JP3757257B2 - バイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、バイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器に関するものである。詳しくは、高さの異なった2種類の内容物を収納する、省資源が可能で、容器自体が丈夫で、内容物のがたつきのない容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種高さの異なった2種類の内容物を収納する容器には、図8の(1)に示すように、背の低い内容物用の上げ底を構成する筒体aを設けている。そして、この筒体aの上方に巻込み式に天板bを設け、この天板bから筒体aの後面cおよび底面dへと紙材を添接し、この天板bに背の低い内容物挿入孔eを形成している。また、この底面dに添接する添接板fの前端を筒体aより延長し、この延長部gを背の高い内容物収納部hとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のこの種高さの異なった2種類の内容物を収納する容器は、底部が上げ底を構成する筒体aの底面dと、巻込み式に設けられた、背の高い内容物収納部hを構成するためにこの底面dに添接する添接板fの前端を筒体aより延長する必要がある。それで、底面dと添接板fとが二重になっている。そのため、紙材を余分に必要とする問題点があった。
【0004】
また、従来のこの種容器は、上げ底を構成する筒体aと巻込み式に設けた天板bとからなるため、容器に前後面方向から力がかかると、容器は容易に偏平に変形するといった使い勝手の悪い問題点があった。
【0005】
さらに、従来は上げ底を構成する筒体aの上方に設けた天板bには、背の低い内容物挿入孔eを穿設しているが、この挿入孔eには背の低い内容物の動きを押さえたりする作用がなく、内容物が挿入孔e内で移動する。そのため、挿入孔e内で内容物ががたつくという問題点があった。
【0006】
本発明は、このような問題点を払拭した省資源が可能で、容器自体が丈夫で、使い勝手が良く、内容物のがたつきのない、バイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明のうち、請求項1に記載の発明は、前面板、天板、後面板および底板よりなる筒状体であって、底板前端を延長して延長部となし、前面板の下端に前面板の裏面に折返す折返し板を形成し、この折返し板の両側又は中央部の前面板寄りに切目を設けて底板前端の延長部貼着片を区画し、折返し板の先端に筒状体を二分する中間板と、この中間板先端に後面板の裏面に貼着する貼着板を形成し、折返し板を前面板裏面に折返して前面板に延長部貼着片を除いて貼着させ、後面板裏面に前記貼着板を貼着させ、前記筒状体の両側端開口部に天板支持板を形成し、この天板支持板で天板を支持せしめ、天板にバイアルの径より大きなバイアル挿入孔を複数個形成し、このバイアル挿入孔よりのバイアルの底部を中間板で受けるようになし、これら天板と中間板をバイアル起立台となすともに、前記延長部貼着片を底板の前端延長部に貼着せしめ、この底板の前端延長部をアンプル収納部となしたことを特徴とする。
【0008】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に加えて、前面板或いは後面板の両側、又は前面板と後面板の左右反対側の一側に、天板と底板の間に折込む天板支持板が形成され、前面板下端に設けた前面板裏面の折返し板先端に形成した中間板を係止する切込みを各天板支持板側端部に形成し、各天板支持板が前面板或いは後面板に連設される側の中間板の角部を頂点とする三角形状の折込み用切欠部を中間板側端部に形成して、この折込み用切欠部に天板支持板を折込むことにより天板支持板を筒状体内へ折込み可能となし、三角形状の折込み用切欠部の前記した角部の対辺に天板支持板側端部の切込みが係止する係止部を形成したことを特徴とする。
【0009】
