JPH0918983A - スピ−カユニット - Google Patents

スピ−カユニット

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JPH0918983A
JPH0918983A JP16594895A JP16594895A JPH0918983A JP H0918983 A JPH0918983 A JP H0918983A JP 16594895 A JP16594895 A JP 16594895A JP 16594895 A JP16594895 A JP 16594895A JP H0918983 A JPH0918983 A JP H0918983A
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bottom yoke
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speaker grill
grill
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気回路19を強固に固定することができ、
ボイスコイル53にギャップこすれ等の不具合が発生す
るのを防止することができるスピ−カユニットを提供す
ること。 【構成】 スピ−カグリルの外周部12aがフレ−ムの
フランジ部58aに当接した状態で、座ぐり12b及び
ネジ孔11aにおいてスピ−カグリル12がボトムヨ−
ク11にネジ13によりネジ止めされて固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は前面側に磁気回路が配設
された構造を有するスピ−カユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のこの種のスピ−カユニット
50を概略的に示した断面図である。図中、58はフレ
−ムを示しており、フレ−ム58の中心部にはT字形の
センタ−ポ−ル57が取り付けられている。センタ−ポ
−ル57の先端にはプレート59が接着剤等で貼着され
ており、プレート59とボトムヨ−ク51の間にはマグ
ネット52が介装され、マグネット52はボトムヨ−ク
51に接着剤等で貼着されている。ボトムヨ−ク51と
プレート59のギャップ内にはボイスコイル53が配設
され、プレート59、ボトムヨ−ク51及びマグネット
52等で磁気回路70が構成されている。ボイスコイル
53はダンパ61と振動板55によって支持されてい
る。また、ボイスコイル53は振動板55に連結されて
おり、ボイスコイル53の振動が振動板55に伝達さ
れ、音声が発せられるようになっている。なお、図示し
ていないが、スピ−カユニット50の場合、スピ−カグ
リルはフレ−ム58のフランジ部58aで係合されてフ
レ−ム58に取り付けられるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のスピ−カユニット50の場合、センタ−ポ−ル57の
みで磁気回路70を支持・固定しているので、中心位置
がずれたり、余分な振動によってボイスコイル53とプ
レート59のギャップこすれ等の不具合が生じるという
課題がある。
【0004】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、磁気回路を強固に固定し、ボイスコイルのギャップ
こすれ等の不具合を防止することができるスピ−カユニ
ットを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るスピ−カユニット(1)は、前面側に磁
気回路が配設された構造を有するスピ−カユニットにお
いて、前面を構成するスピ−カグリルの中心部に座ぐり
が形成され、前記磁気回路を構成するボトムヨ−クの前
記スピ−カグリルと対向する側の面の中心部にネジ孔が
形成され、前記スピ−カグリルのエッジ部が外周部を構
成するフレ−ムのフランジ部に当接した状態で前記スピ
−カグリルが前記ボトムヨ−クにネジ止めされているこ
とを特徴としている。
【0006】また本発明に係るスピ−カユニット(2)
は、前面側に磁気回路が配設された構造を有するスピ−
カユニットにおいて、前面を構成するスピ−カグリルの
中心部に前記磁気回路を構成するボトムヨ−クと嵌合す
る嵌合孔が形成され、前記ボトムヨ−クの側面には該ボ
トムヨ−クと前記スピ−カグリルとが嵌合した場合に該
スピ−カグリルを係止するための突出部が形成され、前
記ボトムヨ−クと前記スピ−カグリルとの間にゴムシ−
ト等の衝撃吸収材が介装され、前記スピ−カグリルの外
