JP3613234B2 - マイコン式炊飯器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本願発明は、容器本体の外壁を形成する外ケースにステンレス等の金属を用いるとともに、その全体の形状をコンパクト化する場合に生じる絶縁距離及び静電気に対する問題を改善してなるマイコン式炊飯器の絶縁構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近のマイコン式炊飯器は、その制御形態が緻密になり、効率的な炊飯制御並びにその後の長時間に亘る的確な保温制御が可能になる等、非常に使い勝手の良い製品の一つとなっている。
【0003】
一方、購買者にとっては、使い勝手がよいという機能の面は勿論のこと、炊飯器を1つの調度品として見立てるというように、デザイン的要素、更には持ち運びのし易さ、並びにその占有面積をも考慮してより使いやすい製品を求めるようにニーズが変化してきている。そのニーズに答える形でマイコン式炊飯器の外ケースをステンレス等の金属製とし、デザイン効果を高めた製品が出回っている。またメーカーにとっては、コンパクト化の要求を踏まえ、製品全体の大きさを小さくするためいろいろな工夫をしており、確かに従来のものに比べて全体の大きさは小さくなってきている。
【0004】
ところで、マイコン式炊飯器は、加熱手段としてワークコイル等からなる誘導加熱方式等を採用しており、そのためにバックアップ電池、各種コンデンサ、IGBT(パワートランジスタ)、トランス等、炊飯器をマイコン制御するために必要な各種電子回路素子を炊飯器の前方空間に配置される基板上に搭載している。また、基板上にはコイル端子取付部材が設けられ、更に炊飯器の後方空間にはコードリールに接続されるコードリール用接続端子も設けられている。そしてこれらの多くは充電部品になる。このような炊飯器に対し、例えば人等の帯電物が金属製の外ケースに触れると、静電気が該外ケースに放電され、外ケースと充電部品との距離が小さいと充電部品にさらに静電気が飛び込むことが知られている。
また、電気製品の外ケースを金属にした場合には、法規制によりその外ケースと充電部品間との距離を一定以上離すことが義務付けられている。
【0005】
そのため、マイコン式炊飯器の外ケースを金属製とし、更にその全体のコンパクト化を図ろうとした場合には、金属製の外ケースと、各種電子回路素子或いは各種端子からなる充電部品とが近接することになり、その結果、金属製の外ケースから入った静電気が、炊飯器に内蔵されている各種電子回路素子に対し、或いは他の電気製品に対して悪影響を与えることになる。即ち、炊飯器に内蔵されている各種電子回路素子に対する悪影響について言えば、静電気に弱い、別言すれば静電体力の小さい部品、例えば、IGBT等が誤動作し、ひいては炊飯器が誤動作するという問題を引き起こすことになる。勿論、絶縁距離が小さい場合は法規制にも違反することになる。
【0006】
そして従来、外ケースが金属製のマイコン式炊飯器において、炊飯器をコンパクト化した場合に生じる静電気の問題に対処したものはなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明の目的は、従来の問題を解決することであり、より詳細には、請求項記載の構成を採用することにより、炊飯器のコンパクト化を可能にするとともに、耐静電気特性並びに耐絶縁性の高いマイコン式炊飯器の絶縁構造を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本願発明は以下の構成を採用する。
【0009】
請求項1に係る発明では、内壁を形成する内ケース、上端部を形成する肩部材、外壁を形成する金属製の外ケース及び底部を形成する底部材からなる容器本体と、該容器本体に対し開閉自在な蓋部材と、前記内ケースと前記底部材との間に設けられる加熱手段と、表示装置及び各種操作ボタンを備えた操作パネルと、各種充電部品を取り付け、且つ縦方向に配置される基板と、前記底部材近傍に設けられ、下方から吸気し冷却風を上方へ押し出す冷却ファンと、前記基板を保持するとともに、前記冷却ファンを跨ぐように下方が門形状とされる基板保持部材と、該基板保持部材の下端であって且つ前記金属製の外ケース近傍に設けられるコイル端子取付部材とを備えてなるマイコン式炊飯器において、前記金属製の外ケースと前記コイル端子取付部材との間に絶縁部材を設け、該絶縁部材は、前記コイル端子取付部材および前記基板とともに一本のネジで前記基板保持部材に同時に保持され、さらに前記絶縁部材は、前記コイル端子取付部材から前記基板保持部材まで至る構成。
