JP2002068513A - 無端ベルトおよび無端ベルト駆動装置 - Google Patents

無端ベルトおよび無端ベルト駆動装置

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JP2002068513A
JP2002068513A JP2000253824A JP2000253824A JP2002068513A JP 2002068513 A JP2002068513 A JP 2002068513A JP 2000253824 A JP2000253824 A JP 2000253824A JP 2000253824 A JP2000253824 A JP 2000253824A JP 2002068513 A JP2002068513 A JP 2002068513A
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Hironao Shirai
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Junji Kanda
順治 神田
Kenji Okamoto
健二 岡本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クラックが発生するのを抑制することを可能
とした無端ベルトおよび簡単な構造の無端ベルト駆動装
置を提供する。 【解決手段】 無端のベルト本体100と、このベルト
本体100の縁部周面に両端部同士が重なり合うことな
く貼付され、両端面がベルト本体100の周回方向に対
して傾斜した補強テープ101,102と、前記両端部
にわたってこの両端部上に貼付された継ぎ目補強フィル
ム103,104とから無端ベルト1が形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
或はファクシミリ等の画像形成装置に好適な無端ベルト
およびその駆動装置に関するものである。さらに、本発
明は、前記駆動装置を用いた画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、無端ベルトにおいて、その縁部を
補強する補強テープの斜め方向にカットされた継ぎ目を
重ね合わせた構造を有するものが公知である(実公平7-
51307号公報)。そして、斯かる構造を採用することに
より、前記継ぎ目におけるクラック等の発生を防止し、
無端ベルトの耐久性の向上が図られている。また、ロー
ラの両端部近くに弾性部材を介して端部ローラが軸方向
に所定範囲内で移動可能に設けられ、前記ローラに巻き
掛けられた無端ベルトの縁部に設けられたリブに前記端
部ローラの端面を接触させて、前記無端ベルトに幅方向
に圧縮力を作用させ、その蛇行を防止するとともに、ク
ラックの発生を防止するようにした無端ベルト駆動装置
が一般に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】実公平7-51307号公報
に開示の前述した無端ベルトの場合、補強テープの継ぎ
目を重ね合わせており、重ね合わせ部分と他の部分の厚
みが異なるため、継ぎ目の段差部、即ち重ね合わせ部の
下側端部或は上側端部の近傍にてクラックが発生するこ
とがあった。このクラックの発生は、補強を強めるため
に補強テープの厚みを増大させた場合、無端ベルトが非
常に弱い強度の材料から形成されている場合、或は無端
ベルトが巻き掛けられた回転体が補強テープの厚みに相
当する段差を有することができない場合(例えば、フラ
ットな周面を有する感光体ドラムに無端ベルトの外側を
巻き掛ける場合)には、特に顕著であるという問題があ
った。また、前述した無端ベルト駆動装置の場合、ロー
ラの両端部近くに弾性部材を介して端部ローラが軸方向
に所定範囲内で移動可能に設けられているため、多くの
部材が必要となり、構造が非常に複雑になるとい問題が
ある。本発明は、斯る従来の問題点をなくすことを課題
としてなされたもので、クラックが発生するのを抑制す
ることを可能とした無端ベルトおよび簡単な構造の無端
ベルト駆動装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第一発明は、無端のベルト本体と、このベルト本体
の縁部周面に両端部同士が重なり合うことなく貼付さ
れ、両端面が前記ベルト本体の周回方向に対して少なく
とも部分的に傾斜した補強テープとから形成した。
【0005】また、第二発明は、第一発明の構成に加え
