JP3646868B2 - 油圧緩衝器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリンダの端部に設けられ且つ該シリンダ内を摺動するピストンロッドを案内すると共に、前記ピストンロッドの伸び側のストロークエンドで該ピストンロッドに固着されるリバウンドストッパと当接するロッドガイドを有する油圧緩衝器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車等に用いられる油圧緩衝器においては、ピストンロッドに設けられたリバウンドストッパが当接するロッドガイドとして、燒結金属により形成されているものが知られているが、燒結金属により形成されるものは、重量,製造コスト等の観点から問題があったため、近年では、図4に示すような、板材をプレス成形することにより製造したロッドガイド8が利用される傾向にある。しかし、板材をプレス成形することにより製造したロッドガイドの場合、強度面で問題があった。即ち、図4のように、リバウンドストッパ4が当接した際、ロッドガイド8には、矢印で示す方向に集中して力が加わるため、図5に示すように、ロッドガイド8が変形し、内筒部8bが上方に移動してしまっていた。このため、ピストンロッド5の摺動抵抗が増大し、ピストンロッド5が滑らかに摺動できないという問題があった。このような変形を防止したロッドガイドとして、例えば、特開平10−281204号公報に示されるように、ロッドガイドのリバウンドストッパ当接面の一部に屈曲部を形成したり、実用新案登録第2520280号公報に示されるように、ロッドガイドのリバウンドストッパ当接面に別の部材を取り付けることにより、衝撃に対する強度を高め、ロッドガイドの変形を防止するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のように、ロッドガイドのリバウンドストッパ当接面の一部に屈曲部を形成したものでは、屈曲部が形成された部分には、リバウンドストッパが当接せず、リバウンドストッパのロッドガイドに当接する部分だけが局部的に摩耗するため、リバウンドストッパの耐久性に問題があった。また、ロッドガイドのリバウンドストッパ当接面に別の部材を取り付けるものでは、部品点数が増加してしまい、製造コストの面で問題があった。
【0004】
本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、ロッドガイドがリバウンドストッパから受ける力を分散させることにより、ロッドガイドが変形することのない油圧緩衝器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、請求項1に係る発明においては、シリンダの端部に設けられ且つ該シリンダ内を摺動するピストンロッドを案内すると共に、前記ピストンロッドの伸び側のストロークエンドで該ピストンロッドに固着されるリバウンドストッパと当接するロッドガイドを有する油圧緩衝器において、前記ロッドガイドは、板材により形成されると共に、前記ピストンロッドの外周に対応した内筒部と、該内筒部の下端部から半径方向に水平状に延設され前記リバウンドストッパが当接する当接平面部と、該当接平面部の外端部から前記シリンダの内周面に向けて下り傾斜して延設され前記リバウンドストッパの外周部が当接する当接斜面部と、該当接斜面部の下端部から上方に向けて垂直状に延設され前記シリンダの内周面と嵌合するシリンダ嵌合部と、を有することを特徴とする。このように構成することにより、ロッドガイドに対するリバウンドストッパからの力が一方向に集中することがないため、ロッドガイドの変形を防止することができ、ピストンロッドを常に滑らかに摺動させることができる。
【0006】
また、請求項2に係る発明においては、前記当接斜面部は、平面状に形成されていることを特徴とする。このように構成することにより、ロッドガイドの製造工程において、当接斜面部を容易に形成することができるため、ロッドガイドの製造コストを低減することができる。
【0007】
更に、請求項3に係る発明においては、前記当接斜面部は、曲面状に形成されていることを特徴とする。このように構成することにより、ロッドガイドに対するリバウンドストッパからの力を多方向に分散させることができるため、よりロッドガイドの変形を防止することができ、ピストンロッドを常に滑らかに摺動させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。まず、図1を参照して、実施形態に係る油圧緩衝器1の概略について説明する。図1は、油圧緩衝器1の内部を示す断面図である。
