JP4513221B2 - スピーカ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気信号を音響に変換するスピーカ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、磁気回路の磁気ギャップ中で移動可能とされたボイスコイルに電気信号を供給し、この電気信号に応じてボイスコイルに取り付けられた振動板を振動させることにより電気信号を音響に変換する、いわゆる導電型のスピーカ装置がある。
【0003】
このスピーカ装置は、例えば図6に示すように、磁気回路100と、この磁気回路100上に取り付けられたフレーム101と、このフレーム101にエッジ102を介して振動板103が支持されると共に、ボイスコイル104が磁気回路100の磁気ギャップ100a中で移動可能とされた振動系105とを備えている。
【0004】
磁気回路100は、略円盤状のヨーク106と、このヨーク106の中央部に位置して振動板103側に突出形成されてなる略円柱状のセンターポール107と、このセンターポール107の周囲を囲むようにヨーク106上に取り付けられた略円環状のマグネット108と、このマグネット108上に取り付けられると共に、センターポール107の先端部107aが外方に臨む中心孔109aが穿設されてなる略円盤状のトッププレート109とを備え、このセンターポール107の外周面と、トッププレート109の中心孔109aの内周面との間には、上述した磁気ギャップ100aが形成されている。
【0005】
フレーム101は、基端部から先端部に向かって拡径された略円錐形状を有し、振動板103を囲むようにトッププレート109上に基端部が取り付けられている。
【0006】
振動系105は、磁気回路100に供給される電気信号に応じて振動板103を振動させる部分であり、振動板103は、基端部から先端部に向かって拡径されると共に、その両端部が開口されてなる略円錐形状を有している。この振動板103の基端部には、略円筒状のボビン110が嵌合された状態で取り付けられている。また、振動板103の中央部には、その基端部側を閉塞するキャップ111が取り付けられている。
【0007】
ボビン110は、その上端部が上述した振動板103の基端部に嵌合された状態で取り付けられており、その下端部が上述した磁気回路100の磁気ギャップ100a内に挿入されている。そして、この磁気ギャップ100a中に位置するボビン110の外周面には、上述したボイスコイル104が巻回されている。
【0008】
このボイスコイル104は、引き出し導線112を介してフレーム101に設けられた入力端子113と接続されており、この入力端子113から電気信号が供給される。
【0009】
また、ボビン110は、振動板103の取付部分とボイスコイル104の巻回部分との間の外周面に取り付けられたダンパー114により支持されている。このダンパー114は、その中心部に穿設された中心孔に、ボビン110が嵌合された状態で取り付けられており、この中心孔から外周部に向かって同心円状に交互に折り曲げられた形状を有し、外周部がフレーム101の基端部に向かって折り曲げられ、このフレーム2の基端部上に取り付けられている。
【0010】
一方、振動板103の先端部に設けられたエッジ102は、振動板103とフレーム2との間を連結しながら、振動板103を変位可能に支持している。このエッジ3は、可撓性を有する材料が略円環状に形成されてなり、その内周縁部が振動板103の外周縁部に貼り付けられると共に、その外周縁部がフレーム101の先端部とガスケット115との間に挟持されている。
【0011】
以上のように構成されるスピーカ装置では、ボビン110に巻回されたボイスコイル104に電気信号が供給されると、ボビン110が磁気回路100の磁気ギャップ100a中を移動しながら、このボビン110に取り付けられた振動板103が振動することにより、電気信号が音響に変換される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来のスピーカ装置では、ボビン110の内部にセンターポール107の先端部107aが挿入されると共に、振動板103の中央部に、この振動板103の基端部側を閉塞するキャップ111が設けられた構造となっている。
【0013】
このため、ボビン110の内部の空気は、このボビン110が磁気回路100の磁気ギャップ100a中を移動した場合でも、ボビン110の外部へと放出されにくく、ボイスコイル104に発生する熱によって温められた状態となる。
【0014】
この場合、ボビン110の外周面の温度が上昇し、このボビン110の外周面と振動板103の基端部とを接合する接着剤が溶けてしまい、これらの間で破損が生じたり、また、ボビン110の外周面から伝わる熱によって振動板103が変形してしまうといった問題が発生してしまう。
【0015】
