JP2000152381A - スピーカ及びスピーカ装置 - Google Patents

スピーカ及びスピーカ装置

Info

Publication number
JP2000152381A
JP2000152381A JP10327066A JP32706698A JP2000152381A JP 2000152381 A JP2000152381 A JP 2000152381A JP 10327066 A JP10327066 A JP 10327066A JP 32706698 A JP32706698 A JP 32706698A JP 2000152381 A JP2000152381 A JP 2000152381A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
ring
pole
magnetic
magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10327066A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Fujihira
正男 藤平
Akira Yamagishi
亮 山岸
Takayuki Mizuuchi
崇行 水内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10327066A priority Critical patent/JP2000152381A/ja
Publication of JP2000152381A publication Critical patent/JP2000152381A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R9/00Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
    • H04R9/02Details
    • H04R9/025Magnetic circuit

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で磁気シールド型のスピーカを得る
と共にこの振動板を駆動する磁気空隙の磁気の力を増大
するようにしたスピーカを提案せんとするものである。 【解決手段】 センターポール20aを有する壺形ヨー
ク20と、この壺形ヨーク20の底部20bに配した第
1のリング状マグネット21と、この第1のリング状マ
グネット21上に、内周面とこのセンターポール20a
の外周面と間に第1の磁気空隙23を形成する如く配し
た第1のプレート22と、この第1のプレート22上に
配した、この第1のリング状マグネット21と同極性の
第2のリング状マグネット24と、この第2のリング状
マグネット24上に内周面とこのセンターポール20a
の外周面と間に第2の磁気空隙26を形成する如く配し
た第2のプレート25と、この壺形ヨーク20の上端面
上に内周面とこのセンターポール20aの外周面と間に
第3の磁気空隙28を形成する如く配した第3のプレー
ト27とを有し、この第1、第2及び第3の磁気空隙2
3,26及び28の内、磁場の最も強い磁気空隙26に
より振動板6を駆動するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は小型スピーカに適用
して好適なスピーカ及びこのスピーカを使用したスピー
カ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小型のスピーカとして、図10に
示す如きものが提案されている。このスピーカは図10
に示す如く、上下方向にN極及びS極が着磁されたリン
グ状マグネット1と、このリング状マグネット1を挟む
ように取付けられたリング状のプレート2及びセンター
ポール3aとフランジ3bとを一体形成されたヨーク3
とを設け、プレート2の内周面とこのヨーク3のセンタ
ーポール3aの外周面と間に磁気空隙4を形成する。
【0003】また、プレート2にはスピーカのフレーム
5が取付けられ、振動板6の外周部にはエッジ7が設け
られ、このエッジ7によってコーン型の振動板6の外周
部がフレーム5に保持されている。8はガスケットであ
る。
【0004】一方、振動板6の内周部にボイスコイルボ
ビン9が取付られており、このボイスコイルボビン9に
はボイスコイル10が巻装され、このボイスコイル10
はプレート2及びヨーク3のセンターポール3aによっ
て形成された磁気空隙4内に挿入するようになされてい
る。
【0005】また、図10において、11はこのボイス
コイル10をこの磁気空隙4内に保持するためのダンパ
ーである。このダンパー11として例えば布に合成樹脂
を含浸させた渦巻ダンパーを使用する。
【0006】また、12は入力端子を示し、この入力端
子12よりの音響信号を錦糸線13を介して、ボイスコ
イル10に供給する如くする。14はボイスコイルボビ
ン9の上面を覆うダスト侵入防止用のキャップである。
【0007】斯る図10に示す如き、スピーカにおいて
は、リング状マグネット1→プレート2→磁気空隙4→
ヨーク3のセンターポール3a→フランジ3b→リング
状マグネット1と磁気回路を構成するが、このプレート
2とヨーク3のフランジ3bとは極性が異なるのでプレ
ート2からヨーク3のフランジ3bに直接に磁束が流れ
る漏洩磁束を生じ、このリング状マグネット1の磁気の
力の1/3程度しか利用していない不都合があった。
【0008】斯る漏洩磁束をなくすようにしたスピーカ
として、図11に示す如きキャンセルマグネットを用い
たスピーカが提案されている。この図11につき説明す
るに図10に対応する部分には同一符号を付し、その詳
細説明は省略する。
【0009】この図11においては、図10のヨーク3
のフランジ3bの下面外周近傍に主駆動用のマグネット
1と反対方向に着磁されたリング状のキャンセルマグネ
ット15を取付け、更にプレート2からこのキャンセル
マグネット15を覆う形で有底円筒状のシールドカバー
16を取付け漏洩磁束を無くすようにしている。その他
は図10と同様に構成する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】斯る、図11に示す如
きスピーカにおいては、磁気シールド型とするために、
キャンセルマグネット15を必要とし、このキャンセル
マグネット15を主のマグネット1と逆極性に着磁して
この主のマグネット1の後面に接着し、なおかつ磁気シ
ールドカバー16を設ける必要があり、この磁気回路が
大きくなると共に磁気シールド型のスピーカの振動板6
