JP2002271892A - スピーカ装置 - Google Patents

スピーカ装置

Info

Publication number
JP2002271892A
JP2002271892A JP2001065724A JP2001065724A JP2002271892A JP 2002271892 A JP2002271892 A JP 2002271892A JP 2001065724 A JP2001065724 A JP 2001065724A JP 2001065724 A JP2001065724 A JP 2001065724A JP 2002271892 A JP2002271892 A JP 2002271892A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
bobbin
peripheral surface
speaker device
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001065724A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Minami
秀樹 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2001065724A priority Critical patent/JP2002271892A/ja
Publication of JP2002271892A publication Critical patent/JP2002271892A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動板とボビンとの接合を強固なものとし、
且つ、ボビンから振動板へ適切に振動を伝達することを
可能とする。 【解決手段】 基端部から先端部に向かって拡径される
と共に、その両端部が開口されてなる略円錐状の振動板
4と、振動板4の基端部に嵌合される略円筒状のボビン
11とを備え、ボビン11の外周面11aと上記振動板
4の内周面4aとは、接合部材17を介在させて接着剤
19により接合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気信号を音響に
変換するスピーカ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、磁気回路の磁気ギャップ中で
移動可能とされたボイスコイルに電気信号を供給し、こ
の電気信号に応じてボイスコイルに取り付けられた振動
板を振動させることにより電気信号を音響に変換する、
いわゆる導電型のスピーカ装置がある。
【0003】このスピーカ装置は、例えば図5に示すよ
うに、磁気回路100と、この磁気回路100上に取り
付けられたフレーム101と、このフレーム101にエ
ッジ102を介して振動板103が支持されると共に、
ボイスコイル104が磁気回路100の磁気ギャップ1
00a中で移動可能とされた振動系105とを備えてい
る。
【0004】磁気回路100は、略円盤状のヨーク10
6と、このヨーク106の中央部に位置して振動板10
3側に突出形成されてなる略円柱状のセンターポール1
07と、このセンターポール107の周囲を囲むように
ヨーク106上に取り付けられた略円環状のマグネット
108と、このマグネット108上に取り付けられると
共に、センターポール107の先端部107aが外方に
臨む中心孔109aが穿設されてなる略円盤状のトップ
プレート109とを備え、このセンターポール107の
外周面と、トッププレート109の中心孔109aの内
周面との間には、上述した磁気ギャップ100aが形成
されている。
【0005】フレーム101は、基端部から先端部に向
かって拡径された略円錐形状を有し、振動板103を囲
むようにトッププレート109上に基端部が取り付けら
れている。
【0006】振動系105は、磁気回路100に供給さ
れる電気信号に応じて振動板103を振動させる部分で
あり、振動板103は、基端部から先端部に向かって拡
径されると共に、その両端部が開口されてなる略円錐形
状を有している。この振動板103の基端部には、略円
筒状のボビン110が嵌合された状態で取り付けられて
いる。また、振動板103の中央部には、基端部側の開
口を閉塞するキャップ111が取り付けられている。
【0007】ボビン110は、その上端部が上述した振
動板103の基端部に嵌合された状態で取り付けられて
おり、その下端部が上述した磁気回路100の磁気ギャ
ップ100a内に挿入されている。そして、この磁気ギ
ャップ100a中に位置するボビン110の外周面に
は、上述したボイスコイル104が巻回されている。
【0008】このボイスコイル104は、引き出し導線
112を介してフレーム101に設けられた入力端子1