て、前記両端部にわたってこの両端部上に貼付された継
ぎ目補強フィルムを設けた。
【0006】さらに、第三発明は、第一または第二発明
の構成に加えて、前記両端部間の隙間が10mm以下であ
る構成とした。
【0007】さらに、第四発明は、第一または第二発明
の構成に加えて、前記両端部間の隙間が2mm以上6mm以
下である構成とした。
【0008】さらに、第五発明は、第二〜第四発明のい
ずれかの構成に加えて、前記継ぎ目補強フィルムが前記
補強テープの縁部の外方側面に揃えて貼付された構成と
した。
【0009】さらに、第六発明は、第一〜第五発明のい
ずれかの構成に加えて、前記無端ベルトの内周面に貼付
された前記補強テープの内周面の外方縁部に沿って貼付
された蛇行規制ゴムを有する構成とした。
【0010】さらに、第七発明は、前記無端ベルトが巻
き掛けられた駆動ローラを有する構成とした。
【0011】さらに、第八発明は、第7発明の構成に加
えて、前記駆動ローラが、前記無端ベルトの内周面に貼
付された前記補強テープの内周面の外方縁部に沿って貼
付された蛇行規制ゴムをその内方側面側からガイドする
段部を有する構成とした。
【0012】さらに、第九発明は、第7または第8発明
の構成と、無端ベルトを用い、画像を形成する作像手段
とからなる構成とした。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
したがって説明する。図1、2は、本発明の第一実施形
態に係る無端ベルト1を適用したフルカラープリンタP
を示し、無端ベルト1は中間転写ベルトととして用いら
れている。この他、このフルカラープリンタPは感光体
ドラム11、露光装置12、現像装置13Y,13M,
13C,13K、給紙カセット14、手差し給紙部15
および排紙部16を備えている。感光体ドラム11は、
帯電器21により帯電させられ、露光装置12、例えば
レーザ光学系からのレーザ光により、まずイエローの光
像の露光を受け、この露光により感光体ドラム11上に
イエローに対応する静電潜像が形成される。
【0014】現像装置13Y,13M,13C,13K
は、回転可能に設けられた現像ラック22に配設され、
それぞれイエロートナー(Y)、マゼンタトナー
(M)、シアン色トナー(C)およびブラックトナー
(K)を一種類ずつ収容している。そして、まず、現像
装置13Yにより前記静電潜像が感光体ドラム11上に
顕像化される。中間転写ベルトとして機能する無端ベル
ト1は、駆動ローラ23、テンションローラ24、クリ
ーナ対向ローラ25、巻き付けローラ26および電圧が
印加された一次転写電極ローラ27に巻き掛けられ、か
つ巻き付けローラ26および一次転写電極ローラ27に
より感光体ドラム11の周面に押付けられた状態で設け
られている。なお、テンションローラ24の軸は、無端
ベルト1に対してテンションを付与する調整可能な力の
作用を図示しない手段より常時受け、クリーナ対向ロー
ラ25は無端ベルト1上の残留トナーを除去するクリー
ナ28に対向配置されている。そして、駆動ローラ2
3、テンションローラ24、クリーナ対向ローラ25、
巻き付けローラ26および一次転写電極ローラ27を含
む無端ベルト駆動装置2Aが形成されている。また、無
端ベルト1は、感光体ドラム11の位置では、前記周面
に押付けられた状態で、この周面とともに周回し、これ
により感光体ドラム11上に形成された前記顕像は無端
ベルト1上に転写される。
【0015】無端ベルト1の周回位置は、その近傍に設
けられたセンサ29により検出され、その後、前記同様
にして、無端ベルト1の定位置に、感光体ドラム11上
におけるマゼンタ、シアン、黒の各色の顕像が順次転写
される。給紙カセット14内には転写紙が収容されてお
り、ここから、或は手差し給紙部15から転写紙は対を
なすタイミングローラ31を経て、駆動ローラ23に無
端ベルト1を押付けるように駆動ローラ23に対向配置
された二次転写ローラ32に導かれる。二次転写ローラ
32には、電圧が印加されており、ここで無端ベルト1
上のカラー像が転写紙に転写される。その後、転写紙は
無端ベルト1から自然分離して、除電針33により除電
された後、搬送部34を通り、定着部35にて加熱定着
され、排紙ローラ36を経て、排紙部16に送り出され
る。
【0016】さらに図2を参照しつつ、中間転写ベルト
として機能する無端ベルト1について詳述する。この無
端ベルト1は、無端のベルト本体100と、このベルト
本体100の外周面の両縁部に端部同士が重なり合うこ
となく貼付された補強テープ101,102と、補強テ
