JP4690856B2 - スピーカ用グリル、およびスピーカ装置 - Google Patents

スピーカ用グリル、およびスピーカ装置 Download PDF

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Description

本発明は、スピーカ用グリル、およびスピーカ装置に関するものである。
例えば車載用のスピーカ等には、振動板等を保護するために前面側にスピーカ用グリルが設けられている。例えば車載用のスピーカ等では、スピーカ正面位置にて視聴される場合が少なく、真正面方向に対して斜視方向の位置にて視聴される場合が多い。この斜視方向への指向性を備えたスピーカ用グリルが各種知られている。例えば特許文献1には、複数の径の異なるリング状の桟部材を同心状に配置すると共に、このリング状の桟上部材をリブによって支持し、一端側が他端側と比較し狭いピッチに配置されたスピーカ用グリルが開示されている。このスピーカ用グリルでは、狭ピッチで配置された一端側で音圧分布が上昇し、その結果音波(粗密波)の指向性が生じる。
特開2002−305784号公報
しかし、上述したスピーカでは、複数の径の異なるリング状の桟部材を同心状に配置された複雑な構造となっており、強度が比較的弱く、形成工程に長時間を要する。このため、より簡単な構成のスピーカ用グリルが望まれている。
ところで、一般的に振動板から斜視方向に放射される粗密波は、振動板の振動面の各部分からの行路差に応じた異なる位相成分の合成波である。このため特定の斜視方向へ放射される粗密波では、逆位相成分が干渉して、特定の周波数領域の音質が低下する場合がある。
本発明は、このような問題に対処することを課題の一例とするものである。すなわち、簡単な構成で斜視方向での音質の低下を防止することができるスピーカ用グリル、およびスピーカ装置を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明は、以下の各独立項に係る構成を少なくとも具備するものである。
請求項1に係る発明は、振動板を備えるスピーカの前面側に配備されるスピーカ用グリルであって、前記振動板の前面位置に形成され、前記振動板の正面方向で前記振動板の外径全体が開放される開口領域部と、前記開口領域部の左右両側に第1および第2の遮蔽領域部を有し、前記第1の遮蔽領域部は、左右一方の斜視方向で前記振動板の振動面における左右一方の一部を遮蔽し、前記第2の遮蔽領域部は、前記斜視方向で前記振動板の振動面を遮蔽しない遮蔽領域部とを備えたことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、振動板、および前記振動板の前面側に配備されるスピーカ用グリルを有するスピーカ装置であって、前記スピーカ用グリルは、前記振動板の前面位置に形成され、前記振動板の正面方向で前記振動板の外径全体が開放される開口領域部と、前記開口領域部の左右両側に第1および第2の遮蔽領域部を有し、前記第1の遮蔽領域部は、左右一方の斜視方向で前記振動板の振動面における左右一方の一部を遮蔽し、前記第2の遮蔽領域部は、前記斜視方向で前記振動板の振動面を遮蔽しない遮蔽領域部とを備えることを特徴とする。
本発明の一実施形態に係るスピーカ装置は、振動板とその振動板の前面側に配備されるスピーカ用グリルとを有するスピーカ装置であって、スピーカ用グリルは、振動板の前面位置に形成され、振動板の正面方向で振動板の外径全体が開放される開口領域部と、該開口領域部の側方に形成され、振動板の斜視方向で振動板の一部が遮蔽される遮蔽領域部とを備えたことを特徴とする。
上記構成のスピーカ装置では、スピーカ用グリルに形成された遮蔽領域部が、開口領域部の側方に形成され、振動板の斜視方向で振動板の一部を遮蔽するので、例えば振動板の傾斜面部から放射される粗密波のうち、規定角度以上の斜視方向(斜め方向)に沿った粗密波の一部が、遮蔽領域部により遮蔽されるので、振動板の各部分からの行路差に応じた位相成分の干渉により生じる虞のある、特定の周波数領域の音質の低下を低減することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態に係るスピーカ装置を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るスピーカ装置1を説明するための正面図である。図2は図1に示したスピーカ装置のA−A線に沿った断面図である。図3は図1に示したスピーカ装置1のB−B線に沿った断面図である。