を駆動する磁気空隙4の磁気の力(磁束)があまり増大
しない例えば10%程度しか増大せず且つこのキャンセ
ルマグネット15の磁気の力をこの振動板6の駆動に何
ら使用しない不都合かあった。
【0011】本発明は斯る点に鑑み、簡単な構成で磁気
シールド型のスピーカを得ると共にこの振動板を駆動す
る磁気空隙の磁気の力(磁束)を増大するようにしたス
ピーカ及びこのスピーカを使用したスピーカ装置を提案
せんとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明スピーカは、セン
ターポールを有する壺形ヨークと、この壺形ヨークの底
部上に配した第1のリング状マグネットと、この第1の
リング状マグネット上に、内周面とこのセンターポール
の外周面と間に第1の磁気空隙を形成する如く配した第
1のプレートと、この第1のプレート上に配した、この
第1のリング状マグネットと同極性又は逆極性の第2の
リング状マグネットと、この第2のリング状マグネット
上に内周面とこのセンターポールの外周面と間に第2の
磁気空隙を形成する如く配した第2のプレートと、この
壺形ヨークの上端面上に内周面とこのセンターポールの
外周面と間に第3の磁気空隙を形成する如く配した第3
のプレートとを有し、この第1、第2及び第3の磁気空
隙の内、磁場の最も強い磁気空隙により振動板を駆動す
るようにしたものである。
【0013】本発明によれば、第1及び第2のリング状
マグネットの夫々のN極よりの磁束は壺形ヨーク及び第
1、第2、第3のプレートを通って夫々第1及び第2の
リング状マグネットの夫々のS極にもどる磁気回路を構
成するので、キャンセルマグネットを必要としない簡単
な構成で、磁気シールド型のスピーカを得ることができ
る。
【0014】また、本発明によれば2個のリング状マグ
ネットを使用し、3個の磁気空隙の内、最も磁場の強い
(磁束の多い)磁気空隙により振動板を駆動するように
しているので、この振動板を駆動する磁気の力が増大
し、感度及び音質が向上すると共にスピーカの低音の最
低共振周波数における共振鋭度Qを小さくでき、小型の
スピーカボックスを使用したときの、低音の再生帯域を
拡大できるスピーカ装置を得ることができる。
【0015】また、本発明スピーカはセンターポールを
有する壺形ヨークと、この壺形ヨークの上端面上に内周
面とこのセンターポールの外周面と間に第1の磁気空隙
を形成する如く配した第1のプレートと、この第1のプ
レートの下面に配した第1のリング状マグネットと、こ
の第1のリング状マグネットの下面に、内周面とこのセ
ンターポールの外周面と間に第2の磁気空隙を形成する
如く配した第2のプレートと、この第2のプレートの下
面に配したこの第1のリング状マグネットと同極性又は
逆極性の第2のリング状マグネットと、この第2のリン
グ状マグネットの下面に、内周面とこのセンターポール
の外周面と間に第3の磁気空隙を形成する如く配した第
3のプレートとを有し、この第1、第2及び第3の磁気
空隙の内、磁場の最も強い磁気空隙により振動板を駆動
するようにしたものである。
【0016】斯る、本発明によれば、第1及び第2のリ
ング状マグネットの夫々のN極よりの磁束は壺形ヨーク
及び第1、第2、第3のプレートを通して夫々第1及び
第2のリング状マグネットの夫々のS極にもどる磁気回
路を構成するので、キャンセルマグネットを必要としな
い簡単な構成で、磁気シールド型のスピーカを得ること
ができる。
【0017】また、本発明によれば、2個のリング状マ
グネットを使用し、3個の磁気空隙の内、最も磁場の強
い磁気空隙により振動板を駆動するようにしているの
で、この振動板を駆動する磁気の力が増大し感度及び音
質が向上すると共にスピーカの低音の最低共振周波数に
おける共振鋭度Qを小さくでき、小型のスピーカボック
スを使用したときの低音の再生帯域を拡大できるスピー
カ装置を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1を参照しながら本発明
スピーカの実施の形態の一例につき説明しよう。この図
1において、図10に対応する部分には同一符号を付し
て示す。
【0019】図1例においては、センターポール20a
を一体成形した壺形ヨーク20の底部上に、上下方向に
N極及びS極が着磁されたリング状マグネット21をS
極が壺形ヨーク20の底部に当接する如く、接着固定す
る。この場合リング状マグネット21をセンターポール
20aが貫通する如くなされる。
【0020】このリング状マグネット21のN極上にリ
ング状のプレート22を接着固定すると共にこのプレー
ト22の内周面と壺形ヨーク20のセンターポール20
aの外周面との間で磁気空隙23を形成する如くする。
【0021】このリング状のプレート22の上面に、上
下方向にN極及びS極が着磁されたリング状マグネット
24をS極がこのプレート22の上面に対接する如く接
着固定する。この場合、このリング状マグネット24は
リング状マグネット21と略同一形状とし、このとき
は、同極性となる。
【0022】このリング状マグネット24のN極上にリ
ング状のプレート25を接着固定すると共に、このプレ
ート25の内周面とセンターポール20aの外周面との
間で磁気空隙26を形成する如くする。
【0023】また、本例においては、壺形ヨーク20の
円形の上端面上にプレート27の外周縁部を接着固定す
ると共にこのプレート27の内周面とセンターポール2
0aの外周面との間で磁気空隙28を形成する如くす
る。
【0024】また、プレート27の上面にスピーカのフ
レーム5を取付け、このフレーム5に外周部にエッジ7
が設けられたコーン型の振動板6の外周部をガスケット
8により保持する如くする。
【0025】一方、この振動板6の内周部にボイスコイ
ルボビン9を取付け、このボイスコイルボビン9にはボ
イスコイル10が巻装され、このボイスコイル10を本
例では磁気空隙23,26及び28の内、磁場が最も強
い磁気空隙26内に挿入する如くする。
【0026】本例においては、リング状マグネット24
のN極よりの磁束は、リング状マグネット24のN極→
プレート25→磁気空隙26→センターポール20a→
磁気空隙23→プレート22→リング状マグネット24
のS極の磁気回路と、リング状マグネット24のN極→
プレート25→磁気空隙26→センターポール20a→
壺形ヨーク20の底部20b→リング状マグネット21
のS極→N極→プレート22→リング状マグネット24
のS極の磁気回路と、リング状マグネット24のN極→
プレート25→磁気空隙26→センターポール20a→
磁気空隙28→プレート27→壺形ヨーク20の側壁2
0c→底部20b→リング状マグネット21のS極→N
