JP2000138995A - スピ−カ装置およびそれを用いたテレビジョンセット、ディスプレイ装置 - Google Patents
スピ−カ装置およびそれを用いたテレビジョンセット、ディスプレイ装置Info
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- JP2000138995A JP2000138995A JP10312189A JP31218998A JP2000138995A JP 2000138995 A JP2000138995 A JP 2000138995A JP 10312189 A JP10312189 A JP 10312189A JP 31218998 A JP31218998 A JP 31218998A JP 2000138995 A JP2000138995 A JP 2000138995A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】スピーカ装置を取付けるバッフルの取付け面F
から奥行き寸法Dsが短いスピーカ装置を実現する。 【解決手段】コーン振動板をフレームの中に入れるので
はなく、フレームに対して凸状になるようにボイスコイ
ルボビンに接合し、フレームのスピーカ装置の取り付け
面からの奥行寸法を短くする。この場合、防磁カバーと
フレームを兼用した構成にしてもよい。更にはキャンセ
ルマグネットを削除する構成としてもよい。
から奥行き寸法Dsが短いスピーカ装置を実現する。 【解決手段】コーン振動板をフレームの中に入れるので
はなく、フレームに対して凸状になるようにボイスコイ
ルボビンに接合し、フレームのスピーカ装置の取り付け
面からの奥行寸法を短くする。この場合、防磁カバーと
フレームを兼用した構成にしてもよい。更にはキャンセ
ルマグネットを削除する構成としてもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスピ−カ装置および
それを用いたテレビジョンセット、ディスプレイ装置に
係わり、特に、スピーカ装置自体の構造を改良すると共
に、このスピーカ装置を使用することによって、磁気漏
洩の問題を解決したテレビジョンセット及びディスプレ
イ装置に関する。
それを用いたテレビジョンセット、ディスプレイ装置に
係わり、特に、スピーカ装置自体の構造を改良すると共
に、このスピーカ装置を使用することによって、磁気漏
洩の問題を解決したテレビジョンセット及びディスプレ
イ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばドルビ−社が開発したドル
ビ−デジタル方式(5.1チャンネル)およびドルビー
プロロジック方式、日本放送協会がハイビジョン用に開
発した3−1方式などのマルチチャンネル音響再生方式
がある。これらのマルチチャンネル音響再生方式をテレ
ビジョンセットに採用した場合、テレビジョンセット本
体には左チャンネルスピ−カ、右チャンネルスピ−カお
よびセンタ−チャンネルスピ−カが設けられ、後方スピ
−カはテレビジョンセット本体の外部に別帯スピ−カと
して設けられる。
ビ−デジタル方式(5.1チャンネル)およびドルビー
プロロジック方式、日本放送協会がハイビジョン用に開
発した3−1方式などのマルチチャンネル音響再生方式
がある。これらのマルチチャンネル音響再生方式をテレ
ビジョンセットに採用した場合、テレビジョンセット本
体には左チャンネルスピ−カ、右チャンネルスピ−カお
よびセンタ−チャンネルスピ−カが設けられ、後方スピ
−カはテレビジョンセット本体の外部に別帯スピ−カと
して設けられる。
【0003】図9は三管のブラウン管投写方式のプロジ
ェクション形テレビジョンセット51の正面図である。
図において、マルチチャンネル音響再生方式に対応した
プロジェクション形テレビジョンセット51では、左チ
ャンネルスピ−カ52、右チャンネルスピ−カ53およ
びセンターチャンネルスピーカ54はスクリーン55の
下方部に配置され、スピーカ装置を取り付けるバッフル
57に取付けられる。さらに、図9に示すように三管の
ブラウン管投写方式のプロジェクション形テレビジョン
セット51では、赤色、緑色、青色の映像のそれぞれの
単色を発光する三管の単色ブラウン管56r、56g、
56bがスクリーン55の下方の筐体内部に配置されて
いる。
ェクション形テレビジョンセット51の正面図である。
図において、マルチチャンネル音響再生方式に対応した
プロジェクション形テレビジョンセット51では、左チ
ャンネルスピ−カ52、右チャンネルスピ−カ53およ
びセンターチャンネルスピーカ54はスクリーン55の
下方部に配置され、スピーカ装置を取り付けるバッフル
57に取付けられる。さらに、図9に示すように三管の
ブラウン管投写方式のプロジェクション形テレビジョン
セット51では、赤色、緑色、青色の映像のそれぞれの
単色を発光する三管の単色ブラウン管56r、56g、
56bがスクリーン55の下方の筐体内部に配置されて
いる。
【0004】図10は従来のスピーカ装置の一部断面側
面図である。図に示すように、プロジェクション形テレ
ビジョンセットを含めたテレビジョンセットに用いられ
る従来のスピーカ装置58は、コーン振動板59、ボイ
スコイル60、エッジ61、ダンパー62、センターキ
ャップ63およびヨークプレート64、主マグネット6
5、ボトムプレート66からなる主磁気回路と、キャン
セルマグネット67、防磁カバー68からなるキャンセ
ル磁気回路とこれらを保持するフレーム69とから構成
されている。ヨークプレート64、マグネット65、ボ
トムプレート66からなる主磁気回路からの磁気漏洩に
よってブラウン管56r、56g、56b(図9参照)
の電子ビームに悪影響を及ぼし、色ずれが生じるのを防
止するために、キャンセルマグネット67、防磁カバー
68からなるキャンセル磁気回路が設けられる。そのた
めに、スピーカ装置58の取付け位置Fからの奥行き寸
法Dsが大きくなっている。
面図である。図に示すように、プロジェクション形テレ
ビジョンセットを含めたテレビジョンセットに用いられ
る従来のスピーカ装置58は、コーン振動板59、ボイ
スコイル60、エッジ61、ダンパー62、センターキ
ャップ63およびヨークプレート64、主マグネット6
5、ボトムプレート66からなる主磁気回路と、キャン
セルマグネット67、防磁カバー68からなるキャンセ
ル磁気回路とこれらを保持するフレーム69とから構成
されている。ヨークプレート64、マグネット65、ボ
トムプレート66からなる主磁気回路からの磁気漏洩に
よってブラウン管56r、56g、56b(図9参照)
の電子ビームに悪影響を及ぼし、色ずれが生じるのを防
止するために、キャンセルマグネット67、防磁カバー
68からなるキャンセル磁気回路が設けられる。そのた
めに、スピーカ装置58の取付け位置Fからの奥行き寸
法Dsが大きくなっている。
【0005】図11は三管投写方式のプロジェクション
形テレビジョンセットの断面図であり、この図に示すよ
うに、センターチャンネルのスピーカ装置54の磁気回
路からの磁気漏洩の影響を避けるために、緑色の単色を
発光する単色ブラウン管56gとセンタースピーカ54
を取付けるバッフル57との間隙sを大きく取る必要が
生じる。左右チャンネルのスピーカ52、53(図9参
照)の間隔の半分である中心の位置にセンタスピーカ5
4を設置し、しかもスピーカ54を取付けるバッフル5
7との間隙sを大きくとるためには、図11のプロジェ
クション形テレビジョンセットの断面図に示すように単
色を発光する三管の単色ブラウン管56r、56g、5
6bを後方に配置するか、もしくは後方に傾ける必要が
ある。所が、このようにすると、図11の断面図に示す
ようにテレビジョンセット51の奥行き寸法Dtが大き
くなってしまう欠点があった。
形テレビジョンセットの断面図であり、この図に示すよ
うに、センターチャンネルのスピーカ装置54の磁気回
路からの磁気漏洩の影響を避けるために、緑色の単色を
発光する単色ブラウン管56gとセンタースピーカ54
を取付けるバッフル57との間隙sを大きく取る必要が
生じる。左右チャンネルのスピーカ52、53(図9参
照)の間隔の半分である中心の位置にセンタスピーカ5
4を設置し、しかもスピーカ54を取付けるバッフル5
7との間隙sを大きくとるためには、図11のプロジェ
クション形テレビジョンセットの断面図に示すように単
色を発光する三管の単色ブラウン管56r、56g、5
6bを後方に配置するか、もしくは後方に傾ける必要が
ある。所が、このようにすると、図11の断面図に示す
ようにテレビジョンセット51の奥行き寸法Dtが大き
くなってしまう欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は取付け
位置からの奥行き寸法が小さいスピーカ装置を提供する
ことにある。本発明の他の目的は磁気漏洩が少ないスピ
ーカ装置を提供することにある。
位置からの奥行き寸法が小さいスピーカ装置を提供する
ことにある。本発明の他の目的は磁気漏洩が少ないスピ
ーカ装置を提供することにある。
【0007】本発明の更に他の目的はスピーカ装置の取
付け位置から磁気の影響を受けやすい部品の間の間隙を
短くすることが出きるテレビジョンセット及びディスプ
レイ装置を提供することにある。
付け位置から磁気の影響を受けやすい部品の間の間隙を
短くすることが出きるテレビジョンセット及びディスプ
レイ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記欠点を解決するため
に、本発明によるスピーカ装置はコーン振動板をフレー
ムの前面に出し、フレームの奥行き寸法も併せ浅くす
る。そして磁気回路を前方に移動し、フレームの取付け
面Fからの奥行き寸法Dsを小さくする。また、磁気回
路をフレームの中に入れ、防磁カバーとフレームを兼用
した構成にする。防磁をあまり必要としない場合にはキ
ャンセルマグネットを削除する。
に、本発明によるスピーカ装置はコーン振動板をフレー
ムの前面に出し、フレームの奥行き寸法も併せ浅くす
る。そして磁気回路を前方に移動し、フレームの取付け
面Fからの奥行き寸法Dsを小さくする。また、磁気回
