JPH0423662Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0423662Y2 JPH0423662Y2 JP1986073987U JP7398786U JPH0423662Y2 JP H0423662 Y2 JPH0423662 Y2 JP H0423662Y2 JP 1986073987 U JP1986073987 U JP 1986073987U JP 7398786 U JP7398786 U JP 7398786U JP H0423662 Y2 JPH0423662 Y2 JP H0423662Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stamp
- curved
- press
- side end
- press mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 26
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 26
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
Landscapes
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案のプレス金型用刻印は、プレス金型のポ
ンチプレートに取付ける金型用刻印ホルダーにセ
ツトして、プレス金型で加工材料をプレスすると
同時に同加工材料に数字、文字、記号、マーク等
を刻印するのに使用されるものである。
ンチプレートに取付ける金型用刻印ホルダーにセ
ツトして、プレス金型で加工材料をプレスすると
同時に同加工材料に数字、文字、記号、マーク等
を刻印するのに使用されるものである。
(従来技術)
本件出願人は先に第6図〜第9図のような刻印
ホルダーを開発した。これはプレス金型用刻印1
を差込み空間部2に差し込むと第8図に示すプレ
ス金型用刻印1の湾曲凹部1aが板ばね9の係止
突出部9aに嵌合してプレス金型用刻印1が板ば
ね9に保持され、プレス金型用刻印1を引き抜く
と同刻印1が板ばね9から外れるようにしたもの
である。
ホルダーを開発した。これはプレス金型用刻印1
を差込み空間部2に差し込むと第8図に示すプレ
ス金型用刻印1の湾曲凹部1aが板ばね9の係止
突出部9aに嵌合してプレス金型用刻印1が板ば
ね9に保持され、プレス金型用刻印1を引き抜く
と同刻印1が板ばね9から外れるようにしたもの
である。
(従来技術の問題点)
このプレス金型用刻印1は第9図に示すように
湾曲凹部1aがほぼ半円状になつているので、湾
曲凹部1aとプレス金型用刻印1の前面35との
連接部37が急な角になる。このため湾曲凹部1
aが板ばね9の係止突出部9aに係止している刻
印1を引き抜くときに、連接部37が係止突出部
9aに引掛つて抜けにくいという難点があつた。
湾曲凹部1aがほぼ半円状になつているので、湾
曲凹部1aとプレス金型用刻印1の前面35との
連接部37が急な角になる。このため湾曲凹部1
aが板ばね9の係止突出部9aに係止している刻
印1を引き抜くときに、連接部37が係止突出部
9aに引掛つて抜けにくいという難点があつた。
(考案の目的)
本考案の目的は板ばねへの係止が確実で、しか
も板ばねからスムースに抜けるようにしたプレス
金型用刻印を提供することにある。
も板ばねからスムースに抜けるようにしたプレス
金型用刻印を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本考案のプレス金型用刻印は第1図、第2図に
示すように、プレス金型用刻印ホルダー3の差込
み空間部2に差し込み・引き出し自在であり、同
差込み空間部2への差し込み時に同ホルダー3内
に設けられている板ばね9の係止突出部9aに嵌
合する湾曲凹部1aが前面35に形成されている
プレス金型用刻印1において、同湾曲凹部1aの
うち刻印面38と反対側の差し込み側端部33の
湾曲カーブを、刻印面側端部34の湾曲カーブよ
り緩くして、差し込み側端部33とプレス金型用
刻印1の前面35との連接部37を緩やかな角度
または曲線状にしたものである。
示すように、プレス金型用刻印ホルダー3の差込
み空間部2に差し込み・引き出し自在であり、同
差込み空間部2への差し込み時に同ホルダー3内
に設けられている板ばね9の係止突出部9aに嵌
合する湾曲凹部1aが前面35に形成されている
プレス金型用刻印1において、同湾曲凹部1aの
うち刻印面38と反対側の差し込み側端部33の
湾曲カーブを、刻印面側端部34の湾曲カーブよ
り緩くして、差し込み側端部33とプレス金型用
刻印1の前面35との連接部37を緩やかな角度
または曲線状にしたものである。
(作用)
第1図のプレス金型用刻印1を金型用刻印ホル
ダー3の差込み空間部2内に差込むと、第5図に
仮想線で示すようにプレス金型用刻印1の差し込
み先端部30により板ばね9の係止突出部9aが
蓋8の内面に形成されている凹陥部8b内に押込
まれる。更にプレス金型用刻印1を押し込むと板
ばね9の係止突出部9aがプレス金型用刻印1の
湾曲凹部1a内に嵌合して、同刻印1が板ばね9
に保持される。
