JPH11332814A - 食器洗い乾燥機 - Google Patents

食器洗い乾燥機

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Publication number
JPH11332814A
JPH11332814A JP14714598A JP14714598A JPH11332814A JP H11332814 A JPH11332814 A JP H11332814A JP 14714598 A JP14714598 A JP 14714598A JP 14714598 A JP14714598 A JP 14714598A JP H11332814 A JPH11332814 A JP H11332814A
Authority
JP
Japan
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drying
capacity
tableware
dishwasher
washing
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Pending
Application number
JP14714598A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Inui
浩章 乾
Masaki Yura
政樹 由良
Takeshi Inada
剛士 稲田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転中によごれた食器を投入するとか、ある
いは機外に取り去るとかした場合、運転開始時の所定の
乾燥時間では食器の乾燥が不十分であったり、乾燥時間
が長すぎることによる過乾燥で食器が早期に傷んだり、
消費電力量が無駄に増大してしまうなどの課題があっ
た。 【解決手段】 本発明は、運転開始後、被洗浄物の容量
検知手段8からの容量検知信号または表示部10からの
使用者の入力信号に基づいて、洗浄手段4または乾燥手
段5の出力を制御する出力制御手段と容量変化に応じて
乾燥時間を短縮あるいは延長する制御を行う制御装置9
を設けたことで、運転開始後の食器容量の変化に応じて
乾燥時間を短縮したり、あるいは延長したりすることが
できる。よって、食器を傷めることなく確実に食器を乾
燥できるとともに、短時間かつ省エネを実現できる食器
洗い乾燥機を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用あるいは業
務用の食器洗い乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の食器洗い乾燥機について、図9に
基づいて説明する。
【0003】食器の洗浄を行う場合には、被洗浄物であ
る食器を洗浄槽81の食器かご82に収納し、洗剤を投
入して運転を開始する。この食器かご82は、一般に使
用者が使用する食器類、つまり大皿、中皿、小皿、茶
碗、汁碗、湯呑み、グラスを効率よく収納するため、線
材を加工したピン(以降かごピンと呼ぶ)が工夫され配
置してある。また箸、スプ−ン、ナイフ、フォ−ク等の
小物類は、かごピンに固定された樹脂製の小物かご92
に収納される。そして食器が食器かご82に収納され、
運転が開始されると、まず洗浄ポンプ83が洗浄水を加
圧する動作が安定するための所定量の洗浄水を、洗浄槽
81に供給する給水工程が実行される。洗浄ポンプ83
はインペラ84と、これを駆動する電動機85と、イン
ペラ84を内装する第1のケーシング86およびこの前
面を覆う第2のケーシング87を有している。第1のケ
ーシング86は渦巻き室86aを有して、第2のケーシ
ング87は洗浄水を取り込むための吸込み口を形成する
吸込み管87aと、洗浄槽81の底部に接続した排水口
87bを有している。
【0004】給水工程に続いて、洗浄ポンプ83によっ
て加圧され且つヒータ88によって加熱された洗浄水が
洗剤と共に洗浄ノズル89の噴射口から噴射される本洗
工程が行われる。洗浄ノズル89には、第1のケーシン
グ86の吐出し管86bから加圧された洗浄水が送込ま
れる。洗浄水は洗浄ノズル89の噴射口から鉛直方向ま
たは斜め上方向に噴射される。また洗浄ノズル89はこ
の噴射反力によって略水平に回転する。このように回転
する洗浄ノズル89から噴射された洗浄水の衝突力・洗
剤・熱等の作用によって、食器は洗浄されるものであ
る。
【0005】洗浄水が所定の温度に高まるとともに、所
定時間の本洗工程を経ると、次に食器等から洗い落とさ