13と接続されており、この入力端子113から電気信
号が供給される。
【0009】また、ボビン110は、振動板103の取
付部分とボイスコイル104の巻回部分との間の外周面
に取り付けられたダンパー114により支持されてい
る。
【0010】このダンパー114は、その中心部に穿設
された中心孔に、ボビン110が嵌合された状態で取り
付けられており、この中心孔から外周部に向かって同心
円状に交互に折り曲げられた形状を有し、外周部がフレ
ーム101の基端部に向かって折り曲げられ、このフレ
ーム2の基端部上に取り付けられている。
【0011】一方、振動板103の先端部に設けられた
エッジ102は、振動板103とフレーム2との間を連
結しながら、振動板103を変位可能に支持している。
このエッジ3は、可撓性を有する材料が略円環状に形成
されてなり、その内周縁部が振動板103の外周縁部に
貼り付けられると共に、その外周縁部がフレーム101
の先端部とガスケット115との間に挟持されている。
【0012】以上のように構成されるスピーカ装置で
は、ボビン110に巻回されたボイスコイル104に電
気信号が供給されると、ボビン110が磁気回路100
の磁気ギャップ100a中を移動しながら、このボビン
110に取り付けられた振動板103が振動することに
より、電気信号が音響に変換される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のスピーカ装置では、図6に示すように、ボビン11
0の外周面と振動板103の基端部とが接着剤116に
より接合されている。
【0014】このため、従来のスピーカ装置では、振動
板103とボビン110との接合面積は極めて小さく、
ボビン110が磁気ギャップ100a中を移動するのに
伴って、このボビン110に取り付けられた振動板10
3に力を有効に伝達することができなくなる、すなわち
振動板103を適切に振動させることができなくなると
いった問題があった。
【0015】また、従来のスピーカ装置では、振動板1
03の振動に伴う反力が振動板103とボビン110と
の接合部分に加わることから、最悪の場合、振動板10
3とボビン110との間で破損が生じてしまう。
【0016】そこで、従来のスピーカ装置では、振動板
103の基端部に、ボビン110の外周面に沿ってダン
パー114側に折り曲げられてなる、いわゆる接着しろ
103aを設けることにより、振動板103とボビン1
10との接合面積を大きくすることが行われている。
【0017】しなしながら、この場合、振動板103と
ボビン110との接合面積が大きくなるものの、上述し
たボビン110から振動板103への力の伝達は、接着
剤116によるボビン110との接合点Sのみであるこ
とから、このボビン110に取り付けられた振動板10
3に振動を適切に伝達することは困難である。
【0018】また、上述した接着しろ103aを振動板
103の基端部に設けた場合には、ボイスコイル104
に発生する熱がボビン110の外周面を通して接着しろ
103aへと伝わり、この振動板103に熱変形が生じ
てしまうことがある。
【0019】また、振動板103とボビン110との接
合面積を大きくする別の方法としては、振動板103と
ボビン110との間に樹脂リングを挿入し、接合面積を
大きくする方法もあるが、それに合わせて振動板や、樹
脂リング、ダンパー等を新たに起型する必要があり、コ
スト面から見て決して有効な方法とはならない。
【0020】そこで、本発明はこのような従来の事情に
鑑みて提案されたものであり、振動板とボビンとの接合
を強固なものとし、且つ、ボビンから振動板へ適切に振
動を伝達させることを可能としたスピーカ装置を提供す
ることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明に係るスピーカ装置は、基端部から先端部に向かって
拡径されると共に、その両端部が開口されてなる略円錐
状の振動板と、振動板の基端部に嵌合される略円筒状の
ボビンとを備え、ボビンの外周面と振動板の内周面と
は、接合部材を介在させて接着剤により接合されている
ことを特徴としている。
【0022】以上のように本発明に係るスピーカ装置で
は、ボビンの外周面と振動板の内周面とが接合部材を介
在させて接着剤により接合されていることから、この接
合部材により振動板とボビンとの接合面積を大きくする
ことができる。これより、振動板とボビンとを強固に接
合することができ、ボビンから振動板へ適切に振動を伝
達させることができる。また、ボビンと接触する振動板
の接触面積が小さくなることから、このボビンから伝わ
る熱による振動板の変形を防ぐことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0024】本発明を適用したスピーカ装置は、図1に
示すように、磁気回路1と、この磁気回路1上に取り付