路をフレームの中に入れ、防磁カバーとフレームを兼用
した構成にする。防磁をあまり必要としない場合にはキ
ャンセルマグネットを削除する。
【0009】本発明の目的を達成するために、本発明に
よるスピーカ装置は、ヨークプレート、マグネット、ボ
トムプレートからなる磁気回路と、ボビンと、前記ボビ
ンに捲回され磁気ギャップに挿入されたボイスコイル
と、フレームと、前記フレームに接合されたエッジと、
振動板とから構成され、前記振動板の外周部に前記エッ
ジの内周部を接合し、前記ボビンの先端部に前記振動板
の内周部を接合し、前記振動板をフレームの取り付け面
以上凸状にする。
よるスピーカ装置は、ヨークプレート、マグネット、ボ
トムプレートからなる磁気回路と、ボビンと、前記ボビ
ンに捲回され磁気ギャップに挿入されたボイスコイル
と、フレームと、前記フレームに接合されたエッジと、
振動板とから構成され、前記振動板の外周部に前記エッ
ジの内周部を接合し、前記ボビンの先端部に前記振動板
の内周部を接合し、前記振動板をフレームの取り付け面
以上凸状にする。
【0010】このスピーカ装置において、前記振動板は
コーン振動板であり、前記コーン振動板は前記フレーム
に対して凸状に取り付けられる。また、このスピーカ装
置において、前記振動板はドーム振動板であり、前記ド
ーム振動板は前記フレームに対して凸状に取り付けられ
る。このスピーカ装置において、前記振動板は平板振動
板であり、前記平板振動板は前記エッジとの接合部とほ
ぼ同一面上に配置される。また、このスピーカ装置にお
いて、サブコーンを設け、前記サブコーンは前記ボビン
と前記平板振動板の間に接合される。また、このスピー
カ装置において、防磁カバーを設け、前記磁気回路はそ
の一面を除いて防磁カバーによって覆われ、小径部と大
径部とを有する前記フレームの小径部を前記防磁カバー
で覆われていない磁気回路のヨークプレートに接合す
る。また、このスピーカ装置において、前記フレームは
前記磁気回路を覆うように構成される。また、このスピ
ーカ装置において、防磁カバーを設け、前記前記磁気回
路はその一面を除いて防磁カバーによって覆われ、前記
フレームは前記防磁カバーを覆うように構成される。ま
た、このスピーカ装置において、キャンセルマグネット
を設け、前記キャンセルマグネットを前記磁気回路を覆
うフレーム及び防磁カバーのいずれか一方に近接する部
分に配置する。このスピーカ装置において、ダンパーを
設け、前記ダンパーを前記ボビンの中間部に接合する。
コーン振動板であり、前記コーン振動板は前記フレーム
に対して凸状に取り付けられる。また、このスピーカ装
置において、前記振動板はドーム振動板であり、前記ド
ーム振動板は前記フレームに対して凸状に取り付けられ
る。このスピーカ装置において、前記振動板は平板振動
板であり、前記平板振動板は前記エッジとの接合部とほ
ぼ同一面上に配置される。また、このスピーカ装置にお
いて、サブコーンを設け、前記サブコーンは前記ボビン
と前記平板振動板の間に接合される。また、このスピー
カ装置において、防磁カバーを設け、前記磁気回路はそ
の一面を除いて防磁カバーによって覆われ、小径部と大
径部とを有する前記フレームの小径部を前記防磁カバー
で覆われていない磁気回路のヨークプレートに接合す
る。また、このスピーカ装置において、前記フレームは
前記磁気回路を覆うように構成される。また、このスピ
ーカ装置において、防磁カバーを設け、前記前記磁気回
路はその一面を除いて防磁カバーによって覆われ、前記
フレームは前記防磁カバーを覆うように構成される。ま
た、このスピーカ装置において、キャンセルマグネット
を設け、前記キャンセルマグネットを前記磁気回路を覆
うフレーム及び防磁カバーのいずれか一方に近接する部
分に配置する。このスピーカ装置において、ダンパーを
設け、前記ダンパーを前記ボビンの中間部に接合する。
【0011】本発明の目的を達成するために、本発明に
よるスピーカ装置は、ヨークプレート、マグネット、ボ
トムプレートからなる磁気回路と、ボビンと、前記ボビ
ンに捲回され磁気ギャップに挿入されたボイスコイル
と、フレームと、前記フレームに接合されたエッジと、
センターキャップと、大径部と小径部とを有する振動板
とから構成され、前記振動板の小径部は前記センターキ
ャップと接合され、前記振動板の前記大径部は前記エッ
ジの内周部に接合され、前記ボビンの先端部に前記振動
板の前記小径部が接合され、前記振動板はフレームの取
り付け面に対して凸状に取り付けられる。
よるスピーカ装置は、ヨークプレート、マグネット、ボ
トムプレートからなる磁気回路と、ボビンと、前記ボビ
ンに捲回され磁気ギャップに挿入されたボイスコイル
と、フレームと、前記フレームに接合されたエッジと、
センターキャップと、大径部と小径部とを有する振動板
とから構成され、前記振動板の小径部は前記センターキ
ャップと接合され、前記振動板の前記大径部は前記エッ
ジの内周部に接合され、前記ボビンの先端部に前記振動
板の前記小径部が接合され、前記振動板はフレームの取
り付け面に対して凸状に取り付けられる。
【0012】このスピーカ装置において、前記振動板は
コーン振動板であり、前記センターキャップは前記コー
ン振動板の小径部に接合されるように一体に形成され
る。このスピーカ装置において、前記振動板はドーム振
動板であり、前記センターキャップは前記ドーム振動板
の小径部に接合されるように一体に形成される。
コーン振動板であり、前記センターキャップは前記コー
ン振動板の小径部に接合されるように一体に形成され
る。このスピーカ装置において、前記振動板はドーム振
動板であり、前記センターキャップは前記ドーム振動板
の小径部に接合されるように一体に形成される。
【0013】本発明によるテレビジョンセットは、ヨー
クプレート、マグネット、ボトムプレートからなる磁気
回路と、ボビンと、前記ボビンに捲回され磁気ギャップ
に挿入されたボイスコイルと、フレームと、前記フレー
ムに接合されたエッジと、振動板とから構成され、前記
振動板の外周部に前記エッジの内周部を接合し、前記ボ
ビンの先端部に前記振動板の内周部を接合し、前記振動
板をフレームの取り付け面以上凸状にしたスピーカ装置
と、前記スピーカ装置のフレームを取り付けるためのバ
ッフルと、前記バッフルの前面に設けられたサランネッ
トとを備え、前記スピーカ装置のフレームを前記バッフ
ルに取り付ける。このテレビジョンセットにおいて、前
記振動板は前記フレームに対して凸状に取り付けられ、
前記スピーカ装置が前記バッフルに取り付けられた場
合、前記振動板は前記バッフルと前記サランネットの間
に配置される。
クプレート、マグネット、ボトムプレートからなる磁気
回路と、ボビンと、前記ボビンに捲回され磁気ギャップ
に挿入されたボイスコイルと、フレームと、前記フレー
ムに接合されたエッジと、振動板とから構成され、前記
振動板の外周部に前記エッジの内周部を接合し、前記ボ
ビンの先端部に前記振動板の内周部を接合し、前記振動
板をフレームの取り付け面以上凸状にしたスピーカ装置
と、前記スピーカ装置のフレームを取り付けるためのバ
ッフルと、前記バッフルの前面に設けられたサランネッ
トとを備え、前記スピーカ装置のフレームを前記バッフ
ルに取り付ける。このテレビジョンセットにおいて、前
記振動板は前記フレームに対して凸状に取り付けられ、
前記スピーカ装置が前記バッフルに取り付けられた場
合、前記振動板は前記バッフルと前記サランネットの間
に配置される。
【0014】本発明によるディスプレイ装置は、ヨーク
プレート、マグネット、ボトムプレートからなる磁気回
路と、ボビンと、前記ボビンに捲回され磁気ギャップに
挿入されたボイスコイルと、フレームと、前記フレーム
に接合されたエッジと、振動板とから構成され、前記振
動板の外周部に前記エッジの内周部を接合し、前記ボビ
ンの先端部に前記振動板の内周部を接合し、前記振動板
をフレームの取り付け面以上凸状にしたスピーカ装置
と、前記スピーカ装置のフレームを取り付けるためのバ
ッフルと、前記バッフルの前面に設けられたサランネッ
トとを備え、前記スピーカ装置のフレームを前記バッフ
ルに取り付ける。このディスプレイ装置において、前記
振動板は前記フレームに対して凸状に取り付けられ、前
記スピーカ装置が前記バッフルに取り付けられた場合、
前記振動板は前記バッフルと前記サランネットの間に配
置される。
プレート、マグネット、ボトムプレートからなる磁気回
路と、ボビンと、前記ボビンに捲回され磁気ギャップに
挿入されたボイスコイルと、フレームと、前記フレーム
に接合されたエッジと、振動板とから構成され、前記振
動板の外周部に前記エッジの内周部を接合し、前記ボビ
ンの先端部に前記振動板の内周部を接合し、前記振動板
をフレームの取り付け面以上凸状にしたスピーカ装置
と、前記スピーカ装置のフレームを取り付けるためのバ
ッフルと、前記バッフルの前面に設けられたサランネッ
トとを備え、前記スピーカ装置のフレームを前記バッフ
ルに取り付ける。このディスプレイ装置において、前記
振動板は前記フレームに対して凸状に取り付けられ、前
記スピーカ装置が前記バッフルに取り付けられた場合、
前記振動板は前記バッフルと前記サランネットの間に配
置される。
【0015】本発明によるスピーカ装置は、フレームの
後部にヨークプレート、マグネット、ボトムプレート、
キャンセルマグネット、防磁カバーからなる磁気回路を
取付け、前記磁気回路の磁気ギャップにボビンに捲回し
たボイスコイルを挿入し、前記ボビンの中間にダンパ−
の内周部を接合し、前記ボビンの先端部に前記フレーム
に対して凸状になるように振動板の内周部を接合し、前
記振動板の外周部に前記エッジの内周部を接合し、前記
エッジの外周部は前記フレームに接合する。
後部にヨークプレート、マグネット、ボトムプレート、
キャンセルマグネット、防磁カバーからなる磁気回路を
取付け、前記磁気回路の磁気ギャップにボビンに捲回し
たボイスコイルを挿入し、前記ボビンの中間にダンパ−
の内周部を接合し、前記ボビンの先端部に前記フレーム
に対して凸状になるように振動板の内周部を接合し、前
記振動板の外周部に前記エッジの内周部を接合し、前記
エッジの外周部は前記フレームに接合する。
【0016】本発明によるスピーカ装置は、フレームの
内部にヨークプレート、マグネット、ボトムプレート、