れた汚れを含む洗浄水を排水ポンプによって機外に排出
する排水工程に入る。引き続いて、新たに洗浄水を供給
する給水工程と、洗剤や残菜(食器に付着した汚れを残
菜ともいう)で汚れた食器をすすぐために洗浄水を洗浄
ノズル89から噴射するすすぎ工程と、前記排水工程と
が連続して4回繰り返されて、洗浄工程を終了する。
【0006】また、次工程の乾燥工程を短時間で行うた
めに、最終のすすぎ工程は、ヒータ88によって洗浄水
を加熱しながら行う加熱すすぎ工程となっている。
【0007】次に排水工程により洗浄水を排水した後乾
燥工程が行われる。ヒ−タ88によって洗浄槽、食器等
が加熱されるとともに、送風ファン92により外気が導
入され食器等を乾燥する。このときヒ−タ88は、洗浄
槽81内温度が所定の範囲に保たれるようにオンオフを
繰り返す制御が行われる。なお90は、洗浄ポンプ8
3、ヒータ88、排水ポンプ等を制御する制御装置であ
る。91は洗浄水から残菜を分離するフィルタである。
91は、洗浄槽81や洗浄ポンプ83等を内装するボデ
ーである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来構成の食器
洗い乾燥機では、運転中に使用者が追加投入しようとし
たときに関して、以下のような課題を有している。
【0009】使用者は、食器洗い乾燥機をすでに運転し
ているときであっても、新たに汚れた食器が発生したと
きは、食器洗い乾燥機に追加投入したいと考える。
【0010】しかしながら従来の食器洗い乾燥機は、一
度運転コ−スを決定して運転を開始すると、途中で食器
を追加したとしても、その容量変化に対応した最適な乾
燥時間を設定することはできない。例えば食器を重ね置
きするなど多量に追加した場合、運転開始時の乾燥時間
設定では、食器等を十分に食器等を乾燥することはでき
ない。そこで使用者は乾燥時間の延長を行うが、従来の
食器洗い乾燥機では標準的な乾燥時間が20分であるの
に対し、念入り乾燥が1時間と大変長い。ところが前記
説明した食器の追加量ならば洗浄槽の大きさからいって
も物理的に投入できる食器の量も限られており、せいぜ
い10分から15分程度の乾燥時間の延長で食器は十分
乾燥される。
【0011】このように使用者は食器等の追加を行った
場合、次の2つの問題がある。一つ目は運転開始時の乾
燥時間を維持する場合だが、食器量に対して乾燥時間が
不十分であり、食器を十分乾燥できないという問題があ
る。
【0012】2つ目は乾燥時間を選び直す場合だが、食
器量に対して乾燥時間が長すぎるために食器が熱によっ
て早期に傷む。また運転時間が長くなり、しかも電気代
が高くなる。これは、食器洗い乾燥機における電気代の
大部分はヒ−タに起因するためである。従ってヒ−タを
用いる乾燥工程の時間が長くなると、電気代はそれだけ
必要となる。
【0013】本発明は、以上のような従来の食器洗い乾
燥機が有している課題を解決するものであり、運転中の
食器の容量変化に応じて、乾燥時間時間、送風能力、ヒ
−タの消費電力や通電時間等を可変させる制御装置を備
えることにより、たとえ運転中に食器容量に変化があっ
ても、食器の乾燥を確実に行えるとともに、乾燥時間、
消費電力を最適にすることができる食器洗い乾燥機を提
供することを目的としているものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の食器洗い乾燥機
は、被洗浄物を収納する食器かごと、洗浄槽と、洗浄ポ
ンプ、洗浄ノズル等の洗浄手段と、被洗浄物を乾燥する
ための乾燥手段と、洗浄水温を検知する水温検知手段
と、運転開始後、被洗浄物の容量検知手段からの容量検
知信号または表示部からの使用者の入力信号に基づい
て、洗浄手段または乾燥手段の出力を制御する制御装置
を有し、制御装置は洗浄工程あるいは乾燥工程中に被洗
浄物の容量に変化があった場合、その容量変化に応じて
乾燥時間を短縮あるいは延長する制御を行うことを特徴
とするものである。
【0015】この発明によれば、運転開始後に食器が追
加投入された場合、その食器容量に応じて乾燥時間を延
長する。また逆に運転開始後に食器が機外の持ち出され
た場合、その食器容量に応じて乾燥時間を短縮する。こ
のように運転開始後に食器容量に変化があった場合、食
器容量の変化量に応じて乾燥時間を短縮あるいは延長す
ることができる。
【0016】したがって、運転開始後に食器容量の変化
があったとしても、食器を傷めることなく確実に食器を
乾燥できるとともに、短時間かつ省エネを実現できる食
