JP3634219B2 - 折り畳み容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、合成樹脂等によって一体的に形成された折り畳み容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、缶ビールや缶ジュースを輸送する場合、その缶ビールや缶ジュースを段ボール製の簡易ケースに収納し、これを積み重ねてコンテナ内に積載し、目的地まで輸送している。このときの段ボールケースの使用目的は、20本程度の缶ビールや缶ジュースをひとまとめにするための底部分を受ける箱体としての役目、若しくはひとまとめにされた缶ビールや缶ジュースの天部分に被せる蓋体としての役目を持っているが、いずれも缶ビールや缶ジュースを積み重ねるときの中敷としての役目が主である。そのため、積載時の強度は缶自体が持っているので、段ボールケースは薄くてよく、その厚みは2〜5mm程度となっている。
【0003】
ところで、各地に設置された自動販売機に缶ビールや缶ジュースを補給するための配送車では、缶ビールや缶ジュースを自動販売機に補給した後の空の段ボールケースは、その場で解体され、最終的にはそのまま処分されているのが現状である。しかしながら、最近ではペットボトルなどの容器についてはリサイクル化が定着しつつあり、上記のような段ボールケースについても、この流れに沿って再利用化が要望されている。
【0004】
そこで、このような要望に応えるべく、段ボールケースに代わるものとして、使用後は折り畳みできる構造の合成樹脂製の折り畳み容器が提供されている(例えば、実用新案登録第2507084号公報参照)。この折り畳み容器は、フレームと、底板と、フレームおよび底板に対して各々回動し得るように取り付けられかつ連結部にて内側へ折れ曲がるように連結された上側と下側の2枚の板状部分よりなる側板と、フレームに対して回動し得るように取り付けられたあおり板とから構成されている。そして、折り畳むときは、両側のあおり板を内側にはね上げた状態で、側板を内側に2つ折りすることで、容器全体を底板上に重ね合わせて折り畳むようになっている。つまり、折り畳まれた状態では、底板の上に、2つ折りされた左右の側板が載置され、その上に、はね上げられた2枚のあおり板が、その先端部を重ね合わせるようにして載置された状態となる。これにより、容器として使用後は折り畳むことができるので、使用後の運搬に便利な構造となっている。
【0005】
しかしながら、このような折り畳み構造では、底板の上に側板やあおり板が何重にも折り重なり、特に、あおり板は、その先端部のみが重なるため、全体が密着する形では折り畳めず、全体として嵩高い折り畳み構造となっている。
【0006】
ところで、このように上面が開口した形状の容器を折り畳む場合、最も一般的な折り畳み方は、ケーキ箱のような紙製のケースを折り畳むときの構造である。すなわち、図13に概略的に示すように、左側板104および右側板105の4隅を三角形状に折り畳むことによって、下側板102、上側板103、左側板104および右側板105をそれぞれ底板101の上面に重ね合わせるように折り畳む構造である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このような構造の場合、左側板104および右側板105の高さL11が、底板101の短辺方向の長さの1/2の長さL12よりも長い(L11>L12)場合には、折り畳んだとき、図14に示すように、左側板104の上辺部分104aと、右側板105の上辺部分105aとが底板101上で重なる(図中に斜線を付している)ことになる。このような重なりは、厚みの薄い紙製のケースであれば、変形も可能であるためそれほど問題にはならないが、合成樹脂で一体成形したような折り畳み容器の場合には、薄く形成したとしても、樹脂自体にある程度の剛性があり、また厚みもあるため、重なり部分が浮いた状態となって、完全には折り畳むことができないといった問題を生じる。つまり、このことは、合成樹脂製の折り畳み容器を作製する場合、左側板104および右側板105の高さL11を、底板101の短辺方向の長さの1/2の長さL12よりも長くできないといった制約を受けることを意味している。そのため、この制約を回避して、左側板104および右側板105の高さL11を、底板101の短辺方向の長さの1/2の長さL12よりも長くするためには、何らかの工夫が必要となる。