本実施形態に係るスピーカ装置1は、図1〜図3に示すように、2つのスピーカ装置が同軸上に配置されている。例えば本実施形態に係るスピーカ装置1は、低音再生用のスピーカ装置2、高音再生用のスピーカ装置3、およびスピーカ用グリル(グリル)4を有する。グリル4は、本発明に係るスピーカ用グリルの一実施形態に相当する。また、低音再生用のスピーカ装置2と高音再生用のスピーカ装置3は、支持部材5により連結されている。
スピーカ装置1は、例えば同軸型の2ウェイスピーカであり、前面側に高音再生用のスピーカ装置2、背面側に低音再生用のスピーカ装置3が同軸上に配置されている。スピーカ装置1は上記形態に限られるものではなく、単一のスピーカ装置であってもよい。また低音再生用のスピーカ装置2は低音および中音再生が可能なスピーカ装置であってもよいし、高音再生用スピーカ装置3は中音および高音再生が可能なスピーカ装置であってもよい。
[低音再生用のスピーカ装置2]
低音再生用スピーカ装置2は、図1〜図3に示すように、磁気回路21、および振動系22を有する。磁気回路21は、外磁型磁気回路や内磁型磁気回路等を採用することができる。本実施形態に係る磁気回路21は外磁型磁気回路であり、磁石211、ポールピース212、およびプレート213を有する。磁石211は、例えばリング形状に形成されている。磁石211は、例えばネオジウム系、サマリウム・コバルト系、アルニコ系、フェライト系磁石等の永久磁石等を採用することができる。ポールピース212は、図2に示すように、断面形状が略逆T字状に形成されている。ポールピース212は、例えば図2に示すように、ヨーク212a、センターポール212b、および開口部212c、212dを有する。ヨーク212aはフランジ形状に形成され、リング形状の磁石211の下面側に配置されている。センターポール212bは円筒形状に形成され、下面側の中心軸近傍に円錐台形状の凹部が形成されている。またセンターポール212bは、下側に開口部212cが形成され、上側に開口部212dが形成され、この開口部212c,212dが中心軸に沿って貫通している。開口部212dは、センターポール212bの略中央部近傍から上側にかけて形成され、開口部212cはそれより下側にかけて形成されている。この開口部212dの径は、開口部212cの径より大きく形成されている。開口部212c,212dには支持部材5が貫通している。
リング状のプレート213は、リング状の磁石211上に配置されている。このプレート213の内周部とポールピース212の外周部との間に磁気間隙210が形成され、この磁気間隙210に磁石211による磁束が集中している。
振動系22は、図1〜図3に示すように、ボイスコイルボビン221、ボイスコイル222、振動板223、スピーカフレーム(フレーム)224、およびダンパ225を有する。ボイスコイルボビン221は略円筒形状に形成され、下端部にはボイスコイル222が巻回されている。またボイスコイルボビン221の下端部に巻回されたボイスコイル222は、プレート213とポールピース212との磁気間隙210内に配置される。ボイスコイル222には、導電線LN1が電気的に接続されており、導電線LN1の他端はフレーム224に備えられた端子部224aに電気的に接続されている。振動板223は、例えばコーン形状など各種形状に形成されている。振動板223は、例えば紙系、高分子系、金属系などの各種材料を採用することができる。振動板223の端部はエッジ部223aを介してフレーム224に固定されている。エッジ部223aは、振動板223の動きに対して柔軟に動くように形成されている。このエッジ部223aは、例えば振動板223の音響的な振動の終端としての機能、振動板223の外周部を支持して規定された位置に保持する機能、振動板223の横揺れに対して制動する機能、振動板223背面側からの音波が前面側の音波に干渉しないように遮蔽する機能などを有する。
