JP3662544B2 - テレビジョンシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般的にテレビジョン受信機に関するもので、特に、画質によくない影響を及ぼすインパルス雑音を抑制する装置を設けたテレビジョンシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
よく知られたように、テレビジョン受信機は多様な雑音発生源から信号干渉を受けやすい。このような干渉は、テレビジョン信号、あるいはテレビジョン受信機におけるテレビジョン信号処理を妨げる作用をする多くの発生源から発生する。このような干渉の典型的な発生源は自動車点火システム、家庭用モーター、あるいは干渉の多様な他の形態である。ここでは、用語「インパルス雑音干渉」は、一般にこのような状況を説明するに使用されビデオ信号とクロマ信号は勿論、自動利得制御(AGC)回路及び同期回路に混乱を起こすものとして用いられる。よく知られているように、仮りに、インパルス性雑音(以下、「インパルス雑音」と言う。)がビデオ検出器出力信号に存在すると、その雑音はビデオ処理経路を流れ、受像管のスクリーン上に雑音を表示する。また、インパルス雑音は同期処理経路に供給され、同期分離器は、好ましくない出力信号を発生する。同期分離器から同期信号が一般に受信機のAGCシステムに供給されるので、同期分離器の後段のシステムは、同期分離器の雑音が誘発された出力によって混乱される。ここで指摘したこのような問題は従来技術でよく知られている。
【0003】
AGC回路及び同期回路は制限帯域幅システムで、フィルタリングはこのような回路が相対的にインパルス雑音の影響を除くために使用される。インパルス雑音信号はビデオ信号及びクロマ信号と同じ周波数スペクトルを共有するので、ビデオ信号及びクロマ回路は、同期回路及びAGC回路に使用されたフィルタリング技術を使用することができない。従って、ある種の非線形信号処理がこのような受信機にしばしば適用されるが、このような処理は非常に非効果的な場合もある。
【0004】
“Noise Processing System for a Television Receiver”なる名称の1983年3月22日付けの米国特許第4,377,823号で、Mycynekは、単に黒向状態(black−going)インパルス雑音を生じさせるエンベロープタイプのビデオ検出器を有するテレビジョン受信機を説明しており、このような黒向状態インパルス雑音は検出され同期処理経路で変換される。Mycynekはビデオ処理経路上で検出され、一定ビデオレベル(適当に30IRE灰色レベル)に置き換えられる黒向状態インパルス雑音を説明している。
【0005】
“Sound Signal and Impulse Noise Detector for Television Receivers”なる名称の1985年4月30日付けの米国特許第4,514,763号で、Rindalは、テレビジョン信号からオーディオ情報を検出し、補償回路に印加されるとき、ビデオ情報でインパルス雑音効果を減少させる制御信号を提供するための位相固定ループを使用するテレビジョン受信機を説明している。Rindalは、願うビデオ信号からインパルス雑音応答を選り分ける問題を言及しており、このような問題点は、インパルス雑音を検出することにより解決されることができるが、インパルス雑音がビデオ信号を伴うことではなく、周波数変調された音搬送波の振幅を変調するからである。
【0006】
インパルス雑音は、AMラジオのようなシステムの他の形態で問題があるが、このような形態のシステムにおいて、人の聴取する間に聴覚応答の対数特性は、インパルス雑音の妨害を減少させる役割をする。一般的に雑音除去の技術を考慮すると、インパルス雑音を除去するための方法と技術の一般分野に属する次の米国特許を参照する。“Method for Cancelling Impulsive Noise”なる名称の1981年6月9日付けの米国特許第4,272,846号で、Muratani以外の多くの人々は、帯域制限されたベース帯域信号がベース帯域信号の帯域より広い帯域を有するチャネルを通じて伝送されるシステムにおいて、インパルス性(impulsive)雑音を除去するための方法を説明する。“Noise Detection by Sampling Digital Baseband Signal at Eye Openings”なる名称の1989年3月7日付けの米国特許第4,810,101号で、Kage以外の多くの人々は、大きな雑音信号が発生されるとき、ある信号が特別な時間間隔でサンプリングされるディジタルラジオ受信機のための雑音検出回路を説明している。“FM Demodulator WithImpulse Noise Elimination Circuit”なる名称の1986年11月11日付けの米国特許第4,622,520号で、Kurodaは、インパルス雑音がフィル ターの前に現れる雑音除去及び検出回路によって除去されるFM信号を復調するための装置を説明している。“Noise Pulse Suppressing System”なる名称の1982年1月19日付けのWatanabeによる米国特許第4,311,963号のような他の特許では、移動通信ラジオ受信機のための雑音パルス抑制システムを説明している。“Noise Pulse Suppressing System”なる名称の1982年1月19日付けのWatanabe以外の多くの人による米国特許第4,311,963号のような他の特許では、移動通信ラジオ受信機のための雑音パルス抑制システムを説明している。米国特許第4,272,846号及び第4,311,963号では、信号から雑音を検出してからその信号を遅延させ、その次、遅延した信号でインパルス雑音を除去するインパルス雑音の検出に反応する一般的な概念を発表するに特別な重点を置いている。米国特許第4,311,963号では、またインパルス雑音除去の設計において、トラック及びホールド(track−and−hold)回路の従来技術の使用に特に重点を置いている。
【0007】
当該技術分野において、雑音除去及び検出方法が、一般的に知られていることに関して多くの証拠がある。一方、現代のテレビジョン受信機はインパルス雑音検出の新たな問題を導出する多様なモードで作動する。高性能テレビジョン受信機は、しばしば同期画像(pix)中間周波数(IF)復調器を使用する。同期復調は、2つの位相同期復調で構成することができる。つまり、合成ビデオ信号とそれに伴う変調された音声搬送波を検出する同相同期復調と、色信号及び多すぎる輝度情報を伴わない変調された音搬送波を検出する直角位相同期復調とにより遂行されることができる。直角位相同期復調器応答において、唯一のベース帯域成分は同期パルスとルマ(luma)との過度状態(transient)に区別される。
【0008】
インパルス雑音をNTSC及びPALテレビジョン放送標準で使用されるものと同じ負変調ビデオ搬送波で、黒向状態にて一定に検出するエンベロープ、あるいはピーク検出器とは異なり、同期検出器は、非同期インパルス雑音を交互に黒向状態及び白向状態(white−going)の雑音にて復調する。白向状態インパルス雑音は受像管をブルーミング(blooming)する傾向があるので、特に合っていない。振幅変調されたビデオ搬送波は残留側波帯ので、pixIF増幅器チェインフィルタリングは、ビデオ搬送波周波数から離れている約2MHzに集中する。インパルス雑音によるこのようなフィルタリングのリンギングは、同相同期復調器応答で一般に大きな振幅である約2MHzの周波数の不規則位相ダンピングされたサイン曲線を発生する。もしも、直角位相同期復調器を使用すると、比較される周波数及び振幅の不規則位相ダンピングされたサイン曲線は、また直角位相同期復調器応答で発生する。
【0009】
“Synchronous Video Detector Using Phase−Locked Loop”なる名称の1985年6月18日付けの米国特許第4,524,389号で、Isobe他は、同相同期復調器を有するテレビジョン受信機を説明している。このビデオ検出器の出力信号で、黒向状態インパルス雑音が黒雑音検出器によって検出され、その後に灰色まで除去される。黒雑音検出器の出力信号はパルス幅延長器(stretcher)に印加される。パルス幅延長器出力信号は、検出された黒雑音に連続して白雑音の灰色まで除去を制御するため使用される。Isobe以外の多くの人々による処理過程は欠点を有している。ひょっとしたら、意味のあるエネルギーを有する同期的に検出されたインパルス雑音の初期信号スイングは、黒向状態であるよりは白向状態であるかも知れない。それぞれのこのような白向状態の初期スイングは、望ましくなく画像で強い白色斑点を現わすようにする。このような白色斑点は、エンベロープ検出器形態のビデオ検出器を有するテレビジョン受信機から、黒色までインパルス雑音の反転によって招かれる画像での黒色斑点を総括的に言及するに使用される。用語である“ペッパー(pepper)”雑音と対照的に、“ソルト(salt)”雑音にもときどき呼ばれる場合がある。ビデオ検出器出力信号でこのような白向状態スパイクは、またクロマチャネルを分裂させる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
