JP4950213B2 - スピーカ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無指向性スピーカ装置に関する。
既知のスピーカ装置として、特許文献1及び2には、内周部から外周部にかけて傾斜する円錐状の振動板と、その内周部から磁気回路に向かって延在するボイスコイルボビンとを備えるスピーカ装置が開示されている。
上記のスピーカ装置には、以下のような問題がある。まず、振動板を囲むようなフレームを形成する必要があり、スピーカ装置が大型化してしまう。
また、振動板から発せられる音波の伝播方向にフレームの一部が配置されているので、音波を指向性が生じさせることなく伝播させる場合に悪影響が生じる。即ち、発生する音波に指向性が生じる。また、音波がフレームの一部に伝播し、フレームそのものが振動して音波が発せられるため、音響特性を低下させてしまう。
さらに、振動板の内周部から磁気回路に向かって延在するボイスコイルボビンが長く形成されているので、振動体そのものの重量が大きくなり、感度の低下を招く。
特開平6−197398号公報 特開2006−101266公報
本発明が解決しようとする課題としては、上記のようなものが例として挙げられる。本発明は、音響特性の良好な小型の無指向性スピーカ装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、スピーカ装置であって、振動体と、前記振動体の外周部を支持する筐体と、前記筐体および新導体上部に配置される磁気回路と、前記筐体から上に延びて前記振動体の内部を通り、さらに上に延び前記磁気回路を支持する支持部材と、を備え、前記振動体は下に向かって略円錐状に開いている振動板と、エッジと、ボイスコイルボビンと、ダンパーと、を備え、前記振動板の外周部が前記エッジを介して前記筐体に支持され、前記振動板の内周部がボイスコイルボビンの外周に接続され、前記ボイルコイルボビンの外周に前記ダンパーの内周部が接続され、前記磁気回路を構成する部材に、前記ダンパーの外周部が接続され、前記支持部材にて支持される端子を備え、前記端子は、前記振動体と前記筐体との間に設けられており、前記ボイスコイルボビンは、前記端子と前記磁気回路との間に設けられていることを特徴とする。
本発明の第1実施例に係るスピーカ装置の断面図である。 第1実施例の変形例に係るスピーカ装置の断面図である。 本発明の第2実施例に係るスピーカ装置の断面図である。 本発明の第3実施例に係るスピーカ装置の断面図である。 本発明の第4実施例に係るスピーカ装置の断面図である。 本発明の第5実施例に係るスピーカ装置の断面図である。 変形例に係るスピーカ装置の断面図である。 他の変形例に係るスピーカ装置の断面図である。 他の変形例に係るスピーカ装置の断面図である。 他の変形例に係るスピーカ装置の断面図である。 防護部材を有するスピーカ装置と防護部材を有しないスピーカ装置の音響特性を示すグラフである。 イコイラザの形状に伴う各スピーカ装置の音響特性を示すグラフである。
符号の説明
1、1a、1b、1c、1d、1e、1f、1g、1h スピーカ装置
10、10b、10c、10d、10e 磁気回路
20 振動体
21 ボイスコイルボビン
22 ボイスコイル
23 振動板
24 エッジ
25 ダンパー
31 筐体
40、40x、40y、40z イコライザ
本発明の好適な実施形態では、スピーカ装置は、振動体と、前記振動体の外周部を支持する筐体と、前記筐体に対し対向するように配置される磁気回路と、を備え、前記振動体は前記筐体と前記磁気回路との間に配置され、前記振動体の内部を通り、且つ前記筐体から磁気回路に向かって延びる支持部材を備え、前記支持部材は前記磁気回路を構成する部材を支持する。
上記のスピーカ装置では、筐体と磁気回路とが対向配置され、その間に振動体が配置されている。振動体の外周部は筐体により支持されている。そして、支持部材は、振動体内部を通り、かつ、筐体から磁気回路に向かって延びている。
この構成によれば、磁気回路を支持する支持部材が振動体の内部を通っているので、振動体の外部から磁気回路を支持するフレームなどの部材を設ける必要がない。よって、振動体から発する音波の伝搬方向にフレームなどの障害物が存在しないので、無指向性を確保することができる。