けられたフレーム2と、このフレーム2にエッジ3を介
して振動板4が支持されると共に、ボイスコイル5が磁
気回路1の磁気ギャップ1a中で移動可能とされた振動
系6とを備えている。
【0025】磁気回路1は、磁気性材料からなる略円盤
状のヨーク7と、このヨーク7の中央部に位置して振動
板4側に突出形成されてなる略円柱状のセンターポール
8と、このセンターポール8の周囲を囲むようにヨーク
7上に取り付けられた略円環状のマグネット9とを備え
ている。
【0026】また、この磁気回路1は、中心部に中心孔
10aが穿設されてなる略円盤状のトッププレート10
を備えている。このトッププレート10は、センターポ
ール8と上述した磁気ギャップ1aを形成するのに十分
な厚みを有している。また、このトッププレート10の
中心孔10aは、センターポール8の外径よりも所定量
だけ大となっている。一方、センターポール8は、マグ
ネット9及びトッププレート10の厚みと略一致した高
さを有している。
【0027】そして、このトッププレート10は、ヨー
ク7と共にマグネット9を挟み込みながら、中心孔10
aからセンターポール8の先端部8aが外方に臨むよう
に、マグネット9上に取り付けられている。これによ
り、センターポール8の外周面と、トッププレート10
の中心孔10aの内周面との間には、上述した磁気ギャ
ップ1aが形成されている。
【0028】フレーム2は、振動板4を支持するのに十
分な剛性を有する金属材料等からなり、基端部から先端
部に向かって拡径された略円錐形状を有している。ま
た、このフレーム2は、振動板4を囲むように設けられ
ている。具体的に、このフレーム2は、その基端部側の
開口部に径の中心方向に向かって折り曲げられてなる固
定部2aを有し、この固定部2aによりトッププレート
10上に取り付けられている。また、このフレーム2の
先端部側の開口部には、エッジ3の外周縁部を保持する
保持部2bが、その全周に亘って設けられている。
【0029】振動系6は、磁気回路1に供給される電気
信号に応じて振動板4を振動させる部分であり、振動板
4は、基端部から先端部に向かって拡径されると共に、
その両端部が開口されてなる略円錐形状を有している。
この振動板4の基端部には、略円筒状のボビン11が嵌
合された状態で取り付けられている。また、振動板4の
中央部には、基端部側の開口を閉塞する第1のキャップ
12が取り付けられている。なお、ここでは、振動板4
の材料としてポリプロピレンを用いている。
【0030】ボビン11は、軽量且つ高い剛性を有する
材料、例えばエポキシ樹脂を含浸した紙や布、ガラス−
エポキシ板(エポキシ樹脂で固めたガラス繊維材料)等
が略円筒状に丸められて形成されてなる。なお、このボ
ビン11の材料としては、上述した材料の他に金属や
紙、合成樹脂材料等を用いることができる。
【0031】このボビン11は、その上端部が上述した
振動板4の基端部に嵌合された状態で取り付けられてお
り、その下端部が上述した磁気回路1の磁気ギャップ1
a内に挿入されている。すなわち、このボビン11の下
端部は、センターポール8の外周面と、トッププレート
10の中心孔10aの内周面との間の磁気ギャップ1a
中に位置している。そして、この磁気ギャップ1a中に
位置するボビン11の外周面には、上述したボイスコイ
ル5が巻回されている。
【0032】このボイスコイル5は、引き出し導線13
を介してフレーム2に設けられた入力端子14と接続さ
れており、この入力端子14から電気信号が供給され
る。
【0033】また、ボビン11は、振動板4の取付部分
とボイスコイル5の巻回部分との間の外周面に取り付け
られたダンパー15により支持されている。このダンパ
ー15は、布や紙等の材料が全体略円盤状に形成されて
なり、その中心部に穿設された中心孔に、ボビン11が
嵌合された状態で取り付けられている。また、このダン
パー15は、中心孔から外周部に向かって同心円状に交
互に折り曲げられた形状を有し、外周部がフレーム2の
固定部2aに向かって折り曲げられ、このフレーム2の
固定部2a上に取り付けられている。
【0034】一方、振動板4の先端部に設けられたエッ
ジ3は、振動板4とフレーム2との間を連結しながら、
振動板4を変位可能に支持している。具体的に、このエ
ッジ3は、可撓性を有する材料が略円環状に形成されて
なり、その内周縁部が振動板4の外周縁部に貼り付けら
れている。一方、このエッジ3の外周縁部は、上述した
フレーム2の保持部2aとガスケット16との間に挟持
されている。
【0035】ところで、このスピーカ装置には、上述し
た振動板4とボビン11とを接合するための接合部材で
ある第2のキャップ17が設けられている。
【0036】この第2のキャップ17は、図2に示すよ
うに、振動板4の内周面4a及びボビン11の外周面1
1aと対向する接合面18を有し、この接合面18と振
