JP3607366B2 - スピ−カユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は前面側に磁気回路が配設された構造を有するスピ−カユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来のこの種のスピ−カユニット50を概略的に示した断面図である。図中、58はフレ−ムを示しており、フレ−ム58の中心部にはT字形のセンタ−ポ−ル57が取り付けられている。センタ−ポ−ル57の先端にはプレート59が接着剤等で貼着されており、プレート59とボトムヨ−ク51の間にはマグネット52が介装され、マグネット52はボトムヨ−ク51に接着剤等で貼着されている。ボトムヨ−ク51とプレート59のギャップ内にはボイスコイル53が配設され、プレート59、ボトムヨ−ク51及びマグネット52等で磁気回路70が構成されている。ボイスコイル53はダンパ61と振動板55によって支持されている。また、ボイスコイル53は振動板55に連結されており、ボイスコイル53の振動が振動板55に伝達され、音声が発せられるようになっている。なお、図示していないが、スピ−カユニット50の場合、スピ−カグリルはフレ−ム58のフランジ部58aで係合されてフレ−ム58に取り付けられるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来のスピ−カユニット50の場合、センタ−ポ−ル57のみで磁気回路70を支持・固定しているので、中心位置がずれたり、余分な振動によってボイスコイル53とプレート59のギャップこすれ等の不具合が生じるという課題がある。
【0004】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、磁気回路を強固に固定し、ボイスコイルのギャップこすれ等の不具合を防止することができるスピ−カユニットを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明に係るスピ−カユニット(1)は、フレームに取り付けられたセンターポールの先端に、プレートとボトムヨークとの間にマグネットを備えた磁気回路が配設された構造を有するスピーカユニットにおいて、前面を構成するスピ−カグリルが、前記ボトムヨ−クと対向する面の中心を合わせて当接し、前記スピ−カグリルの外周部がユニット外周部を構成する前記フレ−ムのフランジ部に当接した状態で前記スピ−カグリルが前記ボトムヨ−クに固着されていることを特徴としている。
また本発明に係るスピ−カユニット(2)は、上記スピ−カユニット(1)において、前記スピーカグリルには、前記ボトムヨークと当接する位置に段差が形成されていることを特徴としている。
【0006】
また本発明に係るスピ−カユニット()は、前面側に磁気回路が配設された構造を有するスピ−カユニットにおいて、前面を構成するスピ−カグリルの中心部に前記磁気回路を構成するボトムヨ−クと嵌合する嵌合孔が形成され、前記ボトムヨ−クの側面には該ボトムヨ−クと前記スピ−カグリルとが嵌合した場合に該スピ−カグリルを係止するための突出部が形成され、前記ボトムヨ−クと前記スピ−カグリルとの間にゴムシ−ト等の衝撃吸収材が介装され、前記スピ−カグリルの外周部がユニット外周部を構成するフレ−ムのフランジ部に当接した状態で前記スピ−カグリルが前記ボトムヨ−クと嵌合され、前記スピ−カグリルが前記衝撃吸収材を介して前記ボトムヨ−クに固着されていることを特徴としている。
【0007】
また本発明に係るスピ−カユニット()は、前面側に磁気回路が配設された構造を有するスピ−カユニットにおいて、前面を構成するスピ−カグリルの中心部に前記磁気回路を構成するボトムヨ−クと嵌合する嵌合孔が形成され、前記スピ−カグリルの前記ボトムヨ−ク側の先端部がボイスコイルに固定された振動板からの音を拡散させるディフュ−ザ形状に形成されると共に、前記先端部の前記振動板側の端部にはセンタ−ポ−ルの代わりに前記磁気回路を支持する支持部が延設され、前記スピ−カグリルの外周部がユニット外周部を構成するフレ−ムのフランジ部に当接した状態で前記スピ−カグリルが前記ボトムヨ−クに貼着されていることを特徴としている。
【0008】
