JP2014006724A - 情報コード読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザによって把持されて使用される情報コード読取装置において、放音孔をケース下面側且つ長手方向中央寄りに配置する構成を採用しつつ、ユーザが放音孔を塞ぎにくい構成を実現する。
【解決手段】情報コード読取装置1は、ケース2の下面部2bにおいて読取口3よりも長手方向中央側の位置に、スピーカ44からの音を放散する放音部50が形成され、この放音部50には、スピーカ44の収容領域とケース2外部とを連通し且つケース2の下面側に開口端部60aが形成されてなる放音孔60が設けられている。更に、放音孔60の開口端部60aよりも下方に突出した構成でリブ状の複数の突起部70が設けられ、複数の突起部70の突起部70間には、放音孔60の開口端部60aからケース2の下面部2bに沿って延び且つ開口端部60aの下方から外れた位置で溝内外が連通するように誘導溝90が形成されている。
【選択図】図11

Description

本発明は、情報コード読取装置に関するものである。
バーコードリーダや二次元コードリーダ等の情報コード読取装置では、情報コードの読み取り成否やその他の情報を報知するためにスピーカなどの発音手段を設けている。スピーカは電気部品であるため、一般的にはケース内に収容する形で配置しており、スピーカからの音は、ケースに形成された放音孔(音孔)を介して外部に放散させている。スピーカからの音の放散に関する技術としては特許文献1のようなものが提供されている。
特開2007−67632公報
ところで、バーコードリーダや二次元コードリーダ等の情報コード読取装置では、上面部側に表示部や操作ボタンなどが配置されることが多く、これらの配置スペースを考慮するとスピーカや放音孔は下面側に配置することが望ましい。また、装置を把持して使用することを想定すると、操作性を考慮して読取口を長手方向一端側に配置することが望ましく、これらの事情に鑑みると、スピーカや放音孔はケースの下面側且つ読取口よりも長手方向中央寄りに配置すべきである。しかしながら、このような位置にスピーカや放音孔を配置すると、部品配置上のメリットは享受できるものの、ユーザがケースを把持して操作する際に、ケースを持つユーザの手が放音孔を塞ぎやすいという問題が生じ、その結果、外部に放出される音量が低減し、スピーカからの報知内容が聞こえにくくなる等の不具合を招いてしまう。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、ユーザによって把持されて使用される情報コード読取装置において、放音孔をケース下面側且つ長手方向中央寄りに配置する構成を採用しつつ、ユーザが放音孔を塞ぎにくい構成を実現することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、
所定方向を長手方向とする構成で長手状に構成されると共に、前記長手方向の一端側に読取口が形成されたケースと、
前記ケース内に収容され、前記読取口を介して情報コードを撮像する撮像手段と、
前記撮像手段によって撮像された前記情報コードを読み取る読取手段と、
前記ケース内に収容される音発生部と、
を備え、
前記ケースにおいて前記長手方向と直交する所定の厚さ方向の一方面側を上面側とし、他方面側を下面側としたとき、当該ケースの下面部において前記読取口よりも前記長手方向中央側の位置に、前記音発生部からの音を放散する放音部が形成されており、
前記放音部は、
前記ケース内における前記音発生部の収容領域と前記ケースの外部とを連通する構成をなし、且つ前記ケースの下面側に開口端部が形成されてなる放音孔と、
前記放音孔の前記開口端部よりも下方に突出した構成でリブ状に配される複数の突起部と、を備え、
前記複数の突起部の突起部間には、前記放音孔の前記開口端部から前記ケースの下面部に沿って延び且つ前記開口端部の下方から外れた位置で溝内外が連通する誘導溝が形成されていることを特徴とする。
請求項1の発明では、ケースの下面部において読取口よりも長手方向中央側の位置に、音発生部からの音を放散する放音部が形成されており、この放音部には、音発生部の収容領域とケース外部とを連通する構成をなし且つケースの下面側に開口端部が形成されてなる放音孔が設けられている。このようにすることで、ケースの上面側等に放音部を設けずに済み、ケースの上面部側を他の機能部品を配置するスペースとして利用できる。
更に、放音孔の開口端部よりも下方に突出した構成でリブ状に配される複数の突起部が設けられ、複数の突起部の突起部間には、放音孔の開口端部からケースの下面部に沿って延び且つ開口端部の下方から外れた位置で溝内外が連通するように誘導溝が形成されている。この構成では、リブ状の突起部の頂部よりも奥まった位置に放音孔の開口端部が配置されるため、使用者が無意識にケースを把持したとしても、使用者の指等が突起部の頂部付近に当たりやすく、使用者の指等によって放音孔が塞がれてしまうといった事態を回避しやすくなる。また、放音孔の開口端部からケースの下面部に沿って延び且つ開口端部の下方から外れた位置で溝内外が連通するように誘導溝が形成されているため、使用者の指などが開口端部の下方位置に配されたとしても、放音孔からの音は誘導溝内を通り使用者の指から外れた位置で溝外に放出されるため、開口端部から放出された音が外部に抜けやすくなり、ひいては、音発生部からの報知内容がユーザに聞こえやすくなる。