【0008】
本発明はこのような問題点を解決すべく創案されたものであって、その目的は、長片側となる左側板および右側板の高さを、底板の短辺方向の長さの1/2の長さよりも長く形成しても、確実に折り畳むことのできる折り畳み容器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の折り畳み容器は、矩形状の底板と、この底板の短辺側である上下の各辺から垂直に立ち上がる上側板および下側板と、前記底板の長辺側である左右の各辺から垂直に立ち上がる左側板および右側板とからなり、底板と上側板との連接部分を上辺折り曲げ部、底板と下側板との連接部分を下辺折り曲げ部、底板と左側板との連接部分を左辺折り曲げ部、底板と右側板との連接部を右辺折り曲げ部、隣接する側板の連接部分をそれぞれ側板間折り曲げ部とするとき、前記左側板は、前記左辺折り曲げ部の両端部から左側板の上辺中央部に向かって斜め方向に形成された第1左折り曲げ部および第2左折り曲げ部によって中央片と両側三角片とに区分され、前記右側板は、前記右辺折り曲げ部の両端部から右側板の上辺中央部に向かって斜め方向に形成された第1右折り曲げ部および第2右折り曲げ部によって中央片と両側三角片とに区分され、各側板と底板との連接部分である各折り曲げ部は各側板を容器の内側に向けて折り曲げ可能に設けられ、各側板間折り曲げ部は隣接する側板の内面同士を合わせる方向に折り曲げ可能に設けられ、前記左側板の第1左折り曲げ部および第2左折り曲げ部は隣接する中央片の外面と三角片の外面とを合わせる方向に折り曲げ可能に設けられ、前記右側板の第1右折り曲げ部および第2右折り曲げ部は隣接する中央片の外面と三角片の外面とを合わせる方向に折り曲げ可能に設けられた構造の折り畳み容器であって、前記左側板および右側板の高さが前記底板の短辺方向の長さの1/2の長さよりも長く形成され、前記第1および第2左折り曲げ部は、左側板の上辺部より所定寸法だけ下方の位置で終端となり、その終端部から左側板の上辺まで続く垂直の切り込み線によって、中央片と両側三角片とに分離され、前記第1および第2右折り曲げ部は、右側板の上辺部より所定寸法だけ下方の位置で終端となり、その終端部から右側板の上辺まで続く垂直の切り込み線によって、中央片と両側三角片とに分離されていることを特徴とする。
【0010】
また、本発明の折り畳み容器は、上記構成において、底板の短辺方向の中央位置を通る線を折り畳み中心線とすると、前記所定寸法は、左側板および右側板を底板の上面に重ねるように折り畳んだとき、前記折り畳み中心線に対峙する線を介して上辺側と下辺側とに等しい距離となる長さに形成されていることを特徴とする。
【0011】
また、本発明の折り畳み容器は、上記各構成において、左側板および右側板のそれぞれの中央片において、前記垂直の切り込み線によって挟まれた矩形状の部分の肉厚が、他の部分よりも薄く形成されていることを特徴とする。
【0012】
また、本発明の折り畳み容器は、上記各構成において、左側板および右側板のそれぞれの中央片において、前記垂直の切り込みによって挟まれた矩形状の部分の上辺部分が、上辺に行くに従って漸次薄くなるように形成されていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0014】
図1は、本実施の形態の折り畳み容器を立体的に展開した状態を示す斜視図、図2は折り畳む途中の状態を示す斜視図、図3は折り畳んだ状態を示す斜視図である。
【0015】
本発明の折り畳み容器は、矩形状の底板10と、この底板10の上下左右の各辺から垂直に立ち上がる上側板20、下側板30、左側板40、右側板50の4つの側板とからなり、特に、長板側である左側板40および右側板50の高さL1が、底板10の短辺方向の長さの1/2の長さL2よりも長くなるように形成(L1>L2)されている点に特徴を有している。
【0016】
このような特徴を有する本発明の折り畳み容器において、底板10の周囲には、上方に向かって突出したリブ片15(15a〜15d)が形成され、上側板20の周囲には、容器の内側に向かって突出したリブ片25(25a〜25d)が形成され、下側板30の周囲には、容器の内側に向かって突出したリブ片35(35a〜35d)が形成されている。