キャンセルマグネットからなる磁気回路を取付け、前記
磁気回路の磁気ギャップにボビンに捲回したボイスコイ
ルを挿入し、前記ボビンの中間にダンパ−の内周部を接
合し、前記ボビンの先端部に前記フレームに対して凸状
になるように振動板の内周部を接合し、前記振動板の外
周部に前記エッジの内周部を接合し、前記エッジの外周
部は前記フレームに接合し、防磁カバーを前記フレーム
で兼用するように構成した。
内部にヨークプレート、マグネット、ボトムプレート、
キャンセルマグネットからなる磁気回路を取付け、前記
磁気回路の磁気ギャップにボビンに捲回したボイスコイ
ルを挿入し、前記ボビンの中間にダンパ−の内周部を接
合し、前記ボビンの先端部に前記フレームに対して凸状
になるように振動板の内周部を接合し、前記振動板の外
周部に前記エッジの内周部を接合し、前記エッジの外周
部は前記フレームに接合し、防磁カバーを前記フレーム
で兼用するように構成した。
【0017】本発明よるスピーカ装置は、フレ−ムの内
部にヨークプレート、マグネット、ボトムプレートから
なる磁気回路を取付けて、磁気回路の磁気ギャップにボ
ビンに捲回したボイスコイルを挿入し、前記ボビンの中
間にダンパ−の内周部を接合し、前記ボビンの先端部に
前記フレームに対して凸状になるように振動板の内周部
を接合し、前記振動板の外周部に前記エッジの内周部を
接合し、前記エッジの外周部は前記フレームに接合す
る。これらのスピーカ装置において、前記振動板はコー
ン振動板及びドーム振動板のいずれか一方である。
部にヨークプレート、マグネット、ボトムプレートから
なる磁気回路を取付けて、磁気回路の磁気ギャップにボ
ビンに捲回したボイスコイルを挿入し、前記ボビンの中
間にダンパ−の内周部を接合し、前記ボビンの先端部に
前記フレームに対して凸状になるように振動板の内周部
を接合し、前記振動板の外周部に前記エッジの内周部を
接合し、前記エッジの外周部は前記フレームに接合す
る。これらのスピーカ装置において、前記振動板はコー
ン振動板及びドーム振動板のいずれか一方である。
【0018】また、本発明によるスピーカ装置は、フレ
−ムの内部にヨークプレート、マグネット、ボトムプレ
ートからなる磁気回路を取付け、磁気回路の磁気ギャッ
プにボビンに捲回したボイスコイルを挿入し、前記ボビ
ンの中間にダンパ−の内周部を接合し、平板振動板の外
周部に前記エッジの内周部を接合し、前記エッジの外周
部は前記フレームに接合する。
−ムの内部にヨークプレート、マグネット、ボトムプレ
ートからなる磁気回路を取付け、磁気回路の磁気ギャッ
プにボビンに捲回したボイスコイルを挿入し、前記ボビ
ンの中間にダンパ−の内周部を接合し、平板振動板の外
周部に前記エッジの内周部を接合し、前記エッジの外周
部は前記フレームに接合する。
【0019】本発明によるテレビジョンセットは、フレ
ームの後部にヨークプレート、マグネット、ボトムプレ
ート、キャンセルマグネット、防磁カバーからなる磁気
回路を取付け、前記磁気回路の磁気ギャップにボビンに
捲回したボイスコイルを挿入し、前記ボビンの中間にダ
ンパ−の内周部を接合し、前記ボビンの先端部に前記フ
レームに対して凸状になるように振動板の内周部を接合
し、前記振動板の外周部に前記エッジの内周部を接合
し、前記エッジの外周部は前記フレームに接合するスピ
−カ装置をセンターチャンネルのスピーカ装置として用
いる。 本発明によるテレビジョンセットは、フレー
ムの内部にヨークプレート、マグネット、ボトムプレー
ト、キャンセルマグネットからなる磁気回路を取付け、
前記磁気回路の磁気ギャップにボビンに捲回したボイス
コイルを挿入し、前記ボビンの中間にダンパ−の内周部
を接合し、前記ボビンの先端部に前記フレームに対して
凸状になるように振動板の内周部を接合し、前記振動板
の外周部に前記エッジの内周部を接合し、前記エッジの
外周部は前記フレームに接合し、防磁カバーを前記フレ
ームで兼用するように構成したスピ−カ装置をセンター
チャンネルのスピーカ装置として用いる。
ームの後部にヨークプレート、マグネット、ボトムプレ
ート、キャンセルマグネット、防磁カバーからなる磁気
回路を取付け、前記磁気回路の磁気ギャップにボビンに
捲回したボイスコイルを挿入し、前記ボビンの中間にダ
ンパ−の内周部を接合し、前記ボビンの先端部に前記フ
レームに対して凸状になるように振動板の内周部を接合
し、前記振動板の外周部に前記エッジの内周部を接合
し、前記エッジの外周部は前記フレームに接合するスピ
−カ装置をセンターチャンネルのスピーカ装置として用
いる。 本発明によるテレビジョンセットは、フレー
ムの内部にヨークプレート、マグネット、ボトムプレー
ト、キャンセルマグネットからなる磁気回路を取付け、
前記磁気回路の磁気ギャップにボビンに捲回したボイス
コイルを挿入し、前記ボビンの中間にダンパ−の内周部
を接合し、前記ボビンの先端部に前記フレームに対して
凸状になるように振動板の内周部を接合し、前記振動板
の外周部に前記エッジの内周部を接合し、前記エッジの
外周部は前記フレームに接合し、防磁カバーを前記フレ
ームで兼用するように構成したスピ−カ装置をセンター
チャンネルのスピーカ装置として用いる。
【0020】本発明によるテレビジョンセットは、フレ
−ムの内部にヨークプレート、マグネット、ボトムプレ
ートからなる磁気回路を取付けて、磁気回路の磁気ギャ
ップにボビンに捲回したボイスコイルを挿入し、前記ボ
ビンの中間にダンパ−の内周部を接合し、前記ボビンの
先端部に前記フレームに対して凸状になるように振動板
の内周部を接合し、前記振動板の外周部に前記エッジの
内周部を接合し、前記エッジの外周部は前記フレームに
接合するスピ−カ装置をセンターチャンネルのスピーカ
装置として用いる。
−ムの内部にヨークプレート、マグネット、ボトムプレ
ートからなる磁気回路を取付けて、磁気回路の磁気ギャ
ップにボビンに捲回したボイスコイルを挿入し、前記ボ
ビンの中間にダンパ−の内周部を接合し、前記ボビンの
先端部に前記フレームに対して凸状になるように振動板
の内周部を接合し、前記振動板の外周部に前記エッジの
内周部を接合し、前記エッジの外周部は前記フレームに
接合するスピ−カ装置をセンターチャンネルのスピーカ
装置として用いる。
【0021】本発明によるテレビジョンセットは、フレ
−ムの内部にヨークプレート、マグネット、ボトムプレ
ートからなる磁気回路を取付け、磁気回路の磁気ギャッ
プにボビンに捲回したボイスコイルを挿入し、前記ボビ
ンの中間にダンパ−の内周部を接合し、平板振動板の外
周部に前記エッジの内周部を接合し、前記エッジの外周
部は前記フレームに接合するスピ−カ装置をセンターチ
ャンネルのスピーカ装置として用いる。これらのテレビ
ジョンセットにおいてスピーカ装置をセンターチャンネ
ルおよび左右チャンネルに用いる。
−ムの内部にヨークプレート、マグネット、ボトムプレ
ートからなる磁気回路を取付け、磁気回路の磁気ギャッ
プにボビンに捲回したボイスコイルを挿入し、前記ボビ
ンの中間にダンパ−の内周部を接合し、平板振動板の外
周部に前記エッジの内周部を接合し、前記エッジの外周
部は前記フレームに接合するスピ−カ装置をセンターチ
ャンネルのスピーカ装置として用いる。これらのテレビ
ジョンセットにおいてスピーカ装置をセンターチャンネ
ルおよび左右チャンネルに用いる。
【0022】本発明によるディスプレイ装置は、フレー
ムの後部にヨークプレート、マグネット、ボトムプレー
ト、キャンセルマグネット、防磁カバーからなる磁気回
路を取付け、前記磁気回路の磁気ギャップにボビンに捲
回したボイスコイルを挿入し、前記ボビンの中間にダン
パ−の内周部を接合し、前記ボビンの先端部に前記フレ
ームに対して凸状になるように振動板の内周部を接合
し、前記振動板の外周部に前記エッジの内周部を接合
し、前記エッジの外周部は前記フレームに接合するスピ
−カ装置をセンターチャンネルのスピーカ装置として用
いる。本発明によるディすプレイ装置は、フレームの内
部にヨークプレート、マグネット、ボトムプレート、キ
ャンセルマグネットからなる磁気回路を取付け、前記磁
気回路の磁気ギャップにボビンに捲回したボイスコイル
を挿入し、前記ボビンの中間にダンパ−の内周部を接合
し、前記ボビンの先端部に前記フレームに対して凸状に
なるように振動板の内周部を接合し、前記振動板の外周
部に前記エッジの内周部を接合し、前記エッジの外周部
は前記フレームに接合し、防磁カバーを前記フレームで
兼用するように構成したスピ−カ装置をセンターチャン
ネルのスピーカ装置として用いる。
ムの後部にヨークプレート、マグネット、ボトムプレー
ト、キャンセルマグネット、防磁カバーからなる磁気回
路を取付け、前記磁気回路の磁気ギャップにボビンに捲
回したボイスコイルを挿入し、前記ボビンの中間にダン
パ−の内周部を接合し、前記ボビンの先端部に前記フレ
ームに対して凸状になるように振動板の内周部を接合
し、前記振動板の外周部に前記エッジの内周部を接合
し、前記エッジの外周部は前記フレームに接合するスピ
−カ装置をセンターチャンネルのスピーカ装置として用
いる。本発明によるディすプレイ装置は、フレームの内
部にヨークプレート、マグネット、ボトムプレート、キ
ャンセルマグネットからなる磁気回路を取付け、前記磁
気回路の磁気ギャップにボビンに捲回したボイスコイル
を挿入し、前記ボビンの中間にダンパ−の内周部を接合
し、前記ボビンの先端部に前記フレームに対して凸状に
なるように振動板の内周部を接合し、前記振動板の外周
部に前記エッジの内周部を接合し、前記エッジの外周部
は前記フレームに接合し、防磁カバーを前記フレームで
兼用するように構成したスピ−カ装置をセンターチャン
ネルのスピーカ装置として用いる。
【0023】本発明によるディスプレイ装置は、フレ−
ムの内部にヨークプレート、マグネット、ボトムプレー
トからなる磁気回路を取付けて、磁気回路の磁気ギャッ
プにボビンに捲回したボイスコイルを挿入し、前記ボビ
ンの中間にダンパ−の内周部を接合し、前記ボビンの先
端部に前記フレームに対して凸状になるように振動板の
内周部を接合し、前記振動板の外周部に前記エッジの内
周部を接合し、前記エッジの外周部は前記フレームに接
合するスピ−カ装置をセンターチャンネルのスピーカ装
置として用いる。本発明によるディスプレイ装置は、フ