さらに,請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明に加えて、天板に形成したバイアル挿入孔内の周囲に複数のバイアル側面支持用突片を設けたことを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1又は請求項3に記載の発明に加えて、前面板或いは後面板の両側、又は前面板と後面板の左右反対側の一側に、天板と底板の間に折込む天板支持板が形成され、前面板下端に設けた前面板裏面の折返し板先端に形成した中間板を係止する切込みを各天板支持板側端部に形成し、これら切込みの上下部に天板支持板の側端から内方へ形成した切目とこれら切目の天板支持板の内端を結ぶ折目と、で係止片が形成され、これら係止片を各天板支持板より折返し可能となし、各係止片を天板支持板より筒状体の外方へ鉤状に反らせ、各天板支持板が前面板或いは後面板に連設される側の中間板の角部を頂点とする三角形状の折込み用切欠部を中間板側端部に形成して、この折込み用切欠部に天板支持板を折込むことにより天板支持板を筒状体内へ折込み可能となし、三角形状の折込み用切欠部の前記した角部の対辺における中間板に前記鉤状に反らせた係止片が嵌まり込む係止片切欠部を形成し、この係止片切欠部より先端の前記対辺を、前記係止片の切込みが係止する係止部とし、前記三角形状の折込み用切欠部に折込んだ各天板支持板を係止するようにしたことを特徴とする。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4に記載の発明に加えて、補強板が後面板および底板の中央部に両側に達しない折目と、これら折目の両端を結ぶ切目を後面板および底板に設けて形成され、この補強板を筒状体内部に折込み、この補強板のうち、後面板部分を中間板裏面に貼着し、筒状体の中間板の補強となしたことを特徴とする。
【0012】
請求項6に記載の発明は、請求項1,2,4および5記載の発明に加えて、天板に形成した複数のバイアルの径より大きなバイアル挿入孔が折目線と切目線を交互に配した輪郭線で構成され、この輪郭線における各隣接する切目線を連結する連結切目をこの輪郭線内に形成し、輪郭線内を複数の分割片に区分せしめ、バイアルをバイアル挿入孔に挿入するとき、輪郭線の切目線および連結切目を開裂し、輪郭線内に分割片を前記折目線により下方に折込むようになしたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、添付図面に示す実施例に基づき本発明のバイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器に対する実施形態を詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明のバイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器を任意外箱に収納した時の状態を示した斜視図である。図2は、バイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器のみの斜視図である。図3は、バイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器の裏面より見た展開図である。図4〜図6は、この容器の組立て途中の状態を示した平面図である。図7は、アンプル仕切り体の一例を示したもので、(1)はその正面図で、(2)は下方の蓋板を延ばした状態の底面図である。図8は、従来の巻込み式の容器と本発明のバイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器との比較を示した概略側断面図で、(1)は従来の巻込み式の容器のもので、(2)は本発明のバイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器のものである。図9は、別の実施態様のバイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器のみの斜視図である。図10は、図9のバイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器の裏面より見た展開図である。図11は、図9のバイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器の背面より見た斜視図である。
【0015】
本発明は、従来のように、底部が上げ底を構成する筒体と、巻込み式に設けられた、背の高い内容物収納部を設けず、前面板、天板、後面板、および底板よりなる筒状体であって、底板前端に延長部を形成したものである。
【0016】