ープ101,102の各々の継ぎ目部を橋渡しするよう
に貼付された継ぎ目補強フィルム103,104と、こ
のベルト本体100の内周面の両縁部に端部同士が重な
り合うことなく貼付された補強テープ111,112
と、補強テープ111,112の内周面の外方縁部に貼
付された蛇行規制ゴム113,114とから形成されて
いる。また、中間転写ベルトとして用いられる無端ベル
ト1には、少なくともベルト本体100を貫くベルト周
回位置検出用の貫通孔121が穿設されている。無端ベ
ルト1の定位置への前述した転写は、この貫通孔121
が前述したセンサ29により検出されることにより行わ
れる。
【0017】ベルト本体100は、例えばポリカーボネ
ート、ポリサルフォン、ポリイミド系重合体、エチレン
/テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)等の有
機高分子材により形成されるのが好ましい。また、ベル
ト本体100は、シート状の材料を加工して形成しても
よい。補強テープ101,102、111,112は、
例えばポリエステル、ポリアミド、ポリプロピレン、ポ
リイミド系重合体等の有機高分子材料のなかでも比較的
高強度の材料により形成されるのが好ましい。継ぎ目補
強フィルム103,104についても、例えばポリエス
テル、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリイミド系重合
体等の有機高分子材料のなかでも比較的高強度の材料に
より形成されるのが好ましく、さらに伸縮性に優れた材
料が望ましい。蛇行規制ゴム113,114は、例えば
シリコンラバー、ポリウレタンゴム、NBRゴム等の耐摩
耗性に優れた材料により形成されるのが好ましい。
【0018】次に、無端ベルト1の各部およびこれと係
合する部分の構成について説明する。図3〜5は、無端
ベルト1と駆動ローラ23との係合部を示したもので、
駆動ローラ23は無端ベルト1を駆動する回転駆動部1
31と回転駆動部131に対して回転自在に設けられた
規制リング132とからなっている。規制リング132
の角部には、蛇行規制ゴム113が入り込む段部133
が形成され、蛇行規制ゴム113の内側の端面113a
と前記段部133の端面132aとが対向しており、蛇
行規制ゴム113の規制リング132側への移動が規制
されている。蛇行規制ゴム114についても同様で、蛇
行規制ゴム113の前記移動とは反対方向の移動が規制
され、無端ベルト1の蛇行防止が図られている。
【0019】ところで、図3では、端面113aと端面
132aとが平行になっているのに対して、図4では端
部132aが外に向かって端面113aから離れるよう
に5度〜20度程度傾斜しており、図5では端面113
aが外に向かって端面132aに接近するように傾斜し
ている。無端ベルト1の蛇行規制に関しては、図4およ
び図5に示すように端面113a或は132aを傾斜さ
せた場合の方が、図3に示す構造に比して、より有効で
あり、蛇行規制ゴム113が規制リング132に乗り上
げ難くなり、ベルト本体100の変形が抑制され、クラ
ックの発生防止になる。蛇行規制ゴム114についても
同様である。
【0020】図6および7は、ベルト周回位置検出用の
貫通孔121の詳細を示し、ここに示す例では、貫通孔
121はベルト本体100のみを貫き、補強テープ10
1および111はセンサ29の信号に対して透過性を有
する部材からなっている。図示するように、貫通孔12
1は矢印で示す無端ベルト1の進行方向に対して垂直な
直線部121a、前記進行方向に平行な直線部121
b,121c、直線部121aに対向する曲線部121
dおよび直線部121aと直線部121b,121cの
各々との間の曲線部121e,121fとからなってい
る。曲線部121d,121eおよび121fの半径
は、1mm以上、望ましくは2mm以上であるのがよく、前
記半径が1mm以下の場合には、その部分に応力集中が起
こり、そこからクラックが発生し易い。図6および7で
は、貫通孔121はベルト本体100のみを貫いている
が、本発明はこれに限定するものでなく、貫通孔121
が補強テープ101から補強テープ111まで貫くもの
をも含むことは当然である。
【0021】図8〜20を参照しつつ、補強テープ10
1,102および継ぎ目補強フィルム103,104に
ついて説明する。図8は補強テープ101および102
の各々の端面は矢印で示す無端ベルト1の進行方向に対
して傾斜しており、端部同士は互いに重なり合っていな
い。補強テープ101および102の各々の両端面間の
