JP2008306563A - スピーカグリル構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】磁気回路をより確実に揺れにくくすることで、ボイスコイルの擦れを防止する。
【解決手段】フレームの内側中央から前方に向けて延出する支持部の先端に固定された磁気回路を有するスピーカ本体と、スピーカ本体及び磁気回路の前方を覆うグリルとを固定するためのスピーカグリル構造である。グリルは、当該グリルの中央部が磁気回路に接触するようにフレームに固定されると、弾性変形してその弾性復帰力により中央部が磁気回路を後方に向けて押圧している。
【選択図】図1

Description

本発明は、スピーカグリル構造に関する。
従来、スピーカユニットには、振動板の前方に磁気回路を設置した、いわゆる陣笠タイプのスピーカユニットが知られている。図5は陣笠タイプのスピーカユニットの概略構成を示す断面図である。この図5に示すようにスピーカユニット100には、スピーカ本体101と、スピーカ本体101の前方を覆うグリル102とが設けられている。スピーカ本体101には、振動板103と、振動板103の外周を覆うフレーム104と、フレーム104に係合し、振動板103の略中央から前方に向かって延出したポール105と、ポール105の先端に固定された磁気回路106と、ポール105に巻かれたボイスコイル107とが設けられている。
グリル102は、磁気回路106に接触しない範囲で振動板103の前方を覆うように、フレーム104の先端部に固定されている。これにより、スピーカ本体101内側の汚れを防止している。
ところが、陣笠タイプのスピーカは、磁気回路を振動板の背後に設置するスピーカに比べて薄型化できる利点を有する反面、上述したように磁気回路106がポール105の先端に固定されている構造上、磁気回路106が揺れやすく、この揺れによってボイスコイル107を擦ってしまうという不具合が発生するおそれがあった。
この揺れを防止すべく、近年では、磁気回路とグリルとをネジで固定するスピーカユニットが開発されている(例えば特許文献1参照)。具体的に図6を参照し説明すると、スピーカユニット100Aでは、グリル102aの周縁部がフレーム104の先端内部に接触した状態で、グリル102aがスピーカ本体101と磁気回路106とを覆うように設置されていて、ネジ108により磁気回路106に固定されている。これにより、磁気回路106がポール105とグリル102aとにより位置決めされるので揺れにくくなっていた。
特開平9−18983号公報
しかしながら、上記したスピーカユニット100Aのグリル構造であると、グリル102aの周縁部がフレーム104に単に接触しているだけであるため、グリル102aの周縁部とフレーム104との間に隙間が空くこともある。隙間が発生すると、磁気回路106の位置決めが不安定になって揺れやすくなるおそれがあった。
本発明の課題は、磁気回路をより確実に揺れにくくすることで、ボイスコイルの擦れを防止することである。
請求項1記載の発明に係るスピーカグリル構造は、
フレームの内側中央から前方に向けて延出する支持部の先端に固定された磁気回路を有するスピーカ本体と、前記スピーカ本体及び磁気回路の前方を覆うグリルとを固定するためのスピーカグリル構造において、
前記グリルは、当該グリルの中央部が前記磁気回路に接触するように前記フレームに固定されると、弾性変形してその弾性復帰力により前記中央部が前記磁気回路を後方に向けて押圧していることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のスピーカグリル構造において、
前記グリルと前記磁気回路の間及び前記グリルと前記フレームの間の少なくとも一方には、防振材が介在していることを特徴としている。
本発明によれば、グリルの中央部が磁気回路に接触するようにグリルがフレームに固定されているので、グリルとフレームとの間に隙間が空いてしまうことがなく、磁気回路の位置決めを確実なものにすることができる。そして、フレームに固定された状態であると、グリルの中央部が、弾性変形してその弾性復帰力により磁気回路を後方に向けて常に押圧しているので、磁気回路をより強固に位置決めすることが可能となる。これにより、磁気回路の揺れを起因とするボイスコイルの擦れを防止することができ、歪みの少ない音を出力することが可能となる。
以下、図を参照にして本発明の実施形態について説明する。図1は陣笠タイプのスピーカユニットの概略構成を表す断面図である。図1に示すようにスピーカユニット1には、スピーカ本体2と、スピーカ本体2の前方を覆うグリル3とが設けられている。
スピーカ本体2には、振動板4と、振動板4の外周を覆うフレーム5と、フレーム5の内側中央から前方に向けて延出するポール(支持部)6と、ポール6の先端に固定された磁気回路7と、ポール6に巻かれたボイスコイル8とが設けられている。また、磁気回路7の前端部は、フレーム5の前端部よりも前方に突出している。