請求項2の発明では、前記ケースの下面部において、前記放音部の周囲に隣接した構成で所定の基準外面を有する周囲部が設けられ、前記複数の突起部は前記周囲部の前記基準外面よりも下側に突出した形態をなしている。そして、前記複数の突起部の突起部間には、前記基準外面よりも上方位置の段差面を有する段差部が溝状に形成されて前記誘導溝の一部を構成しており、前記放音孔は、前記開口端部が前記段差部の内部に形成されている。
このように複数の突起部の起点となる基準外面よりも奥まった位置に溝状の段差部が構成され、この段差部内に放音孔の開口端部が配置されることで、ケースを把持する使用者の指等が放音孔の開口端部の位置まで一層届きにくくなり、使用者の指等が放音孔を塞ぐ可能性が一層低くなる。
請求項3の発明では、前記長手方向を前後方向とし、前記厚さ方向及び前記前後方向と直交する方向を左右方向としたとき、前記ケースにおける前記放音部よりも前記読取口側には、前記放音部よりも下方位置に配される構造部が設けられている。そして、前記複数の突起部がそれぞれ左右に延び、前記誘導溝が左右に延びた構成で設けられている。
このように、放音部よりも読取口側において下方側に膨出する構造部が設けられる構成では、放音部からの音をケース下面部に沿って読取口側に抜けさせようとすると音の放散が構造部によって阻害され、下方側(ユーザの耳から遠ざかる側)に向かってしまう虞がある。しかしながら、上記構成のように、複数の突起部を左右方向に延びるように構成し、誘導溝を左右に延びる構成とすると、放音孔から放出される音が構造部に阻害されずに誘導溝内を通って側方に回り込みやすくなり、よりユーザ側の耳に届きやすくなる。
請求項4の発明では、前記ケースの下面部において、前記放音部の周囲には所定の基準外面を有する周囲部が設けられ、前記長手方向を前後方向とし、前記厚さ方向及び前記前後方向と直交する方向を左右方向としたとき、前記周囲部は、前方側となるにつれて下位置となるように傾斜して設けられている。そして、前記複数の突起部がそれぞれ左右に延び、前記誘導溝が左右に延びた構成で設けられている。
このように、ケース下面部の所定部分(周囲部)が前方側となるにつれて下位置となるように傾斜している場合、この所定部分付近に設けられる誘導溝が周囲部の傾斜の影響を受けやすくなる。例えば、誘導溝の方向を前後方向とすると、誘導溝の溝方向も前方側となるにつれて下位置となるように傾斜することになり、誘導溝によって導かれる音(音発生手段からの音)が前方且つ下方に逃げやすくなってしまう。つまり、装置を把持して使用するユーザの顔から遠ざかる方向に音が逃げやすくなり、音が聞こえにくくなってしまう。これに対し、上記構成のように、誘導溝を左右に延びた構成とすることで、放音孔から放出される音が誘導溝内を通って側方に回り込みやすくなり、よりユーザ側の耳に届きやすくなる。
請求項5の発明では、前記放音孔の前記開口端部は、前記誘導溝の溝方向に沿って長い長孔形状となっており、前記溝方向における前記開口端部の幅は、前記誘導溝の溝幅よりも大きくなっている。
放音孔の開口を単純な円形とすると放音孔の開口サイズは誘導溝の溝幅によって制約されてしまうことになるが、上記のように構成することで、放音孔の開口サイズをより大きくすることができ、低音域の音を伝達する上で有利になる。特に、情報コード読取装置は、工場や店など、周囲がうるさく聞き取りにくい場所で使用されることも多いため、よく響く低音域の音を効率的に伝達しうる構成とすると、ユーザが報知内容を把握する上で非常に有利になる。
請求項6の発明では、前記ケースには、前記放音部の下方を覆う構成で、ハンドストラップが設けられている。そして、前記ハンドストラップは、前記長手方向における前記放音部よりも前記読取口側において一端側が前記ケースに取り付けられ、前記長手方向における前記放音部よりも前記読取口から離れた側において他端側が前記ケースに取り付けられる形態で長手状に構成されている。
