JP3661639B2 - 食器洗い機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗浄ポンプから吐出される洗浄水を食器に向けて噴射して食器を洗浄する食器洗い機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の食器洗い機は図6および図7に示すように構成している。以下その構成について説明する。
【0003】
図6に示すように、洗浄槽1は前方に開口部2を有し、この開口部2を扉3により開閉するとともに、内部に洗浄水を噴射する洗浄ノズル4を回転自在に設けており、洗浄槽1内に食器類5を収納する食器かご6を配置している。洗浄槽1は台枠7にて支持されている。
【0004】
洗浄槽1内の洗浄水はヒータ8によって温水化され、洗浄ポンプ9にて排水口10に備えた残滓フィルタ11から吸い込まれ、洗浄ノズル4に圧送されて食器類5に向けて噴出し、循環することにより洗浄するよう構成している。給水弁12は洗浄槽1への洗浄水の供給を制御するものである。排水ポンプ13は洗浄槽1の下部に設け、洗浄槽1内の洗浄水を機外に排出するものである。
【0005】
水位検知手段14は洗浄槽1内の水位を検知するもので、洗浄槽1と連通された補助槽15中の水位を検知することで、洗浄槽1内の水位が所定水位に達しているかを検知する。
【0006】
制御装置16は、図7に示すように構成しており、制御手段17は、マイクロコンピュータなどで構成し、運転コースなどを設定する入力手段18より使用者が設定したコースに応じて、負荷制御手段19を介してヒータ8、洗浄ポンプ9、給水弁12、排水ポンプ13、送風ファン20などの動作を制御し、洗浄、すすぎ、乾燥の一連の行程を逐次制御するよう構成している。
【0007】
ここで、制御手段17は洗浄槽1の下面に密接させたサーミスタ21により、洗浄槽1内の洗浄水温を検知し、洗浄水温が所定温度に達すると洗浄行程を終了する。なお、22は制御手段17に直流電圧を供給する電源回路、23は表示動作をする表示手段である。
【0008】
上記構成において動作を説明する。運転は洗浄行程、すすぎ行程、加熱すすぎ行程の順に行われる。図8は洗浄行程および加熱すすぎ行程の動作を示し、図9はすすぎ行程の動作を示している。
【0009】
洗浄行程では、図8のステップ30にて運転を開始すると、ステップ31にて給水弁12を開いて所定水位まで給水し、さらに、ステップ32にて所定時間追加給水し、ステップ33にて洗浄ポンプ9を連続動作させて洗浄ノズル4より食器類5に向けて洗浄水を噴射するとともに、ヒータ8に連続通電して洗浄水を加熱する。ステップ34にて洗浄水の温度が所定温度以上になると、ステップ35にてヒータ8をオフする。
【0010】
ステップ36にて運転時間が所定時間以上になるとステップ37へ進み、排水ポンプ13をオンして排水し、ステップ38にて次行程に進む。
【0011】
洗浄行程の後のすすぎ行程では、図9のステップ40にて運転を開始すると、ステップ41にて給水弁12を開いて所定水位まで給水し、ステップ42にて洗浄ポンプ9を1分間運転し、その後、ステップ43にて排水ポンプ13をオンして排水する。ステップ44にてすすぎ回数を所定回数繰り返すと、ステップ45にて次行程に進む。
【0012】
その後、図8に示す洗浄行程と同様に動作する加熱すすぎ行程を行い、乾燥行程を経て動作を終了する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の食器洗い機では、調理器具などのように汚れの強い食器類を洗浄するためには、洗浄時間を延長したり、洗浄行程または加熱すすぎ行程の終了温度を高くする念入りコースを標準コースとは別に設け、使用者が念入りコースを選択することで対応していた。
【0014】