【0017】
ここで、底板10のリブ片15cと左側板40の下端面45dとの連接部分を左辺折り曲げ部80、底板10のリブ片15dと右側板50の下端面55dとの連接部を右辺折り曲げ部90とすると、左辺折り曲げ部80および右辺折り曲げ部90は、それぞれ左側板40および右側板50を容器の内側(すなわち、底板10の上面)に向けて(図1中、矢符s方向に)折り曲げ可能に形成されている。
【0018】
また、左側板40は、左辺折り曲げ部80の両端部80a,80bから左側板40の上辺部40aの中央部に向かって45°方向に形成された第1左折り曲げ部11および第2左折り曲げ部12によって、中央片(中央三角片ともいう)41と三角片42,42とに区分されている。また、この第1左折り曲げ部11および第2左折り曲げ部12は、左側板40の上辺部40aより所定寸法H1(図4参照)だけ下方の位置で終端となり、その終端部11a,12aから左側板40の上辺部40aまで垂直に切り込みを入れた状態の切り込み線11b,12bによって、中央三角片41と両側三角片42,42とに分離されている。
【0019】
また、右側板50も、右辺折り曲げ部90の両端部90a,90bから右側板50の上辺部50aの中央部に向かって45°方向に形成された第1右折り曲げ部13および第2右折り曲げ部14によって、中央片(中央三角片ともいう)51と三角片52,52とに区分されている。また、この第1右折り曲げ部13および第2右折り曲げ部14は、右側板50の上辺部50aより所定寸法H1(図4参照)だけ下方の位置で終端となり、その終端部13a,14aから左側板50の上辺部50aまで垂直に切り込みを入れた状態の切り込み線13b,14bによって、中央三角片51と両側三角片52,52とに分離されている。
【0020】
そして、左側板40の第1左折り曲げ部11および第2左折り曲げ部12は、隣接する中央三角片41の外面と三角片42の外面とを合わせる方向(図1中、矢符u方向)に折り曲げ可能に形成され、右側板50の第1右折り曲げ部13および第2右折り曲げ部14は、隣接する中央三角片51の外面と三角片52の外面とを合わせる方向(図1中、矢符u方向)に折り曲げ可能に形成されている。
【0021】
このような左側板40および右側板50の折り曲げ形状において、図4に示すように、底板10の短辺方向の中央位置を通る線を折り畳み中心線Qとすると、左側板40および右側板50のそれぞれに形成された切り込み線11b〜14bの所定寸法H1は、左側板40および右側板50を底板10の上面に重ねるように折り畳んだとき(図4(c)参照)、折り畳み中心線Qを介して上辺部40a,50a側と下辺部40b,50b側とに等しい距離となる長さに形成されている。つまり、上記した如く、左側板40および右側板50の高さ(ここでは、同図(a)に示すように、容器の内面側の高さ)L1が、底板10の短辺方向の長さ(ここでは、同図(a)に示すように、容器の内面側の長さ)の1/2の長さL2よりも長くなるように形成されており、この長さの差(L1−L2)の2倍が、所定寸法H1と略等しくなるように設定されている。すなわち、左側板40および右側板50のそれぞれの中央三角片41,51において、垂直の切り込み線11b,12bおよび13b,14bによって挟まれた矩形状の部分41a,51aが、折り畳んだときに重なり合う部分となっている。そのため、本実施の形態では、この重なり合う部分(以下、重合部分という)41a,51aの肉厚を、中央三角片41,51の他の部分よりも薄く形成しており、半分程度の厚みに形成するのが好ましい。
【0022】
この場合、本実施の形態では、中央三角片41,51の内面側を凹ますようにして、重合部分41a,51aの肉厚を他の部分の半分程度にしているが、これとは逆に、中央三角片41,51の外面側を凹ますようにして、重合部分41a,51aの肉厚を他の部分の半分程度に形成してもよい。また、一方の中央三角片(例えば41)は内面側を凹ませて重合部分41aを形成し、他方の中央三角片(例えば51)は外面側を凹ませて重合部分51aを形成してもよい。このように形成すると、折り畳んだときの重合部分41a,51a同士の納まりがより良好なものとなる。