隙間は、10mm以下であり、望ましくは2mm以上6mm以
下であるのがよい。補強テープ111および112につ
いても同様である。この隙間が0mm以下の場合、無端ベ
ルト1の補強テープ101および102或は111およ
び112を貼付している側が凹形になったときに、凹形
になった補強テープ101および102或は111およ
び112の端面同士が突き当たり、無端ベルト1にこれ
を引き延ばそうとする力が局所的に作用し、クラックが
発生し易くなる。
【0022】前記隙間が設けられている場合、殆ど問題
はないが、前記隙間が小さ過ぎると無端ベルト1を巻き
掛け状態以外において取り扱う際に、それが曲がり過ぎ
ると前記同様に端面同士の突き当たりが生じことがあ
り、これを避けるために、前記隙間を2mm以上とするの
が好ましい。これに対して、前記隙間を10mm以上にす
ると、補強テープ101および102或は111および
112のない部分が大きくなり過ぎ、ベルト縁部補強の
効果が弱くなり、前記隙間の近傍からクラックが発生し
易くなる。このため、前記隙間を6mm以下にするのが望
ましく、さらに前記端部が接近していれば、所期の縁部
補強効果が達成される。
【0023】また、例えば補強テープ101を見ると、
図8において矢印(実線)で示すベルト進行方向に対し
て両端面は傾斜しており、左方端面の先端部の位置x1
が右方端面の先端部の位置x2よりも右方に位置してい
る。前記進行方向に垂直で無端ベルト1を横切る平面を
考えた場合、この平面を横切る補強テープ101の部分
は途切れることなく、常に存在する。これに対して、図
8中二点鎖線で示すように、補強テープ101の右方の
端面が左方の端面から離れ過ぎると、この右方端面の先
端部の位置x3が位置x1よりも右方に位置し、前記平面
を考えた場合、この平面を横切る補強テープ101の部
分が途切れる場合が存在する。即ち、この両端面間の隙
間の部分で補強テープ101が途切れることになる。こ
のように、補強テープ101が途切れることがないよう
にすることにより、無端ベルト1の縁部補強効果が向上
する。逆に、図8中二点鎖線で示すように、前記両端面
間の隙間が大きく、補強テープ101が途切れることが
ある場合には、前記縁部補強効果は極端に低下し、この
隙間の部分にてクラックが発生し易くなる。補強テープ
102についても同様のことが言える。
【0024】また、補強テープ101および102に、
これよりも小さい幅の継ぎ目補強フィルム103および
104が貼付されており、補強テープ101および10
2の端部がベルト本体100から剥がれるのを防止する
ようになっている。ベルト本体100に対して補強テー
プ101および102が凸側になるとき、前記端部の剥
がれに関して、補強テープ101および102の全幅に
わたって継ぎ目補強フィルム103および104が貼付
されている場合には問題がないが、そうではなく、補強
テープ101および102の全幅の一部にのみ継ぎ目補
強フィルム103および104を貼付する場合には、図
8に示すように補強テープ101および102の外方縁
部に合わせて継ぎ目補強フィルム103および104を
貼付するのが好ましい。また、補強テープ101および
102の全幅の一部に継ぎ目補強フィルム103および
104を貼付することにより、無端ベルト1に掛かる負
担を軽減し、クラック発生を抑制することになる。
【0025】図8に示す無端ベルト1は感光体ドラム1
1の周面に押付けられ、周回するが、この感光体ドラム
11の周面は、一般的には、段差がなく、その軸方向に
フラットである。そして、無端ベルト1は図9に示す断
面形状を有し、これが感光体ドラム11の周面に押付け
られると図10に示すように補強テープ101および1
02、継ぎ目補強フィルム103および104の部分で
変形する。この場合、補強テープ101および102の
両端部が重なり合っていないため、また継ぎ目補強フィ
ルム103および104も前記全幅の一部にしか貼付し
ていないため、ベルト本体100、補強テープ101お
よび102、継ぎ目補強フィルム103および104の
それぞれは、テープ或はフイルムの厚みによる小さい段
差によって変形するだけで、クラックが生じ難くなる。
【0026】なお、継ぎ目補強フィルム103および1
04は、基本的には、補強テープ101および102の
両端部の剥がれを防止するものであり、これに補強テー
プ101および102の厚みに相当する段差を形成して
も、この部分では必ず継ぎ目補強フィルム103および
104の厚みに相当するベルト変形が生じ、クラックが