グリル3は、弾性体から形成されており、当該グリル3の中央部が磁気回路7に接触するようにフレーム5に固定されている。グリル3の周縁部とフレーム5の周縁部とにはそれぞれ貫通孔31,51が形成されており、この貫通孔31,51にネジ9が螺合することにより、グリル3とフレーム5とを固定している。なお、グリル3とフレーム5の固定方法はこれに限定されず、例えば樹脂嵌合やパチン止め等により固定されていてもよい。
グリル3の中央部には開口部32が形成されていて、その辺縁と磁気回路7とが接触するようになっている。ここで、グリル3は、当該グリル3の中央部が磁気回路7に接触するようにフレーム5に固定されると、弾性変形してその弾性復帰力により前記中央部が磁気回路7を後方に向けて押圧するように構成されている。例えば図2(a)に示すようにグリル3は、フレーム5に固定される前であると無負荷状態であるが、フレーム5に固定されると図2(b)に示すように磁気回路7により弾性変形するような構成となっている(図2(b)中、2点鎖線部Lが無負荷状態時のグリル3を示している。)。このため、グリル3の弾性復帰力が磁気回路7を後方に向けて押圧するように作用することになる。
また、図3はグリル3の中央部と磁気回路7との接触状態を示す説明図である。図3に示すように、グリル3の中央部と磁気回路7との間には、例えばゲル状の防振材10が介在している。
以上のように本実施形態によれば、グリル3の中央部が磁気回路7に接触するようにグリル3がフレーム5に固定されているので、グリル3とフレーム5との間に隙間が空いてしまうことがなく、磁気回路7の位置決めを確実なものにすることができる。そして、フレーム5に固定された状態であると、グリル3の中央部が、弾性変形してその弾性復帰力により磁気回路7を後方に向けて常に押圧しているので、磁気回路7をより強固に位置決めすることが可能となる。これにより、磁気回路7の揺れを起因とするボイスコイル8の擦れを防止することができ、歪みの少ない音を出力することが可能となる。
また、グリル3と磁気回路7との間に防振材10が介在しているので、フレーム5等で発生した微細な揺れが磁気回路7に伝導しにくくなり、より音質を高めることができる。
そして、スピーカユニット1を支持するユニット取付部(例えば車体のドア等)とフレーム5とが一体的に固定されていれば、磁気回路7の固定ベースが大質量となり、ボイスコイル8のキックバックが受け止められることになる。これにより、ボイスコイルの擦れをより効率的に防止することが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、本実施形態では、グリル3に開口部32が形成されている場合を例示して説明したが、図4に示すように開口部を省略したグリル3aであってもよい。この場合、グリル3aと磁気回路7の間の全域にわたって防振材10aを介在させることが好ましい。
また、本実施形態では、グリル3と磁気回路7の間に防振材10が介在している場合を例示して説明したが、グリル3の周縁部とフレーム5の周縁部の間にも防振材を介在させてもよい。これにより、より磁気回路7に対する防振効果を高めることができる。
本発明のスピーカダクト構造を適用した陣笠タイプのスピーカユニットの概略構成を表す断面図である。 図1のスピーカユニットに備わるダクトの状態を示す断面図であり、(a)はフレーム固定前の状態、(b)はフレーム固定後の状態を示している。 図1のスピーカユニットに備わるグリルと磁気回路との接触状態を示す説明図である。 本発明に係るスピーカダクト構造の変形例を示す断面図である。 従来のスピーカダクト構造を適用したスピーカユニットの概略構成を表す断面図である。 従来のスピーカダクト構造を適用したスピーカユニットの概略構成を表す断面図である。
符号の説明
1 スピーカユニット
2 スピーカ本体
3 グリル
4 振動板
5 フレーム
6 ポール(支持部)
7 磁気回路
8 ボイスコイル
9 ネジ
10 防振材

Claims (2)

  1. フレームの内側中央から前方に向けて延出する支持部の先端に固定された磁気回路を有するスピーカ本体と、前記スピーカ本体及び磁気回路の前方を覆うグリルとを固定するためのスピーカグリル構造において、
    前記グリルは、当該グリルの中央部が前記磁気回路に接触するように前記フレームに固定されると、弾性変形してその弾性復帰力により前記中央部が前記磁気回路を後方に向けて押圧していることを特徴とするスピーカグリル構造。
  2. 請求項1記載のスピーカグリル構造において、
    前記グリルと前記磁気回路の間及び前記グリルと前記フレームの間の少なくとも一方には、防振材が介在していることを特徴とするスピーカグリル構造。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013223123A (ja) * 2012-04-17 2013-10-28 Alpine Electronics Inc スピーカ

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