上記のスピーカ装置の一態様では、前記磁気回路は磁石とヨークを備える外磁型磁気回路であって、前記支持部材によって支持される前記部材はヨークである。この態様では、磁気回路は磁石及びヨークを備える外磁型磁気回路として構成され、支持部材はその磁気回路の構成要素のうち、ヨークを支持するように構成される。
上記のスピーカ装置の他の一態様では、前記磁気回路はヨーク、磁石及び前記磁石の下面側に配置されたプレートを備える内磁型磁気回路であって、前記支持部材によって支持される前記部材はプレートである。この態様では、磁気回路はヨーク、磁石及び前記磁石の下面側に配置されたプレートを備える内磁型磁気回路として構成され、支持部材はその磁気回路の構成要素のうち、プレートを支持するように構成される。
上記のスピーカ装置の他の一態様では、前記磁気回路はヨーク、磁石、及び、前記磁石の下面側に配置されたプレートを備える外磁型磁気回路であって、前記支持部材によって支持される前記部材はヨークである。この態様では、磁気回路は磁石、ヨークと、前記ヨークから前記筐体に向かって延在するプレートを備える外磁型磁気回路として構成される。また、支持部材は、その磁気回路の構成要素のうち、プレート(前記ヨークから前記筐体に向かって延在する)を支持するように構成される。
上記のスピーカ装置の他の一態様では、前記筐体には外部へと通じる孔が形成されている。この孔は、スピーカ内部の空気をスピーカ装置の外部の空気と入れ替える通気孔としての役割を有し、これにより、振動体内部、磁気回路内部の温度上昇を抑制することができる。また、この孔は、振動体内部の空気圧を調整する役割も有する。また、前記筐体がキャビネットとして機能するバスレス型スピーカ装置の場合、前記孔を前記筐体が有することで低音域を拡大することができる(低音限界周波数を小さくできる)。
上記のスピーカ装置の好適な実施例は、前記磁気回路を取り囲むように形成されたイコライザを備えることができる。
上記のスピーカ装置の他の好適な実施例では、前記振動体は振動板とボイスコイルボビンとダンパーを備え、前記振動板の外周部が前記筐体に支持され、前記振動板の内周部がボイスコイルボビンの外周に接続され、前記ボイルコイルボビンの外周に前記ダンパーの内周部が接続され、前記磁気回路を構成する部材に、前記ダンパーの外周部が接続されている。
上記のスピーカ装置の他の好適な例では、前記磁気回路はヨークと、磁石と、プレートと、前記プレートの下面側に配置されるダンパー支持部材とを備える外磁型磁気回路であって、前記ダンパーの外周部が接続される前記部材は、ダンパー支持部材とされる。
上記のスピーカ装置の好適な実施例では、前記振動板と前記エッジが一体形成される。
上記のスピーカ装置の他の一態様では、前記支持部材を複数配置することができる。例えば、ボルトなどの第1の支持部材と、第1の支持部材を挿入する円筒状の第2の支持部材とにより構成してもよい。
上記のスピーカ装置の他の一態様では、前記振動体が有する振動板の周囲を囲むように、保護用ネットを配置し、振動板を保護してもよい。また、前記磁石を希土類系磁性材料やフェライト(酸化鉄を主成分とするセラミックス)から構成してもよい。
上記のスピーカ装置の他の一態様では、前記ヨークの側面に対向する前記磁石の側面に、または前記プレートの側面に対向するヨークの側面に金属部材を配置することができる。これにより、ボイスコイルのインダクタンス(誘導係数ともいう)が大きくなることを抑止でき、スピーカ装置の感度を向上させることができる。
上記のスピーカ装置の他の好適な例では、前記イコライザは、底面部と、立ち上がり部と、を備え、前記立ち上がり部の外径が前記筐体の外径と略等しく又は前記筐体の外径より小さく、前記立ち上がり部の外周側面は、平板状又は曲面状に形成されている。
上記のスピーカ装置の他の好適な例では、前記イコライザは、底面部と、立ち上がり部と、を備え、前記立ち上がり部の外径が前記筐体の外径より小さく、且つ前記筐体の内径と略等しく又は前記筐体の内径より小さく、前記立ち上がり部の外周側面は、曲面状に形成されている。