ケース下面部に上記ハンドストラップを設けることで、ユーザがケースをより把持しやすくなり、誤って装置を落下させてしまう事態も抑えることができる。また、放音部とハンドストラップを敢えてずらして配置する必要がなく、ハンドストラップの上方に隠される領域を利用して放音部を効率的に配置することができる。一方、このように構成すると、ハンドストラップとケース下面部の間に挿入される手(ユーザの手)による音の遮断が懸念されるが、本発明では、複数の突起部及び誘導溝の存在により、放音孔を極力塞ぐことなく音をケース外に放散することができるため、上述のスペース的なメリットを享受しつつ音の遮断を抑えうる構成を実現できる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る情報コード読取装置を概略的に例示する斜視図である。 図2は、図1の情報コード読取装置を斜め下方側から見た斜視図である。 図3は、図1の情報コード読取装置の電気的構成を概略的に例示するブロック図である。 図4は、図1の情報コード読取装置の平面図である。 図5は、図1の情報コード読取装置の底面図である。 図6は、図1の情報コード読取装置の左側面図である。 図7は、図1の情報コード読取装置の右側面図である。 図8は、図1の情報コード読取装置の背面図である。 図9は、図1の情報コード読取装置の正面図である。 図10は、図1の情報コード読取装置にハンドストラップを付けた構成を斜め下方側から見た斜視図である。 図11は、図5の一部を拡大して示す拡大図である。
[第1実施形態]
以下、本発明を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
(全体構成)
まず、図1〜図3等を参照して本実施形態に係る情報コード読取装置の全体構成について説明する。図1、図2に示すように、本実施形態に係る情報コード読取装置1は、情報コードQを読み取るコードリーダとして構成されるものであり、ケース2によって外郭が構成され、このケース2の内部に各種電子部品が収容された構成をなしている。
この情報コード読取装置1は、図3に示すように、主に、照明光源21、受光センサ23、フィルタ25、結像レンズ27等の光学系と、メモリ35、制御回路40、操作スイッチ42、液晶表示器46等のマイクロコンピュータ(以下「マイコン」という)系と、電源スイッチ41、電池49等の電源系と、から構成されている。なお、これらは、図略のプリント配線板に実装あるいはケース2内に内装されている。
光学系は、照明光源21、受光センサ23、フィルタ25、結像レンズ27等から構成されている。照明光源21は、照明光Lfを発光可能な照明光源として機能するもので、例えば、赤色のLEDとこのLEDの出射側に設けられる拡散レンズ、集光レンズ等とから構成されている。本実施形態では、受光センサ23を挟んだ両側に照明光源21が設けられており、ケース2に形成された読取口3(図2等)を介して読取対象物Rに向けて照明光Lfを照射可能に構成されている。この読取対象物Rとしては、例えば、樹脂材料、金属材料等の様々な対象が考えられ、このような読取対象物Rに情報コードQが印刷、ダイレクトマーキングなどによって形成されている。なお、情報コードQとしては、QRコード(登録商標)、データマトリックスコード、マキシコード、Aztecコード、HanXinコードなどの二次元コードであってもよく、バーコードなどの一次元コードであってもよい。
受光センサ23は、読取対象物Rや情報コードQに照射されて反射した反射光Lrを受光可能に構成されるもので、例えば、C−MOSやCCD等の固体撮像素子である受光素子をライン状に配列したラインセンサ、或いはこれら受光素子を2次元に配列したエリアセンサなどによって構成されている。この受光センサ23は、結像レンズ27を介して入射する入射光を受光面23aで受光可能に図略のプリント配線板に実装されている。なお、本実施形態では、受光センサ23が「撮像手段」の一例に相当し、ケース2内に収容されると共に読取口3から入射する光(情報コードQからの反射光)によって情報コードQを撮像するように機能する。
フィルタ25は、反射光Lrの波長相当以下の光の通過を許容し、当該波長相当を超える光の通過を遮断し得る光学的なローパスフィルタで、ケース2に形成された読取口3と結像レンズ27との間に設けられている。これにより、反射光Lrの波長相当を超える不要な光が受光センサ23に入射することを抑制している。また、結像レンズ27は、例えば、鏡筒とこの鏡筒内に収容される複数の集光レンズとによって構成されており、本実施形態では、ケース2に形成された読取口3に入射する反射光Lrを集光し、受光センサ23の受光面23aに情報コードQのコード画像を結像可能に構成されている。
マイコン系は、増幅回路31、A/D変換回路33、メモリ35、アドレス発生回路36、同期信号発生回路38、制御回路40、操作スイッチ42、LED43、スピーカ44、液晶表示器46、通信インタフェース48等から構成されている。このマイコン系は、マイコン(情報処理装置)として機能し得る制御回路40及びメモリ35を中心として構成され、前述した光学系によって撮像された情報コードQの画像信号をハードウェア的およびソフトウェア的に信号処理し得るものである。
光学系の受光センサ23から出力される画像信号(アナログ信号)は、増幅回路31に入力されることによりこの増幅回路31にて所定ゲインで増幅された後、A/D変換回路33に入力され、アナログ信号からディジタル信号に変換される。そして、ディジタル化された画像信号、つまり画像データ(画像情報)は、メモリ35に入力され、当該メモリ35の画像データ蓄積領域に蓄積される。同期信号発生回路38は、受光センサ23およびアドレス発生回路36に対する同期信号を発生可能に構成されており、またアドレス発生回路36は、この同期信号発生回路38から供給される同期信号に基づいて、メモリ35に格納される画像データの格納アドレスを発生可能に構成されている。