極→プレート22→リング状マグネット24のS極の磁
気回路と、リング状マグネット24のN極→プレート2
5→磁気空隙26→センターポール20a→磁気空隙2
8→プレート27→壺形ヨーク20の側壁20c→底部
20b→センターポール20a→磁気空隙23→プレー
ト22→リング状マグネット24のS極の磁気回路とを
流れる。
【0027】また、リング状マグネット21のN極より
の磁束は、リング状マグネット21のN極→プレート2
2→磁気空隙23→センターポール20a→壺形ヨーク
20の底部20b→リング状マグネット21のS極の磁
気回路と、リング状マグネット21のN極→プレート2
2→リング状マグネット24のS極→N極→プレート2
5→磁気空隙26→センターポール20a→壺形ヨーク
20の底部20b→リング状マグネット21のS極の磁
気回路と、リング状マグネット21のN極→プレート2
2→リング状マグネット24のS極→N極→プレート2
5→磁気空隙26→センターポール20a→磁気空隙2
8→プレート27→壺形ヨーク20の側壁20c→底部
20b→リング状マグネット21のS極の磁気回路と、
リング状マグネット21のN極→プレート22→磁気空
隙23→センターポール20a→磁気空隙28→プレー
ト27→壺形ヨーク20の側壁20c→底部20b→リ
ング状マグネット21のS極の磁気回路とを流れる。
【0028】従って、この磁気空隙26にはリング状マ
グネット24よりの磁束の外にリング状マグネット21
よりの同方向の磁束が流れ、この3つの磁気空隙23,
26及び28の内、磁場(磁束)が最も強くなる。
【0029】このボイスコイル10を磁気空隙26内に
ダンパー11により保持する如くする。このダンパー1
1として例えば布に合成樹脂を含浸させた渦巻ダンパー
を使用する。また、このボイスコイルボビン9の上面を
覆う如く、ダスト侵入防止用のキャップ14を設ける。
【0030】また、フレーム5の所定位置に設けた入力
端子12よりの音響信号を錦糸線13を介して、ボイス
コイル10に供給する如くする。
【0031】本例は上述の如く構成されているので、2
つのリング状マグネット21及び24の夫々のN極より
の磁束はセンターポール20aを有する壺形ヨーク2
0、3つのプレート22,25,27を通って夫々この
2つのリング状マグネット21及び24の夫々のS極に
もどる磁気回路を構成するので、キャンセルマグネッ
ト、磁気シールドカバーを必要としない簡単な構成で、
磁気シールド型のスピーカを得ることができる。
【0032】また、本例によれば2個のリング状マグネ
ット21,24を使用し、3個の磁気空隙23,26,
28の内、磁場の最も強い(磁束の多い)磁気空隙26
により振動板6を駆動するようにしているので、この振
動板を駆動する磁気の力が増大し、感度及び音質が向上
すると共にスピーカの低音の最低共振周波数における共
振鋭度Qを小さくでき、小型のスピーカボックスを使用
したときの低音の再生帯域を拡大できるスピーカ装置を
得ることができる。
【0033】また、本例によれば磁気回路が複数形成で
きると共に3個の磁気空隙23,26,28を有してい
るので、センターポール20a等が細くても磁気飽和を
起りにくい利益がある。
【0034】図2〜図8は夫々本発明スピーカの実施の
形態の他の例を示す。この図2〜図8につき説明するに
図1に対応する部分には同一符号を付して示し、その詳
細説明は省略する。
【0035】この図2例は、図1例において、プレート
22上のリング状マグネット24を逆極性のリング状マ
グネット29とする。即ち、上下方向にN極及びS極が
着磁されたリング状マグネット29をN極がプレート2
2に対接する如く接着固定し、このリング状マグネット
29のS極上にリング状のプレート25を接着固定す
る。
【0036】この図2例においては、駆動板6を駆動す
るボイスコイル10を磁気空隙23,26及び28の
内、磁場が最も強い磁気空隙23内に挿入する如くす
る。その他は図1例と同様に構成する。
【0037】この図2例においては、リング状マグネッ
ト21のN極よりの磁束は、リング状マグネット21の
N極→プレート22→壺形ヨーク20のセンターポール
20a→底部20b→リング状マグネット21のS極の
磁気回路と、リング状マグネット21のN極→プレート
22→センターポール20a→磁気空隙28→プレート
27→壺形ヨーク20の側壁20c→底部20b→リン
グ状マグネットのS極の磁気回路とを流れる。
【0038】また、リング状マグネット29のN極より
の磁束は、リング状マグネット29のN極→プレート2
2→磁気空隙23→センターポール20a→磁気空隙2
6→プレート25→リング状マグネット29のS極の磁
気回路と、リング状マグネット29のN極→プレート2
2→磁気空隙23→センターポーク20a→壺形ヨーク
20の底部20b→側壁20c→プレート27→磁気空
隙28→センターポール20a→磁気空隙26→プレー
ト25→リング状マグネット29のS極の磁気回路とを
流れる。
【0039】従って、この磁気空隙23には、リング状
マグネット21及び29よりの同方向の磁束が流れ、こ
の3つの磁気空隙23,26及び28の内、この磁気空
隙23の磁場が最も強くなる。
【0040】斯る図2例においても、図1例と同様の作
用効果が得られることは容易に理解できよう。
【0041】また、図3例は、図1例において、プレー
ト25及び27間に夫々に対接して、リング状マグネッ
ト21,24とは逆極性のリング状マグネット30を設
けたものである。
【0042】即ち、上下方向にN極及びS極が着磁され
たリング状マグネット30をN極がプレート25に対接
する如く接着固定すると共にこのリング状マグネット3
0のS極上にリング状のプレート27を接着固定する。
この図3例においてはその他は図1例と同様に構成す
る。
【0043】この図3例においては、リング状マグネッ
ト30のN極よりの磁束は、リング状マグネット30の
N極→プレート25→磁気空隙26→センターポール2
0a→磁気空隙28→プレート27→リング状マグネッ
ト30のS極の磁気回路と、リング状マグネット30の
N極→プレート25→磁気空隙26→センターポール2
0a→壺形ヨーク20の底部20b→側壁20c→プレ
ート27→リング状マグネット30のS極の磁気回路と
を流れる。
【0044】また、リング状マグネット24のN極より
の磁束は図1例と同様に、リング状マグネット24のN
極→プレート25→磁気空隙26→センターポール20
a→磁気空隙23→プレート22→リング状マグネット
24のS極の磁気回路と、リング状マグネット24のN
極→プレート25→磁気空隙26→センターポール20
a→壺形ヨーク20の底部20b→リング状マグネット