周部がユニット外周部を構成するフレ−ムのフランジ部
に当接した状態で前記スピ−カグリルが前記ボトムヨ−
クと嵌合され、前記スピ−カグリルが前記衝撃吸収材を
介して前記ボトムヨ−クに固着されていることを特徴と
している。
【0007】また本発明に係るスピ−カユニット(3)
は、前面側に磁気回路が配設された構造を有するスピ−
カユニットにおいて、前面を構成するスピ−カグリルの
中心部に前記磁気回路を構成するボトムヨ−クと嵌合す
る嵌合孔が形成され、前記スピ−カグリルの前記ボトム
ヨ−ク側の先端部がボイスコイルに固定された振動板か
らの音を拡散させるディフュ−ザ形状に形成されると共
に、前記先端部の前記振動板側の端部にはセンタ−ポ−
ルの代わりに前記磁気回路を支持する支持部が延設さ
れ、前記スピ−カグリルの外周部がユニット外周部を構
成するフレ−ムのフランジ部に当接した状態で前記スピ
−カグリルが前記ボトムヨ−クに貼着されていることを
特徴としている。
【0008】また本発明に係るスピ−カユニット(4)
は、上記スピ−カユニット(3)において、前記スピ−
カグリルがゴムシ−ト等の衝撃吸収材を介して前記ボト
ムヨ−クに固着されていることを特徴としている。
【0009】また本発明に係るスピ−カユニット(5)
は、上記(1)〜(4)のいずれかの項に記載のスピ−
カユニットにおいて、前記スピ−カグリルの外周部の先
端が前記振動板とフレームのはりあわせ部と所定の間隔
をおいた状態で、前記フレ−ムのフランジ部に当接して
いることを特徴としている。
【0010】
【作用】
スピ−カユニット(1) 前記スピ−カグリルの外周部と前記フレ−ムのフランジ
部とを当接させた状態で、前記スピ−カグリルに形成さ
れた座ぐりと前記ボトムヨ−クに形成されたネジ孔とに
おいて前記スピ−カグリルが前記ボトムヨ−クにネジ止
めされるので、前記磁気回路が強固に固定され、中心の
位置ずれがなくなる。これにより、ボイスコイルにおけ
るギャップこすれ等の不具合の発生が防止される。
【0011】スピ−カユニット(2) 前記スピ−カグリルの外周部が前記フレ−ムのフランジ
部に当接した状態で、前記スピ−カグリルと前記ボトム
ヨ−クとが嵌合され、前記スピ−カグリルが前記衝撃吸
収材を介して前記ボトムヨ−クに固着されるので、前記
磁気回路の中心の位置ずれをなくし、前記磁気回路を強
固に固定することが可能になると共に、前記衝撃吸収材
により余分な振動が吸収される。これにより、ボイスコ
イルにおけるギャップこすれ等の不具合の発生が防止さ
れる。
【0012】スピ−カユニット(3) 前記スピ−カグリルの外周部と前記フレ−ムのフランジ
部とが当接した状態で、前記スピ−カグリルと前記ボト
ムヨ−クとが嵌合され、前記スピ−カグリルの支持部に
より前記磁気回路が支持されると共に、前記スピ−カグ
リルが前記ボトムヨ−クに貼着されるので、センタ−ポ
−ルがなくとも、前記磁気回路の中心の位置ずれをなく
し、前記磁気回路を強固に固定することが可能になる。
したがって、センタ−ポ−ルを用いなくて済む分、部品
を削減することができ、また、センタ−ポ−ルを用いて
前記磁気回路を貼着・固定する場合に比べて、前記磁気
回路と前記スピ−カグリルとの貼着面を大きくとること
ができるので、より強固に固定することが可能である。
さらに、前記スピ−カグリルの先端部は前記ディフュ−
ザ形状に形成されるので、前記振動板からの音を拡散さ
せることができ、音の拡散性が向上する。
【0013】スピ−カユニット(4) 上記スピ−カユニット(3)と同様の作用を有する。加
えて、前記スピ−カグリルと前記ボトムヨ−クとの間に
衝撃吸収材が介装されているので、該衝撃吸収材により
余分な振動が吸収される。
【0014】スピ−カユニット(5) 前記スピ−カグリルの外周部の先端が前記振動板とフレ
ームのはりあわせ部と所定の間隔をおいた状態で、前記
フレ−ムのフランジ部に当接しているので、前記振動板
による余分な振動が前記スピ−カグリルを介して前記磁
気回路に伝わるのを防止することが可能である。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係るスピ−カユニットの実施
例を図面に基づいて説明する。図1(a)は実施例1に
係るスピ−カユニット10を概略的に示した断面図であ
り、図1(b)は外周部15を概略的に示した拡大断面
図である。
【0016】図中、12はスピ−カグリルを示してお
り、スピ−カグリル12の中心部には座ぐリ12bが形
成されている。スピ−カグリル12のボトムヨ−ク11
と対向する側の面には、ボトムヨ−ク11と対向する領