【0010】
そしてこのような構成により、炊飯器のデザイン効果が高まるとともに、炊飯器のコンパクトが図れる。また何らかの外因によって外ケースに静電気が放電されたとしても、コイル端子取付部材に対する悪影響はなくなる。更に、絶縁部材を既存のビスを用いて取り付けることにより、その取り付けが容易になる。
【0011】
請求項2に係る発明では、内壁を形成する内ケース、上端部を形成する肩部材、外壁を形成する金属製の外ケース及び底部を形成する底部材からなる容器本体と、該容器本体に対し開閉自在な蓋部材と、前記内ケースと前記底部材との間に設けられる加熱手段と、表示装置及び各種操作ボタンを備えた操作パネルと、各種充電部品を取り付け、且つ縦方向に配置される基板とを備えてなるマイコン式炊飯器において、前記金属製の外ケースと前記基板の充電部品との間に絶縁部材を設け、前記絶縁部材は、前記外ケースの近傍で、前 記底部材と一体に前記外ケースに沿って壁状に立設し、前記絶縁部材に前記外ケースの凹みを抑える変形防止機能を持たせ、さらに前記絶縁部材の高さを、前記充電部品より高くすることを特徴とするマイコン式炊飯器。
【0012】
そしてこのような構成により、底部材と一体で絶縁部材を形成することができるため、絶縁部材を別体で作るものに比べ、特にその製造工程が増えることもなく、また、別体である場合には必須であった取り付け用ビスも不要となる。
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して、本願発明の各実施の形態について詳述する。
【0013】
(第1の実施の形態)
図1は、マイコン式炊飯器に本願発明を適用した断面図を示す。なお、本明細書で記載する「前方」は、図1ないし図3で示す操作パネル方向を指し、「後方」は、その反対のヒンジ側方向を指し、「左右」は、前後方向に直交する側を指し、「上方」、「下方」は、図1ないし図3での上下方向を指し、「縦方向」は、該上下方向を指す。
【0014】
マイコン式炊飯器1は、図1に示すように大別して、内部に内鍋10を収納可能な容器本体2と、該容器本体2の上部開口を開閉自在な蓋部材3とからなる。該蓋部材3は、ポリプロピレン(PP)等からなる樹脂製で、上蓋31、下蓋32、放熱板33及び内カバー35から構成される。そして上蓋31及び下蓋32間に形成される内部空間には真空断熱構造体として形成される断熱材36が介在される。前記放熱板33の上面には、ヒータ34が配置され、該放熱板33をヒータ34により加熱し、内鍋10内の内容物を上部から加熱する。なお、前記真空断熱構造体36は、SiO,ZrO、Al等の低熱伝導性を有する粒子状の多孔質セラミックス粉末を二枚のアルミニウム等の金属シートで包み込み、内部を真空引きすることにより形成される断熱材であり、概略−50℃から200℃の温度範囲での断熱性を向上することができるものである。なお、この断熱材36は、このような真空断熱構造体でなく発泡スチロール等の通常のものであっても良い。
【0015】
蓋部材3の中央部には、調圧蓋37が配置され、その内部には図示しない弁部材が設けられ、内部圧が所定以上に上昇した場合には、内部の蒸気を調圧蓋37内に形成される蒸気通路38を介して蒸気口39より外部に放出する。更に、蓋部材3の後方側には、既に公知のバネ材を内在したヒンジ機構40が設けられ、炊飯器1の前方側上部に設けられるロック部材41の施錠ないし開錠作用により蓋部材3を容器本体2に対して開閉自在にする。
【0016】
前記容器本体2は、外壁を形成する外ケース4、該外ケース4内にあり内壁を形成する内ケース5、それら内外ケース4、5の上端部を形成する肩部材6、及び炊飯器1の底部を形成する底部材8からなる。それらはそれぞれ別体に形成されるものを示すが、生産コストを低減するため内ケース5と肩部材6とを一体なものとして形成しても良い。
【0017】