21のS極→N極→プレート22→マグネット24のS
極の磁気回路と、リング状マグネット24のN極→プレ
ート25→磁気空隙26→センターポール20a→磁気
空隙28→プレート27→壺形ヨーク20の側壁20c
→底部20b→リング状マグネット21のS極→N極→
プレート22→リング状マグネット24のS極の磁気回
路と、リング状マグネット24のN極→プレート25→
磁気空隙26→センターポール20a→磁気空隙28→
プレート27→壺形ヨーク20の側壁20c→底部20
b→センターポール20a→磁気空隙23→プレート2
2→リング状マグネット24のS極の磁気回路とを流れ
る。
【0045】また、リング状マグネット21のN極より
の磁束は、リング状マグネット21のN極→プレート2
2→磁気空隙23→センターポール20a→壺形ヨーク
20の底部20b→リング状マグネット21のS極の磁
気回路と、リング状マグネット21のN極→プレート2
2→リング状マグネット24のS極→N極→プレート2
5→磁気空隙26→センターポール20a→壺形ヨーク
20の底部20b→リング状マグネット21のS極の磁
気回路と、リング状マグネット21のN極→プレート2
2→リング状マグネット24のS極→N極→プレート2
5→磁気空隙26→センターポール20a→磁気空隙2
8→プレート27→壺形ヨーク20の側壁20c→底部
20b→リング状マグネット21のS極の磁気回路と、
リング状マグネット21のN極→プレート22→磁気空
隙23→センターポール20a→磁気空隙28→プレー
ト27→壺形ヨーク20の側壁20c→底部20b→リ
ング状マグネット21のS極の磁気回路とを流れる。
【0046】従って、この磁気空隙26にはリング状マ
グネット24及び30よりの同方向の磁束の外にリング
状マグネット21よりの同方向の磁束が流れ、この3つ
の磁気空隙23,26及び28の内、磁場(磁束)が最
も強くなる。この図3例ではこのリング状マグネット3
0よりの磁束の分、この磁気空隙26の磁場が図1例に
比較して強くなる。
【0047】斯る図3例においても、図1例と同様の作
用効果が得られることは容易に理解できよう。
【0048】また、図4例は、図2例のリング状マグネ
ット21及び29を夫々逆極性のリング状マグネット3
1及び32で構成すると共にプレート25の外周面を壺
形ヨーク20の側壁20cの内側即ち内壁に当接するよ
うにする。
【0049】即ち、上下方向にN極及びS極が着磁され
たリング状マグネット31をN極が壺形ヨーク20の底
部上に当接する如く接着固定し、このリング状マグネッ
ト31のS極上にプレート22を接着固定し、このプレ
ート22上に、上下方向にN極及びS極が着磁されたリ
ング状マグネット32のS極がこのプレート22に当接
する如く接着固定し、このリング状マグネット32のN
極上にプレート25を接着固定すると共にこのプレート
25の外周面を壺形ヨーク20の側壁20cの内側に当
接する如くする。その他は図2例と同様に構成する。
【0050】この図4例においては、リング状マグネッ
ト31のN極よりの磁束は、リング状マグネット31の
N極→壺形ヨーク20の底部20b→センターポール2
0a→磁気空隙23→プレート22→リング状マグネッ
ト31のS極の磁気回路と、リング状マグネット31の
N極→壺形ヨーク20の底部20b→側壁20c→プレ
ート27→センターポール20a→磁気空隙23→プレ
ート22→リング状マグネット31のS極の磁気回路と
を流れる。
【0051】また、リング状マグネット32のN極より
の磁束は、リング状マグネット32のN極→プレート2
5→磁気空隙26→センターポール20a→磁気空隙2
3→プレート22→リング状マグネット32のS極の磁
気回路と、リング状マグネット32のN極→プレート2
5→壺形ヨーク20の側壁20c→底部20b→センタ
ーポール20a→磁気空隙23→プレート22→リング
状マグネット32のS極の磁気回路と、リング状マグネ
ット32のN極→プレート25→壺形ヨーク20の側壁
20c→プレート27→磁気空隙28→センターポール
20a→磁気空隙23→プレート22→リング状マグネ
ット32のS極の磁気回路とを流れる。
【0052】従って、図4例の磁気空隙23にはリング
状マグネット31及び32よりの同方向の磁束が流れ、
この3つの磁気空隙23,26及び28の内、この磁気
空隙23の磁場が最も強くなる。
【0053】斯る、図4例においても、図1例と同様の
作用効果が得られることは容易に理解できよう。
【0054】また、図5例は、中心部にセンターポール
20aを有する壺形ヨーク20の円形の上端面上にプレ
ート27の外周縁部を接着固定すると共にこのプレート
27の内周面とセンターポール20aの外周面との間で
磁気空隙28を形成する如くする。
【0055】このプレート27の下面に上下方向にN極
及びS極が着磁されたリング状マグネット40をN極が
このプレート27の下面に当接する如く接着固定する。
この場合、このリング状マグネット40をセンターポー
ル20aが貫通する如くなされる。
【0056】このリング状マグネット40のS極の下面
に、リング状のプレート41を接着固定すると共にこの
プレート41の内周面とセンターポール20aの外周面
との間で磁気空隙42を形成する如くする。
【0057】このリング状のプレート41の下面に、上
下方向にN極及びS極が着磁されたリング状マグネット
43をN極がこのプレート41の下面に当接する如く、
接着固定する。この場合、このリング状マグネット43
はリング状マグネット41と略同一形状とし、このとき
は、同極性となる。
【0058】このリング性マグネット43のS極の下面
に、リング状のプレート44を接着固定すると共にこの
プレート44の内周面とセンターポール20aの外周面
との間で磁気空隙45を形成する如くする。
【0059】この図5例においては、振動板6を駆動す
るボイスコイル10を磁気空隙28,42及び45の
内、磁場が最も強い磁気空隙45内に挿入する如くす
る。その他は図1例と同様に構成する。
【0060】この図5例においては、リング状マグネッ
ト43のN極よりの磁束は、リング状マグネット43の
N極→プレート41→磁気空隙42→センターポール2
0a→磁気空隙45→プレート44→リング状マグネッ
ト43のS極の磁気回路と、リング状マグネット43の
N極→プレート41→磁気空隙42→センターポール2
0a→磁気空隙28→プレート27→壺形ヨーク20の
側壁20c→底部20b→センターポール20a→磁気
空隙45→プレート44→リング状マグネット43のS
極の磁気回路とを流れる。
【0061】またリング状マグネット40のN極よりの
磁束は、リング状マグネット40のN極→プレート27