上記のスピーカ装置の他の好適な例では、前記ボイスコイルボビンは、前記振動板の内周部から前記磁気回路へ向かって延びている。
このように、ボイスコイルボビンを振動板の内周部から磁気回路へ向かわせることで、ボイスコイルボビンの長さを比較的小さくでき、即ちボイスコイルボビンを軽くすること、振動体全体の重量を小さくすることが可能となる。
また、ボイスコイルボビンの長さを比較的小さくすることで、ボイスコイルの振動が振動板により伝わりやすくなり、特に高域の再生帯域を拡大することが可能となる。
上記のスピーカ装置の他の好適な例では、前記磁気回路は、プレートと、磁石と、ヨークと、を備え、前記ボイスコイルボビンは、前記振動板の内周部から前記磁気回路へ向かって延びており、前記磁気回路が備える前記プレート又は前記ヨークと、前記ボイスコイルとの間には、磁性流体が挿入されている。このように、磁性流体を用いることで、振動体を振動している間に磁気回路を構成する磁石やプレート又はヨーク等に接触し異音等が発生することを抑止することが可能となる。
上記のスピーカ装置の他の好適な例では、前記支持部材にて支持される端子を備え、前記端子は、前記振動体と前記筐体との間に設けられている。
上記のスピーカ装置の他の好適な例では、前記支持部材にて支持される端子を備え、
前記端子は、前記振動体と前記筐体との間に設けられており、前記ボイスコイルボビンは、前記端子と前記磁気回路との間に設けられている。このように、ボイスコイルボビンを端子と磁気回路との間に配置することで、ボイスコイルの振動に伴い、ボイスコイルボビンが振動しても、端子に接触すること、端子に接触することで異音が生じることを抑止することが可能となる。さらに、ボイスコイルボビンの長さを比較的小さくすることで、即ちボイスコイルボビンを軽くすること、振動体全体の重量を小さくすることが可能となる。また、ボイスコイルボビンの長さを比較的小さくすることで、ボイスコイルの振動が振動板により伝わりやすくなり、特に高域の再生帯域を拡大することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
[第1実施例]
図1は、本発明の第1実施例に係るスピーカ装置の断面図である。図1において、スピーカ装置1は、大別して、磁気回路10と、振動体20と、筐体31と、イコライザ40とを備える。
筐体31は、略鍋型の形状を有し、スピーカ装置1の土台としての機能を有する。筐体31の底面外部には凹部31cが設けられており、凹部31cの略中央には、穴31dが形成されている。穴31dには、支持部材35を構成する第1の支持部材35aが挿入されている。第1の支持部材は例えばボルトとすることができ、そのボルトの頂部は凹部31c内に収容される。
第1の支持部材35aは、支持部材35を構成する略円筒状の第2の支持部材35bの内部に挿入される。支持部材35は、磁気回路10を支持する役割を有する。具体的には、支持部材35は、筐体31と磁気回路10との間に配置され、それらを相互に対向するように支持する。
筐体31には、凹部31cが形成されている範囲に、周方向に沿って複数の孔31bが設けられている。孔31bは、スピーカ装置内部、即ち、振動体20及び筐体31により形成されるスピーカ装置1の内部空間と、筐体31の外部との間で空気を交換することにより、振動体内部及び磁気回路内部の温度上昇を抑制する通気孔としての機能を有する。加えて、孔31bは、振動体内部の空気圧が上昇し、振動体20を適切に制御できなくなることを防止するための空気圧調整機能も有する。また、前記筐体がキャビネットとして機能するバスレス型スピーカ装置の場合、前記孔を前記筐体が有することで低音域を拡大することができる(低音限界周波数を小さくできる)。
振動体20は、ボイスコイルボビン21と、ボイスコイル22と、振動板23と、エッジ24と、ダンパー25とにより構成される。円錐形状の振動板23は筐体31を覆うように配置される。振動板23の外周端(外周部)にはエッジ24が取り付けられており、エッジ24の外周端は、筐体31の環状の上端面に設けられたエッジ支持部31aにおいて筐体31により支持されている。振動板23の内周端(内周部)は、円筒形状のボイスコイルボビン21の外周壁に取り付けられている。ボイスコイルボビン21の上端部(即ち、磁気回路側の端部)の外周壁には、ボイスコイル22が設けられている。
