JPH09172696A - スピーカ用防塵ネットの取付構造 - Google Patents
スピーカ用防塵ネットの取付構造Info
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- JPH09172696A JPH09172696A JP33017195A JP33017195A JPH09172696A JP H09172696 A JPH09172696 A JP H09172696A JP 33017195 A JP33017195 A JP 33017195A JP 33017195 A JP33017195 A JP 33017195A JP H09172696 A JPH09172696 A JP H09172696A
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Abstract
ャビネットとの間に発生するびりつきを軽減させる。 【解決手段】キャビネット1aの内面にはスピーカ2を
取付ける取付部の中央に突起部5aを一体成形してお
り、その上に防塵ネット4、さらにスピーカ2と重ねて
固定する。キャビネット1aとスピーカ2に設けられた
パッキン3との間に挟みこまれた防塵ネット4は、キャ
ビネット1aに設けられた突起部5aにより押し上げら
れ、キャビネット1aとの密着を防げられるため、防塵
ネット4の取り付けの際のたるみは吸収され、スピーカ
2の鳴動の際、防塵ネット4が振動してもキャビネット
1aとは突起部5aとの点接触となるため、びりつきは
軽減される。
Description
カに対して防塵ネットを取り付ける、スピーカ用防塵ネ
ットの取付構造に関するものである。
を図面を参照して説明する。図4は従来のスピーカ用防
塵ネットの取付構造の一例(実開昭56−102187
号公報)であり、キャビネット11、スピーカ12、及
び防塵ネット14とから構成され、キャビネット11の
内面にはスピーカ12の取付部よりやや外方に位置して
複数本の針状突起13が一体成形されている。同図
(b)に示すように、防塵ネット14を針状突起13に
差し込んで固定し、その上からスピーカ12をキャビネ
ット11に固定して、防塵ネット14をキャビネット1
1とスピーカ12のフレームとの間に挟み込み、防塵ネ
ット14取付時の位置ずれを防止する構造となってい
る。
は、スピーカ鳴動時にびりつきが発生する欠点がある。
このびりつきの発生する原因は以下によるものである。
塵ネットの取付構造の場合、防塵ネット14はスピーカ
12のフレームとキャビネット11に挟まれキャビネッ
ト11の内面と密着して取り付けられる。ここで、スピ
ーカ12の鳴動の際、キャビネット11の音孔から空気
が出入りするが、防塵ネットはその名の通り塵や埃を通
過させない細かい編み目、あるいは不織布で構成されて
おり、空気抵抗が大きいため、防塵ネット14は空気の
出入りに同期して振動してしまう。
ト11の内面と密着するような取付となっているが為、
この振動により防塵ネット14とキャビネット11は面
で当たることとなり、びりつきが発生してしまう。
スピーカ鳴動時の防塵ネットの振動による、キャビネッ
トとの間に発生するびりつきの軽減をはかったスピーカ
用防塵ネットの取付構造を提供することにある。
ネットの取付構造は、スピーカと、このスピーカの取付
部に音孔を設けたキャビネットと、前記スピーカと前記
キャビネットとの間にはさみ込み前記キャビネットの前
記音孔から塵等の異物の浸入を防ぐ防塵ネットとから構
成され、前記キャビネットのスピーカ取付部の中央に突
起部を設けて前記キャビネットと前記防塵ネットとの密
着を防げ、前記スピーカの鳴動により振動する前記防塵
ネットと前記キャビネットとの間に発生するびりつきを
軽減すべくしたものである。
いて、前記突起部が、前記音孔の配置状況に応じて、前
記中央から均等な距離に等間隔で複数個設けられていて
もよいし、或いは前記防塵ネットの外周部が前記スピー
カの外形より径の大なる部位で前記キャビネットに固定
されていてもよい。
ットとに挟まれ、キャビネットに設けられた突起部によ
りキャビネットの内面から押し上げられる形となる。こ
のため、防塵ネットの取り付けの際のたるみは吸収さ
れ、スピーカ鳴動の際、防塵ネットが振動してもキャビ
ネットの内面とは突起部との点接触となるため、びりつ
きは軽減される。
て図面を参照して説明する。
施の形態のスピーカ用防塵ネットの取付構造の分解斜視
図及び断面図である。キャビネット1aの内面にはスピ
ーカ2を取付ける取付部の中央に突起部5aを一体成形
しており、その上に防塵ネット4、さらにスピーカ2と
重ねて固定する構造となっている。
1a、防塵ネット4、スピーカ2が実装固定されるが、
キャビネット1aとスピーカ2に設けられたパッキン3
との間に挟みこまれた防塵ネット4は、キャビネット1
aに設けられた突起部5aにより押し上げられ、キャビ
ネット1aとの密着を防げられる。
実施の形態の平面図及び断面図を示す。キャビネットの
音孔の構成により突起部を中央に設けられない場合、キ
ャビネットに成形する突起部を中央を除いて複数個にし
たものであり、図2(a)は突起部を4個設けた場合の
キャビネット1bの平面図である。キャビネット1bの
内面にはスピーカ2の取付部の中央から均等な距離に等
間隔で突起部5b、5c、5d、5eを一体成型してい
る。
4、スピーカ2は同図(b)のように実装固定され、キ
ャビネット1bとスピーカ2に設けられたパッキン3と
の間に挟みこまれた防塵ネット4は、キャビネット1b
に設けられた突起部5b、5c、5d、5eにより押し
上げられ、キャビネット1bとの密着を防げられる。
図3(a)は第3の実施の形態におけるキャビネット1
cの平面図、図3(b)はキャビネット1cに防塵ネッ
ト7を実装固定した断面図、図3(c)はさらにスピー
カ2を実装固定した断面図である。
取付部の中央に成形した突起部5fの他に、スピーカ2
の取付部よりわずかに外側の周囲に円環状に突起部6を
成形している。
より大きく、キャビネット1cの突起部6より外側に接
触する面には両面テープ等によるキャビネット1cへの
固定処理8が施されている。
cに取り付けられた防塵ネット7は突起部6によりキャ
ビネット1cのスピーカ2の取付部から中空に浮いてい
る。
(c)に示すように防塵ネット7はキャビネット1cと
スピーカ2に設けられたパッキン3との間に挟み込ま
れ、さらに防塵ネット7は固定処理8によって固定され