→磁気空隙28→センターポール20a→磁気空隙42
→プレート41→リング状マグネット40のS極の磁気
回路と、リング状マグネット40のN極→プレート27
→磁気空隙28→センターポール20a→磁気空隙45
→プレート44→リング状マグネット43のS極→N極
→プレート41→リング状マグネット40のS極の磁気
回路と、リング状マグネット40のN極→プレート27
→壺形ヨーク20の側壁20c→底部20b→センター
ポール20a→磁気空隙45→プレート44→リング状
マグネット43のS極→N極→プレート41→リング状
マグネット40のS極の磁気回路と、リング状マグネッ
ト40のN極→プレート27→壺形ヨーク20の側壁2
0c→底部20b→センターポール20a→磁気空隙4
2→プレート41→リング状マグネット40のS極とを
流れる。
【0062】従って、この磁気空隙45にはリング状マ
グネット43よりの磁束の外にリング状マグネット40
よりの同方向の磁束が流れ、この3つの磁気空隙28,
42及び45の内、磁気空隙45の磁場が最も強くな
る。
【0063】この図5例においても、図1例と同様の作
用効果が得られることは容易に理解できよう。
【0064】また、図6例は、図5例において、プレー
ト27の下面のリング状マグネット40を逆極性のリン
グ状マグネット46とする。即ち、上下方向にN極及び
S極が着磁されたリング状マグネット46をS極がプレ
ート27の下面に当接する如く接着固定し、このリング
状マグネット46のN極の下面にリング状にプレート4
1を接着固定する。
【0065】また、この図6例においては、振動板6を
駆動するボイスコイル10を磁気空隙28,42及び4
5の内、磁場が最も強い磁気空隙42内に挿入する如く
する。その他は図5例と同様に構成する。
【0066】この図6例においては、リング状マグネッ
ト43のN極よりの磁束は、リング状マグネット43の
N極→プレート41→磁気空隙42→センターポール2
0a→磁気空隙45→プレート44→リング状マグネッ
ト43のS極の磁気回路と、リング状マグネット43の
N極→プレート41→磁気空隙42→センターポール2
0a→磁気空隙28→プレート27→壺形ヨーク20の
側壁20c→底部20b→センターポール20a→磁気
空隙45→プレート44→リング状マグネット43のS
極の磁気回路とを流れる。
【0067】また、リング状マグネット46のN極より
の磁束は、リング状マグネット46のN極→プレート4
1→磁気空隙42→センターポール20a→磁気空隙2
8→プレート27→リング状マグネット46のS極の磁
気回路と、リング状マグネット46のN極→プレート4
1→磁気空隙42→センターポール20a→壺形ヨーク
20の底部20b→側壁20c→プレート27→リング
状マグネット46のS極の磁気回路とを流れる。
【0068】従って、この磁気空隙42には、リング状
マグネット43及び46よりの同方向の磁束が流れ、こ
の3つの磁気空隙28,42及び45の内、この磁気空
隙42の磁場が最も強くなる。
【0069】斯る図6例においても、図1例と同様の作
用効果が得られることは容易に理解できよう。
【0070】また、図7例は、図5例において、プレー
ト44及び壺形ヨーク20の底部20b上間に夫々対接
して、リング状マグネット40,43とは逆極性のリン
グ状マグネット47を設けたものである。
【0071】即ち、上下方向にN極及びS極が着磁され
たリング状マグネット47をN極が壺形ヨーク20の底
部20b上に対接する如く接着固定すると共にこのリン
グ状マグネット47のS極上にリング状のプレート44
を接着固定する如くする。この図7例においては、その
他は図5例と同様に構成する。
【0072】この図7例においては、リング状マグネッ
ト47のN極よりの磁束は、リング状マグネット47の
N極→壺形ヨーク20の底部20b→センターポール2
0a→磁気空隙45→プレート44→リング状マグネッ
ト47のS極の磁気回路と、リング状マグネット47の
N極→壺形ヨーク20の底部20b→側壁20c→プレ
ート27→磁気空隙28→センターポール20a→磁気
空隙45→プレート44→リング状マグネット47のS
極の磁気回路とを流れる。
【0073】また、リング状マグネット43のN極より
の磁束は、図5例と同様にリング状マグネット43のN
極→プレート41→磁気空隙42→センターポール20
a→磁気空隙45→プレート44→リング状マグネット
43のS極の磁気回路と、リング状マグネット43のN
極→プレート41→磁気空隙42→センターポール20
a→磁気空隙28→プレート27→壺形ヨーク20の側
壁20c→底部20b→センターポール20a→磁気空
隙45→プレート44→リング状マグネット43のS極
の磁気回路とを流れる。
【0074】またリング状マグネット40のN極よりの
磁束は、図5例と同様にリング状マグネット40のN極
→プレート27→磁気空隙28→センターポール20a
→磁気空隙42→プレート41→リング状マグネット4
0のS極の磁気回路と、リング状マグネット40のN極
→プレート27→磁気空隙28→センターポール20a
→磁気空隙45→プレート44→リング状マグネット4
3のS極→N極→プレート41→リング状マグネット4
0のS極の磁気回路と、リング状マグネット40のN極
→プレート27→壺形ヨーク20の側壁20c→底部2
0b→センターポール20a→磁気空隙45→プレート
44→リング状マグネット43のS極→N極→プレート
41→リング状マグネット40のS極の磁気回路と、リ
ング状マグネット40のN極→プレート27→壺形ヨー
ク20の側壁20c→底部20b→センターポール20
a→磁気空隙42→プレート41→リング状マグネット
40のS極とを流れる。
【0075】従って、この磁気空隙45にはリング状マ
グネット43及び47よりの磁束の外にリング状マグネ
ット40よりの同方向の磁束が流れ、この3つの磁気空
隙28,42及び45の内、磁気空隙45の磁場が最も
強くなる。この図7例では、このリング状マグネット4
7よりの磁束の分、この磁気空隙45の磁場が図5例に
比較して強くなる。
【0076】この図7例においても、図1例と同様の作
用効果が得られることは容易に理解できよう。
【0077】また、図8例は、図6例のリング状マグネ
ット46及び43を夫々逆極性のリング状マグネット4
8及び49で構成すると共にプレート44の外周面を壺
形ヨーク20の側壁20cの内側即ち内壁に当接するよ
うにする。
【0078】即ち、上下方向にN極及びS極が着磁され
たリング状マグネット48をN極がプレート27の下面
に当接する如く接着固定し、このリング状マグネット4
8のS極の下面にプレート41を接着固定し、このプレ