動板4の内周面4a及びボビン11の外周面11aとの
間で接着剤19を介して接合されている。
【0037】詳述すると、この第2のキャップ17は、
図3に示すように、例えばABS樹脂等の耐熱性を有す
るプラスチック材料等が全体略円環状に形成されてな
り、その振動板4の内周面4aと対向する接合面18a
には、ボビン11の上端開口部、すなわちセンターポー
ル8が挿入される開口部とは反対側の開口部に嵌合され
る嵌合溝部20が形成されている。
【0038】この嵌合溝部20は、図2示すように、所
定の深さ及び幅とすることにより、ボビン11の上端開
口部に嵌合された際に、振動板4の内周面4aと接合面
18aとの間及びボビン11の外周面11aと接合面1
8bとの間に、後述する接着剤19が流し込まれる隙間
を形成している。
【0039】また、第2のキャップ17の接合面18に
は、複数の突出部21が振動板4の内周面4a及びボビ
ン11の外周面11aに向かって突出形成されている。
これら複数の突出部21は、第2のキャップ17の周方
向に沿って所定の間隔で設けられており、上述した嵌合
溝部20がボビン11の上端開口部に嵌合された際に、
振動板4の内周面4a及びボビン11の外周面11aに
当接するようになされている。
【0040】また、振動板4の内周面4aと対向する接
合面18aには、厚み方向に切り欠かれた複数の切欠部
22が形成されている。この切欠部22は、上述した振
動板4の内周面4aと接合面18aとの間及びボビン1
1の外周面11aと接合面18bとの間の隙間に接着剤
19を流し込むためのものであり、上述した突出部21
の間にそれぞれ設けられている。また、これら複数の切
欠部22の一部を大きく切り欠くことにより、配線用の
切欠部23が形成されている。
【0041】この第2のキャップ17は、図4に示すよ
うに、ボビン11の上端開口部に嵌合溝部20が嵌合さ
れると共に、複数の突出部21が振動板4の内周面4a
及びボビン11の外周面11aに当接されることによ
り、振動板4及びボビン11に対して位置決めされる。
そして、図4中矢印A方向から切欠部22を通して接着
剤19が振動板4の内周面4aと接合面18aとの間及
びボビン11の外周面11aと接合面18bとの間に形
成された隙間に流し込まれる。このとき、隣接する切欠
部22の間には、上述した突出部21が設けられている
ことから、接着剤19が配線用の切欠部23に流れ込む
のを防ぐことができる。そして、この接着剤19を硬化
させることにより、振動板4の内周面4aとボビン11
の外周面11aとが接着剤19を介して第2のキャップ
17の接合面18に接合される。
【0042】以上のように構成されるスピーカ装置で
は、ボビン11に巻回されたボイスコイル5に電気信号
が供給されると、ボビン11が磁気回路1の磁気ギャッ
プ1a中を移動しながら、このボビン11に取り付けら
れた振動板4が振動することにより、電気信号が音響に
変換される。
【0043】このスピーカ装置では、上述したように、
振動板4の内周面4aとボビン11の外周面11aとが
第2のキャップ17を介在させて接着剤19により接合
されている。これにより、第2のキャップ17を介して
振動板4とボビン11との接合面積を大きくすることが
でき、振動板4とボビン11とを強固に接合することが
できる。
【0044】また、このスピーカ装置では、ボビン11
から振動板4への力の伝達が、振動板4の外周面4a及
びボビン11の外周面11aに接着剤19により強固に
接合された第2のキャップ17を介して行われることか
ら、ボビン11から振動板4へ適切に振動を伝達するこ
とができる。
【0045】また、このスピーカ装置では、ボビン11
と接触する振動板4の接触面積が小さくなることから、
ボイスコイル5に発生する熱がボビン11の外周面11
aを通して振動板4に伝わり、この振動板4に熱変形が
生じてしまうのを防ぐことができる。
【0046】以上のように、このスピーカ装置では、振
動板4とボビン11との接合を強固なものとし、且つ、
ボビン11から振動板4へ適切に振動を伝達することが
可能なことから、優れた音響変換が可能となる。
【0047】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るスピーカ装置では、ボビンの外周面と振動板の内周面
とが接合部材を介在させて接着剤により接合されている
ことから、この接合部材を介して振動板とボビンとの接
合面積を大きくすることができる。これより、振動板と
ボビンとを強固に接合することができ、ボビンから振動
板へ適切に振動を伝達させることができる。また、ボビ
ンと接触する振動板の接触面積が小さくなることから、
このボビンから伝わる熱による振動板の変形を防ぐこと
ができる。したがって、このスピーカ装置によれば、振
動板とボビンとの接合を強固なものとし、且つ、ボビン