レ−ムの内部にヨークプレート、マグネット、ボトムプ
レートからなる磁気回路を取付け、磁気回路の磁気ギャ
ップにボビンに捲回したボイスコイルを挿入し、前記ボ
ビンの中間にダンパ−の内周部を接合し、平板振動板の
外周部に前記エッジの内周部を接合し、前記エッジの外
周部は前記フレームに接合するスピ−カ装置をセンター
チャンネルのスピーカ装置として用いる。これらのディ
スプレイ装置をセンターチャンネルおよび左右チャンネ
ルに用いる。
ムの内部にヨークプレート、マグネット、ボトムプレー
トからなる磁気回路を取付けて、磁気回路の磁気ギャッ
プにボビンに捲回したボイスコイルを挿入し、前記ボビ
ンの中間にダンパ−の内周部を接合し、前記ボビンの先
端部に前記フレームに対して凸状になるように振動板の
内周部を接合し、前記振動板の外周部に前記エッジの内
周部を接合し、前記エッジの外周部は前記フレームに接
合するスピ−カ装置をセンターチャンネルのスピーカ装
置として用いる。本発明によるディスプレイ装置は、フ
レ−ムの内部にヨークプレート、マグネット、ボトムプ
レートからなる磁気回路を取付け、磁気回路の磁気ギャ
ップにボビンに捲回したボイスコイルを挿入し、前記ボ
ビンの中間にダンパ−の内周部を接合し、平板振動板の
外周部に前記エッジの内周部を接合し、前記エッジの外
周部は前記フレームに接合するスピ−カ装置をセンター
チャンネルのスピーカ装置として用いる。これらのディ
スプレイ装置をセンターチャンネルおよび左右チャンネ
ルに用いる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるスピーカ装置
の第1の実施例を示す断面図である。図1に示すよう
に、スピーカ装置1aはコーン振動板2、ボイスコイル
3、ボイスコイルボビン3a、エッジ4、ダンパー5、
センターキャップ6からなる振動系と、ヨークプレート
7、マグネット8、ボトムプレート9、キャンセルマグ
ネット10、防磁カバー11から成る磁気回路と、この
磁気回路を保持するフレーム12aとで構成されてい
る。ボイスコイル3が捲回されたボビン3aは磁気回路
の磁気ギャップに挿入され、ボビン3aの中間部にダン
パ−5の内径部が接合される。このスピーカ装置1aに
おいては、フレーム12a自体の奥行Dfを浅くでき、
従ってフレーム12aのスピーカ装置1aの取り付け面
Fからの奥行Ds1を小さくすることができる。
の第1の実施例を示す断面図である。図1に示すよう
に、スピーカ装置1aはコーン振動板2、ボイスコイル
3、ボイスコイルボビン3a、エッジ4、ダンパー5、
センターキャップ6からなる振動系と、ヨークプレート
7、マグネット8、ボトムプレート9、キャンセルマグ
ネット10、防磁カバー11から成る磁気回路と、この
磁気回路を保持するフレーム12aとで構成されてい
る。ボイスコイル3が捲回されたボビン3aは磁気回路
の磁気ギャップに挿入され、ボビン3aの中間部にダン
パ−5の内径部が接合される。このスピーカ装置1aに
おいては、フレーム12a自体の奥行Dfを浅くでき、
従ってフレーム12aのスピーカ装置1aの取り付け面
Fからの奥行Ds1を小さくすることができる。
【0025】従来の振動板は図10に示すように、コー
ン振動板59はフレーム69の中に凹状に取付けられて
いるのに対し、本発明実施例のスピーカ装置においては
コーン振動板2はフレーム12aに対して凸状になるよ
うに、逆向きにコ−ン振動板2の内径部をボビン3aの
先端部に接合している。言い換えると、従来のスピーカ
装置も本発明によるスピーカ装置も共にコーン振動板は
小径部と大径部を有しており、その小径部はセンターキ
ャップに接合され、大径部はエッジに接合されている点
は同じであるが、従来のスピーカ装置においては、図1
0に示すようにセンターキャップ63はフレーム69の
低部または磁気回路に近いとに配置されており、エッジ
61はフレーム69の低部または磁気回路から遠い所に
配置されているのに対して、本実施例のスピーカ装置に
おいてはフレーム12aの低部又は磁気回路に対してエ
ッジ4はセンターキャップ6より近いところに配置され
ている。また、従来のスピーカ装置においてはコーン振
動板59の大部分はフレーム69の外に出ないように配
置されているが、本実施例のスピーカ装置では、コーン
振動板2の大部分はフレームの外に配置される。
ン振動板59はフレーム69の中に凹状に取付けられて
いるのに対し、本発明実施例のスピーカ装置においては
コーン振動板2はフレーム12aに対して凸状になるよ
うに、逆向きにコ−ン振動板2の内径部をボビン3aの
先端部に接合している。言い換えると、従来のスピーカ
装置も本発明によるスピーカ装置も共にコーン振動板は
小径部と大径部を有しており、その小径部はセンターキ
ャップに接合され、大径部はエッジに接合されている点
は同じであるが、従来のスピーカ装置においては、図1
0に示すようにセンターキャップ63はフレーム69の
低部または磁気回路に近いとに配置されており、エッジ
61はフレーム69の低部または磁気回路から遠い所に
配置されているのに対して、本実施例のスピーカ装置に
おいてはフレーム12aの低部又は磁気回路に対してエ
ッジ4はセンターキャップ6より近いところに配置され
ている。また、従来のスピーカ装置においてはコーン振
動板59の大部分はフレーム69の外に出ないように配
置されているが、本実施例のスピーカ装置では、コーン
振動板2の大部分はフレームの外に配置される。
【0026】このように、従来のスピーカ装置のコーン
振動板59はフレーム69の中に入るように取付けられ
ているため、本発明においてはフレームに対して凹状に
取付けられると言う。これに対して、本実施例に示すよ
うなスピーカ装置においてはフレーム12aの外に出る
ように取付けられるため、これを本発明ではフレームに
対して凸状に取付けられると言う。このように、コーン
振動板2をフレーム12aに対して凸状に取付けた結
果、スピーカ装置1aのフレーム12aの取付け面Fか
らの奥行き寸法Ds1を小さくすることができる。
振動板59はフレーム69の中に入るように取付けられ
ているため、本発明においてはフレームに対して凹状に
取付けられると言う。これに対して、本実施例に示すよ
うなスピーカ装置においてはフレーム12aの外に出る
ように取付けられるため、これを本発明ではフレームに
対して凸状に取付けられると言う。このように、コーン
振動板2をフレーム12aに対して凸状に取付けた結
果、スピーカ装置1aのフレーム12aの取付け面Fか
らの奥行き寸法Ds1を小さくすることができる。
【0027】ちなみに、口径が10cmのスピーカ装置
において、従来のスピーカ装置の取付け面からの奥行き
寸法Dsは約70mmであるが、図1に示す実施例のス
ピーカ装置1aにおいては、取付け面からの奥行き寸法
Ds1を約40〜50mmとすることが出きる。また、
マグネット8は一般にフェライトで構成されているが、
他の高性能の物質、例えばネオジウムを使うと更に10
mmから20mm薄くすることができる。また、コーン
振動板2がフレーム12aから突出する長さは約20m
mより小さくすることができる。また、本実施例におい
ては、コーン振動板2はここから発生された音を左右に
広げているため、音の広がりが大きい。更に、このスピ
ーカ装置1においては、ヨークプレート7、マグネット
8、ボトムプレート9、キャンセルマグネット10、防
磁カバー11からなる磁気回路は一般に一つの部品とし
て設計される。そのため、種々の部品の中から選択する
ことができるために、スピーカ装置1の設計の自由度を
広げることができる。
において、従来のスピーカ装置の取付け面からの奥行き
寸法Dsは約70mmであるが、図1に示す実施例のス
ピーカ装置1aにおいては、取付け面からの奥行き寸法
Ds1を約40〜50mmとすることが出きる。また、
マグネット8は一般にフェライトで構成されているが、
他の高性能の物質、例えばネオジウムを使うと更に10
mmから20mm薄くすることができる。また、コーン
振動板2がフレーム12aから突出する長さは約20m
mより小さくすることができる。また、本実施例におい
ては、コーン振動板2はここから発生された音を左右に
広げているため、音の広がりが大きい。更に、このスピ
ーカ装置1においては、ヨークプレート7、マグネット
8、ボトムプレート9、キャンセルマグネット10、防
磁カバー11からなる磁気回路は一般に一つの部品とし
て設計される。そのため、種々の部品の中から選択する
ことができるために、スピーカ装置1の設計の自由度を
広げることができる。
【0028】図2は本発明によるスピーカ装置の第2の
実施例を示す断面図である。図2に示すスピーカ装置1
bは、コーン振動板2、ボイスコイル3、ボイスコイル
ボビン3a、エッジ4、ダンパー5、センターキャップ
6からなる振動系と、ヨークプレート7、マグネット
8、ボトムプレート9、キャンセルマグネット10から
なる磁気回路と、これらを保持するフレーム12bとで
構成されている。この実施例ではフレーム12bは図1
の防磁カバー11を兼ねている。
実施例を示す断面図である。図2に示すスピーカ装置1
bは、コーン振動板2、ボイスコイル3、ボイスコイル
ボビン3a、エッジ4、ダンパー5、センターキャップ
6からなる振動系と、ヨークプレート7、マグネット
8、ボトムプレート9、キャンセルマグネット10から
なる磁気回路と、これらを保持するフレーム12bとで
構成されている。この実施例ではフレーム12bは図1
の防磁カバー11を兼ねている。
【0029】コーン振動板2は、第1の実施例と同様
に、従来のようにフレームの中に凹状に取付けられるの
ではなく、フレーム12の前方に凸状に取付けられてい
る。すなわち、コーン振動板2はフレーム12aに対し
て凸状に取り付けられている。
に、従来のようにフレームの中に凹状に取付けられるの
ではなく、フレーム12の前方に凸状に取付けられてい
る。すなわち、コーン振動板2はフレーム12aに対し
て凸状に取り付けられている。
【0030】また、この第2の実施例では、第1の実施
例のように磁気回路はフレーム12aの後部の防磁カバ
ー11の中に保持される構成ではなく、フレーム12b
の内部に保持され、防磁カバー11を削除した構成とな