メモリ35は、半導体メモリ装置で、例えばRAM(DRAM、SRAM等)やROM(EPROM、EEPROM等)がこれに相当する。このメモリ35のうちのRAMには、前述した画像データ蓄積領域のほかに、制御回路40が算術演算や論理演算等の各処理時に利用する作業領域や読取条件テーブルも確保可能に構成されている。またROMには、後述する読取処理等を実行可能な所定プログラムやその他、照明光源21、受光センサ23等の各ハードウェアを制御可能なシステムプログラム等が予め格納されている。
制御回路40は、情報コード読取装置1全体を制御可能なマイコンで、CPU、システムバス、入出力インタフェース等からなるものであり、情報処理機能を有している。この制御回路40には、内蔵された入出力インタフェースを介して種々の入出力装置(周辺装置)が接続されており、本実施形態の場合、電源スイッチ41、操作スイッチ42、LED43、ブザー44、液晶表示器46、通信インタフェース48等が接続されている。また、通信インタフェース48には、情報コード読取装置1の上位システムに相当するホストコンピュータHSTなどを接続できるようになっている。本実施形態では、制御回路40が、「読取手段」の一例に相当し、受光センサ23によって撮像された情報コードQのコード画像に基づき、情報コードQを公知の解読方法によって読み取るように機能している。
電源系は、電源スイッチ41、電池49等により構成されており、制御回路40により管理される電源スイッチ41のオンオフによって、上述した各装置や各回路に、電池49から供給される駆動電圧の導通や遮断が制御されている。なお、電池49は、所定の直流電圧を発生可能な2次電池で、例えば、リチウムイオン電池等がこれに相当する。
(特徴的構成)
次に、本実施形態の特徴的構成について詳述する。
本実施形態に係る情報コード読取装置1は、図4〜図7に示すように、ケース2が所定方向を長手方向とする構成で長手状に構成されており、図2、図5、図9に示すように、ケース2の長手方向の一端側に読取口3が形成されている。この読取口3は、ケース2の内外を貫通する孔として構成されると共に幅方向に長い開口形状となっており、ケース2の外部からの光をケース2の内部に取り込むように機能している。
なお、本実施形態では、箱状に構成されるケース2の長手方向を前後方向とし、この前後方向と直交する所定の方向を上下方向とし、これら前後方向及び上下方向と直交する方向を左右方向とする。図4〜図9等の例では、箱状に構成されるケース2において、液晶表示器46(表示部)及び操作スイッチ42(操作部)が設けられる側の面を上面部2aとし、ケース2において上面部2aと対向する裏側の面を下面部2bとしており、これら上面部2aと下面部2bとが対向する方向が上下方向となっている。そして、この上下方向がケース2の厚さ方向に相当している。また、この上下方向と直交する方向であって且つケース2の短手方向が左右方向となっており、この左右方向がケース2の幅方向に相当している。なお、図4〜図6では、前後方向をX方向とし、左右方向(幅方向)をY方向とし、上下方向(厚さ方向)をZ方向とするように概念的に示している。
図2、図5のように、ケース2の長手方向一端部には前面壁として構成される前面部2cが設けられ、図1、図5、図6のように、長手方向他端部には後面壁として構成される後面部2dが設けられている。そして、この前面部2cを貫通する構成で、開口形状の読取口3が形成されており、この読取口3を塞ぐように透明板からなるカバー部材4が配されており、外部からの光は、カバー部材4を透過してケース2の内部に入り込むようになっている。また、図8に示すように、後面部2dには、外部との通信を行うためのコネクタ部7などが設けられている。
図1、図6のように、ケース2の左右方向一端部には左側面壁として構成される側面部2fが設けられ、図2、図7のように、左右方向他端部には右側面壁として構成される側面部2eが設けられている。図1、図6のように、側面部2fには、各種ボタンが露出した形態で配置されており、側面部2eにも各種ボタンが露出した形態で配置されている。
図4のように、ケース2の上面部2a側には、液晶表示器46(表示部)及び操作スイッチ42(操作部)が設けられており、図4のように情報コード読取装置1を平面視したときには、液晶表示器46及び操作スイッチ42が視認できるようになっている。液晶表示器46(表示部)は、ケース2の長手方向において前方側に寄せた構成で配置されており、液晶表示器46(表示部)の少なくとも大部分又は全部が長手方向中央位置よりも前側に配置されている。また、多数の操作ボタンとして構成される操作スイッチ42がスイッチ配置領域に設けられており、スイッチ配置領域の少なくとも大部分又は全部が長手方向中央位置よりも後側に配置されている。