ート41の下面に、上下方向にN極及びS極が着磁され
たリング状マグネット49のS極がこのプレート41の
下面に当接する如く接着固定し、このリング状マグネッ
ト49のN極の下面にプレート44を接着固定すると共
にこのプレート44の外周面を壺形ヨーク20の側壁2
0cの内側に当接する如くする。その他は図6例と同様
に構成する。
【0079】この図8例においてはリング状マグネット
48のN極よりの磁束は、リング状マグネット48のN
極→プレート27→磁気空隙28→センターポール20
a→磁気空隙42→プレート41→リング状マグネット
48のS極の磁気回路と、リング状マグネット48のN
極→プレート27→壺形ヨーク20の側壁20c→プレ
ート44→磁気空隙45→センターポール20a→磁気
空隙42→プレート41→リング状マグネット48のS
極の磁気回路と、リング状マグネット48のN極→プレ
ート27→壺形ヨーク20の側壁20c→底部20b→
センターポール20a→磁気空隙42→プレート41→
リング状マグネット48のS極の磁気回路とを流れる。
【0080】また、リング状マグネット49のN極より
の磁束は、リング状マグネット49のN極→プレート4
4→磁気空隙45→センターポール20a→磁気空隙4
2→プレート41→リング状マグネット49のS極の磁
気回路と、リング状マグネット49のN極→プレート4
4→磁気空隙45→センターポール20a→壺形ヨーク
20の底部20b→側壁20c→プレート27→磁気空
隙28→センターポール20a→磁気空隙42→プレー
ト41→リング状マグネット49のS極の磁気回路と、
リング状マグネット49のN極→プレート44→壺形ヨ
ーク20の側壁20c→プレート27→磁気空隙28→
センターポール20a→磁気空隙42→プレート41→
リング状マグネット49のS極の磁気回路とを流れる。
【0081】従って、図8例の磁気空隙42にはリング
状マグネット48及び49よりの同方向の磁束が流れ、
この3つの磁気空隙28,42及び45の内、この磁気
空隙42の磁場が最も強くなる。
【0082】斯る、図8例においても、図1例と同様の
作用効果が得られることは容易に理解できよう。
【0083】また、図9は、図1例のスピーカを小型の
スピーカボックス50に取付けたスピーカ装置の例を示
す。この図9につき説明するに、図9において、50は
小型のスピーカボックスを示し、このスピーカボックス
50の前面に設けたバッフル板51に穿ったスピーカ放
音孔51aに対向して、この図1例に示す如きスピーカ
を固定する。
【0084】またスピーカボックス50の外部の所定位
置に設けられた入力端子52よりの音響信号を接続線5
3を介してスピーカの入力端子12に供給し、この入力
端子12よりの音響信号を錦糸線13を介してボイスコ
イル10に供給する如くする。
【0085】また、バッフル板51のスピーカ放音孔5
1aと同一面に開口54aを有するダクト54を設け、
スピーカの振動板6の背面から出た音の位相を反転し
て、このダクト54からスピーカボックス50の外に放
射し、この振動板6の前面からでる音の低音域を広げる
如くする。この図9例は位相反転型のスピーカ装置を構
成している。
【0086】本例によるスピーカ装置は、上述の如くス
ピーカの振動板6を駆動する磁気の力が強いので、この
スピーカ装置の感度及び音質が向上すると共にスピーカ
の低音の最低共振周波数における共振鋭度Qを小さくで
き、小型のスピーカボックス50を使用したときの低音
の再生帯域を拡大できるスピーカ装置を得ることができ
る。
【0087】また上述例による図2〜図8例のスピーカ
を図9例と同様に小型のスピーカボックス50に取付け
てスピーカ装置を得るようにしても良い。之等の場合
も、図9例と同様の作用効果が得られることは容易に理
解できよう。
【0088】尚、本発明は上述例に限ることなく本発明
の要旨を逸脱することなくその他種々の構成が採り得る
ことは勿論である。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば、第1及び第2のリング
状マグネットの夫々のN極よりの磁束は壺形ヨーク及び
第1、第2、第3のプレートを通して第1及び第2のリ
ング状マグネットの夫々のS極にもどる磁気回路を構成
するので、キャンセルマグネットを必要としない簡単な
構成で、磁気シールド型のスピーカを得ることができ
る。
【0090】また、本発明によれば、2個又は3個のリ
ング状マグネットを使用し、3個の磁気空隙の内、最も
磁場の強い磁気空隙により振動板を駆動するようにして
いるので、この振動板を駆動する磁気の力が増大し、感
度及び音質が向上すると共にスピーカの低音の最低共振
周波数における共振鋭度Qを小さくでき、小型のスピー
カボックスを使用したときの低音の再生帯域を拡大でき
るスピーカ装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明スピーカの実施の形態の一例を示す断面
図である。
【図2】本発明の実施の形態の他の例を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態の他の例を示す断面図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態の他の例を示す断面図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態の他の例を示す断面図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態の他の例を示す断面図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態の他の例を示す断面図であ
る。
【図8】本発明の実施の形態の他の例を示す断面図であ
る。
【図9】本発明スピーカ装置の実施の形態の例を示す断
面図である。
【図10】従来のスピーカの例を示す断面図である。
【図11】従来のスピーカの例を示す断面図である。
【符号の説明】
5‥‥フレーム、6‥‥振動板、9‥‥ボイスコイルボ
ビン、10‥‥ボイスコイル、20‥‥壺形ヨーク、2
0a‥‥センターポール、20b‥‥底部、20c‥‥
側壁、21,24,29,30,31,32,40,4
3,46,47,48,49‥‥リング状マグネット、
22,25,27‥‥プレート、23,26,28,4
2,45‥‥磁気空隙、50‥‥スピーカボックス、5
