JP3627443B2 - 浴室の洗い場カウンタ− - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、浴室の洗い場カウンターに関するものであり、更に詳しくは、浴室の洗い場壁面に支持されるとともに、下部に、前後方向に移動するか、又は、上部側が前後方向に回動することにより開閉される、物品収納体を備えた浴室の洗い場カウンターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6及び図7は特開平1ー314520号公報に記載された、浴室の洗い場カウンターの一例を示している。この洗い場カウンター100は、浴室の洗い場壁面Wに取り付けられ、カウンター本体101の上面が入浴時に小物を置くカウンター面101aとなっているとともに、カウンター本体101の下部に、このカウンター面101a上の小物を収納する物品収納体102が取り付けられている。この物品収納体102は、後端下部がカウンター本体101に回動自在に支持されていて、上部側を前後に回動させることにより、その開閉がなされる。なお、物品収納体102上方のカウンター本体101には、棚部101bが形成されている。
【0003】
入浴者は、浴室の洗い場Aにおいて、腰掛(図示せず)を使用して、洗い場カウンター100に向かって座り、体を洗ったり、洗顔や洗髪を行なう。この場合、洗い場カウンター100の下方には、洗い場Aの床面Fとの間に、足入空間Vが形成されているため、入浴者は、足先をこの足入空間Vに入れた楽な姿勢で、腰掛を介して、この洗い場カウンター100近くに座ることができる。このため、入浴者は、カウンター面101a上の小物を容易に手に取ることができるとともに、壁面W側の鏡110もよく見ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の洗い場カウンターでは、物品収納体102の高さ(丈)が小さいため、この物品収納体102中に比較的丈の高い収納物、例えば、浴室清掃用の洗剤等が収納できないという問題があった。
【0005】
このため、カウンター本体101の棚部101bをなくし、このカウンター本体101に丈の高い物品収納体を取り付けることも考えられるが、このことにより、物品収納体が深くなり、この物品収納体に対して、石鹸等の小物の出し入れが容易でないという問題が生じる。この場合、物品収納体中に棚を設け、小物の取り出しを容易にすることも考えられるが、こうすると、物品収納体中の、この棚の下方空間が使いずらいという問題が生じる。
【0006】
また、洗い場カウンタ−に、丈の高い物品収納体と丈の低い物品収納体とを設けることも考えられるが、こうすると、洗い場カウンタ−の構成が複雑となり、この洗い場カウンタ−が高コストなものになってしまうという問題が生じる。
【0007】
一方、床面Fからカウンタ−面101aまでの距離には限度があり、かつ、洗い場カウンタ−100の下方には、足入空間Vが必要なため、このような洗い場カウンタ−100では、内部に収納できる収納物の高さにも限度が生じ、この限度を越えた収納物は収納できないという問題もあった。
【0008】
この発明は、以上の点に鑑み、下方に足入空間を設けた場合でも、物品収納体中に、充分に丈の高い収納物が収納できるとともに、小物も取り出しやすく収納でき、かつ、物品収納体中に使いずらい空間をつくることもない、簡単な構成の浴室の洗い場カウンターを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1記載の発明は、浴室の洗い場壁面に支持されるとともに、下部に、前後方向に移動するか、又は、その下部側を中心にその上部側が前後方向に回動することにより開閉される、上向き開放の物品収納体を備えた浴室の洗い場カウンターにおいて、物品収納体に、洗い場の床面との間に足入空間を残すように形成され、水平な底部を有する前部収納部と、この前部収納部の後方に、この前部収納部と一体的に形成されるとともに、上記前部収納部よりも床面側に向かって下方に延びるように形成され、かつ、後面側がカゴ状に形成されている後部収納部とを設けていることである。
【0010】
この発明では、下方に足入空間を残して比較的浅く形成される物品収納体の前部収納部に、入浴時の小物を取り出し易く収納できるとともに、前部収納部の後方にこれと一体的に形成される物品収納体の後部収納部に、浴室用洗剤のような丈の高い収納物を収納できる。特に、後部収納部は、前部収納部によって足入空間が確保されるため、下部を床面近くまで延ばすことができ、内部に充分に丈の高い収納物を収納できる。
【0011】
この発明の請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の場合において、前部収納部の下面側に、物品収納体を開閉するための把手部が形成されていることである。
【0012】
