JPH10314065A - 浴室の洗い場カウンタ− - Google Patents

浴室の洗い場カウンタ−

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JPH10314065A
JPH10314065A JP9141165A JP14116597A JPH10314065A JP H10314065 A JPH10314065 A JP H10314065A JP 9141165 A JP9141165 A JP 9141165A JP 14116597 A JP14116597 A JP 14116597A JP H10314065 A JPH10314065 A JP H10314065A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下方に足入空間を設けた場合でも、物品収納
体中にできるだけ丈の高い収納物が収納できるととも
に、小物も取り出しやすく収納でき、かつ、物品収納体
中に使いずらい空間を作ることもない、簡単な構成の浴
室の洗い場カウンターを提供する。 【解決手段】 浴室の洗い場壁面Wに支持されるととも
に、下部に、前後方向に移動するか、又は、上部側が前
後方向に回動することにより開閉される、物品収納体5
0を備えた浴室の洗い場カウンター2において、物品収
納体50に、洗い場の床面Fとの間に足入空間Vを残す
ように形成された前部収納部S1と、この前部収納部S
1の後方に、この前部収納部S1よりも床面F側に向か
って下方に延びるように形成された後部収納部S2とを
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浴室の洗い場カ
ウンターに関するものであり、更に詳しくは、浴室の洗
い場壁面に支持されるとともに、下部に、前後方向に移
動するか、又は、上部側が前後方向に回動することによ
り開閉される、物品収納体を備えた浴室の洗い場カウン
ターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6及び図7は特開平1ー314520
号公報に記載された、浴室の洗い場カウンターの一例を
示している。この洗い場カウンター100は、浴室の洗
い場壁面Wに取り付けられ、カウンター本体101の上
面が入浴時に小物を置くカウンター面101aとなって
いるとともに、カウンター本体101の下部に、このカ
ウンター面101a上の小物を収納する物品収納体10
2が取り付けられている。この物品収納体102は、後
端下部がカウンター本体101に回動自在に支持されて
いて、上部側を前後に回動させることにより、その開閉
がなされる。なお、物品収納体102上方のカウンター
本体101には、棚部101bが形成されている。
【0003】入浴者は、浴室の洗い場Aにおいて、腰掛
(図示せず)を使用して、洗い場カウンター100に向
かって座り、体を洗ったり、洗顔や洗髪を行なう。この
場合、洗い場カウンター100の下方には、洗い場Aの
床面Fとの間に、足入空間Vが形成されているため、入
浴者は、足先をこの足入空間Vに入れた楽な姿勢で、腰
掛を介して、この洗い場カウンター100近くに座るこ
とができる。このため、入浴者は、カウンター面101
a上の小物を容易に手に取ることができるとともに、壁
面W側の鏡110もよく見ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の洗い場カウンターでは、物品収納体102の高さ
(丈)が小さいため、この物品収納体102中に比較的
丈の高い収納物、例えば、浴室清掃用の洗剤等が収納で
きないという問題があった。
【0005】このため、カウンター本体101の棚部1
01bをなくし、このカウンター本体101に丈の高い
物品収納体を取り付けることも考えられるが、このこと
により、物品収納体が深くなり、この物品収納体に対し
て、石鹸等の小物の出し入れが容易でないという問題が
生じる。この場合、物品収納体中に棚を設け、小物の取
り出しを容易にすることも考えられるが、こうすると、
物品収納体中の、この棚の下方空間が使いずらいという
問題が生じる。
【0006】また、洗い場カウンタ−に、丈の高い物品
収納体と丈の低い物品収納体とを設けることも考えられ
るが、こうすると、洗い場カウンタ−の構成が複雑とな
り、この洗い場カウンタ−が高コストなものになってし
まうという問題が生じる。
【0007】一方、床面Fからカウンタ−面101aま
での距離には限度があり、かつ、洗い場カウンタ−10