1‥‥バッフル板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水内 崇行 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D012 BB06 BB07 FA08 GA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センターポールを有する壺形ヨークと、
    該壺形ヨークの底部上に配した第1のリング状マグネッ
    トと、該第1のリング状マグネット上に内周面と前記セ
    ンターポールの外周面と間に第1の磁気空隙を形成する
    如く配した第1のプレートと、該第1のプレート上に配
    した前記第1のリング状マグネットと同極性の第2のリ
    ング状マグネットと、該第2のリング状マグネット上に
    内周面と前記センターポールの外周面と間に第2の磁気
    空隙を形成する如く配した第2のプレートと、前記壺形
    ヨークの上端面上に内周面と前記センターポールの外周
    面と間に第3の磁気空隙を形成する如く配した第3のプ
    レートとを有し、前記第1、第2及び第3の磁気空隙の
    内、磁場の最も強い磁気空隙により振動板を駆動するよ
    うにしたことを特徴とするスピーカ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスピーカにおいて、 前記第2のプレートと第3のプレートと間に前記第1の
    リング状マグネットとは逆極性の第3のリング状マグネ
    ットを配したことを特徴とするスピーカ。
  3. 【請求項3】 センターポールを有する壺形ヨークと、
    該壺形ヨークの上端面上に内周面と前記センターポール
    の外周面と間に第1の磁気空隙を形成する如く配した第
    1のプレートと、該第1のプレートの下面に配した第1
    のリング状マグネットと、該第1のリング状マグネット
    の下面に内周面と前記センターポールの外周面と間に第
    2の磁気空隙を形成する如く配した第2のプレートと、
    該第2のプレートの下面に配した前記第1のリング状マ
    グネットと同極性の第2のリング状マグネットと、該第
    2のリング状マグネットの下面に、内周面と前記センタ
    ーポールの外周面と間に第3の磁気空隙を形成する如く
    配した第3のプレートとを有し、前記第1、第2及び第
    3の磁気空隙の内、磁場の最も強い磁気空隙により振動
    板を駆動するようにしたことを特徴とするスピーカ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のスピーカにおいて、 前記壺形ヨークの底部と前記第3のプレートとの間に前
    記第1のリング状マグネットと逆極性の第3のリング状
    マグネットを配したことを特徴とするスピーカ。
  5. 【請求項5】 センターポールを有する壺形ヨークと、
    該壺形ヨークの底部上に配した第1のリング状マグネッ
    トと、該第1のリング状マグネット上に内周面と前記セ
    ンターポール外周面と間に第1の磁気空隙を形成する如
    く配した第1のプレートと、該第1のプレート上に配し
    た前記第1のリング状マグネットと逆極性の第2のリン
    グ状マグネットと、該第2のリング状マグネット上に内
    周面と前記センターポールの外周面と間に第2の磁気空
    隙を形成する如く配した第2のプレートと、前記壺形ヨ
    ークの上端面上に内周面と前記センターポールの外周面
    と間に配した第3のプレートとを有し、前記第1、第2
    及び第3の磁気空隙の内、磁場の最も強い磁気空隙によ
    り振動板を駆動するようにしたことを特徴とするスピー
    カ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のスピーカにおいて、 前記第2のプレートの外周面を前記壺形ヨークの内壁に
    当接するようにしたことを特徴とするスピーカ。
  7. 【請求項7】 センターポールを有する壺形ヨークと、
    該壺形ヨークの上端面上に内周面と前記センターポール
    の外周面と間に第1の磁気空隙を形成する如く配した第
    1のプレートと、該第1のプレートの下面に配した第1
    のリング状マグネットと、該第1のリング状マグネット
    の下面に、内周面と前記センターポールの外周面と間に
    第2の磁気空隙を形成する如く配された第2のプレート
    と、該第2のプレートの下面に配された前記第1のリン
    グ状マグネットと逆極性の第2リング状マグネットと、
    該第2のリング状マグネットの下面に、内周面と前記セ
    ンターポールと間に第3の磁気空隙を形成する如く配し
    た第3のプレートとを有し、前記第1、第2及び第3の
    磁気空隙の内、磁場の最も強い磁気空隙により振動板を
    駆動するようにしたことを特徴とするスピーカ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のスピーカにおいて、 前記第3のプレートの外周面を前記壺形ヨークの内壁に
    当接するようにしたことを特徴とするスピーカ。
  9. 【請求項9】 スピーカボックスの前面にバッフル板に
    取り付けられたスピーカを有するスピーカ装置におい
    て、 前記スピーカが、請求項1、2、3、4、5、6、7又
    は8記載のスピーカであることを特徴とするスピーカ装
    置。
JP10327066A 1998-11-17 1998-11-17 スピーカ及びスピーカ装置 Pending JP2000152381A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10327066A JP2000152381A (ja) 1998-11-17 1998-11-17 スピーカ及びスピーカ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10327066A JP2000152381A (ja) 1998-11-17 1998-11-17 スピーカ及びスピーカ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000152381A true JP2000152381A (ja) 2000-05-30

Family