支持部材35の上部、即ち筐体31と反対側の端部には、磁気回路10が設けられている。具体的には、磁気回路10はイコライザ40の凹部内に収容されている。即ち、磁気回路10はイコライザ40により取り囲まれている。磁気回路10は、ヨーク11と、環状のマグネット12と、環状のプレート13とを備えた外磁型磁気回路である。ヨーク11は、略円筒状の本体部11aと、本体部11aの上端から外周方向へ延在するフランジ部11bとを備える。ヨーク11は、支持部材35によって支持されている。具体的には、ヨーク11が第2の支持部材35b上に配置された状態で、第1の支持部材35aがヨーク11の中央の孔に挿入されている。
プレート13の下面には略環状のダンパー支持部材14が設けられ、ダンパー支持部材14の下面には環状のダンパー25が設けられている。ダンパー支持部材14はイコライザ40の凹部の内壁に取り付けられているので、ダンパー25はイコライザ40に固定された状態で、ボイスコイルボビン21を移動可能に支持している。ダンパー25は、ヨーク11とプレート13との間に形成された磁気ギャップ内にボイスコイル22が配置されるように、ボイスコイルボビン21に取り付けられている。
環状のマグネット12は、ヨーク11のフランジ部11bの下面に取り付けられ、好ましくは希土類磁石とすることができる。プレート13はマグネット12の下面に取り付けられる。これにより、ヨーク11、即ち略円筒状の本体部11aの外周壁と、プレート13の内周壁との間に磁気ギャップが形成される。
第2の支持部材35bには、その外周方向の2カ所に端子27が設けられており、ボイスコイルボビン21上に巻き付けられたボイスコイル22の端部は、錦糸線26を介して端子27と接続されている。
こうして、振動体20は、その内周端がボイスコイルボビン21に固定されるとともに、その外周端が筐体31の上端面のエッジ支持部31aに固定され、ダンパー25により図中上下方向(矢印Y方向)に移動可能となっている。ヨーク11とプレート13との間に構成されている磁気ギャップ内に配置されているボイスコイル22に、端子27及び錦糸線26を通じて入力信号が供給されると、振動体20に矢印Y方向への振動が生じ、入力信号に応じた音波が出力される。
以上のように構成されたスピーカ装置1では、振動体20が筐体31と磁気回路10との間に配置され、かつ、振動体20の内部を通る支持部材35が筐体と磁気回路10とを対向位置に支持している。よって、振動板の上方に位置する磁気回路を、振動板を取り囲むように配置されたフレームなどにより支持する構成を採用するスピーカ装置と比較した場合、振動体20が発生する音波の伝搬方向にフレームなどの障害物が存在しないので、音波によりフレーム自身が振動して不要な音が発生して音響特性が低下したり、フレームが音波の伝搬に対する障害物となって指向性を生じさせたりすることなく、全方位に向けて音波を発することができる。また、振動板23の外周部を囲むようにフレームを配置する必要がないので、スピーカ装置全体を小型化することができる。
また、磁気回路10と、振動板23の内周端とが近いので、振動体20の振動方向’矢印Y方向)におけるボイスコイルボビン21の長さを短くすることができる。これにより、振動体20の重量を減らし、感度を向上させることができる。
また、振動板23の半頂角を小さくできるので、高域共振周波数を大きくすることができ、高周波数領域での音響特性を向上させることができる。なお、「振動板の半頂角」とは、振動板の軸方向と、振動板の傾斜面とのなす角を指す。
(第1実施例の変形例)
図2に第1実施例の変形例に係るスピーカ装置の断面図を示す。このスピーカ装置1aでは、ヨーク11の外周壁と対向するマグネット12の内周壁に金属部材58を設ける。また、その代わりに、又は、それに加えて、プレート13の内周壁に対向するヨーク11の外周壁に金属部材59を設ける。さらに、その代わりに、又は、それに加えて、プレート13の内周壁に金属部材57を設ける。金属部材57、58及び59は、例えば銅製のリング状部材とすることができる。この金属部材57、58、59を設けることにより、高音域での音響特性を向上させることができる。