フレーム224は、スピーカ装置1の各構成要素を支持する機能を有する。詳細にはフレーム224は、上側に向って開口した形状に形成され、底面部224bがプレート213上に配置され、上端部224bにエッジ部223cが固定されている。また、フレーム224の略中央部近傍には、ダンパ225を支持するフランジ部224dが形成されている。
ダンパ225は、ボイスコイルボビン221を移動自在に支持する。詳細には、ダンパ225は、例えば断面波型形状に形成され、外周部が224に固定され、内周部が振動板223に固定されている。
[支持部材5]
支持部材5は、低音再生用のスピーカ装置2と高音再生用のスピーカ装置3の間に形成され、低音再生用のスピーカ装置2上に高音再生用のスピーカ装置3を支持する。例えば支持部材5の下端部には、ポールピース212の開口部212c,212dに嵌合する嵌合部5aが形成されている。支持部材5の上端部には開口部5bが形成されており、この開口部51bには高音再生用のスピーカ装置3のフレーム部33が嵌合されている。
[高音再生用のスピーカ装置3]
高音再生用のスピーカ装置3は、図1〜図3に示すように、磁気回路31、振動系32、フレーム部33、および遮蔽カバー34を有する。磁気回路31は、外磁型磁気回路や内磁型磁気回路等を採用することができる。本実施形態に係る磁気回路31は、内磁型磁気回路であり、磁石311、ヨーク312、およびプレート313を有する。
磁石311は、円柱形状に形成されている。磁石311は、例えばネオジウム系、サマリウム・コバルト系、アルニコ系、フェライト系の永久磁石等を採用することができる。ヨーク312は、断面U字形状に形成され、底面部上に磁石311が載置される。プレート313は、リング形状に形成され、磁石311上に配置されている。このプレート313の外周部と、ヨーク312の上端内周部との間に磁気間隙310が形成され、この磁気間隙310に磁石311による磁束が集中している。
振動系32は、振動板321、およびボイスコイル322を有する。振動板321は、中央部がドーム形状に形成され、外周部がコーン形状に形成され、その中間部にはボイスコイルが配置される断面U字形状部が形成されている。振動板321の外周部はフレーム部33により支持されている。ボイスコイル322は、振動板321により磁気間隙310近傍に支持される。またボイスコイル322には、端子部224aから遮蔽カバー34を介して導電線LN1が電気的に接続されている。フレーム部33は、下部に支持部材5の開口部に嵌合する嵌合部33aが形成され、内部に磁気回路31が配置されている。フレーム部33の前面側には遮蔽カバー34が配置されている。
遮蔽カバー34は、図2,図3に示すように、フレーム部33の周辺部に形成され、遮蔽カバー34の外径が、振動板223の外径の3分の2程度の大きさに形成されている。この遮蔽カバー34は、振動板223の中心部分から放射される粗密波の一部を遮蔽及び反射する機能を有する。また、遮蔽カバー34は正面方向で振動板223の中心部分を覆うように形成され、斜視方向は振動板223の振動面の一部を遮蔽するように形成されている。
[グリル4]
図4は、図1に示したスピーカ用グリルの正面側からの斜視図である。図5は、図1に示したスピーカ用グリルの裏面側からの斜視図である。図6は、図1に示したスピーカ用グリルを説明するための正面図である。グリル4は、図1〜6に示すように、開口領域部41、遮蔽領域部42、および保護部材(パンチングネット)43を有する。
開口領域部41は、振動板223の前面位置に形成され、振動板223の正面方向で振動板223の外径全体が開放される形状に形成されている。
遮蔽領域部42は、開口領域部41の側方に形成され、振動板223の斜視方向で振動板223の一部が遮蔽される形状に形成されている。また、遮蔽領域部42は、例えば図2,3に示すようにx軸方向に沿って開口領域部41の左右両側に形成され、左右一方の斜視方向で振動板223の振動面における左右一方の一部を遮蔽する。