発明者は、ビデオ検出器出力信号で、白向状態のインパルス雑音を感知した後にビデオ検出器応答の変形を発生するため、黒色(あるいは、所定灰色)レベルに置き換えられる白向状態インパルス雑音を抑制するための従来技術を知っている。このようなシステムで、ビデオ雑音反転しきい値の固定(setting)は極めて危険なことである。ビデオ変調の深さはソースごと非常に変化することができる。そこで、かりに、インパルス雑音検出に対するしきい値が白色レベルに非常に近く固定されていると、高い白色レベル変調上に間違ったトリッピング(tripping)がしばしば発生するものであろう。定在波、あるいは他のアンテナ問題に基因し、もし高いクロマがあると、雑音反転器はクロマ信号上でルーズにトリ ガーするものであろう。もしもしきい値が高すぎると、非常に多い白向状態インパルス雑音が受像管を通じてブルーミングするものであろう。検出された同相ビデオ信号は、一般的に白向状態インパルス雑音にて検出される前に白色に変化するものであるので、画像での損傷や干渉がこのような従来技術で、白向状態インパルス雑音を抑制する動作が行われるとき、すでに明白に現われる。よしんば、白向状態インパルス雑音のデューティファクタが減少しても、テレビジョンで放送される画像を見る人々は、やはり干渉を見るようになる。従来技術で実施されたように、雑音反転の実際作用はテレビジョンシステム、あるいは受信機のビデオとクロマチャネルを通じて増殖する高回転率信号を発生するものであろう。黒色、あるいは灰色ストリーク(streak)は、雑音を所定のビデオレベルに置き換えるため、インパルス雑音に応答する雑音反転回路によってビデオ信号に挿入され、このようなストリークは、インパルス雑音が広範囲の時間に渡って発生するとき、スクリーン上で明白に現われる。クロマチャネルは大きな振幅、高速上昇の雑音反転パルスにより激しく励起され、クロマチャネルでのフィルターの結果的なリンギングは、クロマ“ちらつき(twinkle)”を発生する。クロマ“ちらつき”は、インパルス雑音が間欠的に発生するテレビジョン画像のポイントで短期間の色変化を有する。そのポイントそれぞれでの色変化が星により放射される光りを一部の観察者に想起させるが、その理由は、単語“ちらつき”という色変化がこのような現象と関連するからである。インパルス雑音が検出される前に白色に変わる検出された同相ビデオ信号の問題は、インパルス雑音除去を進行するとき、画像で損傷や干渉がすでに現れるが、本発明においてビデオ検出器出力信号に現れるインパルス雑音を検出し、これと、あるいは他のビデオ検出器出力信号の遅延応答で、雑音除去を遂行することにより解決することができる。テレビジョン画像は雑音除去後に遅延したビデオ信号から結果的に導出される。もしも、インパルス雑音が同相同期復調器により提供されたビデオ信号で検出され、単に黒向状態及び白向状態の中の1つの感知のみに検出されると、白向状態のインパルス雑音を検出することが望ましい。ビデオ検出器出力信号は雑音除去を遂行する前に、より短い時間に遅延することができる一方、いっそう白向状態雑音上でブルーミングを避け、その結果、ハードウェアの値段が下がるようになる。
【0011】
クロマ“ちらつき”の問題は、本発明において遅延したビデオ検出器の出力信号で雑音消去に影響を及ぼすトラック及びホールド回路を使用するように提起された。従って、前記遅延した信号を入力信号で使用するクロマチャネルを衝撃的に励起する場合に大きい振幅、高速上昇の雑音反転パルスを前記遅延した信号に挿入することを避けることができる。インパルス雑音の初期部分の間に現れる白色斑点(spot)を避けるため、ビデオ検出器出力信号に対する遅延した応答で雑音消去に影響を及ぼすことは、遅延した信号を入力信号で使用するクロマチャネルの衝撃的な励起の他の発生源を除去する。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ビデオ情報を有する振幅変調されたIF画像搬送波を含む中間周波数(IF)信号の所定の発生源を含むテレビジョンシステムにおいて、本発明の一側面の原理を基として実施される。望ましくなく検出されたインパルス雑音によりときどき伴われることができる前記ビデオ情報を検出するためのビデオ検出器と、前記検出されたインパルス雑音に対する出力ビデオ信号応答が抑制される前記ビデオ検出器により検出される前記ビデオ情報に応答して出力ビデオ信号を提供するための処理回路とから構成されるが、処理回路はビデオ検出器により検出されるビデオ情報に応答して、検出されたインパルス雑音の評価できる量が、前記検出されたビデオ情報を伴うかどうかを指示する出力制御信号を発生するための雑音検出手段と、前記検出されたビデオ情報に対する遅延した応答を発生するための遅延手段と、出力制御信号が検出されたインパルス雑音の評価できる量が、検出されたビデオ情報を伴わないことを指示するとき検出されたビデオ情報に対する遅延応答の現在値に応答し、出力制御信号が検出されたインパルス雑音の評価できる量が、検出されたビデオ情報を伴うことを指示するとき、その現在値を検出されたビデオ情報に対する遅延応答に置き換えるための出力制御信号により制御されるビデオ出力手段とからなる。
【0013】
本発明は2つのpix IF復調器、すなわちIビデオ信号に指定された同相ビデオ信号を検出するための第1同期復調器と、Qビデオ信号に指定された直角信号を検出するための第2同期復調器とを使用する類型のTV受信機に特に向いている。標準NTSCテレビジョン信号がこのようなTV受信機によって受信されるとき、その固有の性質により直角チャネルは輝度成分を持っていないので、その結果低周波成分も持っていない。そこで、Qビデオ信号は、ビデオ信号で高周波数成分に利用できるより広い動的範囲を有することができる。これは、特にIビデオ検出器応答とQビデオ検出器応答がアナログディジタル反転回路により、ディジタル化されるTV受信機で明確に現わす。直角チャネルに低周波成分がないので、インパルス雑音は、雑音検出に対して相対的に低振幅のしきい値条件を使用して正向状態(positive−going)と負向状態(negative−going)とから検出されることができる。直角チャネルが同期パルスに対して無視してもよい応答を有するので、同期パルスに応答しないことができるようにするため、一方向で相対的に高振幅のしきい値条件を使用する必要がない。
【0014】
主にインパルス雑音が直角チャネルで感知される本発明の実施例で、インパルス雑音検出のしきい値は、振幅及び時間においてインパルスの始め点に非常に近く固定できる。これは、直角チャネルで、インパルス雑音が正向状態及び負向状態から感知される本発明の実施例から容易に分ることができる。直角チャネルで雑音を感知することにより提供されたロックアウト(Lock−out)から固有の免疫性がある。そこで、直角チャネルで主にインパルス雑音の感知に応答し発生する雑音から保護された信号が、自動利得制御(AGC)信号を発生するためにも使用できるので、インパルス雑音から自動利得制御信号を保護するため要求される回路を減らすことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
通常の従来技術のテレビジョン受信機において、テレビジョン信号を受信してビデオ信号を再生するためのRF−IF段の構造は、選択されたRF信号を受信して増幅し、所定のIF信号周波数に変換するためのチューナー、あるいはRF増幅器を含む。IF信号周波数は、周波数変換から結果的な周波数が画像搬送波に対して45.75 MHz,音搬送波に対して41.25 MHz,色音搬送波に対して42.17 MHzの程、選択されたRF信号周波数上に位置された局部発振器周波数に選択されたRF信号をスーパーヘテロダインを行うことによって発生される。直列接続されたIF増幅器は、変換結果の選択された周波数成分を増幅し、その後にビデオ検出器が選択され増幅されるIF信号からビデオ信号を発生する。テレビジョン受信機は、ビデオ信号処理回路等を含むこともできる。位相固定ループ(phase−lock loop)を使用する同期ビデオ検出器を活用することはよく知られている。ビデオIF信号の同期検出が電圧制御され、あるいは電流制御される発振器(以下、2つの中の1つを便宜上VCOと呼ぶ)を含む位相固定ループにより再生される同期搬送波信号として遂行される。同期ビデオ検出器回路の一例は、米国特許第4,524,389号が参照できる。同期検出器は、基準信号及びビデオ信号のベクトル積を得る手段である。ここで説明されるように、ときどきテレビジョン受信機のビデオ部分で使用される同期検出器は、色音搬送波信号を導出するため広範囲に使用されて来た。
【0016】
図1はテレビジョン受信機のIF部のブロック図で、図1に示されたテレビジョン受信機は、ビデオIF信号の同期復調を使用する。テレビジョン受信機のIF部を抜きにした部分の受信機ブロック図はよく知られており、更に、テレビジョン信号の処理のための多くの他の技術も当該技術分野でよく知られているので含まれない。こうして、前記に指示のように、色受信機のような典型的なテレビジョン受信機は、周波数合成チューナーできることもあるRFチ ューナーを備え、更に、典型的なIF処理回路と色画像チューブと関連した導出装置は勿論、クロマ回路及び色マトリックス回路のような付加的な回路を備える。本発明は、同期IF復調器を使用する高性能テレビジョン受信機と結合して説明される一方、またこのような特別な発明は、他の受信機システムでも使用することができる。 図1を言及すると、pix IF増幅器20に指定されたIF増幅器を示している。増幅器20は、局部発振器周波数及びRF信号周波数の間の差であって、典型的なテレビジョン受信機によって発生されたIF信号を入力して受信する。容易に理解できるように、IF周波数は典型的に画像搬送波に対して45.75 MHzで、テレビジョン受信機が同調した各々のチャネル、あるいは放送局はこのような固定された周波数を有する。IF周波数信号は、現代テレビ ジョンセットの弾性表面波(SAW)フィルターによって選択されることもある。pix IF増幅器20及びそのプリフィルターは、インパルス雑音励起に応答する固有周波数でリンギングを示す傾向がある。残留AMを有するビデオ搬送波に対するpix IF増幅器において、pix IF増幅器20及びそのプリフィルターの中心周波数は、典型的に画像搬送波周波数から離れる1.8 で2MHzにあるようになる。そして、これらの固有中心周波数で、リンギングの検出がビデオ中間帯域に近い相応する初期周波数のダンピングされたサイン曲線を発生する傾向がある。