また本発明に係るスピ−カユニット()は、上記スピ−カユニット()において、前記スピ−カグリルがゴムシ−ト等の衝撃吸収材を介して前記ボトムヨ−クに固着されていることを特徴としている。
【0009】
また本発明に係るスピ−カユニット()は、上記(1)〜()のいずれかの項に記載のスピ−カユニットにおいて、前記スピ−カグリルの外周部の先端が前記振動板とフレームのはりあわせ部と所定の間隔をおいた状態で、前記フレ−ムのフランジ部に当接していることを特徴としている。
【0010】
【作用】
スピ−カユニット(1)
前記スピ−カグリルの外周部と前記フレ−ムのフランジ部とを当接させた状態で、前記スピ−カグリルと前記ボトムヨ−クとの対向する面の中心を合わせて、前記スピ−カグリルが前記ボトムヨ−クに固着されるので、前記磁気回路が強固に固定され、中心の位置ずれがなくなる。これにより、ボイスコイルにおけるギャップこすれ等の不具合の発生が防止される。
スピ−カユニット(2)
前記スピ−カグリルに形成された段差と外周部においてスピ−カグリルの外周部とフレ−ムのフランジ部とを当接させることとで、前記磁気回路が確実に位置決めされる。
【0011】
スピ−カユニット(
前記スピ−カグリルの外周部が前記フレ−ムのフランジ部に当接した状態で、前記スピ−カグリルと前記ボトムヨ−クとが嵌合され、前記スピ−カグリルが前記衝撃吸収材を介して前記ボトムヨ−クに固着されるので、前記磁気回路の中心の位置ずれをなくし、前記磁気回路を強固に固定することが可能になると共に、前記衝撃吸収材により余分な振動が吸収される。これにより、ボイスコイルにおけるギャップこすれ等の不具合の発生が防止される。
【0012】
スピ−カユニット(
前記スピ−カグリルの外周部と前記フレ−ムのフランジ部とが当接した状態で、前記スピ−カグリルと前記ボトムヨ−クとが嵌合され、前記スピ−カグリルの支持部により前記磁気回路が支持されると共に、前記スピ−カグリルが前記ボトムヨ−クに貼着されるので、センタ−ポ−ルがなくとも、前記磁気回路の中心の位置ずれをなくし、前記磁気回路を強固に固定することが可能になる。したがって、センタ−ポ−ルを用いなくて済む分、部品を削減することができ、また、センタ−ポ−ルを用いて前記磁気回路を貼着・固定する場合に比べて、前記磁気回路と前記スピ−カグリルとの貼着面を大きくとることができるので、より強固に固定することが可能である。さらに、前記スピ−カグリルの先端部は前記ディフュ−ザ形状に形成されるので、前記振動板からの音を拡散させることができ、音の拡散性が向上する。
【0013】
スピ−カユニット(
上記スピ−カユニット()と同様の作用を有する。加えて、前記スピ−カグリルと前記ボトムヨ−クとの間に衝撃吸収材が介装されているので、該衝撃吸収材により余分な振動が吸収される。
【0014】
スピ−カユニット(
前記スピ−カグリルの外周部の先端が前記振動板とフレームのはりあわせ部と所定の間隔をおいた状態で、前記フレ−ムのフランジ部に当接しているので、前記振動板による余分な振動が前記スピ−カグリルを介して前記磁気回路に伝わるのを防止することが可能である。
【0015】
【実施例】
以下、本発明に係るスピ−カユニットの実施例を図面に基づいて説明する。図1(a)は実施例1に係るスピ−カユニット10を概略的に示した断面図であり、図1(b)は外周部15を概略的に示した拡大断面図である。
【0016】
図中、12はスピ−カグリルを示しており、スピ−カグリル12の中心部には座ぐリ12bが形成されている。スピ−カグリル12のボトムヨ−ク11と対向する側の面には、ボトムヨ−ク11と対向する領域に段差14が形成されており、段差14と図1(b)の外周部15に示したようにスピ−カグリルの外周部12aとフレ−ムのフランジ部58aを当接させることとで、ボトムヨ−ク11、マグネット52及びプレート59とで構成される磁気回路19が位置決めされるようになっている。一方、ボトムヨ−ク11のスピ−カグリル12と対向する側の面の中心部で、座ぐり12bと対向する位置にはネジ孔11aが形成されており、前記位置決めされた状態で座ぐリ12b及びネジ孔11aにおいてネジ13によりスピ−カグリル12がボトムヨ−ク11にネジ止めされるようになっている。また、外周部15において、スピ−カグリルの外周部12aは、その先端が振動板55とフレームのはりあわせ部と所定の間隔をおいた状態でフレ−ムのフランジ部58aに当接している。上記した以外のスピ−カユニット10の構成は、図5に示した従来のスピ−カユニット50の構成と同様である。