たうえ突起部6により押し上げられているため、直径方
向に緊張する力が働き、キャビネット1cとの密着を防
げられる。なお、防塵ネット7を固定処理8によって固
定しても、防塵ネット7自体の弾力性及びパッキン3の
弾力性により、防塵ネット7が緊張力によって破れてし
まうようなことはない。
ネットとキャビネットとの間に発生するびりつきを軽減
させるということである。それは以下の理由によって達
成される。
の第1の実施の形態によれば、防塵ネットはスピーカと
キャビネットとに挟まれ、キャビネットに設けられた突
起部によりキャビネットの内面から押し上げられる形と
なる。従って、防塵ネットの取り付けの際のたるみは吸
収され、スピーカ鳴動の際、防塵ネットが振動してもキ
ャビネットの内面とは突起部との点接触となるため、び
りつきは軽減される。
によりスピーカの取付部の中央に成形できない場合は、
第2の実施の形態に示すように、突起部をスピーカの取
付部の中央から均等な距離に等間隔で複数個設けること
により、同等の効果が得られる。但し、複数個と云って
もあまり数が多すぎると、かえって効果が減じる恐れが
あるので、この場合の突起部の数は3,4個であるのが
好ましい。
キャビネット内面のスピーカの取付部の中央に成形した
突起部の他に、キャビネット内面にはスピーカの取付部
よりわずかに外側の周囲に別の突起部を成形し、一方、
防塵ネットの外形はスピーカの取付部周囲に設けた別の
突起部の径より大きく、また防塵ネットのキャビネット
側の周囲には両面テープ等の固定処理を施すことによ
り、その取り付けの際、防塵ネットの直径方向に緊張す
る力が働くため、防塵ネットの振動を抑制する力が高ま
り、びりつきはさらに軽減される。
1の実施の形態を示し、(a)は分解斜視図、(b)は
実装固定後の断面図である。
2の実施の形態を示し、(a)はキャビネット部分の平
面図、(b)は実装固定後の断面図である。
3の実施の形態を示し、(a)はキャビネット部分の平
面図、(b)及び(c)は実装固定後の断面図である。
を示す図で、(a)はスピーカ取り付け前の断面図、
(b)はスピーカ取り付け後の断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 スピーカと、このスピーカの取付部に音
孔を設けたキャビネットと、前記スピーカと前記キャビ
ネットとの間にはさみ込み前記キャビネットの前記音孔
から塵等の異物の浸入を防ぐ防塵ネットとから構成さ
れ、前記キャビネットのスピーカ取付部の中央に突起部
を設けて前記キャビネットと前記防塵ネットとの密着を
防げ、前記スピーカの鳴動により振動する前記防塵ネッ
トと前記キャビネットとの間に発生するびりつきを軽減
すべくしたことを特徴とするスピーカ用防塵ネットの取
付構造。 - 【請求項2】 前記突起部が、前記音孔の配置状況に応
じて、前記中央から均等な距離に等間隔で複数個設けら
れることを特徴とする請求項1記載のスピーカ用防塵ネ
ットの取付構造。 - 【請求項3】 前記防塵ネットの外周部が前記スピーカ
の外形より径の大なる部位で前記キャビネットに固定さ
れることを特徴とする請求項1または2記載のスピーカ
用防塵ネットの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7330171A JP2806847B2 (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | スピーカ用防塵ネットの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7330171A JP2806847B2 (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | スピーカ用防塵ネットの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09172696A true JPH09172696A (ja) | 1997-06-30 |
JP2806847B2 JP2806847B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=18229623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7330171A Expired - Fee Related JP2806847B2 (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | スピーカ用防塵ネットの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2806847B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006311315A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Fujitsu Ltd | 発音体ユニット |
JP2014006724A (ja) * | 2012-06-25 | 2014-01-16 | Denso Wave Inc | 情報コード読取装置 |
JP2018050193A (ja) * | 2016-09-21 | 2018-03-29 | 京セラ株式会社 | 電子機器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4469652B2 (ja) | 2004-04-28 | 2010-05-26 | 京セラ株式会社 | 携帯型電子機器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5239940U (ja) * | 1975-09-16 | 1977-03-22 |
-
1995
- 1995-12-19 JP JP7330171A patent/JP2806847B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPS5239940U (ja) * | 1975-09-16 | 1977-03-22 |
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---|---|
JP2806847B2 (ja) | 1998-09-30 |
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