域に段差14が形成されており、段差14と図1(b)
の外周部15に示したようにスピ−カグリルの外周部1
2aとフレ−ムのフランジ部58aを当接させることと
で、ボトムヨ−ク11、マグネット52及びプレート5
9とで構成される磁気回路19が位置決めされるように
なっている。一方、ボトムヨ−ク11のスピ−カグリル
12と対向する側の面の中心部で、座ぐり12bと対向
する位置にはネジ孔11aが形成されており、前記位置
決めされた状態で座ぐリ12b及びネジ孔11aにおい
てネジ13によりスピ−カグリル12がボトムヨ−ク1
1にネジ止めされるようになっている。また、外周部1
5において、スピ−カグリルの外周部12aは、その先
端が振動板55とフレームのはりあわせ部と所定の間隔
をおいた状態でフレ−ムのフランジ部58aに当接して
いる。上記した以外のスピ−カユニット10の構成は、
図5に示した従来のスピ−カユニット50の構成と同様
である。
【0017】以上説明したようにスピ−カユニット10
にあっては、スピ−カグリル12に形成された段差14
と外周部15においてスピ−カグリルの外周部12aと
フレ−ムのフランジ部58aとを当接させることとで、
磁気回路19を位置決めすることができ、かつ、座ぐリ
12bとネジ孔11aとにおいてネジ13によりスピ−
カグリル12をボトムヨ−ク11にネジ止めすることが
できる。これにより、磁気回路19の中心の位置ずれを
なくし、磁気回路19を強固に固定することができる。
また、スピ−カグリルの外周部12aの先端は振動板5
5とフレームのはりあわせ部と所定の間隔をおいた状態
にあるので、振動板55からスピ−カグリル12を介し
て磁気回路19に余分な振動が伝達されることはない。
したがって、ボイスコイル53とプレート59にギャッ
プこすれ等の不具合が発生するのを防止することができ
る。なお、上記実施例ではスピ−カグリル12のボトム
ヨ−ク11と対向する領域に段差14を設ける場合を示
したが、別の実施例では段差14を設けなくとも良い。
【0018】次に、図2に基づいて実施例2に係るスピ
−カユニットを説明する。図2は実施例2に係るスピ−
カユニット20を概略的に示した断面図である。
【0019】図中、22はスピ−カグリルを示してお
り、スピ−カグリル22の中心部には嵌合孔22bが形
成され、ボトムヨ−ク21の側面にはスピ−カグリル2
2と嵌合した場合にスピ−カグリル22を係止するため
の突出部21aが形成されている。また、スピ−カグリ
ル22とボトムヨ−ク21との間には衝撃を吸収するた
めのゴムシ−ト23が介装され、スピ−カグリル22は
ゴムシ−ト23を介してボトムヨ−ク21に固着されて
いる。外周部25の構成は図1(b)に示したスピ−カ
ユニット10の場合における外周部15の構成と同様で
ある。また、スピ−カユニット20における上記以外の
構成も図1に示したスピ−カユニット10の構成と同様
である。
【0020】以上説明したようにスピ−カユニット20
にあっては、スピ−カグリルの外周部22aがフレ−ム
のフランジ部58aに当接し、スピ−カグリル22がボ
トムヨ−ク21の突出部21aにより支持・係止され、
かつ、スピ−カグリル22とボトムヨ−ク21との間に
ゴムシ−ト23が介装されてスピ−カグリル22がボト
ムヨ−ク21に固着されるので、ボトムヨ−ク21、マ
グネット52及びプレート59で構成される磁気回路2
9の中心の位置決めを行うことができ、磁気回路29を
強固に固定することができる。また、スピ−カグリルの
外周部22aの先端が振動板55とフレームのはりあわ
せ部と所定の間隔をおいた状態でスピ−カグリル22の
外周部22aがフレ−ムのフランジ部58aに当接して
いるので、振動板55による余分な振動が磁気回路29
に伝達されることはない。さらに、ゴムシ−ト23によ
り余分な振動を吸収することができる。以上により、ボ
イスコイル53にギャップこすれ等の不具合が発するの
を防止することができる。
【0021】次に、図3に基づいて実施例3に係るスピ
−カユニットを説明する。図3は実施例3に係るスピ−
カユニット30を概略的に示した断面図である。
【0022】図中、32はスピ−カグリルを示してお
り、スピ−カグリル32の中心部には嵌合孔32bが形
成され、スピ−カグリル32の先端部32cの形状は振
動板55から発せられた音を拡散させるディフュ−ザ形
状となっている。また、スピ−カユニット30の場合、
センタ−ポ−ル57が削除されているが、その代わり、
スピ−カグリル32の先端部32cの振動板55側の端
部にボトムヨ−ク51を支持するための支持部32dが
延設されている。先端部32cは接着剤等でボトムヨ−