詳細には遮蔽領域部42は、例えば図2,3に示すように、x軸方向に沿って開口領域部41の左右両側に第1および第2の遮蔽領域部421,422を有する。本実施形態では第1の遮蔽領域部421,第2の遮蔽領域部422は、左右線対称な形状に形成されている。この第1の遮蔽領域部421は、左右一方の斜視方向で振動板223の振動面における左右一方の一部を遮蔽し、第2の遮蔽領域部422は、斜視方向で振動板223の振動面を遮蔽しない形状に形成されている。また、遮蔽領域部42は、振動板223の正面方向で、振動板223の一部のエッジ部223a近傍を遮蔽する。この際、遮蔽領域部42は、振動板223の正面方向で、振動板223の一部のエッジ部223a近傍や、振動板223の振動面の一部を遮蔽する形状に形成されていてもよい。この遮蔽領域部42は、例えば鉄等の金属系材料や、ABS(ACRYLONITRILE-BUTADIENE-STYRENE)樹脂等の樹脂系材料等、各種材料により形成される。
保護部材(パンチングネット)43は、例えば開口領域部41を覆うように形成され、例えば複数の孔部が形成されている。本実施形態に係る保護部材43は、複数の孔部が形成されたパンチングネットを採用する。保護部材43は、例えば鉄等の金属系材料や、ABS樹脂等の樹脂系材料により形成されている。振動板から放射される粗密波は、保護部材43に形成された孔部を介して、少なくとも真正面方向に音響的負荷が低い状態で透過可能である。
以下、グリル4の一具体例を説明する。図1〜6に示すように、グリル4は、左右両サイドに指向性を調整するアーム形状の遮蔽領域部42が形成されている。遮蔽領域部42は、真正面側から見て振動板223のエッジ223aのみ、またはエッジ部223aおよび振動板223の振動面まで覆うように形成されている。例えば図6に示すように、遮蔽領域部42は、振動板223の最大外形円周方向で予め規定された角度範囲Aが55°〜80°程度に形成されていることが好ましい。また第2の遮蔽領域部422は、水平方向(x軸方向)の開口率(第1および第2の遮蔽領域部421,422間の最小寸法C/振動板223の最大径ΦD)を65%〜80%程度に設定することが好ましい。またグリル4の上下方向(y軸方向)には、音響的な負荷形状を設けず、円周方向で角度Bを90°以上開放することが好ましい。また遮蔽領域部42は、例えば図2,4に示すように、正面軸(スピーカの中心軸O)から規定角度、例えば30°以上斜め方向から見た場合に、遮蔽領域部422が振動板223の一部を覆い、その他の方向には、グリル4による音響的負荷がない構造に形成されている。この上述した角度範囲A、開口率、角度Bなど各寸法や形状は、スピーカ装置1の使用環境、外的環境、低音再生用のスピーカ装置2や高音再生用のスピーカ装置3の音響性能などにより、適宜設定する。
上記構成のスピーカ装置1の動作を簡単に説明する。例えば電気信号が、端子部224aから導電線LN1を介してボイスコイル222,322に供給される。これによりボイスコイル222,322それぞれに駆動力が発生し、振動板223,321をスピーカ装置1の軸方向O(z軸方向)に振動させる。こうしてスピーカ装置1は前面側に音波(粗密波)を放射する。
[真正面方向(中心軸方向)]
この際、振動板223から、スピーカ装置1の正面軸方向(z軸方向)に沿って放射される粗密波は、グリル4の開口領域部41を介して、詳細には開口領域部41を覆うように形成された保護部材43を介して前面側に向って放射される。この際、保護部材43は音響的負荷が略ゼロとなるように形成されている。
[(y軸方向に向かって傾斜した)斜視方向]
図7は、スピーカの中心軸Oからy軸方向に向かって規定角度傾いた斜視方向に放射される音波(粗密波)の行路差を説明するための図である。例えば図7に示すように、スピーカ装置の正面軸(中心軸O)に対して、斜視方向(30°)での受聴する際に、スピーカ装置1の振動板223の振動面の各部分から放射される音波(粗密波)は、最大で行路差LD1を生じる。例えば直径10cm程度の振動板を備えるスピーカでは、斜視方向30°にて受聴した場合、数式(1)に示すように、行路差LD1が最大で約0.036m程度となる。この行路差0.036mは、約4.7kHz程度の音波の半波長に相当する。この半波長分だけずれた音波(粗密波)、つまり位相180度ずれた音波が干渉すると音圧レベルが低下する。