【0017】
増幅器20の出力から発散される増幅されたIF信号は、同相復調器21と直角復調器22との入力に印加される。同相復調器21及び直角復調器22は同期復調器であって、それに従い作動する。同相I復調器21及び直角復調器22のそれぞれは、VCOを含む位相固定ループ(PLL)23から基準信号を受信する。このように、同相復調器は0°の位相にある基準発振器周波数を受信する一方、直角復調器22は90°にある基準周波数を受信する。位相固定ループ23の動作はよく知られており、VCOは45.75 MHzの画像搬送波周波数に相応する基準周波数を提供する。
【0018】
こうして、同相I復調器21及び直角Q復調器22は、それらの各出力でIビデオ信号とQビデオ信号を発生するため、IF搬送波周波数の0°位相及び90°位相のそれぞれで同期的に復調する。各復調器の出力にある各信号は点火(ignition)雑音、あるいは多様な発生源からテレビジョン受信機に不規則に注入されるインパルス雑音に規定された雑音であることもある雑音を含むことができる。図1は、インパルス雑音除去器25の入力に連結される同相I復調器21の出力を示す。インパルス雑音除去器25の機能は、同相I復調器21の出力に含まれたインパルス雑音を除去するものである。インパルス雑音除去器の出力は相対的に雑音のない、そして、I出力に規定された出力を提供するビデオ増幅器27に供給されるビデオ信号を提供する。
【0019】
類似している方法であって、直角Q復調器22の出力は、インパルス雑音除去器25のような回路構成を有することができるインパルス雑音除去器26の入力に印加される。インパルス雑音除去器26の出力は、雑音のない出力Qビデオ信号を供給するビデオ増幅器28の入力に印加される。
【0020】
図1は、インパルス雑音の除去されたIビデオ信号を増幅器27の出力から受信するように配置されたAGC回路19を示している。また、図1に点線に示したようにAGC回路19は、復調器21の出力からインパルス雑音がそのままIビデオ信号を受信し、ここで、インパルス雑音に対してAGC回路19内で低域フィルタリングインが選択使用される。このようなAGC作動はよく知られている。
【0021】
図2を言及すると、図1のモジュール(module)25に対し使用できる単純なインパルス雑音除去器を示している。同相I復調器21によって検出された雑音を有する同相Iビデオ信号は、復調器と同一の直接回路のチップ上に製作されることができる遅延線30の入力に印加される。遅延線30は、240nsの遅延を遅延線の入力に印加されるビデオ信号に提供する。インパルス雑音は不規則に発生し、同相I復調器21及び直角Q復調器22によって正向状態及び負向状態のいずれの方向においても復調することができる。すなわち、インパルス雑音は、同相I復調器21によって黒向状態及び白向状態の方向に復調できる。普通はビデオ雑音が初期に黒向状態か、あるいは白向状態かを予見して決定できない。従って、単に一方の極性のみに1つのしきい値により、ときどきしきい値検出の以前にIFリンギングは半周期、あるいはその上の信号周期が発生することができる。白向状態インパルス雑音は画像をブルーミングするので、きわめて合っていない。テレビジョン受信機にRF入力信号を伴うインパルス雑音が、白色より更に白くスイングする検出されたビデオ信号で、白向状態雑音パルスを発生することであろう。
【0022】
遅延線30は、遅延線30の出力から遅延したビデオ信号に対し相関が行われるべき時間に先き立つ大部分の時間で、雑音検出器34によって白向状態雑音パルスの検出を遂行するようになる。遅延線の240ns遅延は、2MHzのほぼ半周期、あるいはIF増幅器及びそのプリフィルターの固有リンギング周波数に渡って拡張される。トラック及びホールド回路32はインパルス雑音検出器によって作動し、結果的に、遅延したビデオ信号で発生する白色への変化が生ずる前に発生する遅延したビデオ信号の値を維持する。従って、トラック及びホールド回路32は、ビデオ信号の一定値がインパルス雑音に変わる前にビデオ信号でのある前兆の白色斑点を避ける。結果的に、pix IF増幅器チェインでリンギングにより発生された白向状態インパルス雑音に先立つ検出されたビデオ信号で黒向状態インパルス雑音は、遅延したビデオ信号の白向状態インパルス雑音のビデオ予想の一定値を置き換えることにより、トラック及びホールド回路32の出力信号で類似して減少される。遅延線の出力で遅延したビデオ信号に対して相関が行われるべき時間に先立って、雑音パルスの検出を可能とする遅延線を使用することは、発明者が指摘するように、インパルス雑音により伴われる遅延したビデオ信号の部分を一定ビデオレベルに置き換えるいずれの構成でも一般に有用な手順である。このような構成は、インパルス雑音の所定の灰色レベルへの置換え、インパルス雑音のピクセルした走査線バック(pixels one scan
line back)への置換えなどを備えている。
【0023】
遅延を約320nsに拡張するため遅延線30に他の段階を付加することは、遅延線30の出力で遅延したビデオ信号に対し相関の行われる時間に先立って、雑音検出器34により白向状態雑音パルスの検出が行われるようにするものであろう。しかし、付加的な段階の費用は、それに伴う性能の改善に比べて合っていない。1つの位相以上の白向状態雑音パルスの検出及び検出結果のOR演算は、240ns内で検出されないインパルス雑音の存在可能性を減少させるようにする。
【0024】
32のようなトラック及びホールド回路は、その自体がよく知られている。回路32は遅延線30から遅延したビデオ信号を受信する入力を備え、受信された信号を増幅したり、又は出力にこのような雑音のないビデオ信号を伝達する。トラック及びホールド回路32は、雑音検出器回路34の出力に連結される制御端子36を有する。パルス、あるいは制御信号が端子36に印加されるとき、ト ラック及びホールド回路32は、ホールド状態に入って以前に貯蔵されたビデオ信号値は雑音のないビデオ出力端子から提供された信号の現在インパルス雑音の代わりに使用される。本質的に、トラック及びホールド回路は、FETスイッチ、又は他のスイッチ装置を通じてコンデンサのような貯蔵要素を選択的に印加される出力を有する第1増幅器、あるいは分離段階を含むことができる。スイッチ及びコンデンサは出力増幅器、あるいは他の装置の入力に連結される。スイッチが閉じるとき、入力信号は出力に伝達される。制御パルスによりスイッチが開放されるとき、スイッチが開放される以前の信号値にあるコンデンサの電荷が出力に印加される。このような回路はよく知られている。J.MarkusによるMcGraw−Hill Book Co.の“Guide book of Electronic Circuits”なる名称の本の交際と、“Sampling Circuits”なるタイトルの99章を参照する。用語“トラック及びホールド”はここで使用されたものであって、ビデオ信号値を雑音パルスの検出の間に貯蔵され、あるいは一定値に置き換える関数を定義するため、本発明の特許請求の範囲で使用される。説明したような雑音検出器回路34は、所定のしきい値以上の白向状態信号(このような白向状態信号はインパルス雑音により発生する)を検出するため作動するしきい回路を含む。
【0025】
遅延線30は、入力ビデオ信号を遅延するため使用される。ビデオ信号上に刻まれることもあるインパルス雑音信号は、雑音検出器回路34によって検出され、雑音検出器34の出力は、その次のトラック及びホールド回路32によってホールド状態を加動することに使用される。トラック及びホールド回路32は、インパルス雑音の始めに先立って遅延線を通じ印加される入力ビデオ信号の値を保有する。
【0026】
前述のように、図2に示した雑音除去器回路は、同相Iビデオ信号で白向状態インパルス雑音を除去するに満足なものである。そこで、インパルス雑音がpix IF増幅器チェインのリンギングに基因した(例えば、多少障害になる黒向状態インパルス雑音がこの上の雑音除去処置を取らないと、画像で多少現われることもある)白向状態及び黒向状態の雑音を交互にスイングすることによって現れる。黒向状態インパルス雑音は、黒レベルを過ぎてスイングする黒向状態信号に雑音検出回路34がまた応答するように変更することにより除去されることができ、これは、白向状態及び黒向状態のインパルス雑音に対してトラック及びホールド回路32によるホールド状態となるようにする。
【0027】