ク51に貼着されている。なお、外周部35の構成は図
1に示したスピ−カユニット10における外周部15の
構成と同様である。また、スピ−カユニット30におけ
る上記以外の構成は図1に示したスピ−カユニット10
の構成と同様である。
【0023】以上説明したようにスピ−カユニット30
にあっては、スピ−カグリルの外周部32aがフレ−ム
のフランジ部58aに当接し、スピ−カグリル32の支
持部32dによりボトムヨ−ク51、マグネット52及
びプレート59で構成される磁気回路70が支持され、
スピ−カグリル32の先端部32cが接着剤等でボトム
ヨ−ク51に貼着されるので、磁気回路70の中心の位
置決めを行うことができ、磁気回路70を強固に固定す
ることができる。また、スピ−カグリルの外周部32a
の先端が振動板55とフレームのはりあわせ部と所定の
間隔をおいた状態でスピ−カグリルの外周部32aがフ
レ−ムのフランジ部58aに当接しているので、振動板
55による余分な振動が磁気回路70に伝達されること
はない。これにより、ボイスコイル53にギャップこす
れ等の不具合が発生するのを防止することができる。さ
らに、スピ−カユニット30にあっては、スピ−カグリ
ル32の先端部32cがディフュ−ザ形状に形成されて
いるので、振動板55から発せられる音を拡散させるこ
とができる。加えて、センタ−ポ−ル57を用いる必要
がないので、その分軽量化することができると共に、部
品点数を削減することができる。
【0024】次に、図4に基づいて実施例4に係るスピ
−カユニットを説明する。図4は実施例に係るスピ−カ
ユニット40を概略的に示した断面図である。
【0025】図中、41はスピ−カグリル32の先端部
32cとボトムヨ−ク51との間に介装された衝撃吸収
材としてのゴムシ−トを示している。この点以外のスピ
−カユニット40における構成は、図3に示したスピ−
カユニット30の構成と同様である。したがって、スピ
−カユニット40はスピ−カユニット30の有する効果
と同様の効果を有している。スピ−カユニット40の場
合、衝撃吸収材としてのゴムシ−ト41が介装されてい
るので、上記効果に加えて、ゴムシ−ト41により余分
な振動を吸収することができ、磁気回路70に余分な振
動を伝達しにくくすることができる。これにより、ボイ
スコイル53にギャップこすれ等の不具合の発生を一層
効果的に防止することができる。
【0026】
【発明の効果】
スピ−カユニット(1) 前記スピ−カグリルの外周部が前記フレ−ムのフランジ
部に当接した状態で、前記座ぐりと前記ネジ孔とにおい
て前記スピ−カグリルが前記ボトムヨ−クにネジ止めさ
れるので、前記磁気回路を強固に固定することができ、
前記磁気回路の中心の位置ずれの発生を防止することが
できる。これにより、前記ボイスコイルにおけるギャッ
プこすれ等の不具合の発生を防止することができる。
【0027】スピ−カユニット(2) 前記スピ−カグリルの外周部が前記フレ−ムのフランジ
部に当接した状態で、前記スピ−カグリルと前記ボトム
ヨ−クとが嵌合され、前記スピ−カグリルが前記衝撃吸
収材を介して前記ボトムヨ−クに固着されるので、前記
磁気回路の中心の位置ずれの発生を防止することができ
ると共に、前記磁気回路を強固に固定することができ、
また、前記衝撃吸収材により余分な振動を吸収すること
ができる。これにより、前記ボイスコイルにおけるギャ
ップこすれ等の不具合の発生を防止することができる。
【0028】スピ−カユニット(3) 前記スピ−カグリルの外周部が前記フレ−ムのフランジ
部に当接した状態で、前記スピ−カグリルと前記ボトム
ヨ−クとが嵌合され、前記スピ−カグリルの支持部によ
り前記磁気回路が支持されると共に、前記スピ−カグリ
ルが前記ボトムヨ−クに貼着されるので、センタ−ポ−
ルがなくとも、前記磁気回路の中心の位置ずれをなく
し、前記磁気回路を強固に固定することができる。これ
により、前記ボイスコイルにおけるギャップこすれ等の
不具合の発生を防止することができる。また、センタ−
ポ−ルを用いなくて済むので、軽量化することができる
と共に、部品点数を削減することができる。また、前記
スピ−カグリルの先端部はディフュ−ザ形状となってい
るので、前記振動板から発せられる音を拡散させること
ができる。
【0029】スピ−カユニット(4) 上記スピ−カユニット(3)が有している効果に加え
て、前記衝撃吸収材により余分な振動を吸収することが
でき、前記ボイスコイルにおけるギャップこすれ等の不
具合の発生を一層防止することができる。
【0030】スピ−カユニット(5) 上記(1)〜(4)の各スピ−カユニットが有している