【0017】
以上説明したようにスピ−カユニット10にあっては、スピ−カグリル12に形成された段差14と外周部15においてスピ−カグリルの外周部12aとフレ−ムのフランジ部58aとを当接させることとで、磁気回路19を位置決めすることができ、かつ、座ぐリ12bとネジ孔11aとにおいてネジ13によりスピ−カグリル12をボトムヨ−ク11にネジ止めすることができる。これにより、磁気回路19の中心の位置ずれをなくし、磁気回路19を強固に固定することができる。また、スピ−カグリルの外周部12aの先端は振動板55とフレームのはりあわせ部と所定の間隔をおいた状態にあるので、振動板55からスピ−カグリル12を介して磁気回路19に余分な振動が伝達されることはない。したがって、ボイスコイル53とプレート59にギャップこすれ等の不具合が発生するのを防止することができる。
なお、上記実施例ではスピ−カグリル12のボトムヨ−ク11と対向する領域に段差14を設ける場合を示したが、別の実施例では段差14を設けなくとも良い。
【0018】
次に、図2に基づいて実施例2に係るスピ−カユニットを説明する。図2は実施例2に係るスピ−カユニット20を概略的に示した断面図である。
【0019】
図中、22はスピ−カグリルを示しており、スピ−カグリル22の中心部には嵌合孔22bが形成され、ボトムヨ−ク21の側面にはスピ−カグリル22と嵌合した場合にスピ−カグリル22を係止するための突出部21aが形成されている。また、スピ−カグリル22とボトムヨ−ク21との間には衝撃を吸収するためのゴムシ−ト23が介装され、スピ−カグリル22はゴムシ−ト23を介してボトムヨ−ク21に固着されている。外周部25の構成は図1(b)に示したスピ−カユニット10の場合における外周部15の構成と同様である。また、スピ−カユニット20における上記以外の構成も図1に示したスピ−カユニット10の構成と同様である。
【0020】
以上説明したようにスピ−カユニット20にあっては、スピ−カグリルの外周部22aがフレ−ムのフランジ部58aに当接し、スピ−カグリル22がボトムヨ−ク21の突出部21aにより支持・係止され、かつ、スピ−カグリル22とボトムヨ−ク21との間にゴムシ−ト23が介装されてスピ−カグリル22がボトムヨ−ク21に固着されるので、ボトムヨ−ク21、マグネット52及びプレート59で構成される磁気回路29の中心の位置決めを行うことができ、磁気回路29を強固に固定することができる。また、スピ−カグリルの外周部22aの先端が振動板55とフレームのはりあわせ部と所定の間隔をおいた状態でスピ−カグリル22の外周部22aがフレ−ムのフランジ部58aに当接しているので、振動板55による余分な振動が磁気回路29に伝達されることはない。さらに、ゴムシ−ト23により余分な振動を吸収することができる。以上により、ボイスコイル53にギャップこすれ等の不具合が発するのを防止することができる。
【0021】
次に、図3に基づいて実施例3に係るスピ−カユニットを説明する。図3は実施例3に係るスピ−カユニット30を概略的に示した断面図である。
【0022】
図中、32はスピ−カグリルを示しており、スピ−カグリル32の中心部には嵌合孔32bが形成され、スピ−カグリル32の先端部32cの形状は振動板55から発せられた音を拡散させるディフュ−ザ形状となっている。また、スピ−カユニット30の場合、センタ−ポ−ル57が削除されているが、その代わり、スピ−カグリル32の先端部32cの振動板55側の端部にボトムヨ−ク51を支持するための支持部32dが延設されている。先端部32cは接着剤等でボトムヨ−ク51に貼着されている。なお、外周部35の構成は図1に示したスピ−カユニット10における外周部15の構成と同様である。また、スピ−カユニット30における上記以外の構成は図1に示したスピ−カユニット10の構成と同様である。
【0023】