[第2実施例]
図3は、第2実施例に係るスピーカ装置の構成を示す。図3に示すスピーカ装置1bは、ヨーク11から振動板23の内部に向かって延在する環状のプレート17を備える点で、第1実施例に係るスピーカ装置1及び1aと異なる。即ち、第2実施例のスピーカ装置1bは、マグネット12の下面に取り付けられたプレート13に加え、ヨーク11の下側において第2の支持部材35bを取り囲む環状のプレート17を備える。これにより、磁気ギャップ内での磁束の分布を均一にすることができ、磁束分布の不均一による歪みを低下させることができる。
[第3実施例]
図4(A)及び(B)は、第3実施例に係るスピーカ装置の構成を示す。第1及び第2実施例に係るスピーカ装置1、1a及び1bでは、磁気回路10は外磁型磁気回路として構成されている。これに対し、第3実施例に係るスピーカ装置1c1及び1c2は、それぞれ磁気回路10cが内磁型磁気回路として構成される。具体的には、図4(A)又は(B)に示すように、磁気回路10cは、円盤状のヨーク11cと、ヨーク11cの下面側に配置された環状のマグネット12cと、その下面側に配置された環状のプレート13cとにより構成される。なお、これ以外の構成は、第1及び第2実施例と同様である。
[第4実施例]
図5は、第4実施例に係るスピーカ装置の構成を示す。第1及び第2実施例に係るスピーカ装置1、1a及び1bでは、磁気回路10は外磁型磁気回路として構成されている。これに対し、第4実施例に係るスピーカ装置1dは、磁気回路10dが内磁型磁気回路として構成される。具体的には、図5に示すように、磁気回路10dは、ヨーク11dと、環状のマグネット12dと、その下面側に配置された環状のプレート13dとにより構成される。なお、これ以外の構成は、第1及び第2実施例と同様である。
[第5実施例]
図6は、第5実施例に係るスピーカ装置の構成を示す。第1及び第2実施例に係るスピーカ装置1、1a及び1bでは、磁気回路10は外磁型磁気回路として構成されている。これに対し、第5実施例に係るスピーカ装置1eは、磁気回路10eが内磁型磁気回路として構成される。具体的には、図6に示すように、磁気回路10eは、ヨーク11eと、環状のマグネット12eと、その下面側に配置された環状のプレート13eとにより構成される。なお、これ以外の構成は、第1及び第2実施例と同様である。
[変形例]
上記の各実施例のスピーカ装置において、振動板23の周囲を取り囲むように、保護用ネット、円筒状の保護ガード又は防護部材などを設けて、振動板を保護することとしてもよい。
図7(A)は、保護用ネット51を取り付けた状態を示す断面図である。保護用ネット51は、イコライザ40と筐体31との間の空間を覆うようにスピーカ装置1に取り付けられる。なお、保護用ネット及び円筒状の保護ガードは、その周方向に一様に形成されているので、保護用ネットや円筒状の保護ガードを振動板の周囲に配置しても、音波に指向性が生じさせることなく伝播させることができる。
図7(B)は、防護部材52を取り付けた状態を示す断面図である。防護部材52の各々は棒状の部材であり、複数の防護部材52が周方向に等間隔で取り付けられる。このように、防護部材52を周方向に等間隔で設けることにより、音波に指向性を生じさせることなく伝播させることが可能である。
また、上記の各実施例のスピーカ装置1、1a、1b、1c1、1c2、1d、1e(以下、代表して「スピーカ装置1v」と呼称する)において、イコライザ40は、図1〜図7に示されるように、板状の底面部40aと、底面部40aの外周部から立ち上がる立ち上がり部40bと、を備えており、本例では、立ち上がり部40bにおける外周側面の形状を変えても構わない。例えば、図8〜図10に示されるような、イコライザの形状が挙げられる。上記の各実施例のスピーカ装置1vが備えるイコライザ40では、その外径d1が筐体31の外径d2よりも小さく、筐体31の内径と略等しい形状を有している。さらに、イコライザ40の立ち上がり部40bの外周側面が曲面状である。これに対し、図8に示すスピーカ装置1fが備えるイコライザ40xの形状は、その外径d3が筐体31の内径d1よりも小さい形状を有している。またイコライザ40xの立ち上がり部40bの外周側面が、平板状である。図9に示すスピーカ装置1gが備えるイコライザ40yの形状は、その外径d3が筐体31の内径d1よりも小さい形状を有する。またイコライザ40yの立ち上がり部40bの外周側面が、曲面状である。図10に示されるスピーカ装置1hのイコライザ40zは、その外径d2が筐体31の外径と略等しい形状を有する。さらにイコライザ40zの立ち上がり部40bの外周側面が、曲面状である。