この発明では、物品収納体を開く場合には、足入空間から手を入れて、把手部を前方に引けばよく、物品収納体を閉じる場合には、前部収納部を後方に押せばよいため、物品収納体の開閉を楽に行なうことができる。また、この発明では、把手部を外部から見えにくい位置に配置できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1はこの発明の一実施の形態に係る洗い場カウンタ−が備えられた浴室の外観を示している。
【0014】
浴室内には、図1で示されるように、左方に浴槽1が設置され、右方に洗い場Aが形成されている。この洗い場Aの壁面Wには、下部に、洗い場カウンター2が取り付けられ、この洗い場カウンター2の上方に、水栓3、シャワーセット4、壁鏡5、及び小物棚6が取り付けられている。そして、洗い場Aの床面F上には、洗い場カウンター2の前方に腰掛Yが置かれている。
【0015】
洗い場カウンター2は、図1で示されるように、入浴者が腰掛Yに座った状態で、洗体や、洗顔及び洗髪等を楽に行なうことができるように設けられたものであり、下方の床面Fとの間に、足入空間Vを残した状態で、壁面Wに取り付けられている。この洗い場カウンター2は、壁面Wに取り付けられたカウンタ−本体7と、このカウンタ−本体7の右部側下方に取り付けられた収納用キャビネット8とから構成されている。
【0016】
カウンタ−本体7は、板状体の後部側が一段高くなるように形成されたものであり、前部側上面に洗面器等を載置する主カウンタ−面D1が形成され、後部側の一段高い上面に、入浴時の小物(石鹸やスポンジ)等を置く副カウンタ−面D2が形成されている。そして、カウンタ−本体7の主カウンタ−面D1側には、洗面器からの排水を下方に排出する排水部7aが形成されている。
【0017】
収納用キャビネット8は、浴室内を清掃する洗剤や、入浴時の小物等を収納するものであり、図5で示されるように、外ケース10と、扉20と、カゴ状収納部30と、ガイドロッド40とから構成されている。
【0018】
外ケース10は、図2で示されるように、略帯状の薄いステンレス板をコの字形に曲げた本体部11の下部側自由端側を、ステンレス製の棒部材12で連結したものであり、カウンター本体7の裏面側に、上端側がネジ等によって取り付けられている。この場合、外ケース10は、腰掛Yに座った入浴者が足先を指し込む足入空間Vを確保すべく、カウンター本体7の前後方向の中程に取り付けられている。
【0019】
扉20は、図2で示されるように、外ケース10の前面側開口を覆うものであり、下部側が外ケース10の棒部材12に回動自在に支持されて、上部側が前後方向に回動できるようになっている。この扉20は、樹脂材によって一体的に形成されたものであり、前部21a、水平部21b、後部21cから階段状に形成された前板部21と、この前板部21の左右両側端側に、上方側と後方側とに突出するように形成された、前部側縁部22aと後部側縁部22bとからなる側縁部22とから構成されている。前板部21の前部21aは、前方に突出する水平部21bの前端側に、カウンター本体7の前壁の位置と略一致するように形成され、前板部21の後部21cは、水平部21bの後端側に、外ケース10の中程から下部側の前面側開口を覆うように形成されている。
【0020】
そして、この扉20には、前板部21の前部21a及び水平部21bと、この水平部21bに沿って水平に設けられた前部側縁部22とで、カウンター本体7の前部側下方に、前部収納部S1が形成されている。この場合、この前部収納部S1は、カウンター本体7の前部側に沿うように配置され、かつ、前板部21の前部21aが、後部21cに比べて充分に低く形成されているので、この前部収納部S1と床面Fとの間には、足入空間Vが充分に確保されている。
【0021】
前板部21の後部21cに沿って略垂直に形成された、側縁部22の後部側縁部22bには、幅が上向きに漸次小さくなるガイド孔H1が、この後部側縁部22bに沿って上下に長く形成されている。また、この後部側縁部22bには、このガイド孔H1に沿って細い長孔H2が形成され、この長孔H2とガイド孔H1間に、容易に弾性変形して、ガイド孔H1の幅サイズを大きくできる弾性部Q1が形成されている。さらに、この後部側縁部22bには、下部に、外ケース10の棒部材12に嵌まり込む凹部P1が下端側を切り欠くようにして形成されているとともに、図2で示されるように、中間部に、ロックピンQ2が外方に突出するように形成されている。
【0022】
また、前部収納部S1の底部、すなわち、前板部21の水平部21bには、図4で示されるように、扉20を回動して物品収納体50(後述)を開閉するための把手孔K1や、水切りを行なう水切孔K2が形成されているとともに、収納物の取り出しを容易にする突起部Lが形成されている。
【0023】
カゴ状収納部30は、扉20と一体となって物品収納体50を形成し、扉20の後方に、丈の高い収納物用の後部収納部S2を形成するものである。このカゴ状収納部30は、図5等で示されるように、ステンレス製の針金によって形成されており、上面側と前面側とが開放された形状をしている。このカゴ状収納部30は、図4で示されるように、上かぎ部31が扉20の水平部21bの凹部P2に差し込まれ、かつ、下かぎ部32が、扉20の後部21c下端に、支持部材MとネジNとによって挟着されて、扉20に取り付けられている。すなわち、カゴ状収納部30は、前部収納部S1の後方に、この前部収納部S1よりも下方の床面F側に延びるように後部収納部S2を形成している。この場合、後部収納部S2の上方は、カウンタ−本体7の下面側まで空いているため、この後部収納部S2中には充分に丈の高い収納物を収納できる。
