JP3642402B2 - 日付印 - Google Patents
日付印 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3642402B2 JP3642402B2 JP2000021028A JP2000021028A JP3642402B2 JP 3642402 B2 JP3642402 B2 JP 3642402B2 JP 2000021028 A JP2000021028 A JP 2000021028A JP 2000021028 A JP2000021028 A JP 2000021028A JP 3642402 B2 JP3642402 B2 JP 3642402B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adjustment
- adjustment dial
- guide boss
- date stamp
- outer case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、日付印字用の印字ユニットと、これを収容するケースと、印字ユニットの印字面の高さを調整するための調整機構とを備えている日付印に係り、なかでもケース上端に設けた調整ダイヤルを回転操作するだけで印字面の高さ調整が行える日付印に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の日付印は実公平2−28059号公報に公知である。そこでは、図8に示すように外ケース50の上面壁にガイドボス51を設け、ガイドボス51で上下スライド自在に、しかし回転は不能に支持したねじ筒52と、このねじ筒52にねじ込まれる調整ダイヤル53とで調整機構を構成している。調整ダイヤル53の下面には、ガイドボス51に内嵌する軸部54と、先のねじ筒52にねじ込まれるねじ軸55とが設けてある。軸部54に設けた係合リブ56を、ガイドボス51の内面に設けた周回溝57に圧嵌係合することにより、調整ダイヤル53をガイドボス51で回転自在に抜け止め保持している。ねじ筒52の下端は、印字ユニット58のフレーム59の上端壁に接当する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の調整機構によれば、調整ダイヤル53を回転操作するだけで、印字ユニット58の印字面高さを簡単に変更調整できる。問題は、調整ダイヤル53の抜け止めを軸部54に設けた係合リブ56と、ガイドボス51の内面に凹み形成した周回溝57とで行うので、周回溝57を形成する際に成形用金型を無理抜きしなければならず、無理抜きに伴う形状や寸法のばらつきによって、調整ダイヤル53をガイドボス51に圧嵌係合したときの、係合隙間や嵌合隙間が広い範囲にわたってばらついてしまう点にある。先の隙間が大きいと、調整ダイヤル53は僅かな外力を受けただけで回動し、印字面の高さが狂いやすい。逆に先の隙間が小さいと、調整ダイヤル53を回動するときの操作抵抗が増し、操作し難くなる。周回溝57の溝深さを小さくすると、係合隙間等のばらつきをある程度まで抑止できるが、皆無にできる訳ではないうえ、落下衝撃等の強い外力を受けた場合に、調整ダイヤル53がガイドボス51から抜け外れるおそれがある。
【0004】
調整ダイヤル53はガイドボス51および外ケース50に対して回転自在に組み付けてある。そのため、ごく僅かに印字面の高さを変更したい場合に、調整ダイヤル53を回し過ぎる傾向にあり、試行錯誤を繰り返した後でないと、適正な高さ調整を行えない点、あるいは高さ調整に手間が掛かる点に問題があった。さらに、印字内容を表わす表示カードが前印表示を兼ねる場合に、表示カードを調整機構側に付設することができない点にも改良の余地があった。
【0005】
この発明の目的は、調整ダイヤルの外ケースに対する組み付け構造を改良して、部品点数を増加することもなく、また組み立てのしやすさも従前通りでありながら、調整ダイヤルの操作力をほぼ一定にでき、従って印字面の高さ調整作業が容易にしかも確実に行える日付印を提供することにある。この発明の目的は、調整ダイヤルと外ケースとの間に、一定量の調整を行う毎にクリック感を生じる節動機構が設け、このクリック感を目安にして高さ調整を行うことにより、印字面の高さ調整が簡単かつ的確に行える日付印を提供することにある。
【0006】