[実験結果]
図1〜図7に示されるスピーカ装置1vにおいて、防護部材52を取り付けていないスピーカ装置と、防護部材52を取り付けたスピーカ装置とを、音響特性の点にて比較した実験結果を図11に示す。図11において、縦軸は音圧(dB)を、また、横軸は周波数(Hz)を夫々示す。また、図11において、実線で示すグラフg1は、防護部材52を取り付けたスピーカ装置1vの音響特性を示し、また、破線で示すグラフg2は、防護部材52を取り付けていないスピーカ装置1vの音響特性を示す。図11に示されるように、防護部材52を取り付けたスピーカ装置1vの音響特性と、防護部材52を取り付けていないスピーカ装置1vの音響特性とは略同様であり、防護部材52を取り付けても、例えば防護部材52が共振等して音波を発する等の悪影響が発生することを抑止できていることが確認された。
また、筐体31に設けられる防護部材52が磁気回路10又はイコライザ40に向かって延びて支持されている場合、例えば、下記のような問題点がある。ボイスコイル22が振動する時、例えば、ボイスコイル22が音響放射方向へ向かって振動すると、磁気回路10は磁気的な反発力を受けて、音響放射方向とは逆側に振動する。この振動が防護部材52に伝わって共振等が発生し、防護部材52が音波を発生する。また、ボイスコイル22が振動する時、ダンパー25が振動板23の振動に追従して振動するので、ダンパー25の振動が防護部材52に伝わって共振等が発生し、防護部材52が音波を発生する。また、ボイスコイル22が振動する時、振動板23が振動することで、振動板23の背面(音響放射方向とは逆側の面)から筐体31に向かって空気圧が筐体31に作用し、筐体31が振動する。このため、筐体31の振動が防護部材52に伝わって共振等が発生し、防護部材52が音波を発生する。ところで、筐体31に設けられる防護部材52を、図7(B)に示されるような形状にしている。このような形状にすることで、磁気回路10、ダンパー25や筐体31の振動によって共振等の発生を抑えることができ、防護部材52が音波を発生することを抑えることができることが、図11に示されている。また、防護部材52の幅を、所定の周波数に対応する波長よりも小さくすることで、振動板23から発せられる音波により共振等することを抑止し、防護部材52が音波を発生することを抑止している。例えば、所定の周波数を約40kHzとすると、波長が約3.5mmであり、この波長よりも防護部材52の幅を小さくしている。
次に、図12には、図1、及び図8〜図10に示されるイコライザ40及び40x〜40zの形状に伴うスピーカ装置の音響特性が示されている。図12において、縦軸は音圧(dB)を、また、横軸は周波数(Hz)を夫々示す。また、図12において、実線にて示すグラフg11は、図1に示すイコライザ40を有するスピーカ装置1の音響特性を、また、一点鎖線にて示すグラフg12は、図8に示すイコライザ40xを有するスピーカ装置1fの音響特性を、また、二点鎖線にて示すグラフg13は、図9に示すイコライザ40yを有するスピーカ装置1gの音響特性を、また、破線にて示すグラフg14は、図10に示すイコライザ40zを有するスピーカ装置1hの音響特性を夫々示す。図12に示されるイコライザ40及び40x〜40zの中で、特に図1に示されるイコライザ40の形状が、図8〜図10に示されるイコライザ40x〜40zの各形状と比べて低音域から高音域にかけて、ピーク・ディップが比較的小さい点で、好ましい。
また、上記の各スピーカ装置において、磁気ギャップ内に磁性流体を配置させても構わない。磁性流体を用いることで、振動体20の軽量化を図る際、振動体20を振動している間に磁気回路を構成する磁石やプレート又はヨーク等に接触し異音等が発生することを抑止することが可能となる。
