JP3649270B2 - 無端ベルトを用いた画像形成装置 - Google Patents

無端ベルトを用いた画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真複写機やレーザプリンタ等の画像形成装置に関し、詳細には、べルト状画像形成部材、特にベルト状感光体およびベルト状中間転写体等の無端ベルトを用いて画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式の複写機やプリンタ等の画像形成装置では、感光体ドラム等の潜像担持体上に形成された未定着トナー像を用紙等の記録媒体に転写して印刷画像を得る方式がとられる。前記未定着トナー像を記録媒体に転写する方式として、前記未定着トナー像を記録媒体に直接転写する方式と、潜像担持体上に形成された未定着トナー像を、ドラム状あるいは無端ベルト状のフィルム部材からなる中間転写体上に1次転写した後、該中間転写体上の未定着トナー像を改めて記録媒体上に2次転写して複写画像を得る方式とが知られている。
【0003】
図8は、ベルト状中間転写体を用いた画像形成装置の一例としてのカラープリンタの要部構成を示す模式図である。同図において、感光体ドラム等の潜像担持体(以下、「感光体ドラム」で代表して説明する)1の表面は帯電器2により所定の電荷で一様に帯電され、レーザー光Lの書き込み走査で第1色の画像信号に応じた静電潜像が形成される。この静電潜像は感光体ドラム1の、A方向への回転で現像装置ユニット3の第1色の現像器との対向位置に到り、第1色の現像器でトナー現像される。感光体ドラム1はトナー像Tを担持してさらに回転する。
【0004】
上記トナー現像動作に合わせて、中間転写ベルト4は感光体ドラム1の周速と略同一の速度で移動し、感光体ドラム1と中間転写ベルト4とが当接する位置の直下付近で中間転写ベルト4に接して配置された1次転写ロール5が配置されている1次転写部において、該1次転写ロール5に印加される上記トナーの帯電極性と逆極性の転写電界によって感光体ドラム1に担持されていたトナー像Tが中間転写ベルト4に1次転写される。以上で、1次転写サイクルが終了する。
【0005】
中間転写ベルト4に1次転写されたトナー像は中間転写ベルト4の周回移動によって2次転写ロール6が配置されている2次転写部に到る。フルカラー画像形成装置の場合には潜像の形成からトナー像の1次転写までを予定色(一般にはイエロー(Y) 、マゼンタ(M) 、シアン(C) およびブラック(Bk))分だけ繰り返して中間転写ベルト4上に多色トナーを重ね合わせたカラートナー像を形成する。
【0006】
各色のトナー像を形成するため、現像装置ユニット3はイエロー現像器3−1、マゼンタ現像器3−2、シアン現像器3−3およびブラック現像器3−4の4色現像器からなる回転装置で構成され、感光体ドラム1に形成された各色の潜像を順次現像できるように構成されている。
【0007】
感光体ドラム1に担持された第1色のトナー像が1次転写部で中間転写ベルト4上に転写された後、感光体ドラム1上の残留トナーは感光体クリーナ7で除去されるとともに図示しない除電器で電荷が中和された後、次の,第2色に対応する潜像の形成がなされる。第2色の静電潜像も第1色と同様にして現像され、その第2色のトナー像が中間転写ベルト4上の、先に転写された第1色のトナー像に重ねて転写される。以下、第3色以降についても同様にして中問転写ベルト4に多重転写され、その結果、中間転写べルト4には未定着の複数色トナーが重畳したカラートナー像が形成される。
【0008】
すべての色のトナー像が1次転写された中間転写ベルト4が2次転写位置に達する時点で、タイミングを合わせて給紙トレイ8から送り出された記録媒体としての記録紙Pが2次転写位置に給送される。
【0009】
記録紙Pを2次転写ロール6および中間転写ベルト4によって挟持して搬送する際、2次転写ロール6に印加される前記トナー像の帯電極性と逆極性の転写電圧で形成される転写電界により中間転写ベルト4のトナー像が記録紙Pに2次転写される。
【0010】