器洗い乾燥機を提供することを目的としているものであ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、被洗浄物
を収納する食器かごと、洗浄槽と、洗浄ポンプ、洗浄ノ
ズル等の洗浄手段と、被洗浄物を乾燥するための乾燥手
段と、洗浄水温を検知する水温検知手段と、運転開始
後、被洗浄物の容量検知手段からの容量検知信号または
表示部からの使用者の入力信号に基づいて、洗浄手段ま
たは乾燥手段の出力を制御する制御装置を有し、制御装
置は洗浄工程あるいは乾燥工程中に被洗浄物の容量に変
化があった場合、その容量変化に応じて乾燥時間を短縮
あるいは延長する制御を行うを特徴とする食器洗い乾燥
機としたことである。
【0018】この発明によれば、運転開始後に食器容量
の変化があったとしても、食器容量の変化に応じて乾燥
時間を短縮したり、あるいは延長したりすることができ
る。
【0019】よって、食器を傷めることなく確実に食器
を乾燥できるとともに、短時間かつ省エネを実現できる
食器洗い乾燥機を提供することができる。
【0020】また、使用者は投入する食器の材質に応じ
て個別の乾燥時間をさらに細かく設定できるので、確実
な乾燥ができるとともに、使用者にとって満足感の高い
食器洗い乾燥機とすることができる。
【0021】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1
記載の発明に加えて、洗浄槽内に空気を送る送風手段
と、空気を加熱する加熱手段からなる乾燥手段を設ける
とともに、前記制御装置は、洗浄工程あるいは乾燥工程
中に被洗浄物の容量に変化があった場合、その容量変化
に応じて送風能力を可変する制御を行うことを特徴とす
る食器洗い乾燥機としたことである。
【0022】この発明によれば、例えば食器容量が減少
したときには風量を小さくすることにより、所定時間内
において送風手段に起因する騒音を低減する運転を行う
ことができる。また、食器容量が増加した場合は風量を
増大させることにより食器の乾燥速度を早めることがで
きる。よって容量が増えたにもかかわらず所定の乾燥時
間内に確実に食器を乾燥することができる。
【0023】したがって、食器容量減少時の乾燥騒音の
低減や、食器容量増大時の短時間での確実な食器乾燥を
実現する食器洗い乾燥機を提供できる。
【0024】本発明の請求項3記載の発明は、請求項1
または2記載の発明に加えて、洗浄槽内に空気を送る送
風手段と、空気を加熱する加熱手段からなる乾燥手段を
設けるとともに、前記制御装置は、洗浄工程あるいは乾
燥工程中に被洗浄物の容量に変化があった場合、その容
量変化に応じて加熱手段の通電時間を可変する制御を行
うことを特徴とする食器洗い乾燥機としたことである。
【0025】この発明によれば、例えば食器容量が減少
したときには通電時間を短くすることにより、所定時間
内において乾燥工程時の消費電力量を低減する運転を行
うことができる。また、食器容量が増加した場合は通電
時間を長くすることにより食器の乾燥速度を早めること
ができる。よって容量が増えたにもかかわらず所定の乾
燥時間内に確実に食器を乾燥する食器洗い乾燥機を提供
できる。
【0026】したがって、食器容量減少時の消費電力量
の低減による省エネや、食器容量増大時の短時間での確
実な食器乾燥を実現する食器洗い乾燥機を提供できる。
【0027】本発明の請求項4記載の発明は、請求項1
から3いずれか1項記載の発明に加えて、洗浄槽内に空
気を送る送風手段と、空気を加熱する加熱手段からなる
乾燥手段を設けるとともに、前記制御装置は、洗浄工程
あるいは乾燥工程中に被洗浄物の容量に変化があった場
合、その容量変化に応じて加熱手段の消費電力を可変す
る制御を行うことを特徴とする食器洗い乾燥機としたこ
とである。
【0028】この発明によれば、リレ−を用いず制御装
置のプログラムのみで消費電力あるいは通電量をより細
かく、連続的に制御することができるため、より安価に
信頼性の高い食器洗い乾燥機とすることができる。
【0029】さらに食器容量の変化に応じてヒ−タの消
費電力をきめ細かく変化させることにより、例えば所定
時間内において乾燥工程時の消費電力量を低減する運転
を行うことができたり、食器の乾燥速度を早めて容量が
増えたにもかかわらず、さらに省エネかつ短時間で確実
に食器を乾燥することができる。
【0030】したがって、消費電力量の低減による省エ
ネや、より短時間での確実な食器乾燥を実現する食器洗
い乾燥機を提供できる。
【0031】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図面を参