【0009】
図1において、油圧緩衝器1は、オイルが充填されるシリンダ2と、該シリンダ2内を摺動するピストンロッド5と、該ピストンロッド5の一端に取り付けられるピストン3と、シリンダ2の端部に設けられてピストンロッド5の摺動を案内するロッドガイド8と、ピストンロッド5に設けられてピストンロッド5が伸び側のストロークエンドに至ったときにロッドガイド8に当接するリバウンドストッパ4と、油圧緩衝器1の外形を構成するアウタチューブ6と、シリンダ2の底部に取り付けられるベース7と、から構成されている。
【0010】
図1に示すように、油圧緩衝器1は、上方をロッドガイド8、下方をベース7により塞いだシリンダ2と、このシリンダ2を外側から覆い、上方をオイルシール20で塞いだアウタチューブ6と、により二重構造で構成されている。シリンダ2とアウタチューブ6との間には、リザーバ室11が形成され、リザーバ室11の内部には、不活性ガスである低圧窒素ガス等が封入されている。シリンダ2の内部には、オイルが充填されると共に、ピストンロッド5の先端に取り付けられたピストン3が摺動自在に嵌入されており、このピストン3によりシリンダ2内が上液室9と下液室10とに区画されている。下液室10は、リザーバ室11の下部と、図示しない連通路を介して連通されている。また、ピストン3には、図示しないオリフィスが形成されており、ピストン3がシリンダ2内で摺動した場合にシリンダ2内のオイルがオリフィスを通過し、オイルがオリフィスを通過する際の流動抵抗によってピストン3の振動が減衰されることとなる。
【0011】
次に、本実施形態の要部を構成するロッドガイド8について図2を参照して説明する。図2は、実施形態に係るロッドガイド8が取り付けられた油圧緩衝器1の上部を示す断面図である。
【0012】
図2において、ロッドガイド8は、板材(例えば、SPC材等)をプレス加工することにより形成されるものである。ロッドガイド8の内側中心部には、ピストンロッド5の外周に対応する内筒部8bが形成されている。この内筒部8bの上方は、ピストンロッド5側に向かってほぼ直角に曲げられて、ロッド挿通面8aとして形成され、このロッド挿通面8aの中心には、ピストンロッド5が挿通される図示しないロッド挿通穴が穿設されている。なお、内筒部8bの内側には、ピストンロッド5が摺動するガイドブッシュ31が嵌入されている。
【0013】
内筒部8bの下端部からは、半径方向に水平状に当接平面部8cが形成され、この当接平面部8cの外端部からは、シリンダ2の内周面に向けて下り傾斜して当接斜面部8dが平面状に形成されている。また、当接斜面部8dの下端部からは、上方に向けて垂直状にシリンダ嵌合部8eが形成されており、このシリンダ嵌合部8eの径寸法は、シリンダ2の内径寸法とほぼ同寸法で形成されている。シリンダ嵌合部8eの上端部からは、内周側に向かってほぼ直角に水平部8fが形成されており、水平部8fの内周側の端面は、屈曲部8gを形成しながら外周側に向かって折り曲げられ、水平部8fと密着するシリンダ当接部8hに連結している。更にシリンダ当接部8hの外端部からは、上方に向けて垂直状に外筒部8iが形成され、この外筒部8iの上端面には、オイル戻し穴8jが複数箇所設けられている。
【0014】
しかして、ロッドガイド8は、シリンダ嵌合部8eをシリンダ2に挿入し、シリンダ当接部8hの下面側がシリンダ2の上端面に当接する位置まで圧入することにより、シリンダ2に取り付けられる。このように取り付けられたロッドガイド8により、ピストンロッド5の摺動が案内され、また、ピストンロッド5が摺動する際、ロッドガイド8の内筒部8bの内側に嵌入されたガイドブッシュ31により、摩擦抵抗が軽減される。
【0015】
ロッドガイド8の上方には、シール本体21とシール部材22とから構成されるオイルシール20が設けられている。シール本体21は、中心に穴が穿設されて環状に形成されるものであり、シール部材22は、ゴム等の弾性部材により形成され、シール本体21の内周及び上下面に取り付けられるものである。シール部材22の内周面上下には、挿通されたピストンロッド5に密着するシール用上リップ25及びシール用下リップ26が形成されている。また、シール用下リップ26の外側周回には、シール用下リップ26をピストンロッド5により密着させてオイルをシールさせるためのバネ部材24が取り付けられている。更に、シール用下リップ26の外側周回には、下方に向かってチェック用リップ23が突設されている。
【0016】