トナー像が2次転写された記録紙Pは定着器9に送られ、加熱・加圧処理によりトナー像を記録紙Pに固定し、作像プロセスを終了する。なお、トナー像が2次転写された記録紙Pを除電するための除電器(図示せず)が2次転写ロール6の下流に配置される。
【0011】
2次転写ロール6は、中間転写ベルト4に対して矢印C方向に当接・離間自在に設けられていて、記録紙Pの進入に合わせて当接し、排出に合わせて離間する。2次転写ロール6は2次転写の終了とともに待避位置に戻る。また、中間転写ベルト4に対向して配置されているクリーナ10も記録紙Pへ転写されなかったトナー像をクリ−ニングすべく、中間転写ベルト4に対して2次転写ロールP同様、当接・離間する。
【0012】
前記中間転写ベルト4は、駆動ロール11、アイドルロール12、2次転写バックアップロール13およびテンションロール14により張架され、駆動ロール11により矢印B方向に搬送される。中間転写ベルト4には、該中間転写ベルト4が駆動ロール11等、各ロールの軸方向での位置を規制するためのリブが設けられている。
【0013】
一方、前記駆動ロール11には、ベルトクリーナ10や2次転写ロール6による負荷がかかったときにも中間転写ベルト4がスリップしないように、その表面に高摩擦材料の被覆層が形成されている。
【0014】
このような中間転写ベルトを用いたカラー画像形成装置では、該中間転写ベルト上で既に多重転写された合成トナー像(各色トナー像の重畳像)を記録媒体に一括で転写しているので、潜像担持体から直接記録媒体に各色のトナー像を順次転写する方式におけるトナー像間の位置ずれや画像乱れの発生を効果的に防止できるといった利点を有している。
【0015】
中間転写ベルト4の周回搬送に当たっては該中間転写ベルト4端部の破断防止の観点から、従来より各種の構成が提案されている。例えば、特開平5−134556号公報には、補強部材としてのテープを端部に貼付けた転写ベルトが開示されている。この転写ベルトでは、ロールと前記テープとの接触部で転写ベルトが浮き上がるのを防止して、該転写ベルトと補強部材の境目で亀裂が発生しないようにするため、前記テープ位置と対応する部分において前記ロールの外径を細くしている。また、特開平9−175686号公報および特開平9−16512号公報には、中問転写ベルトとリブを縫いあわせ、中間転写べルトからのリブの脱落を防止する技術が開示されている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
中間転写ベルトとそれを駆動するための駆動ロール、ならびに中間転写ベルトの蛇行を防止するためのリブおよびリブガイドを有する画像形成装置において、中間転写ベルトは、ポリカーボネート系樹脂、ボリイミド系樹脂をベースに、抵抗調整材料を含有する厚さ50から100ミクロンの半導電性フィルムである。駆動ロールの表面にはべルトとのスリップ防止のため、一般的には高摩擦処理がなされている。
【0017】
この高摩擦処理としては、アルミニウム製ロールの表面に、ウレタンゴム等の高摩擦樹脂をコーテイングしたりして、長期に渡って駆動ロールと中間転写ベルトの摩擦係数を維持できるようにしている。しかし、駆動ロールやべルトが新品のうちは駆動ロール表面の摩擦係数が高すぎるために、駆動ロール上でベルトが軸方向でスティックスリップを繰り返し、きしみ音が発生することがあった。
【0018】
さらに、複数のロールにより張架されている中間転写ベルトは搬送される間に、軸方向の動き(ウォーク)を生ずる。一定量以上のウォークは、上述のリブおよびリブガイドによって規制されている。しかし、ウォークによってリブおよびリブガイドが互いに押し合う状態が長期間継続されると、特に、中間転写ベルトの端部の機械的強度が不足していた場合に、この状態に耐えられず破断してしまい、画像形成動作が続けられなくなるおそれがあるという問題点があった。
【0019】
一般に、ベルトが破断に至るような強い力は、装置本体の水平度の不良によるベルト装置の平面度の精度低下、装置本体の前後側板の部品積み上げや組み立て誤差によるねじれ、ベルト自体の軸方向両端での周長差などにより発生する。しかし、画像形成装置における画像担持体としての中間転写ベルト等は、さらに該中間転写ベルト等に特有の要因によって中間転写ベルト等が破断するおそれがある。