発生し易い。したがって、少なくとも接着層を含めた継
ぎ目補強フィルム103および104の総厚みが補強テ
ープ101および102の総厚みよりも小さい方がクラ
ックを防止するには有利である。図11〜13は、図8
〜10に対応する従来の構造を有する無端ベルト10A
を比較のために示したもので、図8〜10に示す各部に
対応する図11〜13における部分については、便宜上
同一番号を付し、重複説明を省略する。
【0027】この場合、補強テープ101および102
の各々の両端部は重なり合うようにベルト本体100に
貼付され、継ぎ目補強フィルム103および104は補
強テープ101および102の全幅にわたって貼付され
ている。図12に示すように補強テープ101および1
02の一方の端部に他方の端部の段差による変形が生
じ、図13に示すように、ベルト本体100には、補強
テープ101および102の2枚の厚みと継ぎ目補強フ
ィルム103および104の1枚の厚みの計3枚の厚み
に相当する段差による変形が生じ、クラックが発生し易
くなっている。
【0028】図14は、本発明に係る無端ベルト1にお
ける別の補強テープ101および102を示し、矢印で
示すベルト進行方向に対して、補強テープ101および
102の端面を部分的に傾斜させて前記端面の鋭さを緩
和したもので、これにより補強テープ101および10
2の端部の剥がれがより抑制される。なお、図14中二
点鎖線で示すように、補強補強テープ101および10
2の右方の端部を左方の端部から離し過ぎることは、図
8に関して前述したように好ましくない。図15は、本
発明に係る無端ベルト1における別の継ぎ目補強フィル
ム103および104を示し、継ぎ目補強フィルム10
3および104の幅が補強テープ101および102の
幅よりも大きくなっている。この場合、補強テープ10
1および102の縁部から離れた内方側の厚みが増大
し、これに対応してベルト変形量は増し、クラックが生
じ易くなる反面、この点については、ベルト本体100
が十分な強度を有する場合には問題でない。また継ぎ目
補強フィルム103および104の幅が大きくなってお
り、このことは、補強テープ101および102の端部
の剥がれ防止には有効である。
【0029】なお、前述した補強テープ101および1
02の端部は、それぞれ直線的に形成されたものであっ
たが、本発明はこれに限定するものではなく、例えば図
16に示すように補強テープ101および102の端部
をアーチ形に形成してもよい。このように、矢印で示す
ベルト進行方向において、前記端部の鋭い部分がなくな
り、なだらかな凸形状が形成され、前記端部の剥がれを
防止するのに一層有効になる。
【0030】次に、補強テープ111および112、蛇
行規制ゴム113および114について説明する。図1
7に示すように、補強テープ111および112、蛇行
規制ゴム113および114のそれぞれの端部は、矢印
で示すベルト進行方向に対して傾斜させて形成されてお
り、かつ端部同士は重なり合っていない。また、無端ベ
ルト1の蛇行規制の途切れをなくすために、前記端部間
の隙間は小さくするのが好ましい。さらに、これらの端
部の位置と前述した補強テープ101および102の端
部の位置とは異ならせるのが好ましい。
【0031】図18は、図17に対応する従来の構造を
有する無端ベルト10Bを比較のために示したもので、
図17に示す各部に対応する図18における部分につい
ては、便宜上同一番号を付してある。この場合、補強テ
ープ111および112、蛇行規制ゴム113および1
14のそれぞれの端部は、矢印で示すベルト進行方向に
対して垂直に形成されている。このため、補強テープ1
11および112等が完全に途切れる状態が生じ、この
途切れた部分でクラックが発生し易い他、蛇行規制も途
切れることになる。
【0032】図19は、本発明に係る無端ベルト1の別
の補強テープ111および112、蛇行規制ゴム113
および114を示し、矢印で示すベルト進行方向に対し
て、補強テープ111および112の端面を部分的に傾
斜させて前記端面の鋭さを緩和した形状に形成されてい
る。また、この鋭さをなくすことにより、蛇行規制ゴム
113および114の端部は前記ベルト進行方向に対し
て垂直に形成されている。そして、斯かる形状にするこ
とにより、クラックの発生を一層抑制している。また、
蛇行規制ゴム113および114の端部間の隙間を小さ
くすることが可能にになる他、強い力が作用する蛇行規
制ゴム113および114の貼付面積、特にその端部で
の貼付面積を増大させ、その端部からの剥がれ防止の強