しかしながら、調理器具のように汚れが多く強い食器類を洗う場合は、洗浄水中の洗剤濃度を上げた方がより洗浄効果が高い。ここで、洗浄水中の洗剤濃度を高くするためには、使用者の判断により、運転する前に洗浄槽内に投入する洗剤量を増やすしか手段がなかった。
【0015】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、使用者が運転する前に洗浄槽内に投入する洗剤量が標準コースにおける定格量であっても洗浄水中の洗剤濃度を高め、調理器具などの汚れが強いものを洗浄する場合にも高い洗浄効果を得るようにして、使い勝手を向上することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、運転コースなどを設定する入力手段の設定に基づいて、制御手段により洗浄、すすぎ、乾燥などの行程を逐次制御する制御手段を備え、所定量の洗剤を入れた後、前記入力手段によって前記運転コースを設定して運転を開始するよう構成するとともに、前記制御手段は、標準水位の洗浄行程と、前記標準水位よりも低い水位とし前記標準水位の洗浄行程における洗剤濃度よりも高い洗剤濃度とした高濃度の洗浄行程とを制御するよう構成し、前記高濃度の洗浄行程にて、高濃度の洗浄水から生じる泡を吸い込みにくいような時間で前記洗浄ポンプを運転する間欠運転させるとともに、前記高濃度の洗浄行程の後には、前記洗浄ポンプを連続運転させる標準水位の洗浄行程を設けたものである。
【0017】
これにより、高濃度コースを選択し設定した場合には、使用者が運転する前に洗浄槽内に投入する洗剤量が標準コースにおける定格量であっても、洗浄槽内の洗浄水が少ないので容易に洗浄水中の洗剤濃度を高めることができ、調理器具などの汚れが強いものを洗浄する場合にも高い洗浄効果を得ることができ、使い勝手を向上することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、洗浄槽と、前記洗浄槽内の洗浄水を加熱するヒータと、洗浄水を循環させて前記洗浄槽内に収納した食器類を洗浄する洗浄ポンプと、運転コースなどを設定する入力手段と、前記入力手段の設定に基づいて洗浄、すすぎ、乾燥などの行程を逐次制御する制御手段とを備え、所定量の洗剤を入れた後、前記入力手段によって前記運転コースを設定して運転を開始するよう構成するとともに、前記制御手段は、標準水位の洗浄行程と、前記標準水位よりも低い水位とし前記標準水位の洗浄行程における洗剤濃度よりも高い洗剤濃度とした高濃度の洗浄行程とを制御するよう構成し、前記高濃度の洗浄行程にて、高濃度の洗浄水から生じる泡を吸い込みにくいような時間で前記洗浄ポンプを運転する間欠運転させるとともに、前記高濃度の洗浄行程の後には、前記洗浄ポンプを連続運転させる標準水位の洗浄行程を設けたものであり、高濃度コースを選択し設定した場合には、使用者が運転する前に洗浄槽内に投入する洗剤量が標準コースにおける定格量であっても、洗浄槽内の洗浄水が少ないので容易に洗浄水中の洗剤濃度を高めることができ、調理器具などの汚れが強いものを洗浄する場合にも高い洗浄効果を得ることができ、使い勝手を向上することができる。
【0019】
また、高濃度の洗浄行程にて、洗浄ポンプを間欠運転させるようにしたものであり、標準水位より低い水位においても、洗浄水中に含まれる洗剤と汚染から生じる泡を洗浄ポンプが吸い込むことによる洗浄ポンプの吐出圧力の低下を避けることができ、これにより、洗浄ポンプにより洗浄水を食器類や調理器具に断続的ながら所定の吐出圧力で噴射することができるので、標準水位における洗浄水の洗剤濃度よりも高い洗剤濃度の洗浄水を食器類や調理器具に付着した強い汚れにかけることができ、汚れを覆う洗剤濃度を増すことにより、食器類や調理器具から汚れを浮かす効果を高めることができ、ひいては、洗浄効果を大幅に向上することができる。