【0020】
中間転写ベルトが破断するという問題点の発生メカニズムについて説明する。新品の駆動ロールと新品の中間転写ベルトとの組み合わせは摩擦係数が高く、駆動ロールと中間転写ベルトとのグリップ力が大きい。したがって、中間転写ベルトを張架している各ロールのアラインメント(軸の平行度)がわずかに所定値から外れている場合でも、ベルトはウォークを起こしやすい。したがって、初期から数十サイクルの周回という短時間のうちにベルトは片側に移動し、リブとリブガイドが強いグリップ力によって突き当たる。
【0021】
ベルトが駆動ロールにかかる位置、および駆動ロールから外れる位置において、リブの側面には次のような力が働く。図9は駆動ロールと接した状態での中間転写ベルト4の断面図であり、図10は駆動ロール11と中間転写ベルト4の接触部の側面図である。両図において、中間転写ベルト4の裏面両側端部には駆動ロール11の側端面に当接して該中間転写ベルト4のウォークを防止するためのリブ41が設けられている。
【0022】
中間転写ベルト4がウォークして駆動ロール11の側面に当接した場合、該中間転写ベルト4が駆動ロール11にかかり始める部分R1では、リブ41の側面には力F1が作用する。つまり、中間転写ベルト4が浮き上がって駆動ロール11に乗り上げるような力が作用する。一旦、浮き上がった中間転写ベルト4は駆動ロール11を外れる位置R2ではリブ41の側面に力F2が作用して中間転写ベルト4の浮き上がりはなくなる。
【0023】
図11は浮き上がりが生じた場合の中間転写ベルト4の断面図であり、中間転写ベルト4は浮き上がるとともに、リブ41の側面に駆動ロール11の強い押しつけ力が作用するため、盛り上がり部分RUが生じる。この盛り上がり部分RUは、前記部分R2では解消する。すなわち、中間転写ベルト4の側端部には、駆動ロール11の付近で、一方向への変形と、その反対方向への変形とが交互に発生し、応力集中と応力解放が繰り返されている。
【0024】
前記リブ41を駆動ロール11の側面に押しつける力は、前記グリップ力が大きいほど大きくなり、中間転写ベルト4を浮き上がらせやすくなる。前記リブ41が駆動ロール11の側面に強く押しつけられると、前記応力集中と応力解放が繰り返されるだけでなく、中間転写ベルト4と駆動ロール11とのきしみ音が発生する。
【0025】
前記盛り上がり部分RUで応力集中と応力解放が繰り返され、そのまま運転を続けると疲労による局部的な亀裂CRが起こる(図12参照)。この局部的な亀裂CRはやがて中間転写ベルト4全体の破断に至る。また、中間転写ベルト4端部に存在していたノッチNからも、容易に中間転写ベルト4全体の破断に至る危険性がある(図13参照)。
【0026】
中間転写ベルトのウォークを防止するためには、中間転写べルトを張架する各ロール間の平行度をごく小さく保ったり、中間転写ベルトの周長差を高精度に加工して手前側と奥側の寸法差を小さくするなどの、部品精度や組み立て精度を厳しく維持する努力はもちろん必要である。
【0027】
しかし、中間転写ベルトやロール類の高精度化は、加工、組立、調整工程の複雑化を招き、量産性を考慮した場合には、目標達成は容易ではない。また、たとえ製作上の問題点が解消されたとしても、画像形成装置本体の設置面そのものの水平度が確保されていなかったりしていると、中間転写ベルトを張架する各ロール間の平行度は結局確保できなくなってしまうという問題点があった。
【0028】
そこで、上述のように、ベルト端部をテープ等により補強することによりベルトの亀裂防止等を図っている。しかし、この補強テープが、中間転写ベルトを張架しているロール類を通過するときに変形され、その繰り返しによって剥離することがある。
【0029】
本発明は、上述の問題点を解消し、無端ベルトの端部の補強を確実にし、無端ベルトが変形をして破壊するということがない画像形成装置を提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】