化が可能となる。
【0033】図20は、さらに別の補強テープ111お
よび112、蛇行規制ゴム113および114を示し、
補強テープ111および112の端部は前記ベルト進行
方向に対して傾斜させて形成され、蛇行規制ゴム113
および114の端部は前記ベルト進行方向に対して垂直
に形成されている。この場合、蛇行規制ゴム113およ
び114の端部間の隙間が大きくなり、蛇行規制の途切
れ、蛇行規制ゴム113および114の端部の規制リン
グ132への乗り上げによる振動が生じる場合がある
が、前記端部の剥がれ防止は強化される。
【0034】図21は、さらに別の補強テープ111お
よび112、蛇行規制ゴム113および114を示し、
補強テープ111および112の各端部と蛇行規制ゴム
113および114の各端部とが異なる位置に設けられ
ている。この場合、補強テープ111および112の貼
付の後にしか蛇行規制ゴム113および114の貼付作
業を行うことができないが、蛇行規制ゴム113および
114の端部間の隙間は小さくすることができる。
【0035】図22は、中間転写用の前述した無端ベル
ト1が適用された別の無端ベルト駆動装置2Bを示した
ものである。前記同様、無端ベルト1は駆動ローラ2
3、テンションローラ24、クリーナ対向ローラ25、
巻き付けローラ26および一次転写電極ローラ27に巻
き掛けられている。また、クリーナ対向ローラ25に対
向してクリーナ28が設けられ、無端ベルト1の外側に
はカバー141が設けられている。テンションローラ2
4の軸には、固定ピン142にコイル中心部が回転自在
に保持されたねじりコイルばね143の一方の端部が係
合し、このねじりコイルばね143の他方の端部は複数
の位置に穿設されたテンション調整穴144の一つに係
止されている。そして、前記他方の端部が係止されるテ
ンション調整穴144の一つを適宜選択することによ
り、ねじりコイルばね143の作用でテンションローラ
24は無端ベルト1に適正なテンションを付与するよう
になっている。換言すれば、前記テンションの強弱は、
前記他方の端部が係止されるテンション調整穴144を
変えることにより調整される。
【0036】図23は、無端ベルト1に対するテンショ
ンを付与するテンションローラ24の軸に力を作用させ
る別のテンション付与手段150を示したものである。
テンション付与手段150は、前記軸を支持する軸受1
51を保持するばね152を有し、このばね152は定
位置に固定されたケーシング153内に収容されてい
る。ケーシング153の底部にはこれを貫いてねじ孔が
穿設されており、このねじ孔にばね152の端部を押上
げるねじ154が螺合している。そして、このねじ孔か
らのねじ154の突出量を変えることによりばね152
による前記テンションの大きさが調整できるようになっ
ている。
【0037】ところで、図2に示すように前述したベル
ト周回位置検出用の貫通孔121が無端ベルト1の片側
の縁部に形成されており、この部分での無端ベルト1の
強度は弱くなり、その近傍からクラックは発生し易くな
る。一般に、無端ベルトは、それが巻き掛けられている
状態、この巻き掛けられている機器の各々の部品精度に
影響され、一方の側にずれてゆく傾向にある。そのた
め、無端ベルトのずれてゆく側の縁部に蛇行規制力が強
く作用し、この側に前記貫通孔121が設けられている
場合には、この部分でクラックは非常に発生し易くな
る。したがって、前述したテンション調整穴144の位
置を調整して、無端ベルトに作用する左右のテンション
の均衡を保ち、前記貫通孔121の側に偏った蛇行規制
力が作用しないようにすることにより、クラックの発生
を抑制し、ベルト寿命を長くすることが可能になる。
【0038】また、クラックが発生する時期を予想する
ことができる場合には、未然に左右のテンションを変え
て、クラックの発生が近付きつつある側に比してこれと
は反対側により大きな蛇行規制力が作用するようにして
もよく、これを自動的行う、テンション調整機構を設け
てもよい。なお、前述した実施形態はフルカラープリン
タに適用して述べたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、複写機、ファクシミリ等を含む画像形成装置
全般に適用され、画像形成装置は電子写真方式、静電記
録方式、直接記録方式等いずれの方式を採用しているか
は問わない。
【0039】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、第一発
明によれば、無端のベルト本体と、このベルト本体の縁