【0020】
さらに、高濃度の洗浄行程の後に、洗浄ポンプを連続運転させる標準水位の洗浄行程を設けたものであり、最初の高濃度の洗浄行程(洗浄行程1)で、高い洗剤濃度で効果的に強い汚れを洗浄した後に、標準水位の洗浄行程(洗浄行程2)では、洗浄水の量を増加させることで、洗浄行程1で多量に発生した洗浄水中の汚れ成分濃度をうすめることができ、洗浄水中に存在する汚れ成分による食器類への再付着を効果的に防ぐことができ、食器類の洗浄仕上がりをより一層向上することができる。
【0021】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0022】
図1および図2に示すように、制御装置24は、運転コースなどを設定する入力手段25と、マイクロコンピュータなどで構成し、入力手段25の設定に基づいて洗浄、すすぎ、乾燥などの行程を逐次制御する制御手段26とを備えている。
【0023】
入力手段25は、図3に示すように、電源スイッチ27と、スタートスイッチ28と、食器類5の汚れに適した運転コースを選択するコース設定スイッチ29と、加熱すすぎ行程終了後の乾燥時間を必要に応じて選択する乾燥時間設定スイッチ30とを有している。
【0024】
運転コースは、使用者の判断において、洗浄したい食器類5の汚染の強さに応じて標準コース、念入りコース、スピーディコースを選択して設定し、洗浄したい食器類5の汚れが強いと考えた場合は、念入りコースを選択できるようにしている。使用者が選択した運転コースは、コース表示部31の点灯により表示される。
【0025】
ここで、制御手段26は(表1)に示すように、洗浄行程、すすぎ行程、加熱すすぎ行程の順に行程を制御する。念入りコースの洗浄行程は、洗浄行程1と洗浄行程2に分かれ、洗浄行程1においては、標準コースの洗浄行程における水位よりも低くしており、洗浄ポンプ9の運転は間欠運転としている。洗浄行程2においては、洗浄行程1の洗浄水を排水ポンプ13によって排水することなく、追加給水し、洗浄ポンプ9を連続運転し、引き続き洗剤の溶け込んだ洗浄水で食器類5を洗浄する。
【0026】
【表1】
Figure 0003661639
【0027】
なお、本実施例では、洗浄行程として、洗浄行程1と洗浄行程2とを有する念入りコースについて説明しているが、洗浄行程2はなくてもよく、この場合を高濃度コースと呼ぶ。
【0028】
食器かご6は、フライパン、ボール、おたまなどの調理器具などをセットすることができる大きさを有するものである。一般的に、これらの調理器具は油汚れ、デンプン汚れなどの汚れ付着量が、皿などの一般食器よりも多く、またこびりつく場合も多く、汚れが強いと言える。
【0029】
一般的に、洗浄能力は、洗剤の濃度、洗浄水の持つ熱、洗浄水噴射による機械力などに依存する。本発明による食器洗い機の念入りコースは、この内、特に、洗剤の濃度を、洗浄行程1において高い濃度で洗浄することにより、標準コースに比べて、強い汚れを素早く効果的に除去することができ、大きく洗浄性能を上げることができる。
【0030】
上記構成において動作を説明する。使用者は、食器かご6に食器類5をセットし、洗剤を所定量入れ、扉3を閉め、電源スイッチ27をオンし、食器の量または食器類5の汚れに適した運転コースを、コース設定スイッチ29により選択して設定し、必要に応じて乾燥時間設定スイッチ30により加熱すすぎ行程終了後の乾燥時間を設定し、スタートボタン28を押すことで運転を開始する。図4は念入りコースにおける洗浄行程1の動作を示し、図5は洗浄行程2の動作を示している。
【0031】