前記外ケース4は、ステンレス等の金属製で、上下開口の円筒状からなり、炊飯器1の胴部を形成している。該外ケース4の上下端部は、内方に段を設ける形態、即ち、水平部4a及び垂直部4bからなる形態で凹んでいる。そして、該外ケース4の上端部においては、水平部4aを肩部材6の下端部に当接するとともに、垂直部4bを肩部材6の下端側壁部に位置させ、一方外ケース4の下端部においては、水平部4aを底部材8の上端部に当接するとともに、垂直部4bを底部材8の上端側壁部に位置させ、図示しないビスで3部材4、6、8を一体的に連結する。
【0018】
前記肩部材6は、樹脂製、例えばポリプロピレン(PP)等からなり、容器本体2の上端部を形成するとともに、その後方側内部及び外周側部には、ヒンジ機構40及び取手7がそれぞれ設けられる。該取手7は、炊飯器1を持ち運びする際には、最上部まで90度回動され、その位置で取手7を持って持ち運びすることになる。持ち運び後は再度後方側に90度回動し、図で示す位置に収納する。
【0019】
容器本体2の内部を形成する前記内ケース5は、内鍋10とほぼ同形状のW字状で、その外周上には、リング状の保温ヒータ9がアルミシートで張り付けられ、内部に収納される内鍋10を側部より保温する。そしてこれら外ケース4及び内ケース5は、肩部材6に対して図示しない係止片及び係止溝を用いた無理嵌め手段、及び図示しないビスによって強固に固定される。
【0020】
炊飯器1の底部を形成する底部材8は、内ケース5同様、ポリプロピレン(PP)等からなる樹脂製で形成され、図示しないビスにより内ケース5等に取り付けられる。底部材8は、炊飯器1の底部外殻を構成し、その前方には、吸気口8eが、その後方には図示しない排気口が設けられるとともに、その底面には複数個の脚部8fが設けられる。
【0021】
符号10は、内ケース5内に収納される内鍋であり、内部に誘起される渦電流が大となる高磁性材料からなる鉄製、或いは磁性ステンレス等から形成するか、或いは、その全体を軽量で、且つ表皮抵抗の小さいアルミ製を用い、ワークコイルの磁束が当たる底部にのみ表皮抵抗の大きい磁性ステンレスを圧着したり、鉄を溶着して形成したものを用いることができる。
【0022】
その全体は、内ケース5と同様の断面W字状を呈してなり、該内鍋10を内ケース5内に収納すると内鍋10の中央底面が、内ケース5の底部中央に形成される貫通口5aを介して突出しているセンターセンサー12の頂部を押圧する。すると該センターセンサー12は、押し下げられ、制御回路を通電し、炊飯器1の加熱制御を可能にする。即ち、内鍋10を内ケース5内に収納しなければ、加熱制御が行われないように、内鍋10とセンターセンサー12とで、炊飯器1の安全装置の機能を果たしている。センターセンサー12は、公知のもので内鍋10のセット状態を検知するリードスイッチ及び内鍋10の温度を検知するサーミスタからなる。
【0023】
調理に際しては、内ケース5内に飯米等の内容物を入れた内鍋10を収納し、その上方開口を蓋部材3で閉蓋し、加熱が開始されることになるが、内鍋10の上端部と前記内カバー35との間にはシール材11が介在し、内鍋10を密閉状態にした上で後記のワークコイル等による誘導加熱が行われる。
【0024】
前記内ケース5の下面底部及び側部には、それぞれ底部コイル45及びコーナーコイル46が配置され、これら底部コイル45及びコーナーコイル46は図示しないコイル台により固定される。底部コイル45及びコーナーコイル46は、銅線を必要回数同心状に巻回したものを中央部と外周部に直列に接続配置したものである。なお、符号13は、コードリールであり、符号13aはコードリール端子を示す。
【0025】
炊飯器1の前方空間15には、樹脂製の操作基板保持部材16が配置される。この操作基板保持部材16には、各種スイッチボタン19及び表示装置20等が配置される操作基板17が操作パネル18近傍に取り付けられている。操作基板保持部材16の下端部は更に下方に垂下され、縦方向において電源基板保持部材60を形成している。また、この電源基板保持部材60には電源基板61が図示しないビスによって取り付けられており、この電源基板61上には、電源用として用いられる、例えば、バックアップ電池、コンデンサ等の各種電子回路素子62が配置される。
【0026】
