒分岐管路を設けており、該冷媒分岐管路は、第2の蒸発器の下流側から分岐して、前記第1の蒸発器と熱交換を行い、第2の蒸発器の上流側に合流するように配置されており、第1の蒸発器の上流側に第2の圧縮機が介装されており、前記内燃機関は負荷として発電機と接続しており、前記第1及び第2の圧縮機を電動式として前記発電機の出力と電気的に連結していることを特徴とする冷房装置。
  5. 前記第2の圧縮機と機械的に接続して駆動する第2の内燃機関を設け、前記排熱回収管路は第1及び第2の内燃機関に連通して、第1及び第2の内燃機関のそれぞれを冷却し且つ排気系と熱交換をした温水が流過するように構成されている請求項3の冷房装置。
  6. 第2の冷媒管路の第2の凝縮器の下流側が、吸収冷凍機の第1の蒸発器に連通して過冷却熱交換器を構成して、第2の蒸発器の上流側に戻る請求項1、2、3、4、5のいずれか1項の冷房装置。
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