っているために、コストを低減することができる。本実
施例においても、コーン振動板2はスピーカ装置1bの
フレーム12bの取付け面Fに対して磁気回路が配置さ
れている側と反対側に突出しているため、従来のスピー
カ装置に比べてフレーム12b取り付け面Fからの奥行
き寸法Ds2を第1の実施例に比べて小さくすることが
できる。
例のように磁気回路はフレーム12aの後部の防磁カバ
ー11の中に保持される構成ではなく、フレーム12b
の内部に保持され、防磁カバー11を削除した構成とな
っているために、コストを低減することができる。本実
施例においても、コーン振動板2はスピーカ装置1bの
フレーム12bの取付け面Fに対して磁気回路が配置さ
れている側と反対側に突出しているため、従来のスピー
カ装置に比べてフレーム12b取り付け面Fからの奥行
き寸法Ds2を第1の実施例に比べて小さくすることが
できる。
【0031】図3は本発明によるスピーカ装置の第3の
実施例を示す断面図である。図において、磁気回路はヨ
ークプレート7、マグネット8、ボトムプレート9、キ
ャンセルマグネット10及び防磁カバー11から構成さ
れており、コーン振動板2、ボイスコイル3、ボイスコ
イルボビン3a、エッジ4、ダンパー5、センターキャ
ップ6からなる振動系と磁気回路はフレーム12cに保
持されている。一般に防磁カバーは磁気漏洩を防ぐため
にその厚さは1mm以上にしているが、フレームは深絞
りをしなければならないため、加工性を考慮してその厚
さを1mm以下にしている。このため磁気漏洩を防止す
るという観点からすると、フレームだけでは十分とはい
えない面がある。
実施例を示す断面図である。図において、磁気回路はヨ
ークプレート7、マグネット8、ボトムプレート9、キ
ャンセルマグネット10及び防磁カバー11から構成さ
れており、コーン振動板2、ボイスコイル3、ボイスコ
イルボビン3a、エッジ4、ダンパー5、センターキャ
ップ6からなる振動系と磁気回路はフレーム12cに保
持されている。一般に防磁カバーは磁気漏洩を防ぐため
にその厚さは1mm以上にしているが、フレームは深絞
りをしなければならないため、加工性を考慮してその厚
さを1mm以下にしている。このため磁気漏洩を防止す
るという観点からすると、フレームだけでは十分とはい
えない面がある。
【0032】これに対して、第3の実施例のスピーカ装
置1cにおいては、磁気回路は防磁カバー11とフレー
ム12cによって囲われているために、磁気の漏洩を十
分に防ぐことができる。また、本実施例のスピーカ装置
1cにおいてもフレーム12cの取り付け面Fからの奥
行寸法Ds3を従来のスピーカ装置に比べて小さくする
ことができる。
置1cにおいては、磁気回路は防磁カバー11とフレー
ム12cによって囲われているために、磁気の漏洩を十
分に防ぐことができる。また、本実施例のスピーカ装置
1cにおいてもフレーム12cの取り付け面Fからの奥
行寸法Ds3を従来のスピーカ装置に比べて小さくする
ことができる。
【0033】図4は本発明によるスピーカ装置の第4の
実施例を示す断面図である。図に示すスピーカ装置1d
は、コーン振動板2、ボイスコイル3、ボイスコイルボ
ビン3a、エッジ4、ダンパー5、センターキャップ6
からなる振動系と、ヨークプレート7、マグネット8、
ボトムプレート9から成る磁気回路と、こららを保持す
るフレーム12dとで構成されている。
実施例を示す断面図である。図に示すスピーカ装置1d
は、コーン振動板2、ボイスコイル3、ボイスコイルボ
ビン3a、エッジ4、ダンパー5、センターキャップ6
からなる振動系と、ヨークプレート7、マグネット8、
ボトムプレート9から成る磁気回路と、こららを保持す
るフレーム12dとで構成されている。
【0034】コーン振動板2は第1の実施例と同様に構
成されており、従来のようにフレームの中に凹状に取付
けるのではなく、フレーム12dに対して凸状に取付け
られる。また、この第4の実施例において、磁気回路は
フレーム12dの内部に保持され、防磁カバーおよびキ
ャンセルマグネットは削除されている点が第3の実施例
と異なる。このキャンセルマグネットを削除する構成
は、ヨークプレート7、マグネット8、ボトムプレート
9からなる磁気回路が比較的に小形の場合有効である。
この結果、キャンセルマグネットを削除した分、スピー
カ1のフレーム12dの取付け面Fからの奥行き寸法D
s4を第3の実施例に比べ更に小さく出来る。本実施例
のスピーカ装置は磁気の影響受けない液晶投写装置を用
いた液晶プロジェクションセットに採用して好適であ
る。また、図1〜図4において、コーン振動板2とセン
ターキャップ6とは別ピースとして構成されているが、
必ずしもこれらを2ピースとして構成する必要はなく、
一体型として構成してもよい。振動板とセンターキャッ
プとが一体化された振動板を以後一体型振動板という。
成されており、従来のようにフレームの中に凹状に取付
けるのではなく、フレーム12dに対して凸状に取付け
られる。また、この第4の実施例において、磁気回路は
フレーム12dの内部に保持され、防磁カバーおよびキ
ャンセルマグネットは削除されている点が第3の実施例
と異なる。このキャンセルマグネットを削除する構成
は、ヨークプレート7、マグネット8、ボトムプレート
9からなる磁気回路が比較的に小形の場合有効である。
この結果、キャンセルマグネットを削除した分、スピー
カ1のフレーム12dの取付け面Fからの奥行き寸法D
s4を第3の実施例に比べ更に小さく出来る。本実施例
のスピーカ装置は磁気の影響受けない液晶投写装置を用
いた液晶プロジェクションセットに採用して好適であ
る。また、図1〜図4において、コーン振動板2とセン
ターキャップ6とは別ピースとして構成されているが、
必ずしもこれらを2ピースとして構成する必要はなく、
一体型として構成してもよい。振動板とセンターキャッ
プとが一体化された振動板を以後一体型振動板という。
【0035】以下、図5、図6を用いて一体型振動板に
ついて説明する。図5は本発明によるスピーカ装置に使
用される振動板の他の実施例を示す断面図であり、図5
に示すように、2aは一体型コーン振動板であり、この
振動板2aはコーン振動板2とセンターキャップ6とが
一体型に構成されており、センターキャップ6とコーン
振動板2の接合した凹状の溝2bにボイスコイルボビン
3aの先端を接合しても良い。
ついて説明する。図5は本発明によるスピーカ装置に使
用される振動板の他の実施例を示す断面図であり、図5
に示すように、2aは一体型コーン振動板であり、この
振動板2aはコーン振動板2とセンターキャップ6とが
一体型に構成されており、センターキャップ6とコーン
振動板2の接合した凹状の溝2bにボイスコイルボビン
3aの先端を接合しても良い。
【0036】図6(a)、図6(b)は本発明によるス
ピーカ装置に使用される振動板の更に他の実施例を示す
断面図であり、図6(a)において、一体型ドーム振動
板13aはセンターキャップに相当する中央部を凸状に
形成し、振動板を球殻状、すなわちドーム状に形成して
いる。また、図6(b)において、一体型ドーム振動板
13bはセンターキャップに相当する中央部を凹状に形
成し、振動板をドーム状に形成している。
ピーカ装置に使用される振動板の更に他の実施例を示す
断面図であり、図6(a)において、一体型ドーム振動
板13aはセンターキャップに相当する中央部を凸状に
形成し、振動板を球殻状、すなわちドーム状に形成して
いる。また、図6(b)において、一体型ドーム振動板
13bはセンターキャップに相当する中央部を凹状に形
成し、振動板をドーム状に形成している。
【0037】図1〜図4に示した本発明の実施例では、
コーン振動板2がフレーム12より凸状に突出する構成
にしているが、このような構成で不都合な場合は、図7
に示すように構成すればよい。
コーン振動板2がフレーム12より凸状に突出する構成
にしているが、このような構成で不都合な場合は、図7
に示すように構成すればよい。
【0038】図7は本発明によるスピーカ装置の第5の
実施例を示す断面図である。図において、スピーカ装置
1eは平板状振動板14、サブコーン15、ボイスコイ
ル3、ボイスコイルボビン3a、エッジ4、ダンパー5
から成る振動系と、ヨークプレート7、マグネット8、
ボトムプレート9から成る磁気回路と、これらを保持す
るフレーム12eとで構成されている。すなわち、本実
施例ではコーン振動板2を用いる代わりに平板状の振動
板14を用いている。図6に示すスピーカ装置1eにお
いて、平板状振動板14はは再生帯域を拡大するために
節駆動する構成とされる。また、経済性を考慮して平板
状振動板14はサブコーン15を介してボイスコイルボ
ビン3aに接合される構成となっている。
実施例を示す断面図である。図において、スピーカ装置
1eは平板状振動板14、サブコーン15、ボイスコイ
ル3、ボイスコイルボビン3a、エッジ4、ダンパー5
から成る振動系と、ヨークプレート7、マグネット8、
ボトムプレート9から成る磁気回路と、これらを保持す
るフレーム12eとで構成されている。すなわち、本実
施例ではコーン振動板2を用いる代わりに平板状の振動
板14を用いている。図6に示すスピーカ装置1eにお
いて、平板状振動板14はは再生帯域を拡大するために
節駆動する構成とされる。また、経済性を考慮して平板
状振動板14はサブコーン15を介してボイスコイルボ
ビン3aに接合される構成となっている。
【0039】磁気回路が大形になるが、ボイスコイルボ
ビン3aの直径を大きくしてボイスコイルボビン3aを
直接平板状振動板14に接合してもよい。このスピーカ
装置1eにおいは、フレーム12eの取り付け面Fから
の奥行寸法Ds5を従来のスピーカ装置に比べて短くす
ることができると共に、取り付け面Fから外側(磁気回
路と反対側)に突出物が無いので、スピーカ装置を小型
にすることができる。
ビン3aの直径を大きくしてボイスコイルボビン3aを
直接平板状振動板14に接合してもよい。このスピーカ
装置1eにおいは、フレーム12eの取り付け面Fから
の奥行寸法Ds5を従来のスピーカ装置に比べて短くす
ることができると共に、取り付け面Fから外側(磁気回
路と反対側)に突出物が無いので、スピーカ装置を小型
にすることができる。
【0040】以上述べたように、図1〜図4に示す実施