以上説明したようにスピ−カユニット30にあっては、スピ−カグリルの外周部32aがフレ−ムのフランジ部58aに当接し、スピ−カグリル32の支持部32dによりボトムヨ−ク51、マグネット52及びプレート59で構成される磁気回路70が支持され、スピ−カグリル32の先端部32cが接着剤等でボトムヨ−ク51に貼着されるので、磁気回路70の中心の位置決めを行うことができ、磁気回路70を強固に固定することができる。また、スピ−カグリルの外周部32aの先端が振動板55とフレームのはりあわせ部と所定の間隔をおいた状態でスピ−カグリルの外周部32aがフレ−ムのフランジ部58aに当接しているので、振動板55による余分な振動が磁気回路70に伝達されることはない。これにより、ボイスコイル53にギャップこすれ等の不具合が発生するのを防止することができる。さらに、スピ−カユニット30にあっては、スピ−カグリル32の先端部32cがディフュ−ザ形状に形成されているので、振動板55から発せられる音を拡散させることができる。加えて、センタ−ポ−ル57を用いる必要がないので、その分軽量化することができると共に、部品点数を削減することができる。
【0024】
次に、図4に基づいて実施例4に係るスピ−カユニットを説明する。図4は実施例に係るスピ−カユニット40を概略的に示した断面図である。
【0025】
図中、41はスピ−カグリル32の先端部32cとボトムヨ−ク51との間に介装された衝撃吸収材としてのゴムシ−トを示している。この点以外のスピ−カユニット40における構成は、図3に示したスピ−カユニット30の構成と同様である。したがって、スピ−カユニット40はスピ−カユニット30の有する効果と同様の効果を有している。スピ−カユニット40の場合、衝撃吸収材としてのゴムシ−ト41が介装されているので、上記効果に加えて、ゴムシ−ト41により余分な振動を吸収することができ、磁気回路70に余分な振動を伝達しにくくすることができる。これにより、ボイスコイル53にギャップこすれ等の不具合の発生を一層効果的に防止することができる。
【0026】
【発明の効果】
スピ−カユニット(1)
前記スピ−カグリルの外周部が前記フレ−ムのフランジ部に当接した状態で、前記スピ−カグリルと前記ボトムヨ−クとの対向する面の中心を合わせて、前記スピ−カグリルが前記ボトムヨ−クに固着されるので、前記磁気回路を強固に固定することができ、前記磁気回路の中心の位置ずれの発生を防止することができる。これにより、前記ボイスコイルにおけるギャップこすれ等の不具合の発生を防止することができる。
スピ−カユニット(2)
前記スピ−カグリルに形成された段差と外周部においてスピ−カグリルの外周部とフレ−ムのフランジ部とを当接させることとで、前記磁気回路を確実に位置決めすることができる。
【0027】
スピ−カユニット(
前記スピ−カグリルの外周部が前記フレ−ムのフランジ部に当接した状態で、前記スピ−カグリルと前記ボトムヨ−クとが嵌合され、前記スピ−カグリルが前記衝撃吸収材を介して前記ボトムヨ−クに固着されるので、前記磁気回路の中心の位置ずれの発生を防止することができると共に、前記磁気回路を強固に固定することができ、また、前記衝撃吸収材により余分な振動を吸収することができる。これにより、前記ボイスコイルにおけるギャップこすれ等の不具合の発生を防止することができる。
【0028】
スピ−カユニット(
前記スピ−カグリルの外周部が前記フレ−ムのフランジ部に当接した状態で、前記スピ−カグリルと前記ボトムヨ−クとが嵌合され、前記スピ−カグリルの支持部により前記磁気回路が支持されると共に、前記スピ−カグリルが前記ボトムヨ−クに貼着されるので、センタ−ポ−ルがなくとも、前記磁気回路の中心の位置ずれをなくし、前記磁気回路を強固に固定することができる。これにより、前記ボイスコイルにおけるギャップこすれ等の不具合の発生を防止することができる。また、センタ−ポ−ルを用いなくて済むので、軽量化することができると共に、部品点数を削減することができる。また、前記スピ−カグリルの先端部はディフュ−ザ形状となっているので、前記振動板から発せられる音を拡散させることができる。
【0029】
スピ−カユニット(
上記スピ−カユニット()が有している効果に加えて、前記衝撃吸収材により余分な振動を吸収することができ、前記ボイスコイルにおけるギャップこすれ等の不具合の発生を一層防止することができる。
【0030】
スピ−カユニット(