この発明の目的は、無理抜き等の異常成形を行う必要もなく、調整機構の構成部品を成形でき、従って調整機構を単に組み立てるだけで摺り合わせや組み換え等の調整作業を行う必要もなく、所定の操作力を発揮できる生産性に優れた日付印を提供することにある。この発明の目的は、調整機構に前印表示を兼ねる表示カードを配置して、印字内容の表示と、印字すべき方向とを同時に表示でき、従って印字すべき日付印の選定ミスや印字方向のミスを一掃できる日付印を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明の日付印は、図2に示すごとく内ケース1Aの内部に、複数個の印字ベルト6を備えた印字ユニット2が上下動自在に収容され、ばね7で上方の印面変更位置へ向かって移動付勢してある。内ケース1Aに外嵌する外ケース1Bに、印字ユニット2をばね7の付勢力に抗して受け止めて、印字ユニット2の印字面の高さ調整を行う調整機構を設ける。この調整機構は、図1および図3に示すごとく外ケース1Bの上部に設けたガイドボス20と、このガイドボス20に対して回転自在に、しかし抜け外れ不能に外嵌係合した調整ダイヤル22と、調整ダイヤル22に設けたねじ孔27にねじ込まれて、調整ダイヤル22で上下操作される調整ねじ体23とを含む。調整ねじ体23の一部が、外ケース1Bないし内ケース1Aの少なくともいずれか一方で、上下動は許すが、回転は不能に回り止め保持されていて、その下端の押圧片33で印字ユニット2の上部を受け止める。
【0008】
ガイドボス20の上端と調整ダイヤル22との間には、図1および図3に示すごとく互いに係合して調整ダイヤル22の抜け外れを阻止する、弾性係合片26と、弾性係合片26を受け止める係合部29とを設ける。
【0009】
外ケース1Bと調整ダイヤル22との間には、図4に示すごとく周回状の連続凹凸面からなる節動リング部37と、節動リング部37に接当して、一定間隔おきに節動リング37の凹面に落ち込み係合する節動体38とを含む節動機構を設ける。
【0010】
調整ねじ体23の上端には、図1および図3に示すごとくフランジ状のカード装填部31を設ける。このカード装填部31は、調整ダイヤル22の上部に設けた収容凹部24に収容されていて、その上面に印字内容を表わすための表示カード40を配置することができる。
【0011】
ガイドボス20の上端には、図3に示すごとく係合部29を兼ねる受壁21を周回状に張り出し形成し、該受壁21の周面に図4に示すごとく節動リング部37を形成する。その際に、先の弾性係合片26が節動体38を兼ねるようにすることができる。
【0012】
調整ねじ体23は、図3に示すごとく円盤状のカード装填部31と、カード装填部31の下面に設けたねじ軸32と、ねじ軸32の下端に突設した押圧片33とからなり、図5に示すごとく押圧片33をガイドボス20の内底壁に設けた通口35で回り止め状に保持する。
【0013】
【作用および発明の効果】
調整ダイヤル22は外ケース1Bの上部に設けたガイドボス20で回転自在に、かつ抜け外れ不能に外嵌係合する組み付け構造を採用したので、調整ダイヤル22および外ケース1Bを成形する際に、無理抜き等の異常成形を行う必要がない。例えば、図3に示すように、調整ダイヤル22に弾性係合片26を設け、ガイドボス20にフランジ状の受壁21を設け、該受壁21の下面の張り出し部となる係合部29に、弾性係合片26を係合することにより、調整ダイヤル22を回転自在にかつ抜け外れ不能に係合保持すると、通常の成形用金型で調整ダイヤル22のための係合保持構造を支障なく成形できる。さらに、調整ダイヤル22とガイドボス20との嵌合隙間や係合隙間は、成形用金型の離型の影響を受けることなく、設計値通りに維持でき、寸法のばらつき幅を狭い範囲に抑えることができる。
【0014】
従って、この発明の日付印によれば、従来の日付印と同等の部品数を維持しながら、調整ダイヤル22の操作力のばらつき幅を無視できる程度にまで抑止でき、これにより印字ユニット2の印字面の高さ調整作業を容易にしかも確実に行える。しかも、組み付けの手間が増えることもない。
【0015】
弾性係合片26とその係合相手である係合部29とは、それぞれ調整ダイヤル22とガイドボス20とのいずれの側にでも設けることができるが、弾性係合片26が調整ダイヤル22側に設けてあると、ガイドボス20の突出寸法を利用して弾性係合片26を下向きに突設できる。つまり、調整ダイヤル22のガイドボス20との係合位置がいたずらに上方へ移るのを避けて、その分だけ調整機構をコンパクトにまとめることができる。
【0016】