部周面に両端部同士が重なり合うことなく貼付され、両
端面が前記ベルト本体の周回方向に対して少なくとも部
分的に傾斜した補強テープとから形成してある。このた
め、補強テープに段差が生じず、かつ重なり合う場合の
ような厚みが2倍になる部分もなく補強テープによりベ
ルト本体に生じる変形量を小さくすることができる他、
傾斜させて前記両端面が形成されていることから補強テ
ープがその幅方向に見た場合に途切れをなくし易くな
り、この結果クラックの発生を抑制でき、ベルト本体の
良好な縁部保護が長く保たれるという効果を奏する。
【0040】また、第二発明によれば、前記両端部にわ
たってこの両端部上に貼付された継ぎ目補強フィルムを
設けてある。このため、第一発明による効果に加えて、
前記補強テープの端部を継ぎ目補強フィルムで補強し、
補強テープの端部での剥がれを防止することができ、よ
り一層ベルト本体の良好な縁部保護が長く保たれるとい
う効果を奏する。
【0041】さらに、第三発明によれば、前記両端部間
の隙間が10mm以下である構成としてある。このため、
第一発明による効果に加えて、前記途切れを生じなく
し、さらに前記ベルト本体に対する補強を強めることが
できるという効果を奏する。
【0042】さらに、第四発明によれば、前記両端部間
の隙間が2mm以上6mm以下である構成としてある。この
ため、第一または第二発明の効果を一層確実なものにす
ることができるとともに、前記補強テープの端面同士が
突き当たるのを回避でき、ベルト本体に過大なテンショ
ンを加えることなく、より一層クラックを防止すること
が可能になるという効果を奏する。
【0043】さらに、第五発明によれば、前記継ぎ目補
強フィルムが前記補強テープの縁部の外方側面に揃えて
貼付された構成としてある。このため、前記各発明の効
果に加えて、補強テープの端部の剥がれ防止が可能にな
るという効果を奏する。
【0044】さらに、第六発明によれば、前記無端ベル
トの内周面に貼付された前記補強テープの内周面の外方
縁部に沿って貼付された蛇行規制ゴムを有する構成とし
てある。このため、前記各発明の効果に加えて、前記ベ
ルト本体の蛇行が規制され、ベルト本体の変形が抑制さ
れ、さらに一層クラックの発生を防止することができる
という効果を奏する。
【0045】さらに、第七発明によれば、無端ベルト駆
動装置であって、前記無端ベルトが巻き掛けられた駆動
ローラを有する構成としてある。このように、クラック
が発生し難く、ベルト本体の縁部の良好な保護がなされ
た無端ベルトを採用したことにより、メンテナンスの手
間を軽減できるという効果を奏する。
【0046】さらに、第八発明によれば、前記駆動ロー
ラが、前記無端ベルトの内周面に貼付された前記補強テ
ープの内周面の外方縁部に沿って貼付された蛇行規制ゴ
ムをその内方側面側からガイドする段部を有する構成と
してある。このため、簡単な構成で、第七発明による効
果をさらに高めることができるという効果を奏する。
【0047】さらに、第九発明によれば、第7または第
8発明の構成と、無端ベルトを用い、画像を形成する作
像手段とからなる構成としてある。このため、簡単な構
成からなる前記無端ベルト駆動装置を用い、良好な画像
を形成することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る無端ベルトおよび無端ベルト駆
動装置を適用したフルカラープリンタの概略構成を示す
図である。
【図2】 図1に示す装置における無端ベルトの斜視図
である。
【図3】 図2に示す無端ベルトの駆動部を示す部分断
面図である。
【図4】 図2に示す無端ベルトの別の駆動部を示す部
分断面図である。
【図5】 図2に示す無端ベルトのさらに別の駆動部を
示す部分断面図である。
【図6】 図2に示す無端ベルトの周回位置検出用貫通
孔を示す部分断面図である。
【図7】 図6に示す部分の平面図である。
【図8】 図2に示す無端ベルトの補強テープおよび継
ぎ目補強フィルムを示す部分平面図である。
【図9】 図8のIX-IX線断面図である。
【図10】 図8のX-X線断面図である。
【図11】 従来の無端ベルトの補強テープおよび継ぎ
目補強フィルムを示す部分平面図である。
【図12】 図11のXII-XII線断面図である。
【図13】 図11のXIII-XIII線断面図である。
【図14】 図2に示す無端ベルトの別の補強テープお
よび継ぎ目補強フィルムを示す部分平面図である。
【図15】 図2に示す無端ベルトのさらに別の補強テ
ープおよび継ぎ目補強フィルムを示す部分平面図であ