本発明は、トナー像を保持して搬送するトナー像担持体としての無端ベルトおよび該無端ベルトを張架搬送するための複数のロールからなるベルト張架手段を有する画像形成装置において、前記無端ベルトの外周面両端部に沿って設けられ、端部での重合わせ部を含むベルト補強テープを具備し、前記重あわせ部が、該ベルト補強テープに対する摺接体に対して順方向に構成されている点に特徴がある。
【0031】
上記特徴によれば、無端ベルトの外周面に設けられたベルト補強テープは、該テープに当接して摺動する摺接体が、前記重合わせ部を円滑に通過していくことができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明を適用したカラー画像形成装置を詳細に説明する。ここでは、図8に関して説明した構成や動作等を援用し、適宜図8を参照しつつ説明する。
【0033】
図1は中間転写ベルト4の側端部の斜視図である。同図に示すように中間転写ベルト4の側端部内側には該側端部に沿ってリブ41が接着されている。また、中間転写ベルト4の側端部外側つまり外周部には該側端部に沿ってベルト補強手段としてのテープ42が接着されている。リブ41およびテープ42は突合わせ部BUTTおよび重合わせ部LAPをそれぞれ有している。
【0034】
突合わせ部BUTTの間隔は最大で4mmになることがある。また、重ね合わせ部LAPは、接着を十分にするため重ね代が最小10mm設けられる。突合わせ部BUTTの間隙の中心と重合わせ部LAPの中心とは距離LBだけ離されている。このように、突合わせ部BUTTと重合わせ部LAPとが重なり合わないように位置をずらせるのは次の配慮による。
【0035】
すなわち、突合わせ部BUTTや重合わせ部LAPは中間転写ベルト4の周回方向における他の部分と比べて均質性が損なわれている部分である。換言すれば、中間転写ベルト4の周回方向における強度および延性等の特性が他の部分と異なっている部分である。このような特異部分が重なりあっていると、特に、ロール類を通過するときに、他とは異なる微小な振動を生じやすく、色ずれに影響を与えかねない。突合わせ部BUTTと重合わせ部LAPとをずらすことによって、中間転写ベルト4の周回方向における他の部分との特性の違いの現れを少なくすることができる。突合わせ部BUTTと重合わせ部LAPとの距離は、それぞれの端部から7.5mm以上、好ましくは駆動ロール11等に突合わせ部BUTTと重合わせ部LAPとが同時にかかっていることがないように、すなわち、ロールとの接触角(ラップ角)をカバーする長さ以上、例えば、100mm以上とる。
【0036】
図15は、突合わせ部BUTTおよび重合わせ部LAPの距離を変化させたときの画像領域側端部、つまり中間転写ベルト4の側端部近傍での色ずれの評価を示した図である。同図から理解されるように、重ね合わせ部LAPから突合わせ部BUTTの端部までの距離が7.5mm以上になるまでは、許容範囲の色ずれの評価が得られなかった。したがって、前記距離は7.5mm以上とするのが好ましい。
【0037】
前記重合わせ部LAPは、該重合わせ部LAPで上側になっているテープ42の先端面18が中間転写ベルト4の周回方向Rに対して上流側に配置された状態、つまり該テープ42に当接して摺動する構成物(摺接体)に対して順方向に構成されている。中間転写ベルト4の外周面側端部にはベルトクリーナ10のクリーナブレード両側に配置されるサイドシール(後述)を有する。該サイドシールは、前記摺接体に相当し、前記テープの先端面18がベルト4の周回方向Rに対して下流側に配置されていると、該サイドシールが前記先端面18に当接してテープ42の重合わせ部LAPで剥離が生じるおそれがあるので、重合わせ部LAPは上述のように順方向に構成されている。
【0038】
中間転写ベルト4はポリイミド系樹脂で構成され、その厚みを50〜100μm、体積抵抗率が10〜1012Ω・cm、表面抵抗率が1011〜1013Ω/□に調整された半導電性フィルムである。この中間転写ベルト4は、その厚み、体積抵抗率、表面抵抗率が上記の値の範囲に入っている半導電性樹脂材料であれば、アクリル系樹脂、塩化ビニール系樹脂、あるいはポリカーボネート系樹脂等に抵抗安定化材料を含有させたものを使用できる。