符号22は、制御基板保持部材であり、前記電源基板保持部材60の後方で、且つ電源基板保持部材60に並列に設けられ、図示しないビスにより肩部材6に固定される。なお、この実施の形態では、電源基板保持部材60と制御基板保持部材22とを別体のものとして説明しているが、図に示すような形態で両部材60、22を一体的に成形しても良い。制御基板保持部材22には、制御基板23がビス24により取り付けられ、該制御基板23には、誘導加熱に必要なパワートランジスタ(IGBT)、各種駆動回路素子としての各種電子回路素子63が取り付けられている。これら各種電子回路素子63には、例えば前記IGBT等のように発熱する素子があり、制御基板23には、これら発熱素子の放熱を助長するためのヒートシンクとしてのフィン27及び該フィン27を冷却するための冷却ファン25が図示しないビスによって取り付けられる。
【0027】
また、制御基板保持部材22の下方の側部寄りには、図4に示すようなコイル端子取付部材65が2個左右方向のいずれかの端部近傍に取り付けられている。図4及び図5に示すものは、同じものであり、制御基板保持部材22の左方向端部近傍に取り付けられるものを1個示す。該コイル端子取付部材65は、金属製であり、左右側板65a、65a、背板65b及び底板65cを有し、図5に示すように左右側板65a、65aと背板65bとを折り曲げ、断面コ字状を形成し、更に背板65bに一体的に形成される底板65cを手前に90度折り曲げて形成される。背板65bには、制御基板保持部材22に制御基板23を取り付けるためのネジ68が挿入可能な穴65dが設けられ、底板65cには、コイル端子66を固定するためのネジ67が螺合可能なネジ穴65eが設けられる。そして、ネジ68を背板65bの前方より穴65dに挿入し、該ネジ68を更に制御基板23に形成される穴23aを介して制御基板保持部材22に形成されるネジ穴22aに螺合することにより、コイル端子取付部材65及び制御基板23を同時に制御基板保持部材22に連結する。なおこの場合、後記する絶縁シート75を同時に固定する。底板65cに設けられるネジ穴65eには、図4に示すようにコイル端子66を介してネジ67が螺合される。
【0028】
そしてこれら操作装置、並びに各種電子回路素子により、前記底部コイル45、コーナーコイル46、ヒータ34及び保温ヒータ9が制御され、最適な炊飯並びに保温制御が行われる。前記冷却ファン25は、各種電子回路素子等を最適な温度に維持するためのもので、底部材8の前方で冷却ファン25の下方に設けられる吸気口8eから空気を吸引し、冷却風をその上方に押し出してなり、その場合、制御基板23により該冷却風を操作基板17、電源基板61及び制御基板23側と、コイル側に分流する。
【0029】
符号50は、防磁用の遮蔽板である。該遮蔽板50は、表皮抵抗の小さく防磁効果の大きい材料、例えばアルミ製からなり、コイル45、46を全て囲む円或いは多角形状とされ、その高さは、少なくともコーナーコイル46の垂直方向の高さをカバーする高さ、好ましくは底部コイル45およびコーナーコイル46を含んだ垂直方向の高さ以上とされ、コーナーコイル46は勿論のこと、底部コイル45からの磁束をも遮蔽する。また、該遮蔽板50は、底部コイル45およびコーナーコイル46近傍にこれら両コイル45、46を囲む形態で配置され、制御基板保持部材22に当接し、移動を防止するとともに、図示しないビスにより、該制御基板保持部材22に固定したり、或いは図示しないコイル台の端面下部と底部材8に立設するリブとで狭持する等の手段により固定する。即ち、該遮蔽板50は、制御基板保持部材22の内側になるように配置され、磁束を遮蔽することにより、外ケース4が加熱されることがないようにしている。
【0030】
前記したように炊飯器1は、その前方空間15に電源基板61及び制御基板23が配置されるとともに、これら基板61、23上には各種電気回路素子62、63が設けられる。更に、制御基板23の下方には、前記したようにコイル端子取付部材65が設けられ、更に炊飯器1の後方には、図1に示すようにコードリール13上にコードリール端子13aが配設される。そのため、炊飯器1をコンパクトにした場合には、金属製の外ケース4と、充電部品としての各種電気回路素子62、63並びに各種端子13aとが近接することになる。すると外ケースに放電された静電気が充電部品に飛び込むことになる。
【0031】