【0024】
物品収納体50は、図2の鎖線で示されるように、扉20の上部側が所定量だけ前方側に回動することにより、前部収納部S1が下向き前方に移動してカウンター本体7から離れるとともに、カゴ状収納部30の上部側が外ケース10から外方に出ることにより、この前部及び後部収納部S1,S2が開けられる。また、この物品収納体50は、図2の実線で示されるように、扉20の上部側を後方に回動することにより、前部収納部S1側がカウンター本体7の下面側に移動するとともに、カゴ状収納部30が外ケース10内に移動することにより、前部及び後部収納部S1,S2が閉じられる。なお、説明の都合上、物品収納体50が、充分に開けられた図2の鎖線の位置にある場合を開位置イにあると言い、閉じられた図2の実線の位置にある場合を閉位置ロにあると言う。
【0025】
ガイドロッド40は、一端側が外ケース10の内面側に支持ピン11aを介して回動自在に支持されているとともに、他端側に、扉20のガイド孔H1に沿って移動するピン部41が設けられている。そして、このガイドロッド40には、上部側に、物品収納体50が閉位置ロに閉じられたり、この閉位置ロから開けられる場合に、扉20側のロックピンQ2に、弾性変形して係脱するフック部42が形成されている。また、ガイドロッド40には、支持ピン11a側に切欠部Rが形成されていて、物品収納体50が開位置イにある場合に、この物品収納体50に所定値以上の下向き外力が作用すると、ガイドロッド40が支持ピン11aから外れるようになっている。
【0026】
つぎに、収納用キャビネット8を中心としたこの洗い場カウンタ−2の作用について説明する。
入浴者は、洗い場カウンター2に対面するように腰掛Yに座る。この場合、入浴者は洗い場カウンター2下方の足入空間Vに足先を入れることができるため、この洗い場カウンター2に充分に近づいた状態で、腰掛Yに楽に座ることができる。
【0027】
つぎに、収納用キャビネット8の扉20側の把手孔K1に手を差し込み、扉20を前方にやや強く引いて物品収納体50を開ける。このことにより、ロックピンQ2がフック部42から離脱するとともに、扉20の上部側が外ケース10の棒部材12を中心に前方に回動して、ガイドロッド40のピン部41が扉20のガイド孔H1に沿って移動するため、物品収納体50が開けられる。この場合、扉20のガイド孔H1中を、幅の小さくなる方に向かって移動するガイドロッド40のピン部41が、弾性部Q1を弾性変形させつつ移動するため、物品収納体50は、開位置イまで除々に開いていく。
【0028】
物品収納体50が開位置イに開くと、前部収納部S1がカウンター本体7より、前方側に突出した状態となるため、入浴者は、前部収納部S1内に収納されているスポンジや石鹸等をここから取り出して、カウンター本体7の副カウンター面D2上に置く。また、この場合、後部収納部S2が、外ケース10から前方に突出し、カウンター本体7下方で、開口部を前方に向けた状態となるため、入浴者は、後部収納部S2内に収納されているシャンプーボトルやリンスボトルをここから取り出して、副カウンター面D2上に置く。そして、入浴者は、カウンター本体7の主カウンターD1上に洗面器や副カウンター面上D2の石鹸等を利用して、洗体や、洗顔及び洗髪を行なう。
【0029】
物品収納体50中から必要なものを取り出した後は、扉20の上部を後方に押すことにより、物品収納体50を閉じる。すなわち、ガイドロッド40のピン部41がガイド孔H1に沿って移動し、最終的に、ロックピンQ2が、フック部42に当たってこれを弾性変形させ、このフック部42に係合することにより、物品収納体50は閉位置ロに位置決めされる。また、開位置イにある物品収納体50に一定値以上の下向き力が作用すると、ガイドロッド40の一端側が切欠部Rを介して、支持ピン11aから外れ、この物品収納体50が破損するのが防止される。
【0030】
なお、開位置イにある物品収納体50に所定の下向き力を加えて、ガイドロッド40を支持ピン11aから外した後、扉20を上向きに引上げれば、物品収納体50とガイドロッド40とを外ケース10から取り外すことができる。このため、物品収納体50の清掃等も容易に行なうことができる。
【0031】
以上のように、この洗い場カウンター2では、下部に設けられた1つの物品収納体50に、比較的浅い前部収納部S1と、この前部収納部S1の後方に深い後部収納部S2とを設けているため、1つの物品収納体50中に、入浴時の小物を取り出し易く収納できるとともに、浴室用洗剤やシャンプーボトルといった丈の高い収納物も容易に収納できる。この場合、丈(高さ)の低い前部収納部S1をカウンタ−本体7の下面側に沿って設け、この前部収納部S1の下方にも、床面Fとの間に足入空間Vを形成しているため、入浴者は、洗い場カウンター2下方のどこにでも足先を延ばすことができ、この前部収納部S1下方の有効利用も図ることができる。