【0023】
また、重合部分41a,51aは、その先端部が先細に(すなわち、上辺に行くに従って漸次薄くなるように)形成されている。このように先細に形成すると、容器を折り畳むときに、図4(b)に示すように、重合部分41a,51aの先端部同士が突き当たることなく、すれ違いやすくなるので、折り畳み動作がスムーズなものとなる。
【0024】
また、左側板40の第1左折り曲げ部11、第2左折り曲げ部12、および右側板50の第1右折り曲げ部13、第2右折り曲げ部14のそれぞれを跨ぐようにして、合成樹脂製のクリップ片61がそれぞれ一体的に形成されている。ただし、左側板40および右側板50のクリップ片61を形成する箇所は、開口部となっている。図5は、このクリップ片61を長手方向に切断した状態を示す断面図である。なお、全てのクリップ片61の形状および構造は、図5に示すものと全く同様であるので、ここでは図5に示すクリップ片61について説明する。
【0025】
このクリップ片61は、右側板50の内面側に若干突出して形成されており、右側板50の中央片51に連接された一定の板厚を有する平板状の支持片61aと、この支持片61aの先端部から延設され、隣接する三角片52に連接された薄板状の回動片61bとからなる。
【0026】
このクリップ片61は、本実施の形態の折り畳み容器を立体的に展開しているときには隣接する中央片51と三角片52との連接部である第1右折り曲げ部13を外側(図面では下側)に押し出すように付勢し、折り畳み容器を折り畳んだときには隣接する中央片51と三角片52とを密着させるように付勢する。すなわち、折り畳み容器を折り畳むとき、クリップ片61の回動片61bは、クリップ片61自体の回動支点P1の他に、中央片51と三角片52との連接部である第1右折り曲げ部13を第2の回動支点P2として回動することになる。つまり、回動支点P1を中心とする回動軌跡R1と、第2の回動支点P2を中心とする回動軌跡R2とが、図示の如くずれる結果、例えば中央片51に対して三角片52を90°回転させた状態(図中、二点鎖線により示す)を考えると、回動片61bの回動先端部61cが回動軌跡R2に沿って回動し、クリップ片61自体の回動軌跡R1から大きく外れ、その差分だけ支持片61aが図中下側に引っ張られて湾曲することになる。
【0027】
このことは、中央片51を固定として考えると、クリップ片61は、三角片52が図示の状態から図中矢符u方向へ回動しようとすると、これを元の状態に戻そうとするように作用し、90°を超えてさらに回動すると、今度は図中下側に引っ張られて湾曲していた支持片61aの復元力によって、三角片52を中央片51に密着させるように作用することになる。これにより、クリップ片61は、折り畳み容器を立体的に展開しているときには隣接する中央片51と三角片52との連接部である第1右折り曲げ部13を外側に押し出すように作用して、箱体としての形状を保つ働きをし、折り畳み容器を折り畳んだときには、中央片51と三角片52とを密着させるように作用して、折り重ねた板体が浮き上がらないように保つ働きをすることになる。なお、このような支持片61aの変形は、成形される樹脂自体の持つ弾性力によって充分に確保される。
【0028】
また、各側板20,30,40,50の隣接する端部同士は、後述するヒンジ機構部(21,22,43等)によって折り曲げ可能に連接されている。各側板20,30,40,50の隣接する端部同士は、このヒンジ機構部によって、隣接する側板の内面同士を合わせる方向(図1中、矢符t方向)に折り曲げ可能に形成されている。
【0029】
また、上側板20の下辺と底板10の上辺、および下側板30の下辺と底板10の下辺とは、それぞれ分離されている。すなわち、上側板20および下側板30は、隣接する左側板40および右側板50とのみ連接されており、底板10とは完全に切り離されたフリー状態となっている。そのため、本実施の形態では、フリー状態であっても容器を立体的に展開したときには十分な組立強度が得られるように工夫しているが、上側板20の下辺と底板10の上辺との構造および下側板30の下辺と底板10の下辺との構造については後の各部分の説明のところで詳細に述べる。
【0030】
次に、上記構成の折り畳み容器の各部分の構造について詳細に説明する。