[数1]
波長=音速÷周波数
=340(m/s)÷4700(Hz)
=0.072(m)
=0.036(m)×2
=半波長×2 …(1)
[(x軸方向に向かって傾斜した)斜視方向]
図8は、スピーカの中心軸Oからx軸方向に向かって規定角度傾いた斜視方向に放射される音波(粗密波)を説明するための図である。
一方、例えば図1〜図6,図8に示すように、遮蔽領域部42は振動板223の斜視方向で振動板の一部を遮蔽する形状に形成されているので、例えば正面軸(中心軸O)に対してx軸方向に向かって規定角度傾いた斜視方向(30°)に沿って進む粗密波の一部は、遮蔽領域部42により遮蔽され、一部の粗密波は反射される。
詳細には振動板223の振動面における左右一方の一部、例えば図8に示すように、第2の遮蔽領域部422の近傍の振動板223の上端部付近223pから放射される粗密波の全部または一部を遮蔽することにより、例えば振動板223の対向する振動面から放射される粗密波と干渉する度合いを著しく低減させることができ、音圧レベルの低下を防止することができる。つまり音質の低下を防止することができる。
[比較]
本願発明者は、本発明の一実施形態に係るスピーカの性能を確認するために、本発明の一実施形態に係る遮蔽領域部42が形成されたグリル4と、一般的なグリルについて、正面方向(0°)および斜視方向(30°)の周波数レスポンスを測定して比較した。
図9は、本発明の一実施形態に係るグリル4を備えたスピーカ装置1と、一般的なグリルを備えたスピーカ装置それぞれの正面方向(0°)の周波数レスポンスを示す図である。図10は、本発明の一実施形態に係るグリル4を備えたスピーカ装置1と、一般的なグリルを備えたスピーカ装置それぞれの斜視方向(30°)の周波数レスポンスを示す図である。この周波数レスポンスは、それぞれの方向に沿って1mの点における音圧レベルを周波数に対応して連続した曲線となるように測定した結果に対応する。実線は本発明の一実施形態に係るグリル4を備えたスピーカ装置1に係る測定結果を示し、破線は一般的なグリルを備えたスピーカ装置に係る測定結果を示す。
[一般的なスピーカ装置]
図9,10に示すように、一般的なスピーカ装置では、正面方向と比べて斜視方向(30°)では、周波数約5kHz〜8kHzの範囲において音圧レベルが著しく低下する。この音圧レベルの低下は、上述したように(図7)、斜視方向に沿った粗密波の行路差LD1が主な要因である。この行路差LD1が粗密波の半波長に相当する粗密波が干渉すると、図9に示すように、その半波長に相当する周波数帯域(5kHz〜9kHz程度)の音圧レベルが低下する。
[本発明の一実施形態に係るスピーカ装置1]
一方、本発明の一実施形態に係るスピーカ装置1では、図8,9に示すように、正面方向と比べて斜視方向(30°)における周波数レスポンスは、周波数帯域約5kHz〜9kHzの範囲において音圧レベルが低下するものの、一般的なスピーカ装置と比べて音圧レベルが大きく向上している。つまり、その周波数帯域(約5kHz〜9kHz)において音質が改善していることが確認できた。
またグリル4は、振動板223の正面方向で振動板223の外径全体が開放される形状の開口領域部41を備えているので、振動板223から正面方向に沿って放射される粗密波は、音響的負荷が低い状態でグリル4を透過するので、音圧レベルが低下しない。つまり例えば単純に振動板の前面側に指向性を持たせるために反射板を形成すると正面方向への音質が低下するが、本発明に係るグリル4は、正面方向に開口領域部41が形成されているので、正面方向への音質が低下しない。