しかして、シール本体21の外周をアウタチューブ6に挿入してシール本体21の下面がロッドガイド8の上端に当接するまでオイルシール20を圧入した後、アウタチューブ6の上端面を図2に示すように、ピストンロッド5側に折り曲げてカシメることにより、オイルシール20がアウタチューブ6に取り付けられる。このとき、シール部材22のチェック用リップ23は、ロッドガイド8のシリンダ当接部8hの上面に当接し、また、オイルシール20とロッドガイド8との間に上室30が形成されることとなる。この上室30には、上液室9からピストンロッド5とガイドブッシュ31との間の隙間を通って上昇したオイルが入り込むようになっており、この上室30内のオイルの圧力が高くなるとチェック用リップ23を弾性変形させて上室30内のオイルを通過させるようにしている。チェック用リップ23を弾性変形させて通過したオイルは、ロッドガイド8の上端面に形成されたオイル戻し穴8jを通って、リザーバ室11に戻されることとなる。
【0017】
しかして、上記の油圧緩衝器1において、ピストンロッド5が上方に移動した際、図2に示すように、リバウンドストッパ4がロッドガイド8に当接して、ピストンロッド5のそれ以上の上動を制限するようになっている。即ち、リバウンドストッパ4がロッドガイド8に当接した位置がピストンロッド5の伸び方向のストロークエンドとなる。
【0018】
リバウンドストッパ4がロッドガイド8に当接した際、リバウンドストッパ4上面の外周部及び内周部は、図2に示すように、それぞれロッドガイド8の当接斜面部8d及び当接平面部8cに当接する。この場合、当接平面部8cがリバウンドストッパ4から受ける力は、図2に示す矢印のうち、ピストンロッド5の側方に示すピストンロッド5と平行な矢印の方向の力となる。また、当接斜面部8dがリバウンドストッパ4から受ける力は、図2に示す矢印のうち、右側に示すロッドガイド8の外周側に向けて分散する方向の力となる。このロッドガイド8の外周側に向けて分散した力は、シリンダ2の外周面で受ける形となるが、シリンダ2は、高い強度を有するため、変形等することはない。このように、ロッドガイド8に対するリバウンドストッパ4からの力がピストンロッド5と平行な方向の一方向に集中することがないので、ロッドガイド8が変形することがなく、このため、ピストンロッド5を滑らかに摺動させることができる。また、当接斜面部8dが平面状に形成されているため、ロッドガイド8の製造工程において、当接斜面部8dを容易に形成することができ、ロッドガイド8の製造コストを低減することができる。
【0019】
なお、上記した実施形態(以下、第1実施形態という)においては、ロッドガイド8の当接斜面部8dは、平面状(側方断面から見て直線状)に形成されているものを示したが、平面状に形成されているものに限らず、曲面状(側方断面から見て円弧状)に形成されているものであってもよい。このような実施形態(以下、第2実施形態という)について、図3を参照して説明する。図3は、第2実施形態に係るロッドガイド8が取り付けられた油圧緩衝器1の上部を示す断面図である。なお、上記した油圧緩衝器1に係る第1実施形態と同一の機能を有する部品には、同一の符号を付した。
【0020】
第2実施形態に係るロッドガイド8においては、図3に示すように、当接斜面部8dが曲面状に形成されている。このため、当接斜面部8dが平面状に形成された場合にも増して、ロッドガイド8に対するリバウンドストッパ4からの力を多方向に分散させることができるため、よりロッドガイド8の変形を防止することができ、更にピストンロッド5を常に滑らかに摺動させることができる。なお、第2実施形態に係るロッドガイド8は、当接斜面部8dが曲面状に形成されている以外は、第1実施形態に係るロッドガイド8と全く同様である。
【0021】
以上、実施形態について詳細に説明してきたが、本実施形態においては、シリンダ2の端部に設けられ且つ該シリンダ2内を摺動するピストンロッド5を案内すると共に、前記ピストンロッド5の伸び側のストロークエンドで該ピストンロッド5に固着されるリバウンドストッパ4と当接するロッドガイド8を有する油圧緩衝器1において、前記ロッドガイド8は、板材により形成されると共に、前記ピストンロッド5の外周に対応した内筒部8bと、該内筒部8bの下端部から半径方向に水平状に延設され前記リバウンドストッパ4が当接する当接平面部8cと、該当接平面部8cの外端部から前記シリンダの内周面に向けて下り傾斜して延設され前記リバウンドストッパ4の外周部が当接する当接斜面部8dと、該当接斜面部8dの下端部から上方に向けて垂直状に延設され前記シリンダ2の内周面と嵌合するシリンダ嵌合部8eと、を有することにより、ロッドガイド8に対するリバウンドストッパ4からの力が一方向に集中することがないため、ロッドガイド8の変形を防止することができ、ピストンロッド5を常に滑らかに摺動させることができる。