この組立てにあたって、前面板下端に形成した折返し板に切目を設けて区画した底板の延長部貼着片を形成し、この折返し板を延長部貼着片を除き前面板裏面に折返して貼着する。また、折返し板の先端に連設した中間板を、中間板の先端の貼着板を後面板裏面に貼着して筒状体を中間で二分する。そして、前記延長部貼着片を底板の前端延長部に貼着し、図8の(2)に示すように完成するものである。
【0017】
よって、本発明のバイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器は、従来のように、上げ底を構成する筒体の上方に、この筒体を巻込むように天板を設けていない。
【0018】
そして、本発明は、前面板、天板、後面板および底板よりなる筒状体に、前面板或いは後面板の両側、又は前面板と後面板の左右反対側の一側に、天板と底板の間に折込む天板支持板を形成し、中間板に係止するようにしたものである。
【0019】
(実施形態1)
図3の展開図に基いて本発明の一実施形態について説明する。折返し板2は、前面板1の下端に折返し用折目21を設けて形成したものである。折返し板2の大きさは、前面板1の半分以上の大きさに形成したものである。この折返し板2は、前面板1の下端部の裏面に折返すものである。
【0020】
この折返し板2の前側板1寄りの両側部に、前面板1と折返し板2の間の折返し用折目21の両側端部に一端を発し、それぞれの他端が前記一端と最寄りの折返し板2の両側端に達する切目22,22を設け、底板10の前端延長部102に貼着する貼着片4、4を区画する。
【0021】
天板3は、前面板1の上端に折込み用折目31を設けて形成したものである。この天板3には、適宜個数のバイアルAの径より大きいバイアル挿入孔32を並設する。
【0022】
このバイアル挿入孔32は、それぞれの一辺を天板3の折込み用折目31と、天板3の先端に形成した後面板7の折込み用折目71上とに位置させてそれぞれ前記折込み用折目31と71寄りの天板3に上下二列で互いに位置をずらせて形成したものである。
【0023】
なお、バイアル挿入孔32は、天板3の折込み用折目31と後面板7の折込み用折目71上の天板3に、それぞれの一辺を位置させているが、バイアル挿入孔32を天板3内に設けてもよいものである。
【0024】
底板前端の延長部貼着片4,4は、前記した切目22,22と、前面板1と折返し板2の折返し用折目21とで囲まれる折返し板2からなるものである。この延長部貼着片4,4は、前面板1と連続して折返し板2より区画し、折返し板2より切抜いて設けたものである。
【0025】
中間板5は、筒状体11を中間で二分するものである。この中間板5は、折返し板2の先端に形成されたもので、折返し板2の先端と中間板5との間には、中間板折込み用折目51が設けられている。そして、この中間板5は、前記天板3と同じ大きさに形成したものである。
【0026】
後面板7の裏面貼着片6は、前記中間板5の先端に後面板7の裏面への折込み用折目61を設けて形成したもので、この後面板7の裏面へ貼着するものである。また、後面板7は、天板3の後端に設けたもので、後面板7と天板3の間には、後面板折込み用折目71が設けられている。
【0027】
底板10は、後面板7の後端に設けたものである。底板10は、後面板7の後端との間に折込み用折目101を設けて形成し、この底板10の前端を延出して前端延長部102を形成したものである。
【0028】
筒状体11は、前記折返し板2の裏面に、図3に示すように、両側の貼着片4,4から前面板1の基部に亘って一連に糊8を塗布する。そして、図4に示すように、折返し板2を両側の貼着片4,4を除いて前面板1の裏面に折返してその裏面に貼着する。
【0029】
この貼着片4は、貼着片を構成する切目22が折返し用折目21に両端を終始するようにすることもでき、両側端部と中央部等の三箇所以上に設けてもよく、両側端部に設けず、中央部等の一箇所以上に設けることもできる。
【0030】
次に、図4に示すように、前面板1と天板3の裏面に折返し板2、中間板5および後面板7裏面への貼着板6を折返す。このうち、先端の後面板裏面への貼着板6を図5に示すように、中間板5の上(表面)に折返し、後面板7裏面への貼着板6に糊9を塗布する。
【0031】
そして、図6に示すように、後面板7とこの後面板7後端に折込み用折目101を設けて形成した、底板10と底板前端延長部102を、後面板7の折込み用折目71において折返し板2、中間板5および後面板7の裏面貼着板6上に折り返す。このとき、後面板7裏面への貼着板6には、裏面に糊9が塗布されており、後面板7裏面への貼着板6は、後面板7の裏面中間部に貼着される。
【0032】
