JP4185193B2 - 印判 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、日付けや回し文字を設けたり、従印面(印字コマ部分)と主印面(周りの部分)を設けたり又は、インキ色が異なった印判に関するものである。
また、従印面が印字ゴマ差し替え印にも使用できる印判に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より印字コマを設けた印判は多く出願され、実際に商品としても多くが世の中に出回っている。例えば、印面の中央部に日付コマ部分の窪みを設け、この窪みに印字コマを嵌め込んだ印判が古くからある。こうした印判は、印字コマを差し込んだだけであるので安定が悪く、押圧力により左右に移動し、印影を汚すことがある。また、印字コマを差し込んだだけであるので主印面と従印面(印字コマ)の高さ調整が必要であるが、そうしたことも差込量だけの調整であるので高さが同一とはならない。
更に、出願自体には、実公昭52−12483号(以下、(イ)とする)、実公昭49−33535号(以下、(ロ)とする)、実公昭53−2027号(以下、(ハ)とする)、実公昭58−26126号(以下、(二)とする)がある。
【0003】
(イ)は、印体ブロック11、12の下方に雄螺旋を設けて印体保持枠8に螺旋嵌合して固定している。そしてはずす時は、握り7を回転させて印体保持枠8を上昇させる。更に印面の高さ調整は、握り7の回し具合いによって決める。
こうした構成であるので(イ)は、握り7に触ると回転してしまい印面の高さが変わり、鮮明な印影を得ることが出来ないばかりか、印体保持枠8の下面に螺旋10を設けなければならず成形も複雑となる。構成的には、本願と異なる発明・考案である。
【0004】
(ロ)は、印字コマに拡大頭部をもうけてこの下縁が隔壁の上端に支承されている構成である。上下と拡大頭部を設けた側には移動しないが、拡大頭部を設けなっかたもう一方の側は隣の軸印8に当接しているだけであるので不安定であるばかりか軸印8同士の寸法公差を正確にしておかないとずれてしまう。特に(ロ)はスティック印(棒状の本体の下面に印面を有するもの)に対して有効であるが、スティック印の成形精度を求めることになる。さもなければ、スティック印同士のガタツキが生じることになり奇麗な印影を得ることは出来ない。
また構成的には(イ)と同様押圧力を均一に伝達する方法は、明らかに異なる発明・考案である。
【0005】
(ハ)は、筒枠4の隔壁1の下面に係合溝6を設けて枠函体8に設けた係合鍔部9と係合している。そして、枠函体8の内部に補助具21を設け、この内部に印字体を配置させている。こうした印判は、捺印押圧を枠函体8で受ける構成ではなく、捺印時の動作によってガタツキをなくする為の構成である。しかし、係合鍔部9は横に張出した片であるので押圧にたいして安定しておらず、組み付けに際しても面倒で安定していない。また、主印面の位置合わせも一方向であるので組み付けにくいものとなっている。
【0006】
(二)は、回転印であり回転ベルトにインキ供給する為に支持部材9が設けられている。この支持部材は補助基枠と印字体支持枠により挟設されている。第1図から支持部材9より張り出した部材によって固定されていることがわかる。
しかし、その構成も記載されておらず、まずその構成が異なることは明らかである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従って従来より捺印作業において押圧力を確実に受けて主印面及び従印面の両者が奇麗に捺印できる構成の印判がなく、また、組み付けにおいても従印面をガタツキなく確実に組み付けることも出来ないばかりか、簡単に主印面と従印面の位置合わせがでない。
以上の問題より、従印面を確実に保持でき、捺印作業に際しても押圧力を確実に安定的に従印面に伝える事ができ、しかも組み立て時に、主印面と従印面の位置合わせが自由に確実に行える印判を提供する事にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