【0031】
図6ないし図9は、各側板20,30,40,50の隣接する端部同士を連接するヒンジ機構部の詳細図である。このヒンジ機構部は、4箇所共すべて同じ構造であるので、ここでは上側板20と左側板40との端部同士のヒンジ機構部についてのみ説明する。
【0032】
図6に拡大および分解して示すように、上側板20には、その側縁に形成されたリブ片25bより若干内寄りの上下の位置に、上側のヒンジピン21aを支持する上側支持片22aと、下側のヒンジピン21bを支持する下側支持片22bとが上下方向に対向して配置されている。一方、左側板40の三角片42の側縁42aに形成されたリブ片45e,45fは、上端部と下端部とを残してその中程の大部分が切除された状態となっており、その切除部分に、ヒンジ受部43が形成されている。このヒンジ受部43は、円筒体をその上端面43aと下端面43bとを残して縦方向に半割りした状態(図9を併せて参照)となっており、その上端面43aと下端面43bとに、ピン挿入穴44a,44bが形成されている。また、上端面43aと上端部側のリブ片45eとの間には、上側板20側に形成された上側支持片22aが嵌まり込むだけの隙間が形成され、下端面43bと下端部側のリブ片45fとの間には、上側板20側に形成された下側支持片22bが嵌まり込むだけの隙間が形成されている。
【0033】
図7は、左側板40側に形成したヒンジ受部43の各ピン挿入穴44a,44bに、上側板20側に形成した各ヒンジピン21a,21bを挿入係止した状態を示している。図7に示す状態では、上側板20に形成されたリブ片25bが左側板40の三角片42の側縁42aに当接することによって、ヒンジ機構部がこれ以上(90°以上)外側へ回動しない構造となっている。
【0034】
また、図6および図7に示すように、左側板40の三角片42の下端部側のリブ片45fは、三角片42の下角部42bに向けて斜めに切除された状態となっている。このように斜めに切除することで、展開している容器を折り畳むとき、隣接する上側板20のリブ片25bとの接触を回避することができる。また、下側のヒンジ機構部、つまりヒンジ受部43の下端面43bの形成位置は、三角片42の下角部42bより若干上方位置に形成されている。これにより、三角片42のヒンジ受部43の下端面43bより下側部分および上側板20の下側支持片22bより下側部分が、ピン挿入穴44bとヒンジピン21bとの係合力の影響を直接的には受けない自由端となっている。つまり、若干の遊びを持たせることができる。これに加え、ピン挿入穴44bを若干大きく形成して、ピン挿入穴44bとヒンジピン21bとの係合構造にも若干の遊びを持たせるようにすれば、ヒンジ受部43の下端面43bより下側部分および上側板20の下側支持片22bより下側部分の自由度がさらに増すことになる。そして、このことと上記した三角片42の下端部側のリブ片45fを斜めに切除することとで、このヒンジ機構部でのスムーズな折り畳みを実現している。
【0035】
図10は、左辺折り曲げ部80部分の形状を示している。この形状は、右辺折り曲げ部90も同様であるので、ここでは左辺折り曲げ部80についてのみ説明する。
【0036】
すなわち、底板10のリブ片15cの上端面に、左側板40の中央三角片41の下端面45dが当接するように配置されている。そして、この中央三角片41の下端面45dからさらに垂下片47が形成され、この垂下片47の先端縁からさらに水平延設片48が形成されており、この水平延設片48が底板10の端部上面に接着または融着等によって連接された構造となっている。このような構造において、左辺折り曲げ部80は、垂下片47と水平延設片48との連接部分となっており、この左辺折り曲げ部80を回動支持線として、図中二点鎖線で示すように中央三角片41が底板10の上面側に折れ曲がるようになっている。また、中央三角片41を底板10に対し垂直に立てたとき、底板10のリブ片15cの上端面が、中央三角片41の下端面45dに当接して、中央三角片41のそれ以上の外側への回動を規制するようになっている。
【0037】
図11は、上側板20の下辺および底板10の上辺の詳細な構造を示しており、(a)は容器として立体的に展開した状態、(b)は折り畳む途中の状態、(c)は完全に折り畳んだ状態をそれぞれ示している。なお、下側板30の下辺および底板10の下辺の構造も同様であるので、ここでは上側板20の下辺および底板10の上辺の詳細な構造についてのみ説明する。
