JP2008267522A - 防振マウントユニット、防振マウント及び取付フレーム - Google Patents

防振マウントユニット、防振マウント及び取付フレーム Download PDF

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Abstract

【課題】カラーホィールモータユニットより発生する振動伝達レベル及びそれによって発生する騒音レベルの各々を低減する。
【解決手段】本発明は、カラーホィールモータユニット1の回転時に発生する振動の伝達レベルを低減する為の防振マウント2の取付構造の改良に関する。防振マウント2の側面全体に連続的な嵌合溝2Aを設け、この嵌合溝2Aに取付フレーム3の嵌合部3Aを嵌め込み固定する。これにより、弾性体である防振マウント2の防振効果をかなり発揮させることが出来、カラーホィールモータユニット1より発生する振動の取付フレーム3への伝達レベルの低減を実現することが出来る。
【選択図】図1

Description

本発明は、P−TV(投射型テレビジョン)の光学エンジンに搭載されるカラーホィールモータユニットから発生する振動の伝達を低減化する為の、防振マウントの構造に関する。
特許文献1では、取付フレームに非連続且つ離散的な数点の取付穴を設け、防振マウントを上記数点の取付穴と非連続に嵌合させて、防振マウントを取付フレームに取り付けている。この様な構造の防振マウントでは、振動防振の為の防振マウントと取付フレームとの接触面積が小さく、且つ、防振マウントのモータの半径方向の厚みが小さい為に、振動に対する防振効果が十分では無い。
又、P−TV(投射型テレビジョン)の光学エンジンに於いて、低振動化を達成する為の従来例に係る防振マウント2Pは、図3に示す様に、カラーホィールモータユニット1のステータ1Cと取付フレーム3Pとの間にサンドイッチ構造で配置されており、取付ネジ4を介して、取付フレーム3Pに固定されている。
特開2003−232403号公報(図4)
図3の構造では、カラーホィールモータユニット1の振動が、取付ネジ4を通して、取付フレーム3に伝達されてしまい、筐体の振動及び騒音となってしまう。この構造では、十分な低振動化を達成することが、難しい。
この発明は、斯かる技術状況に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、カラーホィールモータユニットより発生する振動の伝達レベル及びそれによって発生するP−TV(投射型テレビジョン)騒音レベルの各々の低減にある。
この発明の主題は、投射型テレビジョンに搭載されている光学エンジンのカラーホィールモータユニット用の防振マウントユニットであって、その側面全体に沿って連続的に配設された嵌合溝を有する防振マウントと、その内側側面部全体が前記防振マウントの前記連続的な嵌合溝に嵌合されて前記防振マウントに固定されている取付フレームとを備えることを特徴とする。
以下、この発明の主題の様々な具体化を、添付図面を基に、その効果・利点と共に、詳述する。
本発明の主題によれば、防振マウントと取付フレームとの固定に於いては、カラーホィールモータユニットから発生する振動が伝達される取付ネジを使用すること無く、防振マウントに設けられた連続的な嵌合溝全体に渡って取付フレームの内側側面部全体が連続的に嵌合されて取付フレームが防振マウントに取付けられるので、防振マウントと取付フレームとが接触する面積が従来技術よりも大きくなり、且つ、防振マウントのカラーカラーホィールモータユニットの半径方向の厚みが従来技術よりも厚くなる為に、振動の伝達レベルを低減させることが出来る。
(実施の形態1)
本実施の形態の特徴点は、カラーホィールモータユニットの振動を低減する機能を有し且つカラーホィールモータユニットの取付の中間部材として必要な防振マウントの側面全体に亘って連続的な嵌合溝を設け、この嵌合溝に取付フレームの嵌合部(内側側面及びその近傍部に相当)を嵌め込み固定する点にある。この構成の採用により、カラーホィールモータユニットより発生する振動の取付フレームへの伝達レベルの低減を実現することが出来る。以下、図面を参照しつつ、本実施の形態に係る防振マウントユニット(防振マウントと当該防振マウントに固定された取付フレームとから成るユニット)の構成等について記載する。
図1は、カラーホィールモータユニット1及びこのモータユニット1から発生する振動を防振する防振マウント2を含んだ全体構成を示す図である(上側は側面図であり、下側は分解斜視図である。)。を示す。又、図2は、防振マウント2と取付フレーム3とから成る防振マウントユニットの詳細構造を示す斜視図である(上側は防振マウントユニットの斜視図であり、下左側は防振マウントユニットから分解して成る取付フレーム3の斜視図であり、下右側は防振マウントユニットから分解して成る防振マウント2の斜視図である。)。
図1及び図2に於いて、各参照符号は次の物を示す。即ち、1はカラーホィールモータユニット、1Aはカラーホィール、1Bはロータ、1Cはステータである。2は防振マウント、2Aは防振マウント2の側面全体に沿って途切れることなく連続的に設けられた嵌合溝、2Bは防振マウント2の側面上に突出して設けられた固定用ボス(尚、図1及び図2では、固定用ボス2B上にも嵌合溝2Aが連続的に形成されている)である。又、3は、防振マウント2の側面形状に合わせて縦断面形状がU字状に形成された内側側面を有する取付フレーム、3Aは取付フレーム3の防振マウント2との嵌合部(上記U字状内側側面とその近傍部:内側側面部とも言う。)、3Bは取付フレーム3の内側側面部に設けられた、防振マウント2の固定用ボス2Bと嵌合する固定穴である。4は、取付ネジである。