そこで、本発明はこのような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、音質の劣化を招くことなく、ボイスコイルに発生する熱によって温められた空気をボビンの内部から外部へと適切に放出することを可能としたスピーカ装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成する本発明に係るスピーカ装置は、ボイスコイルが巻回されてなる略円筒状のボビンと、ボビンの内部に挿入されると共に、その中心部に貫通孔が穿設されてなる略円柱状のセンターポールと、ボビンの上端開口部を閉塞すると共に、当該ボビンの内方に向かって突出形成されてなるキャップとを備え、センターポールのキャップと対向する面に、キャップに対応した凹部が形成されている。
【0017】
以上のように本発明に係るスピーカ装置では、ボビンの内部に挿入されるセンターポールの中心部に貫通孔が穿設されていることから、この貫通孔を通してボイルコイルによって温められた空気がボビンの内部から外部へと放出される。また、キャップがボビンの上端開口部を閉塞すると共に、当該ボビンの内方に向かって突出形成されていることから、このボビンの内部空間を小さくすることにより、ボビンの内部と外部との間で空気の交換が容易なものとなる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0019】
本発明を適用したスピーカ装置は、図1に示すように、磁気回路1と、この磁気回路1上に取り付けられたフレーム2と、このフレーム2にエッジ3を介して振動板4が支持されると共に、ボイスコイル5が磁気回路1の磁気ギャップ1a中で移動可能とされた振動系6とを備えている。
【0020】
磁気回路1は、磁気性材料からなる略円盤状のヨーク7と、このヨーク7の中央部に位置して振動板4側に突出形成されてなる略円柱状のセンターポール8と、このセンターポール8の周囲を囲むようにヨーク7上に取り付けられた略円環状のマグネット9とを備えている。
【0021】
また、この磁気回路1は、中心部に中心孔10aが穿設されてなる略円盤状のトッププレート10を備えている。このトッププレート10は、センターポール8と上述した磁気ギャップ1aを形成するのに十分な厚みを有している。また、このトッププレート10の中心孔10aは、センターポール8の外径よりも所定量だけ大となっている。一方、センターポール8は、マグネット9及びトッププレート10の厚みと略一致した高さを有している。
【0022】
そして、このトッププレート10は、ヨーク7と共にマグネット9を挟み込みながら、中心孔10aからセンターポール8の先端部8aが外方に臨むように、マグネット9上に取り付けられている。これにより、センターポール8の外周面と、トッププレート10の中心孔10aの内周面との間には、上述した磁気ギャップ1aが形成されている。
【0023】
フレーム2は、振動板4を支持するのに十分な剛性を有する金属材料等からなり、基端部から先端部に向かって拡径された略円錐形状を有している。また、このフレーム2は、振動板4を囲むように設けられている。具体的に、このフレーム2は、その基端部側の開口部に径の中心方向に向かって折り曲げられてなる固定部2aを有し、この固定部2aによりトッププレート10上に取り付けられている。また、このフレーム2の先端部側の開口部には、エッジ3の外周縁部を保持する保持部2bが、その全周に亘って設けられている。
【0024】
振動系6は、磁気回路1に供給される電気信号に応じて振動板4を振動させる部分であり、振動板4は、基端部から先端部に向かって拡径されると共に、その両端部が開口されてなる略円錐形状を有している。この振動板4の基端部には、略円筒状のボビン11が嵌合された状態で取り付けられている。また、振動板4の中央部には、その基端部側を閉塞する第1のキャップ12が取り付けられている。なお、ここでは、振動板4の材料としてポリプロピレンを用いている。
【0025】
ボビン11は、軽量且つ高い剛性を有する材料、例えばエポキシ樹脂を含浸した紙や布、ガラス−エポキシ板(エポキシ樹脂で固めたガラス繊維材料)等が略円筒状に丸められて形成されてなる。なお、このボビン11の材料としては、上述した材料の他に金属や紙、合成樹脂材料等を用いることができる。
【0026】
このボビン11は、その上端部が上述した振動板4の基端部に嵌合された状態で取り付けられており、その下端部が上述した磁気回路1の磁気ギャップ1a内に挿入されている。すなわち、このボビン11の下端部は、センターポール8の外周面と、トッププレート10の中心孔10aの内周面との間の磁気ギャップ1a中に位置している。そして、この磁気ギャップ1a中に位置するボビン11の外周面には、上述したボイスコイル5が巻回されている。
【0027】
このボイスコイル5は、引き出し導線13を介してフレーム2に設けられた入力端子14と接続されており、この入力端子14から電気信号が供給される。
【0028】
また、ボビン11は、振動板4の取付部分とボイスコイル5の巻回部分との間の外周面に取り付けられたダンパー15により支持されている。このダンパー15は、布や化学繊維等の材料が全体略円盤状に形成されてなり、その中心部に穿設された中心孔に、ボビン11が嵌合された状態で取り付けられている。また、このダンパー15は、中心孔から外周部に向かって同心円状に交互に折り曲げられた形状を有し、外周部がフレーム2の固定部2aに向かって折り曲げられ、このフレーム2の固定部2a上に取り付けられている。
【0029】