図4、図5のように、ケース2の幅は、前端部寄りの部分(特に液晶表示器46(表示部)が設けられている前側領域)が広く、後端部寄りの部分(操作スイッチ42が設けられている後側領域)が狭くなるように構成されている。ケース2の長手方向全体の平均幅をWsとしたとき、ケース2の前端部から所定位置(具体的には、長手方向中心位置よりもやや後ろ側の位置)まで、平均幅Wsよりも幅の広い領域5が続き、この領域5に収まるように、或いは領域5に大部分が配されるように液晶表示器46が設けられている。また、ケース2の後端部から所定位置(長手方向中心位置よりもやや後ろ側の位置)まで、平均幅Wsよりも幅の狭い領域6が続いており、この領域6に収まるように、或いは領域6に大部分が配されるように操作スイッチ42が設けられている。幅の狭い領域6は、領域5付近の部分において徐々に幅が広くなるように左右の端部が傾斜して構成されている。そして、領域6が使用者によって把持部として構成されている。即ち、情報コード読取装置1の一般的な使い方としては、液晶表示器46をあまり覆わないように把持部として構成される領域6を把持しながら使用することが想定されている。
このように構成されるケース2の内部には、下面部2bと対向する位置にスピーカ44(図3、図11参照)が設けられている。このスピーカ44は、「音発生部」の一例に相当するものであり、公知のスピーカとして構成されており、ブザー音やメロディ、或いはメッセージなどを発することができるように構成されている。なお、図11では、スピーカ44を一点鎖線にて概念的に示しているが、ケース2の内部に収容可能なサイズであれば、様々な形状のものを使用することができる。また、本実施形態では、ケース2の内部において、上下方向を厚さ方向とする構成且つ前後方向を長手方向とする構成で図示しない基板が配置されており、この基板の下面側に実装される構成でスピーカ44が配置されていてもよく、この基板とケース2の間においてケース2の下面部2bに固定される構成でスピーカが44配置されていてもよい。
図2、図5、図6、図10、図11等に示すように、スピーカ44の下方側には、このスピーカ44からの音をケース2の外部に放出するための放音部50が形成されている。本実施形態では、上述したように、ケース2の厚さ方向の一方面側を上面側とし、他方面側を下面側としており、放音部50は、ケース2の下面部2bにおいて読取口3よりも長手方向中央側の位置に、スピーカ44からの音を放散し得るように設けられている。なお、図5等に示す例では、ケース2の長手方向における前方側の半分の領域において長手方向中心寄りに放音部5が設けられているが、例えば、ケース2の長手方向における後方側の半分の領域において長手方向中心寄りに放音部5が設けられていてもよい。
図11に示すように、放音部50は、ケース2内におけるスピーカ44の収容領域とケース2の外部とを連通する構成をなし、且つケース2の下面側に開口端部60aが形成されてなる放音孔60と、放音孔60の開口端部60aよりも下方に突出した構成でリブ状に配される複数の突起部70とを備えている。そして、複数の突起部70の突起部70間には、放音孔60の開口端部60aからケース2の下面部2bに沿って延び且つ開口端部60aの下方から外れた位置で溝内外が連通する誘導溝90が形成されている。
具体的には、図5、図11に示すように、ケース2の下面部2bにおいて、放音部50の周囲に隣接した構成で所定の基準外面を有する周囲部2zが設けられ、複数の突起部70は周囲部2zの基準外面(周囲部2zの下面)よりも下側に突出した形態をなしている。周囲部2zは、複数の突起部70の周囲に隣接する部分として外面(下面)が略平坦かつ略平滑面として構成されており、図11のように、複数の突起部70を構成する各突起部71、72、73、74がそれぞれ周囲部2zの下面を基準とする一定の高さで左右方向にリブ状かつ直線状に延びている。
複数の誘導溝90の内、誘導溝91は、直線状に延びる突起部71、72の間の溝として構成されており、これら突起部71、72の一端部から他端部に至るように左右方向に直線状に延びる溝として構成されている。また、誘導溝91は、下方側(即ち、突起部71の頂部と突起部72の頂部の間)が開放すると共に、左右方向一端側及び他端側が周囲部2zの下面に沿って開放した形態をなしている。同様に、誘導溝92は、直線状に延びる突起部72、73の間の溝として構成されており、これら突起部72、73の一端部から他端部に至るように左右方向に直線状に延びる溝として構成されている。また、誘導溝92は、下方側(即ち、突起部72の頂部と突起部73の頂部の間)が開放すると共に、左右方向一端側及び他端側が周囲部2zの下面に沿って開放した形態をなしている。また、誘導溝93は、直線状に延びる突起部73、74の間の溝として構成されており、これら突起部73、74の一端部から他端部に至るように左右方向に直線状に延びる溝として構成されている。また、誘導溝93は、下方側(即ち、突起部73の頂部と突起部74の頂部の間)が開放すると共に、左右方向一端側及び他端側が周囲部2zの下面に沿って開放した形態をなしている。このように、各誘導溝91、92、93は、下方側が開放した形態をなし、且つ左右方向の端部が両側方に向けて開放した形態をなしている。