このような弊害をなくするため、本願発明は、炊飯器1に次のような手段を施している。即ち、図1に示すように金属製の外ケース4と、各種電気回路素子62、63並びに各種端子13aとの間に、樹脂製の絶縁部材70を設けている。該絶縁部材70は、外ケース4近傍で底部材8から該底部材8の外周に沿う形態で壁状に立設させたものである。その高さは、電源基板61上に配設する充電部品としての各種電気回路素子62、63並びに各種端子13a、66より高い高さとされる。即ち、外ケース4と充電部品との間の空間に、外ケース4の近くで底部材8と一体で形成される絶縁部材70を、所定の高さで且つ環状に介在させるものである。この場合、補強部材として外側に外リブ71を、内側に内リブ72を放射状に複数個設けている。
【0032】
このような手段により、耐静電気特性並びに耐絶縁性を高めることができるため、外ケース4と充電部品との間の距離を気にすることなく該距離を小さくすることができ、炊飯器1をコンパクト化することが可能となる。また、この絶縁部材70は底部材8と一体で形成するため、該絶縁部材70を取り付けるための部品、並びに取り付け部品を取り付けるための穴等の加工が不要となる。更に、この絶縁部材70を外ケース4近傍で立設することにより、外ケース4に外部より外力が加わった時、そのケース4が大きく凹むことがなくなるという変形防止機能を有することになる。
【0033】
なお、前記絶縁部材70は、外ケース4の外周に沿って環状に設けるものを説明したが、この絶縁部材70は、充電部品が存在する箇所にのみ該充電部品を外ケース4から隠す形態で底部材8から立設するようなものであっても良い。更に、絶縁部材70は、底部材8から立設するものとして説明したが、肩部材6から垂下する形態のものであっても良い。
【0034】
ところで、電源基板61及び制御基板23上に配置される充電部品としての各種電気回路素子62、63には、いろいろな高さのものがあるため、図1に示すように背の高い充電部品は、底部材8方向である基板状の下方に設けたり、或いは、外ケース4の下端よりも下方に取り付けると良い。図2は、このような変形例を示す。即ち、電源基板61及び制御基板23の下端を外ケース4の下端よりも下方にまで延設させ、電源基板61及び制御基板23上に配置される充電部品を外ケース4の下端よりも下方に取り付けたものである。このような形態にすることにより、充電部品に対する悪影響をより低減できる。そしてこのような形態では、充電部品は底部材8によって絶縁されるため、絶縁部材70を省略することもできる。また、図1及び図2のもの(後記の図3のものも同じ。)では、電源基板61及び制御基板23と2つの基板を前後並列に設けているため、前記背の高い充電部品は、内方側の制御基板23上の中央寄りに設けるとそれだけ外ケースとの距離が広がり更に耐静電気特性並びに耐絶縁性が高まる。
【0035】
(第2の実施の形態)
図3は、マイコン式炊飯器に本願発明を適用した第2の実施の形態の断面図を示す。この実施の形態の特徴は、電源基板保持部材60を利用して絶縁部材を一体的に形成するところにある。なお、第1の実施の形態のものと共通する部品についての説明は省略する。
【0036】
即ち、第1の実施の形態のものと同様に炊飯器1の前方空間15には、樹脂製の操作基板保持部材16が配置される。この操作基板保持部材16には、各種スイッチボタン19及び表示装置20等が配置される操作基板17が操作パネル18近傍に取り付けられている。操作基板保持部材16の下端部は更に下方に垂下され、縦方向に電源基板保持部材60を形成している。また、この電源基板保持部材60には電源基板61が図示しないビスによって取り付けられ、電源基板61上には電源用として用いられる、例えば、バックアップ電池、コンデンサ等の各種電子回路素子62が配置される。
【0037】
ところで、電源基板保持部材60は、樹脂製で絶縁部材としても機能する部材である。そのためこの実施の形態では、この電源基板保持部材60を延設するとともに、この延設部を前方に略コ字状に折り曲げ、折り曲げた前方端を絶縁部材60aとして機能させたものである。そして、電源基板61上に載置する充電部品をこの折り曲げた前方端からなる絶縁部材60aの後方に配置することになる。
【0038】