以上説明したように、本実施形態に係るスピーカ装置1は、振動板223、および振動板223の前面側に配備されるスピーカ用グリル4を有し、スピーカ用グリル4は、振動板223の前面位置に形成され、振動板223の正面方向で振動板223の外径全体が開放される開口領域部41と、開口領域部41の側方に形成され、振動板223の斜視方向で振動板223の一部が遮蔽される遮蔽領域部42とを有するので、簡単な構成で斜視方向での音質の低下を防止することができる。また上述したようにグリル4は、正面方向に開口領域部41が形成されているので正面方向への音質が低下しない。
また、本実施形態に係る遮蔽領域部42は、開口領域部41の左右両側に形成され、左右一方の斜視方向で振動板223の振動面における左右一方の一部を遮蔽するので、左右両方の斜視方向での音質の低下を防止することができる。
詳細には、遮蔽領域部42は、開口領域部41の左右両側に第1および第2の遮蔽領域部421,422を有し、第1の遮蔽領域部422は、左右一方の斜視方向で振動板223の振動面における左右一方の一部を遮蔽し、第2の遮蔽領域部421は、その斜視方向で振動板223の振動面を遮蔽しない形状に形成されているので、左右両方の斜視方向での音質の低下を防止することができる。つまり、左右一方の斜視方向では、第1および第2の遮蔽領域部421,422のいずれか一方が、振動板223の振動面を遮蔽する形状に形成されているので、余計な音響的負荷をかけることなく、斜視方向の音質の低下を防止することができる。
また、遮蔽領域部42は、振動板223の正面方向で、振動板223のエッジ近傍を遮蔽するので、遮蔽領域部42が形成されている方向に向かって微小に傾いた斜視方向であっても、遮蔽領域部42が振動板223の一部を遮蔽することで、音質の低下を防止することができる。
また、本実施形態に係るスピーカ装置1は、低音再生用のスピーカ装置2と高音再生用のスピーカ装置3とが同軸上に配置され、高音再生用のスピーカ装置3には、上述した遮蔽カバー34が形成されているので、斜視方向では遮蔽カバー34と遮蔽領域部42とで、振動板223の一部を遮蔽するので、さらに音質の低下を防止することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限られるものではない。
例えば上述した実施形態に係るスピーカ装置1は、低音再生用のスピーカ装置2と高音再生用のスピーカ装置3の2個のスピーカ装置を備えたが、この形態に限られるものではない。1個のスピーカのみでもよいし、複数個のスピーカを備えていてもよい。
また、上述した実施形態に係るスピーカ装置1は、コーン形状の振動板を有するスピーカを説明したが、この形態に限られるものではない。例えばコーン形状、ドーム形状、平面形状、円形状、楕円形状、各種形状の振動板を有するスピーカであってもよい。
また、上述した実施形態に係るスピーカ装置1は、導電型の駆動方式のスピーカを説明したが、この形態に限られるものではない。例えば、電磁型、静電型、圧電型等、各種駆動方式を採用してもよい。また磁気回路として、内磁型磁気回路や外磁型磁気回路のいずれを採用してもよい。
また、上述した実施形態に係るスピーカ装置1では、樹脂からなる遮蔽領域部42と、保護部材(パンチングネット)43が備えられた開口領域部41とが形成されたグリル4を有したが、この形態に限られるものではない。例えばグリル4として、開口領域部41に複数の孔部が形成され、遮蔽領域部42に孔部が形成されていない又は遮蔽領域部42の孔部が塞がれている保護部材(パンチングネット)を用いることで、簡単な構成により本発明に係る効果を得ることができる。
また、例えば上述した実施形態では、円形状のスピーカを説明したが、この形態に限られるものではない。例えば本発明に係るスピーカを、略楕円形状、略矩形状、フラット形状等の各種形状のスピーカに採用することもできる。
以上説明したように、本発明に係るスピーカは、スピーカ装置1は、振動板223、および振動板223の前面側に配備されるスピーカ用グリル4を有し、スピーカ用グリル4は、振動板223の前面位置に形成され、振動板223の正面方向で振動板223の外径全体が開放される開口領域部41と、開口領域部41の側方に形成され、振動板223の斜視方向で振動板223の一部が遮蔽される遮蔽領域部42とを有するので、簡単な構成で斜視方向での音質の低下を防止することができる。