また、上記の各スピーカ装置において、ボイスコイルボビン21を振動板23の内周部から磁気回路10へ向かわせて、ボイスコイルボビン21の長さを比較的小さくしても構わない。このようなボイスコイルボビン21を用いることで、ボイスコイルボビン21を軽くすること、振動体20全体の重量を小さくすることが可能となる。また、ボイスコイルボビン21の長さを比較的小さくすることで、ボイスコイル22の振動が振動板23により伝わりやすくなり、特に高域の再生帯域を拡大することが可能となる。
また、上記の各スピーカ装置において、前記支持部材35にて支持される端子27を、前記振動体20と前記筐体31との間に設け、前記ボイスコイルボビン21は、端子27と前記磁気回路10との間に設けられても構わない。このように、ボイスコイルボビン21を端子27と磁気回路10との間に配置することで、ボイスコイル22の振動に伴い、ボイスコイルボビン21が振動しても、端子27に接触すること、端子27に接触することで異音が生じることを抑止することが可能となる。さらに、ボイスコイルボビン21の長さを比較的小さくすることで、即ちボイスコイルボビン21を軽くすること、振動体20全体の重量を小さくすることが可能となる。また、ボイスコイルボビン21の長さを比較的小さくすることで、ボイスコイル22の振動が振動板23により伝わりやすくなり、特に高域の再生帯域を拡大することが可能となる。
本発明は、電子機器などに用いられる小型のスピーカ装置に利用することができる。

Claims (22)

  1. 振動体と、
    前記振動体の外周部を支持する筐体と、
    前記筐体および振動体上部に配置される磁気回路と、
    前記筐体から上に延びて前記振動体の内部を通り、さらに上に延び前記磁気回路を支持する支持部材と、を備え、
    前記振動体は下に向かって略円錐状に開いている振動板と、エッジと、ボイスコイルボビンと、ダンパーと、を備え、
    前記振動板の外周部が前記エッジを介して前記筐体に支持され、
    前記振動板の内周部がボイスコイルボビンの外周に接続され、
    前記ボイルコイルボビンの外周に前記ダンパーの内周部が接続され、
    前記磁気回路を構成する部材に、前記ダンパーの外周部が接続され、
    前記支持部材にて支持される端子を備え、
    前記端子は、前記振動体と前記筐体との間に設けられており、
    前記ボイスコイルボビンは、前記端子と前記磁気回路との間に設けられていることを特徴とするスピーカ装置。
  2. 前記筐体には外部へと通じる孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  3. 前記磁気回路を取り囲むように形成されたイコライザを備えることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  4. 前記筐体の上端は前記振動板の下端に略等しく位置し、前記磁気回路の下端は前記振動板の上端より上に位置することで、前記振動板がこのスピーカ装置の横方向全周にわたって実質的にオープンであることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  5. 前記振動板と前記エッジとが一体成形されていることを特徴とする請求項4に記載のスピーカ装置。
  6. 前記磁気回路はヨークと、磁石と、プレートと、前記プレートの下面側に配置されるダンパー支持部材と、を備える外磁型磁気回路であって、
    前記ダンパーの外周部が接続される前記部材は、ダンパー支持部材であることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  7. 前記振動体が有する振動板の周囲を囲むように、保護用ネット又は防護用部材が配置されることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  8. 前記ヨークの側面に対向する前記磁石の側面、または前記プレートの側面に対向するヨークの側面、もしくは前記ヨークの側面に対向する前記プレートの側面に金属部材が配置されていることを特徴とする請求項6に記載のスピーカ装置。