符号22は、制御基板保持部材であり、前記電源基板保持部材60の後方で、且つ電源基板保持部材60に並列に設けられ、図示しないビスにより肩部材6に固定される。制御基板保持部材22には、制御基板23がビス24により取り付けられ、該制御基板23には、誘導加熱に必要なパワートランジスタ(IGBT)、各種駆動回路素子としての各種電子回路素子63が取り付けられている。これら各種電子回路素子63には、例えば前記IGBT等のように発熱する素子があり、制御基板23には、これら発熱素子の放熱を助長するためのヒートシンクとしてのフィン27及び該フィン27を冷却するための冷却ファン25が図示しないビスによって取り付けられる。
【0039】
この制御基板保持部材22も樹脂製で絶縁部材としても機能する部材である。そのため電源基板保持部材60と同様に、制御基板保持部材22を延設するとともに、その延設部を前方に略コ字状に折り曲げ、折り曲げた前方端を絶縁部材60bとして機能させ、制御基板23上に載置する充電部品をこの折り曲げた前方端からなる絶縁部材60bの後方に配置する。ところでこの制御基板23は電源基板より後方に位置するため、そこに配置される充電部品が外ケース4より充分距離が確保されれば、絶縁部材60bは特に設けなくても良い。
【0040】
なお、この場合、炊飯器1の後方のコードリール端子13a回りは、第1の実施の形態のものと同様な絶縁部材70を底部材8より部分的に立設して対処する。必要に応じて外リブ71及び内リブ72も設ける。
【0041】
このような手段によっても耐静電気特性並びに耐絶縁性を高めることができるため、外ケース4と充電部品との間の距離を気にすることなく該距離を小さくすることができ、炊飯器1をコンパクト化することが可能となる。また、この絶縁部材60aは電源基板保持部材60或いは制御基板保持部材22と一体で形成することになるため、該絶縁部材60aを取り付けるためのビス、並びに取り付けビスを取り付けるための穴等の加工が不要となる。
【0042】
(第3の実施の形態)
図4ないし図6は、マイコン式炊飯器に本願発明を適用した第3の実施の形態を示す。図4は、コイル端子取付部材に絶縁部材からなる絶縁シートを該コイル端子取付部材を取り付けるネジの取り付け時に同時に取り付ける状態を示す斜視図であり、図5は、その平面図、図6は、絶縁シートの展開図を示す。この実施の形態の特徴は、充電部品に対し絶縁部材を充電部品近傍の他の用途が主目的のビスを利用して取り付ける点にある。なお、第1の実施の形態のものと共通する部品についての説明は省略する。
【0043】
本実施の形態で対象とする充電部品は、コイル端子取付部材65に関するものである。このコイル端子取付部材65は、制御基板23上に設けられる回路素子と加熱手段としてのコイルとを電気的に接続する部材であり、制御基板保持部材22に取り付けられる。ところがこのコイル端子取付部材65は、電荷が溜まり易い部材で、絶縁のためには金属製の外ケース4からはできるだけ離して設けるべきものである。そのため樹脂製である底部材8近傍になるように制御基板保持部材22の下方端近くに設けられる。
【0044】
ところで制御基板保持部材22の下方には、図1ないし図3に示すように冷却ファン25が配置されているため、制御基板保持部材22の下方端は、その冷却ファン25を跨ぐように門形状とされているため、コイル端子取付部材65を制御基板保持部材22の下方端に設ける場合には、制御基板保持部材22の下方端左右方向寄りの下方端に設けざるを得ず、必然的にコイル端子取付部材65と左右側の外ケースとの距離が短くならざるを得ず、絶縁に不安があった。この実施の形態はこのような弊害に対処するものである。
【0045】
図4及び図5のものは、制御基板保持部材22の下方で左方向端部近傍に取り付けられるものを1個示す。コイル端子取付部材65は、金属製で、左右側板65a、65a、背板65b及び底板65cを有し、図5に示すように左右側板65a、65aと背板65bとを折り曲げ、断面コ字状に形成し、更に背板65bに一体的に形成される底板65cを手前に90度折り曲げて形成される。背板65bには、制御基板保持部材22に制御基板23を取り付けるためのネジ68が挿入可能な穴65dが設けられ、底板65cには、コイル端子66を固定するためのネジ67が螺合可能なネジ穴65eが設けられる。そして、ネジ68を背板65bの前方より穴65dに挿入し、該ネジ68を更に制御基板23に形成される穴23aを介して制御基板保持部材22に形成されるネジ穴22aに螺合することにより、コイル端子取付部材65及び制御基板23を同時に制御基板保持部材22に連結可能にしている。