外ケース1Bと調整ダイヤル22との間に節動機構を設けてあると、調整ダイヤル22を少量ずつ調整操作できるうえ、節動機構によって生じるクリック感を目安にして、調整ダイヤル22の操作量を正確に加減できるので、印字面の高さ調整が簡単に、しかも的確に行え、個人の好みや捺印対象の紙質の違い等に応じて印字面の高さを微量調整できる点で有利である。
【0017】
調整ねじ体23は、調整ダイヤル22で操作されて上下動はするが、常に回動不能に回り止め保持されている。そこで、調整ねじ体23の上端にカード装填部31を設け、そこに表示カード40を配置すると、印字ユニット2の印字内容を表示するのと同時に、印字すべき方向をも表示し特定できるので、印字すべき日付印を誤って使用し、あるいは印字方向を間違えて捺印してしまうことも防止できる。
【0018】
ガイドボス20に設けた受壁21が係合部29を兼ね、弾性係合片26が節動体38を兼ねるようにすれば、各部材を個別に設ける場合に比べて、調整機構の全体構造を簡素化して、その分だけ調整ダイヤル22および外ケース1Bを成形するための金型の構造を簡素化し、日付印の製造コストを削減できる。
【0019】
調整ねじ体23の下面下部に押圧片33を設けておき、これをガイドボス20の内底壁に設けた通口35に回り止め保持すると、押圧片33を受け止め接当するための受面を型抜き孔として形成できるので、例えば外ケース1Bの内外面に先の受面を突起として形成する場合に比べて、ケース構造を簡素化できるうえ、成形不良を生じる余地がない分だけ有利である。
【0020】
【実施例】
図1ないし図6は、この発明に係る日付印の実施例を示す。図2において日付印は、ケース1と、ケース1の内部に収容される印字ユニット2と、ケース1の上端に設けられて印字ユニット2の印字面の高さ調整を行う調整機構と、ケース1の下端に着脱自在に装着したキャップ3などで構成されている。
【0021】
ケース1は印字ユニット2を収容する内ケース1Aと、内ケース1に対して上下スライド可能に組まれた外ケース1Bと、外ケース1Bを下方の使用位置において上方スライド不能にロック保持するロック機構などで構成する。内ケース1Aの下端面には、固定印字体14とこれを固定支持するホルダー15とが設けてあり、これら両者には印字ベルト6用の通口を設けてある。
【0022】
印字ユニット2は、門形のフレーム4と、フレーム4の左右の側壁間に設けた回転ダイヤル5で手送り操作される複数個の印字ベルト6などを有し、各印字ベルト6の印字ブロックの位置を送り操作することにより、年月日などの日付表示を自由に変更できる。印字ユニット2は、内ケース1Aに上方から装填されて、上下スライドのみ可能に案内支持され、内ケース1Aの内底とフレーム4との間に配置したばね7で上方の印面変更位置へ向かって押し上げ付勢してある。印字ユニット2が印面変更位置を越えてケース外へ押し出されるのを防ぐ必要上、内ケース1Aの上部内面にはストッパ8を装着してあり、これでフレーム4の上端壁が受け止められる。
【0023】
内ケース1Aの上端寄りの筒壁には、回転ダイヤル5を回動操作するために、前後一対の操作窓10を開口してあり、この窓10と直交する筒壁に沿って一対のガイド枠11が一体に設けられている。外ケース1Bは、このガイド枠11で上下方向にスライド案内されて、操作窓10の外面を塞ぐ図2の使用位置と、外ケース1Bが上方スライド操作されて操作窓10の外面を開放する図6の開放位置とに上下変位でき、使用位置においては、外ケース1Bの筒壁の下対に設けたロック爪12をロックリング13で係合保持することにより、外ケース1Bを上方スライド不能に固定できる。
【0024】
図2においてキャップ3の内底には、印字ベルト6および固定印字体14と接触してインクを供給するインク吸蔵マット16が敷設されている。キャップ3を内ケース1Aから取り外し、さらにキャップ3の下端の蓋17を取り外すことにより補給口3aを開放し、そこからインク吸蔵マット16にインクを外部から補給できる。
【0025】
固定印字体14の印字面を基準にして、印字ユニット2の印字面の高さを調整するために、外ケース1Bとフレーム4との間に調整機構を設けている。調整機構は、図3に示すごとく外ケース1Bの上端壁と一体に設けたガイドボス20と、ガイドボス20の上端開口縁に張り出し形成したフランジ状の受壁21と、この受壁21で回転自在に、しかし抜け外れ不能に係合保持される調整ダイヤル22と、調整ダイヤル22にねじ込まれて、フレーム4の上端壁を受け止める調整ねじ体23とからなる。
【0026】