図1に示す様に、カラーホィールモータユニット1は、カラーホィール1A、ロータ1B及びステータ1Cから構成されている。それぞれの構成部品の詳細については、以下に説明する。
P−TV(投射型テレビジョン)は、スクリーン上に映像を投射する為に、光学エンジンを搭載している。この光学エンジンの中で、映像色を出す為に、RGB色等から構成される円盤のカラーフィルターを高速回転させて、色切替えを行っている。このRGB色等から構成される円盤のカラーフィルターが、カラーホィール1Aである。
ロータ1Bは、マグネットと、このマグネット及びカラーホィール1Aを保持する為の円筒状の板金とより構成されており、カラーホィール1Aを回転させる為の部材である。
ステータ1Cは、巻線コイルより構成されており、その巻線コイルに電流を流して、ロータ1Bを回転させる為の機能を有する。
次に、本実施の形態の中核部である防振マウントユニットについて記載する。
防振マウント2は、このカラーホィールモータユニット1から発生する振動を低減する為の部材であり、ゴム等の弾性体で構成されている。そして、防振マウント2のU字状に曲がった側面は、取付フレーム3と嵌合するための側面全体に亘って途切れることなく連続的に形成された嵌合溝2Aと、その一部分に形成された突出した固定用ボス2Bとが配設された形状を有する。防振マウント2の半部分は、カラーホィールモータユニット1と取付フレーム3との間に配置されている。
取付フレーム3は、カラーホィールモータユニット1のステータ1Cを光学エンジン本体(図示せず)に固定する為の、例えば、金属或いは成型品等で構成される部材であり、そのU字状の内側側面部は、防振マウント2の連続的な嵌合溝2Aに全体的に嵌め込まれる嵌合部3Aと、固定用ボス2Bがそこに嵌め込まれる固定用穴3Bとより構成される。
上記の構成において、カラーホィールモータユニット1が高速回転することにより発生する振動が取付フレーム3経由で光学エンジン及びP−TV(投射型テレビジョン:図示せず。)に伝達しない様に、先ず、図1の分解斜視図に示す様に、カラーホィールモータユニット1をステータ1C経由で防振マウント2に3本の取付ネジ4を使用して、取付ける。
この状態で、本実施の形態に係る防振マウントユニットの詳細図2に示す様に、防振マウント2の側面に設けられた連続嵌合溝2Aに、取付フレーム3の嵌合部3Aを嵌め込む。
更に、防振マウント2が取付フレーム3から落下振動等の衝撃で簡単に外れない様にするために、防振マウント2の固定用ボス2Bを取付フレーム3の固定穴3Bに嵌合させ、防振マウント2を取付フレーム3に固定する。
ここで、既述した特許文献1では、防振マウントと取付フレームとの嵌合は、数点での非連続・離散的な嵌合であり、防振の為の防振マウントと取付フレームとの接触面積が比較的小さく、しかも、防振マウントのモータの半径方向の厚みも比較的薄い。
他方、本実施の形態によれば、防振マウント2の側面全体に当該側面の長手方向に沿って連続的な嵌合溝2Aを途切れること無く設け、嵌合溝2Aに取付フレーム3の嵌合部3Aを嵌合させることで、防振マウント2と取付フレーム3との固定を実現している為、防振マウント2と取付フレーム3との接触面積が図3の従来技術や特許文献1の技術よりも大きく、且つ、防振マウント2のカラーカラーホィールモータユニット1の半径方向の厚みが図3の従来技術よりも厚く、防振効果も大きいので、カラーホィールモータユニット1のカラーホィール1Aが高速回転することで発生する振動を従来技術よりも低減することが出来る。
(付記)
以上、本発明の実施の形態を詳細に開示し記述したが、以上の記述は本発明の適用可能な局面を例示したものであって、本発明はこれに限定されるものではない。即ち、記述した局面に対する様々な修正や変形例を、この発明の範囲から逸脱することの無い範囲内で考えることが可能である。
この発明は、例えば、P−TV(投射型テレビジョン)に搭載されている光学エンジンのカラーホィールモータユニットを防振する機能を有する防振マウントユニットに適用して好適である。
本発明の実施の形態1に係る防振マウントユニットを示す図である。 本発明の実施の形態1に係る防振マウントユニットの詳細な構成を示す図である。 従来例に係る防振マウントユニットを示す図である。
符号の説明
1 カラーホィールモータユニット、1A カラーホィール、1B ロータ、1C ステータ、2 防振マウント、2A 嵌合溝、2B 固定用ボス、3 取付フレーム、3A 嵌合部(内側側面部)、3B 固定穴、4 取付ネジ。

Claims (4)

  1. 投射型テレビジョンに搭載されている光学エンジンのカラーホィールモータユニット用の防振マウントユニットであって、
    その側面全体に沿って連続的に配設された嵌合溝を有する防振マウントと、
    その内側側面部全体が前記防振マウントの前記連続的な嵌合溝に嵌合されて前記防振マウントに固定されている取付フレームとを備えることを特徴とする、
    防振マウントユニット。
  2. 請求項1記載の防振マウントユニットであって、
    前記防振マウントの前記側面には固定用ボスが設けられており、
    前記取付フレームの前記内側側面部には、前記固定用ボスが嵌合するための固定穴が設けられていることを特徴とする、
    防振マウントユニット。
  3. 請求項1又は2に記載の前記防振マウントユニットに用いられている防振マウント。
  4. 請求項1又は2に記載の前記防振マウントユニットに用いられている取付フレーム。
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