0の下方には、足入空間Vが必要なため、このような洗
い場カウンタ−100では、内部に収納できる収納物の
高さにも限度が生じ、この限度を越えた収納物は収納で
きないという問題もあった。
【0008】この発明は、以上の点に鑑み、下方に足入
空間を設けた場合でも、物品収納体中に、充分に丈の高
い収納物が収納できるとともに、小物も取り出しやすく
収納でき、かつ、物品収納体中に使いずらい空間をつく
ることもない、簡単な構成の浴室の洗い場カウンターを
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、浴室の洗い場壁面に支持されるとともに、下
部に、前後方向に移動するか、又は、上部側が前後方向
に回動することにより開閉される、物品収納体を備えた
浴室の洗い場カウンターにおいて、物品収納体に、洗い
場の床面との間に足入空間を残すように形成された前部
収納部と、この前部収納部の後方に、この前部収納部よ
りも床面側に向かって下方に延びるように形成された後
部収納部とを設けていることである。
【0010】この発明では、下方に足入空間を残して比
較的浅く形成される物品収納体の前部収納部に、入浴時
の小物を取り出し易く収納できるとともに、前部収納部
の後方に形成される物品収納体の後部収納部に、浴室用
洗剤のような丈の高い収納物を収納できる。特に、後部
収納部は、前部収納部によって足入空間が確保されるた
め、下部を床面近くまで延ばすことができ、内部に充分
に丈の高い収納物を収納できる。
【0011】この発明の請求項2記載の発明は、請求項
1記載の発明の場合において、前部収納部の下面側に、
物品収納体を開閉するための把手部が形成されているこ
とである。
【0012】この発明では、物品収納体を開く場合に
は、足入空間から手を入れて、把手部を前方に引けばよ
く、物品収納体を閉じる場合には、前部収納部を後方に
押せばよいため、物品収納体の開閉を楽に行なうことが
できる。また、この発明では、把手部を外部から見えに
くい位置に配置できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照しつつ説明する。図1はこの発明の一実施の形
態に係る洗い場カウンタ−が備えられた浴室の外観を示
している。
【0014】浴室内には、図1で示されるように、左方
に浴槽1が設置され、右方に洗い場Aが形成されてい
る。この洗い場Aの壁面Wには、下部に、洗い場カウン
ター2が取り付けられ、この洗い場カウンター2の上方
に、水栓3、シャワーセット4、壁鏡5、及び小物棚6
が取り付けられている。そして、洗い場Aの床面F上に
は、洗い場カウンター2の前方に腰掛Yが置かれてい
る。
【0015】洗い場カウンター2は、図1で示されるよ
うに、入浴者が腰掛Yに座った状態で、洗体や、洗顔及
び洗髪等を楽に行なうことができるように設けられたも
のであり、下方の床面Fとの間に、足入空間Vを残した
状態で、壁面Wに取り付けられている。この洗い場カウ
ンター2は、壁面Wに取り付けられたカウンタ−本体7
と、このカウンタ−本体7の右部側下方に取り付けられ
た収納用キャビネット8とから構成されている。
【0016】カウンタ−本体7は、板状体の後部側が一
段高くなるように形成されたものであり、前部側上面に
洗面器等を載置する主カウンタ−面D1が形成され、後
部側の一段高い上面に、入浴時の小物(石鹸やスポン
ジ)等を置く副カウンタ−面D2が形成されている。そ
して、カウンタ−本体7の主カウンタ−面D1側には、
洗面器からの排水を下方に排出する排水部7aが形成さ
れている。
【0017】収納用キャビネット8は、浴室内を清掃す
る洗剤や、入浴時の小物等を収納するものであり、図5
で示されるように、外ケース10と、扉20と、カゴ状
収納部30と、ガイドロッド40とから構成されてい
る。
【0018】外ケース10は、図2で示されるように、
略帯状の薄いステンレス板をコの字形に曲げた本体部1
1の下部側自由端側を、ステンレス製の棒部材12で連
結したものであり、カウンター本体7の裏面側に、上端
側がネジ等によって取り付けられている。この場合、外
ケース10は、腰掛Yに座った入浴者が足先を指し込む
足入空間Vを確保すべく、カウンター本体7の前後方向
の中程に取り付けられている。
【0019】扉20は、図2で示されるように、外ケー
ス10の前面側開口を覆うものであり、下部側が外ケー
ス10の棒部材12に回動自在に支持されて、上部側が
前後方向に回動できるようになっている。この扉20