【0022】
また、本実施形態においては、前記当接斜面部8dは、平面状に形成されていることにより、ロッドガイド8の製造工程において、当接斜面部8dを容易に形成することができるため、ロッドガイド8の製造コストを低減することができる。
【0023】
更に、本実施形態においては、前記当接斜面部8dは、曲面状に形成されていることにより、ロッドガイド8に対するリバウンドストッパ4からの力を多方向に分散させることができるため、よりロッドガイド8の変形を防止することができ、ピストンロッド5を常に滑らかに摺動させることができる。
【0024】
なお、上記した実施形態においては、ロッドガイド8のリバウンドストッパ4が当接する面は、水平面である当接平面部8c及び傾斜面である当接斜面部8dで構成されているものを示したが、このように構成されるものに限らず、例えば、ロッドガイド8の底面全体が、ロッドガイド8の外周に向かって下り傾斜する傾斜面又は曲面で形成されているもののように、リバウンドストッパ4からの力をロッドガイド8の外周側に向けて分散させる形状ものであればよい。
【0025】
【発明の効果】
以上、説明したところから明らかなように、請求項1に係る発明においては、ロッドガイドに対するリバウンドストッパからの力が一方向に集中することがないため、ロッドガイドの変形を防止することができ、ピストンロッドを常に滑らかに摺動させることができる。
【0026】
また、請求項2に係る発明においては、ロッドガイドの製造工程において、当接斜面部を容易に形成することができるため、ロッドガイドの製造コストを低減することができる。
【0027】
更に、請求項3に係る発明においては、ロッドガイドに対するリバウンドストッパからの力を多方向に分散させることができるため、よりロッドガイドの変形を防止することができ、ピストンロッドを常に滑らかに摺動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧緩衝器の内部を示す断面図である。
【図2】第1実施形態に係るロッドガイドが取り付けられた油圧緩衝器の上部を示す断面図である。
【図3】第2実施形態に係るロッドガイドが取り付けられた油圧緩衝器の上部を示す断面図である。
【図4】従来のロッドガイドが取り付けられた油圧緩衝器の上部を示す断面図である。
【図5】従来のロッドガイドが変形した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 油圧緩衝器
2 シリンダ
3 ピストン
4 リバウンドストッパ
5 ピストンロッド
6 アウタチューブ
7 ベース
8 ロッドガイド
8a ロッド挿通面
8b 内筒部
8c 当接平面部
8d 当接斜面部
8e シリンダ嵌合部
8f 水平部
8g 屈曲部
8h シリンダ当接部
8i 外筒部
8j オイル戻し穴
9 上液室
10 下液室
11 リザーバ室
20 オイルシール
21 シール本体
22 シール部材
23 チェック用リップ
24 バネ部材
25 シール用上リップ
26 シール用下リップ
30 上室
31 ガイドブッシュ
Claims (3)
- シリンダの端部に設けられ且つ該シリンダ内を摺動するピストンロッドを案内すると共に、前記ピストンロッドの伸び側のストロークエンドで該ピストンロッドに固着されるリバウンドストッパと当接するロッドガイドを有する油圧緩衝器において、
前記ロッドガイドは、板材により形成されると共に、前記ピストンロッドの外周に対応した内筒部と、該内筒部の下端部から半径方向に水平状に延設され前記リバウンドストッパが当接する当接平面部と、該当接平面部の外端部から前記シリンダの内周面に向けて下り傾斜して延設され前記リバウンドストッパの外周部が当接する当接斜面部と、該当接斜面部の下端部から上方に向けて垂直状に延設され前記シリンダの内周面と嵌合するシリンダ嵌合部と、を有することを特徴とする油圧緩衝器。 - 前記当接斜面部は、平面状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の油圧緩衝器。
- 前記当接斜面部は、曲面状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の油圧緩衝器。
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