JP3042447B2 - 組み込み式誘導加熱調理器 - Google Patents

組み込み式誘導加熱調理器

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JP3042447B2
JP3042447B2 JP9112197A JP11219797A JP3042447B2 JP 3042447 B2 JP3042447 B2 JP 3042447B2 JP 9112197 A JP9112197 A JP 9112197A JP 11219797 A JP11219797 A JP 11219797A JP 3042447 B2 JP3042447 B2 JP 3042447B2
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JP
Japan
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built
outer case
induction heating
top plate
heating cooker
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JP9112197A
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勝行 相原
弘文 仲倉
章 片岡
敦夫 小野
保 泉谷
弘一 細井
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭用及び業
務用で使用する組み込み式誘導加熱調理器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の組み込み式誘導加熱調理
器は、図4に示すような構造になっている。以下、図4
に従って説明する。流し台2の上面開口部に落とし込ま
れる上ユニット部1は、外郭を箱状の上ユニットケース
3にて構成し、内部には加熱コイル4やその中央部に取
りつけられた温度検知用センサー5、発振用トランジス
タやその他の電子部品を備えた制御基板6、それらを冷
却するファンモーター7を有し、上面を耐熱性のセラミ
ックプレートからなる天板8で覆っている。9は冷却用
の大気を吸気する吸気口である。
【0003】10は下ユニット部で、箱状の下ユニット
ケース11の内部には加熱ヒーター12を備えたロース
ターケース13、カンガルーポケット式の操作部14等
を備えており、流し台2の前方より挿入されて上ユニッ
ト部1と電気的に結合し、固定されている。15は、流
し台2内部に設けられているコンセントに接続される電
源プラグである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構造のものでは、上ユニット部と下ユニット
部が分離しているため、設置時の上ユニット部と下ユニ
ット部の電気的接続の不良、上面部からの水の浸入に対
する処理が安定しない、あるいは充電部が露出した構造
になる、また構造部品が多いため重量が重く、組み立て
性も悪く、当然コストも高くかかるという課題があっ
た。
【0005】本発明は、以上の課題を解決するものであ
り、一体化構成にすることによって製品の品質を安定さ
せ、さらに製品の軽量化、コストの低減をはかり、より
安全性の高い、組み込み式誘導加熱調理器を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、上ユニット部と下ユニット部が分離してい
た構成を、被加熱調理容器等を載置する天板と本体外郭
を構成する外郭ケースとの一体化構成にすることによっ
て、上ユニット部と下ユニット部の電気的な接続に対し
てメーカー内での完全保証が可能となるとともに、また
充電部が露出しない構成とすることができ、さらには軽
量化および構造部品の削減による合理化が図れる。ま
、中位平面部を設けることによって、内部部品の配設
を行いやすくするとともに、上部と下部との部品の配設
を仕切る簡単な構成とすることで組み立て性の向上を図
り、従来の課題を解消することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、被加熱調理容器等を載置する天板と本体外郭を構成
する外郭ケースとの一体化構成にすることによって、上
ユニット部と下ユニット部の電気的な接続に対してメー
カー内での完全保証が可能となるとともに、また充電部
が露出しない構成とすることができ、さらには軽量化お
よび構造部品の削減による合理化が図れる。また、中
平面部を設けることによって、内部部品の配設を行いや
すくするとともに、上部と下部との部品の配設を仕切る
簡単な構成とすることで組み立て性の向上を図り、より
軽量で、よりコストの安い組み込み式誘導加熱調理器を
提供することができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、中位平面部に制
御基板等の充電部を配設することによって、天板に開口
した吸気口から浸入する水を、外郭ケースの後方部より
外郭ケースの底面部に導くことができ、中位平面部に位
置する制御基板等の充電部に水がかからないようにする
ことができ、より安全性の高い組み込み式誘導加熱調理
器を提供することができる。
【0009】請求項3、4に記載の発明は、請求項1記
の構成において、後方面にガードを設けた取付台を外
郭ケースの底面部に配設することによって、天板に開口
した吸気口から水が浸入した場合に、外郭ケース底面部
に配設した取付台の後方面に設けたガードによって、制
御基板等の充電部に水がかからないようにすることがで
き、より安全性の高い組み込み式誘導加熱調理器を提供
することができる。
【0010】
【実施例】(実施例1) 以下、本発明の第1実施例について、図1を参照にしな
がら説明する。図1は、本発明の一実施例を示す組み込
み式誘導加熱調理器の概略図で、被加熱調理容器等を載
置する天板16と本体外郭を構成する外郭ケース17と
の一体化構成において、天板16の上面部と外郭ケース
17の底面部とのおよそ中間の位置に中位平面部18を
設けて構成している。
【0011】以上のように構成された組み込み式誘導加
熱調理器について、その作用を説明する。一体化構成に
することによって、上ユニット部と下ユニット部の電気
的な接続に対してメーカー内での完全保証が可能となる
とともに、充電部が露出しない構成とすることができ、
さらには軽量化および構造部品の削減が図れる。
【0012】また、中位平面部18を設けることによっ