ID=18194924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10327066A Pending JP2000152381A (ja) 1998-11-17 1998-11-17 スピーカ及びスピーカ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000152381A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1418793A2 (en) * 2002-11-05 2004-05-12 Step Technologies Inc Electromagnetic transducer having a low reluctance return path
EP1418792A2 (en) * 2002-11-05 2004-05-12 Step Technologies Inc Push-push multiple magnetic air gap transducer
WO2006043764A1 (en) * 2004-10-18 2006-04-27 Seong Bae Kim Magnetic circuit having dual magnets, speaker and vibration generating apparatus using the same
WO2009064833A1 (en) * 2007-11-14 2009-05-22 Harman International Industries, Incorporated Multiple magnet loudspeaker
CN102137320A (zh) * 2011-04-13 2011-07-27 徐曙华 同轴双向传输、倍量发声扬声器
KR101233586B1 (ko) 2010-08-25 2013-02-15 하만인터내셔날인더스트리스인코포레이티드 스플릿 자석 라우드스피커
CN103650531A (zh) * 2011-05-18 2014-03-19 Gp声学(英国)有限公司 具有力抵消配置的扬声器

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1418793A2 (en) * 2002-11-05 2004-05-12 Step Technologies Inc Electromagnetic transducer having a low reluctance return path
EP1418792A2 (en) * 2002-11-05 2004-05-12 Step Technologies Inc Push-push multiple magnetic air gap transducer
EP1418792A3 (en) * 2002-11-05 2007-01-10 Step Technologies Inc Push-push multiple magnetic air gap transducer
EP1418793A3 (en) * 2002-11-05 2007-01-24 Step Technologies Inc Electromagnetic transducer having a low reluctance return path
WO2006043764A1 (en) * 2004-10-18 2006-04-27 Seong Bae Kim Magnetic circuit having dual magnets, speaker and vibration generating apparatus using the same
CN101911720A (zh) * 2007-11-14 2010-12-08 哈曼国际工业有限公司 多磁体扬声器
WO2009064833A1 (en) * 2007-11-14 2009-05-22 Harman International Industries, Incorporated Multiple magnet loudspeaker
US8135162B2 (en) 2007-11-14 2012-03-13 Harman International Industries, Incorporated Multiple magnet loudspeaker
KR101578427B1 (ko) 2007-11-14 2015-12-17 하만인터내셔날인더스트리스인코포레이티드 다중 자석 스피커
CN106878884A (zh) * 2007-11-14 2017-06-20 哈曼国际工业有限公司 多磁体扬声器
KR101233586B1 (ko) 2010-08-25 2013-02-15 하만인터내셔날인더스트리스인코포레이티드 스플릿 자석 라우드스피커
CN102137320A (zh) * 2011-04-13 2011-07-27 徐曙华 同轴双向传输、倍量发声扬声器
CN103650531A (zh) * 2011-05-18 2014-03-19 Gp声学(英国)有限公司 具有力抵消配置的扬声器
CN103650531B (zh) * 2011-05-18 2016-10-12 Gp声学(英国)有限公司 具有力抵消配置的扬声器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20000077382A (ko) 스피커
JP2000152381A (ja) スピーカ及びスピーカ装置
JP4173382B2 (ja) コアキシャル型複合スピーカ
JP2010034988A (ja) スピーカ装置
JP2001128287A (ja) スピーカ
JP2000184482A (ja) スピーカ及びスピーカ装置
JP2000188798A (ja) スピーカ及びスピーカ装置
JP2000165989A (ja) スピーカ及びスピーカ装置
JPH1141686A (ja) スピーカ装置
JPH08317489A (ja) スピーカ装置
JP2000253490A (ja) スピーカ及びスピーカ装置
JP2000175294A (ja) スピーカ及びスピーカ装置
JP2000197189A (ja) スピ―カ及びスピ―カ装置
JP2000278792A (ja) スピーカ及びスピーカ装置
JPH1141685A (ja) スピーカ装置
JP2000188797A (ja) スピーカ
KR102226192B1 (ko) 패널 가진형 스피커
JP2000184493A (ja) スピーカ
JP2000059886A (ja) スピーカ
JP3787999B2 (ja) スピーカ
JP2000032589A (ja) スピーカ
JP2000165991A (ja) スピーカ及びスピーカ装置
JP2000261888A (ja) スピーカ及びスピーカ装置
KR20010042970A (ko) 스피커 및 스피커장치
JP2000253491A (ja) スピーカ及びスピーカ装置