【0039】
リブ41の材質には熱硬化性樹脂が好適であり、一例として厚さ0.5〜1.5mmのポリウレタン樹脂を使用することができる。補強部材としてのテープ142の材質は、一例として厚さ50〜100μmのポリエチレンテレフタレート(PET)を選択することができる。
【0040】
図2は、前記中間転写ベルト4を駆動ロール11にかけた状態での断面図である。同図において、駆動ロール11は、ロール本体11aとその表面に被覆された高摩擦材料部分11bとからなる(拡大図参照)。この高摩擦材料部分11bは、クリーナ10や2次転写ロール6による負荷がかかったときにも中間転写ベルト4をスリップさせないために設けられている。前記ロール本体11aには、一例としてアルミニウムの管が使用され、高摩擦材料部分11bとしてはポリウレタンの被覆層(5〜50μm:好ましくは25μm)が使用される。駆動ロール11の軸端には前記リブ41を周回方向で案内するリブガイド17が設けられていて、中間転写ベルト4の、駆動ロール11の軸方向での動きを規制するように機能している。
【0041】
リブガイド17は表面が滑らかで、摺動性の良好な樹脂材料を使用するのが好ましい。一例として、ポリアセタールを使用できる。また、リブガイド17はロール本体11bの側面とは固着されていないで分離されているのがよい。なお、リブガイド17はアイドルロール12および2次転写バックアップロール13にも同様に設けられている。
【0042】
前記テープ42は、中間転写ベルト4の側端部の微小な傷から破損が進展しないように、その側端面が少なくとも中間転写ベルト4の側端面と合致するように中間転写ベルト4に沿って貼付けられているのがよい。また、テープ42の内側の面(中間転写ベルト4の幅方向中央側の端面)は、リブ41の内側端面よりも中間転写ベルト4の幅方向中央よりに位置していることが好ましい。テープ42に、中間転写ベルト4の側端部を保護する機能と前記盛り上がり部RUが発生しにくくする機能とをもたせるためである。
【0043】
駆動ロール11との関連からいえば、駆動ロール11のリブガイド17がリブ41に当接したときに、テープ42の内側の位置は、該リブガイド17の外側端面よりも該駆動ロール11の軸方向中央側に位置するように設定されている。テープ42とリブガイド17との重なり量RT(図2参照)はリブガイド17がリブ41に当接した状態で2mm以上であるのが好ましい。中間転写ベルト4がウォークしてリブガイド17が他方のリブ41に当接したときにも、重なり部RTが十分に確保されるようにするためである。
【0044】
上記テープ42の位置設定の条件を満足するには、テープ42の幅を大きくすればよいのであるが、次の点にも留意しなければならない。すなわち、中間転写ベルト4上にはベルトクリーナ10のクリーナブレードが当接し、その当接範囲は画像形成領域よりも幅方向に広めに取ってある。そこで、テープ42,42間の間隔L1をクリーナブレードの長さよりも大きく設定して、クリーナブレードがテープ42と干渉しないようにしておく必要がある。
【0045】
前記クリーナブレードについて説明をする。図14は、ベルトクリーナ10の正面図である。同図において、クリーニングブレード101は、縁101aが中間転写ベルト4に当接して残留トナーを掻き落とす。該ベルトクリーナ10の長さL2は、中間転写ベルト4の最大画像領域の両端を10mm程度覆うことができるように設定されている。すなわち、前記テープ42,42間の間隔L1は長さL2よりも大きくとってあることが必要となる。
【0046】
クリーナブレード101で掻き落とされた廃トナーはトナー受けまたは下方シール102によって受けられ、ハウジング103内に回収される。クリーナブレード101および下方シール102の両側面は廃トナーがこぼれ落ちないように、サイドシール104,104が配置されている。このサイドシール104は、例えば、ポリプロピレンの繊維等がプレートに植毛されたものであり、この植毛部分がテープ42上に当接するようになるので、上述のように、テープ42の重合わせ部LAPを順方向に設定してある。