て、内部部品の配設を行いやすくするとともに、上部と
下部との部品の配設を仕切る簡単な構成とすることで組
み立て性の向上を図れる。
【0013】また、この中位平面部18を自由にレイア
ウトすることによって、制御部品の冷却等の冷却風の流
れの仕切りにしたり、本体下方に位置するロースターと
の遮熱等の性能面での向上にも利用できる。
【0014】なお、実施例においてこの中位平面部18
は金属板あるいは金属製アーム等によって構成されてい
るが、さらに軽量化を図るために樹脂材料等にも変更で
きるものである。
【0015】(実施例2) 以下、本発明の第2実施例について、図2を参照にしな
がら説明する。本発明の基本的な構成は、第1実施例に
記載する構成と同じであり、中位平面部18に制御基板
19等の充電部を配設し、外郭ケース17の底面部には
構造部品20のみを配設して構成したものである。
【0016】以上のように構成された組み込み式誘導加
熱調理器について、その作用を説明する。一体化構成に
することによって、天板16に開口した吸気口21から
浸入する水を、外郭ケース17の後方部より外郭ケース
17の底面部に導くことができ、中位平面部18を配設
することによって、制御基板19等の充電部を上面部に
配設することが可能となり、充電部に水がかからないよ
うにすることができる。
【0017】(実施例3) 以下、本発明の第3実施例について、図3を参照にしな
がら説明する。本発明の基本的な構成は、第1実施例に
記載する構成と同じであり、後方面にガードを設けた取
付台22を外郭ケース17の底面部に配設し、前記取付
台22に制御基板19等の充電部を配設して構成したも
のである。
【0018】以上のように構成された組み込み式誘導加
熱調理器について、その作用を説明する。一体化構成に
することによって、天板16に開口した吸気口21から
浸入する水を、外郭ケース17の後方部より外郭ケース
17の底面部に導き、外郭ケース17の底面部に配設し
た取付台22の後方面に設けたガードによって、制御基
板19等の充電部に水がかからないようにすることがで
きる。
【0019】なお、本発明の実施例1〜3において、熱
源はインダクションヒータ等の誘導加熱であるが、必要
に応じ、熱源は適宣変更できるものである。
【0020】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、一体化構成にすることによっ
て、上ユニット部と下ユニット部の電気的な接続に対し
てメーカー内での完全保証が可能となるとともに、また
充電部が露出しない構成とすることができ、さらには軽
量化および構造部品の削減が図れ、さらには中位平面部
を設けることによって、内部部品の配設を行いやすくす
るとともに、上部と下部との部品の配設を仕切る簡単な
構成とすることで組み立て性の向上が図れる。また、こ
の中位平面部を自由にレイアウトすることによって、制
御部品の冷却等の冷却風の流れの仕切りにしたり、本体
下方に位置するロースターとの遮熱等の性能面での向上
が図れ、より軽量で、よりコストの安い組み込み式誘導
加熱調理器を提供することができる。
【0021】請求項2に記載の発明によれば、天板に開
口した吸気口から浸入する水を、制御基板等の充電部に
かからないようにすることができ、より安全性の高い組
み込み式誘導加熱調理器を提供することができる。
【0022】請求項3、4に記載の発明によれば、天板
に開口した吸気口から浸入する水を、制御基板等の充電
部にかからないようにすることができ、より安全性の高
い組み込み式誘導加熱調理器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における組み込み式誘導
加熱調理器の横断面図
【図2】本発明の第2の実施例における組み込み式誘導
加熱調理器の横断面図
【図3】本発明の第3の実施例における組み込み式誘導
加熱調理器の横断面図
【図4】従来例における組み込み式誘導加熱調理器の横
断面図
【符号の説明】
1 上ユニット部 3 上ユニットケース 6、19 制御基板 8、16 天板 10 下ユニット部 11 下ユニットケース 13 ロースターケース 14 操作部 17 外郭ケース 18 中位平面部 20 構造部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 敦夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 泉谷 保 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 細井 弘一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−338384(JP,A) 特開 昭62−272022(JP,A) 実公 平2−40402(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 6/12 A47J 37/06 F24C 15/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加熱調理容器等を載置する天板と、本
    体外郭を構成する外郭ケースとの一体化構成において、
    前記天板の下方に配置した加熱コイルと、制御基板の充
    電部と、前記外郭ケースの底面部に装着したロースター
    ケースと、前記外郭ケースの天板部とロースターケース
    との間に位置するように設けた中位平面部を有する組み
    込み式誘導加熱調理器。
  2. 【請求項2】 被加熱調理容器等を載置する天板と、本
    体外郭を構成する外郭ケースとの一体化構成において、
    前記天板の下方に配置した加熱コイルと、制御基板の充
    電部と、前記外郭ケースの底面部に装着したロースター
    ケースと、前記外郭ケースの天板部とロースターケース
    との間に位置するように設けた中位平面部と、前記中位
    平面部に充電部を配設した組み込み式誘導加熱調理器。
  3. 【請求項3】 後方面にガードを設けた取付台を外郭ケ
    ースの底面部に配設し、前記取付台に充電部を配設した
    請求項1記載の組み込み式誘導加熱調理器。
  4. 【請求項4】 外郭ケースの底面部に配置した取付台の
    後方面にガードを設けた請求項1記載の組み込み式誘導
    加熱調理器。
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