インパルス雑音によって発生する定規信号に対する所定範囲から離れた正向状態及び負向状態のスイングに応答する雑音検出器回路34を有する図2に示された雑音除去器回路は、図1に示されたモジュール26に合っている。単にスイングの一方向にある定規信号に対する所定範囲から離れたスイングに応答する雑音検出器回路34を有する図2に示された雑音除去器回路は、図1に示されたモ ジュール26に合っていない。正反対方向にある定規信号に対する所定範囲から離れたスイングは、よしんば、線30によって提供された短遅延を少なくとも部分的に減少させるようにしても、トラック及びホールド回路32の出力信号では、願うほど完全に抑制できないこともある。
【0028】
図3は、図1に示されたモジュール25及び26のいずれか1つに対して使用できる図2に示された雑音除去器回路の変形された形態を示す。パルス幅延長器38は雑音検出器34の後ろに挿入され、トラック及びホールド回路32を駆動させるに使用されるパルスの持続をある典型的なインパルス雑音に応答するIF増幅器及びその先行フィルターのリンギングに残っているダンピングされたサイン曲線で、意味のあるエネルギーを有するスイングの持続(約600で800ns)に重ねられるように統計的に決定された量で拡張し、その後にしきい値検出は、もう以上の雑音検出器34の限度を超えない。意味のあるエネルギーを有し、雑音検出器34でしきい値検出以下に下がるIF増幅器及びその先行フィルターのリンギングである逆スイングは次のスイング(それは、同然に意味のあるエネルギーを有するもので推定される)がまたパルス幅延長器の周期(IF増幅器及びその先行フィルターの固有リンギング周波数の半周期以上で意味のある周期)内でしきい値検出以上で雑音検出器34を駆動させるので、パルス幅延長器38からのパルス出力に相応する中止を持ってこない。パルス幅延長器38によって提供されたパルス拡張は、固有リンギング周波数の一周期以上であるが、有効なビデオ情報の多すぎる損失を避けるため、単に固有リンギング周波数の二周期、あるいは三周期を維持することが一番よい。意味のあるエネルギーを有するIF増幅器及びその先行フィルターのあるリンギングは、トラック及びホールド回路32の応答を完全に除去し、一定ビデオレベルがその代わりに置き換えられる。ビデオレベルが一定でビデオ信号の先行値を持続するので、実質的なエネルギーの攪乱は、トラック及びホールド回路32での雑音のないビデオに存在しない。白向状態インパルス雑音検出に先立って発生したかも知れないある初期黒向状態攪乱が制限されたエネルギーを有する。保有されたビデオの値からトラッキングビデオの値まで行くとき、トラック及びホールド回路32の出力信号で発生するある段階でも、また制限されたエネルギーがある。
【0029】
トラック及びホールド回路32から雑音のないビデオは、インパルス雑音に応答する実質的なエネルギーの攪乱を含まないので、インパルス雑音に応答するクロマチャネルの激しい励起の発生がなく、クロマ信号は通常にIビデオ信号から導出されたり、またQビデオ信号から導出される。このようなクロマチャネルの激しい励起の逃避は、同期ビデオ検出器を使用し、同相同期検出器によって復旧された合成ビデオ信号からクロマを分離する従来技術のテレビジョン受信機を妨害するクロマ“ちらつき”という前述した問題を除去する。
【0030】
図4は、Qビデオ検出器50とIビデオ検出器51とから構成された2つのビデオIF復調器を使用するテレビジョン受信機に含まれたIFモジュールのより詳細なブロック図である。ビデオ検出器(あるいは、ビデオ復調器)50及びビデオ検出器51のそれぞれは、VCO54を含む位相固定ループ53から基準入力信号を受信し、このVCO54は45.75 MHzの周波数で作動する。VCO54の出力はリミッター55に供給され、リミッター55の出力信号は、サンプル及びホールド類型の位相検出器56に印加される。また、位相固定ループ53は、ビデオIF(VIF)増幅器67からIF信号を受信する。VIF増幅器67は、pix IFフィル ター68(例えば、SAWフィルターを含むことができる)からIF入力信号を受信する。増幅器67からIF信号は、位相検出器56に連結された出力を有し、位相固定ループ内に含まれた第2リ ミッター69に印加され、第2リミッター69は、位相検出器56の出力で誤差信号を発生するため、VCO信号の位相をIF位相と比較する。このような誤差信号は、VCOを願う周波数に固定するためVCOに印加される。位相固定ループ53のような作動はよく知られている。
【0031】
図4は、VCOがpix IF周波数に固定されるときを決定するため、Iビデオ検出器51の出力信号に応答するVCO固定検出器70を示す。ORゲート71の出力信号が高いとき、位相検出器56に含まれる誤差信号に対するサンプル及びホールド回路は、誤差信号をサンプリングし、ORゲート71の出力信号が低いとき、誤差信号を維持する。VCOが固定状態にないとき、VCO固定検出器70はORゲート71に供給する信号を高くし、サンプル及びホールド回路はサンプリング状態に維持され、位相検出器56は連続的な基礎信号(basic)上に誤差信号を発生し、このようなものはVCO54の拡張されたプルイン範囲を示す条件を助ける。VCO54が固定状態にあるとき、単にホールドイン範囲が重要であるので、この上広いプルイン範囲を必要としない。VCO固定検出器70がORゲート71に供給する信号は低くなり、サンプル及びホールド回路は、単に水平(H)ゲートパルスの間に狭くなるプルイン範囲と関連して改善された雑音免疫性を示すために、VCO54を調節するこのようなパルスの間のホールディングをサンプリングする。典型的に、VCO固定検出器70は、固定に近似した程度を示すアナログ信号を接続73を通じて位相検出器56に印加する。このようなアナログ信号は、プルインで位相固定ループのロックインモードへのスイッチングと関連した変化を除去し、一方の モードから他方のモードへ行くとき、その帯域幅を変更するため位相検出器が他の調節ができるように、位相検出器56で使用される。このような固定検出の特徴は従来技術で使用されてきた。米国特許第4,524,389号は同期ビデオ検出器と関連して固定検出器を説明している。
【0032】
Qビデオ検出器50及びIビデオ検出器51は、ビデオ中間周波数VIF増幅器671からIF信号を受信する。Qビデオ検出器は、VCO54から90°位相のVCO信号を受信する一方、Iビデオ検出器は、VCO54から0°位相のVCO信号を受信する。0°位相は、位相シフターに印加されたDCを変化させることにより変化されることができる90°の位相シフトを示すため、DC制御される位相シフター74によって遂行され制御される。74のようなDC制御された位相シフターは、従来技術でよく知られている。モジュール50から放射Iビデオ信号は、輝度信号を含む合成ビデオ信号の1つとして変調された色音搬送波を含む。モジュール51から放射されたQビデオ信号は、本質的に、ある伴う輝度成分のない変調された色音搬送波を含む。
【0033】
このようなIビデオ信号及びQビデオ信号のそれぞれは、組合インパルス雑音除去器、あるいは雑音消去器の入力に印加される。Iビデオ検出器51の出力は、周波数が変調された音搬送波のための4.5 MHzトラップ72の入力に印加される。4.5 MHzトラップ72の出力はVCO固定検出器70の入力に印加され、遅延線80及び雑音検出器81の入力に印加される。これは、図3に示された遅延線30と雑音検出器34と類似している。また雑音検出器81は、ビデオ検出器50からの出力であるQビデオ信号を受信することができる。前述のように、遅延線80及び雑音検出器81は、このような場合に通常のビデオ増幅器85に印加されるトラック及びホールド回路84の出力で雑音のないビデオ信号を発生するため、パルス幅延長器82とトラック及びホールド回路84と結合して作動する。増幅器85は、Iビデオ出力に指定された第1出力信号を発生する。
【0034】
図4は遅延線90,雑音検出器91,パルス幅延長器92,そしてトラック及びホールド回路93を含む分離雑音除去器回路に印加されるQビデオ検出器の出力を示す。トラック及びホールド回路93からの出力は、Qビデオ出力に指定された信号を供給するための出力を有するQビデオ増幅器94に印加される。図4に雑音検出器91の他の入力を示したように、Iビデオ検出器51の出力から提供することができる。
【0035】
新たなテレビジョン標準に立脚して他の処理技術を混合できることもある現代の受信機は、ここで説明されない方法であって、Iビデオ信号及びQビデオ信号を活用することができる。このようなIビデオ信号及びQビデオ信号は、願うことに従い独立的に、あるいは結合して使用でき、特に本明細書で記載したことを抜きにしては、その後にいずれの形態に使用しても本発明の一部ではない。
【0036】
クロマ信号は、通常の受信機で発生するIビデオ情報から、あるいは図4に示したようなQビデオ情報から導出されることができる。いずれの場合においても、雑音パルスが従来技術で行われることと類似している固定されたベース線ビデオレベルへの反転は、クロマチャネルを激しく励起する傾向があり、望ましくないクロマ“ちらつき”を発生させてしまう。インパルス雑音状態の間にビデオ情報の現在値をビデオ情報の先行値に置き換えることは、本発明に従い雑音パルスがクロマチャネルに導出するエネルギーを大幅に減少させ、望ましくないクロマ“ちらつき”を避ける。特に、Qビデオ情報からクロマ信号の導出は長所がある。Qビデオ情報には輝度成分がないので、ビデオ情報の先行値への置換え(以前のビデオ情報からの変化を現れることもできる)が現在のビデオ情報に復旧するとき、クロマチャネルのある激しい励起が後継ぐことのできる可能性が薄い。そこで、図4は、クロマ回路95が第1色差信号及び第2色差信号を発生するため、Qビデオ増幅器94からクロマ回路95に提供されたQビデオ出力に応答するという望ましい配置を示す。