例に置いては、振動板をフレームに対して凸状に取り付
けることによって、フレームの取り付け面Fからの奥行
寸法Dsを従来のスピーカ装置に比べて短くしており、
図7に示す実施例においては、振動板を平板にすること
によって、フレームの取り付け面Fからの奥行寸法Ds
を従来のスピーカ装置に比べて短くしている。このよう
に本発明のスピーカ装置においては、振動板をフレーム
の取り付け面と同等の面、又は取り付け面から外側に出
るように、すなわち凸状になるように取り付けることに
よって、フレームの取り付け面からの奥行寸法を小さく
している。言い換えると、振動板をフレームの取り付け
面以上凸状にすることによって奥行寸法を小さくするこ
とができるため、図1から図4、図7の実施例の振動板
の取り付け状態を、振動板をフレームの取り付け面以上
に凸状にすると云う。
例に置いては、振動板をフレームに対して凸状に取り付
けることによって、フレームの取り付け面Fからの奥行
寸法Dsを従来のスピーカ装置に比べて短くしており、
図7に示す実施例においては、振動板を平板にすること
によって、フレームの取り付け面Fからの奥行寸法Ds
を従来のスピーカ装置に比べて短くしている。このよう
に本発明のスピーカ装置においては、振動板をフレーム
の取り付け面と同等の面、又は取り付け面から外側に出
るように、すなわち凸状になるように取り付けることに
よって、フレームの取り付け面からの奥行寸法を小さく
している。言い換えると、振動板をフレームの取り付け
面以上凸状にすることによって奥行寸法を小さくするこ
とができるため、図1から図4、図7の実施例の振動板
の取り付け状態を、振動板をフレームの取り付け面以上
に凸状にすると云う。
【0041】図1〜図4、図7に示す第1〜第5の実施
例のスピーカ装置を図11に示すプロジェクション形テ
レビジョンセットに適用した場合について説明する。ス
ピーカ装置のフレーム12をキャビネットのバッフル5
7に取り付けた場合、本発明によるスピーカ装置はフレ
ーム12の取り付け面Fからの奥行寸法を短くすること
ができるので間隙sを短くすることができる。又、振動
板2の部分はサランネット70とバッフル57の隙間に
入れることができる。この隙間は20mmから30mm
設けられるので、コーン振動板2をこの隙間に配置する
ことができる。
例のスピーカ装置を図11に示すプロジェクション形テ
レビジョンセットに適用した場合について説明する。ス
ピーカ装置のフレーム12をキャビネットのバッフル5
7に取り付けた場合、本発明によるスピーカ装置はフレ
ーム12の取り付け面Fからの奥行寸法を短くすること
ができるので間隙sを短くすることができる。又、振動
板2の部分はサランネット70とバッフル57の隙間に
入れることができる。この隙間は20mmから30mm
設けられるので、コーン振動板2をこの隙間に配置する
ことができる。
【0042】図8(a)は本発明によるスピーカ装置を
テレビジョンセットに取り付けた場合の正面図、図8
(b)はその断面図である。図8(a)に示すテレブジ
ョンセットは液晶の発光素子による光学ユニットを用い
た投写方式のプロジェクション形テレブジョンセット1
6であり、センターチャンネルのスピーカ装置17、左
右チャンネルのスピーカ装置18,19が設けられてい
る。また、図8(b)において、21は液晶表示素子を
用いた光学ユニットである。スピーカ装置17は図1〜
図4、図7に示すスピーカ装置である。スピーカ装置1
7のフレームはバッフル20に取り付けられている。フ
レームから突出している振動板はバッフル20とサラン
ネット27の間に配置される。図1〜図4、図7を用い
て説明したように、スピーカ装置17はフレームの取り
付け面Fからの奥行寸法Dsを短くすることができるた
め、バッフル20と液晶の発光素子による光学ユニット
21との間隙sを短くすることが出来る。
テレビジョンセットに取り付けた場合の正面図、図8
(b)はその断面図である。図8(a)に示すテレブジ
ョンセットは液晶の発光素子による光学ユニットを用い
た投写方式のプロジェクション形テレブジョンセット1
6であり、センターチャンネルのスピーカ装置17、左
右チャンネルのスピーカ装置18,19が設けられてい
る。また、図8(b)において、21は液晶表示素子を
用いた光学ユニットである。スピーカ装置17は図1〜
図4、図7に示すスピーカ装置である。スピーカ装置1
7のフレームはバッフル20に取り付けられている。フ
レームから突出している振動板はバッフル20とサラン
ネット27の間に配置される。図1〜図4、図7を用い
て説明したように、スピーカ装置17はフレームの取り
付け面Fからの奥行寸法Dsを短くすることができるた
め、バッフル20と液晶の発光素子による光学ユニット
21との間隙sを短くすることが出来る。
【0043】その結果、テレブジョンセット16の奥行
き寸法Dtおよび高さHtを大幅に短くすることが出
来、コンパクトな設置性の良いテレブジョンセット16
を得ることができる。また、左右チャンネルのスピーカ
装置18、17には従来構造のスピーカ装置もしくは本
発明の構造のスピーカ装置を取付けても良い。本発明に
よるスピーカ装置においては、上述したようにコーン振
動板は従来のようにフレームの中に凹状に取付けるので
はなく、フレームの前方に凸状に取付けている。すなわ
ち、フレームに対して凸状に取り付けられている。その
結果フレーム取り付け面からの奥行寸法Dsを短くする
ことができる。
き寸法Dtおよび高さHtを大幅に短くすることが出
来、コンパクトな設置性の良いテレブジョンセット16
を得ることができる。また、左右チャンネルのスピーカ
装置18、17には従来構造のスピーカ装置もしくは本
発明の構造のスピーカ装置を取付けても良い。本発明に
よるスピーカ装置においては、上述したようにコーン振
動板は従来のようにフレームの中に凹状に取付けるので
はなく、フレームの前方に凸状に取付けている。すなわ
ち、フレームに対して凸状に取り付けられている。その
結果フレーム取り付け面からの奥行寸法Dsを短くする
ことができる。
【0044】第1の実施例のようにフレームの後部に磁
気回路を取り付けた構成にしてもフレームを浅くした分
スピーカ装置の奥行き寸法Dsを小さく出来る。第2の
実施例のようにフレームの内部に磁気回路を保持し、防
磁カバーをフレームと兼用した構成のスピーカ装置にお
いても奥行き寸法Dsを小さく出来る。
気回路を取り付けた構成にしてもフレームを浅くした分
スピーカ装置の奥行き寸法Dsを小さく出来る。第2の
実施例のようにフレームの内部に磁気回路を保持し、防
磁カバーをフレームと兼用した構成のスピーカ装置にお
いても奥行き寸法Dsを小さく出来る。
【0045】また、第3の実施例のように、防磁カバー
を覆うようにフレームを設けたスピーカ装置において
も、防磁カバーの厚さは1mm程度であるため、第2の
実施例と同様に奥行寸法Dsを短くすることができる。
また、第4の実施例のように、磁気回路をフレームの内
部に保持し、キャンセルマグネット10を削除した構成
に置いては更にスピーカ装置の奥行き寸法を短くするこ
とが出来る。コーン振動板は、従来のようにフレームの
中に凹状に取付けるのではなく、フレームに対して凸状
に取付けることによって音波の拡散状態が改善され、良
好なセンタースピーカとなる2次的な効果も生じる。
を覆うようにフレームを設けたスピーカ装置において
も、防磁カバーの厚さは1mm程度であるため、第2の
実施例と同様に奥行寸法Dsを短くすることができる。
また、第4の実施例のように、磁気回路をフレームの内
部に保持し、キャンセルマグネット10を削除した構成
に置いては更にスピーカ装置の奥行き寸法を短くするこ
とが出来る。コーン振動板は、従来のようにフレームの
中に凹状に取付けるのではなく、フレームに対して凸状
に取付けることによって音波の拡散状態が改善され、良
好なセンタースピーカとなる2次的な効果も生じる。
【0046】図6(a)、図6(b)に示すような球殻
状のドーム振動板で構成しても同様な効果が得られる。
以上述べたように、コーン振動板2、2aおよびドーム
振動板13a、13bを凸状に取付けた結果、また、振
動板を平板振動板とすることによって、すなわち、振動
板をフレームの取り付け面以上凸状にすることによっ
て、フレーム12の奥行き寸法を浅くでき、フレームの
内部に磁気回路を構成したことによって、スピーカ装置
1のフレーム12の取付け面Fからの奥行き寸法Dsが
小さくなる。
状のドーム振動板で構成しても同様な効果が得られる。
以上述べたように、コーン振動板2、2aおよびドーム
振動板13a、13bを凸状に取付けた結果、また、振
動板を平板振動板とすることによって、すなわち、振動
板をフレームの取り付け面以上凸状にすることによっ
て、フレーム12の奥行き寸法を浅くでき、フレームの
内部に磁気回路を構成したことによって、スピーカ装置
1のフレーム12の取付け面Fからの奥行き寸法Dsが
小さくなる。
【0047】本発明のスピーカ装置1を用いることによ
って、三管投写方式のプロジェクション形テレビジョン
セット51では、赤色、緑色、青色の映像のそれぞれの
単色を発光する三管の単色ブラウン管の配置に工夫する
ことなく、三管投写方式のプロジェクション形テレビジ
ョンセット51の奥行き寸法Dtを小さく出来、家庭で
のテレビジョンセットの設置の自由度が大きくなる。本
発明のスピーカ装置1は、液晶の発光素子による光学ユ
ニットを用いたプロジェクション形テレビジョンセット
にも同様に有効である。同様に、PDPおよびLCDな
どのパネル形ディスプレイにも適用でき、有効である。
また、センタースピーカに限ること無く、左右チャンネ
ルのスピーカにも使用出来ることは言うまでもない。
って、三管投写方式のプロジェクション形テレビジョン
セット51では、赤色、緑色、青色の映像のそれぞれの
単色を発光する三管の単色ブラウン管の配置に工夫する
ことなく、三管投写方式のプロジェクション形テレビジ
ョンセット51の奥行き寸法Dtを小さく出来、家庭で
のテレビジョンセットの設置の自由度が大きくなる。本
発明のスピーカ装置1は、液晶の発光素子による光学ユ
ニットを用いたプロジェクション形テレビジョンセット
にも同様に有効である。同様に、PDPおよびLCDな