一方、振動板4の先端部に設けられたエッジ3は、振動板4とフレーム2との間を連結しながら、振動板4を変位可能に支持している。具体的に、このエッジ3は、可撓性を有する材料が略円環状に形成されてなり、その内周縁部が振動板4の外周縁部に貼り付けられている。一方、このエッジ3の外周縁部は、上述したフレーム2の保持部2aとガスケット16との間に挟持されている。
【0030】
ところで、このスピーカ装置には、ボビン11の上端開口部、すなわちセンターポール8が挿入される開口部とは反対側の開口部を閉塞すると共に、このボビン11の内方に向かってセンターポール8の先端部8aと対向する主面17aが突出形成されてなる第2のキャップ17が設けられている。
【0031】
この第2のキャップ17は、図2に示すように、振動板4の内周面4a及びボビン11の外周面11aと対向する接合面18を有し、この接合面18と振動板4の内周面4a及びボビン11の外周面11aとの間で接着剤19を介して接合されている。
【0032】
詳述すると、この第2のキャップ17は、図3に示すように、例えばABS樹脂等の耐熱性を有するプラスチック材料等が全体略円盤状に形成されてなり、その振動板4の内周面4aと対向する接合面18aには、ボビン11の上端開口部に嵌合される嵌合溝部20が形成されている。
【0033】
この嵌合溝部20は、図2示すように、所定の深さ及び幅とすることにより、ボビン11の上端開口部に嵌合された際に、振動板4の内周面4aと接合面18aとの間及びボビン11の外周面11aと接合面18bとの間に、後述する接着剤19が流し込まれる隙間を形成している。
【0034】
また、第2のキャップ17の接合面18には、複数の突出部21が振動板4の内周面4a及びボビン11の外周面11aに向かって突出形成されている。これら複数の突出部21は、第2のキャップ17の周方向に沿って所定の間隔で設けられており、上述した嵌合溝部20がボビン11の上端開口部に嵌合された際に、振動板4の内周面4a及びボビン11の外周面11aに当接するようになされている。
【0035】
また、振動板4の内周面4aと対向する接合面18aには、厚み方向に切り欠かれた複数の切欠部22が形成されている。この切欠部22は、上述した振動板4の内周面4aと接合面18aとの間及びボビン11の外周面11aと接合面18bとの間の隙間に接着剤19を流し込むためのものであり、上述した突出部21の間にそれぞれ設けられている。また、これら複数の切欠部22の一部を大きく切り欠くことにより、配線用の切欠部23が形成されている。
【0036】
この第2のキャップ17は、図4に示すように、ボビン11の上端開口部に嵌合溝部20が嵌合されると共に、複数の突出部21が振動板4の内周面4a及びボビン11の外周面11aに当接されることにより、振動板4及びボビン11に対して位置決めされる。そして、図4中矢印A方向から切欠部22を通して接着剤19が振動板4の内周面4aと接合面18aとの間及びボビン11の外周面11aと接合面18bとの間に形成された隙間に流し込まれる。このとき、隣接する切欠部22の間には、上述した突出部21が設けられていることから、接着剤19が配線用の切欠部23に流れ込むのを防ぐことができる。そして、この接着剤19を硬化させることにより、振動板4の内周面4aとボビン11の外周面11aとが接着剤19を介して第2のキャップ17の接合面18に接合される。これにより、第2のキャップ17は、ボビン11の上端開口部を閉塞することになる。
【0037】
また、この第2のキャップ17は、図1及び図4に示すように、センターポール8の先端部8aと対向する主面17aがボビン11の内方に向かって略半球状に突出形成された形状を有している。なお、このセンターポール8の先端部8aと対向する主面17aとは反対側の主面には、補強用のリブ24が設けられている。
【0038】
一方、センターポール8の先端部8aは、第2のキャップ17の主面17aに対応した略半球状の凹部形状を有している。また、センターポール8の中心部には、このセンターポール8及びヨーク7を貫く貫通孔8aが穿設されている。
【0039】
以上のように構成されるスピーカ装置では、ボビン11に巻回されたボイスコイル5に電気信号が供給されると、ボビン11が磁気回路1の磁気ギャップ1a中を移動しながら、このボビン11に取り付けられた振動板4が振動することにより、電気信号が音響に変換される。
【0040】
このスピーカ装置では、上述したように、ボビン11の上端開口部を閉塞すると共に、センターポール8の先端部8aと対向する主面17aがボビン11の内方に向かって略半球状に突出形成されてなる第2のキャップ17が設けられている。
【0041】
一方、センターポール8の先端部8aには、第2のキャップ17の主面17aに対応した略半球状の凹部が形成されている。また、センターポール8の中心部には、このセンターポール8及びヨーク7を貫く貫通孔8bが穿設されている。
【0042】
これにより、スピーカ装置では、センターポール8の貫通孔8bを通してボイルコイル5によって温められた空気をボビン11の内部から外部へと放出することができる。
【0043】
具体的に、このスピーカ装置では、ボビン11が磁気回路1の磁気ギャップ1a中を移動するのに伴って、図1中の矢印に示すようなボビン11の内部からセンターポール8の貫通孔8bを通して外部へと向かう空気の流れ、或いは、外部からセンターポール8の貫通孔8bを通してボビン11の内部へと向かう空気の流れが発生する。