照しつつ説明する。
【0032】(実施例1)図1において、1は被洗浄物
である食器等を収納する食器かご、2は食器かご1を収
納する洗浄槽、4は洗浄ポンプ3によって加圧された洗
浄水を食器等に噴射するための洗浄ノズル、5は外気を
機内に導入するための送風ファン、6は洗浄槽に取り付
けられ、洗浄時の洗浄水温、あるいは乾燥工程での洗浄
槽2内温度を検知するサ−ミスタである。7は洗浄水あ
るいは洗浄槽2内空気を加熱するためのシ−ズヒ−タで
あり、他にもハロゲンヒ−タ、あるいはニクロムヒ−
タ、PTCヒ−タ、さらにはIHヒ−タ等が考えられ
る。
【0033】なおヒ−タ構成に関しては、本発明の実施
例のように洗浄用ヒ−タと乾燥用ヒ−タが一体に設けら
れる構成の他にも、洗浄専用ヒ−タと乾燥専用ヒ−タが
別体で設けられた場合もあるが、同様の効果が得られ
る。
【0034】また、食器の容量を検知する容量検知手段
8や、容量検知手段8からの容量検知信号に基づいてヒ
−タ7あるいは洗浄ポンプ3、送風ファン5等の洗浄手
段または乾燥手段の出力を制御する制御装置9を有して
いる。なお、容量検知手段に関しては食器かごと洗浄槽
の間に設けられた重量センサ−を用い、その重量変化か
ら食器容量の変化を検知するものである。また、容量変
化に関しては、食器かごの重量差に起因するたわみを光
センサ−、あるいは超音波センサ−などを用いる方法、
洗浄水の温度上昇速度の違い等をサ−ミスタからの温度
と制御装置内の内部時計により検知する方法も考えられ
る。
【0035】次に本発明の動作について図2とともに説
明する。使用者は、食器洗い乾燥機の洗浄工程中に汚れ
た食器が発生した場合、食器洗い乾燥機を一時停止して
食器を食器かごにセットし再スタ−トする。ここで本発
明の食器洗い乾燥機は、食器容量の重量増を容量検知手
段8が検知し、その検知信号を制御装置9に伝達する。
【0036】そこで制御装置9は予め用意されたプログ
ラムに従って、食器容量の変化量に応じた乾燥時間を再
設定する。つまり、乾燥工程にはいると、前記修正され
た乾燥時間の間、送風ファン5とヒ−タ7を通電させて
乾燥を行う。またこのとき、制御装置9は洗浄槽内の温
度をサ−ミスタ6によって温度検知しており、乾燥時間
が延長されても所定の温度範囲に保たれるように通電時
間を制御する。また逆に食器容量が減少した場合、制御
装置9は容量変化に応じて乾燥時間を短くするよう、ヒ
−タ7や送風ファン5を制御する。
【0037】よって確実に乾燥できるとともに無駄にヒ
−タ7等を通電することがないので過乾燥による食器の
傷みを防ぐことができるとともに、省エネも実現するこ
とができる。
【0038】また容量検知手段8に加え、食器洗い乾燥
機の操作部10に乾燥時間設定ボタン11を設けた場合
について、図3を用いて説明する。例えば、乾燥工程中
に新たな食器を乾燥させる場合、使用者は乾燥時間設定
ボタン11を操作することにより、自分の意志で乾燥時
間を容易に設定できる。表示内容としては制御装置によ
って再設定された乾燥時間に対して、プラス1分、3
分、5分、10分、マイナス1分、3分、5分をマニュ
アル設定できる。
【0039】仮に樹脂製の皿のように重量の軽い食器を
追加投入する場合、制御装置9は重量だけで判断するた
め乾燥時間はあまり延長されない。よって乾燥不良が起
こる場合がある。つまり、陶器や金属製の食器であれば
熱容量が大きいために加熱すすぎ工程で蓄えられた熱に
よって比較的短時間で乾燥するが、樹脂製食器は一般に
熱容量が小さく、同一時間、同一温度で乾燥を開始した
場合、熱容量の小さい樹脂製の方が乾燥に時間がかか
る。なお、容量検知手段8を設けることなく、食器洗い
乾燥機の操作部10に乾燥時間設定ボタン11を設けた
場合、追加する食器の量、種類、汚れの質、汚れの量を
使用者のみの判断で行うことになるが、同等の効果を得
ることはできる。
【0040】また本発明の構成は、乾燥工程中に冷たい
樹脂食器を追加するような場合にも有効である。制御装
置9は食器容量に変化で乾燥時間を延長するよう働く
が、樹脂食器であるため延長時間はごく短いものであ
る。ところが追加される食器は加熱工程で約70℃まで
加熱された食器ではなく20℃以下の冷たい食器で有れ
ば当然少しの乾燥時間の延長では追加された食器は乾燥
されない。ところが使用者の意志でさらに乾燥時間を延
長することができるので確実に追加された食器も乾燥で
きる。つまり使用者は投入する食器の材質に応じて個別
の乾燥時間をさらに細かく設定できるので、確実な乾燥
ができるとともに、使用者にとって満足感の高い食器洗
い乾燥機とすることができる。