  9. 前記イコライザは、底面部と、立ち上がり部と、を備え、
    前記立ち上がり部の外径が前記筐体の外径と略等しく又は前記筐体の外径より小さく、
    前記立ち上がり部の外周側面は、平板状又は曲面状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のスピーカ装置。
  10. 前記イコライザは、底面部と、立ち上がり部と、を備え、
    前記立ち上がり部の外径が前記筐体の外径より小さく、且つ前記筐体の内径と略等しく又は前記筐体の内径より小さく、
    前記立ち上がり部の外周側面は、曲面状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のスピーカ装置。
  11. 前記ボイスコイルボビンは、前記振動板の内周部から前記磁気回路へ向かって延びていることを特徴とする請求項4に記載のスピーカ装置。
  12. 前記支持部材にて支持される端子を備え、
    前記端子は、前記振動体と前記筐体との間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  13. 前記筐体は、前記支持部材の一端が支持される底面部と、前記底面部を取り囲む外周側部とを備え、
    前記筐体の外周側部は、前記振動体が有する振動板の外周部を支持することを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  14. 前記筐体は、前記支持部材の一端が支持される底面部と、前記底面部を取り囲む外周側部とを備え、
    前記筐体の外周側部は、前記振動体が有する振動板の外周部近傍まで延在し、
    前記底面部と前記外周側部の内面と前記エッジで囲まれる略円柱形の第一の空間と、前記振動板で囲まれる略円錐形の第二の空間と、を有し、該第一の空間と該第二の空間は連続していることを特徴とする請求項2に記載のスピーカ装置。
  15. 前記振動体は、振動板と、ボイスコイルを支持するボイスコイルボビンとを少なくとも備え、
    前記ボイスコイルボビンは、前記ボイスコイルが支持される一方の端部と、前記振動板の内周部近傍に設けられる他方の端部とを備えることを特徴とする請求項13に記載のスピーカ装置。
  16. 前記磁気回路は、プレートと、磁石と、ヨークとを備え、
    前記プレートと前記ヨークとの間にて形成される磁気ギャップ内に、前記ボイスコイルボビンの一方の端部が配置されており、
    前記磁気回路が備える前記プレート又は前記ヨークと、前記ボイスコイルとの間には、磁性流体が挿入されていることを特徴とする請求項15に記載のスピーカ装置。
  17. 前記支持部材は、前記磁気回路を構成する部材に、その一部が挿入されていることを特徴とする請求項15に記載のスピーカ装置。
  18. 前記磁気回路はヨークを少なくとも備え、
    複数の前記支持部材のうち、一方の前記支持部材はその一部が前記ヨークに挿入されており、
    前記他方の支持部材は、前記ヨークの前記筐体側の側面を支持していることを特徴とする請求項15に記載のスピーカ装置。
  19. 前記磁気回路はヨーク、磁石、プレートを備え、
    複数の前記支持部材のうち、一方の前記支持部材はその一部が前記ヨークに挿入されており、
    前記他方の支持部材は、前記磁石又はプレートの前記筐体側の側面を支持していることを特徴とする請求項15に記載のスピーカ装置。
  20. 複数の前記支持部材を備え、
    前記複数の支持部材のうち、一方の前記支持部材は、他方の前記支持部材を取り囲む筒状の形状を有することを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  21. 請求項1に記載のスピーカ装置を備えることを特徴とする電子機器。
  22. 前記第二の空間の体積は、前記第一の空間の体積よりも大なることを特徴とする請求項14に記載のスピーカ装置。
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