から振動板へ適切に振動を伝達することが可能なことか
ら、優れた音響変換が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したスピーカ装置の構造を示す断
面図である。
【図2】上記スピーカ装置の振動板とボビンとの接合部
分を拡大して示す要部断面図である。
【図3】インナーキャップの構造を示す斜視図である。
【図4】インナーキャップが振動板及びボビンに対して
位置決めされた状態を示す要部透視斜視図である。
【図5】従来のスピーカ装置の構造を示す断面図であ
る。
【図6】上記従来のスピーカ装置の振動板とボビンとの
接合部分を拡大して示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 磁気回路、1a 磁気ギャップ、2 フレーム、3
エッジ、4 振動板、5 ボイスコイル、6 振動
系、7 ヨーク、8 センターポール、9 マグネッ
ト、10 トッププレート、11 ボビン、12 第1
のキャップ、13引き出し導線、14 入力端子、15
ダンパー、16 ガスケット、17 第2のキャッ
プ、18 接合面、19 接着剤、20 嵌合溝部、2
1 突出部、22 切欠部、23 配線用の切欠部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端部から先端部に向かって拡径される
    と共に、その両端部が開口されてなる略円錐状の振動板
    と、 上記振動板の基端部に嵌合される略円筒状のボビンとを
    備え、 上記ボビンの外周面と上記振動板の内周面とは、接合部
    材を介在させて接着剤により接合されていることを特徴
    するスピーカ装置。
  2. 【請求項2】 上記接合部材は、上記ボビンの外周面及
    び上記振動板の内周面と対向する接合面を有し、この接
    合面と当該ボビンの外周面及び当該振動板の内周面との
    間で接着剤を介して接合されていることを特徴とする請
    求項1記載のスピーカ装置。
  3. 【請求項3】 上記接合部材は、上記振動板と対向する
    面に厚み方向に切り欠かれた複数の切欠部を有し、これ
    ら複数の切欠部を通して流し込まれる上記接着剤により
    上記ボビンの外周面と上記振動板の内周面とが接合され
    ていることを特徴とする請求項1記載のスピーカ装置。
  4. 【請求項4】 上記接合部材は、上記ボビンの上端開口
    部に嵌合される嵌合溝部を有することを特徴とする請求
    項1記載のスピーカ装置。
  5. 【請求項5】 上記接合部材は、上記ボビンの外周面及
    び上記振動板の内周面に向かって突出形成された複数の
    突出部を有し、これら複数の突出部が当該ボビンの外周
    面及び当該振動板の内周面に当接されていることを特徴
    とする請求項1記載のスピーカ装置。
JP2001065724A 2001-03-08 2001-03-08 スピーカ装置 Pending JP2002271892A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001065724A JP2002271892A (ja) 2001-03-08 2001-03-08 スピーカ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001065724A JP2002271892A (ja) 2001-03-08 2001-03-08 スピーカ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002271892A true JP2002271892A (ja) 2002-09-20

Family

ID=18924328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001065724A Pending JP2002271892A (ja) 2001-03-08 2001-03-08 スピーカ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002271892A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006165630A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Clarion Co Ltd スピーカ装置
JP2007174605A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Pioneer Electronic Corp スピーカ装置
EP3410741A1 (en) * 2017-06-02 2018-12-05 Alpine Electronics, Inc. Speaker