入力手段25により念入りコースを設定した場合、洗浄行程1では、図4のステップ50にて運転を開始すると、ステップ51にて給水弁12を開いて所定水位まで給水し、ステップ52にて洗浄ポンプ9を間欠動作させて洗浄ノズル4より食器類5に向けて洗浄水を噴射するとともに、ヒータ8に間欠通電して洗浄水を加熱する。ステップ53にて経過時間が所定時間以上になると、洗浄行程1を終了してステップ54へ進み、洗浄行程2へ進む。
【0032】
洗浄行程2では、図5のステップ60にて運転を開始すると、ステップ61にて給水弁12を開いて所定時間追加給水し、標準コースの洗浄行程の水位と同じ水位とし、ステップ62にて洗浄ポンプ9を連続動作させて洗浄ノズル4より食器類5に向けて洗浄水を噴射するとともに、ヒータ8に連続通電して洗浄水を加熱する。
【0033】
ステップ63にて洗浄水の温度が所定温度以上になると、ステップ64にてヒータ8をオフする。ステップ65にて経過時間が所定時間以上になるとステップ66へ進み、排水ポンプ13をオンして排水し、ステップ67にて次行程に進む。
【0034】
その後、(表1)に示すすすぎ行程と加熱すすぎ行程を行い、乾燥行程を経て動作を終了する。
【0035】
ここで、(表1)に示すように、入力手段25により念入りコースを設定した場合、水位検知手段14が水位を検知すると給水弁12を閉じて洗浄槽1内への給水を停止し、洗浄ポンプ9の間欠運転を開始する。標準コースにおける洗浄行程では、水位検知手段14が水位を検知してから、さらに追加給水をするので、念入りコースの洗浄行程1における洗浄水量は、追加給水分がない分だけ少なく、洗浄水の洗剤濃度を高くすることを容易に実現することができ、これにより、強い汚れに対して洗剤の作用力を大きくすることができ、汚れを素早く効果的に除去することができて、洗浄能力を大幅に向上することができる。
【0036】
なお、圧力検知手段を用いて水位検知手段14を構成し、水位を多段階に検知すれば、上記実施例の追加給水によらず、洗浄水中の洗剤濃度を最適なものに精度よく容易に実現することができる。
【0037】
また、水位検知手段14が水位を検知する前において、給水弁12の通電を所定時間で切ることによっても、標準コースの洗浄行程よりも低い水位を容易に実現できる。
【0038】
さらに、本発明の洗浄行程1における水位を標準行程における水位より、より一層低くすれば、さらに高い洗剤濃度で洗浄することができ、きわめて高い洗浄効果を得ることができる。
【0039】
このような場合、洗浄行程1において、洗浄ポンプ9は2秒運転−5秒停止のような間欠運転を行う。2秒程度であれば、洗浄水中に含まれる洗剤と汚染から生じる泡を、洗浄ポンプ9が吸い込むことにより、洗浄ポンプ9の吐出圧力が低下することを避けることができ、所定の吐出圧力で食器類5に洗浄水を噴射することができ、高い洗剤濃度の効果を最大限に生かした洗浄を行うことができる。また、洗浄ポンプ9が泡を吸い込むことによって生じる異音の発生も抑えることができる。
【0040】
本実施例では、洗浄ポンプ9の間欠運転と連動させて、ヒータ8への通電も間欠としている。これはヒータ8連続通電中に洗浄ポンプ9を間欠運転すると、洗浄ポンプ9への突入電流により、食器洗い機全体の電流量が一時的に大きくなり、使用家庭のブレーカが落ちる恐れがあるからである。洗浄ポンプ9が突入電流の小さいモータを使用し、ブレーカが落ちる恐れがない場合は、ヒータ8へ連続通電した方が、洗浄水の温度が早く上がり洗浄力が向上するので望ましい。
【0041】
また、本実施例では、さらなる洗浄能力の向上を図るために、洗浄行程1が終了した後に、標準コースの洗浄行程の水位まで追加給水して洗浄する洗浄行程2を設けている。
【0042】
このように、高い洗剤濃度で強い汚れを効果的に洗浄する洗浄行程1の後に、洗浄水の量を増加した状態で洗浄する洗浄行程2を設けることにより、洗浄行程1で多量に発生した洗浄水中の汚れ成分濃度をうすめることができ、洗浄水中に存在する汚れ成分による食器類への再付着を効果的に防ぐことができ、食器類の洗浄仕上がりをより一層向上することができる。