は、樹脂材によって一体的に形成されたものであり、前
部21a、水平部21b、後部21cから階段状に形成
された前板部21と、この前板部21の左右両側端側
に、上方側と後方側とに突出するように形成された、前
部側縁部22aと後部側縁部22bとからなる側縁部2
2とから構成されている。前板部21の前部21aは、
前方に突出する水平部21bの前端側に、カウンター本
体7の前壁の位置と略一致するように形成され、前板部
21の後部21cは、水平部21bの後端側に、外ケー
ス10の中程から下部側の前面側開口を覆うように形成
されている。
【0020】そして、この扉20には、前板部21の前
部21a及び水平部21bと、この水平部21bに沿っ
て水平に設けられた前部側縁部22とで、カウンター本
体7の前部側下方に、前部収納部S1が形成されてい
る。この場合、この前部収納部S1は、カウンター本体
7の前部側に沿うように配置され、かつ、前板部21の
前部21aが、後部21cに比べて充分に低く形成され
ているので、この前部収納部S1と床面Fとの間には、
足入空間Vが充分に確保されている。
【0021】前板部21の後部21cに沿って略垂直に
形成された、側縁部22の後部側縁部22bには、幅が
上向きに漸次小さくなるガイド孔H1が、この後部側縁
部22bに沿って上下に長く形成されている。また、こ
の後部側縁部22bには、このガイド孔H1に沿って細
い長孔H2が形成され、この長孔H2とガイド孔H1間
に、容易に弾性変形して、ガイド孔H1の幅サイズを大
きくできる弾性部Q1が形成されている。さらに、この
後部側縁部22bには、下部に、外ケース10の棒部材
12に嵌まり込む凹部P1が下端側を切り欠くようにし
て形成されているとともに、図2で示されるように、中
間部に、ロックピンQ2が外方に突出するように形成さ
れている。
【0022】また、前部収納部S1の底部、すなわち、
前板部21の水平部21bには、図4で示されるよう
に、扉20を回動して物品収納体50(後述)を開閉す
るための把手孔K1や、水切りを行なう水切孔K2が形
成されているとともに、収納物の取り出しを容易にする
突起部Lが形成されている。
【0023】カゴ状収納部30は、扉20と一体となっ
て物品収納体50を形成し、扉20の後方に、丈の高い
収納物用の後部収納部S2を形成するものである。この
カゴ状収納部30は、図6等で示されるように、ステン
レス製の針金によって形成されており、上面側と前面側
とが開放された形状をしている。このカゴ状収納部30
は、図4で示されるように、上かぎ部31が扉20の水
平部21bの凹部P2に差し込まれ、かつ、下かぎ部3
2が、扉20の後部21c下端に、支持部材MとネジN
とによって挟着されて、扉20に取り付けられている。
すなわち、カゴ状収納部30は、前部収納部S1の後方
に、この前部収納部S1よりも下方の床面F側に延びる
ように後部収納部S2を形成している。この場合、後部
収納部S2の上方は、カウンタ−本体7の下面側まで空
いているため、この後部収納部S2中には充分に丈の高
い収納物を収納できる。
【0024】物品収納体50は、図2の鎖線で示される
ように、扉20の上部側が所定量だけ前方側に回動する
ことにより、前部収納部S1が下向き前方に移動してカ
ウンター本体7から離れるとともに、カゴ状収納部30
の上部側が外ケース10から外方に出ることにより、こ
の前部及び後部収納部S1,S2が開けられる。また、
この物品収納体50は、図2の実線で示されるように、
扉20の上部側を後方に回動することにより、前部収納
部S1側がカウンター本体7の下面側に移動するととも
に、カゴ状収納部30が外ケース10内に移動すること
により、前部及び後部収納部S1,S2が閉じられる。
なお、説明の都合上、物品収納体50が、充分に開けら
れた図2の鎖線の位置にある場合を開位置イにあると言
い、閉じられた図2の実線の位置にある場合を閉位置ロ
にあると言う。
【0025】ガイドロッド40は、一端側が外ケース1
0の内面側に支持ピン11aを介して回動自在に支持さ
れているとともに、他端側に、扉20のガイド孔H1に
沿って移動するピン部41が設けられている。そして、
このガイドロッド40には、上部側に、物品収納体50
が閉位置ロに閉じられたり、この閉位置ロから開けられ
る場合に、扉20側のロックピンQ2に、弾性変形して
係脱するフック部42が形成されている。また、ガイド
ロッド40には、ピン部11a側に切欠部P3が形成さ
れていて、物品収納体50が開位置イにある場合に、こ
の物品収納体50に所定値以上の下向き外力が作用する