【0041】また、運転開始後に食器容量の変化があっ
たとしても、食器容量の変化に応じて乾燥時間を短縮し
たり、あるいは延長したりすることができる。よって、
食器を傷めることなく確実に食器を乾燥できるととも
に、短時間かつ省エネを実現できる食器洗い乾燥機を提
供することができる。
【0042】(実施例2)本発明における実施例の基本
構成に関しては実施例1と同様であり、説明は省略する
が、特に本発明の構成では、容量検知手段8からの検知
信号に基づいて送風能力を可変する送風ファン20を制
御を行う制御装置21を設けている。また送風ファンと
しては、ファンの回転数を変化させてファン能力を可変
するため、DCモ−タをその駆動用電動機として用いて
いる。他にもファン能力を可変できるファン駆動用電動
機としては、誘導モ−タでインバ−タ制御したもの、位
相制御したもの、整流子モ−タ等を用いたものが考えら
れ、同様の効果が得られる。
【0043】次に本発明の動作について図4を用いて説
明する。使用者は、食器洗い乾燥機の洗浄工程中に汚れ
た食器が発生した場合、食器洗い乾燥機を一時停止して
食器を食器かごにセットし再スタ−トする。ここで本発
明の食器洗い乾燥機は、食器容量の重量増を容量検知手
段8が検知し、その検知信号を制御装置21に伝達す
る。そこで制御装置21は予め用意されたプログラムに
従って、食器容量の変化量に応じた送風能力を再設定す
る。つまり、乾燥工程にはいると、前記修正された送風
ファン5の回転数を高くすることにより送風能力をアッ
プさせ、ヒ−タ7を通電させて乾燥を行う。またこのと
き、制御装置21は洗浄槽2内の温度をサ−ミスタ6に
よって温度検知しており、送風能力が増大したことによ
って洗浄槽内の熱が奪われるため温度低下が起こり、所
定の温度範囲に保たれるように通電時間を長くする制御
する。このように、容量が増えたにもかかわらず、風量
アップと通電時間を長くすることによって所定の乾燥時
間内に確実に食器を乾燥することができる。
【0044】また逆に食器容量が減少した場合、制御装
置21は容量変化に応じて送風能力を低減するよう、送
風ファン20を制御する。
【0045】よってこの場合、機外への排気風速が低下
するため、乾燥工程初期に機外に排出される高温の蒸気
は、より緩やかに排出される。そして食器洗い乾燥機前
面あるいは側面に配置してある食器棚等の家具類への水
滴の付着を低減することができる。さらに食器容量が減
少したときには風量を小さくすることにより、所定時間
内において送風ファン20に起因する騒音を低減する運
転を行うことができる。
【0046】したがって、食器容量減少時の乾燥騒音の
低減や、食器容量増大時の短時間での確実な食器乾燥を
実現する食器洗い乾燥機を提供できる。
【0047】なお、容量検知手段8に加え、食器洗い乾
燥機の操作部10に乾燥時間設定ボタン11が設けられ
た場合については本発明の実施例1と同様であり説明は
省略する。
【0048】(実施例3)本発明における実施例の基本
構成に関しては実施例1と同様であり、説明は省略する
が、特に本発明の構成では、容量検知手段8からの検知
信号に基づいてヒ−タ7の通電時間を可変する制御を行
う制御装置30を設けている。また図5に示すように、
通電時間は制御装置30によってヒ−タ7のON時間と
OFF時間が制御されている(以降デュ−ティ−比と呼
ぶ)。そしてリレ−を用いて実現しており、たとえば図
4に示すように、ヒ−タ7のON時間を25秒、OFF
時間を35秒の間欠運転を行っている。よって乾燥工程
では、その初期段階でヒ−タ7の間欠運転を行うため洗
浄槽内の温度は上昇していく。
【0049】そして所定の上限温度に達すると、制御装
置30はヒ−タ7の通電を一時停止する。そして洗浄槽
2内の温度が所定の下限値まで低下すると再びヒ−タの
間欠運転が始まる。そしてこの繰り返しを行いながら乾
燥工程は終了する。なお、制御装置30は、サ−ミスタ
によって得られた洗浄槽2の温度をある温度幅に収まる
ようにヒ−タ7の通電制御を行うが、食器容量が増加し
たとき、温度の上限値は安全な範囲内で1〜2度上げた
制御を行うこともできる。
【0050】次に本発明の動作について説明する。使用
者は、食器洗い乾燥機の洗浄工程中に汚れた食器が発生
した場合、食器洗い乾燥機を一時停止して食器を食器か
ごにセットし再スタ−トする。ここで本発明の食器洗い
乾燥機は、食器容量の重量増を容量検知手段8が検知
し、その検知信号を制御装置30に伝達する。そこで図
6に示すように、制御装置30は予め用意されたプログ
ラムに従って食器容量の変化量に応じたデュ−ティ−比