ダー3の差込み空間部2内に差込むと、第5図に
仮想線で示すようにプレス金型用刻印1の差し込
み先端部30により板ばね9の係止突出部9aが
蓋8の内面に形成されている凹陥部8b内に押込
まれる。更にプレス金型用刻印1を押し込むと板
ばね9の係止突出部9aがプレス金型用刻印1の
湾曲凹部1a内に嵌合して、同刻印1が板ばね9
に保持される。
差込み空間部2内に所定本数のプレス金型用刻
印1を差込み終えたら第3図の刻印固定用ねじ1
0により差込み空間部2内のプレス金型用刻印1
を横から締付けてプレス金型用刻印1をその配列
方向に固定する。プレス金型用刻印1のセツトが
終了したら刻印ホルダー3の取付け部5をパンチ
プレートにねじ止めして使用する。
印1を差込み終えたら第3図の刻印固定用ねじ1
0により差込み空間部2内のプレス金型用刻印1
を横から締付けてプレス金型用刻印1をその配列
方向に固定する。プレス金型用刻印1のセツトが
終了したら刻印ホルダー3の取付け部5をパンチ
プレートにねじ止めして使用する。
差込み空間部2内に差込まれたプレス金型用刻
印1を差し換える場合は差し換えたい刻印を差込
み空間部2から引き抜き、引き抜いたあとに新し
いプレス金型用刻印1を差し込む。この場合、本
考案の金型用刻印では湾曲凹部1aのうち刻印面
38と反対側の差し込み側端部33の湾曲カーブ
を緩くして、同差し込み側端部33とプレス金型
用刻印1の前面35との連接部37を緩やかな角
度または曲線状にしてあるので、同連接部37が
板ばね9の係止突出部9aに引掛ることなくスム
ースに抜ける。
印1を差し換える場合は差し換えたい刻印を差込
み空間部2から引き抜き、引き抜いたあとに新し
いプレス金型用刻印1を差し込む。この場合、本
考案の金型用刻印では湾曲凹部1aのうち刻印面
38と反対側の差し込み側端部33の湾曲カーブ
を緩くして、同差し込み側端部33とプレス金型
用刻印1の前面35との連接部37を緩やかな角
度または曲線状にしてあるので、同連接部37が
板ばね9の係止突出部9aに引掛ることなくスム
ースに抜ける。
(実施例)
第1図は本考案のプレス金型用刻印1の一実施
例である。このプレス金型用刻印1では、湾曲凹
部1aのうち差し込み側端部33の湾曲カーブ
(約下半分)を刻印面側端部34の湾曲カーブ
(約上半分)より緩くして、差し込み側端部33
の湾曲カーブと刻印1の前面35との連接部37
を緩やかな角度にしてある。
例である。このプレス金型用刻印1では、湾曲凹
部1aのうち差し込み側端部33の湾曲カーブ
(約下半分)を刻印面側端部34の湾曲カーブ
(約上半分)より緩くして、差し込み側端部33
の湾曲カーブと刻印1の前面35との連接部37
を緩やかな角度にしてある。
また、プレス金型用刻印1の先端部30の角部
31をプレス金型用刻印1の背面32側に向けて
下り傾斜に湾曲させてある。
31をプレス金型用刻印1の背面32側に向けて
下り傾斜に湾曲させてある。
第2図は本考案のプレス金型用刻印1の他の実
施例である。これは差し込み側端部33の湾曲カ
ーブを第1図の場合よりも更に緩やかにして、差
し込み側端部33の湾曲カーブとプレス金型用刻
印1の前面35との連接部37を曲線状にしてあ
る。なお、第2図の場合はプレス金型用刻印1の
先端部30の前面35側の角部31を第9図の従
来の刻印1と同様に面取りしただけのものであ
る。
施例である。これは差し込み側端部33の湾曲カ
ーブを第1図の場合よりも更に緩やかにして、差
し込み側端部33の湾曲カーブとプレス金型用刻
印1の前面35との連接部37を曲線状にしてあ
る。なお、第2図の場合はプレス金型用刻印1の
先端部30の前面35側の角部31を第9図の従
来の刻印1と同様に面取りしただけのものであ
る。
第1図、第2図いずれの場合も、連接部37の
角度が緩やか過ぎると、係止突出部9aとの係止
が緩くなつてホルダー3を下向きにしたときに不
用意に抜けて落下する慮れがあるので、緩くなり
過ぎない程度にする。
角度が緩やか過ぎると、係止突出部9aとの係止
が緩くなつてホルダー3を下向きにしたときに不
用意に抜けて落下する慮れがあるので、緩くなり
過ぎない程度にする。
第3図の金型用刻印ホルダー3は金型に取り付
ける基板6と、その上に立設固定した本体7と、
本体7に取付ける蓋8とから構成されており、本
体7の凹部7aと蓋8との間に差込み空間部2を
形成してある。
ける基板6と、その上に立設固定した本体7と、
本体7に取付ける蓋8とから構成されており、本
体7の凹部7aと蓋8との間に差込み空間部2を
形成してある。
板ばね9は第4図に示すように、本体7の内壁
面7bと蓋8の切欠き部8aとの間に挟まれてい
る。板ばね9の上部には差込み空間部2内に突出
するよう湾曲させた係止突出部9aが形成されて
いる。係止突出部9a側には第3図及び第4図の
ように、板ばね9の長手方向に均等間隔で切り込
み又は溝4を縦方向途中まで入れて、係止突出部
9a側を二以上に区画しての区画部20を二以上
形成してある。
面7bと蓋8の切欠き部8aとの間に挟まれてい
る。板ばね9の上部には差込み空間部2内に突出
するよう湾曲させた係止突出部9aが形成されて
いる。係止突出部9a側には第3図及び第4図の
ように、板ばね9の長手方向に均等間隔で切り込
み又は溝4を縦方向途中まで入れて、係止突出部