と、ガイドロッド40がピン部11aから外れるように
なっている。
【0026】つぎに、収納用キャビネット8を中心とし
たこの洗い場カウンタ−2の作用について説明する。入
浴者は、洗い場カウンター2に対面するように腰掛Yに
座る。この場合、入浴者は洗い場カウンター2下方の足
入空間Vに足先を入れることができるため、この洗い場
カウンター2に充分に近づいた状態で、腰掛Yに楽に座
ることができる。
【0027】つぎに、収納用キャビネット8の扉20側
の把手孔K1に手を差し込み、扉20を前方にやや強く
引いて物品収納体50を開ける。このことにより、ロッ
クピンQ2がフック部42から離脱するとともに、扉2
0の上部側が外ケース10の棒部材12を中心に前方に
回動して、ガイドロッド40のピン部41が扉20のガ
イド孔H1に沿って移動するため、物品収納体50が開
けられる。この場合、扉20のガイド孔H1中を、幅の
小さくなる方に向かって移動するガイドロッド40のピ
ン部41が、弾性部Q1を弾性変形させつつ移動するた
め、物品収納体50は、開位置イまで除々に開いてい
く。
【0028】物品収納体50が開位置イに開くと、前部
収納部S1がカウンター本体7より、前方側に突出した
状態となるため、入浴者は、前部収納部S1内に収納さ
れているスポンジや石鹸等をここから取り出して、カウ
ンター本体7の副カウンター面D2上に置く。また、こ
の場合、後部収納部S2が、外ケース10から前方に突
出し、カウンター本体7下方で、開口部を前方に向けた
状態となるため、入浴者は、後部収納部S2内に収納さ
れているシャンプーボトルやリンスボトルをここから取
り出して、副カウンター面D2上に置く。そして、入浴
者は、カウンター本体7の主カウンターD1上に洗面器
や副カウンター面上D2の石鹸等を利用して、洗体や、
洗顔及び洗髪を行なう。
【0029】物品収納体50中から必要なものを取り出
した後は、扉20の上部を後方に押すことにより、物品
収納体50を閉じる。すなわち、ガイドロッド40のピ
ン部41がガイド孔H1に沿って移動し、最終的に、ロ
ックピンQ2が、フック部42に当たってこれを弾性変
形させ、このフック部42に係合することにより、物品
収納体50は閉位置ロに位置決めされる。また、開位置
イにある物品収納体50に一定値以上の下向き力が作用
すると、ガイドロッド40の一端側が切欠部Rを介し
て、支持ピン11aから外れ、この物品収納体50が破
損するのが防止される。
【0030】なお、開位置イにある物品収納体50に所
定の下向き力を加えて、ガイドロッド40を支持ピン1
1aから外した後、扉20を上向きに引上げれば、物品
収納体50とガイドロッド40とを外ケース10から取
り外すことができる。このため、物品収納体50の清掃
等も容易に行なうことができる。
【0031】以上のように、この洗い場カウンター2で
は、下部に設けられた1つの物品収納体50に、比較的
浅い前部収納部S1と、この前部収納部S1の後方に深
い後部収納部S2とを設けているため、1つの物品収納
体50中に、入浴時の小物を取り出し易く収納できると
ともに、浴室用洗剤やシャンプーボトルといった丈の高
い収納物も容易に収納できる。この場合、丈(高さ)の
低い前部収納部S1をカウンタ−本体7の下面側に沿っ
て設け、この前部収納部S1の下方にも、床面Fとの間
に足入空間Vを形成しているため、入浴者は、洗い場カ
ウンター2下方のどこにでも足先を延ばすことができ、
この前部収納部S1下方の有効利用も図ることができ
る。
【0032】また、この洗い場カウンタ−2では、前部
収納部S1の下方に足入空間Vが確保されるため、この
前部収納部S1の後方に設けられる後部収納部S2を、
床面Fからカウンター本体7の下面までの間のいずれの
位置にも設けることができる。このため、この後部収納
部S2を充分に深く形成でき、この後部収納部S2中に
充分に丈の高いものを収納できる。
【0033】さらに、この洗い場カウンタ−2では、丈
(高さ)の低い前部収納部S1のみが、外部から見える
ように、カウンタ−本体7の前部側に配置され、丈の高
い後部収納部S2は外部からほとんど見えないため、外
観がすっきりとし、この洗い場カウンタ−2の見栄えも
よくすることができる。
【0034】また、この洗い場カウンター2では、前部
収納部S1の下面側に把手孔K1を設け、物品収納体5
0を開く場合には、足入空間Vから手を入れて、扉20
の把手孔K1周りを前方に引けばよく、物品収納体50
を閉じる場合には、前部収納部S1を後方に押せばよい