【0047】
前記リブ41の突合わせ部BUTTは、この突合わせ部BUTTをリブガイド17がスムーズに通過するように、次のように構成されている。図3はリブ41の突合わせ部を示す中間転写ベルト4の斜視図であり、図4は突合わせ部BUTTの拡大平面図である。突合わせ部BUTTを構成するリブ41の先端部は、該リブ41に対する摺接体としてのロール類の端面が引掛からないように逃げが形成されている。例えば、図4のように、面取りされていたり(図4(a))、斜めに形成した面で突き合わされていたり(図4(b))、円弧に形成されていたりする(図4(c))。
【0048】
また、図4(d)に示した突合わせ部においては、中間転写ベルト4の周回によって摺接物が引掛かるおそれがある側のリブ41の先端41aには、この先端41aに対向している他方の先端よりも、一層なだらかに面取りが施されている。すなわち、リブ41の先端部側面41bには、点41cから端面41dにかけて、徐々にリブ41の幅が小さくなるように面取りが形成されている。寸法L1は10〜30mm、寸法L2は0.5〜1.0mmの範囲でそれぞれ設定するのがよい。一例として、寸法L1は15mm、寸法L2は0.5mmとした。なお、点41cから端面41dまでは直線的につないでもよいし、曲線的につないでもよい。一例として、曲率半径225mmの円弧で形成した。
【0049】
さらに、図4(e)に示した例では、リブ41の一方の先端を、それに対向する他端に対して偏倚(偏倚量δ)させることによって摺接体に対する逃げを形成している。リブ41の一方の先端を偏倚させた場合には面取りは小さくてもよいし、面取りをほどこさなくてもよい。
【0050】
図4において中間転写ベルト4の周回方向は符号Rの方向であり、符号sfはリブガイド17の摺動面を示す。したがって、前記リブ41の先端を偏倚させていることにより、該リブ41の摺動面sfに対する摺接物がリブ41の先端に引掛かるのを防止することができる。
【0051】
図4に示した逃げは、リブ41の先端の双方に設けてもよいし、摺接体が引掛かるおそれがある側の先端にのみ形成してもよい。また、リブ41の中間転写ベルト4の幅方向内側面、つまり摺接体が摺動する側の面にのみ逃げのための面取りを設けてもよい。但し、リブ41が中間転写ベルト4の周回方向に対して左右専用にならないようにして部品の共通化を図るためには、前記逃げはリブ41の先端に左右対象で形成するのが好ましい。
【0052】
リブ41の突合わせ部BUTTを上記のように構成することによって、リブ41の先端部は駆動ロール11等ロール類のエッジまたはリブガイド17に引掛かったり乗り上げたりしないでスムーズに突合わせ部BUTTを通過することができ、中間転写ベルト4の振動や応力集中を軽減することができる。
【0053】
既述のように、テープ42の重合わせ部LAPは中間転写ベルト4の周回方向において摺接体に対して順方向に構成してある。しかし、このように構成した場合でも、重合わせ部分LAPは次のような理由により剥離するおそれがある。図5は中間ベルト端部の斜視図である。
【0054】
同図に示すように、駆動ロール11を通過するときに、中間転写ベルト4の最も外周部に配置されているテープ42は駆動ロール11の外周に沿った方向に大きな引張り力F3を受け、この引張り力F3はテープ42の重合わせ部LAPの接着を剥がすように作用する。この引張り力F3の印加および解放はアイドルロール12やテンションロール14等他のロールを通過するときにも作用する。したがって、この繰り返しにより、接着がはがれるおそれがある。
【0055】
そこで、本実施形態では、重合わせ部LAPの接合を、接着に加えてまたは接着に代えて融着で行うようにした。図6(a),(b)は,融着された重合わせ部LAPを示す要部拡大平面図および側面図である。同図において、テープ42の重合わせ部LAPの領域WPは溶融・凝固して接合部を形成している。融着の方法としては超音波融着が好ましいが、熱融着によってもよい。超音波融着方法に関しては、例えば特開平7−266422号公報に記載されているものを利用して、スポット融着することができる。