を再設定する。つまり、食器容量が増えた分の熱エネル
ギを補うためのヒ−タ通電量アップを行うのである。そ
こで乾燥工程にはいると、前記修正されたヒ−タ7のデ
ュ−ティ−比を変えて、ヒ−タ7のON時間をより長い
設定にして乾燥を行う。またこのとき、制御装置30は
洗浄槽2内の温度をサ−ミスタ6によって温度検知して
おり、所定の温度範囲に保たれるように通電時間を制御
する。
【0051】このように、食器容量が増加した場合は通
電時間を長くすることにより食器の乾燥速度を早めるこ
とができる。よって容量が増えたにもかかわらず所定の
乾燥時間内に確実に食器を乾燥することができる。さら
にこのとき送風ファン20の能力をアップさせた制御を
行った場合、ヒ−タのON時間をさらに長い設定にして
乾燥を行うことができるため、乾燥時間がより早くなる
ことは言うまでもない。
【0052】また逆に食器容量が減少した場合、制御装
置30は容量変化に応じて通電量を減少させるようにデ
ュ−ティ−比を再設定する。よって乾燥工程における通
電量を小さくすることにより、所定時間内において乾燥
工程時の消費電力量を低減する運転を行うことができ
る。
【0053】このように本発明によれば、食器容量減少
時の消費電力量の低減による省エネや、食器容量増大時
の短時間での確実な食器乾燥を実現する食器洗い乾燥機
を提供できる。
【0054】なお、容量検知手段8に加え、食器洗い乾
燥機の操作部10に乾燥時間設定ボタン11が設けられ
た場合については本発明の実施例1と同様であり説明は
省略する。
【0055】(実施例4)本発明における実施例の基本
構成に関しては実施例1と同様であり、説明は省略する
が、特に本発明の構成では図7に示すように、容量検知
手段8からの検知信号に基づいてヒ−タの消費電力を可
変する制御を行う制御装置35を設けている。本実施例
の構成によれば、リレ−を用いてヒ−タ7をON、OF
Fさせて間欠的に電力を供給する方式と違い、位相制御
方式を用いることによりヒ−タに供給する電力を連続的
に制御するである。よって図8に示すように、この方式
を用いるとヒ−タ7の消費電力を連続的に変化させるこ
とができるため、洗浄槽内の温度を均一に一定に保ちや
すい。なお、ヒ−タ7への連続的な電力の制御方式に関
しては、他にもインバ−タ制御方式などがあるが、本発
明と同様の効果がある。なお、制御装置35は、サ−ミ
スタ6によって得られた洗浄槽2の温度をある温度幅に
収まるようにヒ−タ7の通電制御を行うが、食器容量が
増加したとき、温度の上限値は安全な範囲内で1〜2度
上げた制御を行うこともできる。
【0056】次に本発明の動作について図7,図8を用
いて説明する。使用者は、食器洗い乾燥機の洗浄工程中
に汚れた食器が発生した場合、食器洗い乾燥機を一時停
止して食器を食器かごにセットし再スタ−トする。ここ
で本発明の食器洗い乾燥機は、図7に示すように、食器
容量の重量増を容量検知手段8が検知し、その検知信号
を制御装置35に伝達する。そこで制御装置35は予め
用意されたプログラムに従って食器容量の変化量に応じ
てヒ−タの消費電力変化を再設定する。つまり、食器容
量が増えた分の熱エネルギを補うためのヒ−タ通電量ア
ップを行うのである。このヒ−タ通電量の上げ方につい
ては、消費電力の値を上げる場合や、消費電力の高い時
間帯を長くする場合、消費電力の低い時間帯を短くする
場合、そしてそれらを組み合わせた場合が考えられる。
【0057】よって乾燥工程にはいると、乾燥工程全体
としての通電量アップさせて乾燥を行う。またこのと
き、制御装置35は洗浄槽2内の温度をサ−ミスタ6に
よって温度検知しており、所定の温度範囲に保たれるよ
うに通電時間を制御する。ヒ−タ7をON、OFFさせ
て間欠的に電力を供給する方式と違い、連続通電状態に
なるので消費電力の上限値はより低く設定することがで
きる。よってヒ−タ周辺部あるいは食器類の温度上昇を
低く抑えることができる。また洗浄槽内をより均一な温
度分布状態にすることができるため、効率よく乾燥でき
る。よってヒ−タに近い食器だけ過乾燥になり、変形し
たり傷めるなどを起こしにくい、食器間の乾燥ムラが少
ない乾燥を実現できる。
【0058】このように、食器容量が増加した場合は全
体的な通電量を多くすることにより食器の乾燥速度を早
めることができる。よって容量が増えたにもかかわらず
所定の乾燥時間内に確実に食器を乾燥することができ
る。さらにこのとき送風ファン20の能力をアップさせ
た制御を行うと乾燥時間がより早くなることは、実施例
3において説明した通りである。
【0059】また逆に食器容量が減少した場合、制御装