ため、物品収納体50の開閉を容易に行なうことができ
る。この場合、把手孔K1が外部から見えないため、洗
い場カウンタ−2の外観もすっきりしたものとなる。
【0035】また、この洗い場カウンタ−2では、前部
収納部S1の底部に水切孔K2を設けているため、小物
の水切りが充分になされ、内部にカビ等が生じてしまう
ことはないとともに、前部収納部S1の底部に突起部L
を設けているため、この前部収納部S1からの小物の取
り出しも容易である。
【0036】なお、この洗い場カウンター2では、物品
収納体50を回動させることにより、前部及び後部収納
部S1,S2を開閉するようにしたが、引出しのよう
に、この物品収納体50を前後に移動させることによ
り、これらを開閉するようにしても、同様の効果を得る
ことができる。
【0037】
【発明の効果】この発明は、以下に記載されるような効
果を奏する。
【0038】この発明の請求項1記載の発明によれば、
浴室の洗い場壁面に支持されるとともに、下部に、前後
方向に移動するか、又は、上部側が前後方向に回動する
ことにより開閉される、物品収納体を備えた浴室の洗い
場カウンターにおいて、物品収納体に、洗い場の床面と
の間に足入空間を残すように形成された前部収納部と、
この前部収納部の後方に、この前部収納部よりも床面側
に向かって下方に延びるように形成された後部収納部と
を設けているので、下方に足入空間を設けた場合でも、
物品収納体中に、充分に丈の高い収納物が収納できると
ともに、小物も取り出しやすく収納できる。また、この
発明では、物品収納体中に使いずらい空間をつくること
もないとともに、全体の構成も簡単なものとすることが
できる。
【0039】この発明の請求項2記載の発明によれば、
請求項1記載の発明の場合において、前部収納部の下面
側に、物品収納体を開閉するための把手部が形成されて
いるので、物品収納体の開閉が容易となるとともに、洗
い場カウンタ−の外観もすっきりしたものとすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る洗い場カウンタ
−を備えた浴室内の外観斜視図である。
【図2】洗い場カウンタ−の側断面図である。
【図3】物品収納体の後面図である。
【図4】物品収納体の扉側の断面図である。
【図5】物品収納体の開いた状態を示す斜視図である。
【図6】従来の洗い場カウンタ−を示す図である。
【図7】図6で示される洗い場カウンタ−の断面図であ
る。
【符号の説明】
2 洗い場カウンタ− 50 物品収納体 A 洗い場 F 床面 K1 把手孔(把手部) S1 前部収納部 S2 後部収納部 V 足入空間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室の洗い場壁面に支持されるととも
    に、下部に、前後方向に移動するか、又は、上部側が前
    後方向に回動することにより開閉される、物品収納体を
    備えた浴室の洗い場カウンターにおいて、 上記物品収納体に、洗い場の床面との間に足入空間を残
    すように形成された前部収納部と、この前部収納部の後
    方に、この前部収納部よりも上記床面側に向かって下方
    に延びるように形成された後部収納部とを設けているこ
    とを特徴とする浴室の洗い場カウンター。
  2. 【請求項2】 前記前部収納部の下面側に、前記物品収
    納体を開閉するための把手部が形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の浴室の洗い場カウンター。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007185447A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Inax Corp 浴室内のサイドカウンター取付構造
WO2014156137A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 パナソニックヘルスケア株式会社 アイソレータシステム

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WO2014156137A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 パナソニックヘルスケア株式会社 アイソレータシステム

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