【0037】
クロマ信号の周波数選択フィルタリングは、現在ビデオ情報に復旧するとき、減少された程度を持続できることもあるIF増幅器リンギングの第1高調波及び第3高調波を抑制する。クロマ信号の増幅やディジタル化の以前にクロマ信号の周波数選択フィルタリングは、このようなクロマ信号の動的範囲を最小とする。
【0038】
図4は、ゲートされたIF AGCモジュール101が4.5 MHzトラップ72を通じた後にIビデオ検出器からの出力を受信し、また、ビデオ信号の大きさを示す出力信号を発生するため、水平 ゲーティングパルスを受信するAGC回路100を示す。AGC回路101は、VIF増幅器67に対する利得制御信号を発生する。AGC回路101は、利得制御信号を遅延したAGC信号をRF増幅器103に供給するため応答するRF AGC回路102に提供される。また、RF AGC回路102はRF AGC調整回路を含む。IF及びRFに対するこのような利得制御は、テレビジョン技術でよく知られているが、本発明では言及しない。
【0039】
一方、図4はIビデオチャネル及びQビデオチャネルに対する雑音除去、または抑制を示しており、本発明のまた他の実施例で単に雑音抑制は、このようなチャネルの中の1つに対して提供される。図4はRF増幅器103を示して、RF増幅器103は典型的なテレビジョンアンテナ、あるいはケーブルからRF入力信号が提供され、変換器104に増幅されたRF信号を提供するため接続される。変換器104はIF信号をpix IFフィルター68に供給し、IFフィルター68はイメージ周波数と帯域外雑音を抑制する。テレビジョン受信機と関連した色マトリクス(matrixing)、色増幅器、音回路及び偏向回路などは、簡略化の目的にて図4に示していない。
【0040】
とにかく、テレビジョン受信機の設計の技術分野に熟練した者らは、TV信号から音情報の分離と増幅のための他の多くのIF回路があることが分っている。インタキャリア(intercarrier)、分割(split)キャリア及び準類似(quasi−parallel)に言及されるが、ビデオの同期検出を使用する類型の高性能TV受信機において、現在の選択は特にインタキャリア音作動を遂行するため、同調される分離結合されたビデオ音IF部を使用するものであり、これは、Qビデオ検出器50及びIビデオ検出器51にビデオIF信号を供給するビデオIF増幅器67に付け加えるものである。そのときビデオIF増幅器67及び先行フィルター68は、音搬送波の一部減殺を有する全般的な線形位相応答に対して配置できる。分離結合されたビデオ音IF部は、画像と音搬送波の近くのピークとを有するサドル(saddle)応答に同調することができ、インタキャリア音復旧を最大化とし、また音を有するビデオ干渉の存在可能性を減少させる。インタキャリアシステムにおいて、それぞれの45.75 MHz及び41.25 MHzの中間周波数に変更されることにより、願うチャネルの画像及び音搬送波は結合されたビデオ音IF部で増幅される。変更された2つの搬送波はその次検出器で混合され、4.5 MHzの結果的な差は検出器出力で現れる。このような信号は、更に増幅されて振幅制限され、通常のFM復調器回路によって復調されることができる音搬送波FM変調を含む。インタキャリア音システムは、よく知られている2つの長所がある。一番目、4.5 MHzの関係が伝送された信号で正確に制御されるので、受信機の同調は危なくない。二番目、ピークあるいはエンベロープ形態のビデオ検出器を使用するとき、インタキャリア音システムは他の技術より低い費用を有する。
【0041】
図5,6,7及び10は、全ての回路成分の値を有する詳細な回路の構成図である。従って、人々が理解できるNPNトランジスタ、あるいはPNPトランジスタのようなトランジスタの導通率を示している。抵抗とコンデンサ値は、ピコファラド及びオーム(Ω)やキロオーム(KΩ)で与えられる。7V電力供給は図5,6,7及び10に示された回路に作動電位を提供する。
【0042】
図5は図2,3,8及び9に示された雑音除去器回路に使用されることができるトラック及びホールド回路により後継ぐ遅延線の直列接続の詳細な回路を示した構成図である。入力ビデオ信号VIDEO INは2.7 V電池と直列接続された発生器105とによって提供されることに説明され、これは同相ビデオ検出器21,あるいは直角位相ビデオ検出器22及び必要時、適切なDCレベルシフト回路を共に示す。すなわち、入力ビデオ信号はI信号とQ信号の中のいずれか1つであり得る。図6,7,10の説明と結合し詳しく説明されるように、発生器105出力はインパルス雑音検出器の入力に直接接続されるが、これは、発生器105出力のバイアスされる理由である。
【0043】
図5は、バイアスされた後に3段階動作RC遅延線110の直列接続された第1段階111,第2段階112及び第3段階113に印加される発生器105からVIDEO IN信号を示す。第1段階111,第2段階112及び第3段階113は、構造的に相互に類似している。第3段階113は、共通コレクタ増幅器にて連結されたPNPトランジスタ114と、ベース駆動位相分割増幅器にて連結されたNPNトランジスタ115と、共通コレクタ増幅器にて連結されたNPNトランジスタ116とを含む。第1段階111,第2段階112及び第3段階113のそれぞれは、それと関連したそれぞれの抵抗コンデンサ(RC)回路を有し、抵抗とコンデンサの値を図5の構成図に示している。RC回路は240ns遅延を提供するため、遅延蓄積を有する第3段階113に同一の遅延を提供する。他の段階320ns遅延を遂行するため、直列に付加されることができるものと、80ns異なることもあるそれぞれの段階遅延とを有する他の類型の遅延回路が活用できる。遅延線110の三番目の段階は、共通コレクタ増幅器に連結されたNPNトランジスタ117を含んで、遅延線に対する出力段は、PNPダーリントン電圧 フォロワー118である。
【0044】
NPNトランジスタ121のベース電極に入力を有するトラック及びホールド回路120は、遅延線出力信号によって駆動し、低いソースインピーダンスでダーリントン電圧フォロワー118から供給される。トラック及びホールド回路120は、制御端子122に印加される電圧が十分に低い限り、NPNトランジスタ121の ベース電極に印加される電圧を追跡するようになっている。その後、NPNトランジスタ123のベース電圧が低くなるので、それは、他のNPNトランジスタ124のコレクタ電流をそのエミッタコレクタ経路に転換しなく、ベースエミッタ回路のトランジスタ124を一定電流シンクにて作用させるためバイアスされる。トランジスタ124の一定電流の要求は制御電圧が低いとき、端子122に提供されることより、その代わりベースが高電位にバイアスされるNPNトランジスタ125のエミッタから満足される。NPNトランジスタ125は、トランジスタ121のエミッタから類似している他のコレクタ電流を要求するため、それからエミッタ電流に対する要求に応答し、トランジスタ121をエミッタフォロワーに作用するように調節する。その後、トランジスタ121の低いソースインピーダンスエミッタフォロワー動作は、分路(シャント)コンデンサを充電して放電する。そこで、共通コレクタ増幅器にて連結されたPNPトランジスタ126のベースで、信号は0.75Vを有するNPNトランジスタ121のベースでの信号やそれからのベースエ ミッタ電圧オフセットに従う。共通コレクタ増幅器にて連結されたPNPトランジスタ126は、また共通コレクタ増幅器にて連結されたNPNトランジスタ127のベースを駆動し、127のベースからトランジスタ126のベースに印加された電圧に従う雑音のないビデオ出力信号を提供する。
【0045】
一方、制御端子122に印加される電圧が十分に高いとき、ト ラック及びホールド回路120は、NPNトランジスタ121の ベース電極以前に印加された電圧を維持する状態にある。制御端子122に印加される電圧が十分に高いとき、トランジスタ123が遂行される。トランジスタ123が遂行されるとき、そのエミッタフォロワー動作は、トランジスタ125のエミッタベース接合を逆バイアスするので、トランジスタ124の全体一定電流の要求はトランジスタ123から出るエミッタ電流によって満足される。トランジスタ123は、それから出るエミッタ電流のようなコレクタ電流を要求し、このようなコレクタ電流の要求はダーリントン電圧 フォロワー118で、出力トランジスタのエミッタベース接合及びトランジスタ121のベース−エミッタ接合の順バイアスを0に減少させるため、7KΩ抵抗に掛かる電圧降下を増加させる。トランジスタ121は、そのエミッタ電流に20pfコンデンサを充電するためにこの上導通しない。更に、トランジスタ125のエミッタベース接合の逆バイアスがそのコレクタ電流の要求を遮断するので、20pfコンデンサから流れ出る放電電流のための低抵抗経路はこの上なくなり、雑音のないビデオ出力信号にてトランジスタ126及びトランジスタ127の結合されたエミッタフォロワー動作により、このようなコンデンサの電圧は維持され供給される。
【0046】