そして、複数の突起部70の各突起部間には、周囲部2zの下面(基準外面)よりも上方位置の段差面を有する段差部80が溝状に形成されており、各段差部80が各誘導溝90の上側(底側)の一部を構成している。例えば、段差部81は、突起部71、72の間において周囲部2zの下面よりも上方側に凹となり且つ左右方向に直線状に延びる長穴(上側に向けて掘られた穴)状の溝として構成され、下方側が開放した形態をなしている。この段差部81の穴構造(溝構造)は、突起部71、72のそれぞれの一端部付近から他端部付近まで続いている。同様に、段差部82は、突起部72、73の間において周囲部2zの下面よりも上方側に凹となり且つ左右方向に直線状に延びる長穴状の溝として構成され、下方側が開放した形態をなしている。この段差部82の穴構造(溝構造)は、突起部72、73のそれぞれの一端部付近から他端部付近まで続いている。また、段差部83は、突起部73、74の間において周囲部2zの下面よりも上方側に凹となり且つ左右方向に直線状に延びる長穴状の溝として構成され、下方側が開放した形態をなしている。この段差部83の穴構造(溝構造)は、突起部73、74のそれぞれの一端部付近から他端部付近まで続いている。そして、各放音孔60(放音孔61、62、63、64、65、66、67)は、開口端部60aが段差部80の内部に形成されている。例えば、放音孔61、62は、開口端部61a、62aが段差部81の内部(溝状に構成される底部(上面部))に形成されている。同様に、放音孔63、64は、開口端部63a、64aが段差部83の内部(溝状に構成される底部(上面部))に形成されている。また、放音孔65、66、67は、開口端部65a、66a、67aが段差部82の内部(溝状に構成される底部(上面部))に形成されている。そして、各放音孔60の各開口端部60aは、誘導溝90の溝方向に沿って長い長孔形状となっており、溝方向における開口端部60aの幅(左右方向両端までの長さ)は、誘導溝90の溝幅(各誘導溝90における前後方向の間隔)よりも大きくなっている。各誘導溝90の溝幅は、一般の成人男性の人差し指や中指の指の幅よりも小さく構成されており、例えば、2mm程度となっている。
更に、本実施形態では、図6に示すように、ケース2における放音部50よりも読取口3側において、放音部50よりも下方位置に配される構造部2yが膨出形態で設けられている。具体的には、上面部2aを基準としたときの上面部からの膨出量(厚さ)は、放音部50の位置での膨出量(厚さ)よりも、放音部50よりも前側の所定部分での膨出量(厚さ)の方が大きくなっており、放音部50よりも前側の所定部分が下方側に凸となる形態で配されている。更に、ケース2の下面部2bにおいて放音部50の周囲に設けられる上述の周囲部2z(より詳しくは、周囲部2zにおいて各突起部70の左右端に隣接する部分)は、前方側となるにつれて下位置となるように傾斜して設けられている。そして、このような下面部2bにおいて、複数の突起部70がそれぞれ左右に延び、誘導溝90が左右に延びた構成で設けられている。複数の突起部70についても、図6のように前方側となるにつれて頂部が下方位置になるように構成されており、突起部74よりも突起部73の方が頂部が下位置であり、突起部73よりも突起部72の方が頂部が下位置であり、突起部72よりも突起部71の方が頂部が下位置となっている。
また、図10に示すように、ケース2には、放音部50の下方を覆う構成で、ハンドストラップ100が着脱可能に設けられている。そして、ハンドストラップ100は、長手方向(前後方向)における放音部50よりも読取口3側において一端側がケース2に取り付けられ、長手方向における放音部50よりも読取口3から離れた側において他端側がケース2に取り付けられる形態で長手状に構成されており、幅方向(左右方向)中心部付近において前後に延びたバンド形状となっている。より詳しくは、ハンドストラップ100の他端側は、ケース2の後面部2dに連結されており、ハンドストラップ100の一端側は、放音部50よりも前方位置且つケース2の長手方向中央位置よりも前方位置においてケース2の下面部2dに連結されている。そして、帯状に構成されるハンドストラップ100とケース2の下面部2bの間に手を挿入し、主としてケース2の後方側の領域を把持しつつ使用できるようになっている。このように構成されているため、ハンドストラップ2とケース2の間に手を挿入して把持した場合、無意識のうちに放音部50の上方に指が配されることが想定されるが、上記特徴的な構成となっているため、各放音孔60を塞がずに放音孔60からの音を外部に逃がすことができるようになっている。
(第1実施形態の主な効果)