どのパネル形ディスプレイにも適用でき、有効である。
また、センタースピーカに限ること無く、左右チャンネ
ルのスピーカにも使用出来ることは言うまでもない。
【0048】
【発明の効果】本発明によるスピーカ装置においては、
振動板をフレームの取り付け面以上凸状にすることによ
って、フレームの取り付け面からの奥行寸法を短くする
ことができる。また、このスピーカ装置をテレビジョン
セット、ディスプレイ装置に取り付けるた場合、スピカ
ー装置の奥行寸法が短くなった分だけ、スピーカ装置近
傍の部品を設置する自由度を増やすことができる。ま
た、ブラウン管のように漏洩磁気の影響を受け易い部品
をバッフルに近づけて設置することができるため、テレ
ビジョンセットやディスプレイをより小型にすることが
できる。
振動板をフレームの取り付け面以上凸状にすることによ
って、フレームの取り付け面からの奥行寸法を短くする
ことができる。また、このスピーカ装置をテレビジョン
セット、ディスプレイ装置に取り付けるた場合、スピカ
ー装置の奥行寸法が短くなった分だけ、スピーカ装置近
傍の部品を設置する自由度を増やすことができる。ま
た、ブラウン管のように漏洩磁気の影響を受け易い部品
をバッフルに近づけて設置することができるため、テレ
ビジョンセットやディスプレイをより小型にすることが
できる。
【図1】本発明によるスピーカ装置の第1の実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】本発明によるスピーカ装置の第2の実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】本発明によるスピーカ装置の第3の実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図4】本発明によるスピーカ装置の第4の実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図5】図5は本発明によるスピーカ装置に使用される
振動板の他の実施例を示す断面図である。
振動板の他の実施例を示す断面図である。
【図6】本発明によるスピーカ装置に使用される振動板
の更に他の実施例を示す断面図である。
の更に他の実施例を示す断面図である。
【図7】本発明によるスピーカ装置の第5の実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図8】本発明によるのスピーカ装置を取付けたテレビ
ジョンセットの正面図および断面図である。
ジョンセットの正面図および断面図である。
【図9】三管投写方式のプロジェクション形テレビジョ
ンの左右チャンネルおよびセンタースピーカの配置を示
す正面図である。
ンの左右チャンネルおよびセンタースピーカの配置を示
す正面図である。
【図10】従来の三管投写方式のプロション形テレビジ
ョンセットに用いられたスピーカ装置の一部断面側面図
である。
ョンセットに用いられたスピーカ装置の一部断面側面図
である。
【図11】三管投写方式のプロジェクション形テレビジ
ョンセットの構成を示す断面図である。
ョンセットの構成を示す断面図である。
1a〜1e…スピーカ装置、2、2a…コーン振動板、
3…ボイスコイル、3a…ボイスコイルボビン、4…エ
ッジ、5…ダンパー、6センターキャップ、7…ヨーク
プレート、8…マグネット、9…ボトムプレート、10
…キャンセルマグネット、11…防磁カバー、12a〜
12e…フレーム、13a、13b…ドーム振動板、1
4…平板振動板、15…サブコーン、16テレビジョン
セット…、17…センターチャンネルスピーカ、18…
左チャンネルスピーカ、19…右チャンネルスピーカ、
20、57…バッフル、21…液晶の発光素子による光
学ユニット、26…スクリーン、27、27…サランネ
ット。
3…ボイスコイル、3a…ボイスコイルボビン、4…エ
ッジ、5…ダンパー、6センターキャップ、7…ヨーク
プレート、8…マグネット、9…ボトムプレート、10
…キャンセルマグネット、11…防磁カバー、12a〜
12e…フレーム、13a、13b…ドーム振動板、1
4…平板振動板、15…サブコーン、16テレビジョン
セット…、17…センターチャンネルスピーカ、18…
左チャンネルスピーカ、19…右チャンネルスピーカ、
20、57…バッフル、21…液晶の発光素子による光
学ユニット、26…スクリーン、27、27…サランネ
ット。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04R 7/12 H04R 7/12 A K
Claims (35)
- 【請求項1】ヨークプレート、マグネット、ボトムプレ
ートからなる磁気回路と、ボビンと、前記ボビンに捲回
され磁気ギャップに挿入されたボイスコイルと、フレー
ムと、前記フレームに接合されたエッジと、振動板とか
ら構成され、前記振動板の外周部に前記エッジの内周部
を接合し、前記ボビンの先端部に前記振動板の内周部を
接合し、前記振動板をフレームの取り付け面以上凸状に
することを特徴とするスピーカ装置。 - 【請求項2】請求項1記載のスピーカ装置において、前
記振動板はコーン振動板であり、前記コーン振動板は前
記フレームに対して凸状に取り付けられることを特徴と
するスピーカ装置。 - 【請求項3】請求項1記載のスピーカ装置において、前
記振動板はドーム振動板であり、前記ドーム振動板は前
記フレームに対して凸状に取り付けられることを特徴と
するスピーカ装置。 - 【請求項4】請求項1記載のスピーカ装置において、前
記振動板は平板振動板であり、前記平板振動板は前記エ
ッジとの接合部とほぼ同一面上に配置されることを特徴
とするスピーカ装置。 - 【請求項5】請求項4記載のスピーカ装置において、サ
ブコーンを設け、前記サブコーンは前記ボビンと前記平
板振動板の間に接合されることを特徴とするスピーカ装
置。 - 【請求項6】請求項1記載のスピーカ装置において、防
磁カバーを設け、前記磁気回路はその一面を除いて防磁
カバーによって覆われ、小径部と大径部とを有する前記
フレームの小径部を前記防磁カバーで覆われていない磁
気回路のヨークプレートに接合することを特徴とするス
ピーカ装置。 - 【請求項7】請求項1記載のスピーカ装置において、前
記フレームは前記磁気回路を覆うように構成されること
を特徴とするスピーカ装置。 - 【請求項8】請求項1記載のスピーカ装置において、防
磁カバーを設け、前記前記磁気回路はその一面を除いて
防磁カバーによって覆われ、前記フレームは前記防磁カ
バーを覆うように構成されることを特徴とするスピーカ
装置。 - 【請求項9】請求項1記載のスピーカ装置において、キ
ャンセルマグネットを設け、前記キャンセルマグネット
を前記磁気回路を覆うフレーム及び防磁カバーのいずれ
か一方に近接する部分に配置することを特徴とするスピ
ーカ装置。 - 【請求項10】請求項1記載のスピーカ装置において、
ダンパーを設け、前記ダンパーを前記ボビンの中間部に
接合することを特徴とするスピーカ装置。 - 【請求項11】ヨークプレート、マグネット、ボトムプ
レートからなる磁気回路と、ボビンと、前記ボビンに捲
回され磁気ギャップに挿入されたボイスコイルと、フレ
ームと、前記フレームに接合されたエッジと、センター
キャップと、大径部と小径部とを有する振動板とから構
成され、前記振動板の小径部は前記センターキャップと
接合され、前記振動板の前記大径部は前記エッジの内周
部に接合され、前記ボビンの先端部に前記振動板の前記
小径部が接合され、前記振動板はフレームの取り付け面
に対して凸状されることを特徴とするスピーカ装置。 - 【請求項12】請求項11記載のスピーカ装置におい
て、前記振動板はコーン振動板であり、前記センターキ
ャップは前記コーン振動板の小径部に接合されるように
一体に形成されることを特徴とするスピーカ装置。 - 【請求項13】請求項11記載のスピーカ装置におい
て、前記振動板はドーム振動板であり、前記センターキ
ャップは前記ドーム振動板の小径部に接合されるように
一体に形成されることを特徴とするスピーカ装置。 - 【請求項14】ヨークプレート、マグネット、ボトムプ
レートからなる磁気回路と、ボビンと、前記ボビンに捲
回され磁気ギャップに挿入されたボイスコイルと、フレ
ームと、前記フレームに接合されたエッジと、振動板と
から構成され、前記振動板の外周部に前記エッジの内周
部を接合し、前記ボビンの先端部に前記振動板の内周部
を接合し、前記振動板をフレームの取り付け面以上凸状
にしたスピーカ装置と、前記スピーカ装置のフレームを
取り付けるためのバッフルと、前記バッフルの前面に設
けられたサランネットとを備え、前記スピーカ装置のフ
レームを前記バッフルに取り付けることを特徴とするテ
レビジョンセット。 - 【請求項15】請求項14記載のテレビジョンセットに
おいて、前記振動板は前記フレームに対して凸状に取り
付けられ、前記スピーカ装置が前記バッフルに取り付け
られた場合、前記振動板は前記バッフルと前記サランネ
ットの間に配置されることを特徴とするテレビジョンセ
ット。 - 【請求項16】ヨークプレート、マグネット、ボトムプ
レートからなる磁気回路と、ボビンと、前記ボビンに捲
回され磁気ギャップに挿入されたボイスコイルと、フレ
ームと、前記フレームに接合されたエッジと、振動板と
から構成され、前記振動板の外周部に前記エッジの内周
部を接合し、前記ボビンの先端部に前記振動板の内周部
を接合し、前記振動板をフレームの取り付け面以上凸状
にしたスピーカ装置と、前記スピーカ装置のフレームを
取り付けるためのバッフルと、前記バッフルの前面に設
けられたサランネットとを備え、前記スピーカ装置のフ
レームを前記バッフルに取り付けることを特徴とするデ
ィスプレイ装置。 - 【請求項17】請求項16記載のディスプレイ装置にお
いて、前記振動板は前記フレームに対して凸状に取り付
けられ、前記スピーカ装置が前記バッフルに取り付けら
れた場合、前記振動板は前記バッフルと前記サランネッ
トの間に配置されることを特徴とするディスプレイ装
置。 - 【請求項18】フレームの後部にヨークプレート、マグ
ネット、ボトムプレート、キャンセルマグネット、防磁
カバーからなる磁気回路を取付け、前記磁気回路の磁気