【0032】
また、この洗い場カウンタ−2では、前部収納部S1の下方に足入空間Vが確保されるため、この前部収納部S1の後方に設けられる後部収納部S2を、床面Fからカウンター本体7の下面までの間のいずれの位置にも設けることができる。このため、この後部収納部S2を充分に深く形成でき、この後部収納部S2中に充分に丈の高いものを収納できる。
【0033】
さらに、この洗い場カウンタ−2では、丈(高さ)の低い前部収納部S1のみが、外部から見えるように、カウンタ−本体7の前部側に配置され、丈の高い後部収納部S2は外部からほとんど見えないため、外観がすっきりとし、この洗い場カウンタ−2の見栄えもよくすることができる。
【0034】
また、この洗い場カウンター2では、前部収納部S1の下面側に把手孔K1を設け、物品収納体50を開く場合には、足入空間Vから手を入れて、扉20の把手孔K1周りを前方に引けばよく、物品収納体50を閉じる場合には、前部収納部S1を後方に押せばよいため、物品収納体50の開閉を容易に行なうことができる。この場合、把手孔K1が外部から見えないため、洗い場カウンタ−2の外観もすっきりしたものとなる。
【0035】
また、この洗い場カウンタ−2では、前部収納部S1の底部に水切孔K2を設けているため、小物の水切りが充分になされ、内部にカビ等が生じてしまうことはないとともに、前部収納部S1の底部に突起部Lを設けているため、この前部収納部S1からの小物の取り出しも容易である。
【0036】
なお、この洗い場カウンター2では、物品収納体50を回動させることにより、前部及び後部収納部S1,S2を開閉するようにしたが、引出しのように、この物品収納体50を前後に移動させることにより、これらを開閉するようにしても、同様の効果を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】
この発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
【0038】
この発明の請求項1記載の発明によれば、浴室の洗い場壁面に支持されるとともに、下部に、前後方向に移動するか、又は、その下部側を中心にその上部側が前後方向に回動することにより開閉される、上向き開放の物品収納体を備えた浴室の洗い場カウンターにおいて、物品収納体に、洗い場の床面との間に足入空間を残すように形成され、水平な底部を有する前部収納部と、この前部収納部の後方に、この前部収納部と一体的に形成されるとともに、前部収納部よりも床面側に向かって下方に延びるように形成され、かつ、後面側がカゴ状に形成されている後部収納部とを設けているので、下方に足入空間を設けた場合でも、物品収納体中に、充分に丈の高い収納物が収納できるとともに、小物も取り出しやすく収納できる。また、この発明では、物品収納体中に使いずらい空間をつくることもないとともに、全体の構成も簡単なものとすることができる。
【0039】
この発明の請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の場合において、前部収納部の下面側に、物品収納体を開閉するための把手部が形成されているので、物品収納体の開閉が容易となるとともに、洗い場カウンタ−の外観もすっきりしたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る洗い場カウンタ−を備えた浴室内の外観斜視図である。
【図2】洗い場カウンタ−の側断面図である。
【図3】物品収納体の後面図である。
【図4】物品収納体の扉側の断面図である。
【図5】物品収納体の開いた状態を示す斜視図である。
【図6】従来の洗い場カウンタ−を示す図である。
【図7】図6で示される洗い場カウンタ−の断面図である。
【符号の説明】
2 洗い場カウンタ−
50 物品収納体
A 洗い場
F 床面
K1 把手孔(把手部)
S1 前部収納部
S2 後部収納部
V 足入空間

Claims (2)

  1. 浴室の洗い場壁面に支持されるとともに、下部に、前後方向に移動するか、又は、その下部側を中心にその上部側が前後方向に回動することにより開閉される、上向き開放の物品収納体を備えた浴室の洗い場カウンターにおいて、
    上記物品収納体に、洗い場の床面との間に足入空間を残すように形成され、水平な底部を有する前部収納部と、この前部収納部の後方に、この前部収納部と一体的に形成されるとともに、上記前部収納部よりも上記床面側に向かって下方に延びるように形成され、かつ、後面側がカゴ状に形成されている後部収納部とを設けていることを特徴とする浴室の洗い場カウンター。
  2. 前記前部収納部の下面側に、前記物品収納体を開閉するための把手部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の浴室の洗い場カウンター。
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