る。
【図16】 図2に示す無端ベルトのさらに別の補強テ
ープの端部を示す部分平面図である。
【図17】 図2に示す無端ベルトの補強テープおよび
蛇行規制ゴムを示す部分平面図である。
【図18】 従来の無端ベルトの補強テープおよび蛇行
規制ゴムを示す部分平面図である。
【図19】 図2に示す無端ベルトの別の補強テープお
よび蛇行規制ゴムを示す部分平面図である。
【図20】 図2に示す無端ベルトのさらに別の補強テ
ープおよび蛇行規制ゴムを示す部分平面図である。
【図21】 図2に示す無端ベルトのさらに別の補強テ
ープおよび蛇行規制ゴムを示す部分平面図である。
【図22】 図2に示す無端ベルトを適用した別の無端
ベルト駆動装置を示す図である。
【図23】 図1或は図22に示す無端ベルト駆動装置
におけるテンションローラの別の保持部を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 無端ベルト 100 ベルト本体 101,102 補強テープ 103,104 継ぎ目補強フィルム 111,112 補強テープ 113,114 蛇行規制ゴム
【手続補正書】
【提出日】平成12年9月7日(2000.9.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
フロントページの続き (72)発明者 白井 宏尚 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 神田 順治 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 岡本 健二 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2H032 AA05 BA09 BA18 BA23 3F049 AA01 AA02 BA03 BB11 LA02 LA05 LA07 LB03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端のベルト本体と、このベルト本体の
    縁部周面に両端部同士が重なり合うことなく貼付され、
    両端面が前記ベルト本体の周回方向に対して少なくとも
    部分的に傾斜した補強テープとから形成したことを特徴
    とする無端ベルト。
  2. 【請求項2】 前記補強テープの前記両端部にわたって
    この両端部上に貼付された継ぎ目補強フィルムを設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の無端ベルト。
  3. 【請求項3】 前記両端部間の隙間が10mm以下である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の無端ベル
    ト。
  4. 【請求項4】 前記両端部間の隙間が2mm以上6mm以下
    であることを特徴とする請求項1または2に記載の無端
    ベルト。
  5. 【請求項5】 前記継ぎ目補強フィルムが前記補強テー
    プの縁部の外方側面に揃えて貼付されたことを特徴とす
    る請求項2〜4のいずれかに記載の無端ベルト。
  6. 【請求項6】 前記無端ベルトの内周面に貼付された前
    記補強テープの内周面の外方縁部に沿って貼付された蛇
    行規制ゴムを有することを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれかに記載の無端ベルト。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の無端ベ
    ルトが巻き掛けられた駆動ローラを有することを特徴と
    する無端ベルト駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記駆動ローラが、前記無端ベルトの内
    周面に貼付された前記補強テープの内周面の外方縁部に
    沿って貼付された蛇行規制ゴムをその内方側面側からガ
    イドする段部を有することを特徴とする請求項7に記載
    の無端ベルト駆動装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または8に記載の無端ベルト駆
    動装置と、無端ベルトを用い、画像を形成する作像手段
    とからなることを特徴とする画像形成装置。
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