上記構成では、ケース2の下面部2bにおいて読取口3よりも長手方向中央側の位置に、スピーカ44からの音を放散する放音部50が形成されており、この放音部50には、スピーカ44の収容領域とケース2外部とを連通する構成をなし且つケース2の下面側に開口端部60aが形成されてなる放音孔60が設けられている。このようにすると、ケース2の上面側等に放音部50を設けずに済み、図1等に示すようにケース2の上面部側を他の機能部品(操作スイッチ42や液晶表示器46等)を配置するスペースとして利用できる。
更に、放音孔60の開口端部60aよりも下方に突出した構成でリブ状に配される複数の突起部70が設けられ、複数の突起部70の突起部70間には、放音孔60の開口端部60aからケース2の下面部2bに沿って延び且つ開口端部60aの下方から外れた位置で溝内外が連通するように誘導溝90が形成されている。この構成では、リブ状の突起部70の頂部(突起部70の下端部)よりも上方の奥まった位置に放音孔60の開口端部60aが配置されるため、使用者が無意識にケース2を把持したとしても、使用者の指等が突起部70の頂部付近に当たりやすく、使用者の指等によって放音孔60が塞がれてしまうといった事態を回避しやすくなる。また、放音孔60の開口端部60aからケース2の下面部2bに沿って延び且つ開口端部60aの下方から外れた位置で溝内外が連通するように誘導溝90が形成されているため、使用者の指などが開口端部60aの下方位置に配されたとしても、放音孔60からの音は誘導溝90内を通り使用者の指から外れた位置で溝外に放出されるため、開口端部60aから放出された音が外部に抜けやすくなり、ひいては、スピーカ44からの報知内容がユーザに聞こえやすくなる。
また、複数の突起部70の起点となる基準外面よりも奥まった位置に溝状の段差部80が構成され、この段差部80内に放音孔60の開口端部60aが配置されているため、ケース2を把持する使用者の指等が放音孔60の開口端部60aの位置まで一層届きにくくなり、使用者の指等が放音孔60を塞ぐ可能性が一層低くなる。
また、上記構成では、放音部50よりも読取口3側において下方側に膨出する構造部2yが設けられているが、このような構成では、放音部50からの音をケース2下面部2bに沿って読取口3側に抜けさせようとした場合(即ち、誘導溝を前後方向に構成した場合)、音の放散が構造部2yによって阻害され、下方側(ユーザの耳から遠ざかる側)に向かってしまう虞がある。しかしながら、上記構成のように、複数の突起部70を左右方向に延びるように構成し、誘導溝90を左右に延びる構成とすると、放音孔60から放出される音が構造部2yに阻害されずに誘導溝90内を通って側方に回り込みやすくなり、よりユーザ側の耳に届きやすくなる。
また、上記構成では、ケース2の下面部2bの所定部分(周囲部2z付近)が前方側となるにつれて下位置となるように傾斜している。このような構成においてその所定部分(周囲部2z付近の傾斜部)に放音部50を配置すると、デットスペースになりやすい傾斜部を効率的に利用することができるが、その反面、所定部分(周囲部2z付近の傾斜部)に設けられる誘導溝90が周囲部2zの傾斜の影響を受けやすくなるという問題がある。例えば、誘導溝90の方向を前後方向とすると、誘導溝90の溝方向も前方側となるにつれて下位置となるように傾斜することになり、誘導溝90によって導かれる音(音発生手段からの音)が前方且つ下方に逃げやすくなってしまう。つまり、装置を把持して使用するユーザの顔から遠ざかる方向に音が逃げやすくなり、音が聞こえにくくなってしまう。これに対し、上記構成のように、誘導溝90を左右に延びた構成とすることで、放音孔60から放出される音が誘導溝90内を通って側方に回り込みやすくなり、よりユーザ側の耳に届きやすくなる。
また、上記構成では、放音孔60の開口端部60aは、誘導溝90の溝方向に沿って長い長孔形状となっており、溝方向における開口端部60aの幅は、誘導溝90の溝幅よりも大きくなっている。放音孔60の開口を単純な円形とすると放音孔60の開口サイズは誘導溝90の溝幅によって制約されてしまうことになるが、上記のように構成することで、放音孔60の開口サイズをより大きくすることができ、低音域の音を伝達する上で有利になる。特に、情報コードQ読取装置は、工場や店など、周囲がうるさく聞き取りにくい場所で使用されることも多いため、よく響く低音域の音を効率的に伝達しうる構成とすると、ユーザが報知内容を把握する上で非常に有利になる。
また、図10のようにケース2の下面部2bにハンドストラップ100を設けると、ユーザがケース2をより把持しやすくなり、誤って装置を落下させてしまう事態も抑えることができる。そして、上記構成では、このようにハンドストラップ100を利用する構成において、放音部50とハンドストラップ100を敢えてずらして配置する必要がなく(即ち、ハンドストラップ100に隠される位置であっても放音部50を配置することができ)、ハンドストラップ100の上方に隠される領域をデットスペースとすることなく放音部50を効率的に配置することができる。一方、このように構成すると、ケース2の下面部2bとハンドストラップ100との間に挿入される手(ユーザの手)による音の遮断が懸念されるが、上記構成では、複数の突起部70及び誘導溝90の存在により、放音孔60を極力塞ぐことなく音をケース2外に放散することができるため、上述のスペース的なメリットを享受しつつ音の遮断を抑えうる構成を実現できる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態では、放音孔60の開口端部60aが下方側から見て略楕円形状の長孔となる例を示したが、下方側から見て円形の形状であってもよい。