ギャップにボビンに捲回したボイスコイルを挿入し、前
記ボビンの中間にダンパ−の内周部を接合し、前記ボビ
ンの先端部に前記フレームに対して凸状になるように振
動板の内周部を接合し、前記振動板の外周部に前記エッ
ジの内周部を接合し、前記エッジの外周部は前記フレー
ムに接合することを特徴とするスピ−カ装置。 - 【請求項19】フレームの内部にヨークプレート、マグ
ネット、ボトムプレート、キャンセルマグネットからな
る磁気回路を取付け、前記磁気回路の磁気ギャップにボ
ビンに捲回したボイスコイルを挿入し、前記ボビンの中
間にダンパ−の内周部を接合し、前記ボビンの先端部に
前記フレームに対して凸状になるように振動板の内周部
を接合し、前記振動板の外周部に前記エッジの内周部を
接合し、前記エッジの外周部は前記フレームに接合し、
防磁カバーを前記フレームで兼用するように構成したこ
とを特徴とするスピ−カ装置。 - 【請求項20】フレームの内部にヨークプレート、マグ
ネット、ボトムプレート、キャンセルマグネット、防磁
カバーからなる磁気回路を取付け、前記磁気回路の磁気
ギャップにボビンに捲回したボイスコイルを挿入し、前
記ボビンの中間にダンパ−の内周部を接合し、前記ボビ
ンの先端部に前記フレームに対して凸状になるように振
動板の内周部を接合し、前記振動板の外周部に前記エッ
ジの内周部を接合し、前記エッジの外周部は前記フレー
ムに接合し、防磁カバーを前記フレームで兼用するよう
に構成したことを特徴とするスピ−カ装置。 - 【請求項21】フレ−ムの内部にヨークプレート、マグ
ネット、ボトムプレートからなる磁気回路を取付けて、
磁気回路の磁気ギャップにボビンに捲回したボイスコイ
ルを挿入し、前記ボビンの中間にダンパ−の内周部を接
合し、前記ボビンの先端部に前記フレームに対して凸状
になるように振動板の内周部を接合し、前記振動板の外
周部に前記エッジの内周部を接合し、前記エッジの外周
部は前記フレームに接合することを特徴とするスピ−カ
装置。 - 【請求項22】請求項18、19、20または21記載
のスピーカ装置において、前記振動板はコーン振動板及
びドーム振動板のいずれか一方であることを特徴とする
スピ−カ装置。 - 【請求項23】フレ−ムの内部にヨークプレート、マグ
ネット、ボトムプレートからなる磁気回路を取付け、磁
気回路の磁気ギャップにボビンに捲回したボイスコイル
を挿入し、前記ボビンの中間にダンパ−の内周部を接合
し、平板振動板の外周部に前記エッジの内周部を接合
し、前記エッジの外周部は前記フレームに接合すること
を特徴とするスピ−カ装置。 - 【請求項24】フレームの後部にヨークプレート、マグ
ネット、ボトムプレート、キャンセルマグネット、防磁
カバーからなる磁気回路を取付け、前記磁気回路の磁気
ギャップにボビンに捲回したボイスコイルを挿入し、前
記ボビンの中間にダンパ−の内周部を接合し、前記ボビ
ンの先端部に前記フレームに対して凸状になるように振
動板の内周部を接合し、前記振動板の外周部に前記エッ
ジの内周部を接合し、前記エッジの外周部は前記フレー
ムに接合するスピ−カ装置をセンターチャンネルのスピ
ーカ装置として用いることを特徴とするテレビジョンセ
ット。 - 【請求項25】フレームの内部にヨークプレート、マグ
ネット、ボトムプレート、キャンセルマグネットからな
る磁気回路を取付け、前記磁気回路の磁気ギャップにボ
ビンに捲回したボイスコイルを挿入し、前記ボビンの中
間にダンパ−の内周部を接合し、前記ボビンの先端部に
前記フレームに対して凸状になるように振動板の内周部
を接合し、前記振動板の外周部に前記エッジの内周部を
接合し、前記エッジの外周部は前記フレームに接合し、
防磁カバーを前記フレームで兼用するように構成したス
ピ−カ装置をセンターチャンネルのスピーカ装置として
用いることを特徴とするテレビジョンセット。 - 【請求項26】フレームの内部にヨークプレート、マグ
ネット、ボトムプレート、キャンセルマグネット、防磁
カバーからなる磁気回路を取付け、前記磁気回路の磁気
ギャップにボビンに捲回したボイスコイルを挿入し、前
記ボビンの中間にダンパ−の内周部を接合し、前記ボビ
ンの先端部に前記フレームに対して凸状になるように振
動板の内周部を接合し、前記振動板の外周部に前記エッ
ジの内周部を接合し、前記エッジの外周部は前記フレー
ムに接合し、防磁カバーを前記フレームで兼用するよう
に構成したスピ−カ装置をセンターチャンネルのスピー
カ装置として用いることを特徴とするテレビジョンセッ
ト。 - 【請求項27】フレ−ムの内部にヨークプレート、マグ
ネット、ボトムプレートからなる磁気回路を取付けて、
磁気回路の磁気ギャップにボビンに捲回したボイスコイ
ルを挿入し、前記ボビンの中間にダンパ−の内周部を接
合し、前記ボビンの先端部に前記フレームに対して凸状
になるように振動板の内周部を接合し、前記振動板の外
周部に前記エッジの内周部を接合し、前記エッジの外周
部は前記フレームに接合するスピ−カ装置をセンターチ
ャンネルのスピーカ装置として用いることを特徴とする
テレビジョンセット。 - 【請求項28】フレ−ムの内部にヨークプレート、マグ
ネット、ボトムプレートからなる磁気回路を取付け、磁
気回路の磁気ギャップにボビンに捲回したボイスコイル
を挿入し、前記ボビンの中間にダンパ−の内周部を接合
し、平板振動板の外周部に前記エッジの内周部を接合
し、前記エッジの外周部は前記フレームに接合するスピ
−カ装置をセンターチャンネルのスピーカ装置として用
いることを特徴とするテレビジョンセット。 - 【請求項29】請求項23、24、25または26記載
のテレビジョンセットにおいてスピーカ装置をセンター
チャンネルおよび左右チャンネルに用いたことを特徴と
するテレビジョンセット。 - 【請求項30】フレームの後部にヨークプレート、マグ
ネット、ボトムプレート、キャンセルマグネット、防磁
カバーからなる磁気回路を取付け、前記磁気回路の磁気
ギャップにボビンに捲回したボイスコイルを挿入し、前
記ボビンの中間にダンパ−の内周部を接合し、前記ボビ
ンの先端部に前記フレームに対して凸状になるように振
動板の内周部を接合し、前記振動板の外周部に前記エッ
ジの内周部を接合し、前記エッジの外周部は前記フレー
ムに接合するスピ−カ装置をセンターチャンネルのスピ
ーカ装置として用いることを特徴とするディスプレイ装
置。 - 【請求項31】フレームの内部にヨークプレート、マグ
ネット、ボトムプレート、キャンセルマグネットからな
る磁気回路を取付け、前記磁気回路の磁気ギャップにボ
ビンに捲回したボイスコイルを挿入し、前記ボビンの中
間にダンパ−の内周部を接合し、前記ボビンの先端部に
前記フレームに対して凸状になるように振動板の内周部
を接合し、前記振動板の外周部に前記エッジの内周部を
接合し、前記エッジの外周部は前記フレームに接合し、
防磁カバーを前記フレームで兼用するように構成したス
ピ−カ装置をセンターチャンネルのスピーカ装置として
用いることを特徴とするディスプレイ装置。 - 【請求項32】フレームの内部にヨークプレート、マグ
ネット、ボトムプレート、キャンセルマグネット、防磁
カバーからなる磁気回路を取付け、前記磁気回路の磁気
ギャップにボビンに捲回したボイスコイルを挿入し、前
記ボビンの中間にダンパ−の内周部を接合し、前記ボビ
ンの先端部に前記フレームに対して凸状になるように振
動板の内周部を接合し、前記振動板の外周部に前記エッ
ジの内周部を接合し、前記エッジの外周部は前記フレー
ムに接合し、防磁カバーを前記フレームで兼用するよう
に構成したスピ−カ装置をセンターチャンネルのスピー
カ装置として用いることを特徴とするディスプレイ装
置。 - 【請求項33】フレ−ムの内部にヨークプレート、マグ
ネット、ボトムプレートからなる磁気回路を取付けて、
磁気回路の磁気ギャップにボビンに捲回したボイスコイ
ルを挿入し、前記ボビンの中間にダンパ−の内周部を接
合し、前記ボビンの先端部に前記フレームに対して凸状
になるように振動板の内周部を接合し、前記振動板の外
周部に前記エッジの内周部を接合し、前記エッジの外周
部は前記フレームに接合するスピ−カ装置をセンターチ
ャンネルのスピーカ装置として用いることを特徴とする
ディスプレイ装置。 - 【請求項34】フレ−ムの内部にヨークプレート、マグ
ネット、ボトムプレートからなる磁気回路を取付け、磁
気回路の磁気ギャップにボビンに捲回したボイスコイル
を挿入し、前記ボビンの中間にダンパ−の内周部を接合
し、平板振動板の外周部に前記エッジの内周部を接合
し、前記エッジの外周部は前記フレームに接合するスピ
−カ装置をセンターチャンネルのスピーカ装置として用
いることを特徴とするディスプレイ装置。 - 【請求項35】請求項30、31、32、33、または
34記載のディスプレイ装置をセンターチャンネルおよ
び左右チャンネルに用いたことを特徴とするディスプレ
イ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10312189A JP2000138995A (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | スピ−カ装置およびそれを用いたテレビジョンセット、ディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP10312189A JP2000138995A (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | スピ−カ装置およびそれを用いたテレビジョンセット、ディスプレイ装置 |
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ID=18026298
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JP10312189A Pending JP2000138995A (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | スピ−カ装置およびそれを用いたテレビジョンセット、ディスプレイ装置 |
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