図3において調整ダイヤル22は、上向きに開口する円形の収容凹部24を有し、その凹部底壁の中央下面に円筒状のボス25を突設し、凹部底壁にはボス25の外周囲4個所に先の受壁21に対して外嵌状に係合する弾性係合片26を下向きに突設してなる。ボス25には、調整ねじ体23用のねじ孔27が上下貫通状に形成されている。4個の弾性係合片26は、調整ダイヤル22の成形時に成形用金型を上下方向に型抜きすることによって他の部分と同時に一体成形され、とくに弾性係合片26の下端の爪部28を同時形成するために、収容凹部24の内底壁に型抜き孔が形成される。弾性係合片26はガイドボス20に対して上方から圧嵌係合され、その爪部28が受壁21の周面を乗り越えて、図1に示すごとく受壁21の下面の係合部29に係合することにより、調整ダイヤル22を抜け外れ不能に係合保持する。この係合状態において、ボス25はガイドボス20で回転自在に軸支されている。
【0027】
図3において調整ねじ体23は、円盤状のカード装填部31の下面中央にねじ軸32を突設し、さらにねじ軸32の下端からフレーム4を受け止める押圧片33を突設してなる。押圧片33は二又状の角軸体からなり、その下端に抜け止め爪34が一体に形成されている。調整ダイヤル22のねじ孔27にねじ軸32をねじ込んで仮り組みした後、押圧片33をガイドボス20の内底壁に設けた四角形の通口35に圧嵌挿通することにより、調整ねじ体23の全体は図5に示すごとく外ケース1Bに対して回転不能に、しかし上下動は許す状態で案内保持できる。
【0028】
上記のように調整ダイヤル22、および調整ねじ体23をガイドボス20に組み付けた状態においては、図1に示すように押圧片33がストッパ8より下方に突出していて、ばね7の押上げ力に抗してフレーム4の上端壁を受け止めており、調整ダイヤル22を回転操作することにより、調整ねじ体23を上下動させて印字ユニット2の印字面の高さを調整変更できる。このときの調整操作を容易にしかも迅速に行うために、外ケース1Bと調整ダイヤル22との間に節動機構が設けられている。
【0029】
具体的には、図4に示すように前記受壁21を利用してその周面に連続波形の節動リング部37を形成する。さらに、4個の弾性係合片26のうち、幅狭の弾性腕を備えた1対の係合片26を節動体38として利用し、これら両者37・38で節動機構を構成する。節動体38となる弾性腕には、節動リング部37の凹部に落ち込み係合する突弧面39が形成してある。この実施例では、節動リング部37を構成する凹凸を20組形成したので、ねじ軸32のねじピッチの18分の1mmずつ、調整ねじ体23を上下調整できる。
【0030】
調整ねじ体23は、外ケース1Bに対して相対回動不能に組み付ける。そこで、カード装填部31の浅い凹面31aには、図3に示すごとく前印表示を兼ねて印字内容を表示するための表示カード40を配置して固定すると、印字方向の間違いや印字すべき日付印の選択間違いを解消できる。表示カード40を保護するために、図1の想像線で示すように、収容凹部24の開口縁には透明の保護板41を固定することができる。
【0031】
上記の実施例における調整機構は、その一部を次のように変更して実施することができる。図7に示すように、弾性係合片26をガイドボス20側に設け、その係合相手となる係合部29を調整ダイヤル22側に設ける。ガイドボス20の下半部外面に節動リング部37を設け、これと係合する専用の節動体38を調整ダイヤル22に設ける。カード装填部31の周面を利用してねじ軸32を形成し、ねじ孔27を収容凹部24の内周面に形成する。これらの変更は個別に採用することができ、全ての変更要素を同時に備えている必要はない。
【0032】
上記以外に、節動リング部37は調整ダイヤル22側に設けてもよい。外ケース1Bは内ケース1Aに対して着脱可能に圧嵌装着してあってもよい。押圧片33と接当して、調整ねじ体23を回り止め保持する突片を、外ケース1Bあるいは内ケース1Aに設けることができる。節動体38を弾性係合片26とは別に独立して形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】調整機構を示す日付印上部の縦断正面図である。
【図2】日付印の縦断正面図である。
【図3】調整機構部の分解斜視図である。
【図4】節動機構の横断平面図である。
【図5】調整ねじ体の回り止め構造を示す横断平面図である。
【図6】外ケースを開放スライドした状態の一部破断正面図である。
【図7】調整機構の別の実施例を示す日付印上部の断面図である。
【図8】従来の日付印における調整機構を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ケース
1A 内ケース
1B 外ケース
2 印字ユニット
6 印字ベルト
7 ばね
20 ガイドボス