【0046】
なお、この実施の形態では、コイル端子取付部材65を背板65bを有するものとして説明したが、該背板65bがなく、左右側板65a、65a及び底板65cからなり、それらを折り曲げ、断面コ字状にするとともに、該断面コ字状のものを接着剤で直接制御基板23に貼り付けるようなものでも良い。
【0047】
符号75は、絶縁部材としての絶縁シートである。該絶縁部材75は、PETからなり、図6に展開図を示すように略長方形状に形成される。この絶縁部材75は、4つの部分75a、75b、75c、75dからなり、部分75aと部分75bとの間、部分75bと部分75cとの間にはそれぞれ折れ目75f、75gが設けられる。また、部分75aには、ネジ68が挿通可能な穴75eが穿設されるとともに、部分75dには、持ち易いように切り掛かれ、高さの低い部分とされている。
【0048】
この絶縁部材75の取り付け状態を図4及び図5に示す。即ち、絶縁部材75の折れ目75fを谷側に、折目75gを山側に予め折っておき、絶縁部材75の部分75aをコイル端子取付部材65の背板65bに当接させるとともに、部分75bをコイル端子取付部材65の左側板65aに沿ってコイル端子取付部材65の外に引き出し、次いで部分75cを制御基板23の左側面部に当接させる。そしてその状態で、部分75aの穴75eから図4に示すようにネジ68を挿入する。するとそのネジ68は、コイル端子取付部材65の背板65bに形成される穴65d、制御基板23に形成される穴23aを介して制御基板保持部材22に形成されるネジ穴22aにまで達するため、その状態でネジ68を締めれば、1本のネジ68により絶縁部材75、コイル端子取付部材65及び制御基板23が制御基板保持部材22に同時に固定されることになる。
【0049】
その後、絶縁部材75の係合部分75dを指で掴んで、図4で矢印で示す方向に制御基板保持部材22の後方に折り込むことにより、該絶縁部材75の部分75c及び部分75dがブラブラ揺れることを防止することができる。そのための折り目を更に形成しておけばその作業が容易になる。なお、絶縁部材75はシートであるため、折り目はすべて設けなくても良い。また、絶縁部材75の高さHは、側板65aの高さより高くすることにより、その絶縁効果等を更に高めることができる。
【0050】
更に、絶縁部材75は、コイル端子取付部材65を取り付けるためのビス、即ち、ネジ68に取り付けるものとして説明したが、制御基板保持部材22の近傍に配置される部品として図示しないリード線取付部材、冷却ファン25及びヒートシンクとしてのフィン27があり、当然これら部品を取り付けるためのビスもあるため、これらのビスを利用して前記絶縁部材75を固定するようにしても良い。
【0051】
このような手段によっても耐静電気特性並びに耐絶縁性を高めることができるため、外ケース4と充電部品との間の距離を気にすることなく該距離を小さくすることができ、炊飯器1をコンパクト化することが可能となる。また、この絶縁部材75は、充電部品近傍の他の用途が主目的のビスを利用して取り付けることになるため、該絶縁部材75を取り付けるためのビス、並びに取り付けビスを取り付けるための穴等の加工が不要となる。
【0052】
本願発明は、上記実施例の構成に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能であることは勿論である。
【0053】
【発明の効果】
請求項1に係る発明では、金属製の外ケースとコイル端子取付部材との間に絶縁部材を設け、該絶縁部材を、コイル端子取付部材および基板とともに一本のネジで基板保持部材に同時に保持し、さらに絶縁部材を、コイル端子取付部材から基板保持部材まで至らしめることにより、炊飯器のデザイン効果を高めることができるとともに、炊飯器をコンパクト化することができる。また絶縁部材により絶縁効果が高まり、コイル端子取付部材に対する悪影響を低減することができるとともに、何らかの外因によって外ケースに静電気が放電されたとしてもやはりコイル端子取付部材に対する悪影響を低減することができる。更に、絶縁部材を既存のビスを用いて取り付けることにより、その取り付けを容易にすることができるとともに、外ケースに対し、外側から内側に向かって何らかの力が加わった時に、そのケースの変形を防止することができる。
