JP2006222492A - インナーイヤーヘッドホン装置 - Google Patents

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JP2006222492A JP2005031328A JP2005031328A JP2006222492A JP 2006222492 A JP2006222492 A JP 2006222492A JP 2005031328 A JP2005031328 A JP 2005031328A JP 2005031328 A JP2005031328 A JP 2005031328A JP 2006222492 A JP2006222492 A JP 2006222492A
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晶久 鈴木
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Abstract

【課題】 簡単な構成で、耳に密着するとともに耳孔の密閉が防止され、結果として高音質となるインナーイヤーヘッドホン装置を提供する。
【解決手段】 ハウジング1のユニット保持部1aは、耳殻の凹部に対応し、いわゆる卵形或いはティアドロップ形(涙形)として、使用者の頭部後方側に膨らみ部1bを有する形状となっている。さらに、膨らみ部1bの先端部に、例えば略半円形状の切り欠き部5を設けている。これは、ユニット保持部1aと耳孔で囲まれた空間(耳孔内部)の空気を外部へ抜く空気抜き部の働きをするものである。この構成により、インナーイヤーヘッドホン装置Hを耳に装着した際に、ユニット保持部1aが耳殻の凹部に密着しても、耳孔が密閉されることはなく、内部の空気が切り欠き部5を通って外部へと抜けるので、スピーカユニット2の振動板2aへ不要な圧力が掛かるのを防止することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ヘッドホン装置に関するものであり、特に、インナー型であるインナーイヤーヘッドホン装置に関するものである。
図4は、従来のインナーイヤーヘッドホン装置Hの概略構成を模式的に示す側面断面図である。同図において、1はハウジングであり、その開口部であるユニット保持部1aには、スピーカユニット2が嵌合固定されている。また、ユニット保持部1aより下方に向けてコード保持部1bが延在しており、スピーカユニット2から出て外部へと延びている接続コード3を保持している。この接続コード3により、例えば図示しない再生装置からの音声信号が、スピーカユニット2に供給される。なお、2aはスピーカユニット2の振動板であり、また4は、ユニット保持部1aの正面側で振動板2aに対向する位置に設けられたメッシュ状のプロテクタである。
図5は、インナーイヤーヘッドホン装置Hを耳Eに装着した状態を示す外観図である。同図に示すように、インナーイヤーヘッドホン装置Hを耳Eに装着する場合には、ユニット保持部1aが耳殻10の凹部10aに挿入され、耳殻10に係止されるようになっている。この状態で、接続コード3を介して音声信号が供給されると、上記スピーカユニット2の振動板2aが耳殻10中央部の図示しない耳孔に対して音を放射する。これにより、使用者は上記音声信号に応じた音声を聴取することができる。
ところが、インナーイヤーヘッドホン装置を耳に装着して音楽などを聴こうとした場合、ユニット保持部の正面或いは背面形状が従来のように例えば略円形をしていると、係止が不完全となってユニット保持部と耳殻の間に隙間が生じるときがあり、このため音漏れや音質の低下が生じたり、装着が不安定になるという問題があった。
そこで、このような問題を解決するために、上記図5にも示したように、ユニット保持部が耳殻の凹部に対応し、いわゆる卵形或いはティアドロップ形(涙形)として、使用者の頭部後方側に膨らみを有する形状にし、ユニット保持部を耳殻にしっかりと係止させる構成としたものが、例えば特許文献1に開示されている。
特開平7−115695号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されているような構成では、インナーイヤーヘッドホン装置の装着中には、ユニット保持部が耳殻の凹部に密着しているので、耳孔が密閉されて内部の空気が外部へ抜けないため、その空気の圧力によりスピーカユニットの振動板が変形して、異常音が発生してしまうという新たな問題が生じている。
本発明は、このような問題点に鑑み、簡単な構成で、耳に密着するとともに耳孔の密閉が防止され、結果として高音質となるインナーイヤーヘッドホン装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、スピーカユニットを保持するユニット保持部の膨らみ部に、耳孔内部の空気を外部へ抜く空気抜き部を設けた構成としている。これにより、インナーイヤーヘッドホン装置を耳に装着する時に、ユニット保持部と耳孔とで囲まれた空間に空気を閉じ込めることが無いので、スピーカユニットの振動板の変形を防止することができる。
本発明によれば、簡単な構成で、耳に密着するとともに耳孔の密閉が防止され、結果として高音質となるインナーイヤーヘッドホン装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、上記従来例と共通する部分には同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略する。
図1は、本発明の実施例1に係るインナーイヤーヘッドホン装置Hを模式的に示す図であり、同図(a)は側面断面図、同図(b)は背面図である。本実施例では、同図に示すように、ハウジング1のユニット保持部1aは、上記耳殻10の凹部10aに対応し、いわゆる卵形或いはティアドロップ形(涙形)として、使用者の頭部後方側に膨らみ部1bを有する形状となっている。さらに、本実施例では、膨らみ部1bの先端部に、例えば略半円形状の切り欠き部5を設けている。これは、ユニット保持部1aと耳孔で囲まれた空間(耳孔内部)の空気を外部へ抜く空気抜き部の働きをするものである。
この構成により、本実施例のインナーイヤーヘッドホン装置Hを耳Eに装着した際に、ユニット保持部1aが耳殻10の凹部10aに密着しても、耳孔が密閉されることはなく、内部の空気が切り欠き部5を通って外部へと抜けるので、スピーカユニット2の振動板2aへ不要な圧力が掛かるのを防止することができる。なお、切り欠き部5を設ける位置は、膨らみ部1bの先端部に限定されるものではなく、装置の音質に影響せずに耳孔内部の空気を抜くことができるのであれば、ユニット保持部1a上の他の位置に設けても良い。
図2は、本発明の実施例2に係るインナーイヤーヘッドホン装置Hを模式的に示す図であり、同図(a)は側面断面図、同図(b)は背面図である。本実施例では、実施例1と同様にして、同図に示すように、ハウジング1のユニット保持部1aは、上記耳殻10の凹部10aに対応し、いわゆる卵形或いはティアドロップ形(涙形)として、使用者の頭部後方側に膨らみ部1bを有する形状となっている。さらに、本実施例では、膨らみ部1bの先端部に小孔6を設けている。これは、ユニット保持部1aと耳孔で囲まれた空間(耳孔内部)の空気を外部へ抜く空気抜き部の働きをするものである。
この構成により、本実施例のインナーイヤーヘッドホン装置Hを耳Eに装着した際に、ユニット保持部1aが耳殻10の凹部10aに密着しても、耳孔が密閉されることはなく、内部の空気が小孔6を通って外部へと抜けるので、スピーカユニット2の振動板2aへ不要な圧力が掛かるのを防止することができる。なお、小孔6を設ける位置は、膨らみ部1bの先端部に限定されるものではなく、装置の音質に影響せずに耳孔内部の空気を抜くことができるのであれば、ユニット保持部1a上の他の位置に設けても良い。
図3は、本発明の実施例3に係るインナーイヤーヘッドホン装置Hを模式的に示す図であり、同図(a)は側面断面図、同図(b)は背面図である。本実施例では、同図に示すように、ハウジング1のユニット保持部1aは、従来のように正面或いは背面視が略円形をしており、その外周に嵌合するリング7を設けた構成としている。リング7は上記耳殻10の凹部10aに対応し、いわゆる卵形或いはティアドロップ形(涙形)として、使用者の頭部後方側に膨らみ部7aを有する形状となっている。また、リング7の材質は例えばシリコンゴム等の弾力性のあるものとなっており、これにより装置が耳Eに密着性良く確実に装着される。さらに、本実施例では、膨らみ部7aの先端部に小孔6を設けている。これは、ユニット保持部1aと耳孔で囲まれた空間(耳孔内部)の空気を外部へ抜く空気抜き部の働きをするものである。
この構成により、本実施例のインナーイヤーヘッドホン装置Hを耳Eに装着した際に、リング7が耳殻10の凹部10aに密着しても、耳孔が密閉されることはなく、内部の空気が小孔6を通って外部へと抜けるので、スピーカユニット2の振動板2aへ不要な圧力が掛かるのを防止することができる。なお、小孔6を設ける位置は、膨らみ部7aの先端部に限定されるものではなく、装置の音質に影響せずに耳孔内部の空気を抜くことができるのであれば、リング7上の他の位置若しくはユニット保持部1a上に設けても良い。また、小孔6を設ける代わりに、上記実施例1で示したような切り欠き部5を設ける構成としても良い。
本発明の実施例1に係るインナーイヤーヘッドホン装置を模式的に示す図。 本発明の実施例2に係るインナーイヤーヘッドホン装置を模式的に示す図。 本発明の実施例3に係るインナーイヤーヘッドホン装置を模式的に示す図。 従来のインナーイヤーヘッドホン装置の概略構成を模式的に示す側面断面図。 インナーイヤーヘッドホン装置を耳に装着した状態を示す外観図。
符号の説明
1 ハウジング
1a ユニット保持部
1b コード保持部
2 スピーカユニット
2a 振動板
3 接続コード
4 プロテクタ
5 切り欠き部
6 小孔
7 リング
7a 膨らみ部
10 耳殻
10a 凹部
H インナーイヤーヘッドホン装置
E 耳