PNPトランジスタ126のエミッタで、高電圧1ベースエミッタオフセットがNPNトランジスタ128のベースに印加されるので、128のエミッタは、20pfコンデンサに保有されている電圧とほぼ同一の電圧にクランプされる。これは、PNPダーリントン電圧フォロワー118で、出力トランジスタのエミッタ−ベース接合とNPNトランジスタ121のベース−エミッタ接合とが実質的な逆バイアスに入ることを阻止するので、このような装置は、制御端子122に印加される次の電圧が低くなるとき、早く導通状態に復旧できる。従って、制御端子122に印加される電圧が高いとき、トラック及びホールドは、この上現在の遅延したビデオレベルを伝達しない。しかし、20pfコンデンサの電荷は、制御端子122に印加される幅延長されたパルスの期間の間に、白色インパルス雑音の検出に先立って得られた遅延したビデオレベルを維持する。そこで、トラック及びホールド回路は、雑音のないとき、正常的に遅延したビデオ信号を直接伝達できる。雑音が発生するときの出力は、遅延したビデオ信号の先行値から導出された一定値にあることになる。
【0047】
トランジスタ121のエミッタ電極から遅延線110の第3段階113に含まれたトランジスタ115のベース電極まで帰還抵抗129がある。抵抗129は、“ロックアウト”を防ぐので、トランジスタ127のエミッタ電極でビデオ出力信号は連続的であり、AGCにて使用されることができる。
【0048】
図6は、同相同期ビデオ復調器21の後ろに接続され、図5に示されたトラック及びホールド回路によって後継ぐ遅延線の直列接続を更に含む雑音除去器回路に使用されることもできる雑音検出器130,DCレベルシフター140及びパルス幅延長器150の直列接続を示した詳細な回路図である。信号発生源106から同相IVIDEO IN信号は、2.7 V 0搬送波レベルにバイアスされるので、ビデオ復調器21とは等価回路を示し、雑音検出器130のNPNトランジスタ131及びNPNトランジスタ132のベース電極に印加される。IVIDEO IN信号がインパルス雑音に よって伴われない限り、NPNトランジスタ131及びNPNトランジスタ132のベース電圧は、1.5 Vと2.8 Vとの間の範囲内にあることになる。NPNトランジスタ131のベース電圧がNPNトランジスタ133の1.5 Vベースバイアス(NPNトランジスタ134によって一定コレクタ電流が要求されるノードで、131が133とエミッタ−エミッタ接続を有する)より高いので、NPNトランジスタ131は、自分のエミッタを通じて電流の要求を供給し、コレクタ負荷抵抗135を通じて流れる近似値のコレクタ電流を要求する。結果的に、抵抗135に掛かる電圧降下は、NPNトランジスタ136のベースエミッタ接合を逆バイアスする。
【0049】
NPNトランジスタ132及びNPNトランジスタ136のエ ミッタは、共通接続を2.8 Vでバイアスされるベースを有する他のNPNトランジスタのエミッタと共有し、その共通接続から一定コレクタ電流は、NPNトランジスタ138によって要求される。NPNトランジスタ132及びNPNトランジスタ136のベース電圧が2.8 V以下である限り、これらのベースエミッタ接合は、NPNトランジスタ137のエミッタフォロワー動作によって逆バイアスされ、このようなNPNトランジスタ138の全体コレクタ電流要求の自体を転換する。NPNトランジスタ138のコレクタ電流要求を充足させるため、NPNトランジスタ137から流れるエ ミッタ電流は、NPNトランジスタ137の類似しているコレクタ電流の流れを要求することになり、このような流れは、NPNトランジスタ137のコレクタ負荷抵抗139に掛かる電圧降下を起こしてしまう。トランジスタ132とトランジスタ136を通じて流れる電流がないので、これが共有するコレクタ負荷抵抗1310に掛かる電圧降下は起こらない。
【0050】
雑音検出器130によってインパルス雑音が検出されるとき、トランジスタ137からコレクタ電流要求がないので、結果的に、そのコレクタ負荷抵抗139に掛かる電圧は降下しないようになる。もしも、インパルス雑音が2.8 V以上の白向状態にスイングすると、トランジスタ137のベースエミッタ接合は、トランジスタ132のエミッタフォロワー動作によって逆バイアスされ、これは、トランジスタ138の全体コレクタ電流要求の自体を転換する。トランジスタ138のコレクタ電流要求を充足させるため、トランジスタ132から流れるエミッタ電流がトランジスタ132の類似している限り、コレクタ電流の流れを要求することになり、このような流れは、トランジスタ132がトランジスタ136と共有しているコレクタ負荷抵抗1310に掛かる電圧降下を起こしてしまう。
【0051】
もしも、インパルス雑音が1.5 V以下の黒向状態にスイングすると、トランジスタ131のベースエミッタ接合は、トランジスタ133のエミッタフォロワー動作によって逆バイアスされ、これは、トランジスタ134の全体コレクタ電流要求の自体を転換する。結果的に、トランジスタ131によるコレクタ電流要求の欠如は、そのコレクタ負荷抵抗135に掛かる電圧を降下させるので、トランジスタ136のベースエミッタ接合は順バイアスされる。トランジスタ137のベースエミッタ接合が、トランジスタ136のエミッタフォロワー動作によって逆バイアスされ、これは、トランジスタ138の全体コレクタ電流要求の自体を転換する。トランジスタ138のコレクタ電流要求を充足させるため、トランジスタ136から流れるエミッタ電流は、トランジスタ136の類似しているコレクタ電流の流れを要求することになるので、このような流れは、トランジスタ132がトランジスタ136と共有しているコレクタ負荷抵抗1310に掛かる電圧降下を起こすようになる。
【0052】
DCレベルシフター140は、一定コレクタ電流を要求するようにバイアスされるNPNトランジスタ145のコレクタに連結されるペア(pair)にて連結されたNPNトランジスタ143及びトランジスタ144のベース電極に適用するためのトランジスタ137のコレクタとトランジスタ132及びトランジスタ136のコレクタで電圧を接地により近く変形するため、それらのエミッタ回路にそれぞれの抵抗性電圧分圧器(divider)を有するNPNエミッタフォロワートランジスタ141及びNPNエミッタフォロワートランジスタ142を含む。NPNトランジスタ143及び144のエミッタ接合差動入力増幅器動作は、その各ベースでプッシュプル電圧の駆動をトランジスタ144のコレクタ負荷抵抗146に掛かるシングルエンデッド雑音検出器出力信号に変換する。このような信号は普通接地電圧上の約2Vにあるが、インパルス雑音が検出されるときは、7V作動電位まで上昇し、トランジスタ143はトランジスタ145の全体コレクタ電流要求を供給し、トランジスタ144は、抵抗146へ流れるコレクタ電流を要求しないようにするため遮断される。その結果、抵抗146に掛かる電圧降下が起こらないで、このような状況は、シングルエンデッド雑音検出器出力信号を7V作動電位まで上昇させる。
【0053】
DCレベルシフター140は、シングルエンデッド雑音検出器出力信号をパルス幅延長器回路150に供給する。パルス幅延長器回路150は、上昇信号の間に分路コンデンサ152を迅やかに充電するエミッタフォロワー動作を有するピーク検出器にて配置されたNPNトランジスタ151を含む。トランジスタ151のベースに提供された信号が下降するとき、分路コンデンサ152は、トランジスタ151のエミッタ電圧を以前のレベルに維持する傾向があり、トランジスタ151のベースエミッタ接合は逆バイアスされる。抵抗153を通じた分路コンデンサ152の放電は、多少大きな抵抗のため遅くなり、これは分路コンデンサ152に貯蔵されたパルスの期間を拡張する傾向がある。エミッタフォロワー接続のNPNトランジスタ154は、エミッタ155及びエミッタ156の後部接続から一定コレクタ電流を要求するNPNトランジスタ157を有するエミッタ接続NPNトランジスタ155及びエミッタ接続NPNトランジスタ156の長い後部がついたペア接続を含む電圧比較器の形をするように、適合に拡張されたパルスを提供する。トランジスタ156のコレクタ負荷抵抗に現れる雑音パルスに対する拡張されたパルス応答は、遅延したIVIDEO IN電圧に対してトラック及びホールド回路が追跡(トラック)状態にあるか、あるいは維持(ホールド)状態にあるかを決定するため印加される制御信号を発生するため、NPNエミッタフォロワートランジスタによって抵抗性電圧分配器に適用される。
【0054】
白色インパルス雑音を検出して黒色インパルス雑音を検出しない雑音検出器130の変形で、単に構成要素131及び構成要素133〜136は、単に、これらの自体をバイアスするために使用された関連構成要素と共に削除される。
【0055】
図7は直角位相同期ビデオ復調器22の後ろに連結され、図5はトラック及びホールド回路によって後継ぐ遅延線の直列接続を更に含む雑音除去器回路に使用できることもある雑音検出器160,DCレベルシフター170及びパルス幅延長器180の直列接続を示した詳細な回路図である。信号発生源107から直角位相QVIDEO IN信号は、2.7 V 0搬送波レベルにバイアスされ(こうして、ビデオ復調器22から等価回路を示す)、雑音検出器160のNPNトランジスタ161及びNPNトランジスタ162のベース電極に印加される。雑音検出器160の素子161〜1610は、構造的に雑音検出器130の素子131〜1310に相応し、実際に作動においても相応する。しかし、雑音検出器160の構成要素161〜1610が使用されるバイアス回路は多少異なるので、3.1 V以上に上昇する正向状態雑音パルス2.3 V以下に降下する負向状態雑音パルスが検出された。
【0056】