【0038】
上記した如く、本実施の形態では、上側板20の下辺と底板10の下辺とは一体的に連接されておらず、完全に分離された状態となっている。
【0039】
すなわち、上側板20の下辺(下端縁)に形成されたリブ片25cの先端縁から、底板10のリブ片15aの外面に当接する垂下片27が形成され、この垂下片27の先端縁から、底板10の下面周縁部に当接する水平延設片28が形成されている。つまり、容器を立体的に展開した状態で、L字状に形成された垂下片27と水平延設片28とで、底板10に形成されたリブ片15aの外面と底板10の下面周縁部とを支持するようになっており、容器を立体的に展開して物を入れたとき、底板10にかかる垂直加重に対して水平延設片28がこれを支持する構造となっている。
【0040】
また、水平延設片28の先端縁にはさらに、上方に向かって断面半円弧状の突起部29が形成されており、これに対向する底板10の下面には、突起片29を嵌合するための溝状の嵌合凹部19が形成されている。つまり、容器を立体的に展開して物を入れたとき、上側板20にかかる水平方向の押し圧力に対して突起部29と嵌合凹部19との嵌合力がこれに対抗する構造となっている。因みに、図12は、折り畳む途中の上側板20の下辺および底板10の上辺の構造を底面側から見た一部断面で示す斜視図である。
【0041】
次に、上記構成の折り畳み容器を、図1に示す立体に展開されている状態から、図3に示す状態に折り畳むときの手順について、図4を併せて参照しつつ説明する。
【0042】
折り畳む手順はいたって簡単であって、左側板40の第1左折り曲げ部11および第2左折り曲げ部12と、右側板50の第1右折り曲げ部13および第2右折り曲げ部14とを容器の内側に向けて押し込むようにすればよい。これにより、折り畳み容器は、図2に示すように、上側板20、下側板30、左側板40の中央片41、および右側板50の中央三角片51が、底板10の上面に折り重なるように倒れ込み、左側板40および右側板50の各三角片42,42,52,52が、中央三角片41,51と上側板20および左側板30との間にそれぞれ挟み込まれるように倒れ込む。
【0043】
このとき、各側板20,30,40,50の高さが、底板10の短辺方向の1/2の長さより長いので、特に長板側である左側板40および右側板50については、図4(b)に示すように、その中央片41,51の上辺部40a,50a同士が付き合わさる状態となる。しかしながら、この上辺部40a,50aは先細に形成されているので、互いにすれ違うようにして交叉し、図4(c)に示す状態までスムーズに折り畳まれることになる。そして、このように折り畳まれたときには、中央片41,51の重合部分41a,51aが重なり合うことになるが、この重合部分41a,51aは他の部分より肉厚が薄くなっているので、嵩張ることなく折り畳まれることになる。
【0044】
またこのとき、底板10の上辺であるリブ片15aと上側板20の下辺であるリブ片25c、および底板10の下辺であるリブ片15bと下側板30の下辺であるリブ片35cとは切り離されているので、上側板20のリブ片25cおよび下側板30のリブ片35cは外側に少し広がり、かつ持ち上がるように回動して、底板10のそれぞれのリブ片15a,15b上に対峙する(図11(a),(b),(c)参照)。つまり、底板10は、折り畳み時に上側板20および下側板30による回動負荷を全く受けない構造となっている。また、このとき、左側板40および右側板50の各三角片の下端部側のリブ片45fが斜めに切除されており、かつ三角片42のヒンジ受部43の下端面43bより下側部分および上側板20の下側支持片22bより下側部分が自由端となっているので(図6参照)、展開している容器を折り畳むとき、隣接する上側板40のリブ片および下側板50のリブ片との接触を回避することができる構造となっている。 このような種々の工夫により、本実施の形態の折り畳み容器は、僅かな力でスムーズに折り畳むことができるようになっている。
【0045】