そして、底板前端延長部102は、折返し板2から切抜かれた両側の貼着片4,4の裏面に重ね合される。このとき、前記したように、貼着片4,4の裏面には、糊8が塗布されており、貼着片4,4は底板前端延長部102に貼着される。
【0033】
こうして、図6に示すように、筒状体11は、偏平状態として完成する。そして、完成した偏平状態のものを、折込み用折目21,31,71,101において前面板1、後面板7を底板10より起立させ、天板3、前面板1、後面板7および底板10で筒状体11を形成する。
【0034】
天板支持板14,14は、前面板1の左端に折目141を設けて、また、後面板7の右端に折目141を設けて前記筒状体11の開口側端部の大きさより僅かに小さく形成したものである。
【0035】
各天板支持板14の側端部中間に設けた中間板係止用切込み15は、各天板支持板14の側端が前記中間板5の側端に当接する位置に、V字状に形成したものである。
【0036】
この実施形態では前面板1と後面板7との左右反対側のいずれか一側に天板支持板14,14を設けたものであるが、前面板1或いは後面板7のどちらか一方の両側に設けることもできる。
【0037】
また、各天板支持板14は、前面板1、後面板7の側端以外に筒状体11の両側端開口部の天板3或いは底板10の両側、又は天板3と底板10の左右反対側の一側に形成してもよい。その場合、各天板支持板14は、筒状体11の両側端開口部を塞ぐものとし、各天板支持板14の側端に天板3と底板10の内面に挿し込む挿し込みフラップなどを連設してもよい。
【0038】
一方、中間板5の両側にこれら天板支持板14を筒状体11の内部方向に折込むための天板支持板14の折込み用切欠部16,16を設ける。
【0039】
これら折込み用切欠部16,16は、それぞれ各天板支持板14が前面板1と後面板7に連設される側の中間板5の角部を頂点として中間板5の両側部に三角形状に形成したものである。
【0040】
各天板支持板14の側端部が当接する折込み用切欠部16,16の三角形の角部を頂点とする対辺に突起部を形成する。これら突起部は、中間板5の内部寄りの対辺の隅部に形成したもので、各天板支持板14に設けた側端部中間の切込み15を係止する係止部17,17とする。
【0041】
そして、これら係止部17,17は、各天板支持板14を筒状体11の内方に折目141,141をおいて折込んだとき、各天板支持板14を切込み15が係止し、折込み状態を維持するとともに、各天板支持板14の移動を防止する。
【0042】
以上のように構成した筒状体11の内部に天板支持板14,14を折込むと、各天板支持板14の上下は、図2に示すように、天板3と底板10との左右端部を支える。そして、各天板支持板14の側端部中間の切込み15で、中間板5の天板支持板14の折込み用切欠部16を介して後面板7、前面板1のそれぞれ左右端部を支持し、天板支持板14,14の基部の折目141,141で前面板1、後面板7のそれぞれ左右端部を支える。
【0043】
このように、各天板支持板14は、筒状体11の前後面板1,7および天板3と底板10との左右端部の周囲を支え、バイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器自体を丈夫で、使い勝手が良いものにするものである。
【0044】
そして、筒状体11の内部は中間板5により二分され、中間板5を上げ底とし、天板3に設けたバイアル挿入孔32より嵌入したバイアルAの底部を中間板5上に起立状に支持する。そして、この天板3の下方に中間板5を配した筒状体11をバイアル起立台12とする。
【0045】
また、底板10の前端を延長し、この底板10の前端延長部102に前記折返し板2の両側の前端延長部への貼着片4,4を添接し、前記糊8により貼着する。そして、底板10の前端延長部102を筒状容器11よりの出っ張り部としてアンプル収納部13とする。
【0046】
バイアル挿入孔32は、天板3に形成したバイアルAの径より大きい孔である。バイアル挿入孔32は、図3に示すように、天板3の前後端における天板3の折込み折目31,後面板7の折込み折目71上にバイアル挿入孔32の端を接して5個ずつ相互にバイアル挿入孔32の半個分ずつずらせて上下二列に形成したものである。
【0047】
3個のバイアル側面支持用の半円状突片18は、バイアル挿入孔32の天板3の前後端における前記の折目31,71上を除く周囲の三個所に突片折込み折目181を設けて形成したものである。これら各半円状突片18は、バイアル挿入孔32に挿入されたバイアルAの側面を突っ張って支持し、バイアルAの移動を抑えるものである。