DCレベルシフター170は、DCレベルシフター140と同一の構造を有し、元素171〜176は作動において構成要素141〜146に相応する。パルス幅延長器180はパルス幅延長器150と同一の構造を有し、構成要素181〜189はそれらの作動において構成要素151〜159に相応する。
【0057】
正向状態インパルス雑音を検出して負向状態インパルス雑音を検出しない雑音検出器160の変形において、単に、構成要素161及び構成要素163〜166をバイアスするため使用された関連要素と共に削除される。負向状態インパルス雑音を検出して正向状態インパルス雑音を検出しない雑音検出器160の変形において、トランジスタ162は削除される。
【0058】
図8は、図1に示されたインパルス雑音除去器モジュール25及びインパルス雑音除去モジュール26の他の実施例を示す。同相I復調器21からの出力信号は、短遅延をその出力に供給し、トラック及びホールド回路42の入力信号を供給する遅延線40の入力に印加される。類似して直角Q復調器22からの出力信号は、短遅延をその出力に供給し、トラック及びホールド回路43の入力信号を供給する遅延線41の入力に印加される。Q復調器22から雑音を有するビデオ信号は、図7に示された類型のような正向状態、又は負向状態インパルス雑音を検出する類型の望ましいインパルス雑音検出器44の入力に印加される。雑音検出器44の出力信号は、およそ800nsの拡張時間を有するパルス幅延長器回路45の入力に印加される。パルス幅延長器回路45の出力は、トラック及びホールド回路42制御入力46とトラック及びホールド回路43の制御入力47とに入力される。そこで、パルス幅延長器45の出力に立脚してトラック及びホールド回路42とトラック及びホールド43とはインパルス雑音の始めに先立ってそれぞれ貯蔵されている以前のビデオレベルを出力する。このように、トラック及びホールド回路42とトラック及びホールド43の出力はそれぞれ雑音のないIビデオ信号とQビデオ信号である。
【0059】
図8に示された雑音消去回路で雑音検出器44に供給されるインパルス雑音によって伴われるQビデオ信号は、あるベース帯域ビデオ成分を有していないので、クロマと音を符号化するビデオ信号でインパルス雑音によって伴われるIビデオ信号より高い周波数、低いレベル成分に対するより高い動的領域を有する。インパルス雑音により伴われるQビデオ信号は、図7に示された雑音検出器のように、正向状態及び負向状態から望ましく検出された。従って、インパルス雑音検出器のしきい値は直角チャネルでの振幅及び時間において、インパルス雑音の始めに非常に近く固定できるので、その結果、インパルス雑音の発生に対してより敏感な検出を提供する。
【0060】
図9は、図1に示されたインパルス雑音除去器モジュール25及びインパルス雑音除去器モジュール26の他の実施例を示し、これは、図8に示された実施例において雑音検出器44が雑音検出器48に置換えられる点で図8と異なる。雑音検出器48は、Qビデオ復調器22からビデオ信号を伴う正向状態、あるいは負向状態インパルス雑音を検出する少なくともI復調器21からビデオ信号を伴う白色インパルス雑音を検出する類型のものである。
【0061】
図10は、図9に示された雑音除去器回路を遂行するに使用できることもある雑音検出器190及び連続するDCレベルシフター200を示した詳細な回路図である。DCレベルシフター200は、DCレベルシフター140,あるいはDCレベルシフター170と同一の構造を有し、構成要素201〜206はそれらの作動において、構成要素141〜146,あるいは構成要素171〜176に相応する。
【0062】
信号発生源106から同相IVIDEO IN信号は、2.7 V 0搬送波レベルにバイアスされ、こうしてビデオ復調器21と等価回路を示す。このような信号は、次の雑音検出器190のNPNトランジスタ131及びNPNトランジスタ132のベース電極に印加され、また、その後に直列接続されるトラック及びホールド回路42を有する240ns遅延線40に印加される。雑音検出器190は、2.8 V以上をスイングする白色インパルス雑音及び1.5 V以下をスイングする黒色インパルス雑音を検出するため、大体に図6に示された雑音検出器130で、相応する番号を付した構成要素と同一の作動をする素子131−1310を含む。
【0063】
信号発生源107から直角位相QVIDEO IN信号は、2.4 V 0搬送波レベルにバイアスされ、雑音検出器190のNPNトランジスタ191及びNPNトランジスタ192のベース電極に印加されるので、付加的な0.3 Vから240ns遅延線41とその後ろに直列接続されたトラック及びホールド回路43に印加される。もし、2.7 V 0搬送波レベルにバイアスされた信号発生源107からのQVIDEO IN信号が等価回路の形態で、ビデオ復調器22を示すものだとしたら、そのとき、2.4 V 0搬送波レベルにバイアスされた信号発生源107からQVIDEO IN信号は、電位が下方へ転移される電圧を示すものに考えられる。
【0064】
トランジスタ192は、トランジスタ132及びORに連結されているので、2.4 V 0搬送波レベルにバイアスされたQVIDEO IN信号で、2.8 V以上の正向状態のインパルス音を検出する。これは、2.7 V 0搬送波レベルにバイアスされたQVIDEO IN信号で、3.1 V以上の正向状態インパルス雑音を検出するものに相応する。そこで、図10に示された雑音検出器190は、図7に示された雑音検出器160の正向状態インパルス雑音の検出特性を示す。
【0065】
トランジスタ191は2.4 V 0搬送波レベルにバイアスされたQVIDEOIN信号が2.0 V以上にある限り、選択的に191のコレクタ負荷抵抗195に掛かる電圧を降下させるようにする。2.4 V 0搬送波レベルにバイアスされたQVIDEO IN信号で、2.0 V以下に降下する負向状態インパルス雑音が発生するとき、NPNトランジスタ193は、NPNトランジスタ194が常に有しているコレクタ電流を導通状態に引き受ける。トランジスタ191が遮断されると、この上、そのトランジスタ191のコレクタ負荷抵抗195の間で実質的な電圧降下は起こさない。そして、NPNトランジスタ196のベース電位は結局に上昇する。トランジスタ196は、トランジスタ138のコレクタ電流を自分のエミッタ電流として利用する。トランジスタ196は、自分のコレクタ電流を自分のエミッタ電流として利用する。トランジスタ196は、自分のコレクタ電流を必要とするので抵抗1310で電圧降下を起こす。トランジスタ137は、抵抗139の間の電圧降下を維持させるため遮断され、この上自分のコレクタ電流を供給しない。従って、負向状態インパルス雑音は、雑音検出器190によってまた検出される。これは、2.7 V 0搬送波レベルにバイアスされたQVIDEO IN信号で、2.3 V以下に降下する負向状態インパルス雑音を検出することに相応する。そこで、図10に示された雑音検出器190は、図7に示された雑音検出器160の負向状態インパルス雑音の検出特性を示す。
【0066】
前述のような開示内容をよく知っている当該技術分野で通常の技術を有する者は、本発明の構造を実現するため他の回路構成を使用でき、また本発明の目的を遂行するため付加的な成分を使用できることであろう。例えば、トラック及びホールド回路は、インパルス雑音の間にクロマが消えることを避けるため、色差信号CI及び色差信号C2に対して使用されることができ、同期復調を使用しないテレビジョン受信機の他の形態で、又は手動フィルターを使用してIF信号からIF搬送波の成分を抽出したことにより産出物の検出を遂行する形態の準同期検出器を使用するテレビジョン受信機の形態で、前述のように雑音除去の技術を使用できる。次の特許請求の範囲によって与えられる権利の範囲は、このような指摘を考慮することに従い解釈されることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従うインパルス雑音除去器を有する同期IF復調器を使用するテレビジョン受信機のIF部を示す概略ブロック図である。
【図2】本発明に従う雑音除去器回路の一例を示す概略ブロック図である。
【図3】本発明の他の実施例である図2の雑音除去器回路の変形された回路を示すブロック図である。
【図4】同相及び直角位相ビデオ信号に対して雑音除去モジュールを使用する装置であるIビデオ信号及びQビデオ信号を提供するための同期IF復調装置を示す詳細なブロック図である。
【図5】本発明に従う雑音除去回路に使用できるトラック及び ホールド回路に伴う遅延線の直列接続を示す詳細な回路図である。
【図6】本発明に従う同相同期ビデオ復調器の後ろに接続された雑音除去器回路に使用できる雑音検出器とDCレベルシフターとパルス幅延長器との直列接続を示す詳細な回路図である。
【図7】本発明に従う直角位相同期ビデオ復調器の後ろに接続された雑音除去器回路に使用できる雑音検出器とDCレベルシフターとパルス幅延長器との直列接続を示す詳細な回路図である。
【図8】Iビデオ信号での雑音除去及びQビデオ信号での雑音除去が最初に検出されたQビデオ信号を伴うインパルス雑音の感知に応答し制御される本発明に従う雑音除去回路のまた他の実施例を示すブロック図である。
【図9】Iビデオ信号での雑音除去及びQビデオ信号での雑音除去が最初に検出されたQビデオ信号を伴うインパルス雑音の感知及び最初に検出されたIビデオ信号を伴う白向状態インパルス雑音の感知に応答し制御される本発明に従う雑音除去回路のまた他の実施例を示すブロック図である。