9a側を二以上に区画しての区画部20を二以上
形成してある。
第3図の取付け部5は基板6の長手方向両端を
本体7の長手方向両端部から突出させて形成して
ある。この取付け部5は本体7に固定されている
が取付け部5は移動できるようにしてもよい。
本体7の長手方向両端部から突出させて形成して
ある。この取付け部5は本体7に固定されている
が取付け部5は移動できるようにしてもよい。
(考案の効果)
本考案のプレス金型用刻印は、刻印面38と反
対側の差し込み側端部33の湾曲カーブを、刻印
面側端部34の湾曲カーブより緩くして、差し込
み側端部33とプレス金型用刻印1の前面35と
の連接部37を緩やかな角度または曲線状にした
ので、板ばね9の係止突出部9aへのプレス金型
用刻印1の差し込み、及び同係止突出部9aから
のプレス金型用刻印1の引き抜きがスムースにな
る。
対側の差し込み側端部33の湾曲カーブを、刻印
面側端部34の湾曲カーブより緩くして、差し込
み側端部33とプレス金型用刻印1の前面35と
の連接部37を緩やかな角度または曲線状にした
ので、板ばね9の係止突出部9aへのプレス金型
用刻印1の差し込み、及び同係止突出部9aから
のプレス金型用刻印1の引き抜きがスムースにな
る。
第1図、第2図は本考案に係るプレス金型用刻
印の異なる例を示す斜視図、第3図は本考案のプ
レス金型用刻印を保持するホルダーの分解図、第
4図はプレス金型用刻印の差し込み説明図、第5
図はプレス金型用刻印ホルダーの縦断側面図、第
6図〜第9図は従来の刻印ホルダーの説明図であ
る。 1はプレス金型用刻印、1aは湾曲凹部、2は
差込み空間部、3は金型用刻印ホルダー、9は板
ばね、9aは係止突出部、30は先端部、32は
背面、33は差し込み側端部、34は刻印面側端
部、35は前面、37は連接部、38は刻印面。
印の異なる例を示す斜視図、第3図は本考案のプ
レス金型用刻印を保持するホルダーの分解図、第
4図はプレス金型用刻印の差し込み説明図、第5
図はプレス金型用刻印ホルダーの縦断側面図、第
6図〜第9図は従来の刻印ホルダーの説明図であ
る。 1はプレス金型用刻印、1aは湾曲凹部、2は
差込み空間部、3は金型用刻印ホルダー、9は板
ばね、9aは係止突出部、30は先端部、32は
背面、33は差し込み側端部、34は刻印面側端
部、35は前面、37は連接部、38は刻印面。
Claims (1)
- プレス金型用刻印ホルダー3の差込み空間部2
に差し込み・抜き出し自在であり、同差込み空間
部2への差し込み時に同ホルダー3内に設けられ
ている板ばね9の係止突出部9aに嵌合する湾曲
凹部1aが前面35に形成されているプレス金型
用刻印1において、同湾曲凹部1aのうち刻印面
38と反対側の差し込み側端部33の湾曲カーブ
を、刻印面側端部34の湾曲カーブより緩くし
て、差し込み側端部33とプレス金型用刻印1の
前面35との連接部37を緩やかな角度または曲
線状にしたことを特徴とするプレス金型用刻印。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986073987U JPH0423662Y2 (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986073987U JPH0423662Y2 (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62187768U JPS62187768U (ja) | 1987-11-30 |
JPH0423662Y2 true JPH0423662Y2 (ja) | 1992-06-02 |
Family
ID=30918806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986073987U Expired JPH0423662Y2 (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0423662Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5943376B2 (ja) * | 2012-01-31 | 2016-07-05 | ダイハツ工業株式会社 | 打刻治具 |
KR102179747B1 (ko) * | 2019-08-16 | 2020-11-17 | 주식회사 아이엠테크 | 회전방지기능 강화형 금형 날짜 표시구 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS536502Y2 (ja) * | 1972-09-08 | 1978-02-18 | ||
JPS5552363U (ja) * | 1978-05-30 | 1980-04-07 |
-
1986
- 1986-05-19 JP JP1986073987U patent/JPH0423662Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62187768U (ja) | 1987-11-30 |
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