【0048】
これらの突片18を設けることにより、バイアルAのバイアル挿入孔32内でのがたつきを抑止でき、輸送時に不測にバイアル同志が衝突することを未然に防止できる。
【0049】
この実施形態1での中間板5の両側端部と天板支持板14,14との係止のために、中間板両側端の三角形状の折込み用切欠部16,16の対辺に突起部としての係止部17,17を形成する。
【0050】
この実施形態では、底板10の前端を延長した前端延長部102のアンプル収納部13には、図7に示すようなロンドレーションによる仕切り体19にアンプルBを収容し、仕切り体19の上下に蓋板192,192を設けたトレー191を挿入する。また、仕切り体19としては、ロンドレーションによるものに限るものではなく、その他の仕切り装置であっても良い。
【0051】
さらに、実施形態1のバイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器は、図1に示すように、バイアルAをバイアル挿入孔32に挿入し、アンプルBを仕切り体19に収容して任意の外箱20に収容するものである。
【0052】
(実施形態2)
次に、本発明の別の実施形態について説明する。この実施形態のものは、前記実施形態1のものと比較して、天板支持板の側端部に形成した切込み周囲に切目と折目を設け、これら切目と折目で囲まれる天板を係止片となしたものである。そして、中間板両側にこれら天板支持板を筒状体の内部方向に折込むための折込み用切欠部に、天板支持板から反らせた前記係止片を嵌め込むための係止片切欠部を形成して係止片をロックするようにしたものである。
【0053】
それに、複数のバイアルの径より大きなバイアル挿入孔が交互に折目線と切目線を配した輪郭線で構成され、この輪郭線における隣接する切目線を連結する連結切目をこの輪郭線内に形成し、輪郭線内を分割片となしたものである。
【0054】
だから、バイアルのバイアル挿入孔内への充填作業に、バイアルを押込む作業が必要になり、各分割片を折目線で折込む力が抵抗となり、天板とその下方の中間板が撓むため、前記ロックが外れることがある。それで、中間板下面に補強板を設けたものである。
【0055】
図10の展開図に基いて本発明の別の実施形態について説明する。係止片23,23は、中間板5の側端を係止するための切込み15,15の上下に形成した切目24,24と切目24,24の内端を結ぶ折目25とで囲まれた天板支持板14,14よりなる。これら側端係止用切込み15,15は、実施形態1と同様に形成した天板支持板14,14に設けたものである。
【0056】
これら側端係止用切込み15の上下部の切目24は、各天板支持板14の側端から内方へ形成したものである。これら切目24は、中間板5の側端係止用切込み15の深さを越えるものであればよいが、この実施形態では、天板支持板14の長さの略1/4に形成したものである。
【0057】
各係止片23の内端の折目25は、各係止片23を天板支持板14より折返し可能となし、天板支持板14に対し係止片23を筒状体11の外方へ鉤状に反らせるものである。
【0058】
前記実施形態1と同様の三角形状の天板支持板の折込み用切欠部16,16は、それぞれ各天板支持板14が前面板1と後面板7に連設される側の中間板5の角部を頂点として中間板5の両側部に三角形状に形成したものである。
【0059】
中間板5の各三角形状の折込み用切欠部16の前記した角部の対辺に、前記鉤状に反らせた係止片23の側端係止用切込み15部が嵌まり込む係止片切欠部26を形成する。
【0060】
各係止片切欠部26より先端の対辺を、前記係止片23の各天板支持板14の側端に形成した側端係止用切込み15が係止する突起部27とした。
【0061】
よって、各係止片23と係止片切欠部26との係止は、図9および図11に示すように、各係止片23を各天板支持板14より鉤状に折曲し、係止片切欠部26に嵌め込むから、側端係止用切込み15が突起部27を突き返すようになる。
【0062】
これら側端係止用切込み15が突起部27を突き返すようになることで、各係止片23と係止片切欠部26との係止は、各係止片23がロックされた状態となり、外れにくくなる。
【0063】
このことにより、バイアルAが挿入されるときに、天板3および中間板5に力が掛かっても、中間板5の両側端と各天板支持板14の係止が解かれることがない。
【0064】
また、このロック状態を解除するときには、係止片23に指を掛け、係止片23を天板支持板14より筒状体11の外側に反らすと、側端係止用切込み15が突起部27の係止から開放され、ロックは解除される。
【0065】
補強板28は、後面板7から底板10に亘って形成したもので、中間板5が撓むことなく、中間板を補強できるものである。この補強板28は、後面板7および底板10の中央部に両側に達しないように設けた、後面板7と底板10間の折目101と平行な折目29,30と、折目29,30の両端を結ぶ切目33,33で囲まれる後面板7および底板10で構成する。
【0066】
この補強板28を前記折目29,30で、補強板28の中央の折目101を筒状体11内方に折込む。そして、この補強板28のうち、後面板7側の前記折目29と折目101との間の裏面に糊72を塗布し、この折目29と折目101との間を中間板5の裏面に貼着する。
【0067】
この補強板28で中間板5を裏面より支えることにより、中間板を補強できる。即ち、バイアルAを筒状体11の天板3にバイアル挿入孔32より押込むときの抵抗が大きく、また、中間板5上に載置するバイアルAの重量が重くても、中間板5は撓むことがない。
【0068】
バイアル挿入孔32として、この孔の周囲が交互に折目線35と切目線36を配した輪郭線34で構成され、この輪郭線34における隣接する切目線36を連結する連結切目37をこの輪郭線34内に形成する。そして、輪郭線34内を切目線36と連結切目37で分割し、それぞれを分割片38となす。
【0069】
よって、バイアルAをバイアル挿入孔32に挿入するとき、輪郭線34の切目線35、連結切目37が開裂し、輪郭線34内の各分割片38を折目線35により下方に折込み、バイアルAの側面を支持するようになしたものである。
【0070】
さらに、本実施形態では、バイアル挿入孔32として、抜き穴としないため、各バイアル挿入孔32に抜きかすが残らず、抜きかすを取り除く手間が掛からない。
【0071】
また、底板10の前端を延長した前端延長部102のアンプル収納部13には、実施形態1と同様の図7に示すような仕切り体19にアンプルBを収容し、仕切り体19の上下に蓋板192,192を設けたトレー191を挿入する。また、仕切り体19としては、ロンドレーションによるものに限るものではなく、その他の仕切り装置であっても良い。
【0072】
さらに、実施形態2のバイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器を使用するときには、実施態様1と同様にバイアルAをバイアル挿入孔32に挿入し、アンプルBを仕切り体19に収容して任意の外箱20に収容するものである。
【0073】
【発明の効果】
本発明のバイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器は、従来の巻込み式で作製された高さの異なる二種類の内容物を収納する容器と比べて、底面の一枚分だけ紙材が少なくて良く、省資源である。
【0074】
前面板或いは後面板の両側、又は前面板と後面板との左右反対側の一側に天板支持板を設けるから、天板支持板で天板と底板を支持する。また、前面板または後面板の一側に連設した各天板支持板の切込みを前後面板に固定した中間板の両側の三角形状の折込み用切欠部に設けた係止部に係止して固定したから、天板支持板で前後面板を支持する。だから、天板、前後面板および底板のいずれの方向よりの押圧に対しても丈夫となる。これにより、天板のバイアル挿入孔にバイアルを収納するにあたり、天板および中間板等の撓みがなく、バイアルの収納がし易く、使い勝手が良くなる。
【0075】
バイアルより大きいバイアル挿入孔の周囲に突片を設けたから、バイアル挿入孔に挿入されたバイアルは、バイアル挿入孔の周囲から突っ張って押えられ、この孔内でのバイアルのがたつきがなく、緩衝効果は優れたものになる。
【0076】
前面板或いは後面板の両側、又は前面板と後面板との左右反対側の一側に天板支持板を設け、天板支持板で天板と底板を支持する。また、前面板または後面板の一側に連設した各天板支持板の切込みの上下部に切目と、これら切目の内端を結ぶ折目により係止片を成形する。そして、この係止片を前後面板に固定した中間板の両側の三角形状の折込み用切欠部に設けた係止片切欠部に嵌め込み、係止片の前記切込みを突起部に係止して固定したから、この係止片が中間板を突き返すように支持する。だから、天板、前後面板および底板のいずれの方向よりの押圧に対しても丈夫となる。これにより、天板のバイアル挿入孔にバイアルを収納するにあたり、天板および中間板等の撓みがなく、バイアルの収納がし易く、使い勝手がさらに良くなる。
【0077】
後面板と底板に亘って補強板を形成し、この補強板のうち後面板側の部分を中間板裏面に貼着したから、中間板が補強され、天板のバイアル挿入孔にバイアルを押込んでも、中間板が撓むことがない。さらに、収納される背の低い内容物の重量により中間板が撓むことがない。
【0078】
バイアル挿入孔として、孔の周囲を交互に折目線と切目線を配した輪郭線で構成し、隣接する切目線を連結する連結切目を輪郭線内に設け、輪郭線内を複数の分割片に区分している。よって、バイアルをバイアル挿入孔に押込むときに、天板から押込まれた各分割片はバイアル挿入孔内に押込まれる。このことにより、前記突片を設けた場合と較べて、さらにバイアルの側面支持が良好となり、この孔内でのバイアルのがたつきがなく、緩衝効果は優れたものになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1のバイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器を任意外箱に収納時の状態を示した斜視図である。
【図2】本発明の同バイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器のみの斜視図である。
【図3】本発明の同バイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器の内面から見た展開図である。
【図4】本発明の同バイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器の組立て途中の状態を示したもので、折返し板を前面板内面に貼着した時の平面図である。
【図5】本発明の同バイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器の組立て途中の状態を示したもので、図4の状態から中間板先端の貼着片を中間板外面に折返した時の平面図である。
【図6】本発明の同バイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器の組立て途中の状態を示したもので、図5の状態から後面板および底板を内方に折返し、貼着片を後面板内面に貼着した時の平面図である。
【図7】アンプル仕切り体の一例を示したもので、(1)はその平面図で、(2)は下方の蓋板を伸ばした状態の底面図である。
【図8】従来の巻込み式の容器と本発明のバイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器との比較を示した概略側面図で、(1)は従来の巻込み式の容器のもので、(2)は本発明のバイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器のものである。
【図9】本発明の実施形態2のバイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器のみの斜視図である。
【図10】図9のバイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器の内面より見た展開図である。
【図11】図9のバイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器の背面より見た斜視図である。
【符号の説明】
1 前面板
2 折返し板
21 折目
22 切目
3 天板
31 折目
32 バイアル挿入孔
4 貼着片
5 中間板
51 折目
6 貼着板
61 折目
7 後面板
71 折目
8 糊
9 糊
10 底板
101 折目
102 前端延長部
11 筒状体
12 バイアル起立台
13 アンプル収納部
14 天板支持板
141 折目
15 側端係止用切込み
16 折込み用切欠部
17 係止部
18 突片
181 折目
19 仕切り体
191 トレー
192 蓋板
20 外箱
23 係止片
24 切目
25 折目
26 係止片切欠部
27 突起部
28 補強板
29,30 折目
33 切目
34 輪郭線
35 折目線
36 切目線
37 連結切目
A バイアル
B アンプル
Claims (6)