上記(1)〜()の各スピ−カユニットが有している効果に加えて、前記スピ−カグリルの外周部の先端が前記振動板とフレームのはりあわせ部と所定の間隔をおいた状態で前記スピ−カグリルの外周部が前記フレ−ムのフランジ部に当接するので、前記振動板により余分な振動が前記磁気回路に伝達されることはない。これにより、前記ボイスコイルにおけるギャップこすれ等の不具合の発生を一層防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施例1に係るスピ−カユニットを概略的に示した断面図であり、(b)は外周部を概略的に示した拡大断面図である。
【図2】本発明の実施例2に係るスピ−カユニットを概略的に示した断面図である。
【図3】本発明の実施例3に係るスピ−カユニットを概略的に示した断面図である。
【図4】本発明の実施例4に係るスピ−カユニットを概略的に示した断面図である。
【図5】従来のスピ−カユニットを概略的に示した断面図である。
【符号の説明】
10、20、30、40 スピ−カユニット
11、21、51 ボトムヨ−ク
11a ネジ孔
12、22、32 スピ−カグリル
12a、22a、32a スピ−カグリルの外周部
12b 座ぐり
13 ネジ
15、25、35 外周部
19、29、70 磁気回路
21a 突出部
22b、32b 嵌合孔(中心部)
23、41 ゴムシ−ト(衝撃吸収材)
32c 先端部
32d 支持部
53 ボイスコイル
55 振動板
57 センタ−ポ−ル
58 フレ−ム
58a フレ−ムのフランジ部
59 プレート
61 ダンパ

Claims (6)

  1. フレームに取り付けられたセンターポールの先端に、プレートとボトムヨークとの間にマグネットを備えた磁気回路が配設された構造を有するスピーカユニットにおいて、前面を構成するスピ−カグリルが、前記ボトムヨ−クと対向する面の中心を合わせて当接し、前記スピ−カグリルの外周部がユニット外周部を構成する前記フレ−ムのフランジ部に当接した状態で前記スピ−カグリルが前記ボトムヨ−クに固着されていることを特徴とするスピ−カユニット。
  2. 前記スピーカグリルには、前記ボトムヨークと当接する位置に段差が形成されていることを特徴とする請求項1記載のスピーカユニット。
  3. 前面側に磁気回路が配設された構造を有するスピ−カユニットにおいて、前面を構成するスピ−カグリルの中心部に前記磁気回路を構成するボトムヨ−クと嵌合する嵌合孔が形成され、前記ボトムヨ−クの側面には該ボトムヨ−クと前記スピ−カグリルとが嵌合した場合に該スピ−カグリルを係止するための突出部が形成され、前記ボトムヨ−クと前記スピ−カグリルとの間にゴムシ−ト等の衝撃吸収材が介装され、前記スピ−カグリルの外周部がユニット外周部を構成するフレ−ムのフランジ部に当接した状態で前記スピ−カグリルが前記ボトムヨ−クに嵌合され、前記スピ−カグリルが前記衝撃吸収材を介して前記ボトムヨ−クに固着されていることを特徴とするスピ−カユニット。
  4. 前面側に磁気回路が配設された構造を有するスピ−カユニットにおいて、前面を構成するスピ−カグリルの中心部に前記磁気回路を構成するボトムヨ−クと嵌合する嵌合孔が形成され、前記スピ−カグリルの前記ボトムヨ−ク側の先端部がボイスコイルに固定された振動板からの音を拡散させるディフュ−ザ形状に形成されると共に、前記先端部の前記振動板側の端部にはセンタ−ポ−ルの代わりに前記磁気回路を支持する支持部が延設され、前記スピ−カグリルの外周部がユニット外周部を構成するフレ−ムのフランジ部に当接した状態で前記スピ−カグリルが前記ボトムヨ−クに貼着されていることを特徴とするスピ−カユニット。
  5. 前記スピ−カグリルがゴムシ−ト等の衝撃吸収材を介して前記ボトムヨ−クに固着されていることを特徴とする請求項記載のスピ−カユニット。
  6. 前記スピ−カグリルの外周部の先端が前記振動板とフレームのはりあわせ部と所定の間隔をおいた状態で、前記フレ−ムのフランジ部に当接していることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかの項に記載のスピ−カユニット。
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