【0044】
ここで、第2のキャップ17は、ボビン11の上端開口部を閉塞すると共に、ボビン11の内方に向かって略半球状に突出形成されている。このため、ボビン11の内部空間は小さくなり、ボイスコイル5に発生する熱によって温められた内部空間の空気を外部の空気と容易に交換することができる。すなわち、このボビン11の内部空間を小さくすることによって、ボビン11の内部と外部との間で空気の交換が容易なものとなる。
【0045】
さらに、このスピーカ装置では、センターポール8の先端部8aに、第2のキャップ17の主面17aに対応した略半球状の凹部が形成されていることから、上述したボビン11の内部からセンターポール8の貫通孔8bを通して外部へと向かう空気の流れ、或いは、外部からセンターポール8の貫通孔8bを通してボビン11の内部へと向かう空気の流れを制御することができる。すなわち、このスピーカ装置では、ボビン11の内部と外部との間で空気を効率よく循環させることができ、熱源となるボイスコイル5が巻回されたボビン11の冷却効果も得ることができる。
【0046】
したがって、このスピーカ装置では、音質の劣化を招くことなく、ボイスコイル5に発生する熱によって温められた空気をボビン11の内部から外部へと適切に放出することができ、このボイスコイル5に発生する熱によるボビン11と振動板4との接合部分の破損や、ボビン11から伝わる熱によって振動板4が変形してしまうといったボイスコイル5に発生する熱による問題を解決することができる。
【0047】
また、第2のキャップ17は、図5に示すように、センターポール8の先端部8aと対向する主面17aがボビン11の内方に向かって略円錐状に突出形成された形状のものであってもよい。
【0048】
この場合、センターポール8の先端部8aには、第2のキャップ17の主面17aに対応した略円錐状の凹部が形成されている。
【0049】
したがって、この場合も、ボビン11の内部空間を小さくすることによって、ボビン11の内部と外部との間で空気の交換が容易なものとなる。また、図5中の矢印で示すようなボビン11の内部からセンターポール8の貫通孔8bを通して外部へと向かう空気の流れ、或いは、外部からセンターポール8の貫通孔8bを通してボビン11の内部へと向かう空気の流れを制御することができる。すなわち、ボビン11の内部と外部との間で空気を効率よく循環させることができ、熱源となるボイスコイル5が巻回されたボビン11の冷却効果も得ることができる。
【0050】
なお、本発明は、上述した第2のキャップ17がボビン11の上端開口部を閉塞していることから、必要に応じて第1のキャップ12を設けない構成とすることも可能である。
【0051】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係るスピーカ装置によれば、音質の劣化を招くことなく、ボイスコイルに発生する熱によって温められた空気をボビンの内部から外部へと適切に放出することができる。したがって、ボイスコイルに発生する熱によるボビンと振動板との接合部分の破損や振動板の熱変形等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したスピーカ装置の構造を示す断面図である。
【図2】上記スピーカ装置の振動板とボビンとの接合部分を拡大して示す要部断面図である。
【図3】キャップの構造を示す斜視図である。
【図4】キャップが振動板及びボビンに対して位置決めされた状態を示す要部透視斜視図である。
【図5】本発明を適用したスピーカ装置の他の構成例を示す断面図である。
【図6】従来のスピーカ装置の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 磁気回路、1a 磁気ギャップ、2 フレーム、3 エッジ、4 振動板、5 ボイスコイル、6 振動系、7 ヨーク、8 センターポール、8a 貫通孔、9 マグネット、10 トッププレート、11 ボビン、12 第1のキャップ、13 引き出し導線、14 入力端子、15 ダンパー、16 ガスケット、17 第2のキャップ、18 接合面、19 接着剤、20 嵌合溝部、21 突出部、22 切欠部、23 配線用の切欠部、24 リブ
Claims (4)
- ボイスコイルが巻回されてなる略円筒状のボビンと、
上記ボビンの内部に挿入されると共に、その中心部に貫通孔が穿設されてなる略円柱状のセンターポールと、
上記ボビンの上端開口部を閉塞すると共に、当該ボビンの内方に向かって突出形成されてなるキャップとを備え、
上記センターポールの上記キャップと対向する面に、当該キャップに対応した凹部が形成されているスピーカ装置。 - 上記キャップは、上記ボビンの内方に向かって略半球状に突出形成されている請求項1記載のスピーカ装置。
- 上記キャップは、上記ボビンの内方に向かって略円錐状に突出形成されている請求項1記載のスピーカ装置。
- 上記キャップは、上記ボビンの上端部に嵌合される嵌合溝部を有する請求項1記載のスピーカ装置。
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