【0056】
前記領域WPは1点に限らず複数点で接合部を形成するようにしてもよい。また、接合部の領域Wは重合せ部LAPの中央付近にのみ形成するのではなく、テープ42の幅方向全域にわたる領域でテープ42を溶融・凝固して接合部を形成するのがより好ましい。図16は領域WPをテープ42の幅方向に拡張した例を示す中間転写ベルト4の要部拡大図である。同図において、領域WPの長さL3は2mm以上とするのが好ましく、一例として3,5mmとした。なお、重合せ部LAPの端部まで溶融・凝固して接合部の領域WPが形成されているのが好ましいが、一例として2mm程度の未融着長さ(L4)は許容される。
【0057】
図17は、テープ42の幅方向全域に領域WPを形成した場合(図16の例)のる破断強度およびT型剥離強度を、重合わせ部LAPの中央部に領域WPを形成した場合(図6の例)との比較において示した図である。なお、破断強度は,融着されたテープ42に対して中間転写ベルト4の周回方向に引張力を印加したときの破断強度である。また、T型剥離強度は、接着力の試験方法を規定したJIS(K6854)に従って試験した強度である。同図に示すように、破断強度およびT型剥離強度のいずれをとっても、融着領域WPをテープ42の幅方向全域にまで拡大したものは、重合せ部LAPの中央付近のみを融着したものの2倍となっている。
【0058】
前記引張り力F3による剥離を回避するため、上記融着に代えて、次の手段をとることができる。前記引張り力F3はテープ42の剛性が大きいほど、該テープ42を剥離するように作用する。そこで、テープ42の剛性を小さくする手段として、図7の手段を対策とすることができる。同図では、テープ42の両先端のうち、重合わせ部LAPで上側になる側の先端の該テープ幅方向での断面積を小さくしている。同図(a)では先端を細くし、図7(b)では、櫛状にして剛性を小さくしている。このように重合わせ部LAPで上側になるテープ42の先端の平面積を小さくすることによって、重合わせ部LAPにおいてロール類を通過するときの引張り力F3による伸びを容易にして剥離をなくすることができる。
【0059】
上記実施形態では、無端ベルトの一例として中間転写ベルトに関して説明したが、これに限らず、例えば前記感光体1に代えて感光体ベルトを用いる画像形成装置にも本発明を適用することはできる。
【0060】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、無端ベルトの外周面に設けられたベルト補強テープは、該テープに当接して摺動する摺接体が、前記重合わせ部を円滑に通過していくことができる。したがって、ベルト補強テープは摺接体を設けた場合にも容易に剥離することなく、ベルト側端部の保護機能を十分に果たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る中間転写ベルトの要部斜視図である。
【図2】 中間転写ベルトおよび駆動ロールの断面図である。
【図3】 中間転写ベルトの内周面を示す要部斜視図である。
【図4】 中間転写ベルトに設けられたリブの突合わせ部を示す要部平面図である。
【図5】 駆動ロールと中間転写ベルトとの係合部の斜視図である。
【図6】 ベルト補強テープの重合せ部の接合状態を示す図である。
【図7】 ベルト補強テープの重合せ部の形状を示す斜視図である。
【図8】 カラープリンタの要部構成を示す模式図である。
【図9】 中間転写ベルトの断面図である。
【図10】 駆動ロールと中間転写ベルトとの係合部の要部側面図である。
【図11】 中間転写ベルト側端部の盛り上がりを示す図である。
【図12】 中間転写ベルトの亀裂の状態を示す斜視図である。
【図13】 中間転写ベルトの側端部から親展した亀裂の状態を示す斜視図である。
【図14】 ベルトクリーナの正面図である。