21 受壁
22 調整ダイヤル
23 調整ねじ体
26 弾性係合片
27 ねじ孔
29 係合部
32 ねじ軸
33 押圧片
37 節動リング部
38 節動体
Claims (6)
- 内ケース(1A)の内部に、複数個の印字ベルト(6)を備えた印字ユニット(2)が上下動自在に収容され、ばね(7)で上方の印面変更位置へ向かって押し上げ付勢されており、
内ケース(1A)に外嵌する外ケース(1B)に、印字ユニット(2)をばね(7)の付勢力に抗して受け止めて、印字ユニット(2)の印字面の高さ調整を行う調整機構が設けられており、
調整機構は、外ケース(1B)の上部に設けたガイドボス(20)と、このガイドボス(20)に対して回転自在に、しかし抜け外れ不能に外嵌係合した調整ダイヤル(22)と、調整ダイヤル(22)に設けたねじ孔(27)にねじ込まれて、調整ダイヤル(22)で上下操作される調整ねじ体(23)とを含み、
調整ねじ体(23)の一部が、外ケース(1B)と内ケース(1A)との少なくともいずれか一方で、上下動は許すが、回転は不能に回り止め保持されて、その下端の押圧片(33)で印字ユニット(2)の上部を受け止めている日付印。 - ガイドボス(20)の上端と調整ダイヤル(22)との間に、互いに係合して調整ダイヤル(22)の抜け外れを阻止する、弾性係合片(26)と、弾性係合片(26)を受け止める係合部(29)とが設けてある請求項1記載の日付印。
- 外ケース(1B)と調整ダイヤル(22)との間に、周回状の連続凹凸面からなる節動リング部(37)と、節動リング部(37)に接当して、一定間隔おきに節動リング(37)の凹面に落ち込み係合する節動体(38)とを含む節動機構が設けてある請求項1記載の日付印。
- 調整ねじ体(23)の上端にフランジ状のカード装填部(31)が設けられており、
カード装填部(31)は、調整ダイヤル(22)の上部に設けた収容凹部(24)に収容されていて、その上面に印字内容を表わす表示カード(40)が配置してある請求項1記載の日付印。 - ガイドボス(20)の上端に係合部(29)を兼ねる受壁(21)が周回状に張り出し形成されており、
受壁(21)の周面に節動リング部(37)が形成されており、
弾性係合片(26)が節動体(38)を兼ねている請求項3記載の日付印。 - 調整ねじ体(23)が、円盤状のカード装填部(31)と、カード装填部(31)の下面に設けたねじ軸(32)と、ねじ軸(32)の下端に突設した押圧片(33)とからなり、
押圧片(33)が、ガイドボス(20)の内底壁に設けた通口(35)で回り止め状に保持されている請求項5記載の日付印。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000021028A JP3642402B2 (ja) | 2000-01-31 | 2000-01-31 | 日付印 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000021028A JP3642402B2 (ja) | 2000-01-31 | 2000-01-31 | 日付印 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001205910A JP2001205910A (ja) | 2001-07-31 |
JP3642402B2 true JP3642402B2 (ja) | 2005-04-27 |
Family
ID=18547491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000021028A Expired - Lifetime JP3642402B2 (ja) | 2000-01-31 | 2000-01-31 | 日付印 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3642402B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103419515A (zh) * | 2012-05-15 | 2013-12-04 | 特罗戴有限公司 | 印模、用于印模的印模胶筒及半成品 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4716274B2 (ja) * | 2001-05-25 | 2011-07-06 | シヤチハタ株式会社 | 印鑑ケース |