【0043】
なお、本実施例では、念入りコースの洗浄行程1にて、洗浄ポンプ9を間欠運転するようにしているが、洗浄ポンプ9が洗浄水中に含まれる泡を吸い込むことがなく、泡を吸い込むことによる洗浄ポンプ9の吐出圧力の低下がなければ、連続運転してもよいことはいうまでもない。
【0044】
また、本実施例では、念入りコースの洗浄行程1にて、ヒータ8を間欠通電するようにしているが、通電しないようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、洗浄槽と、前記洗浄槽内の洗浄水を加熱するヒータと、洗浄水を循環させて前記洗浄槽内に収納した食器類を洗浄する洗浄ポンプと、運転コースなどを設定する入力手段と、前記入力手段の設定に基づいて洗浄、すすぎ、乾燥などの行程を逐次制御する制御手段とを備え、所定量の洗剤を入れた後、前記入力手段によって前記運転コースを設定して運転を開始するよう構成するとともに、前記制御手段は、標準水位の洗浄行程と、前記標準水位よりも低い水位とし前記標準水位の洗浄行程における洗剤濃度よりも高い洗剤濃度とした高濃度の洗浄行程とを制御するよう構成し、前記高濃度の洗浄行程にて、高濃度の洗浄水から生じる泡を吸い込みにくいような時間で前記洗浄ポンプを運転する間欠運転させるとともに、前記高濃度の洗浄行程の後には、前記洗浄ポンプを連続運転させる標準水位の洗浄行程を設けたから、調理器具などの汚れが強いものを洗浄する場合にも高い洗浄効果を得ることができ、使い勝手を向上することができる。
【0046】
また、高濃度の洗浄行程にて、洗浄ポンプを間欠運転させるようにしたから、高い洗剤濃度の洗浄水を食器類や調理器具に断続的ながら所定の吐出圧力で噴射することができ、食器類や調理器具から汚れを浮かす効果を高めることができ、ひいては、洗浄効果を大幅に向上することができる。
【0047】
また、高濃度の洗浄行程の後に、標準水位の洗浄行程を設けたから、食器類の洗浄仕上がりをより一層向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の食器洗い機のブロック回路図
【図2】 同食器洗い機の縦断面図
【図3】 同食器洗い機の操作部の拡大正面図
【図4】 同食器洗い機の念入りコースの洗浄行程1の動作フローチャート
【図5】 同食器洗い機の念入りコースの洗浄行程2の動作フローチャート
【図6】 従来の食器洗い機の縦断面図
【図7】 従来の食器洗い機のブロック回路図
【図8】 従来の食器洗い機の洗浄行程および加熱すすぎ行程の動作フローチャート
【図9】 従来の食器洗い機のすすぎ行程の動作フローチャート
【符号の説明】
25 入力手段
26 制御手段

Claims (1)

  1. 洗浄槽と、前記洗浄槽内の洗浄水を加熱するヒータと、洗浄水を循環させて前記洗浄槽内に収納した食器類を洗浄する洗浄ポンプと、運転コースなどを設定する入力手段と、前記入力手段の設定に基づいて洗浄、すすぎ、乾燥などの行程を逐次制御する制御手段とを備え、所定量の洗剤を入れた後、前記入力手段によって前記運転コースを設定して運転を開始するよう構成するとともに、前記制御手段は、標準水位の洗浄行程と、前記標準水位よりも低い水位とし前記標準水位の洗浄行程における洗剤濃度よりも高い洗剤濃度とした高濃度の洗浄行程とを制御するよう構成し、前記高濃度の洗浄行程にて、高濃度の洗浄水から生じる泡を吸い込みにくいような時間で前記洗浄ポンプを運転する間欠運転させるとともに、前記高濃度の洗浄行程の後には、前記洗浄ポンプを連続運転させる標準水位の洗浄行程を設けた食器洗い機。
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