筒状本体の拡大開口部に主印字体をリテーナーにより保持し、上方開口端には握り部を着脱自在に嵌着した印判において、主印面と印字コマ部を設けて、印字コマホルダーと一体に設けられたリング形状の固定部を本体内壁面に設けられた棚部に主インキ吸蔵体と主印字体、及びリテーナーからなる部材により圧着させて、前記印字コマホルダーを固定した印判である。
【0009】
【実施例】
本発明の第1の実施例を図1、図2、図3、図4、図7より詳細に説明する。1は、筒状の本体であり、下方を拡大開口部としており、主インキ吸蔵体2、その下方に主印字体3を配してリテーナー4をもってして拡大開口部に組み付けられている。
主印字体3の中央に従インキ吸蔵体6その下方に従印字体5を配した印字コマホルダー7を設けている。
前記本体1の内壁面には、拡大開口部が始まる位置に棚部11を設けており、前記棚部11には、リング形状の溝12及び溝12とつながる様に切り込み13が設けられている。
前記切り込み13は、60度づつ相対する2つの切り込み13が3組、合計6個設けられている。
【0010】
溝12の大きさは、固定部8と同じ大きさである。また、切り込み13の幅は、コマホルダー9の短片と同じ長さである。
更に前記本体1の外周面には、スプリング15を嵌着保持するリング状の凸部14を設けており、更にその上部には凹部16を設けている。上部開口端には、握り部17の位置決め用切り欠き18が設けられている。前記切り欠き18は、前記切り込み13と位置関係が関係つけられている。相対する2つの前記切り込み13を結ぶ直線と垂直になる位置で
切り欠き18が6個設けられている。
【0011】
7は、前記したように印字コマホルダー7であり、固定部8とコマホルダー9からなっている。そして完全なリング形状の固定部8を外周に設け、中心には長方形状のコマホルダー9を配している。コマホルダー9の下方は開口端になっており、従印字体5及び従インキ吸蔵体6を嵌入している。前記開口端の反対側の閉塞端は、三角柱形状の峰部10としている。
【0012】
前記固定部8は、前記本体1の内壁面に設けた棚部11のリング形状の溝12に挿嵌若しくは当接され固定されている。また、前記切り込み13の内、向い合う2ヶ所にコマホルダー9の短片が挿嵌若しくは当接され方向が決められ保持される。
17は、握り部であり、本体1の上部開口端に嵌着される。
前記握り部17の内部には、本体1の凹部16と凹凸嵌合する嵌合部21を設けており、更に前記切り欠き18と当接して位置決めできる位置決め突起22が設けられている。
【0013】
19は、筒形状のスライドであり、前記本体1の外周に配設され、本体1の棚部11とスライドの段20と当接してスプリング15の一方を本体1のリング状凸部14に嵌着し、他方をスライドの内壁面に設けた、スプリング止めによって支持され、スライド全体はスプリング15によって常に下向きに弾発保持されている。
【0014】
本実施例の印判の組み付け方法は、従インキ吸蔵体6、従印字体5を挿入した印字コマホルダー7を本体1の棚部11の溝12及び切り込み13を探りながら組み付けられる。
こうして組み付けられた、本体1の棚部11に保持されるように、主インキ吸蔵体2、主印字体3を挿入し組み付ける。よって、固定部8は本体1の溝12と主インキ吸蔵体2に挟まれた状態となる。更に下方より主印字体3をリテーナー4により本体1に組み付け保持する事になる。
【0015】
次に、上部開口端側よりスライド19を上から被せてスプリング15の一方端を凸部14に他方端をリテーナー4の内壁面に当接させ弾発支持させて組み付ける。
そして最後に、上部開口端を塞ぐように握り部17を上から被せ本体1と凹凸嵌合している。
【0016】
こうした印判であるので、押圧力を主印字体3及び従印字体5共に均一に掛ける事が出来、印字ゴマホルダー7は確実に固定されている為、押圧力の作用により横にずれたりぐらついたりすることはない。