JP2005132068A (ja) * | 2003-10-31 | 2005-05-26 | Brother Ind Ltd | 印判 |
JP5236589B2 (ja) * | 2009-07-22 | 2013-07-17 | サンビー株式会社 | ロック付日付印 |
JP5984638B2 (ja) * | 2012-11-22 | 2016-09-06 | サンビー株式会社 | 錠付の日付印 |
CN109159551B (zh) * | 2018-11-04 | 2022-12-23 | 国星奔野控股(宁波)有限公司 | 一种智能印章 |
JP7017244B2 (ja) * | 2018-12-17 | 2022-02-08 | サンビー株式会社 | 日付印 |
-
2000
- 2000-01-31 JP JP2000021028A patent/JP3642402B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103419515A (zh) * | 2012-05-15 | 2013-12-04 | 特罗戴有限公司 | 印模、用于印模的印模胶筒及半成品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001205910A (ja) | 2001-07-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2014210358B2 (en) | Self-inking stamp with a stamp housing | |
JP3642402B2 (ja) | 日付印 | |
JP5984778B2 (ja) | 印判スタンド | |
TW201307094A (zh) | 印章及相關聯印台 | |
JP5162801B2 (ja) | 反転式印判 | |
CZ2002109A3 (cs) | Samobarvicí razítko | |
US5048414A (en) | Automatic stamper | |
JP6103751B2 (ja) | 差換印を備えている日付印 | |
JP5096892B2 (ja) | 差換印付きの回転ゴム印 | |
JPH0436939Y2 (ja) | ||
JP3642406B2 (ja) | 複数の印字ベルトを備えた回転ゴム印 | |
JP2020192736A (ja) | 印判 | |
JP6101598B2 (ja) | 日付印 | |
JP4392810B2 (ja) | 回転印 | |
JP4316828B2 (ja) | 印鑑ケース | |
JP3239376U (ja) | 印面取り換え式スタンプ | |
JPH02155782A (ja) | 印字ヘッドの取付構造 | |
JPH0627163U (ja) | 印面高さ調節式印判装置 | |
JP3078120U (ja) | 日付印 | |
JP2004330663A (ja) | 印鑑ホルダー | |
JP2585632Y2 (ja) | 反転式印判 | |
JP2003211804A (ja) | カウンター連動式捺印器 | |
JPH10235981A (ja) | 印鑑ホルダー | |
JP2578125Y2 (ja) | 捺印具 | |
JP4185193B2 (ja) | 印判 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040811 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040816 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041222 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050119 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 3642402 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110204 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130204 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150204 Year of fee payment: 10 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |