JP3631596B2 - 調光装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のルーフウインド、リアウインド、サイドウインド、サンバイザの他、各種建築物の窓等に使用される調光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の調光装置が種々提案されている。
例えば、図13に示す特開平6−8730号公報に記載の装置では、表面が平滑であって、不透明な遮光部…と、透明な透光部…とを縞状に交互に設けた3枚の調光板A,B,Cを摺動可能に重ね合わせており、矢印Aで示す方向に調光板A〜Cを移動できるようになっている。この調光装置では、各調光板A〜Cの遮光部どうし及び透光部どうしがそれぞれ重なるように各調光板A〜Cを位置決めすれば、透明な部分の面積が増加して光透過率(入射光量に対する透過光量の割合)が上昇する。一方、一つの調光板A〜Cの遮光部…と残りの調光板A〜Cの透光部…が互いに重なるように位置決めすると、透明な部分の面積が減少して光透過率が低下する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記図13に示す従来の調光装置では、結露等により調光板A〜Cの表面に水分が付着した場合、この水分により重ね合せた調光板A〜Cが互いに吸着してしまい、調光板A〜Bを摺動させるのが困難となることがある。そのため、この調光装置では、調光板A〜Cを移動させるための動力源は、上記吸着力に打ち勝つだけの駆動力を有する必要がある。
【0004】
本発明は、上記従来の調光装置における問題を解決するためになされたものであり、結露等により調光板の表面に水分が付着した場合にも、重ね合せた調光板が吸着するのを防止し、比較的小さい駆動力で確実かつ円滑に調光板を移動させることができるようにすることを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る調光装置は、互いに対向して配置されて、それぞれ透光部と遮光部を設けた一対の調光板を備え、該一対の調光板の少なくともいずれか一方を他方に対して相対的に移動させ、一対の調光板の透光部と遮光部が重なる面積を変更することにより透光率を調節する調光装置であって、上記一対の調光板のうちのいずれか一方の調光板の他方の調光板と対向する側の面に、一定高さの複数の突起を突設し、これらの突起の先端に他方の調光板を接触させて、一対の調光板の間に突起の高さ分の空隙を設けたことを特徴としている。
【0006】
本発明の調光装置では、調光板間に上記のように突起の高さ分の空隙を設けているため、結露等により調光板の表面に水分が付着した場合でも、この水分により調光板が吸着するのを防止することができる。また、一方の調光板の突起の先端に他方の調光板が接触しているため、調光板の接触面積が少なく、調光板の摺動時の摩擦抵抗が小さい。さらに、一対の調光板の接触面積が小さいため、摺動を繰り返した場合に調光板に傷等が発生するのを防止することができる。
【0007】
上記突起は、遮光部に設けることが好ましい。この場合、突起が透光部を透過する光線を散乱させず、良好な視界を確保することができる。
【0008】
上記突起は、具体的には、遮光部を形成するための塗料を半球状に盛り上げて形成したものであってもよい。この場合、遮光部を形成する工程に引き続いて、特別な装置を使用することなく突起を形成することができ、突起の形成に要するコストを低減することができる。
【0009】
また、上記突起は、上記一方の調光板をプレス加工により変形させて設けたものであってもよい。この場合、突起の強度が高い。
【0010】
突起をプレス加工により設ける場合には、調光板に均一に分布するように設けることが好ましい。この場合、熱等により突起を設けた調光板にそり等の変形が生じた場合でも、調光板は均一に変形し、変形による摺動性の低下等の影響を最小限に抑制することができる。
【0011】
突起は、上記一方の調光板に複数のリベットをかしめ止めしたものであってもよい。この場合、調光板自体を屈曲等する必要がなく、調光板の平面性を維持することができる。
【0012】
上記一対の調光板は、透明樹脂板に塗料を塗布して遮光部を形成すると共に、透明樹脂板の残りの部分を透光部としたものであって、透明樹脂板の互いに対向する面と反対側の面に塗料を塗布して遮光部を設けることが好ましい。この場合、調光板の互いに対向する面には、塗料を塗布してなる遮光部が形成されないため、摺動を繰り返した場合でも遮光部の剥離を防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1から図6に示す、本発明の第1実施形態に係る調光装置は、自動車のルーフウインド10に取り付けて使用するものである。
【0014】
図1に示すように、自動車の車体のルーフ部11及び内張り12に設けたサンルーフ用の開口部13にルーフガラス10が嵌め込まれており、このルーフガラス10に調光装置15が取り付けられている。なお、図示しない公知のチルトアップ機構によりルーフガラスを駆動して開口部13を開閉できるようになっている。
【0015】
図2に示すように、調光装置15は、透明ケース16、固定側調光板17、可動側調光板18、ガーニッシュ19及び駆動部20を備えており、ブラケット金具21により上記ルーフガラス10に固定されている。
【0016】
透明ケース16は、上記ルーフガラス10と同様の四角形状の透明板22と、上記ルーフガラス10と同様の四角形状であって凹部23aとフランジ部23bとを有する本体23を備えている。これら透明板22と本体23はガーニッシュ19により一体に固着されており、透明板22に閉鎖された本体23の凹部23a内が収容室16aを構成している(図1参照)。この収容室16a内に、上記固定側調光板17と可動側調光板18が収容されている。
【0017】
固定側調光板17は、長方形状の透明樹脂板からなり、上記収容室16a内において透明板22に固定されている。
図3(A)及び図4(A),(B)に示すように、上記固定側調光板17には、可動側調光板18と対向する側の面17a(透明ケース16の透明板22と当接する面17bと反対側の面)に、黒色の塗料を使用した印刷により後述する可動側調光板18の摺動方向(矢印B1,B2)と直交する方向の横縞状の不透明な遮光部25,25…を設け、これら遮光部25,25…間の印刷を施していない部分を横縞状の透明な透光部26,26…としている。遮光部25,25…と透光部26,26…は同一幅Wとしてある。
【0018】
また、上記遮光部25を構成するために印刷した黒色の塗料上に塗料をさらに盛り上げた印刷(厚盛り印刷)を施して複数の突起27を設けている。この突起27は、半球状であり、高さhは0.1〜0.2mm程度で一定である。また、図3(A)に示すように、これらの突起27は菱形格子状に配置しており、固定側調光板17の全面に均一に分布している。
なお、遮光部25及び突起27を印刷するために使用する塗料は黒色に限定されず、不透明であればどのように色の塗料でもよい。また、突起27は方形格子状に配置してもよい。
【0019】
固定側調光板17には、切込17cを設けており、この切込17cに透明ケース16の透明板22に突設した案内軸22aが挿入されている。
【0020】
上記固定側調光板17を製作するには、まず、図5(A)に示すように、所定形状の透明樹脂板28を準備する。次に、図5(B)に示すように、この透明樹脂板28の一方の面に黒色の塗料を使用して所定寸法の横縞状の遮光部25を印刷する。その後、図5(C)に示すように、遮光部25の上からさらに黒色の塗料を使用した厚盛り印刷を施して突起27,27…を形成する。
【0021】
このように第1実施例では、遮光部25を形成するための塗料を使用して突起27を形成することができる。よって、遮光部25を形成する工程に引き続いて、かつ、特別な工作機械等を使用することなく、突起27を形成することができ、突起27の形成に要するコストを低減することができる。
【0022】
上記可動側調光板18は、上記固定側調光板17と同様に、長方形状の透明樹脂板からなり、透明ケース16の収容室16a内に図1の矢印B1,B2方向に摺動可能に収容されている。また、図3(B)及び図4(A),(B)に示すように、可動側調光板18には、固定側調光板17と対向する側の面18a(透明ケース16の本体23と対向する側の面18bと反対側の面)に、横縞状に黒色の印刷を施し、同一幅Wの透光部26と遮光部25とを交互に設けている。ただし、可動側調光板18には、固定側調光板17のような突起は設けておらず、両面18a,18bとも平滑である。
【0023】
可動側調光板18には、上記矢印B1,B2で示す摺動方向に延在する切込18cを設けており、この切込18cに上記案内軸22aを遊挿することにより、摺動方向を案内するようになっている。
【0024】
また、可動側調光板18の上記切込18cと対向する端部には、ラック部18dを突設している。図6に示すように、このラック部18dは透明ケース16の本体23に設けた開口部23cを介して、透明ケース16の外側に取り付けた駆動部20のハウジング30内に突出している。
【0025】
上記駆動部20のハウジング30内には、上記ラック部18dと噛合するピニオン31が収容されており、このピニオン31はピニオン32を介して電動モータ35の回転軸35aに固定したピニオン36と噛合している。
【0026】
電動モータ35が作動すると、上記ピニオン31,32,36を介してラック部18dが駆動され、電動モータ35の回転方向に応じて可動側調光板18が矢印B1,B2方向に移動する。可動側調光板18と固定側調光板17の相対位置が変化すると、固定側調光板17の遮光部25、透光部26と可動側調光板18の遮光部25、透光部26の重なる面積が変化し、光透過率を調節することができる。
すなわち、上記可動側調光板18が矢印B1方向の限度位置にあるときには、図4(A)に示すように、固定側調光板17の遮光部25と可動側調光板18の遮光部25とが互いに対向し、固定側調光板17の透光部26と可動側調光板18の透光部26とが互いに対向している。この状態では、図1及び図2において矢印C方向(車体上方側)から調光装置15を見ると透明な部分の面積が最大となっている(透光状態)。一方、上記可動側調光板18が矢印B2方向の限度位置にあるときには、図4(B)に示すように、固定側調光板17の遮光部25と可動側調光板18の透光部26が互いに対向し、かつ、固定側調光板17の透光部26と可動側調光板の遮光部25が互いに対向する。この状態では、上記矢印C方向から調光装置15を見ると透明な部分の面積が最小となる(遮光状態)。
【0027】
上記のように固定側調光板17の可動側調光板18と対向する側の面17aに一定高さの複数の突起27を設けているため、可動側調光板18は、これら突起27の先端部27aと点接触的に接触しており、固定側調光板17と可動側調光板18との間には、幅Dが0.1〜0.2mm程度の空隙37が常に確保されている。結露等により可動側調光板18や固定側調光板17の表面に水分が付着する場合があるが、この場合でも上記のように固定側調光板17と可動側調光板18の間に空隙37が設けてあれば、表面に付着した水分により固定側調光板17と可動側調光板18を吸着するのを防止することができる。そのため、第1実施形態では、吸着による可動側調光板18の摺動性低下を防止することができる。
【0028】
また、上記のように可動側調光板18は、その全面が固定側調光板17に面接触的に接触するのではなく、固定側調光板17に設けた複数の突起27,27…により点接触的に支持されており、可動側調光板18と固定側調光板17の接触面積が少ない。よって、上記のように可動側調光板18の摺動時の摩擦抵抗が少なく、円滑に可動側調光板18を駆動することができる。
よって、第1実施形態の調光装置15では、比較的小さい駆動力で確実かつ円滑に可動側調光板18を移動させることができ、かつ、作動の信頼性が高い。
【0029】
さらに、上記のように可動側調光板18と固定側調光板17は突起27,27…を介して点接触的に接触しており、接触面積が少ないため、可動側調光板18が矢印B1,B2方向に摺動を繰り返した場合でも、可動側調光板18や固定側調光板17に傷が発生するのを防止することができ、装置の耐用期間が長い。
【0030】
(第2実施形態)
図7に示す本発明の第2実施形態に係る調光装置15では、固定側調光板17の遮光部25を設けた部分に、プレス加工を施すことにより、高さhを0.5〜1.0mm程度の半球状の突起38,38…を設けている。なお、これらの突起38,38…の配置は上記第1実施形態と同様である。
【0031】
第1実施形態と同様に、この突起38,38…を設けたことにより、可動側調光板18は固定側調光板17に対して点接触的に接触し、可動側調光板18と固定側調光板17の間には空隙37が形成される。そのため、結露等により付着した水分により、可動側調光板18と固定側調光板17が吸着するのを防止することができる。また、可動側調光板の摺動時の摩擦抵抗を低減することができると共に、可動側調光板18の移動時に可動側調光板18や固定側調光板17に傷が付くのを防止することができる。
【0032】
また、この第2実施形態のようにプレス加工により形成した突起38は、上記のように塗料を厚盛り印刷して形成した突起と比較して、突起の強度が高い。
【0033】
なお、固定側調光板17や可動側調光板18は透明樹脂製であるため、熱によりそり等の変形が生じる場合がある。しかし、第2実施形態では、上記のようにプレス加工により突起38を設けているが、これらの突起38は固定側調光板18の全面に均一に分布させているため、熱変形も均一であり、熱変形による摺動性の低下等の影響を最小限に抑制することができる。
【0034】
上記固定側調光板17を製作するには、まず、図8(A)に示すように、所定形状の透明樹脂板28を準備する。次に、図8(B)に示すように、この透明樹脂板28の一方の面に黒色の塗料を使用して所定寸法の横縞状の遮光部25を印刷する。その後、この透明樹脂板28にプレス加工を施して図8(C)に示すように、遮光部25を印刷した面が凸となるように突起38,38…を設ける。
第2実施形態のその他の構成及び作用は上記した第1実施形態と同様である。
【0035】
(第3実施形態)
図9に示す本発明の第3実施形態に係る調光装置では、固定側調光板17の遮光部25にリベット40,40…をかしめ止めしており、このリベット40の頭部40aが突起を構成している。なお、リベット40の配置は、上記第1及び第2実施形態と同様の配置としてある。
【0036】
可動側調光板18は固定側調光板17にかしめ止めしたリベット40の頭部40aに点接触的に接触し、可動側調光板18と固定側調光板17の間には空隙37が形成される。そのため、可動側調光板18と固定側調光板17の吸着を防止し、可動側調光板18の摺動時の摩擦抵抗を低減できると共に、可動側調光板18や固定側調光板17に傷がつくのを防止することができる。
【0037】
なお、上記固定側調光板17を製作するには、まず、図10(A)に示すように、透明樹脂板28を用意し、次に、図10(B)に示すように、透明樹脂板28の一方の面に黒色の塗料を使用して所定寸法の横縞状の遮光部25を印刷する。さらに、図10(C)に示すように、所定位置にリベット取付用の孔28a,28a…を板厚方向に貫通するように穿設する。次に、図10(D)に示すように、透明樹脂板28の遮光部25を設けた側の面28aからリベット40の軸部40bを挿入し、この軸部40bの先端40cを遮光部25を設けた側と反対側の面28bに突出させる。その後、図10(E)に示すように、リベット40の軸部40bの先端40cをかしめてリベット40を透明樹脂板に固定する。
第3実施形態のその他の構成及び作用は上記した第1実施形態と同様である。
【0038】
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。まず、上記実施形態では、固定側調光板17に突起を設けているが、可動側調光板18に突起を設けてもよい。
【0039】
また、上記実施形態では、固定側調光板17及び可動側調光板18の互いに対向する面17a,18aに印刷を施して透光部25を設けているが、図11(A)〜(C)に示すように、固定側調光板17及び可動側調光板18の上記対向する面17a,18aと反対側の面17b,17bに印刷を施して遮光部25を設けてもよい。
【0040】
さらに、本発明の調光装置15は、自動車のルーフウインドに限らず、図12に示すように、自動車のリアウインド44に吸盤45を介して固定してもよく、自動車のサイドウインド、サンバイザ、各種建築物の窓等にも使用することができる。
【0041】
さらにまた、透明ケースの収容室内に固定側調光板と可動側調光板を収容せずに、透明板に固定側調光板を固定し、可動側調光板を固定側調光板上に載置した状態で摺動可能に保持してもよい。
【0042】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係る調光装置では、一方の調光板の他方の調光板と対向する側の面に一定高さの複数の突起を設け、調光板間に突起の高さ分の空隙を設けているため、結露等により調光板の表面に水分が付着した場合でも、この水分により調光板が吸着するのを防止し、この吸着による調光板の摺動性が低下するのを防止することができ、また、一方の調光板の突起の先端に他方の調光板が接触しているため、調光板の接触面積が少なく、調光板の摺動時の摩擦抵抗が小さいため、円滑に調光板を駆動することができる。よって、本発明の調光装置は、比較的小さい駆動力で確実かつ円滑に調光板を移動させることができ、信頼性が高い。
【0043】
また、一対の調光板の接触面積が小さいため、摺動を繰り返した場合に調光板に傷等が発生するのを防止することができ、耐用期間を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る調光装置を示す概略断面図である。
【図2】第1実施形態に係る調光装置の分解斜視図である。
【図3】(A)は固定側調光板の平面図、(B)は可動側調光板の平面図である。
【図4】(A)及び(B)は第1実施形態の調光装置を示す図2のIV−IV線での部分断面図である。
【図5】(A)、(B)及び(C)は、第1実施形態における固定調光板の製作方法を説明するための部分斜視図である。
【図6】駆動部を示す一部破断要部拡大図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係る調光装置を示す部分断面図である。
【図8】(A)、(B)及び(C)は、第2実施形態における固定側調光板の製作方法を説明するための部分斜視図である。
【図9】本発明の第3実施形態に係る調光装置を示す部分断面図である。
【図10】(A)、(B)、(C)、(D)及び(E)は、第3実施形態における固定側調光板の製作方法を説明するための部分斜視図である。
【図11】(A)、(B)及び(C)は、本発明の変形例を示す部分断面図である。
【図12】本発明の調光装置を自動車のリアウインドに取り付けた例を示す部分断面図である。
【図13】従来の調光装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ルーフウインド
15 調光装置
16 透明ケース
17 固定側調光板
18 可動側調光板
19 ガーニッシュ
20 駆動部
25 遮光部
26 透光部
27,38 突起
37 空隙
40 リベット

Claims (7)

  1. 互いに対向して配置されて、それぞれ透光部と遮光部を設けた一対の調光板を備え、
    該一対の調光板の少なくともいずれか一方を他方に対して相対的に移動させ、一対の調光板の透光部と遮光部が重なる面積を変更することにより透光率を調節する調光装置であって、
    上記一対の調光板のうちのいずれか一方の調光板の他方の調光板と対向する側の面に、一定高さの複数の突起を突設し、これらの突起の先端に他方の調光板を接触させて、一対の調光板の間に突起の高さ分の空隙を設けたことを特徴とする調光装置。
  2. 上記突起を遮光部に設けたことを特徴とする請求項1に記載の調光装置。
  3. 上記突起は、遮光部を形成するための塗料を半球状に盛り上げて形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の調光装置。
  4. 上記突起は、上記一方の調光板をプレス加工により変形させて設けたものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の調光装置。
  5. 上記突起を上記一方の調光板に均一に分布するように設けたことを特徴とする請求項4に記載の調光装置。
  6. 上記突起は、上記一方の調光板に複数のリベットをかしめ止めしたものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の調光装置。
  7. 上記一対の調光板は、透明樹脂板に塗料を塗布して遮光部を形成すると共に、透明樹脂板の残りの部分を透光部としたものであって、
    透明樹脂板の互いに対向する面と反対側の面に塗料を塗布して遮光部を設けたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の調光装置。
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