【図10】図9の雑音除去回路を遂行するため使用できる雑音検出器及び連続するDCレベルシフターを示す詳細な回路図である。
【符号の説明】
19、100、101、102 AGC回路
20 Pix IF増幅器
21 同相復調器
22 直角Q復調器
23 位相固定ループ(PLL)
25、26 インパルス雑音除去器
27、28 ビデオ増幅器
30、40、41、80、90、110 遅延線
32、42、43、84、93、120 トラック及びホールド回路
34 雑音検出器回路
38、82、92、150、180 パルス幅延長器
44、48 インパルス雑音検出器
45 パルス幅延長器回路
50 Qビデオ検出器
51 Iビデオ検出器
53 位相固定ループ
54 VCO
55、69 リミッター
56 サンプル及びホールド類型の位相検出器
67 ビデオIF(VIF)増幅器
68 IFフィルター
70 VCO固定検出器
71 ORゲート
72 4.5MHzトラップ
74 90°+/−20°シフト
81、91、130、160、190 雑音検出器
85 Iビデオ増幅器
94 Qビデオ増幅器
95 クロマ回路
103 RF増幅器
106、107 ビデオ入力
140、170、200 DCレベルシフタ

Claims (6)

  1. ビデオ情報を有する振幅変調された中間周波数(IF)画像搬送波を少なくとも含むIF信号の発生源と、検出されたインパルス雑音によってときどき望ましくなく伴われうる前記ビデオ情報を検出するためのビデオ検出器と、前記検出されたインパルス雑音に対する出力ビデオ信号応答が抑制される前記ビデオ検出器によって検出される前記ビデオ情報に応答して、出力ビデオ信号を提供するための処理回路とを含むテレビジョンシステムにおいて、
    前記ビデオ検出器によって検出される前記ビデオ情報に応答し、前記検出されたインパルス雑音の評価できる量が前記ビデオ検出器によって検出される前記ビデオ情報を伴うかどうかを示す出力制御信号を発生するための雑音検出手段と、
    前記ビデオ検出器によって検出される前記情報に対する遅延した応答を発生するための遅延手段と、
    前記出力制御信号によって制御され、前記出力制御信号が前記検出されたインパルス雑音の評価できる量が前記ビデオ検出器により検出される前記ビデオ情報を伴わないことを示すとき、前記ビデオ検出器により検出される前記ビデオ情報に対する前記遅延した応答の現在値に応答し、前記出力制御信号が前記検出されたインパルス雑音の評価できる量が前記ビデオ検出器により検出される前記ビデオ情報を伴うことを示すとき、前記ビデオ検出器により検出される前記ビデオ情報に対する前記遅延した応答の前記現在値をビデオ信号の一定値に置き換えるためのビデオ出力手段と、
    前記ビデオ検出器によって検出される前記ビデオ情報を一時的に貯蔵するための手段と、
    前記ビデオ検出器によって検出され一時的に貯蔵された前記ビデオ情報から前記ビデオ検出器によって検出される前記ビデオ情報に対する前記遅延した応答の前記現在値を置き換えるためのビデオ信号の一定値を決定するための手段とを含み、
    前記中間周波数(IF)信号の前記発生源は、前記ビデオ検出器によって中間帯域ビデオ周波数応答にて検出される固有周波数でリンギングを有するインパルス雑音に応答する傾向のある類型で、前記遅延手段は前記中間帯域ビデオ周波数の約半周期の遅延を前記ビデオ検出器によって検出されたビデオ情報に提供することを特徴とするテレビジョンシステム。
  2. 前記雑音検出器手段から出力制御信号が提供される入力接続と、前記出力制御信号に前記固有周波数の一周期以上である所定拡張時間とを有する拡張されたパルス応答が提供される出力接続を備えるパルス拡張手段と、前記遅延手段の前記出力から前記ビデオ検出器によって検出される前記ビデオ情報に対する前記遅延した応答を受信するための入力と、前記パルス拡張手段の前記出力接続から前記拡張されたパルス応答を受信するための制御端子と、前記拡張されたパルス応答は、前記検出されたインパルス雑音の評価できる量が前記ビデオ検出器によって検出される前記ビデオ情報を伴わないことを示す出力制御信号にあるとき前記遅延した応答の現在値を供給し、前記拡張されたパルス応答は、前記検出されたインパルス雑音の評価できる量が前記ビデオ検出器によって検出される前記ビデオ情報を伴うことを示す出力制御信号にあるとき前記遅延した応答の保有された値を供給するための出力を有するトラック及びホールド回路とを含むことを特徴とする請求項1記載のテレビジョンシステム。
  3. 前記所定拡張時間が600ナノ秒と800ナノ秒との間にある請求項2記載のテレビジョンシステム。
  4. ビデオ情報を有する振幅変調された中間周波数(IF)画像搬送波を少なくとも含むIF信号の発生源と、検出されたインパルス雑音によってときどき望ましくなく伴われうる前記ビデオ情報を検出するためのビデオ検出器と、前記検出されたインパルス雑音に対する出力ビデオ信号応答が抑制される前記ビデオ検出器によって検出される前記ビデオ情報に応答して、出力ビデオ信号を提供するための処理回路とを含むテレビジョンシステムにおいて、
    前記ビデオ検出器によって検出される前記ビデオ情報に応答し、前記検出されたインパルス雑音の評価できる量が前記ビデオ検出器によって検出される前記ビデオ情報を伴うかどうかを示す出力制御信号を発生するための雑音検出手段と、
    前記ビデオ検出器によって検出される前記情報に対する遅延した応答を発生するための遅延手段と、
    前記出力制御信号によって制御され、前記出力制御信号が前記検出されたインパルス雑音の評価できる量が前記ビデオ検出器により検出される前記ビデオ情報を伴わないことを示すとき、前記ビデオ検出器により検出される前記ビデオ情報に対する前記遅延した応答の現在値に応答し、前記出力制御信号が前記検出されたインパルス雑音の評価できる量が前記ビデオ検出器により検出される前記ビデオ情報を伴うことを示すとき、前記ビデオ検出器により検出される前記ビデオ情報に対する前記遅延した応答の前記現在値をビデオ信号の一定値に置き換えるためのビデオ出力手段とを含み、
    前記ビデオ出力手段は、
    前記遅延手段の前記出力から前記ビデオ検出器によって検出される前記ビデオ情報に対する前記遅延した応答を受信するための入力と、
    前記雑音検出手段の前記出力から前記出力制御信号を受信するための制御端子と、
    前記出力制御信号は、前記検出されたインパルス雑音の評価できる量が前記ビデオ検出器によって検出される前記ビデオ情報を伴わないことを示すとき前記遅延した応答の現在値を供給し、前記出力制御信号は、前記検出されたインパルス雑音の評価できる量が前記ビデオ検出器によって検出される前記ビデオ情報を伴うことを示すとき前記遅延した応答の保有された値を供給するための出力とを
    備えるトラック及びホールド回路を含み、
    中間周波数(IF)信号の前記発生源は、前記ビデオ検出器によって中間帯域ビデオ周波数応答にて検出される固有周波数でリンギングを有するインパルス雑音に応答する傾向のある類型で、前記遅延手段は、前記ビデオ検出器によって検出されるビデオ情報に前記中間帯域ビデオ周波数の約半周期の遅延を提供することを特徴とするテレビジョンシステム。
  5. 前記ビデオ検出器は前記ビデオ情報の輝度と色成分とを合成ビデオ信号にて検出し、前記雑音検出器手段は白向状態である前記検出されたインパルス雑音を供給するための類型である請求項記載のテレビジョンシステム。
  6. ビデオ情報を有する振幅変調された中間周波数(IF)画像搬送波を少なくとも含むIF信号の発生源と、検出されたインパルス雑音によってときどき望ましくなく伴われることができる出力接続に検出されたインパルス雑音によってときどき望ましくなく伴われることができるビデオ信号の同相第1成分を供給するため振幅変調されたIF画像搬送波に応答する第1同期復調器手段と、その出力接続にビデオ信号の直角位相第2成分を供給するため振幅変調されたIF画像搬送波に応答する第2同期復調器手段と、前記検出されたインパルス雑音に対する出力ビデオ信号応答が抑制されるビデオ信号の前記同相第1成分に応答して出力ビデオ信号を提供するための処理回路とを含むテレビジョンシステムにおいて、前記第2同期復調器手段によって検出されるビデオ信号の前記直角位相第2成分に応答し、前記検出されたインパルス雑音の評価できる量が前記第2同期復調器手段によって検出されるビデオ信号の前記直角位相第2成分を伴うかどうかを示す出力制御信号を発生するための雑音検出手段と、前記第1同期復調器手段によって検出されるビデオ信号の前記同期第1成分に対する遅延した応答を発生するための遅延手段と、前記出力制御信号によって制御され、前記出力制御信号が前記検出されたインパルス雑音の評価できる量が前記第2同期復調器手段によって検出されるビデオ信号の前記直角位相第2成分を伴わないことを示すとき、前記第1同期復調器手段によって検出されるビデオ信号の前記同期第1成分に対する前記遅延した応答の現在値に応答し、前記出力制御信号が前記検出されたインパルス雑音の評価できる量が前記第2同期復調器手段によって検出されるビデオ信号の前記直角位相第2成分を伴うことを示すとき、前記第1同期復調器手段によって検出されるビデオ信号の前記同相第1成分に対する前記遅延した応答の前記現在値をビデオ信号の一定値に置き換えるためのビデオ出力手段とを少なくとも含む処理回路であることを特徴とするテレビジョンシステム。
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