【0054】
請求項2に係る発明では、絶縁部材を、外ケースの近傍で、底部材と一体に外ケースに沿って壁状に立設し、絶縁部材に外ケースの凹みを抑える変形防止機能を持たせ、さらに絶縁部材の高さを、充電部品より高くすることにより、請求項1に係る発明の効果に加え、底部材と一体で絶縁部材を形成することができるため、絶縁部材を別体で作るものに比べ、その成形並びに取り付けを簡略化できるとともに、外ケースに対し、外側から内側に向かって何らかの力が加わった時に、外ケースの変形を防止することができる。また、別体である場合には必須であった取り付け用ビスも不要となり、生産コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の絶縁部材を適用してなるマイコン式炊飯器の全体断面図。
【図2】図1の変形例を示す全体断面図。
【図3】本願発明の他の実施の形態の絶縁部材を適用してなるマイコン式炊飯器の全体断面図。
【図4】本願発明の更に他の実施の形態の絶縁部材をコイル接続端子の取付部材に適用してなる要部拡大斜視図。
【図5】図4の取り付け状態を上からみた断面図。
【図6】図4で示す絶縁部材の展開図。
【符号の説明】
1…マイコン式炊飯器 2…容器本体 3…蓋部材
4…外ケース 4a…水平部 4b…垂直部
5…内ケース 6…肩部材 7…取手
8…底部材 8e…吸気口 8f…脚部
9…保温ヒータ 10…内鍋 11…シール材
12…センターセンサー 13…コードリール
13a…コードリール端子 15…前方空間
16…操作基板保持部材 17…操作基板 18…操作パネル
19…スイッチボタン 20…表示装置 22…制御基板保持部材
23…制御基板 24…ビス 25…冷却ファン
27…フィン 31…上蓋 32…下蓋
33…放熱板 34…ヒータ 35…内カバー
36…真空断熱構造体 37…調圧蓋 38…蒸気通路
39…蒸気口 40…ヒンジ機構 41…ロック部材
45…底部コイル 46…コーナーコイル 50…遮蔽板
60…電源基板保持部材 61…電源基板
62,63…電子回路素子 65…コイル端子取付部材
65a…側板 65b…背板 65c…底板
65d,23a,75e…穴 65e,22a…ネジ穴
66…コイル端子 67,68…ネジ
60a,60b,70,75…絶縁部材
71…外リブ 72…内リブ

Claims (2)

  1. 内壁を形成する内ケース、上端部を形成する肩部材、外壁を形成する金属製の外ケース及び底部を形成する底部材からなる容器本体と、該容器本体に対し開閉自在な蓋部材と、前記内ケースと前記底部材との間に設けられる加熱手段と、表示装置及び各種操作ボタンを備えた操作パネルと、各種充電部品を取り付け、且つ縦方向に配置される基板と、前記底部材近傍に設けられ、下方から吸気し冷却風を上方へ押し出す冷却ファンと、前記基板を保持するとともに、前記冷却ファンを跨ぐように下方が門形状とされる基板保持部材と、該基板保持部材の下端であって且つ前記金属製の外ケース近傍に設けられるコイル端子取付部材とを備えてなるマイコン式炊飯器において、前記金属製の外ケースと前記コイル端子取付部材との間に絶縁部材を設け、該絶縁部材は、前記コイル端子取付部材および前記基板とともに一本のネジで前記基板保持部材に同時に保持され、さらに前記絶縁部材は、前記コイル端子取付部材から前記基板保持部材まで至ることを特徴とするマイコン式炊飯器。
  2. 内壁を形成する内ケース、上端部を形成する肩部材、外壁を形成する金属製の外ケース及び底部を形成する底部材からなる容器本体と、該容器本体に対し開閉自在な蓋部材と、前記内ケースと前記底部材との間に設けられる加熱手段と、表示装置及び各種操作ボタンを備えた操作パネルと、各種充電部品を取り付け、且つ縦方向に配置される基板とを備えてなるマイコン式炊飯器において、前記金属製の外ケースと前記基板の充電部品との間に絶縁部材を設け、前記絶縁部材は、前記外ケースの近傍で、前記底部材と一体に前記外ケースに沿って壁状に立設し、前記絶縁部材に前記外ケースの凹みを抑える変形防止機能を持たせ、さらに前記絶縁部材の高さを、前記充電部品より高くすることを特徴とするマイコン式炊飯器。
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