折り畳み後は、底板10の上に左側板40の中央片41および右側板50の中央片51が密着し、この上に、各三角片42,42,52,52を介して上側板20および下側板30が密着して、図3に示すように、全体として偏平な形状となる。
【0046】
なお、上記した各実施の形態では、クリップ片61を、上側板2、下側板3、左側板4および右側板5と共に一体成形によって形成しているが、クリップ片61のみ別成形し、後工程で設置することも可能である。また、折り畳み容器の折り畳み構造自体は一例であって、このような折り畳み構造に限定されるものではない。例えば、各側板20,30,40,50の隣接する端部同士の連接部分の構造も、図6ないし図9に示すようなヒンジ機構部の構造である必要はない。要するに、各側板20,30,40,50が、図1に示す状態から図3に示す状態となるように、底板10の上面に折り重ねるように折り畳み可能な構造であれば、本発明の適用が可能である。
【0047】
以上説明したように、本発明の折り畳み容器の構造によれば、各側板20,30,40,50の高さL1を、底板10の短辺方向の長さの1/2の長さL2よりも長くなるように形成することが可能であり、このように形成しても十分に折り畳める構造となっている。しかし、折り畳み可能な構造であることを前提とすると、各側板20,30,40,50の高さL1には自ずと制約がある。つまり、各側板20,30,40,50の高さL1は、長板側である左側板40および右側板50の高さL1が底板10の短辺方向の長さ(2×L2)以下であり、かつ、短板側である上側板20および下側板30の高さL1が底板10の長辺方向の長さの半分以下であることが条件となる。
【0048】
【発明の効果】
本発明の折り畳み容器によれば、左側板および右側板の高さが底板の短辺方向の長さの1/2の長さよりも長く形成され、第1および第2左折り曲げ部は、左側板の上辺部より所定寸法だけ下方の位置で終端となり、その終端部から左側板の上辺まで続く垂直の切り込み線によって、中央片と両側三角片とに分離され、第1および第2右折り曲げ部は、右側板の上辺部より所定寸法だけ下方の位置で終端となり、その終端部から右側板の上辺まで続く垂直の切り込み線によって、中央片と両側三角片とに分離された構造としている。また、所定寸法は、底板の短辺方向の中央位置を通る線を折り畳み中心線とすると、左側板および右側板を底板の上面に重ねるように折り畳んだとき、この折り畳み中心線に対峙する線を介して上辺側と下辺側とに等しい距離となる長さに形成されている。これにより、各側板の高さを、底板の短辺方向の長さの1/2の長さよりも長く形成した場合でも、偏平な状態に簡単に折り畳むことができる折り畳み容器を提供することができる。つまり、折り畳み可能な構造でありながら、立体的に展開したときの収納容積が大きい折り畳み容器を提供することができる。
【0049】
また、本発明の折り畳み容器によれば、左側板および右側板のそれぞれの中央片において、垂直の切り込み線によって挟まれた矩形状の部分の肉厚が、他の部分よりも薄く形成されているので、折り畳んだときにこの部分が嵩張ることがない。従って、容器全体としても嵩張ることなく偏平に折り畳むことができる。
【0050】
また、本発明の折り畳み容器によれば、左側板および右側板のそれぞれの中央片において、垂直の切り込み線によって挟まれた矩形状の重合部分の上辺部分が、上辺に行くに従って漸次薄くなるように形成されている。これにより、容器を折り畳む途中の過程で重合部分の先端部同士が突き当らず、行き違いやすくなるので、スムーズに折り畳むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の折り畳み容器を立体的に展開した状態を示す斜視図である。
【図2】図1に示す折り畳み容器を折り畳む途中の状態を示す斜視図である。
【図3】図1に示す折り畳み容器を折り畳んだ状態を示す斜視図である。
【図4】(a)〜(c)は、容器を折り畳むときの左側板および右側板の中央片の動きを示す断面図である。
【図5】クリップ片を長手方向に切断した状態を示す断面図である。
【図6】各側板の隣接する端部同士を連接するヒンジ機構部の詳細を示す分解斜視図である。
【図7】各側板の隣接する端部同士を連接するヒンジ機構部の詳細を示す斜視図である。
【図8】図6に示すヒンジ受部の上端面部分の断面図である。
【図9】図6に示すヒンジ受部の中央部分の断面図である。