置35は容量変化に応じてヒ−タの通電量を減少させる
よう動作する。よって乾燥工程における通電量を小さく
することにより、所定時間内において乾燥工程時の消費
電力量を低減する運転を行うことができる。
【0060】また、リレ−を用いず制御装置のプログラ
ムのみで消費電力あるいは通電量をより細かく、連続的
に制御することができるため、より安価に信頼性の高い
食器洗い乾燥機とすることができる。
【0061】従って、運転中に食器容量に変化があった
場合の乾燥において、さらなる消費電力量の低減による
省エネや、より短時間での確実な食器乾燥を低コスト
で、しかも高い信頼性を実現する食器洗い乾燥機を提供
できる。さらに均一乾燥による食器の変形や傷みを低減
する乾燥を実現する食器洗い乾燥機を提供できる。
【0062】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を有する。
【0063】請求項1記載の発明によれば、被洗浄物を
収納する食器かごと、洗浄槽と、洗浄ポンプ、洗浄ノズ
ル等の洗浄手段と、被洗浄物を乾燥するための乾燥手段
と、洗浄水温を検知する水温検知手段と、運転開始後、
被洗浄物の容量検知手段からの容量検知信号または表示
部からの使用者の入力信号に基づいて、洗浄手段または
乾燥手段の出力を制御する制御装置を有し、制御装置は
洗浄工程あるいは乾燥工程中に被洗浄物の容量に変化が
あった場合、その容量変化に応じて乾燥時間を短縮ある
いは延長する制御を行うことで、運転開始後に食器容量
の変化があったとしても、食器容量の変化に応じて乾燥
時間を短縮したり、あるいは延長したりすることができ
る。よって、食器を傷めることなく確実に食器を乾燥で
きるとともに、短時間かつ省エネを実現できる食器洗い
乾燥機を提供することができる。
【0064】また、使用者は投入する食器の材質に応じ
て個別の乾燥時間をさらに細かく設定できるので、確実
な乾燥を得られるとともに、使用者にとって満足感の高
い食器洗い乾燥機を提供することができる。
【0065】本発明の請求項2記載の発明によれば、請
求項1記載の発明に加えて、洗浄槽内に空気を送る送風
手段と、空気を加熱する加熱手段からなる乾燥手段を設
けるとともに、前記制御装置は、洗浄工程あるいは乾燥
工程中に被洗浄物の容量に変化があった場合、その容量
変化に応じて送風能力を可変する制御を行うことによ
り、例えば食器容量が減少したときには風量を小さくす
ることにより、所定時間内において送風手段に起因する
騒音を低減する運転を行うことができる。また、食器容
量が増加した場合は風量を増大させることにより食器の
乾燥速度を早めることができる。よって容量が増えたに
もかかわらず所定の乾燥時間内に確実に食器を乾燥する
ことができる。
【0066】したがって、食器容量減少時の乾燥騒音の
低減や、食器容量増大時の短時間での確実な食器乾燥を
実現する食器洗い乾燥機を提供できる。
【0067】本発明の請求項3記載の発明は、請求項1
または2記載の発明に加えて、洗浄槽内に空気を送る送
風手段と、空気を加熱する加熱手段からなる乾燥手段を
設けるとともに、前記制御装置は、洗浄工程あるいは乾
燥工程中に被洗浄物の容量に変化があった場合、その容
量変化に応じて加熱手段の通電時間を可変する制御を行
うことで、例えば食器容量が減少したときには通電時間
を短くすることで、所定時間内において乾燥工程時の消
費電力量を低減する運転を行うことができる。また、食
器容量が増加した場合は通電時間を長くすることにより
食器の乾燥速度を早めることができる。よって容量が増
えたにもかかわらず所定の乾燥時間内に確実に食器を乾
燥することができる。
【0068】したがって、食器容量減少時の消費電力量
の低減による省エネや、食器容量増大時の短時間での確
実な食器乾燥を実現する食器洗い乾燥機を提供できる。
【0069】本発明の請求項4記載の発明は、請求項1
から3いずれか1項記載の発明に加えて、洗浄槽内に空
気を送る送風手段と、空気を加熱する加熱手段からなる
乾燥手段を設けるとともに、前記制御装置は、洗浄工程
あるいは乾燥工程中に被洗浄物の容量に変化があった場
合、その容量変化に応じて加熱手段の消費電力を可変す
る制御を行うことで、食器容量が増加した場合は全体的
な通電量を多くすることにより食器の乾燥速度を早める
ことができる。よって容量が増えたにもかかわらず所定
の乾燥時間内に確実に食器を乾燥することができる。さ
らにこのとき送風ファンの能力をアップさせた制御を行
うと乾燥時間がさらに短縮できる。
【0070】また逆に食器容量が減少した場合、乾燥工