また、万が一印面の高さが従印字体5と主印字体3とが異なっていても、捺印面に凹凸があっても固定部8と切り込み13によってコマホルダー9に均一の押圧力がかかる為鮮明な印影が得られる。
【0017】
インキを補充するには、握り部17を取り外し、上部開口端よりインキを補充するとコマホルダー9の峰部10に設けたリブを伝って主インキ吸蔵体2に含侵される。
また、従インキ吸蔵体6にインキを含侵するには、峰部10のところに栓部32を設けて、この栓部の取り外しによりインキ含侵を可能にする。(図7)
【0018】
本発明の第2の実施例を図5、図6をもとに詳細に説明する。第2の実施例は、主印字体3及び主インキ吸蔵体2をカートリッジ30に収納し、上方より蓋体31によりふたをしてカートリッジ部となしている。
カートリッジ30の外周面には、本体1の内周面と凹凸嵌合し、更には蓋体31は印字コマホルダー7の固定部8を溝12に押圧している。
本体1の拡大開口部の内周面には、カートリッジ30の外周面に設けたリング状の突起と凹凸嵌合するようにリング状に凹部が設けられている。
その他の部品は、第1の実施例と同一である。
従って、カートリッジ部の取り替えと共に、印字コマホルダー7の取り替えも自由に行える為、両者の組み合わせをいく通りも可能にしている。更には、取り替えに際し、固定部8がインキで汚れることはない。
【0019】
【効果】
以上の様に、印字コマホルダー7にはリング形状の固定部8を有し、溝12に当接嵌合され、コマホルダー9の短片を切り込み13に当接嵌合させることにより確実に保持し、捺印時の捺印力を確実に伝え鮮明な印影が得られる。
また、組み付けにおいても従印面をガタツキなく確実に組み付けることが出来、切り込み13が60度づつも受けられている為、簡単に主印面と従印面の位置合わせが可能としている。更に、本体の切り欠き18が、相対する切り込み13に垂直に設けられている為、握り部17と印面の位置あわせが容易に確実に出来る。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の正面半断面図
【図2】本発明の第1の実施例の左側面半断面図
【図3】本発明の第1の実施例の本体の略底面図
【図4】本発明の第1の実施例の印字コマホルダーの斜視図
【図5】本発明の第2の実施例のカートリッジ斜視図
【図6】本発明の第2の実施例の左側面半断面図
【図7】本発明の実施例に栓部を設けた左側面半断面図
【符号の説明】
1 :本体
2 :主インキ吸蔵体
3 :主印字体
4 :リテーナー
5 :従印字体
6 :従インキ吸蔵体
7 :印字コマホルダー
8 :固定部
9 :コマホルダー
10 :峰部
11 :棚部
12 :溝
13 :切り込み
14 :凸部
15 :スプリング
16 :凹部
17 :握り部
18 :切り欠き
19 :スライド
20 :段
21 :嵌合部
22 :位置決め突起

Claims (4)

  1. 筒状本体の拡大開口部に主印字体をリテーナーにより保持し、上方開口端には握り部を着脱自在に嵌着した印判において、主印面と印字コマ部を設けて、印字コマホルダーと一体に設けられたリング形状の固定部を本体内壁面に設けられた棚部に主インキ吸蔵体と主印字体、及びリテーナーからなる部材により圧着させて、前記印字コマホルダーを固定したことを特徴とする印判。
  2. 印字コマホルダーの上部に峰部を設けて、本体内壁面に設けられた棚部にリング形状の固定部と同一形状とする溝を設け、更に印字コマホルダーの位置決めを行う切り込みを設けたことを特徴とする請求項1に記載した印判。
  3. 印字コマホルダーの上部を峰部とし、この頂部にインキ供給筒を設け、従印字体においてもインキ供給を可能としたことを特徴とする請求項1、2に記載した印判。
  4. 主印字体、主インキ吸蔵体をカートリッジに収納し、カートリッジの上方開口端にインキ孔を設けた蓋体で覆い、中央にはコマホルダーが挿入配置され、前記カートリッジは本体の内壁面に嵌合固定されることを特徴とする請求項1、2、3に記載した印判。
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