本発明の一実施形態に係るスピーカ装置1を説明するための正面図である。 図1に示したスピーカ装置のA−A線に沿った断面図である。 図1に示したスピーカ装置1のB−B線に沿った断面図である。 図1に示したスピーカ用グリルの正面側からの斜視図である。 図1に示したスピーカ用グリルの裏面側からの斜視図である。 図1に示したスピーカ用グリルの正面図である。 スピーカの中心軸Oからy軸方向に向かって規定角度傾いた斜視方向に放射される音波(粗密波)の行路差を説明するための図である。 スピーカの中心軸Oからx軸方向に向かって規定角度傾いた斜視方向に放射される音波(粗密波)を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るグリル4を備えたスピーカ装置1と、一般的なグリルを備えたスピーカ装置それぞれの正面方向(0°)の周波数レスポンスを示す図である。 本発明の一実施形態に係るグリル4を備えたスピーカ装置1と、一般的なグリルを備えたスピーカ装置それぞれの斜視方向(30°)の周波数レスポンスを示す図である。
符号の説明
1 スピーカ装置1
2 低音再生用のスピーカ装置
3 高音再生用のスピーカ装置
4 グリル
5 支持部材
21 磁気回路
22 振動系
31 磁気回路
32 振動系
33 フレーム部
34 遮蔽カバー
41 開口領域部
42 遮蔽領域部
43 保護部材(パンチングネット)
210 磁気間隙
211 磁石
212 ポールピース
213 プレート
221 ボイスコイルボビン
222 ボイスコイル
223 振動板
224 スピーカフレーム(フレーム)
224a 端子部
225 ダンパ
311 磁石
312 ヨーク
313 プレート
321 振動板
322 ボイスコイル
421 第1の遮蔽領域部
422 第2の遮蔽領域部

Claims (6)

  1. 振動板を備えるスピーカの前面側に配備されるスピーカ用グリルであって、
    前記振動板の前面位置に形成され、前記振動板の正面方向で前記振動板の外径全体が開放される開口領域部と、
    前記開口領域部の左右両側に第1および第2の遮蔽領域部を有し、
    前記第1の遮蔽領域部は、左右一方の斜視方向で前記振動板の振動面における左右一方の一部を遮蔽し、
    前記第2の遮蔽領域部は、前記斜視方向で前記振動板の振動面を遮蔽しない遮蔽領域部とを備えたことを特徴とするスピーカ用グリル。
  2. 前記遮蔽領域部は、前記振動板の正面方向で、前記振動板のエッジ近傍を遮蔽することを特徴とする請求項1に記載のスピーカ用グリル。
  3. 前記開口領域部に複数の孔部が形成され、前記遮蔽領域部に前記孔部が形成されていない保護部材からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスピーカ用グリル。
  4. 振動板、および前記振動板の前面側に配備されるスピーカ用グリルを有するスピーカ装置であって、
    前記スピーカ用グリルは、
    前記振動板の前面位置に形成され、前記振動板の正面方向で前記振動板の外径全体が開放される開口領域部と、
    前記開口領域部の左右両側に第1および第2の遮蔽領域部を有し、
    前記第1の遮蔽領域部は、左右一方の斜視方向で前記振動板の振動面における左右一方の一部を遮蔽し、
    前記第2の遮蔽領域部は、前記斜視方向で前記振動板の振動面を遮蔽しない遮蔽領域部とを備えることを特徴とするスピーカ装置
  5. 前記遮蔽領域部は、前記振動板の正面方向で、前記振動板のエッジ近傍を遮蔽することを特徴とする請求項4に記載のスピーカ装置
  6. 前記開口領域部に複数の孔部が形成され、前記遮蔽領域部に前記孔部が形成されていない保護部材からなることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のスピーカ装置。
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