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0230697U (ja) * 1988-08-22 1990-02-27
JPH0634397U (ja) * 1992-10-01 1994-05-06 富士通テン株式会社 スピーカ
JPH09135495A (ja) * 1995-11-09 1997-05-20 Fujitsu Ten Ltd スピーカ構造及びスピーカ組立治具
JPH10210593A (ja) * 1997-01-21 1998-08-07 Kenwood Corp スピーカ用振動板とその製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0230697U (ja) * 1988-08-22 1990-02-27
JPH0634397U (ja) * 1992-10-01 1994-05-06 富士通テン株式会社 スピーカ
JPH09135495A (ja) * 1995-11-09 1997-05-20 Fujitsu Ten Ltd スピーカ構造及びスピーカ組立治具
JPH10210593A (ja) * 1997-01-21 1998-08-07 Kenwood Corp スピーカ用振動板とその製造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006165630A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Clarion Co Ltd スピーカ装置
JP4551200B2 (ja) * 2004-12-02 2010-09-22 クラリオン株式会社 同軸型スピーカ装置
JP2007174605A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Pioneer Electronic Corp スピーカ装置
JP4764162B2 (ja) * 2005-12-26 2011-08-31 パイオニア株式会社 スピーカ装置
US8045746B2 (en) 2005-12-26 2011-10-25 Pioneer Corporation Speaker device
EP3410741A1 (en) * 2017-06-02 2018-12-05 Alpine Electronics, Inc. Speaker
US10506348B2 (en) 2017-06-02 2019-12-10 Alpine Electronics, Inc. Speaker

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0530592A (ja) ドームスピーカ
JPH11146487A (ja) ドームスピーカ及びその製造方法
JP3908624B2 (ja) 電気音響変換器
US4488012A (en) MFB Loudspeaker
JP2002247689A (ja) スピーカ
KR100932755B1 (ko) 다기능 스피커
JPS6028200B2 (ja) 電気音響変換器
KR102085840B1 (ko) 음향 변환 장치
JP2002152896A (ja) マイクロスピーカ
JPH0937536A (ja) 音声伝達装置の振動変換器
JP2002271892A (ja) スピーカ装置
JP4513221B2 (ja) スピーカ装置
KR101468630B1 (ko) 진동판모듈 및 이를 이용한 마이크로 스피커
JP2001359193A (ja) 電磁誘導型アクチュエータ用ダイアフラム並びにボイスコイルの取付構造
KR101235984B1 (ko) 모듈형 스피커 및 그 제조방법
KR20040079038A (ko) 스피커용 리드선 일체형 댐퍼
KR100932754B1 (ko) 다기능 스피커
KR100676401B1 (ko) 소형 전자음향변환기의 진동판
JP3687235B2 (ja) スピーカ
US11665478B2 (en) Acoustic diaphragm, method of manufacturing acoustic diaphragm, and electroacoustic transducer
JP2004015574A (ja) 電気音響変換器
JPS5912700A (ja) 複合型スピ−カ
JP3346059B2 (ja) スピーカ
KR20000002761U (ko) 평면스피커의 진동플레이트 고정장치
JPS6216075Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100209

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100615