- 前面板、天板、後面板および底板よりなる筒状体であって、底板前端を延長して延長部となし、前面板の下端に前面板の裏面に折返す折返し板を形成し、この折返し板の両側又は中央部の前面板寄りに切目を設けて底板前端の延長部貼着片を区画し、折返し板の先端に筒状体を二分する中間板と、この中間板先端に後面板の裏面に貼着する貼着板を形成し、折返し板を前面板裏面に折返して前面板に延長部貼着片を除いて貼着させ、後面板裏面に前記貼着板を貼着させ、前記筒状体の両側端開口部に天板支持板を形成し、この天板支持板で天板を支持せしめ、天板にバイアルの径より大きなバイアル挿入孔を複数個形成し、このバイアル挿入孔よりのバイアルの底部を中間板で受けるようになし、これら天板と中間板をバイアル起立台となすともに、前記延長部貼着片を底板の前端延長部に貼着せしめ、この底板の前端延長部をアンプル収納部となしたことを特徴とするバイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器。
- 前面板或いは後面板の両側、又は前面板と後面板の左右反対側の一側に、天板と底板の間に折込む天板支持板が形成され、前面板下端に設けた前面板裏面の折返し板先端に形成した中間板を係止する切込みを各天板支持板側端部に形成し、各天板支持板が前面板或いは後面板に連設される側の中間板の角部を頂点とする三角形状の折込み用切欠部を中間板側端部に形成して、この折込み用切欠部に天板支持板を折込むことにより天板支持板を筒状体内へ折込み可能となし、三角形状の折込み用切欠部の前記した角部の対辺に天板支持板側端部の切込みが係止する係止部を形成したことを特徴とする請求項1記載のバイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器。
- 天板に形成したバイアル挿入孔内の周囲に複数のバイアル側面支持用突片を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のバイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器。
- 前面板或いは後面板の両側、又は前面板と後面板の左右反対側の一側に、天板と底板の間に折込む天板支持板が形成され、前面板下端に設けた前面板裏面の折返し板先端に形成した中間板を係止する切込みを各天板支持板側端部に形成し、これら切込みの上下部に天板支持板の側端から内方へ形成した切目とこれら切目の天板支持板の内端を結ぶ折目と、で係止片が形成され、これら係止片を各天板支持板より折返し可能となし、各係止片を天板支持板より筒状体の外方へ鉤状に反らせ、各天板支持板が前面板或いは後面板に連設される側の中間板の角部を頂点とする三角形状の折込み用切欠部を中間板側端部に形成して、この折込み用切欠部に天板支持板を折込むことにより天板支持板を筒状体内へ折込み可能となし、三角形状の折込み用切欠部の前記した角部の対辺における中間板に前記鉤状に反らせた係止片が嵌まり込む係止片切欠部を形成し、この係止片切欠部より先端の前記対辺を、前記係止片の切込みが係止する係止部とし、前記三角形状の折込み用切欠部に折込んだ各天板支持板を係止するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項3記載のバイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器。
- 補強板が後面板および底板の中央部に両側に達しない折目と、これら折目の両端を結ぶ切目を後面板および底板に設けて形成され、この補強板を筒状体内部に折込み、この補強板のうち、後面板部分を中間板裏面に貼着し、筒状体の中間板の補強となしたことを特徴とする請求項1〜4記載のバイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器。
- 天板に形成した複数のバイアルの径より大きなバイアル挿入孔が折目線と切目線を交互に配した輪郭線で構成され、この輪郭線における各隣接する切目線を連結する連結切目をこの輪郭線内に形成し、輪郭線内を複数の分割片に区分せしめ、バイアルをバイアル挿入孔に挿入するとき、輪郭線の切目線および連結切目を開裂し、輪郭線内に分割片を前記折目線により下方に折込むようになし、バイアルの側面を支持するようになしたことを特徴とする請求項1,2,4および5記載のバイアル起立台とアンプル収納部を具備した容器。
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