上記実施形態では、ハンドストラップ100を用いる例を示したが、ハンドストラップ100を用いない構造であってもよい。
上記実施形態では、放音部50が長手方向中央よりもやや前方寄りに形成された例を示したが、この位置よりも前方寄りに配置されていてもよく、後方寄りに配置されていてもよい。
1…情報コード読取装置
2…ケース
2b…下面部
2y…構造部
2z…周囲部
3…読取口
23…受光センサ(撮像手段)
40…制御回路(読取手段)
44…スピーカ(音発生部)
50…放音部
60…放音孔
60a…開口端部
70…突起部
80…段差部
90…誘導溝
100…ハンドストラップ
Q…情報コード

Claims (6)

  1. 所定方向を長手方向とする構成で長手状に構成されると共に、前記長手方向の一端側に読取口が形成されたケースと、
    前記ケース内に収容され、前記読取口を介して情報コードを撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された前記情報コードを読み取る読取手段と、
    前記ケース内に収容される音発生部と、
    を備え、
    前記ケースにおいて前記長手方向と直交する所定の厚さ方向の一方面側を上面側とし、他方面側を下面側としたとき、当該ケースの下面部において前記読取口よりも前記長手方向中央側の位置に、前記音発生部からの音を放散する放音部が形成されており、
    前記放音部は、
    前記ケース内における前記音発生部の収容領域と前記ケースの外部とを連通する構成をなし、且つ前記ケースの下面側に開口端部が形成されてなる放音孔と、
    前記放音孔の前記開口端部よりも下方に突出した構成でリブ状に配される複数の突起部と、を備え、
    前記複数の突起部の突起部間には、前記放音孔の前記開口端部から前記ケースの下面部に沿って延び且つ前記開口端部の下方から外れた位置で溝内外が連通する誘導溝が形成されていることを特徴とする情報コード読取装置。
  2. 前記ケースの下面部において、前記放音部の周囲に隣接した構成で所定の基準外面を有する周囲部が設けられ、
    前記複数の突起部は前記周囲部の前記基準外面よりも下側に突出した形態をなし、
    前記複数の突起部の突起部間には、前記基準外面よりも上方位置の段差面を有する段差部が溝状に形成されて前記誘導溝の一部を構成しており
    前記放音孔は、前記開口端部が前記段差部の内部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の情報コード読取装置。
  3. 前記長手方向を前後方向とし、前記厚さ方向及び前記前後方向と直交する方向を左右方向としたとき、前記ケースにおける前記放音部よりも前記読取口側には、前記放音部よりも下方位置に配される構造部が設けられ、
    前記複数の突起部がそれぞれ左右に延び、前記誘導溝が左右に延びた構成で設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報コード読取装置。
  4. 前記ケースの下面部において、前記放音部の周囲には所定の基準外面を有する周囲部が設けられ、
    前記長手方向を前後方向とし、前記厚さ方向及び前記前後方向と直交する方向を左右方向としたとき、前記周囲部は、前方側となるにつれて下位置となるように傾斜して設けられており、
    前記複数の突起部がそれぞれ左右に延び、前記誘導溝が左右に延びた構成で設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報コード読取装置。
  5. 前記放音孔の前記開口端部は、前記誘導溝の溝方向に沿って長い長孔形状となっており、
    前記溝方向における前記開口端部の幅は、前記誘導溝の溝幅よりも大きくなっていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報コード読取装置。
  6. 前記ケースには、前記放音部の下方を覆う構成で、ハンドストラップが設けられており、
    前記ハンドストラップは、前記長手方向における前記放音部よりも前記読取口側において一端側が前記ケースに取り付けられ、前記長手方向における前記放音部よりも前記読取口から離れた側において他端側が前記ケースに取り付けられる形態で長手状に構成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報コード読取装置。
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