効果に加えて、前記スピ−カグリルの外周部の先端が前
記振動板とフレームのはりあわせ部と所定の間隔をおい
た状態で前記スピ−カグリルの外周部が前記フレ−ムの
フランジ部に当接するので、前記振動板により余分な振
動が前記磁気回路に伝達されることはない。これによ
り、前記ボイスコイルにおけるギャップこすれ等の不具
合の発生を一層防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施例1に係るスピ−カユニ
ットを概略的に示した断面図であり、(b)は外周部を
概略的に示した拡大断面図である。
【図2】本発明の実施例2に係るスピ−カユニットを概
略的に示した断面図である。
【図3】本発明の実施例3に係るスピ−カユニットを概
略的に示した断面図である。
【図4】本発明の実施例4に係るスピ−カユニットを概
略的に示した断面図である。
【図5】従来のスピ−カユニットを概略的に示した断面
図である。
【符号の説明】
10、20、30、40 スピ−カユニット 11、21、51 ボトムヨ−ク 11a ネジ孔 12、22、32 スピ−カグリル 12a、22a、32a スピ−カグリルの外周部 12b 座ぐり 13 ネジ 15、25、35 外周部 19、29、70 磁気回路 21a 突出部 22b、32b 嵌合孔(中心部) 23、41 ゴムシ−ト(衝撃吸収材) 32c 先端部 32d 支持部 53 ボイスコイル 55 振動板 57 センタ−ポ−ル 58 フレ−ム 58a フレ−ムのフランジ部 59 プレート 61 ダンパ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面側に磁気回路が配設された構造を有
    するスピ−カユニットにおいて、前面を構成するスピ−
    カグリルの中心部に座ぐりが形成され、前記磁気回路を
    構成するボトムヨ−クの前記スピ−カグリルと対向する
    側の面の中心部にネジ孔が形成され、前記スピ−カグリ
    ルの外周部がユニット外周部を構成するフレ−ムのフラ
    ンジ部に当接した状態で前記スピ−カグリルが前記ボト
    ムヨ−クにネジ止めされていることを特徴とするスピ−
    カユニット。
  2. 【請求項2】 前面側に磁気回路が配設された構造を有
    するスピ−カユニットにおいて、前面を構成するスピ−
    カグリルの中心部に前記磁気回路を構成するボトムヨ−
    クと嵌合する嵌合孔が形成され、前記ボトムヨ−クの側
    面には該ボトムヨ−クと前記スピ−カグリルとが嵌合し
    た場合に該スピ−カグリルを係止するための突出部が形
    成され、前記ボトムヨ−クと前記スピ−カグリルとの間
    にゴムシ−ト等の衝撃吸収材が介装され、前記スピ−カ
    グリルの外周部がユニット外周部を構成するフレ−ムの
    フランジ部に当接した状態で前記スピ−カグリルが前記
    ボトムヨ−クに嵌合され、前記スピ−カグリルが前記衝
    撃吸収材を介して前記ボトムヨ−クに固着されているこ
    とを特徴とするスピ−カユニット。
  3. 【請求項3】 前面側に磁気回路が配設された構造を有
    するスピ−カユニットにおいて、前面を構成するスピ−
    カグリルの中心部に前記磁気回路を構成するボトムヨ−
    クと嵌合する嵌合孔が形成され、前記スピ−カグリルの
    前記ボトムヨ−ク側の先端部がボイスコイルに固定され
    た振動板からの音を拡散させるディフュ−ザ形状に形成
    されると共に、前記先端部の前記振動板側の端部にはセ
    ンタ−ポ−ルの代わりに前記磁気回路を支持する支持部
    が延設され、前記スピ−カグリルの外周部がユニット外
    周部を構成するフレ−ムのフランジ部に当接した状態で
    前記スピ−カグリルが前記ボトムヨ−クに貼着されてい
    ることを特徴とするスピ−カユニット。
  4. 【請求項4】 前記スピ−カグリルがゴムシ−ト等の衝
    撃吸収材を介して前記ボトムヨ−クに固着されているこ
    とを特徴とする請求項3記載のスピ−カユニット。
  5. 【請求項5】 前記スピ−カグリルの外周部の先端が前
    記振動板とフレームのはりあわせ部と所定の間隔をおい
    た状態で、前記フレ−ムのフランジ部に当接しているこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかの項に
    記載のスピ−カユニット。
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