Claims (6)

  1. スピーカユニットを保持するユニット保持部と、該ユニット保持部より延びて前記スピーカユニットからの接続コードを保持するコード保持部とを備えたインナーイヤーヘッドホン装置であって、
    前記ユニット保持部は耳殻の凹部に対応して膨らみ部を有する形状であり、この形状により該ユニット保持部が前記耳殻に係止されるようにしてなるインナーイヤーヘッドホン装置において、
    前記ユニット保持部に、耳孔内部の空気を外部へ抜く空気抜き部を設けたことを特徴とするインナーイヤーヘッドホン装置。
  2. 前記空気抜き部は、前記膨らみ部に設けた切り欠き部であることを特徴とする請求項1に記載のインナーイヤーヘッドホン装置。
  3. 前記空気抜き部は、前記膨らみ部に設けた小孔であることを特徴とする請求項1に記載のインナーイヤーヘッドホン装置。
  4. スピーカユニットを保持するユニット保持部と、該ユニット保持部より延びて前記スピーカユニットからの接続コードを保持するコード保持部とを備えたインナーイヤーヘッドホン装置において、
    前記ユニット保持部の外周に嵌合するリングを設け、該リングは耳殻の凹部に対応して膨らみ部を有する形状であり、この形状により前記ユニット保持部が前記耳殻に係止されるようにしてなるインナーイヤーヘッドホン装置であって、
    前記リングに、耳孔内部の空気を外部へ抜く空気抜き部を設けたことを特徴とするインナーイヤーヘッドホン装置。
  5. 前記空気抜き部は、前記膨らみ部に設けた切り欠き部であることを特徴とする請求項4に記載のインナーイヤーヘッドホン装置。
  6. 前記空気抜き部は、前記膨らみ部に設けた小孔であることを特徴とする請求項4に記載のインナーイヤーヘッドホン装置。
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