【図10】左辺折り曲げ部の形状を示す断面図である。
【図11】上側板の下辺および基板の上辺の詳細な構造を示しており、(a)は容器として立体的に展開した状態を示す断面図、(b)は折り畳む途中の状態を示す断面図、(c)は完全に折り畳んだ状態を示す断面図である。
【図12】折り畳む途中の上側板の下辺および基板の上辺の構造を底面側から見た一部断面で示す斜視図である。
【図13】一般的な折り畳み容器の折り畳み構造の一例を示す斜視図である。
【図14】図13に示す折り畳み容器を折り畳んだ状態を示す平面図である。
【符号の説明】
10 基板
20 上側板
30 下側板
40 左側板
41 中央片
42 三角片
50 右側板
51 中央片
52 三角片
80 左辺折り曲げ部
90 右辺折り曲げ部
11 第1左折り曲げ部
12 第2左折り曲げ部
13 第1右折り曲げ部
14 第2右折り曲げ部
11a,12a,13a,14a 終端部
11b,12b,13b,14b 切り込み線
41a,51a 重合部分
61 クリップ片
Q 折り畳み中心線
L1 側板の高さ
L2 底板の短辺方向の長さの半分の長さ
H1 所定寸法

Claims (4)

  1. 矩形状の底板と、この底板の短辺側である上下の各辺から垂直に立ち上がる上側板および下側板と、前記底板の長辺側である左右の各辺から垂直に立ち上がる左側板および右側板とからなり、底板と上側板との連接部分を上辺折り曲げ部、底板と下側板との連接部分を下辺折り曲げ部、底板と左側板との連接部分を左辺折り曲げ部、底板と右側板との連接部を右辺折り曲げ部、隣接する側板の連接部分をそれぞれ側板間折り曲げ部とするとき、前記左側板は、前記左辺折り曲げ部の両端部から左側板の上辺中央部に向かって斜め方向に形成された第1左折り曲げ部および第2左折り曲げ部によって中央片と両側三角片とに区分され、前記右側板は、前記右辺折り曲げ部の両端部から右側板の上辺中央部に向かって斜め方向に形成された第1右折り曲げ部および第2右折り曲げ部によって中央片と両側三角片とに区分され、各側板と底板との連接部分である各折り曲げ部は各側板を容器の内側に向けて折り曲げ可能に設けられ、各側板間折り曲げ部は隣接する側板の内面同士を合わせる方向に折り曲げ可能に設けられ、前記左側板の第1左折り曲げ部および第2左折り曲げ部は隣接する中央片の外面と三角片の外面とを合わせる方向に折り曲げ可能に設けられ、前記右側板の第1右折り曲げ部および第2右折り曲げ部は隣接する中央片の外面と三角片の外面とを合わせる方向に折り曲げ可能に設けられた構造の折り畳み容器であって、
    前記左側板および右側板の高さが前記底板の短辺方向の長さの1/2の長さよりも長く形成され、
    前記第1および第2左折り曲げ部は、左側板の上辺部より所定寸法だけ下方の位置で終端となり、その終端部から左側板の上辺まで続く垂直の切り込み線によって、中央片と両側三角片とに分離され、
    前記第1および第2右折り曲げ部は、右側板の上辺部より所定寸法だけ下方の位置で終端となり、その終端部から右側板の上辺まで続く垂直の切り込み線によって、中央片と両側三角片とに分離されていることを特徴とする折り畳み容器。
  2. 前記底板の短辺方向の中央位置を通る線を折り畳み中心線とすると、前記所定寸法は、左側板および右側板を底板の上面に重ねるように折り畳んだとき、前記折り畳み中心線に対峙する線を介して上辺側と下辺側とに等しい距離となる長さに形成されていることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み容器。
  3. 前記左側板および右側板のそれぞれの中央片において、前記垂直の切り込み線によって挟まれた矩形状の部分の肉厚が、他の部分よりも薄く形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の折り畳み容器。
  4. 前記左側板および右側板のそれぞれの中央片において、前記垂直の切り込みによって挟まれた矩形状の部分の上辺部分が、上辺に行くに従って漸次薄くなるように形成されていることを特徴とする請求項1、2または3に記載の折り畳み容器。
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