程における通電量を小さくすることにより、所定時間内
において乾燥工程時の消費電力量を低減する運転を行う
ことができる。
【0071】また、リレ−を用いず制御装置のプログラ
ムのみで消費電力あるいは通電量をより細かく、連続的
に制御することができるため、より安価に信頼性の高い
ものとすることができる。
【0072】このように本発明によれば、運転中に食器
容量に変化があった場合の乾燥において、さらなる消費
電力量の低減による省エネや、より短時間での確実な食
器乾燥を、低コストで、しかも高い信頼性を実現する食
器洗い乾燥機を提供できる。
【0073】さらに均一乾燥による食器の変形や傷みを
低減する乾燥を実現する食器洗い乾燥機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食器洗い乾燥機の構成図
【図2】本発明の実施例1の制御を示すブロック図
【図3】同実施例の操作部を示す図
【図4】本発明の実施例2における制御を示すブロック
【図5】本発明の実施例3におけるヒ−タの通電状態を
示す図
【図6】同実施例における制御を示すブロック図
【図7】本発明の実施例4における制御を示すブロック
【図8】同実施例におけるヒ−タの通電状態を示す図
【図9】従来の食器洗い乾燥機の構成図
【符号の説明】
1 食器かご 2 洗浄槽 3 洗浄ノズル 4 洗浄ポンプ 5 送風ファン 6 サ−ミスタ 7 ヒ−タ 8 容量検知手段 9 制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被洗浄物を収納する食器かごと、洗浄槽
    と、洗浄ポンプ、洗浄ノズル等の洗浄手段と、被洗浄物
    を乾燥するための乾燥手段と、洗浄水温を検知する水温
    検知手段と、被洗浄物の容量検知手段からの容量検知信
    号または表示部からの使用者の入力信号に基づいて、洗
    浄手段または乾燥手段の出力を制御する制御装置を有
    し、前記制御装置は、洗浄工程あるいは乾燥工程中に被
    洗浄物の容量に変化があった場合、その容量変化に応じ
    て乾燥時間を短縮あるいは延長させる食器洗い乾燥機。
  2. 【請求項2】 洗浄槽内に空気を送る送風手段を備え、
    制御装置は、洗浄工程あるいは乾燥工程中に被洗浄物の
    容量に変化があった場合、その容量変化に応じて送風能
    力を可変させる請求項1記載の食器洗い乾燥機。
  3. 【請求項3】 空気を加熱する加熱手段からなる乾燥手
    段を設け、制御装置は、洗浄工程あるいは乾燥工程中に
    被洗浄物の容量に変化があった場合、その容量変化に応
    じて加熱手段の通電時間を可変させる請求項1または2
    記載の食器洗い乾燥機。
  4. 【請求項4】 空気を加熱する加熱手段からなる乾燥手
    段を設け、制御装置は、洗浄工程あるいは乾燥工程中に
    被洗浄物の容量に変化があった場合、その容量変化に応
    じて加熱手段の消費電力を可変させる請求項1〜3いず
    れか1項記載の食器洗い乾燥機。
JP14714598A 1998-05-28 1998-05-28 食器洗い乾燥機 Pending JPH11332814A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102017202936A1 (de) 2017-02-23 2018-08-23 BSH Hausgeräte GmbH Geschirrspülmaschine sowie Verfahren zum Betreiben einer Geschirrspülmaschine
WO2019087283A1 (ja) * 2017-10-31 2019-05-09 三菱電機株式会社 食器洗浄機および食器洗浄方法
EP2420175B1 (de) 2010-08-20 2020-10-07 BSH Hausgeräte GmbH Geschirrspülmaschine mit einem manuell anpassbaren Spülprogramm

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US11006810B2 (en) 2017-02-23 2021-05-18 BSH Hausgeräte GmbH Dishwasher and method for operating a dishwasher
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