【図15】 重ね合わせ部LAPと突合わせ部BUTTの距離LBと色ずれ評価の関連を示す図である。
【図16】 ベルト補強テープの重合せ部の接合状態を示す図である。
【図17】 ベルト補強テープの強度試験結果を示す図である。
【符号の説明】
1…感光体、 4…中間転写ベルト、 11…駆動ロール、 10…ベルトクリーナ、 17…リブガイド、 41…リブ、 42…ベルト補強テープ

Claims (12)

  1. トナー像を保持して搬送するトナー像担持体としての無端ベルトおよび該無端ベルトを張架搬送するための複数のロールからなるベルト張架手段を有する画像形成装置において、
    前記無端ベルトの外周面両端部に沿って設けられ、端部での重合わせ部を含むベルト補強テープを具備し、
    前記重あわせ部が、該ベルト補強テープに対する摺接体に対して順方向に構成されていることを特徴とする無端ベルトを用いた画像形成装置。
  2. 前記無端ベルトの内周面両端部に沿って設けられ、端部での突合わせ部を含むリブ部材をさらに具備し、
    前記ベルト補強テープの重合わせ部および前記リブ部材の突合わせ部を、該無端ベルトの周回方向で互いに予定距離離間させたことを特徴とする請求項1記載の無端ベルトを用いた画像形成装置。
  3. 前記予定距離は、前記ロールのうち、最大のラップ角を有するロールの該ラップ角に対応するロール外周長以上に設定したことを特徴とする請求項2記載の無端ベルトを用いた画像形成装置。
  4. 前記突合わせ部を形成する前記リブ部材の先端には該リブ部材に摺接する摺接体に対する逃げが形成されていることを特徴とする請求項2または3記載の無端ベルトを用いた画像形成装置。
  5. 前記摺接体に対する逃げは、前記リブ部材の先端側面に形成された勾配または弧状の面取りによって形成されていることを特徴とする請求項4記載の無端ベルトを用いた画像形成装置。
  6. 前記重合わせ部を形成しているベルト補強テープの先端同士は互いに融着によって接合されていることを特徴とする請求項1記載の無端ベルトを用いた画像形成装置。
  7. 前記融着による接合部は、前記ベルト補強テープの幅方向全域にわたって形成されているこを特徴とする請求項6記載の無端ベルトを用いた画像形成装置。
  8. 前記重合わせ部を形成しているベルト補強テープの先端部分のうち上に重ねられる方は、該ベルト補強テープの幅方向での断面積が減少させられていることを特徴とする請求項1記載の無端ベルトを用いた画像形成装置。
  9. 前記ベルト補強テープは、その幅が前記リブ部材の幅よりも大きく、かつ、その内側端面が前記リブ部材の内側端面よりも前記無端ベルトの幅方向中央部側に張り出して設けられていることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の無端ベルトを用いた画像形成装置。
  10. 前記ベルト補強テープが前記リブ部材よりも張り出している量は、前記無端ベルトが該無端ベルトを張架しているロール上で他方のリブ部材側に最大限ウォークした場合に、前記ベルト補強テープが前記ロールとの重なり部を有していることを特徴とする請求項9記載の無端ベルトを用いた画像形成装置。
  11. 前記ロールはその両端部に前記リブ部材の内側面に摺接するリブガイドを有していて、
    前記ベルト補強テープが前記リブ部材よりも張り出している量は、前記無端ベルトが該無端ベルトを張架しているロール上で他方のリブ部材側に最大限ウォークした場合に、前記ベルト補強テープが前記リブガイド周面との重なり部を有していることを特徴とする請求項9記載の無端ベルトを用いた画像形成装置。
  12. 前記無端ベルトの外周面に当接して該無端ベルトの表面を清浄化するクリーナブレードを有するベルトクリーナを具備し、
    前記ベルト補強テープ間の間隔が、前記クリーナブレードの長手方向寸法よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項1記載の無端ベルトを用いた画像形成装置。
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